JP2519197Y2 - 自動車用受信装置 - Google Patents

自動車用受信装置

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JP2519197Y2
JP2519197Y2 JP1990129197U JP12919790U JP2519197Y2 JP 2519197 Y2 JP2519197 Y2 JP 2519197Y2 JP 1990129197 U JP1990129197 U JP 1990129197U JP 12919790 U JP12919790 U JP 12919790U JP 2519197 Y2 JP2519197 Y2 JP 2519197Y2
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喜夫 中埜
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、車両の外部から車両に設けられた負荷を駆
動制御するための受信装置を有する自動車用受信装置に
関する。
(従来の技術) 例えば、自動車のドアロック或はロック解除をするた
めの赤外線を利用したリモコン装置を使用可能にする場
合には、その受信装置を赤外線を受光するのに都合がよ
い場所に設置する必要がある。この場合、自動車に予め
設置するものではドアの取手部分に設ける構成とした
り、また、完成した自動車にオプション装置として後付
けするものではダッシュボードの上に設ける等して受光
可能にしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のように受信装置を、完成した自
動車に後付けするものでは、外観を悪くしないようにす
るために、その配線を外から見えないようにする必要が
あるが、そのための処理が面倒になる不具合があった。
また、ダッシュボード部分に設ける場合には、直射日光
を受けることによる温度上昇が避けられず、耐久性の点
で問題になる。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、完成車両に対して後から簡単に設置することがで
き、しかも、その場合でも配線の処理を煩わしくするこ
とがない自動車用受信装置を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の自動車用受信装置は、既設の車両用負荷の給
電線に対して接続可能に設けられその接続状態で送信機
からの空中伝播信号を受信したときに所定モードでスイ
ッチングされて前記給電線を介した前記車両用負荷の通
電路を形成するスイッチング素子を備えた受信ユニッ
ト、及び前記給電線に介在可能に設けられた電流サンプ
リング手段を有しそのサンプリング電流の変化状態が前
記スイッチング手段ノスイッチングモードに対応したも
のであった場合に受信信号を発生する信号発生手段を具
備したところに特徴を有する。
(作用) 本考案の自動車用受信装置によれば、受信ユニット
は、送信機からの空中伝播信号を受信すると、内蔵され
たスイッチング素子を所定モードでスイッチングさせ、
既設の車両用負荷の給電線に通電する。信号発生手段
は、電流サンプリング手段により前記給電線を介して流
れる電流をサンプリングし、そのサンプリング電流の変
化状態がスイッチング手段のスイッチングモードに対応
したものであった場合に受信信号を発生する。これによ
り、送信機からの空中伝播信号に応じて受信信号を発生
させるとができる。この場合、受信ユニットからの信号
を信号発生手段に伝達する経路としての配線を新たに設
ける必要がないので、完成した車両に対して後から簡単
に見映え良く設置することができる。
(実施例) 以下、本考案を自動車のドアのロック及びロック解除
を行なう赤外線リモコンの受信装置に適用した場合の第
1の実施例について第1図を参照しながら説明する。
電気的構成の概略を示す第1図において、車載バッテ
リ1の正極端子にはヒューズ2を介して給電線3が接続
されている。この給電線3は、既設の車両用負荷として
車室天井に配設されたマップライトの点灯回路4に接続
されている。そして、この給電線3の途中には電流サン
プリング手段としての抵抗5が介在されている。抵抗5
の両端子は夫々pnp形トランジスタ6のエミッタ及びベ
ースに接続されている。トランジスタ6のコレクタは信
号処理回路7に接続されている。この信号処理回路7は
ドアのロック及び解除を示す信号を出力して図示しない
駆動回路を動作させるものである。そして、これらによ
り信号発生手段たる信号発生回路8が構成される。
点灯回路4において、ランプ9の一端子はスイッチ10
を介して給電線3に接続され、他方の端子はアースされ
ている。
受信ユニット11は2つの端子P,Qを有し、端子Pは給
電線3に接続され、端子Qはランプ9及びスイッチ10の
共通接続点に接続されている。この受信ユニット11にお
いて、スイッチング素子としてのpnp形トランジスタ12
のエミッタは端子Pに接続され、コレクタは電流制限用
の抵抗13を介して端子Qに接続されている。トランジス
タ12のベースは波形成形回路14,検波回路15,増幅回路16
を介してフォトダイオード等の光電変換素子17に接続さ
れている。端子Pは図示極性のダイオード18を介して上
記各回路14乃至16及び光電変換素子17に接続されると共
に、コンデンサ19に接続されている。送信機としての赤
外線リモコン20は、空中伝播信号として赤外線の信号を
送信するようになっており、この赤外線信号は受信ユニ
ット11において光電変換素子17により受信される。
次に、本実施例の作用について説明する。尚、本実施
例においては、赤外線リモコン20の使用時はマップライ
