JP2708124B2 - ソータ - Google Patents

ソータ

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JP2708124B2
JP2708124B2 JP63162182A JP16218288A JP2708124B2 JP 2708124 B2 JP2708124 B2 JP 2708124B2 JP 63162182 A JP63162182 A JP 63162182A JP 16218288 A JP16218288 A JP 16218288A JP 2708124 B2 JP2708124 B2 JP 2708124B2
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Japan
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paper
sorter
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JP63162182A
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Inventor
俊夫 渡辺
Original Assignee
三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機或いはプリンタ等の画像形成装置の
本体と組み合わされ、給送されてくる用紙をビントレイ
上に順次収納するソータ、特に、画像形成装置とソータ
とが信号的に分離独立されたソータに関する。
(従来の技術) 従来、特開昭57−4855号公報に示されるような複写機
とソータとが信号的に分離独立されたオフライン型ソー
タにおいては、複写機本体から給送されて来る用紙間の
時間間隔を紙検出手段とタイマにより、例えば、同一原
稿に対して連続コピー動作を行いソータに用紙が給送さ
れるときの時間間隔と、原稿を取り替えてコピー動作を
行いソータに用紙が給送されるときの時間間隔との違い
により原稿の取り替えをソータ側で検出するようになっ
ている。原稿を取り替えたときは時間間隔が長くなる。
また、この時間間隔の検出が所定時間以上になったと
きに、ソート動作が終了したと判断してオート・リセッ
ト動作が働き、ビントレイが非ソート位置へ移動するよ
うになっている。
(解決しようとする問題点) しかしながら、従来のオフライン型ソータにおいて
は、複写機側で用紙が紙詰まりを起こしこれを処理する
間に、用紙の給送時間間隔の検出が長くなり原稿が取り
替えられたと判断したり、さらに、時間間隔の検出が所
定時間以上になりソート動作が終了したと判断して、オ
ート・リセット動作が働くようになっている。
また、ソータ側で用紙の紙詰まりが発生したときに
は、これを処理した後ソート動作を初期状態にしてソー
ト動作を再開しなければならなかった。
一方、複写機側は、紙詰まりを起こした用紙の枚数を
自動的に補正するようになっているが、この状態では、
複写およびソート動作を再開することはできなかった。
つまり、給送される用紙の紙詰まりが発生したとき
に、紙詰まりが発生して中断したソート動作に継続して
ソート動作を行うことができなかった。
本発明は、このような従来のソータの問題点に鑑み、
紙詰まりが発生して中断したソート動作の継続が容易に
行え、さらには、使い勝手のよいオフライン型ソータを
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は用紙が給送されて来たことを検出する用紙検
出手段と、該用紙検出手段の検出に基づき給送される用
紙間の時間間隔を検出する時間間隔検出手段と、該時間
間隔検出手段で検出された時間間隔に基づき画像形成装
置における原稿の取り替えを検出する原稿取り替え検出
手段とを有し、画像形成装置から給送されてくる用紙を
上下方向に移動し、各移動において異なる原稿に対応す
る用紙を順次収納するオフライン型ソータにおいて、用
紙ジャムの発生に対応してジャム解除時にビンの上昇あ
るいは下降を指令する手段により、該用紙が収納される
べきビントレイを指令することにより、該指定ビンから
順次ジャム発生時に移動していたと同一方向にビンを移
動させることにより用紙を収納するソータである。
(作用) 本発明のソータによれば、用紙の収納を開始するビン
トレイ指定手段を備えたことにより、紙詰まり発生後の
ソート動作の再開に当たり、紙詰まりが発生する直前ま
で行っていたソート動作に継続してソート動作を再開す
べく、ソート動作を再開するビントレイを指定すること
ができるので、複写機側の複写枚数の自動補正等と合わ
せて紙詰まり発生によって中断したソート動作を容易に
継続することができる。
(実施例) 以下に、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて
説明する。
第1図は、本発明に係るソータの一実施例を示すブロ
ック図である。
複写機、プリンタ等の画像形成装置(以下複写機)1
は、原稿の複写等を行う装置である。ソート機構2は、
前記複写機1から排出・給送される用紙4を取り込みソ
