JP2707775C - - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
[産業上の利用分野]
本発明は、電子楽器の演奏情報を記録するイベントタイプの演奏記録装置に関
する。 [従来の技術] 従来、電子楽器の通信手順の統一規格であるMIDI(Musical Instrument
Digital Interface)に対応する電子楽器、例えばキーボードは、キーが操作
されるとそのキー操作により設定されるイベントデータを出力するように構成さ
れている。このイベントデータが他の楽器に受信されると、その楽器側ではイベ
ントデータ信号に基づいてそのデータに表されている操作がその楽器にてなされ
たと同じ発音をする。 このイベントデータは、通常ステータスバイト及び2バイトのデータバイトか
らなる3バイトを1単位とするデータとして構成されている。ステータスバイト
には、ノートオン,ノートオフ,プログラムチェンジ等を示すステータスと、個 々のイベントデータがどの楽器のイベントデータなのかを区別するチャンネルコ
ードとが設定され、データバイトには、音程,音量等を示すデータが設定される
。 従って、キーボード等により、複数の楽器演奏に対応するイベントデータを作
成して、演奏情報記録再生装置(いわゆるシーケンサ)に記憶し、MIDI信号
ケーブルを介して複数の楽器に出力すれば、楽器側で自己が発音するためのイベ
ントデータを区別でき、そのイベントデータに従って複数のパートからなる同時
演奏が可能となる。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようにキーボード等からイベントデータを入力して、シー
ケンサに編集,記憶された演奏情報は、演奏する側の楽器(シーケンサから出力
されたイベントデータに基づいて演奏する楽器、例えばキーボード,音源等)に
とって、マッチしたものでない場合があった。即ち、演奏する側の楽器の機種に
よっては、受信可能なチャンネルや、ドラム音のノートアサイン(音程)等の設
定が異なるため、シーケンサに記憶された演奏情報からは、操作者の望む演奏が
できない場合が生じるのである。そのため、操作者は、シーケンサに記憶されて
いる演奏情報がどのようなイベントデータから構成されているかを把握するため
に、曲の先頭あるいは任意な位置からデータを順次表示させていた。しかしなが
ら、このような演奏情報は、あまりにも内容が多様なデータから構成されている
ことや、情報量が膨大であることから、操作者が所望のデータを1つずつ抽出し
てエディットしようとしても、データをうまく見つけられず、簡単には行なえな
かった。即ち、この種の装置は、演奏情報を編集し記憶・再生するものの、デー
タの表示機能に関しては、単に記憶されたデータを表示するに過ぎないものであ
った。 本発明の演奏記録装置は上記課題を解決し、演奏情報として記憶された複数の
イベントデータから目的とするデータ内容を含むイベントデータの内容を表示す
ることを目的とする。 発明の構成 かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明する。 [課題を解決するための手段] 本発明の演奏記録装置は、第1図に例示するように、 電子楽器制御に利用される複数のイベントデータをMIDI規格の演奏情報と
して演奏情報記録手段M1に記憶するイベントタイプの演奏記録装置において、 イベントデータを構成しているMIDIデータの全部または一部の内容をバイ
ト単位に特定可能なイベントデータ特定手段M2と、 上記イベントデータ特定手段M2により特定されたバイト単位のデータ内容を
含むイベントデータを上記演奏情報記録手段M1から検出するイベントデータ検
出手段M3と、 上記イベントデータ検出手段M3により検出されたイベントデータの内容を表
示するデータ表示手段M4と、 を備えたことを特徴とする。 [作用] イベントデータ検出手段M3が、演奏情報記録手段M1にMIDI規格の演奏
情報として記憶されている複数のイベントデータから、イベントデータ特定手段
M2にてバイト単位で特定された内容を含んでいるイベントデータを検出する。
この検出の結果、得られたイベントデータの内容を、データ表示手段M4が表示
する。 このことにより、演奏記録装置のユーザは、多数ある全てのイベントデータを
検討する必要がなく、イベントデータを構成しているMIDIデータの全部又は
一部の内容をバイト単位にイベントデータ特定手段M2にて特定すれば、イベン
トデータ検出手段M3にて自動的に、イベントデータ特定手段によりバイト単位
で特定されたデータ内容を含んでいる所望のイベントデータの内容が検出でき、
データ表示手段M4にて、その内容を知ることができる。 [実施例] 以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の演
奏記録装置の好適な実施例について説明する。 第2図は実施例としてのMIDIシーケンサ1を示し、このMIDIシーケン
サ1はフロッピディスクユニット3、液晶表示部(LCD)5、ファンクション キー7及びシフトキー9を備えている。フロッピディスクユニット3は記録媒体