トを使用していない状態であることを想定している。こ
れは、ドアのロック或はロック解除を外部から操作する
場合に、マップライトを使用していないのが一般的な状
態であるので、併用する場合は稀であることから、実用
上は殆ど支障がない。
まず、赤外線リモコン20からロック或はロック解除の
赤外線信号が受信ユニット11に向けて出力されると、光
電変換素子17により電気信号に変換され、増幅回路16,
検波回路15及び波形成形回路14を介してトランジスタ12
のベースに与えられる。これにより、トランジスタ12は
その電気信号に応じたスイッチングモードでオンオフを
繰り返すので、端子Pに給電線3を介して車載バッテリ
1から与えられている電源電圧によりトランジスタ12,
抵抗13及びランプ9を介してそのスイッチングモードに
応じて電流が変化しながら流れる。このとき、ランプ9
には通電されるが、その通電時間はスイッチングモード
に応じた僅かな時間であると共に、電流制限抵抗13を介
して流れる電流が小さいことから、ランプ9は実質的に
点灯するに至らない。
さて、上述のようにして電流が流れると、信号発生回
路8において、抵抗5に断続的に電圧降下が生じ、これ
によりトランジスタ6がオンオフを繰り返す。そして、
このとき信号処理回路7に入力される信号パターンに応
じてロック信号或はロック解除信号かが判断され、受信
信号を出力する。これにより、図示しない所定の自動車
用負荷が駆動制御され、ロック或はロック解除の動作が
行われるようになっている。
このような本実施例によれば、受信ユニット11を取り
付けるために新たにその配線をする必要がないので、完
成した自動車に後から設置する場合でも簡単に取り付け
られる。
第2図は本考案の第2の実施例を示すもので、この場
合は第1の実施例で既設の車両用負荷として用いたマッ
プライトに代えてドアの開閉に応じて室内を照らす室内
灯を用いている。以下、第1の実施例と異なる部分につ
いてのみ説明する。
即ち、受信ユニット11′にはスイッチング素子として
エミッタが接地されたnpn形トランジスタ21が設けら
れ、受信ユニット11′は赤外線リモコン20からの赤外線
信号を受けると、電気信号に変換しこのトランジスタ21
のベースに電気信号を与えてオンオフさせるようになっ
ている。室内灯回路22は給電腺3からランプ23を介して
切替スイッチ24に接続される構成である。この切替スイ
ッチ24はON位置p,OFF位置q,DOOR位置rの3つの切替え
が設定可能となっており、ON位置pでは直接アースさ
れ、OFF位置qでは端子か開放状態に設定され、DOOR位
置rではドアスイッチ25を介してアースされる。
トランジスタ21のコレクタは電流制限用抵抗26を介し
てランプ23と切替スイッチ24との共通接続点に接続され
ている。尚、受信ユニット11′の各回路は、室内灯回路
22の給電線3から給電されるようになっている。
さて、切替スイッチ24がOFF位置qに設定されている
か、或はDOOR位置rに設定された状態でドアスイッチ25
がオフつまりドアが閉じた状態にあるときには、第1の
実施例と同様にして受信ユニット11′は、赤外線リモコ
ン20からの赤外線信号を受けると、トランジスタ21が信
号パターンに応じてオンオフを繰返し、給電線3に電流
が流れる。これにより、電流サンプリング手段としての
抵抗5が電圧降下を生じて信号発生回路8が動作する。
従って、第2の実施例においても第1の実施例と同様の
効果が得られるものである。
尚、上記各実施例においては、既設の車両用負荷とし
てマップランプあるいは室内灯を利用する場合について
述べたが、これに限らず、他の車両用負荷を利用する構
成としても良い等、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形が可能である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の自動車用受信装置によれ
ば、受信ユニットからの受信信号を既設の車両用負荷を
用いて伝送し、電流サンプリング手段をその給電線に介
在させて信号発生手段により受信信号を検出するように
したので、完成した車両に後付けで受信ユニットを設置
する場合でも、配線処理が不要となり、簡単且つ見映え
良く設置することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す電気的構成図であ
り、第2図は本考案の第2の実施例を示す第1図相当図
である。 図面中、1は車載バッテリ、3は給電線、4は点灯回路
(車両用負荷)、5は抵抗(電流サンプリング手段)、
8は信号発生回路(信号発生手段)、9はマップラン
プ、11は受信ユニット、12はトランジスタ(スイッチン
グ素子)、13は電流制限抵抗、17は光電変換素子、20は
赤外線リモコン(送信機)である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設の車両用負荷の給電線に対して接続可
    能に設けられその接続状態で送信機からの空中伝播信号
    を受信したときに所定モードでスイッチングされて前記
    給電線を介した前記車両用負荷の通電路を形成するスイ
    ッチング素子を備えた受信ユニットと、前記給電線に介
    在可能に設けられた電流サンプリング手段を有しそのサ
    ンプリング電流の変化状態が前記スイッチング手段のス
    イッチングモードに対応したものであった場合に受信信
    号を発生する信号発生手段とを備えたことを特徴とする
    自動車用受信装置。
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