JP2712044B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

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JP2712044B2 JP1109055A JP10905589A JP2712044B2 JP 2712044 B2 JP2712044 B2 JP 2712044B2 JP 1109055 A JP1109055 A JP 1109055A JP 10905589 A JP10905589 A JP 10905589A JP 2712044 B2 JP2712044 B2 JP 2712044B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、使い捨ておむつに関し、特に身体により良
く密着して装着性がよく、且つ股間部からの横漏れを防
止した使い捨ておむつに関する。
[従来の技術] 従来の使い捨ておむつの構造は、第6図に示すように
液体透過性の表面シート1と液体不透過性の裏面シート
2の間に吸収体3が配置され、前記吸収体3の幅方向両
側端縁の各外側に配設された左右2対の伸縮弾性体9,9,
9,9が伸張状態で、前記表面シート1と裏面シート2に
一体に接着されている。
前記表面シート1と裏面シート2の間には、前記吸収
体3のほかに透水性シートを重ねて配置される場合もあ
る。この場合透水性シートの幅は、吸収体の幅と同じで
あるので、吸収体の幅方向両側端縁の各外側で表面シー
トと裏面シート2が伸縮弾性体と一体に接着されること
は透水性シートがない場合と同様である。
前記吸収体3の形状は、図示のように縦方向(長手方
向)に中央部の両側が内側にくびれた砂時計状又は中央
部のくびれのない長方形になっており、臀部から股間部
を通して腹部にかけて装着するときに中央部が股間部に
当るようになっている。
吸収体の形状が砂時計状、長方形にかかわらず股間部
に当る吸収体の幅は、一般的に乳幼児用で80〜160mm、
成人用では、更に広い幅を備えている。
しかしながら、吸収体3の形状が、中央部のくびれの
ない長方形になっているものは、臀部から股間部を通し
て腹部にかけて装着するときのフィット性(装着性)が
砂時計状に比べるとやや劣る。また、吸収体の形状が砂
時計状、長方形にかかわらず、排泄物が股間部の液透過
性の表面シート1を透過して内部の吸収体3に吸収しき
れない分が表面シート1の上面を流れて両側のサイドフ
ラップ6,6に向うのを伸縮弾性体9,9で両大腿部を緊締し
て横漏れを防止しているが、排泄量が多量になるときな
ど、横漏れを完全に止めるには不十分であった。
使い捨ておむつの排泄物の漏れ防止について、これま
でも多くの提案がなされてきたが、最近は吸収体の両側
外側に位置する表面シートと裏面シートを貼合して形成
されているサイドフラップの表面シート側(上側部)
に、バリヤカフス或いは第2のフラップなどと称して、
股間部の横漏れ防止のための提案が見られる。たとえ
ば、特開昭61−296103号公報には、排泄物の横方向流を
堰止めるバリヤー壁を有する疎水性の弾性材料からなる
脚カフス部材を設ける提案が見られ、前記脚カフス部材
はその縦方向の弾性収縮によりサイドフラップが使用者
の皮膚表面と密着し、排泄物の横方向流を堰止めるのに
有効であるとしている。
また、特開昭62−250201号公報には、従来のサイドフ
ラップの吸収体寄り内側にバリヤカフスと称し、上部ル
ープに弾性体を結合させて弾性体が伸張するとバリヤカ
フスがトップシート(表面シート)の上面から離間し
て、バリヤカフスと外側のガスケットカフス(従来のサ
イドフラップ)の二重障壁で排泄物の漏れを防止する旨
の提案がある。また、特開昭63−223303号公報には、従
来サイドフラップに設けていた弾性体を廃止し、サイド
