JP2713530B2 - A/d変換データ処理装置 - Google Patents
A/d変換データ処理装置Info
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- JP2713530B2 JP2713530B2 JP4222694A JP22269492A JP2713530B2 JP 2713530 B2 JP2713530 B2 JP 2713530B2 JP 4222694 A JP4222694 A JP 4222694A JP 22269492 A JP22269492 A JP 22269492A JP 2713530 B2 JP2713530 B2 JP 2713530B2
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- Japan
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- unit
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- control unit
- digital signal
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、MRI装置
(核磁気共鳴イメージング装置)等の計測装置におい
て、A/D変換された計測データをデータ処理用の演算
部等に入力するA/D変換データ処理装置に関する。
(核磁気共鳴イメージング装置)等の計測装置におい
て、A/D変換された計測データをデータ処理用の演算
部等に入力するA/D変換データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、MRI装置において、核磁気共
鳴信号受信手段から出力されるアナログ計測データが、
A/D変換器によりデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号に変換された計測データを処理するA/D変換
データ処理装置がある。図5は、上記A/D変換データ
処理装置の概略構成図であり、図6は図5の例の動作タ
イミングチャートである。図5及び図6において、操作
者が診断を操作キー14により設定すると、それを示す
信号がインターフェース15を介して演算制御部18に
供給される。演算制御部18は、磁場発生手段等に動作
制御信号を供給するとともに、時点t0にて、A/D記
憶部3、A/D受信部2を介して、A/Dスタート信号
SaをA/D変換器1に供給する(図6の(A))。す
ると、核磁気共鳴信号受信手段13からA/D変換器1
に供給された最初のアナログ計測データが、このA/D
変換器1により、デジタルデータに変換される。そし
て、時点t0から期間T2だけ経過した時点t1から、デ
ジタルデータに変換された計測データSdが、A/D変
換器1からA/D受信部2を介して、A/D記憶部3に
供給される(図6の(B))。さらに、A/D読みだし
信号が演算制御部18からA/D記憶部3に供給され,
計測データSdが演算制御部18に供給される(図6の
(D))。そして、時点t0から期間T3だけ経過した時
点t2にて、演算制御部18による、最初の計測データ
の画像処理等が終了される(図6の(C)、(D))。
鳴信号受信手段から出力されるアナログ計測データが、
A/D変換器によりデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号に変換された計測データを処理するA/D変換
データ処理装置がある。図5は、上記A/D変換データ
処理装置の概略構成図であり、図6は図5の例の動作タ
イミングチャートである。図5及び図6において、操作
者が診断を操作キー14により設定すると、それを示す
信号がインターフェース15を介して演算制御部18に
供給される。演算制御部18は、磁場発生手段等に動作
制御信号を供給するとともに、時点t0にて、A/D記
憶部3、A/D受信部2を介して、A/Dスタート信号
SaをA/D変換器1に供給する(図6の(A))。す
ると、核磁気共鳴信号受信手段13からA/D変換器1
に供給された最初のアナログ計測データが、このA/D
変換器1により、デジタルデータに変換される。そし
て、時点t0から期間T2だけ経過した時点t1から、デ
ジタルデータに変換された計測データSdが、A/D変
換器1からA/D受信部2を介して、A/D記憶部3に
供給される(図6の(B))。さらに、A/D読みだし
信号が演算制御部18からA/D記憶部3に供給され,
計測データSdが演算制御部18に供給される(図6の
(D))。そして、時点t0から期間T3だけ経過した時
点t2にて、演算制御部18による、最初の計測データ
の画像処理等が終了される(図6の(C)、(D))。
【0003】次に、時点t0から期間T1(A/D変換イ
ンターバル期間)だけ経過した時点t3にて、A/Dス
タート信号Saが、A/D変換器1に供給される。そし
て、時点t3から期間T2だけ経過した時点t4にて、次
のアナログ計測データが、A/D変換器1により、デジ
タルデータSdに変換され出力される。続いて、演算制
御部18により、計測データの画像処理等が行われ、時
点t5にて、処理が終了される。次に、時点t3から期間
T1だけ経過した時点t6にて、次のアナログ計測データ
がデジタルデータに変換される。このようにして、計測
の1サイクルが終了するまで、所定の個数Nのアナログ
計測データが、A/D変換され、画像処理される。
ンターバル期間)だけ経過した時点t3にて、A/Dス
タート信号Saが、A/D変換器1に供給される。そし
て、時点t3から期間T2だけ経過した時点t4にて、次
のアナログ計測データが、A/D変換器1により、デジ
タルデータSdに変換され出力される。続いて、演算制
御部18により、計測データの画像処理等が行われ、時
