JP2710042B2 - ブロック組立式水路 - Google Patents
ブロック組立式水路Info
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- JP2710042B2 JP2710042B2 JP6251325A JP25132594A JP2710042B2 JP 2710042 B2 JP2710042 B2 JP 2710042B2 JP 6251325 A JP6251325 A JP 6251325A JP 25132594 A JP25132594 A JP 25132594A JP 2710042 B2 JP2710042 B2 JP 2710042B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水路ブロックを継ぎ合
わせて形成する下水や用水等のブロック組立式水路に関
し、特に、ブロック間に段差を有する場合の継ぎ合わせ
構造に関する。
わせて形成する下水や用水等のブロック組立式水路に関
し、特に、ブロック間に段差を有する場合の継ぎ合わせ
構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、例えば道路の路肩などに設けられる
水路は、内部に流路空間を形成した複数の水路ブロック
を継ぎ合わせて構成するブロック組立式水路が多く利用
されている。その場合、内部に形成される流路に水が流
れるための勾配を持たせるため、流路空間の底面の高さ
が異なる水路ブロックを継ぎ合わせることが行われてい
た。
水路は、内部に流路空間を形成した複数の水路ブロック
を継ぎ合わせて構成するブロック組立式水路が多く利用
されている。その場合、内部に形成される流路に水が流
れるための勾配を持たせるため、流路空間の底面の高さ
が異なる水路ブロックを継ぎ合わせることが行われてい
た。
【0003】かかる場合、従来は、異なる高さの底面の
間の段差部分をそのままにしておくか、または、継ぎ合
わせ後、その段差部分にモルタル等を埋めて段差をなく
し、緩やかな勾配を形成することが行われている。
間の段差部分をそのままにしておくか、または、継ぎ合
わせ後、その段差部分にモルタル等を埋めて段差をなく
し、緩やかな勾配を形成することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術になるブロック組立式水路では、特に、前者の
ように段差をそのままにしておく場合には、この段差部
分で水流が乱れ、そこにゴミ等がたまったり土砂が堆積
したりすることから、水路としては好ましくない。ま
た、後者の場合、特に水路が狭い場合や低い場所などに
設置される場合は、水路もそれ程大きくなく、組立後に
人が入ることが出来ない場合も多く、その段差部分にモ
ルタル等を埋めて段差をなくする工事が実際には出来ま
い場合が発生するという問題点があった。
従来技術になるブロック組立式水路では、特に、前者の
ように段差をそのままにしておく場合には、この段差部
分で水流が乱れ、そこにゴミ等がたまったり土砂が堆積
したりすることから、水路としては好ましくない。ま
た、後者の場合、特に水路が狭い場合や低い場所などに
設置される場合は、水路もそれ程大きくなく、組立後に
人が入ることが出来ない場合も多く、その段差部分にモ
ルタル等を埋めて段差をなくする工事が実際には出来ま
い場合が発生するという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記の従来技術
における問題点に鑑み、流路底面の高さの異なる複数の
水路ブロックを継ぎ合わせて形成するブロック組立式水
路であって、その組立の際、継ぎ合わせ部に生じる段差
を容易かつ確実に解消して、内部にスムーズな水路を形
成することの可能なブロック組立式水路を提供すること
にある。
における問題点に鑑み、流路底面の高さの異なる複数の
水路ブロックを継ぎ合わせて形成するブロック組立式水
路であって、その組立の際、継ぎ合わせ部に生じる段差
を容易かつ確実に解消して、内部にスムーズな水路を形
成することの可能なブロック組立式水路を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明により提案されるのは、内部に水路を形成す
る流路空間を形成した少なくとも2個以上の水路ブロッ