フラップの上側部にトップシートとは別に別素材の第2
のフラップ部分とその先端部のループ内に弾性体を設
け、従来のサイドフラップの弾性体の締付けにより吸収
体が移動して起っていた不快感をなくし、横漏れを防止
する旨の提案がある。
更に、特開昭63−21901号公報には、吸収体を覆うト
ップシートとは別に、吸収体の外側へサイドフラップの
上側部として延出する不透水性フラップに、伸縮ギャザ
ーを作る第1の防漏堤とその内側の吸収体を覆うトップ
シートに接して設けられる伸縮ギャザーを作る第2の防
漏堤を設け、それぞれの防漏堤の上部には弾性体を備え
て、弾性体の伸張時に防漏堤が上方に突出するようにし
て、第1、第2の防漏堤で横漏れを防止する旨の提案が
ある。
しかしながら、これらの提案ではいずれも弾性部材を
備えたバリアカフス或いは防漏堤を立上げて排泄物の横
流れを阻止し得たとしても、バリアカフス或いは防漏堤
の内側に表面シートから流れた排泄物を十分吸収されな
いまま、ためておくことになる点で問題点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者等は上述の問題点について検討した結果、表
面シートから溢流する吸収体の吸収過飽和となった排泄
物を堰止めると共にそれ自身すぐれた吸収能を持った立
体堰を設けることにより、横漏れ防止に効果があるとの
知見を得て、本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、上述のような従来の股間部領域の横
漏れ防止の提案でも解決できなかった問題点を解消し、
装着性の良さと股間部領域の横漏れ防止を同時に改良し
た使い捨ておむつを提供するものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、液体透過性の表面シートと液体
不透過性の裏面シートの間に、縦方向に股間部の両側が
内側にくびれた砂時計状の吸収体が配置された使い捨て
おむつにおいて、前記吸収体の縦方向に股間部の両側が
内側にくびれた部分の両端縁の外側縦方向に吸収性材料
からなる立体堰を設け、前記吸収体の縦方向に股間部の
両側が内側にくびれた部分の両端縁と前記立体堰との間
に縦長の谷部を形成し、且つ前記谷部及び立体堰の外側
に配設された伸縮弾性体が伸張状態で前記液体透過性の
表面シートと液体不透過性の裏面シートに一体に接着さ
れていることを特徴とする使い捨ておむつである。
また、本発明は吸収性材料からなる立体堰が、ティッ
シュペーパーを集束して配設されてなる前記の使い捨て
おむつである。
更に、本発明は吸収性材料からなる立体堰が、高吸収
性粒状物を表面に散布したティッシュペーパーを集束し
て配設されてなる前記の使い捨ておむつである。
更にまた、本発明は、吸収性材料からなる立体堰が、
高吸収性粒状物を混入した粉砕パルプをティッシュペー
パーで包んでなる前記の使い捨ておむつである。
本発明でいう使い捨ておむつとは、こども用使い捨て
おむつ、おとな用の失禁者用パッド(失禁プロテクタ
ー)などを総称する。
本発明でいう吸収性材料からなる立体堰とは、第1図
に示すように、表面シート1と裏面シート2の間に配設
された吸収体3の股間部両端縁の外側縦方向に、吸収性
材料により立体的に堰8,8として形成されたもので、そ
の構造は吸収性芯とも異なるものであり、吸収性材料の
みからなり、しかも堰自身に伸縮弾性体を備えていない
点に特徴があり、この特徴は前記例示した先行技術のい
ずれにも見られないものである。
また、本発明は上記両側立体堰と吸収体の縦方向両端
縁の間に形成される縦長の谷部の存在に特徴がある。
本発明は使い捨ておむつは、吸収体の形状を股間部の
両端が縦方向内側にくびれた砂時計状とし、その外側縦
方向に設けられた立体堰とその両側の伸縮弾性体により
体型によくフィットさせると共に、股間部の吸収体によ
る一次吸収と吸収体の吸収過飽和による排泄物の溢れ出
