JP2710394B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2710394B2
JP2710394B2 JP1088272A JP8827289A JP2710394B2 JP 2710394 B2 JP2710394 B2 JP 2710394B2 JP 1088272 A JP1088272 A JP 1088272A JP 8827289 A JP8827289 A JP 8827289A JP 2710394 B2 JP2710394 B2 JP 2710394B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子カメラ、詳しくは被写体像をビデオ信号
として固体メモリに記録する電子カメラに関する。
[従来の技術] 従来、カメラ本体に着脱自在に装填されるメモリカー
ドやSVF等を用いた電子カメラにおいて、例えば連写し
ているとき等に、あと1枚撮影をしたいが記録媒体を使
い切ってしまって不意の容量不足に陥ってしまうことが
間々あり、しかも、記録媒体を交換していると、この交
換時間のロスにより折角のシャッタチャンスを逸っして
しまう場合がある。
そこで、記録媒体の残り駒数を表示し、これによって
撮影者の注意を喚起して不意の容量不足に留意するよう
にした電子カメラが、特開昭57−14260号公報に開示さ
れている。しかしながら、この特開昭57−14260号公報
記載の残り駒数を表示する手段によっても、予じめ設定
しておいた連写枚数を超過して撮影をしてしまった場合
等においては、やはり記録媒体を交換する時間のロスに
よりシャッタチャンスを逸っしてしまう虞があり、問題
点として残ることになる。
そこで、複数の情報記録媒体を備え、情報記録媒体の
容量が限界に達したときに出力される信号を検知するセ
ンサとセンサからの信号を受けて記録媒体を切換える装
置を有する情報記録装置が実開昭63−195664号公報に開
示されている。この公報記載の情報記録装置によれば、
例えばディスク・ドライブのような情報記録媒体を自動
的に切換えることにより、情報記録媒体の容量を気にす
る必要がなく、また1つの記録媒体には入りきらないよ
うなデータでも複数の媒体に分けることにより記録でき
ることになる。
また、単にカメラ部に一画面分の画像信号を記憶する
固体メモリを有すると共に、着脱自在なディスク記録部
に磁気ディスク等の非固体メモリを有し、一旦固体メモ
リに画像を蓄えたのち、ディスク記録部の非固体メモリ
に、その画像信号を転送する電子カメラが特開昭62−62
674号公報に開示されている。この特開昭62−62674号公
報記載の電子カメラによれば、撮影時にディスク等の非
固体メモリのドライブを要しないので、撮影タイミン
グ、即ちシャッタチャンスの遅れを生じないようにする
ことができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記実開昭63−195664号公報記載の複
数の情報記録媒体を備え、情報記録媒体の容量が限界に
達したときに出力される信号を検知するセンサとセンサ
からの信号を受けて記録媒体を切換える装置を有する情
報記録装置では、複数の情報記録媒体のうちの少なくと
も1個の情報記録媒体が未記録の状態において、記憶容
量が限界に達している情報記録媒体を交換する必要があ
るが、この手段を電子カメラに適用した場合、電子カメ
ラに格納された複数の情報記録媒体のうちから、その容
量が限界に達している媒体のみを選択して交換すること
を、さして商品知識の豊かとは言えない電子カメラの操
作者に期待することはできない。
また、特開昭62−62674号公報記載の、カメラ部に一
画面分の画像信号を記憶する固体メモリを有すると共
に、着脱自在なディスク記録部に磁気ディスク等の非固
体メモリを有したカメラでは、一旦固体メモリに画像を
蓄えたのち、ディスク記録部の非固体メモリに、その画
像信号を自動的に転送するための具体的な技術手段につ
いては何ら開示されていない。
そこで、本発明の目的は、上述の問題点を解消し、不
意の撮影容量不足を補うことにより、撮影チャンスを逸
っすることなく、確実に撮影情報を記録し得る電子カメ
