JP2705464B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2705464B2
JP2705464B2 JP4155069A JP15506992A JP2705464B2 JP 2705464 B2 JP2705464 B2 JP 2705464B2 JP 4155069 A JP4155069 A JP 4155069A JP 15506992 A JP15506992 A JP 15506992A JP 2705464 B2 JP2705464 B2 JP 2705464B2
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通泰 南畝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、定速走行制
御装置やエアコンディショナの設定、解除などを指令す
るごとき用途に適用可能なスイッチ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的に、スイッチ装置は、警音器スイ
ッチのみ操舵器上面に配置され、他のスイッチは一部が
ハンドルコラムに装着され、他はインスルメントパネル
に配置されている。
【0003】しかしながら、定速走行制御装置やエアコ
ンディショナのように、車両を走行させながら、操作す
べきスイッチ類はハンドルに手を触れつつ操作できるこ
とが望ましく、かつ瞬間的に認識できる位置にあること
が望ましい。
【0004】ところが、操舵器は車体ボディに対し、回
動可能に装着されているため、操舵器にスイッチ類を付
設するのは容易ではない。前述の警音器スイッチについ
て云えば、車体ボディに取り付けられた警音器と操舵器
上の警音スイッチとを電気的に接続するため、例えば、
接触リングを含む直流電流路が設けられている。
【0005】しかるに、別のスイッチ類を付設するのに
際して、各スイッチごとに、このような直流電流路を用
意することは、装置の構造的な複雑化を招き、さらに、
装置の信頼性を低下させる不具合がある。
【0006】このような不具合を除くために、実公昭6
2−32920号公報に記載されたスイッチ装置では、
操舵器と車体ボディとを電気的に接続する警音器のため
の直流電流路を兼用して、複数の電気スイッチに対応す
る周波数信号を伝達するようにして、さらに操舵器に付
加する送信回路への給電を行う構成のものが提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法においては、操舵器側の操作信号を車体ボディ側の装
置へ単一方向に伝送するものであり、この信号に応答
し、車体ボディ側の装置から操舵器側への信号を装置の
構造的な複雑化および信頼性の低下を招かずに、双方向
への信号伝達手段がない。
【0008】また、警音器ラインより操舵器側装置の電
源を供給するため、警音器操作中は信号伝達ができな
い。さらに、警音器は車室外に出ているため、このライ
ンには、外来ノイズが入りやすく、このラインに周波数
信号を重畳させることは、誤動作を招くおそれがある。
【0009】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、操舵器と車体ボディ間の信号伝
送手段を複数設け、この内1つの信号伝送手段が操舵器
側の複数の電気スイッチに対応する周波数信号を車体ボ
ディ側に伝達するようにすることにより、外乱ノイズに
よる誤動作を防止することができるスイッチ装置を提供
することを目的としている。
【0010】また、車体ボディ側から操舵器側への信号
が伝達された際に電位可変回路が電位を変化させ、この
電位信号の検出の有無のみで、電位応答手段により車体
ボディ側の装置の応答が認識できるとともに操舵器と車
体ボディとの信号の伝送手段を共通化したので車体ボデ
ィ側の装置各々に信号伝送手段は必要なく、車体ボディ
側の装置の構造的な複雑化および信頼性の低下を招かず
に双方向への信号伝達を可能とする自動車用スイッチ装
置を提供することを目的としている。
【0011】さらに、外来ノイズによる誤動作防止機能
に加えて、警音器操作中も信号伝達ができ、かつ装置の
構造的な複雑化および信頼性の低下を招かずに、双方向
への信号伝達を可能とすることができる自動車用スイッ
チ装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスイッチ
装置は、車室前部より車室内側へ向かって突き出し、か
つ回動可能に車体ボディに設けた操舵器と、この操舵器
側に設け、電気装置の作動を指令する電気スイッチと、