クを継ぎ合わせて形成するブロック組立式水路であっ
て、第一の水路ブロックと、前記第一の水路ブロックの
流路空間の底面より高い位置にその流路空間の底面が位
置する第二の水路ブロックとを互いに接続してなるブロ
ック組立式水路において、前記第一の水路ブロックの流
路空間底面と前記第二の水路ブロックの流路空間底面と
を連絡する勾配が形成された上面と、前記第一の水路ブ
ロックの流路空間の断面形状に対応した底面と、さら
に、端部から下方に向けて突設した舌片とを有するスロ
ープブロックを、前記第一の水路プロックの流路空間端
部の底に嵌め込み、さらに、前記舌片を、互いに突き合
わせた前記第一と第二の水路ブロックの端面の間に挟み
込んで固定したことを特徴とするブロック組立式水路で
ある。
に、本発明により提案されるのは、内部に水路を形成す
る流路空間を形成した少なくとも2個以上の水路ブロッ
クを継ぎ合わせて形成するブロック組立式水路であっ
て、第一の水路ブロックと、前記第一の水路ブロックの
流路空間の底面より高い位置にその流路空間の底面が位
置する第二の水路ブロックとを互いに接続してなるブロ
ック組立式水路において、前記第一の水路ブロックの流
路空間底面と前記第二の水路ブロックの流路空間底面と
を連絡する勾配が形成された上面と、前記第一の水路ブ
ロックの流路空間の断面形状に対応した底面と、さら
に、端部から下方に向けて突設した舌片とを有するスロ
ープブロックを、前記第一の水路プロックの流路空間端
部の底に嵌め込み、さらに、前記舌片を、互いに突き合
わせた前記第一と第二の水路ブロックの端面の間に挟み
込んで固定したことを特徴とするブロック組立式水路で
ある。
【0007】
【作用】すなわち、上記の本発明になるブロック組立式
水路によれば、第一の水路ブロックと第二の水路ブロッ
クとを互いに継ぎ合わせて水路を形成する際、前記のよ
うなスロープブロックを第一の水路プロックの流路空間
端部の底に嵌め込むことにより、前記スロープブロック
の上面が、前記第一の水路ブロックの流路空間底面と、
これより高い前記第二の水路ブロックの流路空間底面と
の間を連絡する勾配を形成することにより、段差を解消
する。また、このスロープブロックは、第一の水路ブロ
ックの流路空間の断面形状に対応した底面を備えている
ことから、水路ブロックの組立の際には、このスロープ
ブロックを第一の水路プロックの流路空間端部の底に嵌
め込むだけでよく、その端部から下方に向けて突設した
舌片が突き合わせられる第一の水路ブロックと第二の水
路ブロックの端面の間に挟み込まれて固定されることか
ら、簡単かつ確実に所定の位置に固定することが出来
る。すなわち、底面に段差のある水路ブロックを継ぎ合
わせながら、同時に、水路ブロックの段差の部分に勾配
を形成し、ブロック組立式水路の内部にスムーズな水路
を形成することが出来る。
水路によれば、第一の水路ブロックと第二の水路ブロッ
クとを互いに継ぎ合わせて水路を形成する際、前記のよ
うなスロープブロックを第一の水路プロックの流路空間
端部の底に嵌め込むことにより、前記スロープブロック
の上面が、前記第一の水路ブロックの流路空間底面と、
これより高い前記第二の水路ブロックの流路空間底面と
の間を連絡する勾配を形成することにより、段差を解消
する。また、このスロープブロックは、第一の水路ブロ
ックの流路空間の断面形状に対応した底面を備えている
ことから、水路ブロックの組立の際には、このスロープ
ブロックを第一の水路プロックの流路空間端部の底に嵌
め込むだけでよく、その端部から下方に向けて突設した
舌片が突き合わせられる第一の水路ブロックと第二の水
路ブロックの端面の間に挟み込まれて固定されることか
ら、簡単かつ確実に所定の位置に固定することが出来
る。すなわち、底面に段差のある水路ブロックを継ぎ合
わせながら、同時に、水路ブロックの段差の部分に勾配
を形成し、ブロック組立式水路の内部にスムーズな水路
を形成することが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明になる実施例の詳細について、
添付の図面を参照しながら説明する。図1には、本発明
の一実施例になるブロック組立式水路の、特に、その継
合部分の詳細が示されており、図において、符号10、
10は、例えばコンクリートなどを型枠に流し込んで固
