JP2711995B2 - プルトップオープナー - Google Patents

プルトップオープナー

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JP2711995B2
JP2711995B2 JP6261378A JP26137894A JP2711995B2 JP 2711995 B2 JP2711995 B2 JP 2711995B2 JP 6261378 A JP6261378 A JP 6261378A JP 26137894 A JP26137894 A JP 26137894A JP 2711995 B2 JP2711995 B2 JP 2711995B2
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照幸 村井
八郎 大崎
雅典 大和
由久 松本
智一 尾崎
和彦 北岡
拓弥 宮本
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三木金属工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプルトップオープナーに
関する。
【0002】プルトップは、飲食料ないしペットフード
等飼料を密封内蔵する密封缶の上表面に、環境汚染、省
資源の観点から創案された、輪形枠が開缶後も缶本体よ
り分離しない新型のものが近年急速に装設されるように
なったが、本発明はこの新型プルトップを開けやすくす
るために使用される開缶補助具としてのプルトップオー
プナーに関するものである。
【0003】
【従来の技術】プルトップを開缶する際には、プルトッ
プオープナーなどの補助具を用いることなく、輪形枠端
部に爪を挿入し、輪形枠を相当程度引揚し、次に指を輪
形枠と缶の上表面との間に挿入して輪形枠に鈎結し、こ
れを引き倒して開缶するのが通常であるため、プルトッ
プオープナーは、一般健常者の生活用具としては馴染み
の薄い段階に留まっている。
【0004】但し開缶補助具としてのプルトップオープ
ナーは昨今徐々に出現しつつあり、例えばその第1はそ
の斜視図である図3に見られるように、硬性合成樹脂を
栓抜き状に成形し、輪形枠抉揚部41を備えたもの、そ
の第2はその斜視図である図4に示されるように側面V
字型の一方の岐杆を長く形成して把手51とし、もう一
方の岐杆を輪形枠抉開杆52としたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プルトップは本来迅速
且つ簡便に開缶するための機構であるが、特に爪を長く
延ばしている者、年配者、幼児等には無論のこと、一般
の健常者でもやや開けにくいと感じつつ開缶する場面も
少なくない。この開缶時の難につき、言及された新聞記
事も存在する(朝日新聞 平成6年5月1日版)。
【0006】これらのような場合に開缶補助具として登
場したのがプルトップオープナーであるが、上記従来例
その第1は、まず輪形枠抉揚部41を用いてプルトップ
の輪形枠Tを持ち上げ、缶表面との間に適宜の間隙を作
った後、栓抜き式に開缶するものであり、特に缶入り清
涼飲料水などの場合、開缶後は輪形枠Tを缶表面に向け
指で押し戻す手順が必要となる。いうなれば完全開缶に
至るまで独立した3手順を必要とし、非常に煩瑣である
ため、開缶補助具としては非効率的である。
【0007】また上記従来例その第2は、輪形枠Tの上
面より輪形枠抉開杆を輪形枠に挿鈎し、把手51を押し
倒してプルトップを抉開するものであるが、前者よりは
効率的ではあるものの、開缶後は輪形枠を缶表面に向け
指で押し戻す手順が必要であることには変わりがなく、
輪形枠抉開杆52が輪形枠Tに挿鈎しにくく、場合によ
っては開缶できずに輪形枠だけが変形することもある、
という課題があった。
【0008】本発明はこのような課題にかんがみ、プル
トップ輪形枠の抉揚、缶の抉開、輪形枠の缶表面への押