一方は操舵器に設けた警音器に、他方は車体ボディ側に
それぞれ結合し、双方向への信号を伝送する第1の信号
伝送手段と、一方は電気スイッチに、他方は車体ボディ
側にそれぞれ結合し、電気スイッチから車体ボディ方向
への信号を伝送する第2の信号伝送手段と、操舵器側に
設け、電気スイッチの各操作に対応した操作信号を出力
する操作信号出力手段と、操舵器側に設け、操作信号出
力手段が出力した操作信号を第2の信号伝送手段を介し
て車体ボディ側に送信する送信手段と、車体ボディ側に
設け、送信手段が送信した操作信号を受信する受信手段
と、車体ボディ側に設け、受信手段の受信に基づき信号
伝送手段の電位を可変させる指令信号を出力する電位可
変指令手段と、車体ボディ側に設け、電位可変指令手段
の指令に基づき、第1の信号伝送手段の電位を可変する
電位可変手段と、操舵器側に設け、電位可変手段の可変
した電位信号が第1の信号伝送手段を介して検出された
か否かを判断し、この判断に基づき所定情報を報知して
応答する電位応答手段とを備えたものである。
【0013】また、車室前部より車室内側へ向かって突
き出し、かつ回動可能に車体ボディに設けた操舵器と、
この操舵器側に設け、電気装置の作動を指令する電気ス
イッチと、一方は操舵器に設けた警音器に、他方は車体
ボディ側にそれぞれ結合し、警音器から車体ボディ側方
向への信号を伝送する第1の信号伝送手段と、一方は電
気スイッチに、他方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、
双方向への信号を伝送する第2の信号伝送手段と、操舵
器側に設け、電気スイッチの各操作に対応した操作信号
を出力する操作信号出力手段と、操舵器側に設け、操作
信号出力手段が出力した操作信号を第2の信号伝送手段
を介して車体ボディ側に送信する送信手段と、車体ボデ
ィ側に設け、送信手段が送信した操作信号を受信する受
信手段と、車体ボディ側に設け、受信手段の受信に基づ
き第2の信号伝送手段の電位を可変させる指令信号を出
力する電位可変指令手段と、車体ボディ側に設け、電位
可変指令手段の指令に基づき、第2の信号伝送手段の電
位を可変する電位可変手段と、操舵器側に設け、電位可
変手段の可変した電位信号が第2の信号伝送手段を介し
て検出されたか否かを判断し、この判断に基づき所定情
報を報知して応答する電位応答手段とを備えたものであ
る。
【0014】さらに、車室前部より車室内側へ向かって
突き出し、かつ回動可能に車体ボディに設けた操舵器
と、操舵器側に設け、電気装置の作動を指令する電気ス
イッチと、一方は操舵器に設けた警音器に、他方は車体
ボディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号の伝送が可
能な第1の信号伝送手段と、一方は電気スイッチに、他
方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号の
伝送が可能な第2の信号伝送手段と、操舵器側に設け、
電気スイッチの各操作に対応した操作信号を出力する操
作信号出力手段と、操舵器側に設け、操作信号出力手段
が出力した操作信号を車体ボディ側に送信する送信手段
と、車体ボディ側に設け、送信手段が送信した操作信号
を受信する受信手段と、車体ボディ側に設け、受信手段
の受信に基づき第1の信号伝送手段または第2の信号伝
送手段のどちらかの電位を可変させる指令信号を出力す
る電位可変指令手段と、車体ボディ側に設け、電位可変
指令手段の指令に基づき、第1の信号伝送手段または第
2の信号伝送手段のどちらか の信号伝送手段の電位を可
変する電位可変手段と、操舵器側に設け、電位可変手段
の可変した電位信号が第1の信号伝送手段または第2の
信号伝送手段を介して検出されたか否かを判断し、この
判断に基づき所定情報を報知して応答する電位応答手段
とを備えたものである。
【0015】
【作用】上記のように構成されたスイッチ装置は、一方
は操舵器に設けた警音器に、他方は車体ボディ側にそれ
ぞれ結合し、双方向への信号を伝送する第1の信号伝送
手段と、一方は電気スイッチに、他方は車体ボディ側に
それぞれ結合し、電気スイッチから車体ボディ方向への
信号を伝送する第2の信号伝送手段と、操舵器側に設
け、電位可変手段の可変した電位信号が第1の信号伝送
手段を介して検出されたか否かを判断し、この判断に基
づき所定情報を報知して応答する電位応答手段とを備え
たので、電気スイッチを連続して操作する際でも、電気
スイッチの操作の応答を行うことができる。
【0016】また、一方は操舵器に設けた警音器に、他