ラを提供するにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明の電子カメラは、被写体像に対して光電変換を
行う撮像手段と、この撮像手段により光電変換された映
像信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、こ
のA/D変換手段によりディジタル信号に変換された映像
信号を記録するための内蔵固体メモリと、上記A/D変換
手段によりディジタル信号に変換された映像信号を記録
するための着脱可能な固体メモリカードと、少なくとも
上記内蔵固体メモリと上記固体メモリカードとを接続す
る共通バスと、上記内蔵固体メモリの映像信号の記録状
態を検出する内蔵固体メモリの記録状態検出手段と、上
記固体メモリカードの映像信号の記録状態を検出する固
体メモリカードの記録状態検出手段と、上記固体メモリ
カードのカメラ本体への装着を検出する装着検出手段
と、上記複数の検出手段の検出結果に基いて、上記ディ
ジタル信号に変換された映像信号を、上記内蔵固体メモ
リ及び上記固体メモリカードのいずれか一方に記録する
ように制御する記録制御手段とを具備したことを特徴と
するものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。第
1図は、本発明の第1実施例を示す電子カメラのブロッ
ク系統図である。図において、符号1は撮像光学系、2
はCCDやMOS型の固体撮像素子、3はこの固体撮像素子2
を駆動する駆動回路、4は上記固体撮像素子2から読出
された被写体の撮像信号に各種の信号処理を行なって映
像信号にするためのプロセス回路、5は上記プロセス回
路4から出力された信号をディジタル値に変換するA/D
コンバータ、6はこの電子カメラ全体の制御を行なうCP
U、7は上記CPU6に内蔵されたROM、8はこの電子カメラ
の各種操作を行なう操作スイッチ、9はRAMで形成され
ていて、電子カメラに予め内蔵されている予備的記憶手
段としての内蔵メモリである。符号10は電子カメラの各
種操作状態の表示や警告等を行なうための表示警告手
段、11はRAM12が内蔵された着脱自在な記録媒体として
の固体メモリであるメモリカード、13はD/Aコンバータ
で、このD/Aコンバータ13の出力は、バッファアンプ14
を介して映像信号として外部に出力されるようになって
いる。ところで、上記メモリカード11は、例えば磁気デ
ィスクのような円板状の磁気記録媒体であってもよいこ
と勿論である。
そして、上記A/Dコンバータ5、表示警告手段10、D/A
コンバータ13、内蔵メモリ9、メモリカード11は、それ
ぞれ共通バスに接続され、これにより、これら各構成部
材は、上記CPU6と電気的に接続されるようになってい
る。
このように構成された第1実施例の電子カメラにおい
て、被写体像は撮像光学系1を介して固体撮像素子2上
に結像される。この固体撮像素子2上の被写体光像の信
号は、駆動回路3からの駆動信号に応動して読出され、
プロセス回路4に供給される。このプロセス回路4で映
像信号に処理されたアナログ信号は、A/Dコンバータ5
でディジタル信号に変換される。今、操作スイッチ8に
包含されているレリーズ釦が押下されると、固体撮像素
子2の素子シャッタが作動し、これによってCPU6は上記
A/Dコンバータ5,内蔵メモリ9,メモリカード11,映像信号
を出力するD/Aコンバータ13,バッファアンプ14等を制御
してカメラの撮影動作が開始されるようになっている。
次に、この第1実施例の動作を第2図,第3図に示す
フローチャートと第4図に示すメモリ領域図に基づいて
更に詳細に説明する。先ず、この詳細説明中に用いられ
る記号を纏めて以下に記述する。
S;補助メモリの駒ナンバ L;補助メモリの記録済み駒数 M;補助メモリの残りの駒数 K;メモリカードの駒ナンバ T;メモリカードの総駒数 P(K);メモリカードの駒ナンバ毎の記録状態を示すパラ
メータで0のとき駒ナンバKが未記録を、1のとき駒ナ
ンバKが記録済みを、それぞれ示す。
第2図において、メモリカード11(第1図参照)をこ
の電子カメラに装着すると、この装着動作が装着検出手
段である上記CPU6により検出され、カメラ電源が投入さ
れて一連のカメラ動作がスタートする。すると、ステッ
プS101に進んで“プロテクト”があるか否かがチェック
