JP2709801B2 - 床面照明表示装置 - Google Patents

床面照明表示装置

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JP2709801B2
JP2709801B2 JP7068579A JP6857995A JP2709801B2 JP 2709801 B2 JP2709801 B2 JP 2709801B2 JP 7068579 A JP7068579 A JP 7068579A JP 6857995 A JP6857995 A JP 6857995A JP 2709801 B2 JP2709801 B2 JP 2709801B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は,例えばホテル,博物
館等の公共的な建物を含む各種の建物に好適に用いられ
る床面照明表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 例えばホテル,駅舎等の誘導用サイ
ン,博物館,公民館等の展示体,地下街通路の広告体に
は,天井吊下げ式,壁面直付式或いは壁面埋込式の照明
表示装置が用いられており,これら照明表示装置は,一
般に粗面化する等した拡散パネルと,該拡散パネルの裏
面に縦設又は横設した複数乃至多数の蛍光管光源と,拡
散パネル表面に積層した,上記サイン,展示,広告用の
被照明表示体と,該被照明表示体表面にこれを被覆保護
するように積層した透明パネルとを備え,例えばこれら
をボックス内に収納したものとされている。
【0003】 一方床面においては,例えば市町村庁
舎,病院等に見られる如く,床面に直付け接着した着色
テープによる誘導用の色別表示が用いられているに止ま
り,一般に照明表示装置は用いられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 建物の床面は,例え
ばホテル,博物館等におけるロビーや展示会場におい
て,有効な展示スペースとなし得るスペースであり,ま
た例えばホテル廊下,地下街通路等において,例えば火
災時に煙の少い下層面に位置して避難誘導に最適な面を
なし得るスペースであるから,床面を上記誘導用サイ
ン,展示体,広告体等の照明表示装置として用いること
は床面スペースの活用として好適なものとなる。
【0005】 然し乍ら,上記拡散パネルの裏面に蛍光
管光源を配設した照明表示装置を床面用に用いようとし
ても,蛍光管光源配設のために中空スペースが形成され
るため,床面の受ける人,通過台車,車椅子等の荷重に
対して充分な強度を確保することが困難であり,仮にこ
の強度を確保しようとした場合,架設状とした拡散パネ
ル又は透明パネルによって床面の受ける荷重を支え,破
損したりする可能性のない耐荷重性を確保しなければな
らず,著しく高価のものとなる上,大きさの制約を受
け,極く小面積のものに限定されることにならざるを得
ず,また上記中空スペースを必要とする構成によって厚
さが厚くなり易く,コンクリート床面と床仕上面間の厚
さ内に納め得ない傾向が出易い。
【0006】 本発明はかかる事情に鑑みてなされたも
ので,その解決課題とする処は,床面として受ける荷重
に対して充分な耐荷重性を備え,面積の大小を問うこと
なく,可及的簡易に床面に対して床仕上面と面一に埋込
み設置して床面スペースを有効に活用し得る床面照明表
示装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題に添って本発
明は,裏面反射体,導光パネル,表面拡散体よりなり,
導光パネルの側端に蛍光管光源を臨設し,その入射光に
よって導光パネルを面発光させるようにした,例えば液
晶バックライトとして用いられるエッジライト方式の面
発光体が,上記裏面反射体,導光パネル,表面拡散体を
面接状に積層した積層構造のものとされているので,こ
れを床面照明表示装置に用いた場合,中空スペースを必
要とせず,従って,面発光体を載置基台上に載置すれ
ば,床面として受ける荷重に対して充分な耐荷重性を確
保した中実のものとし得る上,全体の厚さを比較的薄い
ものとすることができるので,建物のコンクリート床面
と床仕上面間の厚さ内に納めるようにし得る点に着目
し,コンクリート床面と床仕上面間の厚さ内に載置基台
を配設して床仕上面に対して凹陥状とするとともに,そ
の側端に,光源交換を容易化して蛍光管光源を収納し得
るように側端光源収納部を有する床凹陥部を形成し,上
記載置基台に上記面発光体を載置して床凹陥部にこれを
嵌め込むように配設し,面発光体によって被照明表示体