としてのフロッピディスクに、記録の必要に応じてイベントデータとその時刻デ
ータとを含む演奏情報を記録し保存することと、更に記録されている演奏情報を
再生する装置である。フロッピディスクは挿入口3aから挿入することにより記
憶再生可能にセットされる。この他、記憶・再生中を示すアクセスランプ3bや
フロッピディスク排出用のイジェクトボタン3cも備えられている。 このMIDIシーケンサ1は、キーボード11とMIDI信号ケーブル13,
15にて接続されて、キーボード11からのイベントデータを受信して自己がカ
ウントしている時刻と共に演奏情報として記憶する装置であり、更に、記憶した
演奏情報に含まれるイベントデータをペアで記憶されている時刻のタイミングで
キーボード11及び他の楽器に向けて出力してキーボード11及び他の楽器に同
時に発音させる装置である。 尚、キーボード11はMIDIシーケンサ1からのイベントデータを一旦入力
してからスルー端子TRを介して他の楽器にも分配している。勿論、MIDI信
号ケーブル13,15は、延長して各々異なる他の楽器にも接続することができ
る。従って、複数の楽器からイベントデータを得て時刻と共に演奏情報として記
憶したり、他の複数の楽器に対して時刻に応じてイベントデータを出力して発音
させるようにしたりできる。 第3図にその信号処理系統のブロック図を示す。MIDIシーケンサ1は、C
PU1a、ROM1b、RAM1c及びタイマー1dを備えており、デジタル式
コンピュータとして構成されている。更にフロッピディスクユニット3を駆動制
御するフロッピディスクコントローラ1e及びLCD5を駆動制御するLCDコ
ントローラ1fを備える。またシーケンシャルなイベントデータが入出力可能な
インタフェース1gも備える。またキー7,9からの入力用インタフェース1h
も備える。これらの間はバスライン1iによって各種の信号の伝達がなされてい
る。 キーボード11も同様にCPU11a、ROM11b、RAM11c及びタイ
マー11dを備えており、デジタル式コンピュータとして構成されている。更に
デジタル型のイベントデータをアナログ型の音響信号に変換する音源11e、そ の音声信号を増幅するアンプ11f及び発音させるためのスピーカ11gが備え
られ、更にキー11h用のインタフェース11iを備える。またシーケンシャル
なイベントデータが入出力可能なインタフェース11jも備える。これらの間は
バスライン11kによって各種の信号の伝達がなされている。 次に、MIDIシーケンサ1において扱われる演奏情報について、第4図と共
に説明する。 本実施例のMIDIシーケンサ1は、MIDI規格の演奏情報を
扱い、キー11hの押鍵(ノートオン)や離鍵(ノートオフ)等を表すキーイベ
ントデータを、キーイベントの発生タイミング(時刻データ)とともにRAM1
cに記録し、記録されたキーイベントデータをその時刻データに基づいて再生し
出力する。 キーボード11から受信したイベントデータは、第4図に示すように3バイト
を1単位として構成されたデータ(第1バイトデータBSが連続して同一ならば
第2バイトデータB1と第3バイトデータB2との2バイトを1単位とする場合
もある。)である。実際にはスタートビット及びストップビットが各バイト毎に
付加されているがここでは省略して表している。 第1バイトデータBSは最上位の第7ビットBS−7が「1」があることによ
りステータスバイトであることを示しており、第2及び第3バイトデータB1,
B2は第7ビットB1−7,B2−7が「0」であることによりデータバイトで
あることを示している。以下、第1バイトデータBS,第2バイトデータB1,
第3バイトデータB2を各々ステータスバイトBS,データバイトB1,データバ
イトB2と呼ぶ。 ステータスバイトBSは、第6ビットBS−6〜第4ビットBS−4の3ビッ
トによりステータスの種類を示し、第3ビットBS−3〜第0ビットBS−0の
4ビットによりそのチャンネルを示している。従って、ステータスバイトBSか
ら8種類のステータスを区別でき、16種類のチャンネルを区別できる。ステー
タスとしては、「000」(二進数)がノートオフを表し、「001」がノート
オンを表す。その他ポリフォニックキープレッシャ、コントロールチェンジ、プ
ログラムチェンジ等がステータスとして用意されている。またチャンネルとして
は「0000」〜「1111」(二進数)がチャンネル「1」〜「16」(十進 数)を表している。 例えば、ステータスバイトBSのビットが「10010000」であれば、ス
テータスの種類は「ノートオン」であり、そのチャンネルは「1」である。そし
てその直後のデータバイトB1は「ノートオン」における128種類の音程の内
の1つを示し、データバイトB2はその128種類のベロシティ(音の強さ)の
内の1つを示す。 次に、このように構成されるイベントデータの表示処理について第5図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。尚、本ルーチンは、イベントデータ表示モード
が選択された場合に起動するものである。 MIDIシーケンサ1の処理が開始されると、まず、ファンクションキー7,
シフトキー9への操作者の入力に基づき、表示対象となるデータ(以下、対象デ
