JP2708262B2 - 原稿カセット供給装置 - Google Patents
原稿カセット供給装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像読取装置に対し、読取原稿を保持した
原稿カセットを供給する原稿カセット供給装置に関す
る。
原稿カセットを供給する原稿カセット供給装置に関す
る。
[従来の技術] 印刷、製版の分野において、作業工程の合理化、画像
品質の向上等を目的として原稿に記録された画像情報を
電気的に処理し、フイルム原版を作成する画像走査読取
再生システムが用いられている。
品質の向上等を目的として原稿に記録された画像情報を
電気的に処理し、フイルム原版を作成する画像走査読取
再生システムが用いられている。
この場合、当該システムを構成する画像読取装置で
は、原稿カセットに位置決め収納された読取原稿を読取
部まで搬送しつつ主走査することにより画像情報の二次
元的読み取りを行っている。
は、原稿カセットに位置決め収納された読取原稿を読取
部まで搬送しつつ主走査することにより画像情報の二次
元的読み取りを行っている。
ところで、このような画像読取装置には、大量の読取
原稿を取り扱うため、複数の原稿カセットを自動的に供
給することのできる自動供給装置が接続されることが望
ましい。ここで、前記自動供給装置を画像読取装置に接
続した場合、通常、原稿カセットは、自動供給装置に供
給した順に画像読取装置に供給される。
原稿を取り扱うため、複数の原稿カセットを自動的に供
給することのできる自動供給装置が接続されることが望
ましい。ここで、前記自動供給装置を画像読取装置に接
続した場合、通常、原稿カセットは、自動供給装置に供
給した順に画像読取装置に供給される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようにして原稿カセットを画像読
取装置に供給した場合、緊急を要する読取原稿に対する
処理の迅速化が図れないという不都合がある。
取装置に供給した場合、緊急を要する読取原稿に対する
処理の迅速化が図れないという不都合がある。
本発明は係る不都合に鑑みてなされたものであって、
画像読取装置に対して原稿カセットを供給する際、割り
込み作業を可能とし、読取原稿を短時間で供給すること
のできる原稿カセット供給装置を提供することを目的と
する。
画像読取装置に対して原稿カセットを供給する際、割り
込み作業を可能とし、読取原稿を短時間で供給すること
のできる原稿カセット供給装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は、画像読取装
置に対し、読取原稿を保持した原稿カセットを供給する
原稿カセット供給装置であって、 前記原稿カセットを収納する複数の段部を有し、前記
段部の積層方向に移動可能なカセット保持手段と、 前記画像読取装置と前記原稿カセット供給装置とを連
通する連通口に対応した位置に設けられ、前記段部に対
して前記原稿カセットを供給するための第1のカセット
挿入口と、 前記第1のカセット挿入口とは異なる部位であって、
前記段部に対して前記原稿カセットを供給するための第
2のカセット挿入口と、 前記第1のカセット挿入口に対応する部位に配設さ
れ、前記カセット保持手段に収納された前記原稿カセッ
トを前記連通口を介して前記画像読取装置に供給するカ
セット供給手段と、 を備えることを特徴とする。
置に対し、読取原稿を保持した原稿カセットを供給する
原稿カセット供給装置であって、 前記原稿カセットを収納する複数の段部を有し、前記
段部の積層方向に移動可能なカセット保持手段と、 前記画像読取装置と前記原稿カセット供給装置とを連
通する連通口に対応した位置に設けられ、前記段部に対
して前記原稿カセットを供給するための第1のカセット
挿入口と、 前記第1のカセット挿入口とは異なる部位であって、
前記段部に対して前記原稿カセットを供給するための第
2のカセット挿入口と、 前記第1のカセット挿入口に対応する部位に配設さ
れ、前記カセット保持手段に収納された前記原稿カセッ
トを前記連通口を介して前記画像読取装置に供給するカ
セット供給手段と、 を備えることを特徴とする。
[作用] 上記のように、本発明の原稿カセット供給装置は、通
常作業時には、第2のカセット挿入口からカセット保持
手段の段部に原稿カセットを収納し、前記カセット保持
手段を所定量移動させた後、カセット供給手段を駆動し