点t5にて、処理が終了される。次に、時点t3から期間
T1だけ経過した時点t6にて、次のアナログ計測データ
がデジタルデータに変換される。このようにして、計測
の1サイクルが終了するまで、所定の個数Nのアナログ
計測データが、A/D変換され、画像処理される。
【0004】計測の1サイクルが終了すると(図7の時
点t0から期間Tが経過した時点t12)、時点t13に
て、計測の次のサイクルが開始され、上述と同様にし
て、A/D変換及び画像処理が実行される。このように
して、アナログ計測データが処理され、得られた画像デ
ータが表示器16にて表示される。
点t0から期間Tが経過した時点t12)、時点t13に
て、計測の次のサイクルが開始され、上述と同様にし
て、A/D変換及び画像処理が実行される。このように
して、アナログ計測データが処理され、得られた画像デ
ータが表示器16にて表示される。
【0005】なお、上述したA/D変換データ処理装置
に類似する例としては、特開昭64ー62143号公
報、特開平2ー25778号公報、特開平2ー1241
40号公報記載のものがある。
に類似する例としては、特開昭64ー62143号公
報、特開平2ー25778号公報、特開平2ー1241
40号公報記載のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、上
記MRI装置においては、被検体の診断速度の向上化が
望まれ、演算制御部18のデータ処理速度の向上化が実
現されている。しかしながら、演算制御部18のデータ
処理は、高速化されたが、A/D変換器1の変換処理の
高速化は困難であった。このため、演算制御部18のデ
ータ処理もA/D変換器1の処理速度に適合させねばな
らず、A/D変換データ処理装置17全体の処理の高速
化が困難となっていた。つまり、図7に示すように、A
/D変換器1が動作中の、一連のデータの1サイクル期
間中(時点t0から時点t12までの期間T)、演算制御
部18は、A/D変換器1からのデジタルデータ処理に
専有されてしまい、他の処理を実行する余裕があまりな
かった。したがって、A/D変換データ処理装置の全体
の処理速度を向上することができず、被検体の診断速度
の向上も困難であった。
記MRI装置においては、被検体の診断速度の向上化が
望まれ、演算制御部18のデータ処理速度の向上化が実
現されている。しかしながら、演算制御部18のデータ
処理は、高速化されたが、A/D変換器1の変換処理の
高速化は困難であった。このため、演算制御部18のデ
ータ処理もA/D変換器1の処理速度に適合させねばな
らず、A/D変換データ処理装置17全体の処理の高速
化が困難となっていた。つまり、図7に示すように、A
/D変換器1が動作中の、一連のデータの1サイクル期
間中(時点t0から時点t12までの期間T)、演算制御
部18は、A/D変換器1からのデジタルデータ処理に
専有されてしまい、他の処理を実行する余裕があまりな
かった。したがって、A/D変換データ処理装置の全体
の処理速度を向上することができず、被検体の診断速度
の向上も困難であった。
【0007】そこで、A/D変換器1により変換された
デジタルデータを、一定量だけ格納するバッファメモリ
を、A/D変換データ処理装置に設ける。そして、A/
D変換器1からのデジタルデータを、バファメモリに一
定量だけ格納されてから、この格納されたデータを演算
制御部18により、処理するように構成することが考え
られる。このようにすれば、演算制御部18自体の処理
速度でデータ処理が可能と考えられる。A/D変換器1
に供給されるアナログデータの量及び入力タイミングが
一定であれば、上述のように、バッファメモリを設ける
ことにより、データ処理を高効率に実行することができ
る。
デジタルデータを、一定量だけ格納するバッファメモリ
を、A/D変換データ処理装置に設ける。そして、A/
D変換器1からのデジタルデータを、バファメモリに一
定量だけ格納されてから、この格納されたデータを演算
制御部18により、処理するように構成することが考え
られる。このようにすれば、演算制御部18自体の処理
速度でデータ処理が可能と考えられる。A/D変換器1
に供給されるアナログデータの量及び入力タイミングが
一定であれば、上述のように、バッファメモリを設ける
ことにより、データ処理を高効率に実行することができ
る。
【0008】ところが、A/D変換器1に供給されるア
ナログデータの量及び入力タイミング等が一定でない場
合には、バッファメモリへのデータ格納開始から格納さ
れたデータが一定量に到達するまでの時点の予測が困難
であり、演算制御部18のデータ処理を効率良く行うこ
とができない。つまり、例えば、核磁気共鳴イメージン
グ装置においては、被検体の検査部位によって、核磁気
共鳴信号の発生タイミング及び信号量が異なっている。
したがって、核磁気共鳴イメージング装置のA/D変換
データ処理装置に、単にバッファメモリを設けても、こ
のバッファメモリに、どの時点で、どれだけの量のデー
タが蓄積されたかの予測が困難であり、効率良くデータ
処理を実行することができない。
ナログデータの量及び入力タイミング等が一定でない場
合には、バッファメモリへのデータ格納開始から格納さ
れたデータが一定量に到達するまでの時点の予測が困難
であり、演算制御部18のデータ処理を効率良く行うこ
とができない。つまり、例えば、核磁気共鳴イメージン
グ装置においては、被検体の検査部位によって、核磁気
共鳴信号の発生タイミング及び信号量が異なっている。
したがって、核磁気共鳴イメージング装置のA/D変換
データ処理装置に、単にバッファメモリを設けても、こ
のバッファメモリに、どの時点で、どれだけの量のデー
タが蓄積されたかの予測が困難であり、効率良くデータ
処理を実行することができない。
【0009】本発明の目的は、A/D変換器の変換処理
速度に影響されず、演算制御部自体の処理速度で、高効