めて形成された水路ブロックであり、その内部には、長
手方向に流体通路(流路)となる空間11が形成されて
いる。また、この水路ブロック10の上面12には、上
記の空間11に沿って、例えば歩道の脇などに設置され
た場合、そこから雨水などを内部の流路空間に流し込む
ための開口13が形成されており、また、その上面12
は開口13に向かって僅かに傾斜しており、これによっ
て雨水などが開口13に向かって流れやすい形状となっ
ている。これらの水路ブロック10、10は、それぞ
れ、その内部の流路空間11の底部15の高さが異なっ
ており、この図示の例では、図中左側の水路ブロック1
0の底面15は、図中右側の水路ブロック10の底面1
5よりも高い位置に形成されている。
添付の図面を参照しながら説明する。図1には、本発明
の一実施例になるブロック組立式水路の、特に、その継
合部分の詳細が示されており、図において、符号10、
10は、例えばコンクリートなどを型枠に流し込んで固
めて形成された水路ブロックであり、その内部には、長
手方向に流体通路(流路)となる空間11が形成されて
いる。また、この水路ブロック10の上面12には、上
記の空間11に沿って、例えば歩道の脇などに設置され
た場合、そこから雨水などを内部の流路空間に流し込む
ための開口13が形成されており、また、その上面12
は開口13に向かって僅かに傾斜しており、これによっ
て雨水などが開口13に向かって流れやすい形状となっ
ている。これらの水路ブロック10、10は、それぞ
れ、その内部の流路空間11の底部15の高さが異なっ
ており、この図示の例では、図中左側の水路ブロック1
0の底面15は、図中右側の水路ブロック10の底面1
5よりも高い位置に形成されている。
【0009】これら高さの異なる底部を有する水路ブロ
ック10、10は、図にも示すように、その端面14、
14を互いに突き合わせて接合し、すなわち、継ぎ合わ
せて複数を連結して水路を形成するが、その際、これら
高さの異なる底部を有する水路ブロック10、10の間
には、スロープブロック20を挿入する。また、図中の
符号16は、上記水路ブロック10の端面14に形成さ
れ、後に詳述するスロープブロック20の舌片25を挿
入するための溝を示している。
ック10、10は、図にも示すように、その端面14、
14を互いに突き合わせて接合し、すなわち、継ぎ合わ
せて複数を連結して水路を形成するが、その際、これら
高さの異なる底部を有する水路ブロック10、10の間
には、スロープブロック20を挿入する。また、図中の
符号16は、上記水路ブロック10の端面14に形成さ
れ、後に詳述するスロープブロック20の舌片25を挿
入するための溝を示している。
【0010】このスロープブロック20は、図2さらに
は図4にも示すように、高さの異なる底面15を有する
2つの水路ブロック10、10の、それぞれの流路空間
11の底面15、15とを連絡する勾配が形成された上
面21と、底面の低い側の水路ブロック10の断面形状
に対応した底面22と、端面23とから構成され、さら
に、前記端面23には下方に向けて突設した舌片25が
取り付けられている。より具体的に説明すると、このス
ロープブロック20の上面21は、図の右側の底面の低
い水路ブロック10の底面15が、図の左側の底面の高
い水路ブロック10の底面15へ、その突き合わせ面で
段差を形成せず、緩やかな勾配を形成するような勾配面
を形成し、スロープブロック20の底面22は、図の右
側の底面の低い水路ブロック10の底面15により形成
され、さらに、その端面23は上記底面22に対して垂
直な面で形成されている。すなわち、このスロープブロ
ック20は、水路ブロック10の断面形状によるが、外
形略三角柱形の形状を有している。
は図4にも示すように、高さの異なる底面15を有する
2つの水路ブロック10、10の、それぞれの流路空間
11の底面15、15とを連絡する勾配が形成された上
面21と、底面の低い側の水路ブロック10の断面形状
に対応した底面22と、端面23とから構成され、さら
に、前記端面23には下方に向けて突設した舌片25が
取り付けられている。より具体的に説明すると、このス
ロープブロック20の上面21は、図の右側の底面の低
い水路ブロック10の底面15が、図の左側の底面の高
い水路ブロック10の底面15へ、その突き合わせ面で
段差を形成せず、緩やかな勾配を形成するような勾配面