連通口を介して前記原稿カセットを画像読取装置に供給
する。一方、緊急を要する場合には、第1のカセット挿
入口からカセット保持手段の段部に原稿カセットを収納
し、前記カセット保持手段を移動させることなく、直
接、連通口を介して画像読取装置に供給する。
常作業時には、第2のカセット挿入口からカセット保持
手段の段部に原稿カセットを収納し、前記カセット保持
手段を所定量移動させた後、カセット供給手段を駆動し
連通口を介して前記原稿カセットを画像読取装置に供給
する。一方、緊急を要する場合には、第1のカセット挿
入口からカセット保持手段の段部に原稿カセットを収納
し、前記カセット保持手段を移動させることなく、直
接、連通口を介して画像読取装置に供給する。
[実施例] 本発明に係る原稿カセット供給装置について、実施例
を挙げ、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
を挙げ、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本実施例の原稿カセット供給装置10の構成を
示す。原稿カセット供給装置10はケーシング12によって
囲まれており、後述する原稿カセット14を収納するカセ
ット保持手段16と、原稿カセット14を前記カセット保持
手段16に供給するための2つのカセット挿入口56、66
と、前記カセット保持手段16に収納された原稿カセット
14を当該原稿カセット供給装置10が接続される画像読取
装置20に供給するカセット供給手段22とを備える。
示す。原稿カセット供給装置10はケーシング12によって
囲まれており、後述する原稿カセット14を収納するカセ
ット保持手段16と、原稿カセット14を前記カセット保持
手段16に供給するための2つのカセット挿入口56、66
と、前記カセット保持手段16に収納された原稿カセット
14を当該原稿カセット供給装置10が接続される画像読取
装置20に供給するカセット供給手段22とを備える。
ここで、原稿カセット供給装置10および画像読取装置
20に供給される原稿カセット14は、第2図に示すように
構成される。すなわち、原稿カセット14は、略方形状を
呈する枠体24によって囲まれる2枚の支持ガラス板26間
に透過型の読取原稿28を保持したものであり、搬送方向
(矢印X方向)両側部には、搬送方向に沿って延在する
v字状の溝部30a、30bが形成される。また、枠体24の搬
送方向先端上面部には、原稿カセット14および原稿カセ
ット14に保持された読取原稿28を識別するためのカセッ
ト識別部29が設けられる。このカセット識別部29は、原
稿カセット14および原稿カセット14に保持された読取原
稿28に応じて複数の透光部31aおよび遮光部31bを組み合
わせて構成される。
20に供給される原稿カセット14は、第2図に示すように
構成される。すなわち、原稿カセット14は、略方形状を
呈する枠体24によって囲まれる2枚の支持ガラス板26間
に透過型の読取原稿28を保持したものであり、搬送方向
(矢印X方向)両側部には、搬送方向に沿って延在する
v字状の溝部30a、30bが形成される。また、枠体24の搬
送方向先端上面部には、原稿カセット14および原稿カセ
ット14に保持された読取原稿28を識別するためのカセッ
ト識別部29が設けられる。このカセット識別部29は、原
稿カセット14および原稿カセット14に保持された読取原
稿28に応じて複数の透光部31aおよび遮光部31bを組み合
わせて構成される。
第3図において、画像読取装置20は、ケーシング32に
形成された連通口34近傍に配設されたフォトインタラプ
タ等の挿入検出手段36と、カセット識別手段38と、原稿
カセット14を当該画像読取装置20内において搬送する搬
送手段40と、画像読取部42とを備える。挿入検出手段36
は原稿カセット14が画像読取装置20に挿入されたことを
検出する。また、カセット識別手段38は、原稿カセット
14および原稿カセット14に保持された読取原稿28を識別
するものであり、例えば、複数の発光素子と受光素子と
の対で構成される。搬送手段40は、原稿カセット14を連
通口34から画像読取部42まで搬送するものであり、原稿
カセット14の側部の溝部30a、30bに係合するガイドロー
ラ44を有する。画像読取部42は、光源46およびCCD等の
受光素子48を備え、当該画像読取部42に搬送された原稿
カセット14を透過した光源46からの光を受光素子48で受
光することにより画像の読み取りを行う。