率のデータ処理が可能なA/D変換データ処理装置を実
現することである。
速度に影響されず、演算制御部自体の処理速度で、高効
率のデータ処理が可能なA/D変換データ処理装置を実
現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、以下のように構成される。A/D変換器
により多数のアナログ信号から多数のデジタル信号に変
換されたデータを処理するA/D変換データ処理装置に
おいて、発生するアナログデータの量及び発生タイミン
グが、それぞれ異なる複数のアナログ信号発生源からの
アナログ信号のうち、どのアナログ信号発生源からのア
ナログ信号をA/D変換するかの指令に基づいて、アナ
ログ信号が、A/D変換器に供給されるタイミング及び
データ量を予測する予測制御部とデジタル信号に所定の
演算処理を施す演算部とを有する演算制御部と、A/D
変換器から出力されるデジタル信号を受信するA/D受
信部と、A/D受信部から出力される所定量のデジタル
信号を一時的に格納する一時記憶部と上記予測制御部が
予測したアナログ信号の供給タイミング及びデータ量に
基づいて、A/D受信部におけるA/D変換器からのデ
ジタル信号の受信動作を制御するとともに、A/D受信
部から一時記憶部へのデジタル信号の格納動作を制御
し、一時記憶部に所定量のデジタル信号が格納される
と、一時記憶部から上記演算部にデジタル信号を供給さ
せる記憶データ制御部とを有するA/D制御部と、を備
える。
解決するため、以下のように構成される。A/D変換器
により多数のアナログ信号から多数のデジタル信号に変
換されたデータを処理するA/D変換データ処理装置に
おいて、発生するアナログデータの量及び発生タイミン
グが、それぞれ異なる複数のアナログ信号発生源からの
アナログ信号のうち、どのアナログ信号発生源からのア
ナログ信号をA/D変換するかの指令に基づいて、アナ
ログ信号が、A/D変換器に供給されるタイミング及び
データ量を予測する予測制御部とデジタル信号に所定の
演算処理を施す演算部とを有する演算制御部と、A/D
変換器から出力されるデジタル信号を受信するA/D受
信部と、A/D受信部から出力される所定量のデジタル
信号を一時的に格納する一時記憶部と上記予測制御部が
予測したアナログ信号の供給タイミング及びデータ量に
基づいて、A/D受信部におけるA/D変換器からのデ
ジタル信号の受信動作を制御するとともに、A/D受信
部から一時記憶部へのデジタル信号の格納動作を制御
し、一時記憶部に所定量のデジタル信号が格納される
と、一時記憶部から上記演算部にデジタル信号を供給さ
せる記憶データ制御部とを有するA/D制御部と、を備
える。
【0011】好ましくは、上記A/D変換データ処理装
置において、上記一時記憶部は、先入れ先出しメモリで
ある。また、好ましくは、上記A/D変換データ処理装
置において、上記一時記憶部は、ランダムアクセスメモ
リである。
置において、上記一時記憶部は、先入れ先出しメモリで
ある。また、好ましくは、上記A/D変換データ処理装
置において、上記一時記憶部は、ランダムアクセスメモ
リである。
【0012】さらに、好ましくは、上記A/D変換デー
タ処理装置において、上記一時記憶部は、デュアルポー
トランダムアクセスメモリ。
タ処理装置において、上記一時記憶部は、デュアルポー
トランダムアクセスメモリ。
【0013】また、核磁気共鳴イメージング装置の多数
の核磁気共鳴信号が、A/D変換器により多数のデジタ
ル信号に変換され、この変換されたデジタル信号を処理
するA/D変換データ処理装置において、発生するアナ
ログデータの量及び発生タイミングが、それぞれ異なる
複数のアナログ信号発生源である複数の検査部位からの
核磁気共鳴信号のうち、操作キーにより、指定された被
検体の検査部位からの核磁気共鳴信号が、A/D変換器
に供給されるタイミング及びデータ量を予測する予測制
御部とデジタル信号に所定の画像演算処理を施し、演算
処理を施して得られた画像を表示手段に表示させる演算
部とを有する演算制御部と、A/D変換器から出力され
るデジタル信号を受信するA/D受信部と、A/D受信
部から出力される所定量のデジタル信号を一時的に格納
する一時記憶部と上記予測制御部が予測したアナログ信
号の供給タイミング及びデータ量に基づいて、A/D受
信部におけるA/D変換器からのデジタル信号の受信動
作を制御するとともに、A/D受信部から一時記憶部へ
のデジタル信号の格納動作を制御し、一時記憶部に所定
量のデジタル信号が格納されると、一時記憶部から上記
演算部にデジタル信号を供給させる記憶データ制御部と
を有するA/D制御部と、を備える。
の核磁気共鳴信号が、A/D変換器により多数のデジタ
ル信号に変換され、この変換されたデジタル信号を処理
するA/D変換データ処理装置において、発生するアナ
ログデータの量及び発生タイミングが、それぞれ異なる
複数のアナログ信号発生源である複数の検査部位からの
核磁気共鳴信号のうち、操作キーにより、指定された被
検体の検査部位からの核磁気共鳴信号が、A/D変換器
に供給されるタイミング及びデータ量を予測する予測制
御部とデジタル信号に所定の画像演算処理を施し、演算
処理を施して得られた画像を表示手段に表示させる演算
部とを有する演算制御部と、A/D変換器から出力され
るデジタル信号を受信するA/D受信部と、A/D受信
部から出力される所定量のデジタル信号を一時的に格納
する一時記憶部と上記予測制御部が予測したアナログ信
号の供給タイミング及びデータ量に基づいて、A/D受
信部におけるA/D変換器からのデジタル信号の受信動
作を制御するとともに、A/D受信部から一時記憶部へ
のデジタル信号の格納動作を制御し、一時記憶部に所定
量のデジタル信号が格納されると、一時記憶部から上記
演算部にデジタル信号を供給させる記憶データ制御部と
を有するA/D制御部と、を備える。