し戻しという一連の手順がワンタッチで可能であり、且
つ形状もコンパクトであるプルトップオープナーを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下に対峙し
て連設される2片の硬質素材片が各々上下両岐杆を構成
し、該両岐杆が摘持部ないしはこれに延設の把手を備
え、該両岐杆のうち少なくとも一方の岐杆が、飲食料な
いし飼料を内蔵するプルトップ付き密封缶のプルトップ
輪形枠と該密封缶のプルトップ装設面との間隙に挿入可
能な厚みを有、プルトップ輪形枠が、上記両岐杆の間
隙空間、ないしは岐杆連設により形成される輪形枠挿嵌
溝に、嵌脱自在に遊挿挟持されるとともに、上下両岐杆
が板状であるプルトップオープナーにおいて、下方の岐
杆端部にプルトップの輪形枠かしめ着ピンを挟繞する二
股形形成部を備え、該二股形部分の幹部から先端にかけ
て、該二股形部分の下面すなわち密封缶との当接面に、
テーパまたはスプライン曲面が形成された構成、並びに
上下に対峙して連設される2片の硬質素材片が各々上下
両岐杆を構成し、該両岐杆が摘持部ないしはこれに延設
の把手を備え、該両岐杆のうち少なくとも一方の岐杆
が、飲食料ないし飼料を内蔵するプルトップ付き密封缶
のプルトップ輪形枠と該密封缶のプルトップ装設面との
間隙に挿入可能な厚みを有、プルトップ輪形枠が、上
記両岐杆の間隙空間、ないしは岐杆連設により形成され
る輪形枠挿嵌溝に、嵌脱自在に遊挿挟持されるととも
に、上下両岐杆が板状であって、下方の岐杆端部にプル
トップ輪形枠のかしめ部環内に一定部分までが嵌入可能
な尖形部が形成され、該尖形部の幹部から先端にかけ
て、該尖形部分の下面すなわち密封缶との当接面に、テ
ーパまたはスプライン曲面が形成されたプルトップオー
プナーにおいて、岐杆端部に形成された尖形部に、その
先端から幹部に向け、一定長の輪形枠かしめ着ピン案内
溝が形成された構成の両者を主要課題解決の手段として
いる。
【0010】以上のような主要課題解決手段のもとに、
プルトップ輪形枠を挟摂ないし案内するプルトップ輪形
枠案内が、対峙する両岐杆のうちの一方に付設形成さ
れ、特に主要課題解決手段の前者にあっては、プルトッ
プ輪形枠案内が、プルトップ輪形枠と密封缶のプルトッ
プ装設面との間隙幅よりも適宜高い突起高を有する突起
であって、二股形形成部分の一方の岐枝の先端域上面に
形成された構成とするものである。
【作用】上述の構成により硬質素材製の両岐杆の間隙空
間、ないしは岐杆連設により形成された輪形枠挿嵌溝
に、飲食料ないし飼料を内蔵するプルトップ付き密封缶
のプルトップの輪形枠をプルトップ輪形枠案内に沿って
摺動させつつ挿嵌し、これを両岐杆で適宜強度に挟繞し
てから、両岐杆の摘持部ないしはこれに延設の把手を摘
持して上方向に輪形枠を抉揚し、開缶する。
【0011】このとき輪形枠を爪で抉揚する手順は存せ
ず、また両岐杆の摘持部ないしはこれに延設の把手にお
いては、輪形枠抉揚の力点として力を加えやすいものと
なっているため、爪で輪形枠を抉揚して開缶する際のよ
うな開けにくさは感じられず、また特に飲料缶の開缶時
には、開缶後は輪形枠を缶表面に向け指で押し戻す手順
も、輪形枠を挿嵌したままで可能であり、その結果プル
トップ輪形枠の抉揚、缶の抉開、輪形枠の缶表面への押
し戻しという一連の手順がワンタッチで可能となる。
【0012】上下両岐杆が板状であって、下方の岐杆端
部に尖形部が形成されているものでは、その一方の岐
杆、すなわち上記尖形部をプルトップ輪形枠のかしめ部
環内に、下方から、すなわち輪形枠と缶表面との間隙か
ら一定部分嵌入させ、さらにこの尖形部の先端を支点と
して、プルトップの輪形枠を両岐杆で挟繞しつつ、両岐
杆の摘持部ないしはこれに延設の把手を摘持して上方向
に輪形枠を抉揚し、開缶する。
【0013】尖形部分の下面すなわち密封缶との当接面
にはテーパまたはスプライン曲面が形成されているた
め、先端ほど岐杆の厚さが薄くなっており、輪形枠と缶