方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、警音器から車体ボ
ディ側方向への信号を伝送する第1の信号伝送手段と、
一方は電気スイッチに、他方は車体ボディ側にそれぞれ
結合し、双方向への信号を伝送する第2の信号伝送手段
と、車体ボディ側に設け、電位可変指令手段の指令に基
づき、第2の信号伝送手段の電位を可変する電位可変手
段と、操舵器側に設け、電位可変手段の可変した電位信
号が第2の信号伝送手段を介して検出されたか否かを判
断し、この判断に基づき所定情報を報知して応答する電
位応答手段とを備えたので、警音器に信号を伝送してい
る際でも、電気スイッチの操作及びこれの応答を行うこ
とができる。
【0017】さらに、一方は操舵器に設けた警音器に、
他方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号
の伝送が可能な第1の信号伝送手段と、一方は電気スイ
ッチに、他方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、双方向
への信号の伝送が可能な第2の信号伝送手段と、操舵器
側に設け、電位可変手段の可変した電位信号が第1の
号伝送手段または第2の信号伝送手段のどちらかを介し
て検出されたか否かを判断し、この判断に基づき所定情
報を報知して応答する電位応答手段とを備えたので、警
音器と電気スイッチとを並行して動作させることができ
る。
【0018】
【実施例】実施例1 図1はこの発明の実施例1の構成を示す回路図であり、
請求項2の発明に対応している。図1において、操舵器
Hは車室前部より車室内側に向かって突き出しており、
公知の回転伝達機構Rを介して車体ボディBに支持され
ている。
【0019】操舵器Hには、警音器の作動を指令するた
めの常開接点を含む開閉スイッチ5と、複数個の電気ス
イッチ1a,1b,1cからなる操作器1とが車室内側
に被操作部位が露呈するようにして、しかも、操舵器H
上で十分な間隔をおいて取り付けられている。開閉スイ
ッチ5は公知の接触リング6aとともに、一方は操舵器
Hに設けた警音器に、他方は車体ボディ側にそれぞれ結
合し、警音器から車体ボディ側方向への信号を伝送する
第1の信号伝送手段である直流電流路6を介して車体ボ
ディBにおける警音器7と車載バッテリ8とに接続され
ている。直流電流路6は警音器ラインとなるものであ
る。
【0020】開閉スイッチ5が閉成されると、車載バッ
テリ8から直流電流路6および開閉スイッチ5を経て、
ボディアースに流れる直流電流路によって、警音器7が
付勢され、鳴動される。
【0021】また、操作器Hには、送信応答回路2が付
設しており、この送信応答回路2は、一方は電気スイッ
チに、他方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、双方向へ
の信号を伝送する第2の信号伝送手段である直流電流路
4を介して、電圧安定化回路204より給電されて作動
し、電気スイッチ1a,1b,1cの開閉信号に対応し
た周波数コード信号(この開閉信号に対応した情報成分
を含む周波数信号)を発生するとともに、直流電流路4
にコンデンサを介して重畳して車体ボディ側Bの電気装
置に伝えるとともに、直流電流路4の電位により作動
し、応答するように構成されている。
【0022】送信応答回路2において、201は電気ス
イッチ1a,1b,1cの閉成時に、そのスイッチに対
応した周波数コード信号を発生する信号発生回路であ
り、202は信号発生回路201に標準クロック信号を
与える外付けセラミック振動子、203は送信回路であ
る。この送信回路203は抵抗、トランジスタとサージ
吸収用ツェナーダイオードで構成された公知の電流増幅
回路2031、コンデンサによる重畳回路2032で構
成され、信号発生回路201から入力される周波数コー
ド信号を電流増幅し、コンデンサによる交流結合によっ
て直流電流路4に重畳し、車体ボディBに伝送する。
【0023】また、204は公知の電圧安定化回路であ
り、前記直流電流路4に接続され、一定の電圧を発生
し、信号発生回路201、送信回路203、電位応答回
路205に供給する。この電位応答回路205は、抵抗
2051,2052,2054、トランジスタ205
3、発光ダイオード2055より構成され、電位可変回
路305(後述する)の可変した電位信号が第2の信号
伝送手段を介して検出されたか否かを判断し、この判断
に基づき所定情報を報知(発光ダイオード2055を点
灯)して応答する、換言すると、直流電流路4の電位変
化を抵抗2051,2052で受け、ある電位以上にな