【0014】好ましくは、上記A/D変換データ処理装
置において、上記予測制御部は、A/D変換される核磁
気共鳴信号の1サイクルにおけるデータ個数と、1サイ
クルにおけるデータとデータとのインターバルとを算出
し、上記記憶データ制御部は、上記予測制御部により算
出された1サイクルにおけるデータ個数を記憶するA/
D個数カウンタと、上記インターバルを記憶するA/D
インタバルカウンタと、これらA/D個数カウンタ及び
A/Dインタバルカウンタに記憶されたカウント値に基
づいて、上記A/D受信部及び一時記憶部の動作を制御
するA/Dデータコントロールロジック部とを有する。
置において、上記予測制御部は、A/D変換される核磁
気共鳴信号の1サイクルにおけるデータ個数と、1サイ
クルにおけるデータとデータとのインターバルとを算出
し、上記記憶データ制御部は、上記予測制御部により算
出された1サイクルにおけるデータ個数を記憶するA/
D個数カウンタと、上記インターバルを記憶するA/D
インタバルカウンタと、これらA/D個数カウンタ及び
A/Dインタバルカウンタに記憶されたカウント値に基
づいて、上記A/D受信部及び一時記憶部の動作を制御
するA/Dデータコントロールロジック部とを有する。
【0015】
【作用】予測制御部により、アナログ信号がA/D変換
器に供給されるタイミング及びデータ量が予測される。
記憶データ制御部は、予測制御部により予測された上記
タイミング及びデータ量に基づいて、A/D受信部のデ
ジタル信号の受信動作及び一時記憶部へのデジタル信号
の格納動作を制御する。さらに、記憶データ制御部は、
一時記憶部に所定量のデータが格納されると、格納され
たデータを演算制御部の演算部へ供給させる。演算部
は、供給されたデータを演算部自体の処理速度で演算処
理を実行する。これにより、A/D変換器の変換処理速
度に影響されず、演算部自体の処理速度で、高効率のデ
ータ処理が可能なA/D変換データ処理装置が実現され
る。
器に供給されるタイミング及びデータ量が予測される。
記憶データ制御部は、予測制御部により予測された上記
タイミング及びデータ量に基づいて、A/D受信部のデ
ジタル信号の受信動作及び一時記憶部へのデジタル信号
の格納動作を制御する。さらに、記憶データ制御部は、
一時記憶部に所定量のデータが格納されると、格納され
たデータを演算制御部の演算部へ供給させる。演算部
は、供給されたデータを演算部自体の処理速度で演算処
理を実行する。これにより、A/D変換器の変換処理速
度に影響されず、演算部自体の処理速度で、高効率のデ
ータ処理が可能なA/D変換データ処理装置が実現され
る。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略構成図であ
り、核磁気共鳴イメージング装置に、A/D変換データ
処理装置12を適用した場合の例である。そして、この
図1の例は、図5の例と異なり、A/D受信部2と、A
/D記憶部3との間にA/D制御部5が配置されてい
る。また、図2は、図1のA/D変換データ処理装置1
2の内部詳細ブロック図である。図1及び図2におい
て、A/D制御部5は、A/Dデータ一時記憶部6(こ
の例においては、FIFO(First In First Out)メモ
リ、つまり先入れ先出しメモリとする)と、記憶データ
制御部7とを備えている。そして、記憶データ制御部7
は、A/D個数カウンタ8と、A/Dインタバルカウン
タ9と、A/D格納先頭アドレスカウンタ10と、A/
Dデータコントロールロジック部11とを有している。
A/D個数カウンタ8には、1サイクルのA/D変換個
数が格納され、A/Dインタバルカウンタ9には、1回
のA/D変換インタバルが格納される。また、A/D格
納先頭アドレスカウンタ10には、A/Dデータ一時記
憶部6の、1サイクルにおけるデータ格納先頭アドレス
が格納される。さらに、A/Dデータコントロールロジ
ック部11は、A/D個数カウンタ8、A/Dインタバ
ルカウンタ9、A/D格納先頭アドレスカウンタ10の
設定値や、A/D受信部2からの制御信号及びA/D記
憶部3を介して演算制御部4から供給される制御信号に
よりA/D変換データを制御する。
り、核磁気共鳴イメージング装置に、A/D変換データ
処理装置12を適用した場合の例である。そして、この
図1の例は、図5の例と異なり、A/D受信部2と、A
/D記憶部3との間にA/D制御部5が配置されてい
る。また、図2は、図1のA/D変換データ処理装置1
2の内部詳細ブロック図である。図1及び図2におい
て、A/D制御部5は、A/Dデータ一時記憶部6(こ
の例においては、FIFO(First In First Out)メモ
リ、つまり先入れ先出しメモリとする)と、記憶データ
制御部7とを備えている。そして、記憶データ制御部7
は、A/D個数カウンタ8と、A/Dインタバルカウン
タ9と、A/D格納先頭アドレスカウンタ10と、A/
Dデータコントロールロジック部11とを有している。
A/D個数カウンタ8には、1サイクルのA/D変換個
数が格納され、A/Dインタバルカウンタ9には、1回
のA/D変換インタバルが格納される。また、A/D格
納先頭アドレスカウンタ10には、A/Dデータ一時記
憶部6の、1サイクルにおけるデータ格納先頭アドレス
が格納される。さらに、A/Dデータコントロールロジ
ック部11は、A/D個数カウンタ8、A/Dインタバ
ルカウンタ9、A/D格納先頭アドレスカウンタ10の
設定値や、A/D受信部2からの制御信号及びA/D記
憶部3を介して演算制御部4から供給される制御信号に
よりA/D変換データを制御する。
【0017】まず、操作者が操作キー14により、検査
部位等を設定する。すると、この検査部位等に対応した
信号が、インターフェース15を介して演算制御部4の
予測制御部4aに供給される。予測制御部4aは、磁場
発生手段等に制御信号を供給する。予測制御部4aは、
被検体の検査部位及び磁場発生手段等への制御信号によ
