JP2713633B2 - ケーブル捻回装置 - Google Patents

ケーブル捻回装置

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JP2713633B2
JP2713633B2 JP2097385A JP9738590A JP2713633B2 JP 2713633 B2 JP2713633 B2 JP 2713633B2 JP 2097385 A JP2097385 A JP 2097385A JP 9738590 A JP9738590 A JP 9738590A JP 2713633 B2 JP2713633 B2 JP 2713633B2
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cable
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twisting device
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勤 渡邉
啓司 大阪
康雄 浅野
時夫 川鍋
実 白潟
勉 柴田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、支持線を備えた自己支持型ケーブルを捻回
する装置及び自己支持型ケーブルを捻回して高所に設け
られた吊架手段に吊架する作業用車両に関する。
〔従来の技術〕
自己支持型ケーブルは、通信線の外側にこれらを電柱
等に架接するための支持線がこれらと平行に設けられた
ケーブルである。かかる自己支持型ケーブルを敷設する
場合、電柱等に取り付けられた吊架金具に支持線を固定
して通信線を該吊架金具に吊り下げるようにしている。
そして、金具に支持線を固定する前に、通常、自己支持
型ケーブルにその長さ10m毎に1回転の捩じり(捻回)
が加えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、ケーブルを捩じる場合、従来は、レバー
の一端にケーブルを把持する把持部が設けられた捻回挿
入工具と称される手工具が用いられ、手作業で行われて
いた。このため、作業効率が悪く、また、電柱にケーブ
ルを架設していく場合などには、作業者は不安定な高所
での作業を強いられる等の課題があった。
そこで、本発明はこれらの課題を解決することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明によるケーブル捻
回装置においては、自己支持型ケーブルが挿入される切
欠き部が共に形成され、お互いの回転中心軸が略一致し
ており、互いに独立して回転駆動される第1及び第2歯
車を備えた構成となっている。
〔作用〕
上述のように本発明によるケーブル捻回装置を構成す
ることにより、第1及び第2歯車の切欠き部に自己支持
型ケーブルを挿入し、第1及び第2歯車を相対的に回転
させることにより、第1及び第2歯車の相互間に自己支
持型ケーブルが把持される。そして、自己支持型ケーブ
ルを把持した第1及び第2歯車を同方向に回転させるこ
とにより、自己支持型ケーブルが捻回される。
なお、上述した第1及び第2歯車からなる歯車対をそ
の回転中心軸方向において互いに離間して2対設けてお
けば、自己支持型ケーブルの巻き癖等を両方の歯車対に
より両歯車対の相互間で矯正することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について第1図〜第8図を参照
しつつ、説明する。
第1図は本発明によるケーブル捻回装置の一実施例を
示した正面図であり、第2図はその側面図であり、第3
図は第2図のIII−III断面を示している。
図示したケーブル捻回装置においては、お互いの回転
中心軸が一致した第1歯車1及び第2歯車2を備えてい
る。これら第1歯車1及び第2歯車2には自己支持型ケ
ーブル3が挿入される切欠き1a、2aがそれぞれ形成され
ている。自己支持型ケーブルは、通信線等がまとめられ
た本体部3aと、これに平行に設けられた支持線部3bとか
ら構成されている。歯車1及び2の切欠き1a及び2aは、
その最深部の曲率がケーブル3の本体部3aの外側面の曲
率にほぼ一致するように形成されており、また、切欠き
の最深部にケーブル3の本体部3aが挿入された場合に、
本体部3aの中心軸が歯車の回転中心軸に一致するように
なっている。
第2歯車2の中央部には第1歯車1の一部が嵌合する
凹部が形成されており、第1歯車1と第2歯車2とは互
いの回転中心軸が略一致するように、かつ、互いに独立
して回転し得るように重ね合わされて嵌合している。
また、第1歯車1と第2歯車2とは、それぞれ互いに
独立して回転駆動されるようになっている。すなわち、
第1歯車1は減速機5、6、及び歯車7、8、9を介し
て第1モータ11により回転駆動され、第2歯車2は減速
機12、歯車13、14を介して第2モータ15により回転駆動
される。なお、第2歯車2はその外周にてガイドギヤ16
と噛合している。
次に、上述したケーブル捻回装置により、自己支持型
ケーブル3を捻回する場合について説明する。
まず、第1歯車1及び第2歯車2が回転駆動され、第
3図に示したように、その切欠き1a及び2aが一致させら
れる。そして、切欠き1a及び2aに自己支持型ケーブル3
が挿入される。このとき、ケーブル3の本体部3aが切欠
き1a及び2aの最深部に位置するように挿入される。挿入
後、第1歯車1及び第2歯車2が相対的に回転駆動され
る。このように相対的に回転駆動されることにより、ケ
ーブル3の支持線部3bが切欠き1aと2aの相互間に挟持さ
れ、ケーブル3は切欠き1aと2a内で第1歯車1および第
2歯車2に把持される。第4図は、ケーブル3を把持し
た第1歯車1及び第2歯車2を示した斜視図である。こ
のように、ケーブル3が把持された後、第1歯車1及び
第2歯車2が相対的に回転しないように同時に同方向に
回転駆動され、ケーブル3に捻回が挿入される。
なお、上述した第1及び第2歯車1及び2からなる歯
車対をその回転中心軸方向において互いに離間して2対
設けておけば、自己支持型ケーブルの巻き癖等を両方の
歯車対により両歯車対の相互間で矯正することが可能と
なり、後述する作業、すなわち、自己支持型ケーブルの
本体部と支持線部の間を切り裂いたり、支持線部にライ
ンガードを巻いたり、本体部にスパイラルスリーブを巻
いたりする作業が容易になり好ましい。
第5図及び第6図に上述したケーブル捻回装置を装備
したケーブル敷設作業用車両を示す。