ートするソータの機構部分である。用紙検出手段3であ
る紙センサは公知の接触型或いは光学型センサ等からな
り、複写機1から給送される用紙をソート機構2に取り
込む際に、用紙4の存在を検知する。
ソータは複写機本体1とは、機械的に連結されている
が電気的・信号的には完全に独立している。従って、こ
の複写機1で何枚複写するのか、原稿が取り替えられた
のか等の情報を電気信号としてソータは受け取ることは
ない。この為、複写機1の用紙排出口から用紙が排出・
給送されて、初めてソータはソート動作を開始するよう
になっている。
時間間隔検出手段5は、該紙センサ3の出力に基づ
き、次々と給送されて来る用紙4間の時間間隔を検出す
るものである。この時間間隔は、用紙4の先端を紙セン
サ3が検出する時を基準にするか或いは用紙4の後端を
紙センサ3が検出する時を基準にして検出する。更に
は、先に給送された用紙4の後端の検出とすぐ後の用紙
4の先端の検出との時間差を基準にして検出してもよ
い。
原稿取替え検出手段6は、前述の時間間隔検出手段5
で検出された時間間隔に基づき、画像形成装置において
原稿が取り替えられたかどうかを検出する手段である。
即ち、同一原稿を連続して複写を行って用紙をソータに
給送する時の時間間隔は比較的短いものである。これに
対して、原稿を取り替えた時の時間間隔は長くなるの
で、これらの時間間隔を基準値と比較することにより、
原稿の取り替えを検出する。
また、図示していないが、この時間間隔検出手段5に
基づく時間間隔の検出の際に、所定時間以上用紙4が給
送されて来ないときには、ソート動作が終了したと判断
するようになっている。
ビントレイ指定手段8は、キー操作によりソート機構
2を作動させて、ソート動作を開始するビントレイを用
紙取り込み収納する位置に移送させるようになってい
る。
ソート動作指令手段7は、紙センサ3、原稿取替え検
出手段6及びビントレイ指定手段8からの信号によって
ソート機構2を駆動制御するようになっている。
第2図は、本発明に係るソータのソート機構の一実施
例を示す概略断面図であり、非ソート動作時の用紙収納
状態を示している。
該ソート機構2は複写機1の排出ローラ22を介して用
紙4がソート機構2の用紙受け部24へ給送されるように
連結されている。この受け部24には紙センサ3が配置さ
れ、複写機1から用紙がソート機構2に給送されたこと
を検出する。
用紙が取り込み収納するビントレイ部26は、複数個
(本実施例では11個)のビントレイ27a〜27kが所定間隔
で上下方向に間隔を置いて設けられている。このビント
レイ27a〜27kの用紙給送方向下流側の一端は遊端となっ
ており互いに積み重られ、上流側の他端はそれぞれ一対
のトラニオン29a〜29kによって長孔部32内に摺動自在に
挟持されている。また、最下端部のビントレイ29kの一
端はこれを支えるための支持33に載置されている。ビン
トレイ27aは非ソート動作時に使用され、ビントレイ27b
〜27kの10枚がソート動作に使用される。
また、トラニオン29と係合してビントレイ27の他端を
上下方向に移送してビントレイを用紙収納状態にするビ
ントレイ移送カム34が受け部24の出口側に設けられてい
る。この移送カム34はビントレイ移送モータ37(第3
図)により回転して、ビントレイ27a〜27kを順次上下方
向に移送する。
さらに、受け部24の出口側には、用紙を搬送する搬送
ローラ38が設けられ駆動モータ39(第3図)によって回
転駆動される。
第3図は、本発明に係るソータの制御をマイクロコン
ピュータを用いて実現した場合のブロック図である。
前記紙センサ3は、インターフェース12を介してCPU
(中央演算処理手段)13に接続されている。
さらに、CPU13はタイマ14、メモリ15等を利用して、
前記時間間隔検出手段5、原稿取替え検出手段6等の機
能を実現している。メモリ15内にはタイマ14の検出する
時間間隔と比較するための基準値、例えば、原稿取替え
検出のための基準値やソート動作終了判断のための基準
値等が記憶されている。
また、ビントレイ指定手段8として、操作部40に設け
た上昇・下降指令キー41がインターフェース16を介して
CPU13に接続されている。
また、CPU13には、移送カム34の回転を検出する回転
スイッチ35及びビントレイ27a〜27kが全て下方に位置し
たことを検出するボトムスイッチ36が、それぞれインタ
ーフェース17及び18を介して接続されている。さらに
は、前記ビントレイ移送モータ37及び用紙搬送モータ39
がそれぞれインターフェース19及び20を介して接続され
ている。
このような、オフライン型ソータの制御については、
例えば、特開昭59−217563号公報に開示されているの
で、ここでは詳述せず本発明の上記実施例の動作につい
てのみ説明する。
例えば、3枚の原稿から5部の複写物を作る場合で説
明する。先ず、1枚目の第1原稿を複写機1の原稿載置
台に載せると共に、ソート部数である5部をテンキーな
どで設定し、さらにソータをソートモードに設定しソー
ト動作開始状態、つまり、ビントレイ27aを第2図実線
の状態から上方に移送して破線の状態にして、ビントレ