形成された連通口34近傍に配設されたフォトインタラプ
タ等の挿入検出手段36と、カセット識別手段38と、原稿
カセット14を当該画像読取装置20内において搬送する搬
送手段40と、画像読取部42とを備える。挿入検出手段36
は原稿カセット14が画像読取装置20に挿入されたことを
検出する。また、カセット識別手段38は、原稿カセット
14および原稿カセット14に保持された読取原稿28を識別
するものであり、例えば、複数の発光素子と受光素子と
の対で構成される。搬送手段40は、原稿カセット14を連
通口34から画像読取部42まで搬送するものであり、原稿
カセット14の側部の溝部30a、30bに係合するガイドロー
ラ44を有する。画像読取部42は、光源46およびCCD等の
受光素子48を備え、当該画像読取部42に搬送された原稿
カセット14を透過した光源46からの光を受光素子48で受
光することにより画像の読み取りを行う。
次に、原稿カセット供給装置10の構成について詳細に
説明する。
説明する。
ケーシング12は、第4図に示すように、前部および上
部が開閉可能な第1蓋部50および第2蓋部52を有する。
第1蓋部50の外部の所定位置には、カセット挿入台54お
よびカセット挿入口56が設けられる。第1蓋部50の内部
の中、前記カセット挿入口56に対応する部位には、原稿
カセット14が挿入されたことを検出するフォトインタラ
プタ等の挿入検出手段58および一対の搬入ローラ60が設
けられる。搬入ローラ60はモータ62によって回転駆動さ
れることで原稿カセット14を原稿カセット供給装置10内
に搬入する。また、カセット挿入口56の上部には、通
常、扉64によって閉塞状態とされるカセット挿入口66が
設けられており、このカセット挿入口66に対応する第1
蓋部50内には、前述した場合と同様に、原稿カセット14
が挿入されたことを検出する挿入検出手段68およびモー
タ70によって駆動される搬入ローラ72が設けられる。
部が開閉可能な第1蓋部50および第2蓋部52を有する。
第1蓋部50の外部の所定位置には、カセット挿入台54お
よびカセット挿入口56が設けられる。第1蓋部50の内部
の中、前記カセット挿入口56に対応する部位には、原稿
カセット14が挿入されたことを検出するフォトインタラ
プタ等の挿入検出手段58および一対の搬入ローラ60が設
けられる。搬入ローラ60はモータ62によって回転駆動さ
れることで原稿カセット14を原稿カセット供給装置10内
に搬入する。また、カセット挿入口56の上部には、通
常、扉64によって閉塞状態とされるカセット挿入口66が
設けられており、このカセット挿入口66に対応する第1
蓋部50内には、前述した場合と同様に、原稿カセット14
が挿入されたことを検出する挿入検出手段68およびモー
タ70によって駆動される搬入ローラ72が設けられる。
この場合、原稿カセット14は、カセット挿入口56また
は66を介して一つずつ原稿カセット供給装置10に供給す
ることができるだけでなく、第1蓋部50を用いることで
複数の原稿カセット14を同時に供給することができる。
これによって原稿カセット14の供給時間の短縮が可能と
なる。
は66を介して一つずつ原稿カセット供給装置10に供給す
ることができるだけでなく、第1蓋部50を用いることで
複数の原稿カセット14を同時に供給することができる。
これによって原稿カセット14の供給時間の短縮が可能と
なる。
カセット保持手段16は、ケーシング12内に立設される
4本のガイドバー74a乃至74dに支持されるケージ76を備
える。ケージ76は、第5図に示すように、モータ78の駆
動軸80に連結されたウォームギア82を介してチェーン84
により上下方向(Z方向)に移動可能である。なお、前
記駆動軸80には、ウォームギア82を手動で動かすことの
できるハンドル部材85が設けられる。
4本のガイドバー74a乃至74dに支持されるケージ76を備
える。ケージ76は、第5図に示すように、モータ78の駆
動軸80に連結されたウォームギア82を介してチェーン84
により上下方向(Z方向)に移動可能である。なお、前
記駆動軸80には、ウォームギア82を手動で動かすことの
できるハンドル部材85が設けられる。
ケージ76は、原稿カセット14が装填される複数の段部
86を有し、各段部86間には、前記原稿カセット14の側部
に設けられた溝部30a、30bに係合する複数のガイドロー
ラ88が所定の間隙を有した状態で配設される。