ータD1と呼ぶ)を設定する。(S100)。 この対象データD1の設定について第6図と共に説明する。対象データD1の
設定は、イベントデータのステータスバイトBSの上位4ビット(ステータスの
種類を表す),下位4ビット(チャンネルを表す)と、ステータスバイトBSに
続くデータバイトB1,データバイトB2におけるデータを指定することにより
行なわれる。例えば、ステータス種類:ノートオフ,チャンネル:16,ノート
ナンバー:1(これらの値は十進数)として記憶されているイベントデータのデ
ータバイトB2(ベロシティを表す)を表示したい場合には、第6図(A)に示
すように、対象データD1を16進数表示で「8F01**」と設定する。即ち
、ステータスバイトBS,データバイトB1を指定することにより、該当するイ
ベントデータおよびデータの表示範囲(表示させるバイトデータ,図面にハッチ
ングを施す)を限定するのである。この場合、表示範囲はデータバイトB2であ
る。 また、表示範囲をデータバイトB1とする場合、例えば、ステータスの種類:
コントロールチェンジ,チャンネル:4として記憶されているイベントデータの
データバイトB1(コントロールナンバーを表す)を表示したい場合には、第6
図(B)に示すように、対象データD1を「B3****」と設定する。チャン
ネルを指定せずに、例えば、ステータスの種類がノートオンである総てのチャン ネルのデータバイトB1(ノートナンバーを表す)を表示したい場合には、同図
(C)に示すように、対象データD1を「9*****」と設定する。 更に、イベントデータの総てのステータスバイトBSを表示するには、同図(
D)に示すように、「******」と設定する。尚、「*」に示すように、ど
んな値であってもよいデータ指定を、以下、ワイルドカードと呼ぶ。 第5図に戻り、ステップ100の処理にて対象データD1、すなわち、イベン
トデータを構成しているデータの全部または一部の内容が、上述のごとく特定さ
れると、RAM1c内のトラックに記憶された曲の先頭のイベントデータにポイ
ンタをセットする(S110)。尚、ポインタがセットされ読み込まれたイベン
トデータを、以下、検索データD2と呼ぶ。 次に、対象データD1のステータスバイトBSがワイルドカードか否かを判断
する(S120)。「YES」と判断すると、検索データD2のステータスバイ
トBSをRAM1c内に設けられたサーチメモリに記憶し(S130)、後述す
るステップ240の処理に移る。即ち、対象データD1が第6図(D)に示した
タイプのデータに設定されていると判断して、ステップ130の記憶処理を行な
うのである。逆に、「NO」と判断すると、次に、対象データD1と検索データ
D2とのステータスバイトBSが一致しているか否かを判断し(S140)、一
致していない場合には、対象データD1のチャンネル(ステータスバイトBSの
下位4ビット)がワイルドカードか否かを判断する(S150)。ワイルドカー
ドでない場合には、検索データD2が表示対象とされるイベントデータではない
として、ステップ240の処理に移り、ワイルドカードである場合には、更に、
対象データD1と検索データD2とのステータスの種類(ステータスバイトBS
の上位4ビット)が一致しているか否かを判断する(S160)。ステータスの
種類が一致していなければ、検索データD2が表示対象とされるイベントデータ
ではないとして、同様にステップ240の処理に移る。ステップ140,160
において「YES」と判断した場合には、検索データD2がステータスバイトB
Sに関しては表示対象となるイベントデータであるとして、ステップ170以降
の処理に移る。 ステップ170以降の処理は、データバイトB1についての判断である。まず 、対象データD1のデータバイトB1がワイルドカードか否かを判断する(S1
70)。「YES」と判断すると、検索データD2のデータバイトB1をRAM
1c内に設けられたサーチメモリに記憶し(S180)、ステップ240の処理
に移る。即ち、対象データD1が第6図(B)あるいは(C)に示したタイプの
データに設定されていると判断して、ステップ180の記憶処理を行なうのであ
る。尚、同図(B)のタイプに相当するのは、ステップ140において「YES
」と判断された場合であり、同図(C)のタイプに相当するのは、ステップ16
0において「YES」と判断された場合である。ステップ170の判断が「NO
」の場合には、対象データD1と検索データD2とのデータバイトB1が一致し
ているか否かを判断し(S190)、一致していない場合には、検索データD2
が表示対象とされるイベントデータではないとして、ステップ240の処理に移
る。一致している場合には、検索データD2がステータスバイトBS,データバ
イトB1に関しては表示対象となるイベントデータであると判断して、ステップ
200以降の処理に移る。 ステップ200以降の処理は、データバイトB2についての判断である。まず
、イベントデータが3バイトあるいは2バイトのデータ(データバイトB2を有
さない)であることから、まず、対象データD1のデータバイト数が2、即ちイ
ベントデータが3バイトであるか否かを判断する(S200)。「NO」と判断