を形成し、スロープブロック20の底面22は、図の右
側の底面の低い水路ブロック10の底面15により形成
され、さらに、その端面23は上記底面22に対して垂
直な面で形成されている。すなわち、このスロープブロ
ック20は、水路ブロック10の断面形状によるが、外
形略三角柱形の形状を有している。
【0011】また、このスロープブロック20は、やは
り、コンクリートなどを型枠に流し込んで固めて形成さ
れるが、その際、その端面23には、鉄板などの金属板
を略「L」字状に曲げて形成した部材を埋め込んで、も
って、上記スロープブロック20の端部23から下方に
向けて突設した舌片25を形成している。
り、コンクリートなどを型枠に流し込んで固めて形成さ
れるが、その際、その端面23には、鉄板などの金属板
を略「L」字状に曲げて形成した部材を埋め込んで、も
って、上記スロープブロック20の端部23から下方に
向けて突設した舌片25を形成している。
【0012】以上に説明したスロープブロック20を用
いて、高さの異なる底部を有する水路ブロック10、1
0を突き合わせて継ぎ合わせる作業方法を説明する。先
ず、図1に示すように、スロープブロック20を底面の
低い水路ブロック10の端部に嵌め込む。この時、スロ
ープブロック20の底面22は、図の右側の底面の低い
水路ブロック10の底面15に対応していることから、
隙間なくぴったりとはまる。また、スロープブロック2
0の舌片25が下方に向けて突設していることから、こ
のスロープブロック20は、その端部23を水路ブロッ
ク10の端面14と同一面になるように位置される。
いて、高さの異なる底部を有する水路ブロック10、1
0を突き合わせて継ぎ合わせる作業方法を説明する。先
ず、図1に示すように、スロープブロック20を底面の
低い水路ブロック10の端部に嵌め込む。この時、スロ
ープブロック20の底面22は、図の右側の底面の低い
水路ブロック10の底面15に対応していることから、
隙間なくぴったりとはまる。また、スロープブロック2
0の舌片25が下方に向けて突設していることから、こ
のスロープブロック20は、その端部23を水路ブロッ
ク10の端面14と同一面になるように位置される。
【0013】その後、図の右側の底面の低い水路ブロッ
ク10と図の左側の底面の高い水路ブロック10を、そ
れぞれの端面14、14を互いに突き合わせながら継ぎ
合わせ、その継ぎ合わせ部分の周囲にモルタルなどを埋
め込んで固定する。図2には、このようにして継ぎ合わ
せた後の水路ブロック10、10の突き合わせ部の拡大
図が示されいる。図からも明らかなように、これら2個
以上の水路ブロック10、10を継ぎ合わせて形成され
たブロック組立式水路では、その内部に形成される流路
空間11の底面15は、上記スロープブロック20の上
面21により、高さの異なる底面15、15間で生じる
段差を解消し、図の左側の底面の高い水路ブロック10
から図の右側の底面の低い水路ブロック10へ向けてス
ムーズに水を流すことの出来る流路を形成することとな
る。また、このスロープブロック20は、その舌片25
を突き合わせた2つの水路ブロック10、10の端面1
4、14の間に挟み込んで固定することにより、所定の
位置に、確実に固定されることが出来る。
ク10と図の左側の底面の高い水路ブロック10を、そ
れぞれの端面14、14を互いに突き合わせながら継ぎ
合わせ、その継ぎ合わせ部分の周囲にモルタルなどを埋
め込んで固定する。図2には、このようにして継ぎ合わ
せた後の水路ブロック10、10の突き合わせ部の拡大
図が示されいる。図からも明らかなように、これら2個
以上の水路ブロック10、10を継ぎ合わせて形成され
たブロック組立式水路では、その内部に形成される流路
空間11の底面15は、上記スロープブロック20の上
面21により、高さの異なる底面15、15間で生じる
段差を解消し、図の左側の底面の高い水路ブロック10
から図の右側の底面の低い水路ブロック10へ向けてス
ムーズに水を流すことの出来る流路を形成することとな
る。また、このスロープブロック20は、その舌片25
を突き合わせた2つの水路ブロック10、10の端面1
4、14の間に挟み込んで固定することにより、所定の
位置に、確実に固定されることが出来る。
【0014】次に、上記本発明のブロック組立式水路を
構成する水路ブロック10の変形例を図3に示す。これ