86を有し、各段部86間には、前記原稿カセット14の側部
に設けられた溝部30a、30bに係合する複数のガイドロー
ラ88が所定の間隙を有した状態で配設される。
ケージ76の側部の中、第1蓋部50の下部に設けられた
搬入ローラ60に対応する部位には、カセット搬送機構90
Aが設けられる。カセット搬送機構90Aは、第6図に示す
ように、支持板92Aに固定されるモータ94Aおよびソレノ
イド96Aと、前記支持板92Aに回動可能に支持される駆動
板98Aとを有する。駆動板98Aは略L字状を呈し、その屈
曲部が支持板92Aに軸支され、一端部に立設する連結部1
00Aを介してソレノイド96Aに連結される。また、駆動板
98Aの他端部側は櫛歯状となっており、各櫛歯状の先端
部にはそれぞれガイドローラ102Aが設けられる。この場
合、各ガイドローラ102Aは、モータ94Aによってワイヤ1
04Aを介して回転可能であり、また、ソレノイド96Aの駆
動作用下にケージ76における段部86間のガイドローラ88
間に臨入可能に構成される。
搬入ローラ60に対応する部位には、カセット搬送機構90
Aが設けられる。カセット搬送機構90Aは、第6図に示す
ように、支持板92Aに固定されるモータ94Aおよびソレノ
イド96Aと、前記支持板92Aに回動可能に支持される駆動
板98Aとを有する。駆動板98Aは略L字状を呈し、その屈
曲部が支持板92Aに軸支され、一端部に立設する連結部1
00Aを介してソレノイド96Aに連結される。また、駆動板
98Aの他端部側は櫛歯状となっており、各櫛歯状の先端
部にはそれぞれガイドローラ102Aが設けられる。この場
合、各ガイドローラ102Aは、モータ94Aによってワイヤ1
04Aを介して回転可能であり、また、ソレノイド96Aの駆
動作用下にケージ76における段部86間のガイドローラ88
間に臨入可能に構成される。
一方、第1蓋部50のカセット挿入口56に対抗した部位
には、前記ケージ76を間にして一対のニップローラ106
およびカセット識別手段18が設けられる。この場合、カ
セット識別手段18は、複数の発光素子108と複数の受光
素子110とを対向して配設したもので構成されており、
原稿カセット14のカセット識別部29に設定されたデータ
の読み取りを行う。
には、前記ケージ76を間にして一対のニップローラ106
およびカセット識別手段18が設けられる。この場合、カ
セット識別手段18は、複数の発光素子108と複数の受光
素子110とを対向して配設したもので構成されており、
原稿カセット14のカセット識別部29に設定されたデータ
の読み取りを行う。
ケージ76の側部の中、第1蓋部50の上部に設けられた
搬入ローラ72に対応する部位には、カセット搬送機構90
Bが設けられる。この場合、カセット搬送機構90Bは、前
記カセット搬送機構90Aと同一の構成からなるため、同
一の参照数字にBを付してその説明を省略する。
搬入ローラ72に対応する部位には、カセット搬送機構90
Bが設けられる。この場合、カセット搬送機構90Bは、前
記カセット搬送機構90Aと同一の構成からなるため、同
一の参照数字にBを付してその説明を省略する。
第1蓋部50のカセット挿入口66に対向した部位には、
第7図に示すように、前記ケージ76を間にして二組のニ
ップローラ112、114が設けられている。この場合、前記
ニップローラ112、114は、支持板116に固定されたモー
タ118によって駆動される。
第7図に示すように、前記ケージ76を間にして二組のニ
ップローラ112、114が設けられている。この場合、前記
ニップローラ112、114は、支持板116に固定されたモー
タ118によって駆動される。
本実施例の原稿カセット供給装置10およびこの原稿カ
セット供給装置10が接続される画像読取装置20は、基本
的には以上のように構成されるものであり、次に、その
動作について説明する。
セット供給装置10が接続される画像読取装置20は、基本
的には以上のように構成されるものであり、次に、その
動作について説明する。
先ず、読取原稿28を第2図に示すようにして保持した
原稿カセット14を原稿カセット供給装置10のカセット挿
入口56から挿入する場合について説明する(第1図参
照)。
原稿カセット14を原稿カセット供給装置10のカセット挿
入口56から挿入する場合について説明する(第1図参
照)。
原稿カセット供給装置10は、挿入検出手段58によって
原稿カセット14が挿入されたことを検知し、モータ62の