ると、トランジスタ2053が作動し、電流制限抵抗2
054を介して、発光ダイオード2055を点灯させる
ようにしている。
【0024】車体ボディBには、受信指令回路3が配設
されており、この受信指令回路3は車載バッテリ8より
給電されて作動し、操舵器Hから受信指令回路3に向か
う直流電流路4より送信応答回路2によって重畳された
周波数コード信号のみピックアップするとともに、その
周波数コード信号を解読して各電気スイッチ1a,1
b,1cの閉成に対応した電気信号を発生し、例えば、
この信号を定速走行制御装置に与えるとともに、周波数
信号に応じた電気信号を送信応答回路2に伝達するた
め、電位可変回路305により直流電流路4の電位を可
変させるものである。
【0025】受信指令回路3において、電圧安定化回路
301は、一定の電圧を発生し、受信回路302、信号
解読電位可変指令回路303、電位可変回路305に供
給するダイオード、抵抗、ツェナーダイオード、コンデ
ンサで構成された公知の電源回路3011と直流電流路
4に給電するとともに、電位を可変するためのシリーズ
抵抗3012からなっている。
【0026】受信回路302は、周波数コード信号を交
流結合回路で抽出する周波数抽出回路3022と、この
信号を反転整形して、電位可変指令手段を含む信号解読
電位可変指令回路303に入力する信号整形回路302
1より構成されている。
【0027】信号解読可変指令回路303は株式会社日
立製作所製HD63BOIYを使用しており、端子P2
0で周波数コード信号を受け、予めプログラムされてい
る解読信号を、例えば、定速走行制御装置に与え、また
端子P50より前記周波数コード信号に応じた電位可変
指令を電位可変回路305に出力する。304は信号解
読電位可変指令回路303に付設された外付けセラミッ
ク振動子回路である。
【0028】電位可変回路305は、抵抗3051,3
052,3055、トランジスタ3054,サージ吸収
用ツェナーダイオード3056から構成され、前記信号
解読電位可変指令回路303の端子P50より出力され
た電位可変指令、この実施例では、ハイレベルからロー
レベルとなり、トランジスタ3054をオンからオフと
し、シリーズ抵抗3012と抵抗3055で分圧されて
いた直流電流路4の電位が持ち上がり、車体ボディB側
の装置から操舵器H側の装置への信号伝達が行われる。
【0029】図2は図1の実施例における直流電流路4
の電圧波形図であり、図2(b)は信号解読電位可変指
令回路303の端子P50より出力された電位可変指令
がハイレベルからローレベルとなり、トランジスタ30
54をオンからオフとし、シリーズ抵抗3012と抵抗
3055で分圧されていた直流電流路4の電位が持ち上
がり、また、その後、トランジスタ3054がオフとな
り、電位が下がった状態を示している。図(b)は図
(a)の状態において、電気スイッチ1a,1b,1
cが閉成し、周波数コード信号が直流電流路4に重畳
し、車体ボディBに伝送したときの波形図を示し、図
(c)は図(b)の円300の部分の波形の拡大図で
ある。
【0030】実施例2 図3は実施例2の構成を示す回路図である。この実施例
2は請求項1の発明に対応するものである。この図3の
実施例では、電位応答回路205、電位可変回路305
が警音器ラインを含む第1の信号伝送手段に接続されて
いる。 即ち、電位応答回路205と電位可変回路305
とは、操舵器Hに設けた警音器に、他方は車体ボディ側
にそれぞれ結合し、双方向への信号を伝送するよう形成
された第1の信号伝送手段である直流電流路6に接続さ
れ、この直流電流路6の電位の変化により、車体ボディ
B側の装置から操舵器H側の装置への信号伝達が行われ
るため、この電位変化では、警音器が鳴動しないよう
に、制限抵抗9が車載バッテリ8と警音器7との間に挿
入されている。また、一方は電気スイッチに、他方は車
体ボディ側にそれぞれ結合し、電気スイッチから車体ボ
ディ方向への信号を伝送する第2の信号伝送手段である
直流電流路4は、図1の実施例1のように、コンデンサ
による重畳回路2032を経由することなく、直接送信
回路203からの周波数コード信号を直流結合で受信回
路302に伝達するようにしている。したがって、受信
回路302には、図1で示した交流結合回路で抽出する
周波数信号抽出回路3022が省略されている。
【0031】図4は図3の実施例2の直流電流路4およ
び6の電圧波形図であり、図4(a)は信号解読電位可
変指令回路203の端子P50より出力された電位可変
指令がハイレベルからローレベルとなり、トランジスタ
3054をオンからオフとし、制限抵抗9と警報器7と