しを股間部吸収体の両側に配設並びに形成された前記立
体堰と谷部により効果的に縦方向に拡散し、立体堰の吸
収性材料により縦方向の大きな接触面積で二次吸収され
るという作用効果を有する。
以下図面を参照しながら本発明の使い捨ておむつにつ
いて説明する。
第6図に従来の使い捨ておむつの一部切欠き平面図を
示す。
使い捨ておむつは、液体透過性の表面シート1と液体
不透過性の裏面シート2と吸収体3からなる。第7図は
第6図のC−C線の部分拡大断面図を示す。
吸収体3は、第8図に断面で示すように吸収性繊維層
4とこれを上下から被覆する透水性シート5,5からなる
構造のものもある。
第6図において、おむつの両側部のサイドフラップ6,
6は表面シート1と裏面シート2の延長部分が1個所以
上の伸縮弾性体9,9,9,9を挟んで接着剤(図示せず)に
より接合されている。この部分を股ギャザーと呼び、一
方おむつの長手方向両端部には、腹部、背部に密着させ
るため伸縮弾性体13,13を表面シート1と裏面シート2
の間に埋め込み、胴ギャザーと呼んでいる。
本発明の吸収性材料からなる立体堰は、第6図に示す
吸収体3の股間部の両端縁の外側に設けたものであり、
谷部は立体堰と吸収体3の股間部両端縁との間に形成さ
れる。また、本発明では両側サイドフラップ6,6に、立
体堰を含む外側または外側の伸縮弾性体9,9の上面に位
置する表面シート1を疎水化処理するか、或いは、親水
化処理しない部分を形成するか、又は疎水性の不織布を
親水化処理した液体透過性の表面シート1に接合するか
して、疎水化した表面シート部分を設ける。
以下に本発明の使い捨ておむつを構成する基礎となる
材料について説明する。
本発明に用いる液体透過性の表面シートとしては、乾
式不織布、有孔フイルムなどが用いられ、また、表面シ
ートのサイドフラップ部分は撥水処理するか、或いは親
水化処理しない疎水性不織布を用いるか、又は撥水性不
織布として、スパンボンド不織布を撥水処理したものが
用いられる。液体不透過性の裏面シートとしては、ポリ
エチレンフイルム、撥水性不織布などが用いられる。
また、前記両面シートの間に配置される吸収体は、上
下面にティッシュ・ペーパー、乾式パルプ不織布などの
吸収性シートが用いられるのが普通であり、上下の吸収
性シートの間はフラッフパルプ、レーヨンなどの吸収性
繊維層の2層或いはそれ以上の多層からなっている。
吸収体の股間部領域に当る層間には高吸収性粒状物を
配することができる。本発明でいう高吸収性粒状物は、
通常知られる高吸収性ポリマー粒子単独或いはこれに活
性炭、カルボキシメチルセルロース、ゼオライトなどを
混合した粒状物を用いる。
また、本発明で行う表面シートの撥水性処理に用いる
撥水性材料としては、通常用いられる油性インキ又はパ
ラフィンワックス、シリコーンなどの撥水剤或いは撥水
剤に着色顔料を混合したものが用いられる。
[実施例] 以下本発明の実施例を示す。
実施例1 第1図は本発明の使い捨ておむつの一部切欠き平面図
を示し、吸収体の3の形状を股間部が内側にくびれた砂
時計状とし、吸収体3の股間部両端縁の外側に、第5B図
に示すホットメルト接着剤を塗工したティッシュペーパ
ー121に高吸収性粒状物122を散布して折りたたみ集束し
た立体堰8,8を設け、その内側に伸縮弾性体7,7を配設
し、同時に立体堰8と吸収体3の内側にくびれた部分の
両端縁との間に縦長の谷部11,11を形成したものであ
る。
第2図は第1図のA−A線部分拡大断面図で、立体堰
8,谷部11,伸縮弾性体7,7が示されている。
以上のような構成の使い捨ておむつにすることによ
り、吸収体3で、吸収過飽和となり溢れ出した排泄物は
表面シート1の上面を流れて立体堰8で堰止められ、谷
部11の縦方向に拡散されると同時に縦方向に配設された
立体堰8の吸収性材料12により縦方向広範囲に吸収さ
れ、横漏れ防止にすぐれた効果がある。排泄物が立体堰