され、イエスならステップS121で“プロテクト表示”
を、ノーならばステップS102に進んでこの電子カメラに
差込まれたメモリカードの総駒数Tと各メモリカードの
駒ナンバ毎の記録状態を示すパラメータ(以下、記録状
態パラメータと略記する)P(K)が、メモリカードの
記録状態検出手段でもある上記CPU6によって読み込まれ
る。そして、ステップS103に進んでメモリカードの各駒
がどれだけ記録済みか否かを示すΣP(K)とメモリカ
ードの総駒数Tとを比較し、ΣP(K)=Tならメモリ
カードの各駒がすべて記録済み、つまりメモリ容量が限
界に達している。即ち満杯なので、ステップS122に進ん
で“フル表示”する。また、ΣP(K)=Tでないな
ら、つまりメモリカードの各駒の中に未記録の駒が未だ
残っているとき、ステップS104に進んでメモリカードの
駒ナンバKを0にセットした後、ステップS105に進む。
このステップS105では、内蔵メモリ9の記録状態検出
手段でもある上記CPU6は、上記内蔵メモリ9の映像信号
の記録状態を検出した後、同内蔵メモリ9(第1図参
照)の記録済み駒数Lが0か否かを判定し、0ならつま
り内蔵メモリ9には被写体像が何も記録されていなけれ
ば、ステップS132にジャンプしてメモリカードの駒ナン
バKに1を加える。そして、ステップS133に進んで記録
状態パラメータP(K)が0か否かをチェックする。換
言すれば、メモリカードの駒ナンバKは、上記ステップ
S104でK=0にセットされているので、上記ステップS1
32で“K=K+1"、つまりメモリカードの各駒を駒ナン
バ1からスタートして2,3……と歩進しながら、ステッ
プS133でメモリカードの各駒が記録済みか否かをチェッ
クするようになっている。そして、このステップS133で
P(K)=0でなければこのK駒目には被写体像が既に
記録されているので後記ステップS131にリターンする。
また、P(K)=0、つまりメモリカードのK駒目が未
記録なら、ステップS134に進んで“メモリカードのK駒
目をスタンバイ”させた後、ステップS135でカメラ動作
を“イジェクト”するか否かをチェックする。このステ
ップS135において、“イジェクト”しない場合、ステッ
プS136に進んで“トリガ釦を押下”が撮影者によって行
なわれたか否かが判断される。この“トリガ釦を押下”
が行なわれない場合、上記ステップS135にリターンして
このトリガ操作が行なわれるまで待機し、トリガ操作が
行なわれていればステップS137に進んで“露光・記録”
が行なわれる。そして、ステップS131に戻って“K=
T"、つまりメモリカードの総駒数K回撮影が行なわれ、
メモリカードの各駒に被写体像が記録されて駒ナンバK
がメモリカードの総駒数Tに等しくなるまで上記ステッ
プS132〜S131までを繰返すことになる。以上が、内蔵メ
モリ9の各駒に何も被写体像が記録されていない場合に
おける被写体像のメモリカードへの記録動作の概要であ
る。
上記ステップS131において“K=T"になると、上記ス
テップS132〜131のループを抜け出してステップS115に
進みメモリカードの“フル表示”を行なう。以後、撮影
結果をメモリカードから内蔵メモリに記録することにな
るので、このルーチンを次に説明する。
ステップS116では内蔵メモリの記録済み駒数Lに1を
加算してスタンバイする。即ち、この記録済み駒数Lは
前記ステップS105で“L=0"にセットされていたので、
内蔵メモリの1番目の駒をスタンバイしたことになる。
そして、ステップS117に進んでカメラ動作が“イジェク
ト”されているか否かをチェックし、“イジェクト”さ
れていなければステップS118に進んで撮影者がカメラの
トリガ釦を押下するのを待機する。“トリガ釦か押下”
されると、ステップS119に進んで“露光・記録”つまり
撮影に伴うシーケンスが行なわれる。そして、ステップ
S120に進んで内蔵メモリの残り駒数Mが0か否かがチェ
ックされ、残り駒数Mが0になるまで上記ステップS116
〜S120を繰り返す。以上がメモリカードが満杯になった
ときの内蔵メモリを使用した電子カメラの撮影動作のシ
ーケンスで、内蔵メモリが満杯、即ちステップS120にお
ける“M=0"になるまで繰り返される。