を照明する一方,その保護用の透明パネルを床仕上面と
面一となるように配置することによって,載置基台によ
り支持することによって全体を中実の埋込み設置構造と
したものであって,即ち本発明は,その請求項1に記載
の発明を,建物のコンクリート床面と床仕上面間の厚さ
内の載置基台によって上記床仕上面に対して浅い均一深
さの凹陥状に配設し且つその一又は複数の側端に上記載
置基台より深さを深くした側端光源収納部を有する床凹
陥部と,上記載置基台に載置して床凹陥部に嵌入状に配
設した裏面反射体,導光パネル及び表面拡散体よりなる
面発光体と,該面発光体の導光パネルの側端に臨設する
ように上記側端光源収納部に配設した蛍光管光源と,上
記面発光体の表面拡散体上に載置した被照明表示体と,
該被照明表示体上に載置してこれを被覆保護するように
上記床仕上面と面一に配設した床仕上透明パネルとを備
えてなることを特徴とする床面照明表示装置とし,請求
項2に記載の発明を,上記床凹陥部に代えて,建物のコ
ンクリート床面を載置基台とし該載置基台によって床仕
上面に対して浅い均一深さの凹陥状に配設し且つその一
又は複数の側端に上記載置基台より深さを深くするよう
にコンクリート床面を堀込状とした側端光源収納部を有
する床凹陥部を用いてなることを特徴とする請求項1に
記載の床面照明表示装置とし,請求項3に記載の発明
を,上記床凹陥部における側端光源収納部上を床仕上面
によって被覆するとともに該部分の床仕上面部位を独立
して開閉自在又は着脱自在としてなることを特徴とする
請求項1又は2に記載の床面照明表示装置とし,請求項
4に記載の発明を,上記床凹陥部における載置基台を,
反射性表面を有するように表面仕上げし又は反射体を張
設した反射性載置基台とし,面発光体の裏面反射体を,
該反射性載置基台によって兼用してなることを特徴とす
る請求項1,2又は3に記載の床面照明表示装置とし且
つこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手
段としたものである。
【0008】
【実施例】 以下実施例を示す図面に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは床面照明表示装置であり,
該床面照明表示装置Aは,床凹陥部8,面発光体13,
蛍光管光源19,被照明表示体20及び床仕上透明パネ
ル21とを備えて構成してある。
【0009】 床凹陥部8は,建物のコンクリート床面
1と床仕上面2間の厚さ内の載置基台9によって浅い均
一深さの凹陥状に配設し且つその対向側端に上記載置基
台9より深さを深くした側端光源収納部10を有するも
のとしてある。
【0010】 本例にあつて床仕上面2は,躯体のスラ
ブ上面,即ちコンクリート床面1上に枠組下地3を施
し,該枠組下地3上に,厚肉鋼板及び厚肉合板による下
地板4を敷設し,該下地板4上にタイルカーペット5を
敷設したことによるカーペット面としてあり,床凹陥部
8は,枠組下地3内のコンクリート床面1に厚肉合板に
よる基板6を敷設し,側端光源収納部10を対向側端に
残すようにしてこれらの間に所定間隔多数の横枠材7を
配し,該横枠材7上に厚肉合板による面状水平の載置基
台9を支持固定することにより,載置基台9を,上記側
端光源収納部10に対して段差状に隆起させ,床仕上面
2に対して,例えば1cm乃至5cm程度の浅い均一深
さの凹陥状とし且つその対向側端に配設した側端光源収
納部10の上記載置基台に対する深さを深くするように
したものとしてある。
【0011】 面発光体13は,上記載置基台9に載置
して床凹陥部8に嵌入状に配設した裏面反射体14,導
光パネル15及び表面拡散体18よりなるものとしてあ
る。
【0012】 裏面反射体14は,例えば白色ポリエス
テルシート,アルミニウム蒸着フィルムの如きフィルム
やシート又はこれをベースパネルに貼着したパネル,或
いはベースパネルにアルミニウムを蒸着し又は白色,銀
色等の塗料を塗布したパネルを用いることによって高反
射性を備えたものとしてある。
【0013】 また導光パネル15は,アクリル透明樹
脂,透明硝子等による透明基板16の裏面に,規則配列
した網点による網点パターン17を拡大して,例えばス
クリーン印刷したものとしてあり,このとき網点パター
ン17は,中央位置において網点面積を最大とするよう
に対向側端から中央位置に向けて,網点の規則配列の位
置関係を不変に維持したままその面積を無段階漸増した
ものとしてある。この網点パターン17は,後述の対向
側端の蛍光管光源19から導光パネル15に供給される
入射光の導光パネル15内の乱反射を促進して,入射光
による導光パネル15の網点光輝状の発光と蛍光管光源