抵抗3055で分圧されていた直流電流路6の電位が持
ち上がり、また、その後、トランジスタ3054がオフ
となり、電位が下がり、かつ開閉スイッチ5が閉成され
て、電位が0Vとなった図である。図4(b)は電気ス
イッチ1a,1b,1cが閉成して、周波数コード信号
が直流電流路4より車体ボディBに伝送したときの波形
図を示す。
【0032】上述した実施例1,2では、双方向の信号
を伝送するのは、第1の信号伝送手段である直流電流路
6か第2の信号伝送手段である直流電流路4かのどちら
か一方のみとしていたが、第1、2の信号伝送手段とも
双方向の信号を伝送してもよいことはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】また、一方は操舵器に設けた警音器に、他
方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号を
伝送する第1の信号伝送手段と、一方は電気スイッチ
に、他方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、電気スイッ
チから車体ボディ方向への信号を伝送する第2の信号伝
送手段と、操舵器側に設け、電位可変手段の可変した電
位信号が第1の信号伝送手段を介して検出されたか否か
を判断し、この判断に基づき所定情報を報知して応答す
る電位応答手段とを備えたので、電気スイッチを連続し
て操作する際でも、電気スイッチの操作の応答が行うこ
とができるとともに、装置が簡素化し、信頼性も向上す
る。
【0035】また、一方は操舵器に設けた警音器に、他
方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、警音器から車体ボ
ディ側方向への信号を伝送する第1の信号伝送手段と、
一方は電気スイッチに、他方は車体ボディ側にそれぞれ
結合し、双方向への信号を伝送する第2の信号伝送手段
と、車体ボディ側に設け、電位可変指令手段の指令に基
づき、第2の信号伝送手段の電位を可変する電位可変手
段と、操舵器側に設け 、電位可変手段の可変した電位信
号が第2の信号伝送手段を介して検出されたか否かを判
断し、この判断に基づき所定情報を報知して応答する電
位応答手段とを備えたので、警音器を操作する際でも、
電気スイッチの操作及びこれの応答を行うことができ、
装置が簡素化し、信頼性も向上する。
【0036】一方は操舵器に設けた警音器に、他方は車
体ボディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号の伝送が
可能な第1の信号伝送手段と、一方は電気スイッチに、
他方は車体ボディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号
の伝送が可能な第2の信号伝送手段と、操舵器側に設
け、電位可変手段の可変した電位信号が第1の信号伝送
手段または第2の信号伝送手段のどちらかを介して検出
されたか否かを判断し、この判断に基づき所定情報を報
知して応答する電位応答手段とを備えたので、警音器と
電気スイッチとを並行して動作させることができ、装置
の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による自動車用スイッチ
装置の構成を示す回路図である。
【図2】 図1における直流電流路4の信号波形図であ
る。
【図3】 この発明の実施例2による自動車用スイッチ
装置の構成を示す回路図である。
【図4】 図3における直流電流路4,6の信号波形図
である。
【符号の説明】 1 操作器 1a 電気スイッチ 1b 電気スイッチ 1c 電気スイッチ 2 送信応答回路 201 信号発生回路 202 外付けセラミック振動子 203 送信回路 204 電圧安定化回路 205 電位応答回路 3 受信指令回路 301 電圧安定化回路 302 受信回路 303 受信解読電位可変指令回路 304 外付けセラミック振動子 305 電位可変回路 4 直流電流路 5 開閉スイッチ 6 直流電流路 7 警音器 8 車載バッテリ 9 制限抵抗 B 車体ボディ H 操舵器 R 回転伝達機構

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室前部より車室内側へ向かって突き出
    し、かつ回動可能に車体ボディに設けた操舵器、 この 操舵器側に設け、電気装置の作動を指令する電気ス
    イッチ、 一方は前記操舵器に設けた警音器に、他方は前記車体ボ
    ディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号を伝送する第