上記ステップS120で“M=0"になると、メモリカード
も内蔵メモリも共に満杯になり、たとえトリガ釦を押下
して撮影動作を行なっても記録不能なので、ステップS1
23に進み“記録不能表示”を行なう。そして、ステップ
S124に進んで“イジェクト”操作が行なわれるまで待機
し、“イジェクト”操作が行なわれるとステップS125で
“イジェクト”しステップS126で“表示オフ”して“エ
ンド”となる。前記メモリカードに記録するルーチンに
おけるステップS135や上記内蔵メモリに記録するルーチ
ンにおけるステップS117で夫々“イジェクト”操作され
た場合も上記ステップS125における“イジェクト”が行
なわれる。
このように本実施例の電子カメラにおいては、記録制
御手段でもある上記CPU6は、同CPU6によって検出される
上記内蔵メモリ9及びメモリカード11の記録状態等の検
出結果に基いて、上記A/Dコンバータ5によりディジタ
ル信号に変換された映像信号を、上記内蔵メモリ9及び
メモリカード11のいずれか一方に記録するように制御し
ている。
次にメモリカードの容量が満杯になると新たなメモリ
カードを差し込むが、内蔵メモリにいくつかの被写体像
が記録されている場合には、この記録情報を新たなメモ
リカードに移行させて内蔵メモリをクリアするようにし
た本発明の要旨部分について説明する。
前記ステップS105で“L=0"でない、即ち内蔵メモリ
に記録済みの駒がある場合、この記録を新しく挿入した
メモリカードに移行させねばならないからステップS106
に進んで内蔵メモリの駒ナンバSをセット、つまり“S
=1"にする。そして、ステップS107に進んでメモリカー
ドの駒ナンバKに1を加算するが、この駒ナンバKは前
記ステップS104で“K=0"に設定されているので、この
ステップS107ではメモリカードの駒ナンバ1からスター
トし順次1,2,……と駒指定することになる。次いで、ス
テップS108に進んでメモリカードの記録状態パラメータ
P(K)が0か否か、つまりメモリカードのその駒に被
写体像が記録されているか否かがチェックされる。
一般に、内蔵メモリはこの電子カメラに内蔵されてい
るので1駒目から秩序立って記録されているが、メモリ
カードは撮影者が挿入するものなので、新しいカードと
は言っても飛び飛びに記録されている、所謂虫食い状態
に記録されているかも知れない。そこで、このステップ
S108で“P(K)=0"か否かがチェックされ、“P
(K)=0"でない、即ち記録済みなら、その駒に内蔵メ
モリの記録情報を移行するわけにいかないので後述する
ステップS113にジャンプする。つまり、虫食い状態のメ
モリカードでも問題なく未記録の駒を探して記録情報を
移行することができる。
“P(K)=0"即ちメモリカードのK駒目が記録され
ていなければ、ステップS109に進んで“内蔵メモリS駒
目をメモリカードK駒目に移す”。即ち、転送制御手段
でもある上記CPU6は、上記内蔵メモリ9に記録された映
像信号を共通バスを介してメモリカード11に転送して記
録するように制御する。すると、内蔵メモリのS駒目に
記録されている被写体像は保存する必要がなくなるの
で、ステップS110に進んで“内蔵メモリのS駒目を消
去”する。即ち、消去制御手段でもある上記CPU6は、上
述の転送記録を行った後、上記内蔵メモリ9内の転送さ
れた映像信号を消去するように制御する。そして、ステ
ップS111に進んで、内蔵メモリの記録済み駒数Lが0か
否かがチェックされ、0でなければ未だ内蔵メモリに被
写体像が残っているからステップS112に進んで内蔵メモ
リの駒ナンバSに1を加算、つまり次の(S+1)駒目
に移行する。そして、ステップS113に進みメモリカード
の駒ナンバKが総駒数Tに等しいか否かをチェックし、
メモリカードの凡ての駒について上記ステップS107〜S1
13を繰返す。そして、上記ステップS113で“K=T"とな
る、つまりメモリカードが満杯になったら、ステップS1
14に進んで“内蔵メモリの駒詰め”を行なった後、ステ
ップS115に進んで“フル表示”を行ない、上述の内蔵メ
モリを使用した記録動作へと進んでいく。以上が本発明
の要旨である内蔵メモリの記録情報を新しく挿入したメ
モリカードに移行させるルーチンである。
この実施例に示すようなメモリカードに加えて内蔵メ