19から離隔方向への入射光の導光とを行って,導光パ
ネル15の全面に亘って明るく均一性の高い面発光によ
る照明を行う入射光の導光手段であり,特に透明基板1
6の裏面にこれを形成するのが輝度と均一性を確保する
上で好ましい。
【0014】 表面拡散体18は,例えば半透明白色ポ
リエステルシート,乳白色アクリル樹脂板,スリ硝子
板,表面粗面化樹脂板等半透明とすることによって,導
光パネル15の面発光による照明光を拡散透過させるこ
とにより,上記網点パターン17のスケを防止するもの
としてある。
【0015】 これら裏面反射体14,導光パネル15
及び表面拡散体18は,それぞれ床面照明表示装置Aの
有効照明面よりやや外周を大きく形成した同形同寸法の
ものとしてあり,これらは裏面側から裏面反射体14,
導光パネル15,表面拡散体18の順で積層して,例え
ば部分接着,溶着等によって固定したものとして,或い
はこれらの順で個別積層状に,載置基台9上に載置し
て,上記床凹陥部8に積層構造のものとして嵌込状に
し,中実の埋込み設置構造の状態に配設したものとして
ある。
【0016】 蛍光管光源19は,面発光体13の導光
パネル15の側端に臨設するように側端光源収納部10
に配設したものとしてある。
【0017】 本例にあって蛍光管光源19は,熱陰極
又は冷陰極にして導光パネル15の上記対向側端と同長
の蛍光管を一対用いて,導光パネル15に入射光を供給
し得るように,該導光パネル15の対向側端にそれぞれ
近接して臨設して,対向側端の各側端光源収納部10の
上方に浮し状に配設してある。
【0018】 被照明表示体20は,面発光体13の表
面拡散体18上に載置したものとしてあり,本例にあっ
て,例えば誘導用サイン図柄,展示写真,広告文字等の
表示を有する光透過性のポジ画像のフィルム乃至パネル
を用いるものとしてある。
【0019】 床仕上透明パネル21は,被照明表示体
20上に載置してこれを被覆保護するように上記床仕上
面2と面一に配設したものとしてある。
【0020】 本例にあってこの床仕上透明パネル21
は,透明硝子,硬質透明樹脂のパネル21a,21bを
複数枚用いて,床面照明表示装置A乃至面発光体13の
有効照明面を覆って,被照明表示体20を保護したもの
としてある。
【0021】 このとき本例の床面照明表示装置Aの床
凹陥部8における側端光源収納部10上は,これを床仕
上面2によって被覆するとともに該部分の床仕上面部位
24を独立して着脱自在としてなるものとしてある。
【0022】 即ち本例にあって,側端光源収納部10
上の床仕上面部位24は,床仕上面2と同じ構成にして
これと独立に区分した板状のものとしてあり,その一端
を上記枠組下地3に,他端を面発光体13端部にそれぞ
れ載置支持することによって,各側端光源収納部10上
を被覆して蛍光管光源19の露見を防止し且つ床仕上透
明パネル21の対向側端において有効照明面を画するも
のとしてある。
【0023】 図中11は蛍光管光源19の通電口,1
2は蛍光管光源19の反射板,22は床仕上透明パネル
21側端に配設し,コーキング材23を介して端部仕上
げを行うようにした鋼製パネルフレームである。
【0024】 このように構成した床面照明表示装置A
にあっては,それ自体積層構造とされた面発光体13
と,被照明表示体20及び床仕上透明パネル21が,載
置基台9上に積層支持され,床凹陥部8に中実の埋込み
設置構造とされるから,床面として受ける荷重は中実の
面に分散されて載置基台9に確実に受止めされ,部分的
な集中荷重が作用することによりこれが破損したりする
ことを防止し得る一方,上記中実の埋込み設置構造は全
体の厚さを比較的薄いものとできるから,床仕上透明パ
ネル21を床仕上面2と面一とすることができ,床仕上
面2から上方に突出して歩行や車椅子等の通行の障害と
なったりすることを防止し且つ被照明表示体20を明る
く均一に背面照明して床面スペースの有効活用を行うと
ともに,例えば避難用表示として用いた場合には,火災
時に煙の少い下層面に位置して避難誘導に最適な表示と
なり,避難用表示としての実効性を確保できる。
【0025】 図示例に基づく説明は以上のとおりとし
たが,本発明の実施に当っては更に,コンクリート床面
と床仕上面の厚さに応じてコンクリート床面と載置基台
の関係を,コンクリート床面に載置基台を,例えば面接
載置するようにしたコンクリート床面面接載置状のもの
とすることができ,またコンクリート床面を載置基台と
するように,建物のコンクリート床面を載置基台とし該
載置基台によって床仕上面に対して浅い均一深さの凹陥
状に配設し且つその一又は複数の側端に上記載置基台よ