表面との間隙への尖形部嵌入に、特段の輪形枠抉揚手順
は要しない。
【0014】上記尖形部をプルトップ輪形枠のかしめ部
環内に嵌入させる手順においては、尖形部に、その先端
から幹部に向け、一定長の輪形枠かしめ着ピン案内溝が
形成されているため、嵌入および脱嵌は容易簡便であ
る。
【0015】上下両岐杆が板状であって、下方の岐杆端
部にプルトップの輪形枠かしめ着ピンを挟繞する二股形
形成部を備えているものでは、輪形枠と缶表面との間隙
から二股形の両岐枝を挿入し、この両岐枝で輪形枠かし
め着ピンを挟繞したのち、両岐枝の先端を支点として、
プルトップの輪形枠を両岐杆で挟繞しつつ、両岐杆の摘
持部ないしはこれに延設の把手を摘持して上方向に輪形
枠を抉揚し、開缶する。
【0016】二股形部分の下面すなわち密封缶との当接
面にはテーパまたはスプライン曲面が形成されているた
め、両岐枝の先端ほどその厚さが薄くなっており、輪形
枠と缶表面との間隙への二股形両岐枝の嵌入に、特段の
輪形枠抉揚手順は要しない。
【0017】上記二股形の両岐枝挿入時には、二股形形
成部分の一方の岐枝の先端域上面に輪形枠案内である突
起が形成されていれば、この突起に輪形枠を圧接しつつ
行われる両岐枝の嵌入および脱嵌は、容易簡便である。
【0018】さらに設計上の措置として両岐杆の長さが
ほぼ等しく形成されていれば、以上のような手順を通
じ、輪形枠の岐杆による挟繞度は高くなり、缶表面への
輪形枠押し戻しの際等に生じがちな輪形枠の不測の脱
嵌、抉揚時の輪形枠変形等も生じにくい。
【実施例】以下本発明プルトップオープナーの実施例を
図面を参照しながら説明する。
【0019】(第1実施例) 図1は本発明プルトップオープナー第1実施例の使用時
における一部透視斜視図である。図1に示されるよう
に、本実施例では、ステンレス等金属製硬質素材を側面
U字状に成形し、上方岐杆1aと下方岐杆1bが対峙す
る形状となっている。
【0020】上方岐杆1aの中幹部ややU字底よりの部
位には上方摘持板2aが、下方岐杆1bのU字底部近傍
には下方摘持板2bがそれぞれ形成され、両者は摘持部
を構成する。
【0021】下方岐杆1bの端半部には、U字状に岐枝
3a、3bが形成され、これら両岐枝の厚みは等しく、
その厚みは密封缶Cとプルトップ輪形枠であるタブTと
の間隙に挿入可能な程度のものとなっている。岐枝3
a、3bの下面、すなわち密封缶Cとの当接面には、テ
ーパ面あるいはスプライン曲面3cが形成され、岐枝先
端に向かってその幹部より岐枝の厚みは単調減少となっ
ている。
【0022】2本の岐枝のうち、一方の岐枝3aの中央
部には、上方岐杆に向け、プルトップ輪形枠案内4が垂
設されている。プルトップ輪形枠案内4の先端は本実施
例においては上方岐杆1aに近接しているが、近接では
なく、これに溶着されていてもよい。
【0023】上方岐杆1aと下方岐杆1bとはその長さ
がほぼ等しく、上方岐杆1aの先端部には半円状切欠円
板部5が形成され、その先端縁5aは、岐枝3a、3b
の先端に対峙している。
【0024】以上のような構成により、図1に示される
ように、摘持板2a、2bを指で摘持し、上下方岐杆1
a、1bの間隙にプルトップ輪形枠Tを挟繞し、これを
プルトップ輪形枠案内4に当接摺動させつつ、本実施例
プルトップオープナー全体を岐枝3a、3bでかしめ着
ピンPを挟繞すべく挿嵌し、岐枝の最奥部に至るまで挿
嵌後、上下両摘持板2a、2bを摘持し、岐枝の先端を
支点として、上方向にプルトップ輪形枠Tを抉揚し、開
缶する。
【0025】岐枝3a、3bの下面、すなわち密封缶C
との当接面には、テーパ面あるいはスプライン曲面3c
が形成され、岐枝先端に向かってその幹部より岐枝の厚
みは単調減少となっているため、挿嵌は容易である。ま
たプルトップ輪形枠案内4に当接摺動案内されるため、
プルトップ輪形枠Tと缶表面との間隙への二股形両岐枝
3a、3bの嵌入に、爪を用いるなど特段の輪形枠抉揚
手順は不要であって、挿嵌時の困難は生じない。