駆動作用下に搬入ローラ60を回転させ、原稿カセット14
をカセット保持手段16におけるケージ76の所定の段部86
に装填する。なお、ケージ76は、空状態となっている前
記段部86を搬入ローラ60の近くに配置させているものと
する。原稿カセット14は、前記段部86においてガイドロ
ーラ88が溝部30a、30bに係合することで保持される。
原稿カセット14が挿入されたことを検知し、モータ62の
駆動作用下に搬入ローラ60を回転させ、原稿カセット14
をカセット保持手段16におけるケージ76の所定の段部86
に装填する。なお、ケージ76は、空状態となっている前
記段部86を搬入ローラ60の近くに配置させているものと
する。原稿カセット14は、前記段部86においてガイドロ
ーラ88が溝部30a、30bに係合することで保持される。
原稿カセット14が段部86の所定位置まで搬入される
と、カセット搬送機構90Aが駆動される(第5図、第6
図参照)。すなわち、ソレノイド96Aが付勢されると、
連結部100Aを介して駆動板98Aが矢印A方向に回動し、
この駆動板98Aの先端部に設けられたガイドローラ102A
が段部86間に臨入して原稿カセット14の溝部30a、30bに
係合する。次に、モータ94Aが駆動され、ワイヤ104Aを
介して前記ガイドローラ102Aが回転し、これによって原
稿カセット14の先端部がニップローラ106を介してカセ
ット識別手段18を構成する発光素子108と受光素子110と
の間に臨入する(第1図参照)。
と、カセット搬送機構90Aが駆動される(第5図、第6
図参照)。すなわち、ソレノイド96Aが付勢されると、
連結部100Aを介して駆動板98Aが矢印A方向に回動し、
この駆動板98Aの先端部に設けられたガイドローラ102A
が段部86間に臨入して原稿カセット14の溝部30a、30bに
係合する。次に、モータ94Aが駆動され、ワイヤ104Aを
介して前記ガイドローラ102Aが回転し、これによって原
稿カセット14の先端部がニップローラ106を介してカセ
ット識別手段18を構成する発光素子108と受光素子110と
の間に臨入する(第1図参照)。
この場合、原稿カセット14の先端部には、複数の透光
部31aと複数の遮光部31bとで原稿カセット14の種類およ
び原稿カセット14に保持された読取原稿28の識別記号を
設定したカセット識別部29が設けられている。従って、
原稿カセット供給装置10は、発光素子108から出力され
た光を前記カセット識別部29を介して受光素子110で受
光することにより、この段部86に装填されている原稿カ
セット14の情報を読み取って記録することができる。
部31aと複数の遮光部31bとで原稿カセット14の種類およ
び原稿カセット14に保持された読取原稿28の識別記号を
設定したカセット識別部29が設けられている。従って、
原稿カセット供給装置10は、発光素子108から出力され
た光を前記カセット識別部29を介して受光素子110で受
光することにより、この段部86に装填されている原稿カ
セット14の情報を読み取って記録することができる。
原稿カセット14からの情報が読み取られると、前記原
稿カセット14がカセット搬送機構90Aの駆動作用下に段
部86の所定部位までもどされた後、ソレノイド96Aによ
って駆動板98Aが矢印B方向に回動してケージ76から退
避する。
稿カセット14がカセット搬送機構90Aの駆動作用下に段
部86の所定部位までもどされた後、ソレノイド96Aによ
って駆動板98Aが矢印B方向に回動してケージ76から退
避する。
次に、ケージ76は、モータ78の駆動作用下にウォーム
ギア85およびチェーン84を介して矢印Z方向に移動し、
前記原稿カセット14がカセット搬送機構90Bに対応する
位置まで移動した時点で停止する。そこで、カセット搬
送機構90Aの場合と同様にして前記カセット搬送機構90B
が駆動され、原稿カセット14がカセット供給手段22側へ
と搬出される(第1図、第7図参照)。カセット供給手
段22は、モータ118を駆動してニップローラ112、114を
回転させ、原稿カセット14を連通口34を介して画像読取
装置20に供給する。
ギア85およびチェーン84を介して矢印Z方向に移動し、
前記原稿カセット14がカセット搬送機構90Bに対応する
位置まで移動した時点で停止する。そこで、カセット搬
送機構90Aの場合と同様にして前記カセット搬送機構90B
が駆動され、原稿カセット14がカセット供給手段22側へ