り深さを深くするようにコンクリート床面を堀込状とし
た側端光源収納部を有する床凹陥部を形成し,この床凹
陥部を用いるようにすることもできる。
【0026】 側端光源収納部は,床凹陥部の側端に配
設するが,これを床凹陥部の一側端とする場合,上記例
の如くに対向側端とする場合,L字状又はコ字状の連続
複数の側端とする場合,全周に亘る側端とする場合の一
又は複数のいずれかを採用することができるが,いずれ
にするかは床面照明表示装置の面積に応じて,面発光体
に必要な照明輝度との相対的関係から,これに配設する
蛍光管光源の数や臨設の態様に基づいて定めればよい。
【0027】 このとき面発光体の導光パネルが,輝度
の均一性を確保し得るように蛍光管光源からの距離に反
比例して乱反射量をコントロールするように,導光パネ
ルの入射光導光手段を形成することが好ましく,例えば
一側端に側端光源収納部を設けて一側端の蛍光管光源を
用いる場合,入射光導光手段は,例えば網点面積を非光
源側端部において,又は反射光を受けるときはその反射
光量を考慮に入れて非光源側端部の手前位置において最
大とする上記と同様な網点パターンを用いるようにすれ
ばよい。
【0028】 導光パネルの入射光導光手段は,上記乱
反射量をコントロールするものであれば,必ずしも上記
網点パターンによることなく,例えばヘアライン状等の
パターンとすることもでき,またその形成は上記スクリ
ーン印刷に限ることなく,例えばパターンに添った透明
基板の粗面化加工や,透明基板に網点突起,ライン突条
乃至網点孔,ライン溝等を形成する樹脂の一体成型によ
る成型手段によるものとすることもできる。
【0029】 面発光体は,導光パネルの裏面に裏面反
射体を必要とするが,この裏面反射体は,床凹陥部にお
ける載置基台を,反射性表面を有するように,例えば研
磨,塗装,鍍金等による表面仕上げし又は,これら表面
仕上げした或いはアルミ箔の如くにそれ自体反射性を有
する反射体を張設した反射性載置基台とし,該反射性載
置基台によって兼用するものとしてもよい。
【0030】 床面照明表示装置における蛍光管光源が
床面に露見するのは,これを避けることが好ましい。そ
のためには上記床仕上面によって側端光源収納部上を被
覆するようにするのが簡便であるが,該部分の床仕上面
部はこれを独立して開閉自在とすることによっても,上
記着脱自在のものと同様に蛍光管光源の交換等メンテナ
ンスを行う上で便利である。更に蛍光管光源の露見防止
の手段として,側端光源収納部上を床の下地板によって
同様に開閉自在又は着脱自在とし,該部位上を,床仕上
透明パネルを延設して縁取り状にブランク仕上げを施す
ようにして被覆してもよく,もとより該部位上に同じく
縁取り状の床仕上金属板や金属枠を用いることもでき
る。
【0031】 更に載置基台を面状のものに代えてメッ
シュ状,格子状等のものとすること,面発光体,被照明
表示体及び床仕上透明パネルを,側端光源収納部側を開
放したケースに納めたユニットとし,載置基台に対する
面発光体の載置をケース底板を介した間接載置によって
行うこと,該ユニットに側端光源収納部を追加的に設け
るようにすること等を含めて,床凹陥部,面発光体,蛍
光管光源,被照明表示体,床仕上透明パネル,必要に応
じて用いることある床仕上面部位,反射性載置基台の各
具体的形状,材質,構造,数,寸法,これらの関係,こ
れらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り
変更し得て,具体的態様を様々のものとして本発明を実
施することができる。
【0032】
【発明の効果】 以上のとおり本発明請求項1に記載の
発明は,建物のコンクリート床面と床仕上面間の厚さ内
の載置基台によって上記床仕上面に対して浅い均一深さ
の凹陥状に配設し且つその一又は複数の側端に上記載置
基台より深さを深くした側端光源収納部を有する床凹陥
部と,上記載置基台に載置して床凹陥部に嵌入状に配設
した裏面反射体,導光パネル及び表面拡散体よりなる面
発光体と,該面発光体の導光パネルの側端に臨設するよ
うに上記側端光源収納部に配設した蛍光管光源と,上記
面発光体の表面拡散体上に載置した被照明表示体と,該
被照明表示体上に載置してこれを被覆保護するように上
記床仕上面と面一に配設した床仕上透明パネルとを備え
てなることを特徴とし,請求項2に記載の発明は,上記
床凹陥部に代えて,建物のコンクリート床面を載置基台
とし該載置基台によって床仕上面に対して浅い均一深さ
の凹陥状に配設し且つその一又は複数の側端に上記載置
基台より深さを深くするようにコンクリート床面を堀込
状とした側端光源収納部を有する床凹陥部を用いてなる
