JP2710227B2 - Cd−romドライブのディスククランプ構造 - Google Patents

Cd−romドライブのディスククランプ構造

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JP2710227B2
JP2710227B2 JP7075097A JP7509795A JP2710227B2 JP 2710227 B2 JP2710227 B2 JP 2710227B2 JP 7075097 A JP7075097 A JP 7075097A JP 7509795 A JP7509795 A JP 7509795A JP 2710227 B2 JP2710227 B2 JP 2710227B2
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JP
Japan
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disk
clamper
clamp structure
spindle motor
rom
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茂雄 南
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCD−ROMドライブの
ディスククランプ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスククランプ構造としては、
特開平5−290485号公報に記載のものが知られて
いる。この公報記載の構造は、図3に示すとおり、ディ
スク24の中心穴25に挿入されディスク24の案内を
するスピンドル26と、ディスク24をスピンドルモー
タ27にセットするための円筒形のディスクセット部2
8と、ディスクセット部28の内部に設けられたコイル
29と磁性体30とからなる電磁石31と、コイル29
に電流を流すためにスピンドル26に設けられた電極3
2と、電極32に接触するブラシ33を備えている。
【0003】このブラシ33に流す電流をコントロール
することによってクランパ34によるディスク24の押
圧を変化させ、特にディスク24の回転開始時における
押圧をコントロールすることによって良好なディスクの
クランパを実現しようとするものである。又、他に実開
昭63−24738号公報にあるように、ディスクのク
ランプされる部分に穴を設け、この穴に対応するスピン
ドルモータのディスクセット部にピンを設け、ピンと穴
との係合によってディスクセット部でのディスクのすべ
りをなくそうとするものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のディスクク
ランプ構造は、特開平5−290485号公報のような
場合では、構造が複雑で高価となり、特にCD−ROM
ドライブのように頻繁にスピンドルモータの回転速度を
変化させなければならないような場合においては、スピ
ンドルモータに設置された電磁石によって慣性が大きく
なり、したがってスピンドルモータの瞬間的な回転速度
変化が困難なものとなっていた。また、電流の伝達にブ
ラシ方式を適用しているためにブラシ交換、ブラシと電
極の間に発生するノイズによる情報の読み出しエラーの
発生等の欠点があった。
【0005】次に、実開昭63−24738号公報のよ
うな場合では、スピンドルモータのディスクセット部の
ピンとディスクに明けられた穴との係合により、ディス
クセット部上でディスクはすべらないが、この穴の配置
が変更されるとディスクの互換性がなくなり、実用上問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のCD−ROMド
ライブのディスククランプ構造は、スピンドルモータの
シャフトの中心線方向に円筒形状となったクランパ本体
と、クランパ本体の内部にあってクランパ本体の中心軸
を回転中心とする複数のフィンを有した羽根車と、羽根
車とクランパ本体の外側空間を空間的に連絡するようク
ランパ本体の円筒形状の側壁面に明けられた空気通過穴
と、を備えている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1(A)(B)は、各々本発明の一実施例のCD
−ROMドライブのディスククランプ構造の上面図およ
び側面図であり、図2は図1(B)の断面図である。
【0008】図1(A)のディスククランプ構造の上面
図および図1(B)の側面図,および図2に示すよう
に、ディスククランプ構造1は、CD−ROMディスク
2を回転させるスピンドルモータ3のシャフト4の中心
線方向に円筒形状となったクランパ本体5と、クランパ
本体5の内部にあってクランパ本体5の中心軸を回転中
心とし、クランパ本体5の内部の空気を矢印方向6へ排
気するよう形成された複数のフィン7を有した羽根車8
と、羽根車8とクランパ本体5の外側空間9を空間的に
連絡するようクランパ本体5の円筒形状の側壁面10に