すると、検索データD2が表示対象となるイベントデータか否かの判断を終了し
て、ステップ180の記憶処理に移る。対象データD1のデータバイト数が2の
場合には、次に、対象データD1のデータバイトB2がワイルドカードか否かを
判断し(S210)、ワイルドカードであれば、検索データD2のデータバイト
B2をサーチメモリに記憶し(S220)、ステップ240の処理に移る。即ち
、対象データD1が第6図(A)に示したタイプのデータに設定されていると判
断して、ステップ220の記憶処理を行なうのである。ワイルドカードでなけれ
ば、対象データD1と検索データD2とのデータバイトB2が一致しているか否か
を判断し(S230)、一致していればステップ220の処理に移り、一致して
いなければステップ240の処理に移る。尚、ステップ230の判断がなされる
のは、対象データの3バイト全てがワイルドカードを用いずに設定された場合 である。 検索データD2のバイトデータが記憶された後、あるいは処理途中において検
索データD2が表示対象となるイベントデータではないと判断された場合には、
一曲分のイベントデータの検索・記憶処理が終了したか否かを判断し(S240
)、曲の途中であれば、次のイベントデータにポインタをセットし(S250)
、即ち、次のイベントデータである検索データD2を読み込み、再びステップ1
20からの処理を繰り返す。 一曲分のイベントデータの検索・記憶処理が終了することにより、ステップ1
00にて特定されたデータ内容を含むイベントデータの検出が完了すると、サー
チメモリに記憶されたデータの表示処理に移る(ステップ260)。このデータ
表示処理は、検索されたデータを図示しない別ルーチンにより、データの値の小
さな順あるいは大きな順に、液晶表示部5に順次表示することにより行なわれる
。尚、対象データD1のステータスの種類がプログラムチェンジ(ステータスバ
イトBSの上位4ビットがC)に設定されている場合には、データバイトB1(
音色設定番号を表す)の表示は、イベントデータが検索された順に、即ち、その
曲に用いられる楽器(音色)の演奏順に行なわれる。 以上説明した本実施例のMIDIシーケンサ1は、対象データD1を設定する
だけで、RAM1c内のトラックに記憶されているイベントデータから、指定さ
れたイベントデータを抽出し、そのイベントデータのバイトデータを番号順ある
いは曲の進行順に表示する。また、対象データD1の設定時には、ワイルドカー
ドを用いることにより、イベントデータの検索条件や表示するバイトデータを指
定できる。従って、トラックに記憶されているイベントデータのチャンネル番号
,ノート番号,音色設定番号などを容易に把握でき、曲全体の構成を幅広くチェ
ックすることができる。その結果、演奏情報の内容の把握は簡単となり、今まで
キーボードや音源等が異なるために使用できなかったイベントデータであっても
、データ修正することによりこのイベントデータを十分活用することができる。 上述した処理に置いて、ステップ100がイベントデータ特定手段M2として
の処理に該当し、ステップ110〜250がイベントデータ検出手段M3として
の処理に該当し、ステップ260がデータ表示手段M4としての処理に該当する 。またRAM1cが演奏情報記録手段M1に該当する。 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定
されるものではなく、例えば、一曲分のデータを表示せずに、操作者により指定
された範囲あるいは記憶されている全曲分を表示する構成であってもよい。また
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿
論である。 発明の効果 以上詳述したように、本発明の演奏記録装置によれば、演奏情報記録手段に記
憶されていたイベントデータのうち、表示対象となるイベントデータを構成して
いるデータの全部または一部の内容をバイト単位で特定することにより、当該特
定されたバイト単位のデータ内容を含むイベントデータが検出され、内容が表示
される。従って、バイト単位で特定されたデータ内容を含む所望のイベントデー
タの存在状態を把握することができ、曲全体の構成を幅広くチェックすることが
できるという極めて優れた効果を奏する。
する。 [従来の技術] 従来、電子楽器の通信手順の統一規格であるMIDI(Musical Instrument
Digital Interface)に対応する電子楽器、例えばキーボードは、キーが操作
されるとそのキー操作により設定されるイベントデータを出力するように構成さ
れている。このイベントデータが他の楽器に受信されると、その楽器側ではイベ
ントデータ信号に基づいてそのデータに表されている操作がその楽器にてなされ
たと同じ発音をする。 このイベントデータは、通常ステータスバイト及び2バイトのデータバイトか
らなる3バイトを1単位とするデータとして構成されている。ステータスバイト
には、ノートオン,ノートオフ,プログラムチェンジ等を示すステータスと、個 々のイベントデータがどの楽器のイベントデータなのかを区別するチャンネルコ
ードとが設定され、データバイトには、音程,音量等を示すデータが設定される
。 従って、キーボード等により、複数の楽器演奏に対応するイベントデータを作
