JP5632717B2 - 空間演出装置 - Google Patents

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本発明は、遊園地等のテーマパークを含む各種商業施設、展示ルーム、マンションなどの大型建築物のエントランス等の床として適用される空間演出装置に関する。
従来より、各種商業施設やショールーム等では、空間の雰囲気を演出して来客に強いインパクトを与えるために、床としてガラス床が適用される場合がある。このようなガラス床は、床面に敷設した支持フレーム上に透明または不透明なガラス板や装飾性のガラスブロックなどを配して構成され、その床下に照明器具が配置されている。また、ガラス板またはガラスブロックを透明にすることにより、床下の構造を観察できるようにしたものも実用化されている。
また、空間の装飾効果を向上させる手段として、床面や天井、側壁などに光を反射するミラー板を配設し、いわゆる合わせ鏡の原理により空間内の像を連続的に反射させて、その空間が無限に続くかのような視覚効果を生じるものがある(例えば特許文献1、特許文献2などを参照)。
特開2007−313151号公報 特開平9−103346号公報
しかしながら、上述したように床面にミラー板を設置した場合、そこをスカートを穿いた女性が通過すると、そのスカート内が床面のミラー板に反射して、その付近にいる他人に見られてしまうという問題があった。そのため、このような問題を生じることなく、空間の装飾効果を向上させることができる装置やシステムが望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ミラー板とハーフミラー板とを組み合わせて床構造を構成することにより、低コストで優れた空間装飾効果を発揮することができる空間演出装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、歩行者が通過可能な床面として適用される空間演出装置であって、歩行部分となる最上層に配された強化透明ガラス板と、前記強化透明ガラス板の下に重ねて配されたハーフミラー板と、前記ハーフミラー板の下方に所定の間隙を介して配されたミラー板と、前記所定の間隙内に配設された照明手段とを備え、前記照明手段は、前記所定の間隙内で前記ミラー板の上面に配された断面矩形状の側壁の長手方向に沿って設けられたことを特徴とする空間演出装置により、達成される。
また、本発明の上記目的は、前記照明手段が、前記所定の間隙内の両側壁に沿って配されていることにより、効果的に達成される。