明けられた空気通過穴11を備えている。
【0009】図2に見るように、CD−ROMディスク
2がスピンドルモータ3のディスクセット面12にスピ
ンドルモータ3の案内部材13を介して位置決めされな
がらセットされると、ピン14によってクランパ本体5
と連結したクランパアーム15が矢印方向16へ移動
し、案内部材13に備えられた案内ピン17とクランパ
本体5の案内穴18を係合させながら、スピンドルモー
タ3の案内部材13に設けられた永久磁石19とクラン
パ本体5に設けられた磁性材20との間の吸引力21に
よって、クランパ本体5はディスククランプ部22でC
D−ROMディスク2をスピンドルモータ3のディスク
セット面12にクランプする。
【0010】CD−ROMディスク2は、スピンドルモ
ータ3のディスクセット面12にクランプされた後、ス
ピンドルモータ3への命令信号によってスピンドルモー
タ3は回転し、この回転に伴なってクランパ本体5も回
転し、外側空間9の空気はクランパ本体5の羽根車8の
フィン7によって、空気通過穴11を通って矢印方向2
3へクランパ本体5の内部へ吸込まれ、矢印方向6へク
ランパ本体5から排気される。この排気される空気の反
動力によって、クランパ本体5はCD−ROMディスク
2をディスククランプ部22を介してスピンドルモータ
3のディスクセット面12の方向へ押し、その結果CD
−ROMディスク2のクランプ力は増すことになる。こ
の排気される空気の流量によって反動力、すなわちクラ
ンプ力は変化し、排気される空気の流量はCD−ROM
ディスク2の回転速度によって変化する。すなわちCD
−ROMディスク2の回転速度が速くなるとクランプ力
は増し、回転速度が遅くなるとクランプ力は減少するよ
うになっている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はディスク
の回転速度の変化によって自動的にクランプ力を変化さ
せることが出来るので、特にCD−ROMドライブにお
けるような、CD−ROMディスクの読み出し位置が変
化するごとにCD−ROMディスクの回転速度を変化さ
せるドライブの場合においても、スピンドルモータのデ
ィスクセット面とCD−ROMディスクの間のすべりは
少なくなり、CD−ROMディスクはスピンドルモータ
の回転速度の変化に追従することが出来、CD−ROM
ドライブのアクセスタイムは速くなる。又、CD−RO
Mディスクとスピンドルモータのディスクセット面の間
のすべりが少くなることから、CD−ROMディスクと
ディスクセット面の摩耗が少くなる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のCD−ROMドライブのデ
ィスククランプ構造であり、図1(A)はディスククラ
ンプ構造の上面図、図1(B)はディスククランプ構造
の側面図。
【図2】図1(B)のA−A断面図。
【図3】従来の実施例のディスククランプ構造の側面
図。
【符号の説明】
1 ディスククランプ構造 5 クランパ本体 7 フィン 8 羽根車 11 空気通過穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が書き込まれたCD−ROMディスク
    と、CD−ROMディスクを回転させるスピンドルモー
    タと、CD−ROMディスクに書き込まれた情報を読み
    出す光ヘッドと、CD−ROMディスクをスピンドルモ
    ータのディスクセット面に係合させるディスククランプ
    構造と、クランプ構造をディスクセット面の方向へ付勢
    するクランパアームと、ディスククランプ構造とスピン
    ドルモータのディスクセット面の係合位置を確保するク
    ランプ構造位置決め機構を備えたCD−ROMドライブ
    におけるディスククランプ構造であり、 スピンドルモータのシャフトの中心線方向に円筒形状と
    なったクランパ本体と、クランパ本体の内部にあってク
    ランパ本体の中心軸を回転中心とし、クランパ本体内部
    の空気を排気するよう形成された複数のフィンを有した
    羽根車と、羽根車クランパ本体の外側空間とを空間的
    に連絡するようクランパ本体の円筒形状の側壁面に明け
    られた空気通過穴と、を備えたことに特徴を有するCD
    −ROMドライブのディスククランプ構造。
JP7075097A 1995-03-31 1995-03-31 Cd−romドライブのディスククランプ構造 Expired - Lifetime JP2710227B2 (ja)

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CN115302441A (zh) * 2022-08-30 2022-11-08 华能武汉发电有限责任公司 一种铁路风管摘管器

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Effective date: 19970924