8を越えるものがあっても、縦方向に拡散され、同時に
吸収できる利点がある。
また、立体堰8の谷側に配設した伸縮弾性体7は股間
部におむつを密着させると共に伸縮弾性体7を裏面シー
ト2、表面シート1に接着している接着剤により、吸収
体3の片寄り、型くずれを防止できる。
実施例2 実施例1の使いすておむつにおいてサイドフラップ6,
6部分の表面シート1を疎水化処理した例を実施例2と
して第3図に示す。第3図はおむつの縦方向両端部に疎
水化した表面シートを備えた本発明の使いすておむつの
一部切欠き表面図である。縦方向両端部の疎水化処理は
パラフィンワックスエマルジョンで撥水処理し、撥水処
理領域をr,rで示し、撥水処理部を10,10で示している。
第3図のB−B線断面図である第4図に示すように、お
むつの縦方向両端部に撥水処理部10,10を設けることに
より、横方向へ溢れ出た排泄物をその撥水性により阻止
し、立体堰8の吸収性材料12により拡散、吸収させる効
果がある。
なお、表面シート1のサイドフラップ6,6部分を疎水
性シートにする場合、第4A図に示すように立体堰8まで
被覆してもよい。ただ第4B図に示すように立体堰8全面
を疎水性シートで覆うと排泄物が立体堰8を乗り越えて
漏れ出す危険性があるので、その場合は吸収体3と立体
堰8の間にティッシュペーパーなどの液拡散材料を配設
させるとよい。
また、先の実施例では立体堰の吸収性材料として、第5B
図に示すティッシュペーパーに高吸収性粒状物を散布し
たものを用いたが、本発明ではこのほか第5A図に示すテ
ィッシュペーパー121を集束したもの、第5C図に示す粉
砕パルプ123に高吸収性粒状物122を混入させて、ティッ
シュペーパー121で包み込んだものを用いても、すぐれ
た吸収効果がある。
このほか、立体堰の吸収性材料として、下記のような
ものがあげられる。
(イ)立体堰内部に粉砕パルプのみ又は粉砕パルプに高
吸収性粒状物を混入し、これらの吸収性材料により立体
堰を吸収体の一部として成形してもよいし、又吸収体の
縦方向中央部に股間部の幅に前記吸収性材料を積層して
中央部を高くし、左右の立体堰も設けて、両者の間に大
きな谷部を設けてもよい。
(ロ)パルプ又はパルプと合成繊維を用いた乾式パルプ
不織布を集束した状態で配設する。
(ハ)ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨン等の疎
水性繊維不織布を親水化して集束した状態で配設する。
(ニ)(ロ)、(ハ)の不織布中に吸収性の繊維(例え
ば日本エクスラン製ランシールF)を混抄したものを用
いる。
(ホ)実施例に示した吸収性材料を含めて、上記の各種
吸水性材料を組合せたものを用いる。
[発明の効果] 本発明は従来の使い捨ておむつにおいて、吸収体と大
腿部を緊締する伸縮弾性体の働きでは、股間部の排泄物
の横漏れを完全には防止できなかったのを解消したもの
である。
本発明は近年提案が見られる排泄物の横流れを阻止す
る障壁とこの排泄物を拡散する溝(谷)の形成による横
漏れ防止効果を一層向上するため、障壁を良好な吸収性
材料からなる立体堰とし、谷部で拡散した排泄物を立体
堰のすぐれた吸収性材料により縦方向の広範囲な拡散と
吸収で横流れ排泄物を完全に阻止、吸収できるように改
良したものである。
すなわち、吸収体の形状を股間部が内側に大きくくび
れた砂時計状とすることにより、体型によくフィットさ
せると共に、股間部の吸収体による一次吸収と股間部の
吸収過飽和による溢れ出しを立体堰で阻止して、谷部で
縦方向に拡散すると同時に立体堰の吸収性材料により縦
方向全面で排泄物を吸収するいわゆる二次吸収を行うこ
とができる点に特徴がある。
また、谷部に配設した伸縮弾性体は股間部におむつを
密着させると共に伸縮弾性体を裏面シート、表面シート
に接着している接着剤により吸収体の片寄り、型くずれ
を防止できる効果がある。