成して、演奏情報記録再生装置(いわゆるシーケンサ)に記憶し、MIDI信号
ケーブルを介して複数の楽器に出力すれば、楽器側で自己が発音するためのイベ
ントデータを区別でき、そのイベントデータに従って複数のパートからなる同時
演奏が可能となる。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようにキーボード等からイベントデータを入力して、シー
ケンサに編集,記憶された演奏情報は、演奏する側の楽器(シーケンサから出力
されたイベントデータに基づいて演奏する楽器、例えばキーボード,音源等)に
とって、マッチしたものでない場合があった。即ち、演奏する側の楽器の機種に
よっては、受信可能なチャンネルや、ドラム音のノートアサイン(音程)等の設
定が異なるため、シーケンサに記憶された演奏情報からは、操作者の望む演奏が
できない場合が生じるのである。そのため、操作者は、シーケンサに記憶されて
いる演奏情報がどのようなイベントデータから構成されているかを把握するため
に、曲の先頭あるいは任意な位置からデータを順次表示させていた。しかしなが
ら、このような演奏情報は、あまりにも内容が多様なデータから構成されている
ことや、情報量が膨大であることから、操作者が所望のデータを1つずつ抽出し
てエディットしようとしても、データをうまく見つけられず、簡単には行なえな
かった。即ち、この種の装置は、演奏情報を編集し記憶・再生するものの、デー
タの表示機能に関しては、単に記憶されたデータを表示するに過ぎないものであ
った。 本発明の演奏記録装置は上記課題を解決し、演奏情報として記憶された複数の
イベントデータから目的とするデータ内容を含むイベントデータの内容を表示す
ることを目的とする。 発明の構成 かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明する。 [課題を解決するための手段] 本発明の演奏記録装置は、第1図に例示するように、 電子楽器制御に利用される複数のイベントデータをMIDI規格の演奏情報と
して演奏情報記録手段M1に記憶するイベントタイプの演奏記録装置において、 イベントデータを構成しているMIDIデータの全部または一部の内容をバイ
ト単位に特定可能なイベントデータ特定手段M2と、 上記イベントデータ特定手段M2により特定されたバイト単位のデータ内容を
含むイベントデータを上記演奏情報記録手段M1から検出するイベントデータ検
出手段M3と、 上記イベントデータ検出手段M3により検出されたイベントデータの内容を表
示するデータ表示手段M4と、 を備えたことを特徴とする。 [作用] イベントデータ検出手段M3が、演奏情報記録手段M1にMIDI規格の演奏
情報として記憶されている複数のイベントデータから、イベントデータ特定手段
M2にてバイト単位で特定された内容を含んでいるイベントデータを検出する。
この検出の結果、得られたイベントデータの内容を、データ表示手段M4が表示
する。 このことにより、演奏記録装置のユーザは、多数ある全てのイベントデータを
検討する必要がなく、イベントデータを構成しているMIDIデータの全部又は
一部の内容をバイト単位にイベントデータ特定手段M2にて特定すれば、イベン
トデータ検出手段M3にて自動的に、イベントデータ特定手段によりバイト単位
で特定されたデータ内容を含んでいる所望のイベントデータの内容が検出でき、
データ表示手段M4にて、その内容を知ることができる。 [実施例] 以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の演
奏記録装置の好適な実施例について説明する。 第2図は実施例としてのMIDIシーケンサ1を示し、このMIDIシーケン
サ1はフロッピディスクユニット3、液晶表示部(LCD)5、ファンクション キー7及びシフトキー9を備えている。フロッピディスクユニット3は記録媒体
としてのフロッピディスクに、記録の必要に応じてイベントデータとその時刻デ
ータとを含む演奏情報を記録し保存することと、更に記録されている演奏情報を
再生する装置である。フロッピディスクは挿入口3aから挿入することにより記
憶再生可能にセットされる。この他、記憶・再生中を示すアクセスランプ3bや
フロッピディスク排出用のイジェクトボタン3cも備えられている。 このMIDIシーケンサ1は、キーボード11とMIDI信号ケーブル13,
15にて接続されて、キーボード11からのイベントデータを受信して自己がカ
ウントしている時刻と共に演奏情報として記憶する装置であり、更に、記憶した
演奏情報に含まれるイベントデータをペアで記憶されている時刻のタイミングで
キーボード11及び他の楽器に向けて出力してキーボード11及び他の楽器に同
時に発音させる装置である。 尚、キーボード11はMIDIシーケンサ1からのイベントデータを一旦入力
してからスルー端子TRを介して他の楽器にも分配している。勿論、MIDI信
号ケーブル13,15は、延長して各々異なる他の楽器にも接続することができ
る。従って、複数の楽器からイベントデータを得て時刻と共に演奏情報として記
憶したり、他の複数の楽器に対して時刻に応じてイベントデータを出力して発音