と搬出される(第1図、第7図参照)。カセット供給手
段22は、モータ118を駆動してニップローラ112、114を
回転させ、原稿カセット14を連通口34を介して画像読取
装置20に供給する。
画像読取装置20は、挿入検出手段36によって原稿カセ
ット14を検出することで搬送手段40を駆動し、前記原稿
カセット14を画像読取部42まで搬送する。この場合、カ
セット識別手段38は、原稿カセット14の情報を読み取
る。画像読取部42では、光源46から出力された光が原稿
カセット14に保持された読取原稿28を介して受光素子48
により受光され、当該画像の読み取りが行われる。
ット14を検出することで搬送手段40を駆動し、前記原稿
カセット14を画像読取部42まで搬送する。この場合、カ
セット識別手段38は、原稿カセット14の情報を読み取
る。画像読取部42では、光源46から出力された光が原稿
カセット14に保持された読取原稿28を介して受光素子48
により受光され、当該画像の読み取りが行われる。
ところで、上記の説明では、カセット挿入口56から原
稿カセット14を供給している。この場合、原稿カセット
14はカセット保持手段16が矢印Z方向に所定量移動した
後、画像読取装置30に供給される。従って、所望の原稿
カセット14が画像読取装置20に供給されるには、カセッ
ト識別手段18によって原稿カセット14が識別されてから
画像読取装置20に供給されるまでの間、所定の時間が必
要とされる。
稿カセット14を供給している。この場合、原稿カセット
14はカセット保持手段16が矢印Z方向に所定量移動した
後、画像読取装置30に供給される。従って、所望の原稿
カセット14が画像読取装置20に供給されるには、カセッ
ト識別手段18によって原稿カセット14が識別されてから
画像読取装置20に供給されるまでの間、所定の時間が必
要とされる。
これに対して、本実施例では、原稿カセット供給装置
10のケーシング12に形成されたカセット挿入口66を介し
て原稿カセット14を供給することで、所望の原稿カセッ
ト14を画像読取装置20に短時間で供給することができ
る。
10のケーシング12に形成されたカセット挿入口66を介し
て原稿カセット14を供給することで、所望の原稿カセッ
ト14を画像読取装置20に短時間で供給することができ
る。
すなわち、例えば、カセット保持手段16に原稿カセッ
ト14が保持されている場合において割り込み作業を行う
時、扉64を開いて第1図の状態とする。この場合、カセ
ット保持手段16の段部86の中、カセット挿入口66に対応
した部位は空状態としておく。カセット挿入口66から挿
入された原稿カセット14は、挿入検出手段68により検出
され、これによって搬入ローラ72が駆動されてカセット
保持手段16に供給される。カセット保持手段16に前記原
稿カセット14が供給されると、カセット搬送機構90Bを
構成する駆動板98Bがソレノイド96Bの駆動作用下に矢印
A方向に回動する。次いで、モータ94Bが回転すること
で、原稿カセット14の溝部30a、30bに接触するガイドロ
ーラ102Bを介して原稿カセット14がカセット供給手段22
に供給される。カセット供給手段22は、モータ118によ
って回転駆動されるニップローラ112、114により連通口
34を介して画像読取装置20に供給される。画像読取装置
20に供給された原稿カセット14は、前述した場合と同様
に、画像読取部42に搬送され、画像情報の読み取りが行
われる。
ト14が保持されている場合において割り込み作業を行う
時、扉64を開いて第1図の状態とする。この場合、カセ
ット保持手段16の段部86の中、カセット挿入口66に対応
した部位は空状態としておく。カセット挿入口66から挿
入された原稿カセット14は、挿入検出手段68により検出
され、これによって搬入ローラ72が駆動されてカセット
保持手段16に供給される。カセット保持手段16に前記原
稿カセット14が供給されると、カセット搬送機構90Bを
構成する駆動板98Bがソレノイド96Bの駆動作用下に矢印
A方向に回動する。次いで、モータ94Bが回転すること
で、原稿カセット14の溝部30a、30bに接触するガイドロ
ーラ102Bを介して原稿カセット14がカセット供給手段22
に供給される。カセット供給手段22は、モータ118によ
って回転駆動されるニップローラ112、114により連通口
34を介して画像読取装置20に供給される。画像読取装置
20に供給された原稿カセット14は、前述した場合と同様