    1の信号伝送手段、 一方は前記電気スイッチに、他方は前記車体ボディ側に
    それぞれ結合し、前記電気スイッチから前記車体ボディ
    方向への信号を伝送する第2の信号伝送手段、 前記操舵器側に設け、前記電気スイッチの各操作に対応
    した操作信号を出力する操作信号出力手段、 前記操舵器側に設け、前記操作信号出力手段が出力した
    操作信号を前記第2の信号伝送手段を介して前記車体ボ
    ディ側に送信する送信手段、 記車体ボディ側に設け、前記送信手段が送信した操作
    信号を受信する受信手段、 記車体ボディ側に設け、前記受信手段の受信に基づき
    前記第1の信号伝送手段の電位を可変させる指令信号を
    出力する電位可変指令手段、 記車体ボディ側に設け、前記電位可変指令手段の指令
    に基づき、前記第1の信号伝送手段の電位を可変する電
    位可変手段、 記操舵器側に設け、前記電位可変手段の可変した電位
    信号が前記第1の信号伝送手段を介して検出されたか否
    かを判断し、この判断に基づき所定情報を報知して応答
    する電位応答手段、 備えたスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 車室前部より車室内側へ向かって突き出
    し、かつ回動可能に車体ボディに設けた操舵器、 この 操舵器側に設け、電気装置の作動を指令する電気ス
    イッチ、 一方は前記操舵器に設けた警音器に、他方は前記車体ボ
    ディ側にそれぞれ結合 し、前記警音器から前記車体ボデ
    ィ側方向への信号を伝送する第1の信号伝送手段、 一方は前記電気スイッチに、他方は前記車体ボディ側に
    それぞれ結合し、双方向への信号を伝送する第2の信号
    伝送手段、 前記操舵器側に設け、前記電気スイッチの各操作に対応
    した操作信号を出力する操作信号出力手段、 前記操舵器側に設け、前記操作信号出力手段が出力した
    操作信号を前記第2の信号伝送手段を介して前記車体ボ
    ディ側に送信する送信手段、 前記車体ボディ側に設け、前記送信手段が送信した操作
    信号を受信する受信手段、 記車体ボディ側に設け、前記受信手段の受信に基づき
    前記第2の信号伝送手段の電位を可変させる指令信号を
    出力する電位可変指令手段、 記車体ボディ側に設け、前記電位可変指令手段の指令
    に基づき、前記第2の信号伝送手段の電位を可変する電
    位可変手段、 記操舵器側に設け、前記電位可変手段の可変した電位
    信号が前記第2の信号伝送手段を介して検出されたか否
    かを判断し、この判断に基づき所定情報を報知して応答
    する電位応答手段、 備えたスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 車室前部より車室内側へ向かって突き出
    し、かつ回動可能に車体ボディに設けた操舵器、 この操舵器側に設け、電気装置の作動を指令する電気ス
    イッチ、 一方は前記操舵器に設けた警音器に、他方は前記車体ボ
    ディ側にそれぞれ結合し、双方向への信号の伝送が可能
    な第1の信号伝送手段、 一方は前記電気スイッチに、他方は前記車体ボディ側に
    それぞれ結合し、双方向への信号の伝送が可能な第2の
    信号伝送手段、 前記操舵器側に設け、前記電気スイッチの各操作に対応
    した操作信号を出力する操作信号出力手段、 前記操舵器側に設け、前記操作信号出力手段が出力した
    操作信号を前記車体ボディ側に送信する送信手段、 前記車体ボディ側に設け、前記送信手段が送信した操作
    信号を受信する受信手段、 前記車体ボディ側に設け、前記受信手段の受信に基づき
    前記第1の信号伝送手段または前記第2の信号伝送手段
    のどちらか一方の電位を可変させる指令信号を出力する
    電位可変指令手段、 前記車体ボディ側に設け、前記電位可変指令手段の指令
    に基づき、前記第1の信号伝送手段または前記第2の信
    号伝送手段のどちらか一方の信号伝送手段の電位を可変
    する電位可変手段、 前記操舵器側に設け、前記電位可変手段の可変した電位
    信号が前記第1の信号伝送手段または前記第2の信号伝
    送手段のどちらか一方を介して検出されたか否かを判断
    し、この判断に基づき所定情報を報知して応答する電位
    応答手段を備えたスイッチ装置。
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