JP2708910B2 - 浴室ユニットへの照明器具の取り付け装置 - Google Patents

浴室ユニットへの照明器具の取り付け装置

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JP2708910B2 JP1250127A JP25012789A JP2708910B2 JP 2708910 B2 JP2708910 B2 JP 2708910B2 JP 1250127 A JP1250127 A JP 1250127A JP 25012789 A JP25012789 A JP 25012789A JP 2708910 B2 JP2708910 B2 JP 2708910B2
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元彦 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、浴室ユニットの天井パネルに照明器具を取
り付けるための技術に関する。
[従来の技術] 従来、浴室ユニットの天井パネルに照明器具を埋め込
み式で(つまり照明器具が天井パネルの上方に位置する
ように)取り付けるに当たっては、天井パネルに開口部
を形成し、天井パネルの上面側に開口部を覆うようにし
て照明器具を配置し、照明器具の外周部を天井パネルの
上面に設けた補強材に固着具により固着していた。した
がって、従来にあっては照明器具は天井パネルの上面側
において取り付け工事をしなければならなかった。従来
にあって照明器具を天井パネルの上面側に載置して取り
付けているのは照明器具の荷重が天井パネルの上面側の
補強材に直接支持させて取り付けることにより照明器具
を安定して取り付けることができ、天井パネルの下面側
を照明器具の取り付けにより破損しないようにするため
である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記したような従来例にあっては、照明器
具の取り付け工事が天井パネルの上面側においてしなけ
ればならないが、天井パネルの上面側における照明器具
の取り付け作業が面倒であり、特に、浴室ユニットの天
井パネルと建物の天井との間の空間が狭い場合等天井パ
ネルの上面側において照明器具の取り付け作業をするた
めの作業空間が十分確保できない場合があった。また、
照明器具を保守点検するためやあるいは交換するために
取り外す場合においても従来にあっては、天井パネルの
上面側において固着具を外す作業をしなければならず、
また天井パネルの開口部よりも大きい照明器具を傾けた
りして開口部から浴室ユニット内に取り出さねばなら
ず、これも大変面倒な作業で、場合によっては取り外す
こともできない事態が生じていた。
本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて発明したも
のであって、その目的とするところは、浴室ユニットの
内部からの取り付け作業により天井パネルに照明器具を
取り付けることができる浴室ユニットへの照明器具の取
り付け装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の浴室ユニットへの照明器具の取り付け装置
は、浴室ユニット1の天井パネル2に開口部3を形成
し、この開口部3に当たり部4を設け、天井パネル2の
上面側に吊り金具5を固着すると共に吊り金具5の吊り
部6を開口部3の上方に位置させ、吊り部6からボルト
7を垂設し、開口部3内に入れた内部に灯具8を設けた
照明器具9のケース10の天板部11にボルト7を通して天
板部11の下面側に突出したボルト7にナット12を螺合す
ると共にケース10の下端部外周の被当たり部13を当たり
部4に圧接して成ることを特徴とするものであって、こ
のような構成を採用することで上記した本発明の目的を
達成したものである。
[作用] しかして、照明器具9のケース10を浴室ユニット1の
天井パネル2の開口部3から入れ、ボルト7にナット12
を螺合することでケース10が上方に引き上げられ、これ
によりケース10の被当たり部13が天井パネル2の開口部
3の内側に設けた当たり部4に圧接されてケース10が動
かないように固定される。このように浴室ユニット1内