に、画像読取部42に搬送され、画像情報の読み取りが行
われる。
このように、カセット挿入口66が画像読取装置20の連
通口34に対応した部位に設けられているため、割り込み
が発生した場合であっても、所望の原稿カセット14を画
像読取装置20に対して短時間で供給することができる。
また、割り込み時だけでなく、取り扱う原稿カセット14
の数が少ない場合においても、前記カセット挿入口66を
用いることで原稿カセット14の迅速な供給が可能とな
る。
通口34に対応した部位に設けられているため、割り込み
が発生した場合であっても、所望の原稿カセット14を画
像読取装置20に対して短時間で供給することができる。
また、割り込み時だけでなく、取り扱う原稿カセット14
の数が少ない場合においても、前記カセット挿入口66を
用いることで原稿カセット14の迅速な供給が可能とな
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明に係る原稿カセット供給装置に
よれば、次のような効果が得られる。
よれば、次のような効果が得られる。
すなわち、本発明の原稿カセット供給装置では、読取
原稿を保持した原稿カセットをカセット挿入口を介して
カセット保持手段の段部に収納し、次いで、前記原稿カ
セットをカセット供給手段によって前記段部からこの段
部に対応した位置に設けられた連通口を介して画像読取
装置に供給することができる。この場合、前記カセット
供給手段を移動させることで所望の原稿カセットを前記
カセット供給手段に供給する必要がないため、例えば、
割り込み処理を行う場合に原稿カセットを短時間で画像
読取装置に供給することができる。また、取り扱う原稿
カセットの数が少ない場合においても、原稿カセットの
迅速な供給処理が可能となる。
原稿を保持した原稿カセットをカセット挿入口を介して
カセット保持手段の段部に収納し、次いで、前記原稿カ
セットをカセット供給手段によって前記段部からこの段
部に対応した位置に設けられた連通口を介して画像読取
装置に供給することができる。この場合、前記カセット
供給手段を移動させることで所望の原稿カセットを前記
カセット供給手段に供給する必要がないため、例えば、
割り込み処理を行う場合に原稿カセットを短時間で画像
読取装置に供給することができる。また、取り扱う原稿
カセットの数が少ない場合においても、原稿カセットの
迅速な供給処理が可能となる。
第1図は、本発明に係る原稿カセット供給装置の一実施
例の構成図、 第2図は、第1図に示す原稿カセット供給装置に装填さ
れる原稿カセットの斜視図、 第3図は、第1図に示す原稿カセット供給装置およびこ
れに接続される画像読取装置の説明図、 第4図は、第1図に示す原稿カセット供給装置の構成斜
視図、 第5図は、第1図に示す原稿カセット供給装置の内部構
成斜視図、 第6図および第7図は、第1図に示す原稿カセット供給
装置におけるカセット搬送機構の平面説明図である。 10……原稿カセット供給装置 14……原稿カセット 16……カセット保持手段 18……カセット識別手段 20……画像読取装置 22……カセット供給手段 28……読取原稿 29……カセット識別部 76……ケージ 86……段部 90A、90B……カセット搬送機構
例の構成図、 第2図は、第1図に示す原稿カセット供給装置に装填さ
れる原稿カセットの斜視図、 第3図は、第1図に示す原稿カセット供給装置およびこ
れに接続される画像読取装置の説明図、 第4図は、第1図に示す原稿カセット供給装置の構成斜
視図、 第5図は、第1図に示す原稿カセット供給装置の内部構
成斜視図、 第6図および第7図は、第1図に示す原稿カセット供給
装置におけるカセット搬送機構の平面説明図である。 10……原稿カセット供給装置 14……原稿カセット 16……カセット保持手段 18……カセット識別手段 20……画像読取装置 22……カセット供給手段 28……読取原稿 29……カセット識別部 76……ケージ 86……段部 90A、90B……カセット搬送機構
フロントページの続き (72)発明者 大島 秀晴 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富 士写真光機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−41651(JP,A) 特開 昭57−165858(JP,A) 特開 昭57−195049(JP,A) 特開 昭60−148842(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】画像読取装置に対し、読取原稿を保持した