させるようにしたりできる。 第3図にその信号処理系統のブロック図を示す。MIDIシーケンサ1は、C
PU1a、ROM1b、RAM1c及びタイマー1dを備えており、デジタル式
コンピュータとして構成されている。更にフロッピディスクユニット3を駆動制
御するフロッピディスクコントローラ1e及びLCD5を駆動制御するLCDコ
ントローラ1fを備える。またシーケンシャルなイベントデータが入出力可能な
インタフェース1gも備える。またキー7,9からの入力用インタフェース1h
も備える。これらの間はバスライン1iによって各種の信号の伝達がなされてい
る。 キーボード11も同様にCPU11a、ROM11b、RAM11c及びタイ
マー11dを備えており、デジタル式コンピュータとして構成されている。更に
デジタル型のイベントデータをアナログ型の音響信号に変換する音源11e、そ の音声信号を増幅するアンプ11f及び発音させるためのスピーカ11gが備え
られ、更にキー11h用のインタフェース11iを備える。またシーケンシャル
なイベントデータが入出力可能なインタフェース11jも備える。これらの間は
バスライン11kによって各種の信号の伝達がなされている。 次に、MIDIシーケンサ1において扱われる演奏情報について、第4図と共
に説明する。 本実施例のMIDIシーケンサ1は、MIDI規格の演奏情報を
扱い、キー11hの押鍵(ノートオン)や離鍵(ノートオフ)等を表すキーイベ
ントデータを、キーイベントの発生タイミング(時刻データ)とともにRAM1
cに記録し、記録されたキーイベントデータをその時刻データに基づいて再生し
出力する。 キーボード11から受信したイベントデータは、第4図に示すように3バイト
を1単位として構成されたデータ(第1バイトデータBSが連続して同一ならば
第2バイトデータB1と第3バイトデータB2との2バイトを1単位とする場合
もある。)である。実際にはスタートビット及びストップビットが各バイト毎に
付加されているがここでは省略して表している。 第1バイトデータBSは最上位の第7ビットBS−7が「1」があることによ
りステータスバイトであることを示しており、第2及び第3バイトデータB1,
B2は第7ビットB1−7,B2−7が「0」であることによりデータバイトで
あることを示している。以下、第1バイトデータBS,第2バイトデータB1,
第3バイトデータB2を各々ステータスバイトBS,データバイトB1,データバ
イトB2と呼ぶ。 ステータスバイトBSは、第6ビットBS−6〜第4ビットBS−4の3ビッ
トによりステータスの種類を示し、第3ビットBS−3〜第0ビットBS−0の
4ビットによりそのチャンネルを示している。従って、ステータスバイトBSか
ら8種類のステータスを区別でき、16種類のチャンネルを区別できる。ステー
タスとしては、「000」(二進数)がノートオフを表し、「001」がノート
オンを表す。その他ポリフォニックキープレッシャ、コントロールチェンジ、プ
ログラムチェンジ等がステータスとして用意されている。またチャンネルとして
は「0000」〜「1111」(二進数)がチャンネル「1」〜「16」(十進 数)を表している。 例えば、ステータスバイトBSのビットが「10010000」であれば、ス
テータスの種類は「ノートオン」であり、そのチャンネルは「1」である。そし
てその直後のデータバイトB1は「ノートオン」における128種類の音程の内
の1つを示し、データバイトB2はその128種類のベロシティ(音の強さ)の
内の1つを示す。 次に、このように構成されるイベントデータの表示処理について第5図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。尚、本ルーチンは、イベントデータ表示モード
が選択された場合に起動するものである。 MIDIシーケンサ1の処理が開始されると、まず、ファンクションキー7,
シフトキー9への操作者の入力に基づき、表示対象となるデータ(以下、対象デ
ータD1と呼ぶ)を設定する。(S100)。 この対象データD1の設定について第6図と共に説明する。対象データD1の
設定は、イベントデータのステータスバイトBSの上位4ビット(ステータスの
種類を表す),下位4ビット(チャンネルを表す)と、ステータスバイトBSに
続くデータバイトB1,データバイトB2におけるデータを指定することにより
行なわれる。例えば、ステータス種類:ノートオフ,チャンネル:16,ノート
ナンバー:1(これらの値は十進数)として記憶されているイベントデータのデ
ータバイトB2(ベロシティを表す)を表示したい場合には、第6図(A)に示
すように、対象データD1を16進数表示で「8F01**」と設定する。即ち
、ステータスバイトBS,データバイトB1を指定することにより、該当するイ
ベントデータおよびデータの表示範囲(表示させるバイトデータ,図面にハッチ
ングを施す)を限定するのである。この場合、表示範囲はデータバイトB2であ
る。 また、表示範囲をデータバイトB1とする場合、例えば、ステータスの種類:
コントロールチェンジ,チャンネル:4として記憶されているイベントデータの
データバイトB1(コントロールナンバーを表す)を表示したい場合には、第6