部からの作業で照明器具9の取り付けができる。そし
て、この照明器具9の取り付け状態では照明器具9の荷
重は吊り金具5を介して天井パネル2の上面側にかか
り、天井パネル2の下面側が破損したりすることがない
ものである。また、浴室ユニット1の内部からナット12
を取り外すことで照明器具9を浴室ユニット1の内部か
ら取り外すことができる。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図には浴室ユニット1の一実施例の斜視図が示し
てあり、第2図には同上の縦断面図が示してあり、第3
図には横断面図が示してある。浴室ユニット1は床パン
14(実施例では洗い場側床パンと浴槽設置側床パンとに
分割してある)の上に浴槽15を設置してあり、浴槽15は
添付図面の実施例では略円形状(壁パネル16に沿った部
分及び壁パネル16同士のなすコーナ部分はそれぞれ円形
の一部を切欠して直線となっている)をしている。床パ
ン14の外周の立ち上がり部の上端部には壁部載置片17が
設けてあり、壁載置片17には壁パネル16を載設してあ
り、壁パン16の上には天井パネル2が載設してある。こ
のような構成の浴室ユニットは第2図、第3図に示すよ
うに建物の躯体内に設置されるものである。天井パネル
2には浴槽15の真上に浴槽15と略同芯でかつ浴槽15より
も少し小さい大きさの照明器具9が配置してある。実施
例においては照明器具9は浴槽15の形状に対応した円形
状をしている。そして、照明器具9からの光りがちょう
ど真下に位置する浴槽15内のほぼ全体を集中的に照ら
し、このことによりあたかも浴槽15の上方に天窓を形成
して天窓から浴槽15内に集中的に採光して湯水面が明る
く輝くような感じにすることができる。
天井パネル2に照明器具9を取り付けるには次のよう
にして取り付けてある。天井パネル2は例えばFRP等合
成樹脂により形成してあり、上面にウレタンボードのよ
うな断熱材18を積層し、更にオーバーレイ層19を形成し
てある。この天井パネル2の照明器具取り付け部分に該
当する箇所に開口部3を形成し、開口部3の縁を第6図
に示すように全周にわたって上方に突出させて立ち上が
り片20を形成し、立ち上がり片20の先端部を内側に水平
に連出して水平な当たり部4を形成し、更に当たり部4
の先端を上方に向けて突出して上向き突片21としてあ
る。天井パネル2の上面側の開口部3の縁近傍には合板
のような補強材22が固着してある。補強材22には吊り金
具5の脚部23の下端に設けた固定片24が直接固着具25に
より固着されたり、あるいは補強材22に吊金具台22aを
固着してこの吊金具台22aに脚部23を固着具25により固
着してある(第4図、第5図には補強材22に吊金具台22
aを固着した実施例が示してあり、第6図には脚部23を
直接補強材22に固着した実施例が示してある)。吊り金
具5は吊り部6の両端に脚部23を垂設したものであり、
2つの別体の吊り金具5をそれぞれ開口部3をまたぐよ
うに取り付けるとともに吊り金具5同士を十字状にクロ
スさせたり、あるいは、吊り部6同士をあらかじめある
いは後から十字状にクロスするように固着したりしたも
のである。第7図には十字状にクロスさせて固着した状
態の一実施例が示してある。いずれにせよ、吊り金具5
は天井パネル2の上面側において固着してあって吊り部
6が開口部3の上方に位置するようになっている。吊り
部6からは複数個のボルト7が垂設してある。照明器具
9は下方が開口した箱状をしたケース10内に灯具8を設
けたものであって、ケース10の下端部外周には外方に向
けて突出する被当たり部13が設けてある。ここでケース
10は塗装鋼板のような金属板により形成してある。ケー
ス10の天板部11にはボルト挿入孔26が穿孔してある。そ
して、ケース10を天井パネル2の開口部3に下方から挿
入し、吊り部6から垂設したボルト7をケース10の天板
部11のボルト挿入孔26に挿入し、天板部11の下面側に突
出したボルト7にナット12を螺合する。このようにナッ
ト12を螺合するとケース10が上方に引き上げられるので
ケース10の下端部外周の被当たり部13が当たり部4に圧
接するものである。この場合、被当たり部13と当たり部
4との間にEPTゴムのような弾性を有する気密材27を介