原稿カセットを供給する原稿カセット供給装置であっ
て、 前記原稿カセットを収納する複数の段部を有し、前記段
部の積層方向に移動可能なカセット保持手段と、 前記画像読取装置と前記原稿カセット供給装置とを連通
する連通口に対応した位置に設けられ、前記段部に対し
て前記原稿カセットを供給するための第1のカセット挿
入口と、 前記第1のカセット挿入口とは異なる部位であって、前
記段部に対して前記原稿カセットを供給するための第2
のカセット挿入口と、 前記第1のカセット挿入口に対応する部位に配設され、
前記カセット保持手段に収納された前記原稿カセットを
前記連通口を介して前記画像読取装置に供給するカセッ
ト供給手段と、 を備えることを特徴とする原稿カセット供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105676A JP2708262B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 原稿カセット供給装置 |
US07/685,790 US5157504A (en) | 1990-04-20 | 1991-04-16 | Copy cassette supplying apparatus |
EP91106233A EP0452931B1 (en) | 1990-04-20 | 1991-04-18 | Copy cassette supplying apparatus |
DE69127924T DE69127924T2 (de) | 1990-04-20 | 1991-04-18 | Zuführgerät für Kopierkassetten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105676A JP2708262B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 原稿カセット供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043731A JPH043731A (ja) | 1992-01-08 |
JP2708262B2 true JP2708262B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14414038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2105676A Expired - Lifetime JP2708262B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 原稿カセット供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708262B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6840176B1 (en) * | 2003-12-02 | 2005-01-11 | Creo Il. Ltd. | CTP systems having at least one multi-cassette unit and methods for loading plates |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57195049A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-30 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Cassette replacing device |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP2105676A patent/JP2708262B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043731A (ja) | 1992-01-08 |
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