一般に砂時計状の吸収体の形状は、股間部が内側に大
きくくびれている方がフィット性は向上するが、股間部
の吸収体幅が狭く、排泄位置によっては漏れやすい危険
性がある。本発明は吸収体の両外側に立体堰を配設する
ことにより、構造的に盛り上がった立体堰で排泄物の横
漏れを防止し、立体堰自体が拡散性を持った吸収性材料
からなるため、立体堰で阻止された排泄物は谷部で縦方
向に拡散され、平行する立体堰の吸収性材料全面が吸収
に寄与するという従来にない作用効果を奏するので、本
発明では使い捨ておむつの装着性の向上と横漏れ防止を
同時に解決することができる。
更に、本発明においては、排泄物の股間部での横漏れ
防止のため、表面シートのサイドフラップ部分を疎水化
することにより、立体堰の吸水性と相まって、横流れの
排泄物を疎水化部分で阻止すると同時に立体堰で吸収す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の使い捨ておむつの一例を示す一部切欠
き平面図、第2図は第1図のA−A線部分拡大断面図、
第3図は本発明の別の実施例を示す一部切欠き平面図、
第4図は第3図のB−B線部分拡大断面図、第4A図及び
第4B図は第4図の別の実施例を示す第3図のB−B線部
分拡大断面図、第5A図、第5B図及び第5C図は本発明の立
体堰の吸収性材料の実施例を示す立体堰の部分拡大断面
図、第6図は従来の使い捨ておむつを示す一部切欠き平
面図、第7図は第6図のC−C線部分拡大断面図、第8
図は吸収体の別の一例を示す部分拡大断面図である。 1…液体透過性表面シート、2…液体不透過性裏面シー
ト、3…吸収体、4…吸収性繊維層、5…透水性シー
ト、6…サイドフラップ、7…伸縮弾性体、8…立体
堰、9…伸縮弾性体、10…撥水処理部、11…谷部、12…
吸収性材料、13伸縮弾性体、r…撥水処理領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−296103(JP,A) 特開 平1−272802(JP,A) 特開 昭57−205503(JP,A) 特開 昭63−12704(JP,A) 特開 昭62−223303(JP,A) 実開 平2−96120(JP,U) 実開 平2−10824(JP,U) 実開 平2−136626(JP,U) 実開 昭60−75404(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体透過性の表面シートと液体不透過性の
    裏面シートの間に、縦方向に股間部の両側が内側にくび
    れた砂時計状の吸収体が配置された使い捨ておむつにお
    いて、前記吸収体の縦方向に股間部の両側が内側にくび
    れた部分の両端縁の外側縦方向に、吸収性材料からなる
    立体堰を設け、前記吸収体の縦方向に股間部の両側が内
    側にくびれた部分の両端縁と前記立体堰との間に縦長の
    谷部を形成し、且つ前記谷部及び立体堰の外側に配設さ
    れた伸縮弾性体が伸張状態で前記液体透過性の表面シー
    トと液体不透過性の裏面シートに一体に接着されている
    ことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 【請求項2】吸収性材料からなる立体堰が、ティッシュ
    ペーパーを集束して配設されてなる請求項1記載の使い
    捨ておむつ。
  3. 【請求項3】吸収性材料からなる立体堰が、高吸収性粒
    状物を表面に散布したティッシュペーパーを集束して配
    設されてなる請求項1記載の使い捨ておむつ。
  4. 【請求項4】吸収性材料からなる立体堰が、高吸収性粒
    状物を混入した粉砕パルプをティッシュペーパーで包ん
    でなる請求項1記載の使い捨ておむつ。
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