在させてこの部分の気密を確保するようにする。ケース
10の下開口には透光性カバー28が着脱自在に取り付けら
れる。この透光性カバー28をケース10に取り付けるには
任意の取り付け手段が採用できるが、第6図に示す実施
例ではケース10に上下に貫通する孔または横断面略C字
状の切り溝を有するばね受け29を設け、透光性カバー28
の縁材に設けた略V字状をした線ばね30を両片を指で縮
めた状態でばね受け29の孔または切り溝に下方より差し
込み、この状態で線ばね30を上方に押し込むと線ばね30
がばね受け29の孔または切り溝の上端の縁に弾接してカ
バー28を吊り下げ保持するようになっている。もちろん
上記以外の方法でカバー28をケース10に取り付けるよう
にしてもよい。保守、点検、あるいは交換等のために照
明器具9のケース10を取り外すにはカバー28を外し、ナ
ット12を外すことで照明器具9のケース10を取り外すこ
とができる。こような照明器具9のケース10の取り付
け、取り外しはいずれも浴室ユニット1の内部からの作
業で行うことができる。
ところで、添付図面の実施例では、照明器具9のカバ
ー28は天井パネル2の下面よりも上方に位置していて、
照明器具9のカバー28と天井パネル2の下面との間に段
差ができるようにしてある。このようにカバー28を天井
パネル2よりも上方に位置させると、照明器具9からの
光りが天井パネル2の下面に直接当たらず、このため天
井パネル2の下面が暗くなり、ちょうど天窓から下方に
光りが差し込んでいるかのような状態とすることがで
き、また、段差が生じている分、天窓が天井パネル2の
上方位置に形成してあるかのような感じを与えることに
なり、浴槽15の上方の天井パネル2に浴槽15と略同芯に
配置した浴槽15よりも少し小さい大きさの照明器具3を
よりいっそう天窓に類似したような感じにすることがで
きるものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように天井パネルの上面側
に吊り金具を固着すると共に吊り金具の吊り部を天井パ
ネルに設けた開口部の上方に位置させ、開口部内に入れ
た内部に灯具を設けた照明器具のケースの天板部に吊り
部から垂設したボルトを通して天板部の下面側に突出し
たボルトにナットを螺合すると共にケースの下端部外周
の被当たり部を開口部に設けた当たり部に圧接するの
で、浴室ユニット内部からの作業により照明器具を天井
パネルの開口部に差し込んで取り付けができ、しかも、
照明器具は天井パネルの上面側に吊り金具を介して荷重
をかけるように取り付けるものであって、天井パネルの
下面側に荷重をかけるもののように天井パネルの下面側
を傷付けたり、破損したりすることなく安定して重量の
重い照明器具を支持できるものであり、また、浴室ユニ
ットの内部からナットを取り外すことで照明器具を浴室
ユニットの内部から簡単に取り外すことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の斜視図、第2図は同上の縦断面図、第
3図は同上の横断面図、第4図は同上の天井パネルの下
面図、第5図は同上の天井パネルの側面図、第6図は同
上の天井パネルへの照明器具の取り付けを示す断面図、
第7図は吊り金具を十字状にクロスさせた実施例を示す
斜視図であって、1は浴室ユニット、2は天井パネル、
3は開口部、4は当たり部、5は吊り金具、6は吊り
部、7はボルト、8は灯具、9は照明器具、10はケー
ス、11は天板部、12はナット、13は被当たり部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室ユニットの天井パネルに開口部を形成
    し、この開口部に当たり部を設け、天井パネルの上面側
    に吊り金具を固着すると共に吊り金具の吊り部を開口部
    の上方に位置させ、吊り部からボルトを垂設し、開口部
    内に入れた内部に灯具を設けた照明器具のケースの天板
    部にボルトを通して天板部の下面側に突出したボルトに
    ナットを螺合すると共にケースの下端部外周の被当たり
    部を当たり部に圧接して成ることを特徴とする浴室ユニ
    ットの照明器具の取り付け装置。
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