ことを特徴とするから,それ自体積層構造とされた面発
光体,被照明表示体及び床仕上透明パネルが,載置基台
上に積層支持されて,床凹陥部に中実の埋込み設置構造
とされるので,床面として受ける荷重は中実の面に分散
されて載置基台に確実に受止めされ,部分的な集中荷重
が作用することにより破損したりすることを防止する一
方,上記中実の埋込み設置構造は全体の厚さを比較的薄
いものとできるので,床仕上透明パネルを床仕上面と面
一とすることができ,床仕上面から上方に突出して歩行
や車椅子等の通行の障害となったりすることを防止し且
つ被照明表示体を明るく均一に背面照明して床面スペー
スの有効活用を行うとともに,例えば避難用表示として
用いた場合には,火災時に煙の少い下層面に位置して避
難誘導に最適な表示となり,避難用表示としての実効性
を確保でき,従って床面として受ける荷重に対して充分
な耐荷重性を備え,面積の大小を問うことなく,可及的
簡易に床面に対して床仕上面と面一に埋込み設置して床
面スペースを有効に活用し得る床面照明表示装置をそれ
ぞれ提供することができる。
【0033】 請求項3に記載の発明は,上記床凹陥部
における側端光源収納部上を床仕上面によって被覆する
とともに該部分の床仕上面部位を独立して開閉自在又は
着脱自在としてなることを特徴とするから,上記に加え
て,側端光源収納部を必要に応じて開放して,該側端光
源収納部に配設した蛍光管光源の交換等メンテナンスを
簡易化するとともに蛍光管光源が床面に露見するのを違
和感なく美麗に防止できる。
【0034】 請求項4に記載の発明は,上記床凹陥部
における載置基台を,反射性表面を有するように表面仕
上げし又は反射体を張設した反射性載置基台とし,面発
光体の裏面反射体を,該反射性載置基台によって兼用し
てなることを特徴とするから,同じく上記に加えて,面
発光における裏面反射体を省略して構造を簡易化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 床面照明表示体の設置状態を示す斜視図であ
る。
【図2】 床面照明表示体の分解斜視図である。
【図3】 床面照明表示体の端部構造を示す拡大縦断面
図である。
【符号の説明】
A 床面照明表示装置 1 コンクリート床面 2 床仕上面 8 床凹陥部 9 載置基台 10 側端光源収納部 13 面発光体 14 裏面反射体 15 導光パネル 18 表面拡散体 19 蛍光管光源 20 被照明表示体 21 床仕上透明パネル 23 床仕上面部位

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物のコンクリート床面と床仕上面間の
    厚さ内の載置基台によって上記床仕上面に対して浅い均
    一深さの凹陥状に配設し且つその一又は複数の側端に上
    記載置基台より深さを深くした側端光源収納部を有する
    床凹陥部と,上記載置基台に載置して床凹陥部に嵌入状
    に配設した裏面反射体,導光パネル及び表面拡散体より
    なる面発光体と,該面発光体の導光パネルの側端に臨設
    するように上記側端光源収納部に配設した蛍光管光源
    と,上記面発光体の表面拡散体上に載置した被照明表示
    体と,該被照明表示体上に載置してこれを被覆保護する
    ように上記床仕上面と面一に配設した床仕上透明パネル
    とを備えてなることを特徴とする床面照明表示装置。
  2. 【請求項2】 上記床凹陥部に代えて,建物のコンクリ
    ート床面を載置基台とし該載置基台によって床仕上面に
    対して浅い均一深さの凹陥状に配設し且つその一又は複
    数の側端に上記載置基台より深さを深くするようにコン
    クリート床面を堀込状とした側端光源収納部を有する床
    凹陥部を用いてなることを特徴とする請求項1に記載の
    床面照明表示装置。
  3. 【請求項3】 上記床凹陥部における側端光源収納部上
    を床仕上面によって被覆するとともに該部分の床仕上面
    部位を独立して開閉自在又は着脱自在としてなることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の床面照明表示装置。
  4. 【請求項4】 上記床凹陥部における載置基台を,反射
    性表面を有するように表面仕上げし又は反射体を張設し
    た反射性載置基台とし,面発光体の裏面反射体を,該反
    射性載置基台によって兼用してなることを特徴とする請
    求項1,2又は3に記載の床面照明表示装置。
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