り、核磁気共鳴信号の発生量及び発生タイミング等を、
予測する(または、各検査部位に対応するマップ等を有
していてもよい)。そして、予測制御部4aは、上記予
測に基づいて、検査部位に対応した1サイクルのA/D
変換データ個数、A/D変換インタバル、A/D格納先
頭アドレスを、A/D記憶部3を介してA/Dデータコ
ントロールロジック部11に供給する。すると、コント
ロールロジック部11は、上記データ個数をカウンタ8
に、インタバルをカウンタ9に、アドレスをカウンタ1
0に格納する。
部位等を設定する。すると、この検査部位等に対応した
信号が、インターフェース15を介して演算制御部4の
予測制御部4aに供給される。予測制御部4aは、磁場
発生手段等に制御信号を供給する。予測制御部4aは、
被検体の検査部位及び磁場発生手段等への制御信号によ
り、核磁気共鳴信号の発生量及び発生タイミング等を、
予測する(または、各検査部位に対応するマップ等を有
していてもよい)。そして、予測制御部4aは、上記予
測に基づいて、検査部位に対応した1サイクルのA/D
変換データ個数、A/D変換インタバル、A/D格納先
頭アドレスを、A/D記憶部3を介してA/Dデータコ
ントロールロジック部11に供給する。すると、コント
ロールロジック部11は、上記データ個数をカウンタ8
に、インタバルをカウンタ9に、アドレスをカウンタ1
0に格納する。
【0018】次に、図3の時点t0にて、コントロール
ロジック部11から、A/Dスタート信号SaがA/D
受信部2を介してA/D変換器1に供給される。する
と、A/D変換器1は、核磁気共鳴信号受信手段13か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換したデ
ジタル信号Sdを、時点t0から期間T2だけ経過した時
点t1にて、A/D受信部2に供給する。A/D受信部
2は,信号Sdを受信したことを示す信号Srをコント
ロールロジック部11に供給するとともに、受信したデ
ジタル信号Sdを一時記憶部6に供給する。コントロー
ルロジック部11は、ラッチ信号SLを一時記憶部6に
供給し、デジタル信号Sdを一時記憶部6にラッチさせ
る(図3の(C))。
ロジック部11から、A/Dスタート信号SaがA/D
受信部2を介してA/D変換器1に供給される。する
と、A/D変換器1は、核磁気共鳴信号受信手段13か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換したデ
ジタル信号Sdを、時点t0から期間T2だけ経過した時
点t1にて、A/D受信部2に供給する。A/D受信部
2は,信号Sdを受信したことを示す信号Srをコント
ロールロジック部11に供給するとともに、受信したデ
ジタル信号Sdを一時記憶部6に供給する。コントロー
ルロジック部11は、ラッチ信号SLを一時記憶部6に
供給し、デジタル信号Sdを一時記憶部6にラッチさせ
る(図3の(C))。
【0019】次に、コントロールロジック部11は、カ
ウンタ9のインタバル値を参照して、時点t0から期間
T1(1インターバル)だけ経過した時点t2にて、A/
Dスタート信号SaをA/D受信部2を介してA/D変
換器1に供給する。すると、上述と同様にして、時点t
2から期間T2だけ経過した時点t3にて、デジタルデー
タSd、受信信号Srが一時記憶部6及びコントロール
ロジック部11に供給される。また、ラッチ信号SLが
一時記憶部6に供給される。さらに、時点t2から期間
T1だけ経過した時点t4にて、A/Dスタート信号Sa
がコントロールロジック部11から出力される。このよ
うにして、n個のデジタルデータが一時記憶部6に記憶
されるまで、上述の動作が繰り返し実行される。この場
合、図3に示した期間T1及びT2と、図6に示した期間
T1とT2とはほぼ同じ時間長とする。
ウンタ9のインタバル値を参照して、時点t0から期間
T1(1インターバル)だけ経過した時点t2にて、A/
Dスタート信号SaをA/D受信部2を介してA/D変
換器1に供給する。すると、上述と同様にして、時点t
2から期間T2だけ経過した時点t3にて、デジタルデー
タSd、受信信号Srが一時記憶部6及びコントロール
ロジック部11に供給される。また、ラッチ信号SLが
一時記憶部6に供給される。さらに、時点t2から期間
T1だけ経過した時点t4にて、A/Dスタート信号Sa
がコントロールロジック部11から出力される。このよ
うにして、n個のデジタルデータが一時記憶部6に記憶
されるまで、上述の動作が繰り返し実行される。この場
合、図3に示した期間T1及びT2と、図6に示した期間
T1とT2とはほぼ同じ時間長とする。
【0020】ここで、上記n個の決定方法を説明する。
1サイクルのA/D変換個数をN、インタバル時間をT
1、演算制御部4が1個のデジタルデータを演算処理す
るのに最小限必要な時間をT4とすれば、nは以下の条
件式を満足するように決定される。 T1 × N < T4 × N + T1 × n ただし、上記式において、T1はT4より大とする。
1サイクルのA/D変換個数をN、インタバル時間をT
1、演算制御部4が1個のデジタルデータを演算処理す
るのに最小限必要な時間をT4とすれば、nは以下の条
件式を満足するように決定される。 T1 × N < T4 × N + T1 × n ただし、上記式において、T1はT4より大とする。
【0021】上記n個のデータが一時記憶部6に記憶さ
れると、コントロールロジック部11は、時点t5に
て、A/D演算スタート信号Ssを、A/D記憶部3を
介して予測制御部4aに供給する(図3の(D))。す
ると、予測制御部4aは、A/D読みとり信号StをA
/D記憶部3に供給するとともに、記憶部3及びコント
ロールロジック部11を介して一時記憶部6に供給する
(図3の(E))。そして、一時記憶部6に格納された
データがA/D記憶部3に供給される。時点t6にて、
