JP2706950B2 - 巻取機 - Google Patents

巻取機

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JP2706950B2
JP2706950B2 JP63201708A JP20170888A JP2706950B2 JP 2706950 B2 JP2706950 B2 JP 2706950B2 JP 63201708 A JP63201708 A JP 63201708A JP 20170888 A JP20170888 A JP 20170888A JP 2706950 B2 JP2706950 B2 JP 2706950B2
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JP63201708A
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Inventor
勇夫 天勝
Original Assignee
ナンモト株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、長尺物、例えば、紐・縄・ロープなどの紐
類および可撓性を有するプラスチックチューブ・金属管
などの可撓管類を巻き取る巻取機に関する。特に、その
巻取枠の幅、巻取直径などを調節可能とするとともに、
巻き上がった長尺物の取り出しが容易な巻取機に関す
る。
【従来の技術】
従来より長尺物を巻き取る巻取機はいろいろ知られて
いる。いずれも原理的には糸巻機と同じであって、回転
円板から突出する突起に長尺物を掛け、円板を回転させ
るにつれてこの突起に巻き取っていくものである。 回転円板から突出する突起には、長尺物を案内し、か
つ、横崩れしないように巻取枠が形成されているのが通
常である。この巻取枠は、巻き取るべき長尺物の大き
さ、長さ、堅さ、などに応じて、種々の幅、高さ、巻取
直径に設定する必要がある。従来は、この作業を行なう
のに、複数種類の巻取機を用意していて適当なものをそ
の都度選択して使用したり、または巻取枠自体を取り替
えたりしていた。 また、巻上がった品物を形を崩さないように取り出す
必要がある。従来は、この作業は、巻取枠をいったん外
して行なっていた。
【発明が解決しようとする課題】
複数種類の巻取機を用意するのは、経費を増加させる
と共に、設定のためのスペースも不経済になりがちであ
る。巻取枠を取り替えるのは、複数の枠を用意しなけれ
ばならないし、大型の巻取機の場合、巻取枠だけでも重
量が相当にあって、作業は非常に困難である。 本発明は、単一種類の巻取枠であって、巻取るべき長
尺物の大きさ、長さ、堅さなどに応じて、種々の幅、巻
取直径に設定することが可能であり、かつ、巻上がった
長尺物の取り外しを極めて容易に行なうことのできる巻
取枠を有する巻取機を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明の巻取機は、駆動機構と、この駆動機構の駆動
力により回転する回転支持台と、この回転支持台に半径
方向に移動調節可能に取り付けられた複数の巻取枠とか
らなる巻取機において、前記巻取枠は、左右側板と底面
を有し、前記巻取枠底面の長さ調節は、前記左側(駆動
機構側)側板の移動によって可能であると共に、前記巻
取枠底面の少なくとも一部分と、前記右側側板の延長部
分と、これら部分と連結された第1、第2連結棒とから
なる四節機構を有し、この四節機構の形状がアクチュエ
ータの出力により変形することにより、前記右側側板が
起立状態から倒伏状態に変化することを特徴とする。 回転支持台は、円板状でもよいし、星型に放射してい
るものでもよい。 アクチュエータは、例えば、エアーシリンダー、油圧
シリンダー、サーボモータ、その他類似の装置とするこ
とができる。
【作用】
本発明によれば、巻取枠は左右側板と底面を有し、回
転支持台の半径方向に移動調節可能である。巻取枠底面
の長さ調節は、左側側板の移動によって可能である。ま
た、前記巻取枠底面の少なくとも一部分と、前記右側側
板の延長部分と、これら部分と連結された第1、第2連
結棒とからなる四節機構を有し、この四節機構の形状が
アクチュエータの出力により変形することにより、前記
右側側板が起立状態から倒伏状態に変化する。この倒伏
状態のとき、巻上がった長尺物を巻取枠から取り出すの
は容易である。
【実施例】
第1図は、本発明の巻取機10の斜視図であり、第2図
が側面図であり、第3図が正面図である。第2図の左側
の箱形部分が巻取機の駆動装置を内蔵した駆動部12であ
る。この駆動部12自体は公知のものであって、ここで詳
細に述べる必要はないであろう。要するに、出力軸に調
節された回転力を伝えるものであればいかなる種類のも
のでもよいのである。 第1,3図に見られるように、出力軸14には八方に延び
る巻取枠支持台16が取り付けられている。本願発明によ
って支持台16は8本に限定されないことはもちろんで、
通常、3〜10本である。また、1枚の円板でもよい。 第1,2図から明らかなように、この八方の支持台16の
それぞれから巻取枠18が突出して取り付けられている。
巻取枠18はすべて同じ構造であるので、そのうちの1つ
のみを説明する。説明の便宜上、以下の説明では、「左
側」は駆動機構12側をいい、「右側」はその反対側をい
う。また、「内側」は、第1図の中心14方向をいい、
「外側」はその反対側をいうものとする。 巻取枠18は、巻取底面20および左右側板22,24からな
る枠本体と、その枠の移動調節機構からなる。 巻取底面20は支持台16から介在板30を介して垂直に延