ら図3(a)及び(b)から明らかなように、水路ブロ
ック10’、10”の内部に形成される流路空間1
1’、11”の断面形状は、上記図1の実施例の形状に
限定されることなく、特に、その底面15’、15”の
部分を、図面にも示すように、円形、あるいは、矩形に
することも可能である。しかしながら、その場合、スロ
ープブロック20の形状、特に、その上面21と底面2
2の形状は、使用される水路ブロック10の流路空間1
1の断面形状、特にその底面の形状に適合して変えるこ
とが必要となる。
構成する水路ブロック10の変形例を図3に示す。これ
ら図3(a)及び(b)から明らかなように、水路ブロ
ック10’、10”の内部に形成される流路空間1
1’、11”の断面形状は、上記図1の実施例の形状に
限定されることなく、特に、その底面15’、15”の
部分を、図面にも示すように、円形、あるいは、矩形に
することも可能である。しかしながら、その場合、スロ
ープブロック20の形状、特に、その上面21と底面2
2の形状は、使用される水路ブロック10の流路空間1
1の断面形状、特にその底面の形状に適合して変えるこ
とが必要となる。
【0015】すなわち、図5(a)、(b)及び(c)
は、上記図3(a)に示した水路ブロック10’に使用
するためのスロープブロック20’の、それぞれ、正
面、側面、背面形状を示している。また、図6(a)、
(b)及び(c)は、上記図3(b)に示した水路ブロ
ック10に使用するためのスロープブロック20”の、
それぞれ、正面、側面、背面形状を示している。
は、上記図3(a)に示した水路ブロック10’に使用
するためのスロープブロック20’の、それぞれ、正
面、側面、背面形状を示している。また、図6(a)、
(b)及び(c)は、上記図3(b)に示した水路ブロ
ック10に使用するためのスロープブロック20”の、
それぞれ、正面、側面、背面形状を示している。
【0016】また、上記の実施例では、水路プロック1
0、10’、10”の端面14には、下方に向けて突設
したスロープブロック20、20’、20”の舌片25
を挿入する溝16が形成されているが、この溝16を形
成せず、上記舌片25を、単に、突き合わせた水路ブロ
ックの端面14、14の間に挟み込んで固定することも
可能である。
0、10’、10”の端面14には、下方に向けて突設
したスロープブロック20、20’、20”の舌片25
を挿入する溝16が形成されているが、この溝16を形
成せず、上記舌片25を、単に、突き合わせた水路ブロ
ックの端面14、14の間に挟み込んで固定することも
可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の本発明の詳細な説明からも明らか
なように、本発明のブロック組立式水路によれば、その
内部に形成される流路は、高さの異なる底面を有する複
数の水路ブロックの継ぎ合わせるにもかかわらず、その
継ぎ合わ部分に段差を生じることなく、緩やかな勾配の
傾斜面によって連続的に継ぎ合わせることによってスム
ーズな水の流れを確保することが出来、かつ、その組立
方法も、突き合わせの際にスロープブロックを挿入する
だけの簡単な作業で実施することが出来るという、技術
的にもさらには実用的にも極めて優れた効果を発揮する
ことが可能である。
なように、本発明のブロック組立式水路によれば、その
内部に形成される流路は、高さの異なる底面を有する複
数の水路ブロックの継ぎ合わせるにもかかわらず、その
継ぎ合わ部分に段差を生じることなく、緩やかな勾配の
傾斜面によって連続的に継ぎ合わせることによってスム
ーズな水の流れを確保することが出来、かつ、その組立
方法も、突き合わせの際にスロープブロックを挿入する
だけの簡単な作業で実施することが出来るという、技術
的にもさらには実用的にも極めて優れた効果を発揮する
ことが可能である。
【図1】本発明の実施例になるブロック組立式水路の構
造を示す展開斜視図である。
造を示す展開斜視図である。
【図2】上記図1のブロック組立式水路の特徴部分であ
る継ぎ合わせ部分の詳細を示すための一部拡大断面図で
ある。
る継ぎ合わせ部分の詳細を示すための一部拡大断面図で
ある。
【図3】上記の実施例における水路プロックの他の変形
例を示すための水路プロックの正面図である。
例を示すための水路プロックの正面図である。