予測制御部4aから、A/D演算開始信号Scが、A/
D記憶部3及びコントロールロジック部11に供給され
る(図3の(F))。すると、データがA/D記憶部3
から演算部4bに供給され、データ演算が行われる。そ
して、時点t7にて、1個のデジタルデータの演算処理
が終了し、時点t8にて、予測制御部4aから次のデー
タの読みとり信号Stが出力される。時点t5からt7ま
での期間T3は、1個のデータの読みとりから、演算部
4bが演算に要する期間である。また、時点t5から時
点t8までの期間T4は、予測制御部4aの1個のデータ
の読みとりから、次のデータの読みとり信号発生まで
の、データ処理時間である。そして、演算制御部4によ
るデータ演算処理と並列に、A/D受信部2から一時記
憶部6へのデジタルデータの格納も実行される。
れると、コントロールロジック部11は、時点t5に
て、A/D演算スタート信号Ssを、A/D記憶部3を
介して予測制御部4aに供給する(図3の(D))。す
ると、予測制御部4aは、A/D読みとり信号StをA
/D記憶部3に供給するとともに、記憶部3及びコント
ロールロジック部11を介して一時記憶部6に供給する
(図3の(E))。そして、一時記憶部6に格納された
データがA/D記憶部3に供給される。時点t6にて、
予測制御部4aから、A/D演算開始信号Scが、A/
D記憶部3及びコントロールロジック部11に供給され
る(図3の(F))。すると、データがA/D記憶部3
から演算部4bに供給され、データ演算が行われる。そ
して、時点t7にて、1個のデジタルデータの演算処理
が終了し、時点t8にて、予測制御部4aから次のデー
タの読みとり信号Stが出力される。時点t5からt7ま
での期間T3は、1個のデータの読みとりから、演算部
4bが演算に要する期間である。また、時点t5から時
点t8までの期間T4は、予測制御部4aの1個のデータ
の読みとりから、次のデータの読みとり信号発生まで
の、データ処理時間である。そして、演算制御部4によ
るデータ演算処理と並列に、A/D受信部2から一時記
憶部6へのデジタルデータの格納も実行される。
【0022】このようにして、データ数が、カウンタ8
に格納された1サイクルのデータ数Nと等しくなるま
で、アナログデータがA/D変換され、変換されたデジ
タルデータの演算処理が実行される。そして、図4の時
点t10にて、1サイクルのデータ処理が終了される。
に格納された1サイクルのデータ数Nと等しくなるま
で、アナログデータがA/D変換され、変換されたデジ
タルデータの演算処理が実行される。そして、図4の時
点t10にて、1サイクルのデータ処理が終了される。
【0023】続いて、時点t11にて、次のサイクルのデ
ータ処理が上述と同様にして、実行される。この場合、
前回のサイクルのデータ処理は、次回のサイクルのデー
タ処理が開始されるまでには、終了するように、A/D
制御部5により制御される。そして、データ処理により
得られた画像が表示器(CRT)16に供給され、表示
される。
ータ処理が上述と同様にして、実行される。この場合、
前回のサイクルのデータ処理は、次回のサイクルのデー
タ処理が開始されるまでには、終了するように、A/D
制御部5により制御される。そして、データ処理により
得られた画像が表示器(CRT)16に供給され、表示
される。
【0024】以上のように、本発明の一実施例によれ
ば、A/D変換器1に供給されるアナログである核磁気
共鳴信号の発生量及び発生タイミング等が、予測制御部
4aにより、予測される。そして、記憶データ制御部7
は、上記予測に基づいて、A/D変換器1のA/D変換
動作を開始させるとともに、変換されたデジタルデータ
の一時記憶部6への格納を制御する。さらに、記憶デー
タ制御部7は、一時記憶部6に格納されたデジタルデー
タの演算部4bへの供給を制御する。これにより、演算
部4bによるデータ処理を高効率に実行させることがで
きる。つまり、図4に示す、1サイクルの演算期間T0
は、図7に示す、1サイクルの演算期間T(従来例)に
比較して、大幅に短縮される。したがって、高効率のデ
ータ処理が可能で、データの処理速度が向上されたA/
D変換データ処理装置を実現することができる。
ば、A/D変換器1に供給されるアナログである核磁気
共鳴信号の発生量及び発生タイミング等が、予測制御部
4aにより、予測される。そして、記憶データ制御部7
は、上記予測に基づいて、A/D変換器1のA/D変換
動作を開始させるとともに、変換されたデジタルデータ
の一時記憶部6への格納を制御する。さらに、記憶デー
タ制御部7は、一時記憶部6に格納されたデジタルデー
タの演算部4bへの供給を制御する。これにより、演算
部4bによるデータ処理を高効率に実行させることがで
きる。つまり、図4に示す、1サイクルの演算期間T0
は、図7に示す、1サイクルの演算期間T(従来例)に
比較して、大幅に短縮される。したがって、高効率のデ
ータ処理が可能で、データの処理速度が向上されたA/
D変換データ処理装置を実現することができる。
【0025】なお、上述した一実施例においては、A/
Dデータ一時記憶部6として、FIFOメモリを用いた
が、FIFOメモリに限らず、他のメモリ、例えば、通
常のRAM(ランダムアクセスメモリ)やデュアルポー
トRAMを使用してもよい。
Dデータ一時記憶部6として、FIFOメモリを用いた
が、FIFOメモリに限らず、他のメモリ、例えば、通
常のRAM(ランダムアクセスメモリ)やデュアルポー
トRAMを使用してもよい。
【0026】また、本発明によるA/D変換データ処理
装置は、核磁気共鳴イメージング装置に限らず、アナロ
グデータをデジタルデータに変換し、変換したデジタル
データを処理する装置であれば、適用することができ
る。
装置は、核磁気共鳴イメージング装置に限らず、アナロ
グデータをデジタルデータに変換し、変換したデジタル