図(B)に示すように、対象データD1を「B3****」と設定する。チャン
ネルを指定せずに、例えば、ステータスの種類がノートオンである総てのチャン ネルのデータバイトB1(ノートナンバーを表す)を表示したい場合には、同図
(C)に示すように、対象データD1を「9*****」と設定する。 更に、イベントデータの総てのステータスバイトBSを表示するには、同図(
D)に示すように、「******」と設定する。尚、「*」に示すように、ど
んな値であってもよいデータ指定を、以下、ワイルドカードと呼ぶ。 第5図に戻り、ステップ100の処理にて対象データD1、すなわち、イベン
トデータを構成しているデータの全部または一部の内容が、上述のごとく特定さ
れると、RAM1c内のトラックに記憶された曲の先頭のイベントデータにポイ
ンタをセットする(S110)。尚、ポインタがセットされ読み込まれたイベン
トデータを、以下、検索データD2と呼ぶ。 次に、対象データD1のステータスバイトBSがワイルドカードか否かを判断
する(S120)。「YES」と判断すると、検索データD2のステータスバイ
トBSをRAM1c内に設けられたサーチメモリに記憶し(S130)、後述す
るステップ240の処理に移る。即ち、対象データD1が第6図(D)に示した
タイプのデータに設定されていると判断して、ステップ130の記憶処理を行な
うのである。逆に、「NO」と判断すると、次に、対象データD1と検索データ
D2とのステータスバイトBSが一致しているか否かを判断し(S140)、一
致していない場合には、対象データD1のチャンネル(ステータスバイトBSの
下位4ビット)がワイルドカードか否かを判断する(S150)。ワイルドカー
ドでない場合には、検索データD2が表示対象とされるイベントデータではない
として、ステップ240の処理に移り、ワイルドカードである場合には、更に、
対象データD1と検索データD2とのステータスの種類(ステータスバイトBS
の上位4ビット)が一致しているか否かを判断する(S160)。ステータスの
種類が一致していなければ、検索データD2が表示対象とされるイベントデータ
ではないとして、同様にステップ240の処理に移る。ステップ140,160
において「YES」と判断した場合には、検索データD2がステータスバイトB
Sに関しては表示対象となるイベントデータであるとして、ステップ170以降
の処理に移る。 ステップ170以降の処理は、データバイトB1についての判断である。まず 、対象データD1のデータバイトB1がワイルドカードか否かを判断する(S1
70)。「YES」と判断すると、検索データD2のデータバイトB1をRAM
1c内に設けられたサーチメモリに記憶し(S180)、ステップ240の処理
に移る。即ち、対象データD1が第6図(B)あるいは(C)に示したタイプの
データに設定されていると判断して、ステップ180の記憶処理を行なうのであ
る。尚、同図(B)のタイプに相当するのは、ステップ140において「YES
」と判断された場合であり、同図(C)のタイプに相当するのは、ステップ16
0において「YES」と判断された場合である。ステップ170の判断が「NO
」の場合には、対象データD1と検索データD2とのデータバイトB1が一致し
ているか否かを判断し(S190)、一致していない場合には、検索データD2
が表示対象とされるイベントデータではないとして、ステップ240の処理に移
る。一致している場合には、検索データD2がステータスバイトBS,データバ
イトB1に関しては表示対象となるイベントデータであると判断して、ステップ
200以降の処理に移る。 ステップ200以降の処理は、データバイトB2についての判断である。まず
、イベントデータが3バイトあるいは2バイトのデータ(データバイトB2を有
さない)であることから、まず、対象データD1のデータバイト数が2、即ちイ
ベントデータが3バイトであるか否かを判断する(S200)。「NO」と判断
すると、検索データD2が表示対象となるイベントデータか否かの判断を終了し
て、ステップ180の記憶処理に移る。対象データD1のデータバイト数が2の
場合には、次に、対象データD1のデータバイトB2がワイルドカードか否かを
判断し(S210)、ワイルドカードであれば、検索データD2のデータバイト
B2をサーチメモリに記憶し(S220)、ステップ240の処理に移る。即ち
、対象データD1が第6図(A)に示したタイプのデータに設定されていると判
断して、ステップ220の記憶処理を行なうのである。ワイルドカードでなけれ
ば、対象データD1と検索データD2とのデータバイトB2が一致しているか否か
を判断し(S230)、一致していればステップ220の処理に移り、一致して
いなければステップ240の処理に移る。尚、ステップ230の判断がなされる
のは、対象データの3バイト全てがワイルドカードを用いずに設定された場合 である。 検索データD2のバイトデータが記憶された後、あるいは処理途中において検
索データD2が表示対象となるイベントデータではないと判断された場合には、
一曲分のイベントデータの検索・記憶処理が終了したか否かを判断し(S240
)、曲の途中であれば、次のイベントデータにポインタをセットし(S250)