図示した作業用車両においては、上述したケーブル捻
回装置20を2つ備えており、それらはその第1歯車及び
第2歯車の回転中心軸方向において互いに離間して装備
されている。そして、第6図に示した作業用車両におい
ては、一対の第1マニピュレータ21、第2マニピュレー
タ23、これらのマニピュレータが固定されるベース22及
びベース22を作業位置まで昇降自在に移動させるブーム
26を備えており、ケーブル捻回装置20が一対の第1マニ
ピュレータ21の先端にそれぞれ取り付けられている。一
対のマニピュレータ21はケーブル捻回装置の第1歯車及
び第2歯車の回転中心軸方向において互いに離間して設
けられている。従って、ケーブル捻回装置20も離間して
第1マニピュレータ21に支持される。第1マニピュレー
タ21の基端部はベース22に固定されており、ベース22に
は第1マニピュレータ21の他に第2マニピュレータ23及
び監視カメラ25が取り付けられている。
第2マニピュレータ23は、ケーブル捻回装置20に把持
された自己支持型ケーブル3に対して、自己支持型ケー
ブル3の本体部と支持線部の間を切り裂いたり、支持線
部にラインガードを巻き付けたり、本体部にスパイラル
スリーブを巻き付ける等の所定の作業を行うマニピュレ
ータである。また、監視カメラ25はその作業状況を監視
するためのカメラである。このように、第1マニピュレ
ータ21、第2マニピュレータ23及び監視カメラ25が取り
付けられたベース22は油圧等により昇降自在に制御され
るブーム26に支持されている。ブーム26は車両本体の荷
台に固定されている。なお、この荷台には操作室27が設
けられている。操作室27内には監視カメラ25がとらえた
映像を映し出すモニタテレビ28が設けられると共に、第
1マニピュレータ21、ケーブル捻回装置20及びブーム26
を制御するための制御盤30と、第2マニピュレータ23を
制御するためのマスタアーム31が設けられており、作業
者によりこれらが操作される。
次に、上述した作業用車両により、自己支持型ケーブ
ルを電柱等の高所に取り付けられた吊架金具に吊架する
場合について説明する。まず、自己支持型ケーブル3が
一対の第1マニピュレータ21のそれぞれに取り付けられ
たケーブル捻回装置20に把持される。この把持により、
ケーブル捻回装置20相互間のケーブル3は、巻き癖や捩
じれ等が矯正される。そして、第2マニピュレータ23に
より、ケーブル3の本体部3aと支持線部3bの間が切り裂
かれる。この後、第7図に示したように、切り裂かれた
部分の支持線部3bおよび本体部3aにラインガード31およ
びスパイラルガード32がそれぞれ巻き付けられる。そし
て、ケーブル3がケーブル捻回装置20により所定方向に
ケーブル3が回転させられ捩じられる。このようにして
ケーブル3を捻回した後、第8図に示したように、第1
マニピュレータ21により切裂かれた部分の支持線部3bが
電柱33に取り付けられた吊架金具35に近付けられ、第2
マニピュレータ23により吊架金具35に引っ掛けられる。
この後、ボルト36が第2マニピュレータ23により締め付
けられて固定される。なお、第2マニピュレータ23の先
端部はアタッチメント化されており、上述した作業に適
したアタッチメントが各作業に応じて取り付けられるよ
うになっている。
これらの作業は操作室27内で、作業者がモニタテレビ
28により第2マニピュレータ23等の動作状況を観察しな
がら、制御盤30及びマスタアーム31を操作することによ
り行われる。したがって、作業者は不安定な高所での捻
回挿入作業をする必要がなくなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によるケーブル捻回装置
よれば、ケーブルの捻回を手作業でなく行うことがで
き、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるケーブル捻回装置の一実施例を示
した正面図、第2図はその右側面図、第3図はそのIII
−III断面図、第4図は第1歯車と第2歯車にケーブル
が把持された状態を示した図、第5図及び第6図はケー
ブル捻回装置を装備した作業用車両の一例をそれぞれ示
した図、第7図はラインガード及びスパイラルガードが
巻き付けられた自己支持型ケーブルを示した図、第8図
はケーブルが吊架金具に固定された状態を示した図であ
る。 1……第1歯車、1a……切欠き、2……第2歯車、2a…
…切欠き、3……自己支持型ケーブル、20……ケーブル
捻回装置、21……第1マニピュレータ、23……第2マニ
ピュレータ,25……監視カメラ、26……ブーム、27……
操作室、28……モニタテレビ、30……制御盤、31……マ
スタアーム、35……吊架金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 康雄 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 川鍋 時夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 白潟 実 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 柴田 勉 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1丁目10 番2号 (56)参考文献 特開 平3−117308(JP,A) 特開 平3−218210(JP,A) 特開 平2−246710(JP,A) 特開 平2−246711(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持線を備えた自己支持型ケーブルを捻回
    する装置であって、 前記自己支持型ケーブルが挿入される切欠き部が共に形
    成されており、お互いの回転中心軸が略一致すると共
    に、互いに独立して回転駆動される第1及び第2歯車を
    備えていることを特徴とするケーブル捻回装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の第1及び第2歯車からなる
    歯車対がその回転中心軸方向において互いに離間して2
    対設けられていることを特徴とするケーブル捻回装置。
JP2097385A 1990-04-12 1990-04-12 ケーブル捻回装置 Expired - Lifetime JP2713633B2 (ja)

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