JP2708323B2 - アーストン塗装砂撒き機 - Google Patents

アーストン塗装砂撒き機

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JP2708323B2
JP2708323B2 JP12326092A JP12326092A JP2708323B2 JP 2708323 B2 JP2708323 B2 JP 2708323B2 JP 12326092 A JP12326092 A JP 12326092A JP 12326092 A JP12326092 A JP 12326092A JP 2708323 B2 JP2708323 B2 JP 2708323B2
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功 田中
義明 柞山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アーストン塗装砂撒き
機に関する。
【0002】
【従来の技術】アーストン塗装は、粒径の異なる粗砂、
細砂の混合砂を外壁パネル等に固着し、御影調の外観を
得るものである。従来のアーストン塗装砂撒き機は、ホ
ッパから供給される砂を、コンベアにて搬送されてくる
ワークに対して散布するようになっている。
【0003】尚、特開昭58-114907 号公報には、曲がり
隅部のある成形体の製造方法として、平板状に展開され
た定板上に成形材を供給して成層させた後、該定板を折
り曲げ変形して該定板上の成層物を曲がり隅状に成形す
るものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来のア
ーストン塗装砂撒き機では、ワークの形態によらず、砂
をワーク表面に対して自然落下させるのみとしている。
このため、コンベア上を搬送されてくるワークが平パネ
ルからコーナーパネルに変更され、ワーク表面が水平面
に対して傾斜状をなすようになると、自然落下してワー
ク表面に付着する砂粒子間に図3(A)にgで示す如く
の隙間を生ずる。そして、この隙間は、ワーク表面での
砂付着密度を低下し、外観にむらを生ずる。
【0005】また、特開昭58-114907 号公報に記載のも
のにあっては、折曲げ可能な定板を平板状に展開し、こ
の平板状定板上に成形材を供給して成層させるものであ
り、折曲げ状定板上に成形材を隙間なく散布することに
ついての考慮は全くない。
【0006】本発明は、アーストン塗装砂撒き機におい
て、砂が散布される表面の勾配が異なる各種ワークに対
し、塗装ラインの稼動率を低下することなく、ワーク表
面での砂付着密度を増大し、ワーク表面の外観を向上す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ホッパから供給される砂を、コンベアにて搬送され
てくるワークに対して散布するアーストン塗装砂撒き機
において、ワーク表面の勾配に応じた複数の砂落下経路
規制装置を有し、各砂落下経路規制装置は、ワーク表面
に対する砂の落下経路を該ワーク表面に対して略直交と
する規制路を備え、各砂落下経路規制装置をコンベア上
のワーク搬送経路直上に切換設定可能としてなるように
したものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、平パネル用砂落下経路規制装
置と、コーナーパネル用砂落下経路規制装置とを有して
なるようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 コンベア上のワーク搬送経路直上には、今回搬入され
てくるワークの表面勾配に対応する砂落下経路規制装置
が切換設定される。これにより、ホッパから落下する砂
は、砂落下経路規制装置の規制路により落下経路を規制
され、ワーク表面に対して略直交をなして落下し、該ワ
ーク表面に付着することとなる。従って、コンベアを流
れるパネル形態の変更に応じ、適宜の砂落下経路規制装
置を切換設定して使用することにより、砂が散布される
表面の勾配が異なる各種ワークに対し、塗装ラインの稼
動率を低下することなく、ワーク表面での砂付着密度を
増大し、ワーク表面の外観を向上できる。
【0010】平パネルについては、平パネル用砂落下
経路規制装置の切換設定により、砂を砂落下経路規制装
置の規制路にて自然落下させ、該落下経路を当該ワーク
表面に略直交となるようにする。
【0011】また、ワークが平パネルからコーナーパネ
ルに変わり、ワーク表面が水平面に対して傾斜状をなす
こととなると、コーナーパネル用砂落下経路規制装置の
切換設定により、砂を砂落下経路規制装置の規制路にて
適宜に落下規制し、該落下経路を当該ワーク表面に略直
交とする。これにより、ワーク表面に付着する砂粒子
は、図3(B)に示す如く、隙間なく付着し、砂付着密
度を増大し、外観をむらのないものに向上できる。従っ
て、一基のアーストン塗装砂撒き機により、平パネル/
コーナーパネルの混合処理ラインを構成できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明が適用されたアーストン塗装砂
撒き機の一例を示す模式図、図2はアーストン塗装砂撒
き機の使用状態を示す模式図、図3はコーナーパネルへ
の砂付着状態を示す模式図である。アーストン塗装砂撒
き機10は、ホッパ11より供給される混合砂(白御影
(粗砂)2:オフムラ計砂(細砂)1)を、コンベア1
2により搬送されてくるワーク1に対して散布するもの
である。ワーク1の搬送速度は例えば12m/分である。
【0013】尚、ホッパ11の出口には、砂供給回転子
13が設けられており、砂散布量を調整可能としてい
る。
【0014】ホッパ11の下方には、粗さの異なる第1
〜第4の 4個のメッシュ板15A〜15Dが、粗さの大
きいメッシュ板(15Dが粗さ最大、15Aが粗さ最
小)がコンベア12のより上流側に位置するように配置
されている。そして、ホッパ11から供給される砂を、
粗さの小さいメッシュ板15Aから粗さの大きいメッシ
ュ板15Dに向けて順次通過せしめることとしている。
【0015】このとき、コンベア12のより下流側に位