また、本発明の上記目的は、前記所定の間隙内の両側壁が、ミラー面になっていることにより、効果的に達成される。


さらに、本発明の上記目的は、前記照明手段の照度が、前記強化透明ガラス板の上方空間の照度よりも明るくなるように設定されていることにより、効果的に達成される。
本発明に係る空間演出装置によれば、製作容易な比較的簡単な構成でカレイドスコープの原理(合わせ鏡の原理)を用いた絶壁のような深みのある深淵空間を演出することができ、この空間演出により、来客に強いインパクトを与えることができる。すなわち、この空間演出装置により、低コストで優れた優れた空間装飾効果を発揮することができる。
また、本発明に係る空間演出装置によれば、床面として適用される該空間演出装置の上方空間の像が下面で反射しない構成になっているので、スカートを穿いた女性も安心してこの空間演出装置の上面を通過することができる。
本実施形態に係る空間演出装置が床に適用された建築物の廊下を示す概念図である。 本実施形態に係る空間演出装置の要部を示す斜視図である。 本実施形態に係る空間演出装置の要部を示す正面斜視図である。
以下、本発明に係る空間演出装置の第1実施形態について、図面を参照にしながら説明する。
図1は、実施形態に係る空間演出装置が床に適用された建築物の廊下を示す概念図である。また、図2は、本実施形態に係る空間演出装置の要部を示す斜視図であり、図3は、本実施形態に係る空間演出装置の要部を示す正面斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る空間演出装置1は、遊園地等のテーマパークを含む各種商業施設やショールーム等において、空間の雰囲気を演出して来客に強いインパクトを与えることが求められる廊下の床として適用され、この廊下の明度は、周囲の空間よりも暗く設定されている。
この空間演出装置1は、歩行部分となる最上層に配された強化透明ガラス板2と、該強化透明ガラス板2の下に重ねて配されたハーフミラー板3と、該ハーフミラー板3の下方に所定の間隙4を介して配されたミラー板5とを備えている。強化透明ガラス板2とハーフミラー板3とを積層してなる上板部6は、底板部であるミラー板5の両側上面に配された断面矩形状の側壁部材7,7によって支持されている。
所定の間隙4は、商品や展示品などを配置することができる十分な高さh(図3)を有しており、展示ケースとして適用可能である。この展示ケース4内の両側、すなわち側壁部材7,7の内側面7a,7aには、該側壁部材7,7の長手方向に沿って照明手段8,8が配設されている。図示されていないが、この照明手段8,8は、側壁部材7,7の長手方向に沿って連なる複数のLEDなどからなり、照度を調節可能な電源に電気的に接続されている。
上板部6のハーフミラー板3は、下面3aがハーフミラー面になっていて、該ハーフミラー面は、下方からの光を一定の割合で反射するとともに、残りの光をそのまま通過させるようになっている。すなわち、このハーフミラー板3は、光を素通しするガラス面としての機能と、ミラー面としての機能とを有している。一方、底板部であるミラー板5の上面5aは、全ての光を反射するミラー面になっている。このような上板部6と底板部5の組み合わせにより、展示ケース4内では、いわゆる合わせ鏡の原理により、内部の像の反射が連続して生じ、その空間が無限に続くような視覚効果を得ることができる。これにより、強化透明ガラス板2の上方を通過する人は、下を見るとあたかも絶壁に立っているかのような深淵空間を体感して、強いインパクトを得ることができる。さらに、この展示ケース4内に商品や展示品を配置することにより、それらの画像が半永久的に連続して見えるようになるので、商品や展示品を十分にアピールすることも可能である。一方で、本実施形態に係る空間演出装置1では、強化透明ガラス板2より上方の空間の像が下面で反射しない構成になっている。したがって、スカートを穿いた女性であっても、安心してこの空間演出装置1の上を通過することができ、上述した深淵空間を体感することができる。
また、必要に応じて、間隙(展示ケース)4の高さh、すなわち側壁部材7の高さhを調整することにより、異なる深淵空間を実現することができる。さらに、照明手段8の照度や発光色、発光パターンなどを適宜変更することによっても、より優れた深淵空間を実現することが可能である。
なお、本実施形態では、両側の側壁部材7,7の内側面7a,7aのミラー面/非ミラー面については特に限定されていないが、この両側の側壁部材7,7の内側面7a,7aをともにミラー面とすることにより、連鎖的に多方向で合わせ鏡の原理が生じ、より効果的な空間演出を実現することも可能である。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1・・・空間演出装置
2・・・強化透明ガラス
3・・・ハーフミラー板
3a・・・下面
4・・・間隙(展示ケース)
5・・・ミラー板(底板部)
5a・・・上面
6・・・上板部
7・・・側壁部材
7a・・・内側面
8・・・照明手段

Claims (4)

  1. 歩行者が通過可能な床面として適用される空間演出装置であって、
    歩行部分となる最上層に配された強化透明ガラス板と、
    前記強化透明ガラス板の下に重ねて配されたハーフミラー板と、
    前記ハーフミラー板の下方に所定の間隙を介して配されたミラー板と、
    前記所定の間隙内に配設された照明手段とを備え、
    前記照明手段は、前記所定の間隙内で前記ミラー板の上面に配された断面矩形状の側壁の長手方向に沿って設けられたことを特徴とする空間演出装置。
  2. 前記照明手段は、前記所定の間隙内の両側壁に沿って配されている請求項に記載の空間演出装置。
  3. 前記所定の間隙内の両側壁は、ミラー面になっている請求項1又は2に記載の空間演出装置。
  4. 前記照明手段の照度は、前記強化透明ガラス板の上方空間の照度よりも明るくなるように設定されている請求項1ないしのいずれかに記載の空間演出装置。
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