モリを補助的に使用する電子カメラにおいては、その付
加機能としてメモリカードに記録された2個の記録情報
を内蔵メモリの未記録駒を利用して入れ替えることがで
きる。第3図は、このような入れ替えのためのフローチ
ャートで、第4図(A),(B),(D),(E)は内
蔵メモリの、第4図(C),(F)はメモリカードの、
それぞれのメモリマップである。
第3図において、図示しない例えばタクトスイッチ等
により入れ替えモードが指定されると、このサブルーチ
ンが実行される。ところで、このようなメモリカード上
の2個の記録情報を入れ替えるためには内蔵メモリに未
だ記録されていない駒が少くとも2個必要である。そこ
で、このサブルーチンがスタートすると、ステップS201
に進んで内蔵メモリの残りの駒数Mが2以上か否かをチ
ェックし、2以上でなければステップS202に進んで入れ
替え“不能表示”をして後述するステップS217にジャン
プする。内蔵メモリの残りの駒数Mが2以上ならステッ
プS208に進んで入れ替えるべきメモリカードのX駒目,Y
駒目の記録情報を入力し、この結果をステップS209でカ
メラのディスプレイ上に表示する。
ステップS210“リセット操作”およびステップS211
“キー操作”の何れも行なわれないと、この各ステップ
を回りながら待機している。もし、メモリカードのX,Y
各駒の指定を間違えた場合等はリセット釦を押下して
“リセット操作”すれば、ステップS216に進んで“終了
表示”し、ステップS217に進んでこの入れ替えモードか
らの“モード復帰”を行ないエンドとなる。
入れ替えモードの“キー操作”が行なわれると、ステ
ップS212に進んで第4図(C)に示すメモリカードのX
駒目の記録情報を内蔵メモリの(L+1)駒目に移行す
る。このLは、前述のように内蔵メモリの記録済み駒数
なので、第4図(A)に示すメモリマップ上で斜線の施
された1,2,……L駒目までは記録情報が格納され、(L
+1)駒目以降は未だ記録情報が格納されていない。そ
の(L+1)駒目にメモリカードのX駒目の記録情報が
移されてこの(L+1)駒目まで記録済みとなると、こ
の内蔵メモリでは、第4図(B)に示すように記録済み
駒数Lが1個下に移動するように、つまり記録済み駒数
Lの表示は常に記録済み駒の最終エリアを示すようにな
っている。
ステップS213に進んでメモリカードのY駒目の記録情
報を内蔵メモリに移行する際、上述のような記録済み駒
数Lのとり方をしているので、第4図(B)に示すよう
に内蔵メモリの(L+1)駒目に格納すればよいことに
なる。そして、第4図(B)における(L+1)駒目が
記録済みとなると、この第4図(B)における(L+
1)駒目が第4図(D)におけるL駒目となる。
ステップS214に進むと、今度は内蔵メモリからメモリ
カードに入れ替え対象データを戻すルーチンとなる。即
ち、第4図(D)に示すように内蔵メモリのL駒目に一
時的に格納されていた記録情報を、第4図(F)に示す
ようにメモリカードのX駒目に戻す。すると、内蔵メモ
リのL駒目の記録情報は不用となるので、ステップS218
に進んでこの“L駒目を消去”する。そこで、内蔵メモ
リの記録済み駒数Lの位置は、一つ上って第4図(E)
に示すメモリエリアとなる。
ステップS215に進んで、内蔵メモリのL駒目の記録情
報をメモリカードのY駒目に戻し、ステップS219に進ん
で内蔵メモリの“L駒目消去”を行なう。このようにし
てメモリカードのX駒目とY駒目の記録情報が入れ替え
られることになる。そして、ステップS216に進んで“終
了表示”を、ステップS217に進んで“モード復帰”をそ
れぞれ行ない“エンド”となる。
なお、本実施例では、内蔵メモリからメモリカードに
移行させた映像情報については、その内蔵メモリに残さ
れた情報を直ちに消去するようにしたが、これに限定さ
れるものではない。即ち、例えば、その情報に対して判
別情報を付与しておき、付与された判別情報に基づいて
内蔵メモリに残された情報を消去するか否かを判断する
ようにしてもよい。
第5図は、本発明の第2実施例を示す電子カメラのブ
ロック系統図である。この第2実施例の電子カメラが上
記第1実施例の電子カメラと異なる点はA/Dコンバータ
5の出力側に、例えば特開昭61−184074号,特開昭61−