【図4】上記図1のブロック組立式水路において使用さ
れるスロープブロックの構造を示す正面、側面及び背面
図である。
れるスロープブロックの構造を示す正面、側面及び背面
図である。
【図5】上記図3(a)の水路プロックに対応して使用
されるスロープブロックの構造を示す正面、側面及び背
面図である。
されるスロープブロックの構造を示す正面、側面及び背
面図である。
【図6】上記図3(b)の水路プロックに対応して使用
されるスロープブロックの構造を示す正面、側面及び背
面図である。
されるスロープブロックの構造を示す正面、側面及び背
面図である。
10、10’、10” 水路ブロック 11、11’、11” 流路空間 12 (水路ブロックの)上面 13 開口 14 (水路ブロックの)端面 15、15’、15” 底面 16 (舌片の挿入)溝 20、20’、20” スロープブロック 21、21’、21” (スロープブロックの)上面 22、22’、22” (スロープブロックの)底面 23 (スロープブロックの)端面 25 舌片
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に水路を形成する流路空間を形成し
た少なくとも2個以上の水路ブロックを継ぎ合わせて形
成するブロック組立式水路であって、第一の水路ブロッ
クと、前記第一の水路ブロックの流路空間の底面より高
い位置にその流路空間の底面が位置する第二の水路ブロ
ックとを互いに接続してなるブロック組立式水路におい
て、前記第一の水路ブロックの流路空間底面と前記第二
の水路ブロックの流路空間底面とを連絡する勾配が形成
された上面と、前記第一の水路ブロックの流路空間の断
面形状に対応した底面と、そして、端部から下方に向け
て突設した舌片とを有するスロープブロックを、前記第
一の水路プロックの流路空間端部の底面に嵌め込み、さ
らに、前記スロープブロックの舌片を、互いに突き合わ
せた前記第一と第二の水路ブロックの端面の間に挟み込
んで固定したことを特徴とするブロック組立式水路。 - 【請求項2】 互いに突き合わせた前記第一の水路プロ
ックの端面と前記第二の水路プロックの端面の少なくと
も一方に、前記スロープブロックの舌片を挿入する溝が
設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブロ
ック組立式水路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6251325A JP2710042B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ブロック組立式水路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6251325A JP2710042B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ブロック組立式水路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0893043A JPH0893043A (ja) | 1996-04-09 |
JP2710042B2 true JP2710042B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=17221145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6251325A Expired - Fee Related JP2710042B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ブロック組立式水路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710042B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6251325A patent/JP2710042B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0893043A (ja) | 1996-04-09 |
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