、即ち、次のイベントデータである検索データD2を読み込み、再びステップ1
20からの処理を繰り返す。 一曲分のイベントデータの検索・記憶処理が終了することにより、ステップ1
00にて特定されたデータ内容を含むイベントデータの検出が完了すると、サー
チメモリに記憶されたデータの表示処理に移る(ステップ260)。このデータ
表示処理は、検索されたデータを図示しない別ルーチンにより、データの値の小
さな順あるいは大きな順に、液晶表示部5に順次表示することにより行なわれる
。尚、対象データD1のステータスの種類がプログラムチェンジ(ステータスバ
イトBSの上位4ビットがC)に設定されている場合には、データバイトB1(
音色設定番号を表す)の表示は、イベントデータが検索された順に、即ち、その
曲に用いられる楽器(音色)の演奏順に行なわれる。 以上説明した本実施例のMIDIシーケンサ1は、対象データD1を設定する
だけで、RAM1c内のトラックに記憶されているイベントデータから、指定さ
れたイベントデータを抽出し、そのイベントデータのバイトデータを番号順ある
いは曲の進行順に表示する。また、対象データD1の設定時には、ワイルドカー
ドを用いることにより、イベントデータの検索条件や表示するバイトデータを指
定できる。従って、トラックに記憶されているイベントデータのチャンネル番号
,ノート番号,音色設定番号などを容易に把握でき、曲全体の構成を幅広くチェ
ックすることができる。その結果、演奏情報の内容の把握は簡単となり、今まで
キーボードや音源等が異なるために使用できなかったイベントデータであっても
、データ修正することによりこのイベントデータを十分活用することができる。 上述した処理に置いて、ステップ100がイベントデータ特定手段M2として
の処理に該当し、ステップ110〜250がイベントデータ検出手段M3として
の処理に該当し、ステップ260がデータ表示手段M4としての処理に該当する 。またRAM1cが演奏情報記録手段M1に該当する。 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定
されるものではなく、例えば、一曲分のデータを表示せずに、操作者により指定
された範囲あるいは記憶されている全曲分を表示する構成であってもよい。また
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿
論である。 発明の効果 以上詳述したように、本発明の演奏記録装置によれば、演奏情報記録手段に記
憶されていたイベントデータのうち、表示対象となるイベントデータを構成して
いるデータの全部または一部の内容をバイト単位で特定することにより、当該特
定されたバイト単位のデータ内容を含むイベントデータが検出され、内容が表示
される。従って、バイト単位で特定されたデータ内容を含む所望のイベントデー
タの存在状態を把握することができ、曲全体の構成を幅広くチェックすることが
できるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的例示図、第2図は実施例としてのMIDIシーケンサ
の構成とキーボードその他の楽器との接続状態を示す概略構成図、第3図はその
ブロック図、第4図はイベントデータの構成を示す説明図、第5図はイベントデ
ータ表示ルーチンを示すフローチャート、第6図は対象データの設定例を示す説
明図である。 M1…演奏情報記録手段 M2…イベントデータ特定手段 M3…イベントデータ検出手段 M4…データ表示手段 1…MIDIシーケンサ 1a…CPU 1b…ROM 1c…RAM 5…液晶表示部 11…キーボード BS…ステータスバイト B1,B2…データバイト D1…対象データ D2…検索データ
の構成とキーボードその他の楽器との接続状態を示す概略構成図、第3図はその
ブロック図、第4図はイベントデータの構成を示す説明図、第5図はイベントデ
ータ表示ルーチンを示すフローチャート、第6図は対象データの設定例を示す説
明図である。 M1…演奏情報記録手段 M2…イベントデータ特定手段 M3…イベントデータ検出手段 M4…データ表示手段 1…MIDIシーケンサ 1a…CPU 1b…ROM 1c…RAM 5…液晶表示部 11…キーボード BS…ステータスバイト B1,B2…データバイト D1…対象データ D2…検索データ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電子楽器制御に利用される複数のイベントデータをMIDI規格の演奏情
報として演奏情報記録手段に記憶するイベントタイプの演奏記録装置において、 イベントデータを構成しているMIDIデータの全部または一部の内容をバイ
ト単位に特定可能なイベントデータ特定手段と、 上記イベントデータ特定手段により特定されたバイト単位のデータ内容を含む
イベントデータを上記演奏情報記録手段から検出するイベントデータ検出手段と
、 上記イベントデータ検出手段により検出されたイベントデータの内容を表示す
るデータ表示手段と、 を備えたことを特徴とする演奏記録装置。
Family
ID=
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