データを処理する装置であれば、適用することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明のA/D変換デー
タ処理装置によれば、アナログ信号の供給タイミング及
びデータ量を予測する予測制御部とデジタル信号の演算
部とを有する演算制御部と、A/D受信部と、デジタル
信号を格納する一時記憶部とA/D受信部のデジタル信
号の受信動作及び一時記憶部へのデジタル信号の格納動
作を制御し、一時記憶部に所定量のデジタル信号が格納
されると、上記演算部にデジタル信号を供給させる記憶
データ制御部とを有するA/D制御部と、を備える。し
たがって、一時記憶部へのデータ記憶動作及び一時記憶
部から演算部へのデジタル信号の供給動作を高効率で実
行することができ、高効率のデータ処理が可能なA/D
変換データ処理装置を実現することができる。
タ処理装置によれば、アナログ信号の供給タイミング及
びデータ量を予測する予測制御部とデジタル信号の演算
部とを有する演算制御部と、A/D受信部と、デジタル
信号を格納する一時記憶部とA/D受信部のデジタル信
号の受信動作及び一時記憶部へのデジタル信号の格納動
作を制御し、一時記憶部に所定量のデジタル信号が格納
されると、上記演算部にデジタル信号を供給させる記憶
データ制御部とを有するA/D制御部と、を備える。し
たがって、一時記憶部へのデータ記憶動作及び一時記憶
部から演算部へのデジタル信号の供給動作を高効率で実
行することができ、高効率のデータ処理が可能なA/D
変換データ処理装置を実現することができる。
【0028】また、本発明によれば、核磁気共鳴イメー
ジング装置の多数の核磁気共鳴信号が、デジタル信号に
変換され、この変換されたデジタル信号を処理するA/
D変換データ処理装置において、核磁気共鳴信号が、A
/D変換器に供給されるタイミング及びデータ量を予測
する予測制御部とデジタル信号に画像演算処理を施して
表示させる演算部とを有する演算制御部と、A/D受信
部と、デジタル信号を格納する一時記憶部とA/D受信
部の受信動作及び一時記憶部の格納動作を制御し、一時
記憶部から上記演算部にデジタル信号を供給させる記憶
データ制御部とを有するA/D制御部と、を備える。し
たがって、一時記憶部へのデータ記憶動作及び一時記憶
部から演算部へのデジタル信号の供給動作を高効率で実
行することができ、高効率のデータ処理が可能な、核磁
気共鳴イメージング装置におけるA/D変換データ処理
装置を実現することができる。
ジング装置の多数の核磁気共鳴信号が、デジタル信号に
変換され、この変換されたデジタル信号を処理するA/
D変換データ処理装置において、核磁気共鳴信号が、A
/D変換器に供給されるタイミング及びデータ量を予測
する予測制御部とデジタル信号に画像演算処理を施して
表示させる演算部とを有する演算制御部と、A/D受信
部と、デジタル信号を格納する一時記憶部とA/D受信
部の受信動作及び一時記憶部の格納動作を制御し、一時
記憶部から上記演算部にデジタル信号を供給させる記憶
データ制御部とを有するA/D制御部と、を備える。し
たがって、一時記憶部へのデータ記憶動作及び一時記憶
部から演算部へのデジタル信号の供給動作を高効率で実
行することができ、高効率のデータ処理が可能な、核磁
気共鳴イメージング装置におけるA/D変換データ処理
装置を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の例におけるA/D変換データ処理装置の
詳細ブロック図である。
詳細ブロック図である。
【図3】図1の例における動作タイミングチャートであ
る。
る。
【図4】図1の例における1サイクル全体の概略動作タ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図5】従来のA/D変換データ処理装置の概略構成図
である。
である。
【図6】図5の例における動作タイミングチャートであ
る。
る。
【図7】図5の例における1サイクル全体の概略動作タ
イミングチャートある。
イミングチャートある。
【符号の説明】 1 A/D変換器 2 A/D受信部 3 A/D記憶部 4 演算制御部 4a 予測制御部 4b 演算部 5 A/D制御部 6 A/Dデータ一時記憶部 7 記憶データ制御部 8 A/D個数カウンタ 9 A/Dインタバルカウンタ 10 A/D格納先頭アドレスカウンタ 11 A/Dデータコントロールロジック
部 12 A/D変換データ処理装置
部 12 A/D変換データ処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−62143(JP,A) 特開 昭62−11438(JP,A) 特開 昭61−286741(JP,A) 特開 平2−118819(JP,A) 特開 昭57−79547(JP,A) 特公 平1−23805(JP,B2)
Claims (6)
- 【請求項1】A/D変換器により多数のアナログ信号か
ら多数のデジタル信号に変換されたデータを処理するA
/D変換データ処理装置において、発生するアナログデータの量及び発生タイミングがそれ
ぞれ異なる複数のアナログ信号発生源からのアナログ信
号のうち、どのアナログ信号発生源からのアナログ信号
をA/D変換するかの指令に基づいて、 アナログ信号が
A/D変換器に供給されるタイミング及びデータ量を予
測する予測制御部と、デジタル信号に所定の演算処理を
施す演算部とを有する演算制御部と、 A/D変換器から出力されるデジタル信号を受信するA
/D受信部と、 A/D受信部から出力される所定量のデジタル信号を一
時的に格納する一時記憶部と、上記予測制御部が予測し
たアナログ信号の供給タイミング及びデータ量に基づい
て、A/D受信部におけるA/D変換器からのデジタル
信号の受信動作を制御するとともに、A/D受信部から
一時記憶部へのデジタル信号の格納動作を制御し、一時