イ27bに用紙を収納する状態にする。次に、複写開始キ
ーを押すと、1枚目の用紙4が画像形成されて排出ロー
ラ22から排出され、ソート機構2の受け部24に給送され
る。用紙4が受け部24を通過中に紙センサ3はその1枚
目の用紙4の通過を検出する。この用紙4はビントレイ
27bに収納される。
複写機1は、オフライン型故、ソータ側の事情にかか
わらず次々と残る4枚の用紙を排出していく。これら用
紙4の給送に応じてソート機構2は順次ビントレイ27b
〜27fに用紙を収納していく。そして、第1原稿の複写
が終わると原稿を取り替えて次の第2原稿の複写を行
う。
前記時間間隔検出手段5は、紙センサ3の出力に基づ
き、これら排出・給送されて来る用紙間の時間間隔を順
次検出していく。
原稿取替え検出手段6は、前記時間間隔検出手段5で
検出された時間間隔同士を比較し、原稿が取り替えられ
たことに対応する長い時間間隔を検出して、ソータは第
2原稿の複写に備える。これは、従来のソータと同様で
ある。
例えば、第2原稿の3枚目の複写済用紙が紙詰まりを
起こした場合、ソート機構2はビントレイ27fから27bへ
と下から上に向かって順次収納しており、ビントレイ27
dに用紙を収納する状態になっている。この紙詰まりを
処理した後ビントレイ指定手段8である上昇・下降指令
キー31を操作して、一旦、ビントレイ27eを指定してか
ら上昇指令キーを操作してビントレイ27dを指定するこ
とにより、複写を再開した際にビントレイ27dから始ま
って上方のビントレイ27c及びビントレイ27bに順次収納
していく。つまり、紙詰まりが発生する直前まで行った
ソート動作を継続することができる。
次いで、第2原稿の複写が終わると原稿を取り替えて
次の第3原稿の複写を行うと、前記原稿取替え手段6
は、紙センサ3の出力に基づき原稿の取り替えを検出し
て、第3原稿の複写に備える。
さらに、例えば、第3原稿の2枚目の複写済用紙が紙
詰まりを起こした場合、ビントレイ27bから27fへと上か
ら下に向かって順次収納しており、ビントレイ27cに用
紙を収納する状態になっている。この紙詰まりを処理し
た後ビントレイ指定手段8である上昇・下降指令キー31
を操作して、例えば、オート・リセットされ非ソート状
態のビントレイ27aから下降指令キー41によってビント
レイ27cを指定することにより、複写を再開した際にビ
ントレイ27cから始まって下方のビントレイ27d乃至ビン
トレイ27fに順次収納していき、3枚の原稿に対して5
部の複写が完了する。
ここで、ソート動作再開時のビントレイの移送方向
は、ビントレイを指定する際に最後に用いた指令キー41
の方向に移送するようになっている。
また、本発明のソータは、同一原稿から複写した複数
枚の用紙を同じビントレイに収納するグルーピングモー
ドや非ソートモードの際に、ビントレイ指定手段によっ
て任意のビントレイに用紙を収納することもできる。
(発明の効果) 上述のように、本発明のソータによれば、ソート動作
を伴う複写の際に、給送される用紙の紙詰まりが発生し
ても、紙詰まりが発生して中断したソート動作に継続し
てソート動作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るソータの一実施例を示すブロック
図、第2図及び第3図は本発明に係るソータのソート機
構の一実施例を示す概略断面図及び制御をマイクロコン
ピュータを用いて実現した場合のブロック図である。 1……複写機、2……ソート機構、 3……紙検出手段(紙センサ)、 5……時間間隔検出手段、 6……原稿取替え検出手段、 8……ビントレイ指定手段、 14……タイマ、15……メモリ、 41……上昇・下降指令キー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙が給送されて来たことを検出する用紙
    検出手段と、該用紙検出手段の検出に基づき給送される
    用紙間の時間間隔を検出する時間間隔検出手段、該時間
    間隔検出手段で検出された時間間隔に基づき画像形成装
    置における原稿の取り替えを検出する原稿取り替え検出
    手段とを有し、画像形成装置から給送されてくる用紙を
    上下方向に移動し、各移動において異なる原稿に対応す
    る用紙を順次収納するオフライン型ソータにおいて、 用紙ジャムの発生に対応してジャム解除時にビンの上昇
    あるいは下降を指令する手段により該用紙が収納される
    べきビントレイを指定することにより、該指定ビンから
    順次ジャム発生時に移動していたと同一方向にビンを移
    動させることにより用紙を収納するソータ。
JP63162182A 1988-06-29 1988-06-29 ソータ Expired - Lifetime JP2708124B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5986552A (ja) * 1982-11-05 1984-05-18 Toshiba Corp 画像形成装置における画像媒体排出検知装置
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