置する第1〜第3のメッシュ板15A〜15Cのそれぞ
れを、より上流側に位置するメッシュ板に対して、より
上段に、かつより上流側に向けて下り勾配をなすように
傾斜配置している。第4メッシュ板15Dも上流側に向
けて下り勾配をなすように傾斜配置されている。
【0016】然るに、アーストン塗装砂撒き機10にあ
っては、ワーク1の勾配に応じた複数の砂落下経路規制
装置、本実施例では、平パネル用砂落下経路規制装置2
1と、コーナーパネル用砂落下経路規制装置22の 2個
の砂落下経路規制装置を有し、各砂落下経路規制装置2
1、22を第1〜第4のすべてのメッシュ板15A〜1
5Dの下方、かつコンベア12上のワーク搬送経路直上
に切換設定可能としている。具体的には、平パネル用砂
落下経路規制装置21とコーナーパネル用砂落下経路規
制装置22はコンベア12のライン直角方向にて互いに
連結され、コンベア12の側方に設置されている切換シ
リンダ23により横方向にスライドされ、上述の切換設
定をなされる。
【0017】そして、各砂落下経路規制装置21、22
は、ワーク1の表面に対する砂の落下経路を該ワーク1
の表面に対して略直交とする規制路21A、22Aを備
える。具体的には、平パネル用砂落下経路規制装置21
はハニカム状多孔体にて構成され、多孔状の規制路21
Aを備える。また、コーナーパネル用砂落下経路規制装
置22は多数の傾斜状規制板を平行配置して構成され、
多スリット状の規制路22Aを備える。
【0018】即ち、ワーク1が平パネル1Aである場合
には、コンベア12上のワーク搬送経路直上に平パネル
用砂落下経路規制装置21を設置し、該砂落下経路規制
装置21の鉛直状規制路21Aにより、砂落下経路を平
パネル1Aに対して略直交とする(図2(A)参照)。
他方、ワーク1がコーナーパネル1B(コーナー角度90
度、コンベア面に対して45度傾斜)である場合には、コ
ンベア12上のワーク搬送経路直上にコーナーパネル用
砂落下経路規制装置22を設定し、該砂落下経路規制装
置22の傾斜状規制路22Aにより、砂落下経路をコー
ナーパネル1Bに対して略直交とする(図2(B)参
照)。
【0019】以下、本実施例の作用について説明する。 コンベア12上のワーク搬送経路直上には、今回搬入
されてくるワーク1の表面勾配に対応する砂落下経路規
制装置21、22が切換設定される。これにより、ホッ
パ11から落下する砂は、砂落下経路規制装置21、2
2の規制路21A、22Aにより落下経路を規制され、
ワーク1表面に対して略直交をなして落下し、該ワーク
1表面に付着することとなる。従って、コンベア12を
流れるパネル形態の変更に応じ、適宜の砂落下経路規制
装置21、22を切換設定して使用することにより、砂
が散布される表面の勾配が異なる各種ワーク1に対し、
塗装ラインの稼動率を低下することなく、ワーク1表面
での砂付着密度を増大し、ワーク1表面の外観を向上で
きる。
【0020】平パネル1Aについては、平パネル用砂
落下経路規制装置21の切換設定により、砂を砂落下経
路規制装置21の規制路21Aにて自然落下させ、該落
下経路を当該ワーク(平パネル1A)表面に略直交とな
るようにする。
【0021】また、ワーク1が平パネル1Aからコーナ
ーパネル1Bに変わり、ワーク(コーナーパネル1B)
表面が水平面に対して傾斜状をなすこととなると、コー
ナーパネル用砂落下経路規制装置22の切換設定によ
り、砂を砂落下経路規制装置22の規制路22Aにて適
宜に落下規制し、該落下経路を当該ワーク(コーナーパ
ネル1B)表面に略直交とする。これにより、ワーク
(コーナーパネル1B)表面に付着する砂粒子は、図3
(B)に示す如く、隙間なく付着し、砂付着密度を増大
し、外観をむらのないものに向上できる。従って、一基
のアーストン塗装砂撒き機10により、平パネル/コー
ナーパネルの混合処理ラインを構成できる。
【0022】尚、アーストン塗装砂撒き機10は、コー
ナー角度の異なる複数のコーナーパネル用砂落下経路規
制装置を有し、それらのコーナーパネル用砂落下経路規
制装置を互いに切換設定して使用するものであっても良
い。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アースト
ン塗装砂撒き機において、砂が散布される表面の勾配が
異なる各種ワークに対し、塗装ラインの稼動率を低下す
ることなく、ワーク表面での砂付着密度を増大し、ワー
ク表面の外観を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されたアーストン塗装砂撒
き機の一例を示す模式図である。
【図2】図2はアーストン塗装砂撒き機の使用状態を示
す模式図である。
【図3】図3はコーナーパネルへの砂付着状態を示す模
式図である。
【符号の説明】
1 ワーク 1A 平パネル 1B コーナーパネル 10 アーストン塗装砂撒き機 21 平パネル用砂落下経路規制装置 21A 規制路 22 コーナーパネル用砂落下経路規制装置 22A 規制路 23 切換シリンダ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパから供給される砂を、コンベアに
    て搬送されてくるワークに対して散布するアーストン塗
    装砂撒き機において、 ワーク表面の勾配に応じた複数の砂落下経路規制装置を
    有し、 各砂落下経路規制装置は、ワーク表面に対する砂の落下
    経路を該ワーク表面に対して略直交とする規制路を備
    え、 各砂落下経路規制装置をコンベア上のワーク搬送経路直
    上に切換設定可能としてなることを特徴とするアースト
    ン塗装砂撒き機。
  2. 【請求項2】 平パネル用砂落下経路規制装置と、コー
    ナーパネル用砂落下経路規制装置とを有してなる請求項
    1記載のアーストン塗装砂撒き機。
JP12326092A 1992-05-15 1992-05-15 アーストン塗装砂撒き機 Expired - Lifetime JP2708323B2 (ja)

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