【0026】飲料缶などでは、開缶後、本実施例プルト
ップオープナー全体を挿嵌したまま上方摘持板2aを缶
表面に向け押し戻し、しかるのち引き抜けば、開缶から
飲用まで開缶時の困難、不便を感じることなく、全てワ
ンタッチ操作のまま、飲用が可能となる。しかも上方岐
杆1aの先端部には半円状切欠円板部5が形成され、そ
の先端縁5aは、岐枝2a、2bの先端に対峙している
ため、全ワンタッチ手順を通じてプルトップ輪形枠Tの
挟繞度は良好であり、プルトップ輪形枠Tの変形等も生
じにくい。
【0027】(第2実施例) 本発明プルトップオープナー第2実施例は、前記第1実
施例と形状的には類似であるが、本第2実施例の使用時
における一部透視斜視図である図2に示されるように、
下方の岐杆端部に尖形部が形成されているものである。
【0028】図2に示されるように、本実施例では、ス
テンレス等金属製硬質素材を側面U字状に成形し、上方
岐杆1aと下方岐杆1bが対峙し、上方岐杆1aの中幹
部ややU字底よりの部位には上方摘持板2aが、下方岐
杆1bのU字底部近傍には下方摘持板2bがそれぞれ形
成されている点、上方岐杆1aと下方岐杆1bの長さが
ほぼ等しく、上方岐杆1aの先端部には半円状切欠円板
部5が形成されている点は、前記第1実施例と同じであ
る。
【0029】本第2実施例では、下方岐杆1bの端部に
尖形部6が形成され、その先端から幹部に向け、輪形枠
かしめ着ピン案内嵌持溝7が形成されている。尖形部6
の幅は、プルトップ輪形枠Tに連設のかしめ部環Rに一
定部分が挿入可能なものとなっている。
【0030】この尖形部6の厚みは密封缶Cとプルトッ
プ輪形枠であるタブTとの間隙に挿入可能な程度のもの
となっており、尖形部6の密封缶Cとの当接面には、テ
ーパ面あるいはスプライン曲面6aが形成され、尖形部
先端に向かってその幹部より尖形部6の厚みは単調減少
となっている。
【0031】以上のような構成により、図2に示される
ように、摘持板2a、2bを指で摘持し、上下方岐杆1
a、1bの間隙にプルトップ輪形枠Tを挟繞し、尖形部
6をかしめ部環Rに挿通させ、かしめ着ピンPを輪形枠
かしめ着ピン案内嵌持溝7に嵌接させたのち尖形部6の
先端を支点として、上方向にプルトップ輪形枠Tをその
基部より抉揚し、開缶する。
【0032】尖形部6の下面、すなわち密封缶Cとの当
接面には、テーパ面あるいはスプライン曲面6aが形成
され、尖形部先端に向かってその幹部より尖形部6の厚
みは単調減少となっているため、挿嵌は容易である。
【0033】またプルトップ輪形枠Tと缶表面との間
隙、およびかしめ部環Rへの尖形部6の嵌入の際には、
爪を用いるなど特段の輪形枠抉揚手順は不要であって、
挿嵌時の困難は生じない。
【0034】飲料缶などでは、開缶後、本実施例プルト
ップオープナー全体を挿嵌したまま上方摘持板2aを缶
表面に向け押し戻し、しかるのち引き抜けば、開缶から
飲用まで開缶時の困難、不便を感じることなく、全てワ
ンタッチ操作のまま、飲用が可能となる。しかも上方岐
杆1aの先端部には半円状切欠円板部5が形成され、そ
の先端縁5aは、尖形部6の先端に対峙しているため、
全ワンタッチ手順を通じてプルトップ輪形枠Tの挟繞度
は良好であり、プルトップ輪形枠Tの変形等も生じにく
い点は、第1実施例と同様である。
【0035】
【発明の効果】以上各実施例にて詳述したように、本発
明プルトップオープナーによれば、プルトップ輪形枠の
抉揚、缶の抉開、輪形枠の缶表面への押し戻しという一
連の手順がワンタッチで可能であり、且つ形状もコンパ
クトであるプルトップオープナーが提供される。また開
缶持の手順においてプルトップ輪形枠の変形や脱嵌も生
じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プルトップオープナー第1実施例の使用
時における一部透視斜視図である。
【図2】本発明プルトップオープナー第2実施例の使用