びている板状体である。介在板30と支持台16とは、調節
ねじ32により固定されている(第5図参照)。右側側板
24は、巻取底面板20の末端44で一点を固定され、そこか
ら内側および外側方向に起立している。外側部分36が右
側側板24となる。左側側板22は前記巻取底面20の上を摺
動可能であり、かつ適当な位置に固定可能である。この
摺動および固定操作は、第6図及び第7図に示すよう
に、長孔38とこれに嵌合する固定ピン40a,40bからな
る。これらの図に見られるように、巻取底面20の下に巻
取補助底面20aを設けると長尺物を安定的に巻き取るこ
とが出来る。 前記左側側板22と反対方向(内側方向)に巻取底面板
20から第1連結棒42が突出している。この第1連結棒42
末端と前記右側側板内側部分44末端とを第2連結棒46が
接続している。したがって、巻取底面20と、右側側板の
一部44と、第1、第2連結棒42,46とで、四節機構を形
成している。この四節機構は長方形または平行四辺形で
ある。第1図に見られるように、第1連結棒42及び第2
連結棒46を左右一対設けると四節機構の強度が増すので
好ましい。 第2連結棒46の右側端部48には、短いL字部分48があ
り、このL字部分48にエアーシリンダー52のピストン54
端部が結合されている。エアーシリンダー52は前記支持
台16に前記介在板30を介して固定されている。 エアーシリンダー52と同様に、支持台16に介在板30を
介して固定されているのは、スライドシャフト56であ
る。このスライドシャフト56とエアーシリンダー52は、
エアーシリンダー本体部52aおよびピストン54端部の2
箇所で連結されている。ピストン54端部の方の連結の仕
方は、ピストン54端部に固定されたリング58がスライド
シャフト56上を摺動することによる。 第3図の中心部分(出力軸14)にあるのは、前記支持
台16から突出するハンドル60である。このハンドル60に
より、後記する仕組みにより、巻取枠18の開閉を行な
う。 この巻取機の使用方法は、第4図右下に示す搬送ガイ
ド62を通って送られて来た長尺物を巻取枠18が回転しな
がら巻き取っていくのである。 本発明の巻取枠18の調節機構の操作は次の通りであ
る。 巻取枠18の半径方向への長さ調節は、支持台16に対し
て、巻取枠18を取り付けた状態のまま介在板30を人為的
に上下させる。そのためにはネジ32を緩めて介在板30を
移動させた後、再固定を行なえばよい。第3図では支持
台16上の巻取枠18の半径方向位置はまちまちであるが、
これは位置変更が出来ることを明示しているだけであっ
て、実際の使用状態ではない。 巻取枠18の底辺20の長さ調節は、前記したとおり、左
側側板22を摺動させることによる。 巻上がった長尺物を取り外すのは、第5図に示すよう
に、エアーシリンダー52を駆動してピストン54を短縮さ
せる。すると四節機構により、右側側板24がほぼ水平に
なるまで巻取枠18が変形する。この状態で長尺物をこの
右側側板上を滑らせるようにして取り出せばよい。
【発明の効果】
本発明の巻取機は、巻取るべき長尺物の大きさ、長
さ、堅さ、などに応じて、種々の幅、巻取直径に設定す
ることが可能であり、かつ、巻上がった長尺物の取り外
しが極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻取機全体の斜視図であり、第2図は
その側面図、第3図は正面図、第4図は平面図である。
第5図は巻取枠の変形時の側面図である。第6図は巻取
枠の平面図、第7図は一部を切り欠いた巻取枠の側面図
である。 10……巻取機 12……駆動部 16……支持台 18……巻取枠 20……巻取枠底面 22……巻取枠左側側板 24……巻取枠右側側板 20,42,44,46……四節機構 52……エアーシリンダー(アクチュエータ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動機構(12)と、この駆動機構(12)の
    駆動力により回転する回転支持台(16)と、この回転支
    持台(16)に半径方向に移動調節可能に取り付けられた
    複数の巻取枠(18)とからなる巻取機において、 前記巻取枠(18)は、左右側板(22,24)と底面(20)
    を有し、 前記巻取枠底面(20)の長さ調節は、前記左側(駆動機
    構側)側板(22)の移動によって可能であると共に、 前記巻取枠底面(20)の少なくとも一部分と、前記右側
    側板の延長部分(44)と、これら部分と連結された第
    1、第2連結棒(42,46)とからなる四節機構を有し、 この四節機構の形状がアクチュエータ(52)の出力によ
    り変形することにより、前記右側側板(24)が起立状態
    から倒伏状態に変化することを特徴とする巻取機。
JP63201708A 1988-08-11 1988-08-11 巻取機 Expired - Lifetime JP2706950B2 (ja)

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JP63201708A JP2706950B2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 巻取機

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JPH0252861A JPH0252861A (ja) 1990-02-22
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