記憶部に所定量のデジタル信号が格納されると、一時記
憶部から上記演算部にデジタル信号を供給させる記憶デ
ータ制御部と、を有するA/D制御部と、 を備えることを特徴とするA/D変換データ処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のA/D変換データ処理装
置において、上記一時記憶部は、先入れ先出しメモリで
あることを特徴とするA/D変換データ処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のA/D変換データ処理装
置において、上記一時記憶部は、ランダムアクセスメモ
リであることを特徴とするA/D変換データ処理装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のA/D変換データ処理装
置において、上記一時記憶部は、デュアルポートランダ
ムアクセスメモリであることを特徴とするA/D変換デ
ータ処理装置。 - 【請求項5】核磁気共鳴イメージング装置の多数の核磁
気共鳴信号が、A/D変換器により多数のデジタル信号
に変換され、この変換されたデジタル信号を処理するA
/D変換データ処理装置において、発生するアナログデータの量及び発生タイミングがそれ
ぞれ異なる複数のアナログ信号発生源である複数の検査
部位からの核磁気共鳴信号のうち、 操作キーにより、指
定された被検体の検査部位からの核磁気共鳴信号が、A
/D変換器に供給されるタイミング及びデータ量を予測
する予測制御部と、デジタル信号に所定の画像演算処理
を施し、演算処理を施して得られた画像を表示手段に表
示させる演算部と、を有する演算制御部と、 A/D変換器から出力されるデジタル信号を受信するA
/D受信部と、 A/D受信部から出力される所定量のデジタル信号を一
時的に格納する一時記憶部と、上記予測制御部が予測し
たアナログ信号の供給タイミング及びデータ量に基づい
て、A/D受信部におけるA/D変換器からのデジタル
信号の受信動作を制御するとともに、A/D受信部から
一時記憶部へのデジタル信号の格納動作を制御し、一時
記憶部に所定量のデジタル信号が格納されると、一時記
憶部から上記演算部にデジタル信号を供給させる記憶デ
ータ制御部と、を有するA/D制御部と、 を備えることを特徴とするA/D変換データ処理装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のA/D変換データ処理装
置において、 上記予測制御部は、A/D変換される核磁気共鳴信号の
1サイクルにおけるデータ個数と、1サイクルにおける
データとデータとのインターバルとを算出し、 上記記憶データ制御部は、上記予測制御部により算出さ
れた1サイクルにおけるデータ個数を記憶するA/D個
数カウンタと、上記インターバルを記憶するA/Dイン
タバルカウンタと、これらA/D個数カウンタ及びA/
Dインタバルカウンタに記憶されたカウント値に基づい
て、上記A/D受信部及び一時記憶部の動作を制御する
A/Dデータコントロールロジック部とを有することを
特徴とするA/D変換データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222694A JP2713530B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | A/d変換データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222694A JP2713530B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | A/d変換データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663028A JPH0663028A (ja) | 1994-03-08 |
JP2713530B2 true JP2713530B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=16786455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222694A Expired - Lifetime JP2713530B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | A/d変換データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713530B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61286741A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-17 | Yokogawa Medical Syst Ltd | Nmrイメ−ジング装置 |
JPS6211438A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-20 | 三菱電機株式会社 | 核磁気共鳴映像装置 |
JPS6462143A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 | Shimadzu Corp | Mri apparatus |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4222694A patent/JP2713530B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663028A (ja) | 1994-03-08 |
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