時における一部透視斜視図である。
【図3】第1従来例の斜視図である。
【図4】第2従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1a 上方岐杆 1b 下方岐杆 2a 上方摘持板 2b 下方摘持板 3a、3b 岐枝 4 プルトップ輪形枠案内 5 半円状切欠円板部 5a 半円状切欠円板部先端縁 6 尖形部 6a テーパ面あるいはスプライン曲面 7 輪形枠かしめ着ピン案内嵌持溝 41 輪形枠抉揚部 51 把手 52 輪形枠抉開杆 C 密封缶 P かしめ着ピン R かしめ部環 T プルトップ輪形枠(タブ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 智一 大阪府堺市深井中町1891−1 ラ・フォ ーレ深井202号 (72)発明者 北岡 和彦 大阪市鶴見区横堤2−11−71 (72)発明者 宮本 拓弥 大阪市浪速区桜川4−5−9 (56)参考文献 実開 平4−109100(JP,U) 実開 平7−28100(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に対峙して連設される2片の硬質素材
    片が各々上下両岐杆を構成し、 該両岐杆が摘持部ないしはこれに延設の把手を備え、該
    両岐杆のうち少なくとも一方の岐杆が、飲食料ないし飼
    料を内蔵するプルトップ付き密封缶のプルトップ輪形枠
    と該密封缶のプルトップ装設面との間隙に挿入可能な厚
    みを有、プルトップ輪形枠が、上記両岐杆の間隙空
    間、ないしは岐杆連設により形成される輪形枠挿嵌溝
    に、嵌脱自在に遊挿挟持されるとともに、上下両岐杆が
    板状であるプルトップオープナーにおいて、下方の岐杆
    端部にプルトップの輪形枠かしめ着ピンを挟繞する二股
    形形成部を備え、該二股形部分の幹部から先端にかけ
    て、該二股形部分の下面すなわち密封缶との当接面に、
    テーパまたはスプライン曲面が形成されたことを特徴と
    するプルトップオープナー
  2. 【請求項2】上下に対峙して連設される2片の硬質素材
    片が各々上下両岐杆を構成し、該両岐杆が摘持部ないし
    はこれに延設の把手を備え、該両岐杆のうち少なくとも
    一方の岐杆が、飲食料ないし飼料を内蔵するプルトップ
    付き密封缶のプルトップ輪形枠と該密封缶のプルトップ
    装設面との間隙に挿入可能な厚みを有、プルトップ輪
    形枠が、上記両岐杆の間隙空間、ないしは岐杆連設によ
    り形成される輪形枠挿嵌溝に、嵌脱自在に遊挿挟持され
    とともに、上下両岐杆が板状であって、下方の岐杆端
    部にプルトップ輪形枠のかしめ部環内に一定部分までが
    嵌入可能な尖形部が形成され、該尖形部の幹部から先端
    にかけて、該尖形部分の下面すなわち密封缶との当接面
    に、テーパまたはスプライン曲面が形成されたプルトッ
    プオープナーにおいて、岐杆端部に形成された尖形部
    に、その先端から幹部に向け、一定長の輪形枠かしめ着
    ピン案内溝が形成されたことを特徴とするプルトップオ
    ープナー
  3. 【請求項3】プルトップ輪形枠を挟摂ないし案内するプ
    ルトップ輪形枠案内が、対峙する両 岐杆のうちの一方に
    付設形成されたことを特徴とする請求項1または2記載
    のプルトップオープナー
  4. 【請求項4】プルトップ輪形枠を挟摂ないし案内するプ
    ルトップ輪形枠案内が、プルトップ輪形枠と密封缶のプ
    ルトップ装設面との間隙幅よりも適宜高い突起高を有す
    る突起であって、二股形形成部分の一方の岐枝の先端域
    上面に形成されたことを特徴とする請求項1または3記
    載のプルトップオープナー
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