198985号等の各公報に開示されているような帯域圧縮手
段15を挿入したことであり、他はすべて上記第1実施例
の電子カメラと同様なので、各構成部材には上記第1実
施例と同じ符号を付して、その説明は省略する。
一般に、電子カメラの場合、被写体によっては帯域圧
縮が可能であり、これによって一画面分のメモリ容量を
節減できる。しかしながら、このように帯域圧縮してメ
モリカードに記録するようにすると、画面毎のメモリ容
量がばらつくのでメモリカードの最後の方では一画面分
のデータが確実に納まるとは限らない。このような場合
この第2実施例によれば、その半端なデータを内蔵メモ
リを使って記憶させておくことができるからメモリカー
ドを有効に使用できることになる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の電子カメラによれば、各メ
モリの記録状態やメモリカードの装着状態に基いて、映
像信号を内蔵固体メモリ及び固体メモリカードのいずれ
か一方に記録するため、記録容量不足による撮影不能状
態を回避でき、固体メモリカードの交換等によりシャッ
ターチャンスを逃す虞がない。
また、内蔵固体メモリに記録された映像信号を共通バ
スを介して固体メモリカードに転送するため、映像信号
を容易に転送することができ、映像信号を内蔵固体メモ
リから固体メモリカードに転送記録した後、固体メモリ
カードを取り外し、外部装置に装着することで、映像信
号を外部装置に容易に送ることができる。
更に、内蔵固体メモリから固体メモリカードに転送記
録を行った後、内蔵固体メモリ内の転送された映像信号
を消去するため、内蔵固体メモリを使用して更なる撮影
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す電子カメラの構成
ブロック図、 第2図は、上記第1図の電子カメラにおけるカメラ動作
を示すフローチャート、 第3図は、上記第1図の電子カメラにおけるメモリカー
ドに記録される記録情報の入れ替え操作を説明するフロ
ーチャート、 第4図は、上記第3図に示す入れ替え操作における各メ
モリのメモリマップ線図、 第5図は、本発明の第2実施例を示す電子カメラの構成
ブロック図である。 6……CPU 7……ROM 9……内蔵メモリ 11……メモリカード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像に対して光電変換を行う撮像手段
    と、 この撮像手段により光電変換された映像信号をディジタ
    ル信号に変換するA/D変換手段と、 このA/D変換手段によりディジタル信号に変換された映
    像信号を記録するための内蔵固体メモリと、 上記A/D変換手段によりディジタル信号に変換された映
    像信号を記録するための着脱可能な固体メモリカード
    と、 少なくとも上記内蔵固体メモリと上記固体メモリカード
    とを接続する共通バスと、 上記内蔵固体メモリの映像信号の記録状態を検出する内
    蔵固体メモリの記録状態検出手段と、 上記固体メモリカードの映像信号の記録状態を検出する
    固体メモリカードの記録状態検出手段と、 上記固体メモリカードのカメラ本体への装着を検出する
    装着検出手段と、 上記複数の検出手段の検出結果に基いて、上記ディジタ
    ル信号に変換された映像信号を、上記内蔵固体メモリ及
    び上記固体メモリカードのいずれか一方に記録するよう
    に制御する記録制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】上記内蔵固体メモリに記録された映像信号
    を上記共通バスを介して上記固体メモリカードに転送し
    て記録するように制御する転送制御手段を、更に具備し
    たことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】上記転送制御手段により転送記録を行った
    後、上記内蔵固体メモリ内の転送された映像信号を消去
    するように制御する消去制御手段を、更に具備したこと
    を特徴とする請求項2に記載の電子カメラ。
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