JP2704921B2 - ケーブル挿通固定具 - Google Patents

ケーブル挿通固定具

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JP2704921B2
JP2704921B2 JP4125449A JP12544992A JP2704921B2 JP 2704921 B2 JP2704921 B2 JP 2704921B2 JP 4125449 A JP4125449 A JP 4125449A JP 12544992 A JP12544992 A JP 12544992A JP 2704921 B2 JP2704921 B2 JP 2704921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーブルを固定する器具
に係り、特に壁面を挿通するケーブルの径や配置本数が
相違しても効果的にケーブルの挿通固定が可能でかつ固
定位置の変更も容易で、しかも固定時にケーブルに殆ど
損傷を与えることがないケーブル挿通固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電気、電子装置では装置本体を構成
する箱体の壁面を挿通して電源コードや各種情報を入出
力するためにケーブル類が配置されている。この場合ケ
ーブルが箱体壁面を挿通する部分には通常ブッシュが用
いられる。
【0003】図6および図7は従来型ブッシュを用いた
ケーブルの挿通方法の一例を示す。ブッシュ55は図7
に示す如く筒状の本体部55aと、この本体部55aの
一端に形成されたフランジ部55bとから構成されてい
る。通常これらブッシュ55にはケーブルの固定手段が
設けられているが、図示の構成では符号55cで示すも
のがケーブル固定手段として形成されている。この固定
手段55cは本体部55aの円周方向に対して複数形成
され、各固定手段55cは本体55aの軸線方向に形成
された切れ込み55c′によりその一部が本体55aか
ら独立するように形成されると共に、その先端部はフラ
ンジ部55bに向かって本体部55aの外周方向に徐々
に迫り出すように形成されている。
【0004】以上のブッシュ55に対してケーブル1を
挿通したならばこのケーブル1が挿通された状態のブッ
シュ55を図6のA方向に向かって箱体壁面51の開口
51aに挿通する。開口51aの内径はブッシュ55の
本体50aの外径と略等しく形成されており、この結果
ブッシュ55を開口51aに挿通するに従って固定手段
55cの傾斜面はブッシュ本体55aの内側に押し込ま
れ、この結果固定手段55cは内部のケーブル1を図6
に示される如く圧接固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成において固
定手段55cが強力にケーブル1を圧接するように構成
すればケーブル1の固定には効果的であるが、反面ケー
ブルの被服を傷つけたり、極端な場合には内部の導線に
損傷を与える可能性もある。このため固定手段55cの
圧接力は余り高くならいよう同固定手段55cの変形ス
トーロクはあまり大きく設定されていない。この結果ブ
ッシュ55におけるケーブル1の保持力は余り高いもの
ではなく、多少高い力でケーブルを外側に引くとケーブ
ル1はその力によって外側に引き出されてしまう。この
ため図6に示すように固定手段を持たないブッシュを用
いる場合と同様に箱体内部側でケーブル1を結び、外側
に引き出されないようにしている。然し前述の如くブッ
シュ55のケーブル保持力は弱いためケーブル1を申に
押し込む力が作用した場合には同ケーブル1は装置内に
比較的容易に押し込まれてしまう。またケーブル引出し
防止の為の結び目を形成することも内部の導線に無理な
曲げを強制することになり好ましいことではない。更に
この構成ではケーブル1の外径および壁面51に形成さ
れる開口51aの内径によりケーブルの固定力が大きく
変化するので一つのブッシュに汎用性がなくかつ開口5
1aの形成にも神経を使わねばならない。
【0006】また一旦ケーブルを固定した後にケーブル
の固定位置を変更したい場合にはブッシュ55を無理や
り引抜かねばならず、このためケーブルに損傷が生じ易
い。また固定位置を変更には手間がかかり、かつケーブ
ルの保全上からも固定位置の変更は可能な限り行うべき
でなく事実上固定位置の変更は不可能に近い。
【0007】図8は他の従来型ブッシュを示す。このブ
ッシュ52はビス53によりケーブル挿通部の内径を調
整できるよう構成され、かつケーブル1は固定時に損傷
を受けないようインナーブッシュ54を介して同ブッシ
ュ52により固定されるようになっている。然しこの構
成ではケーブル1の締め付けはインナーブッシュ54の
撓み量により規定され、ケーブルの外径が僅かに相違し
た場合でも締め付けに大きな変化が生じてしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】ケーブルが挿通する容器
等の壁面に形成された開口部においてケーブルを固定す
る器具であって、ボルト部材と、このボルト部材と螺合
するナット部材と、ボルト部材及びナット部材により挟
持固定される止め足部材とから成り、ボルト部材はケー
ブル挿通孔及びねじ部を有し、止め足部材はボルト部材
のねじ部が挿通するリング部と、リング部に連設しリン
グ部の開口軸心方向に展出する1以上の止め足とを有
し、壁面を介して螺合するボルト部材とナット部材とに
より止め足部材は挟持固定され、ボルト部材、ナット部
材及び止め足部材を挿通したケーブルは針金、結束バン
ド等の固定手段により止め足部材の止め足に固定される
よう構成したケーブル挿通固定具である。
【0009】
【作用】ケーブルが挿通する壁面開口部において、ケー
ブルはボルト部材、ナット部材及び止め足部材とを挿通
し、ボルト部材及びナット部材は当該壁面の両側から螺
合固定され、かつこれらボルト部材とナット部材とによ
り挟持固定された止め足部材に対して前記ケーブルは止
めバンド或いは針金等の適宜の固定手段により固定され
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に
説明する。
【0011】図1は発明の第1の実施例を示す。ケーブ
ル挿通固定具はボルト部材9、このボルト部材9に螺合
するナット部材11、及びこれらボルト部材9とナット
部材11との間に配置される止め足部材10とにより構
成される。
【0012】先ずボルト部材9にはねじ部9bの軸心方
向に対して当該ボルト部材9を貫通してケーブル挿通孔
9aが形成されている。一方矢印10は止め足部材を示
す。この止め足部材10は後述のナット部材11と前記
ボルト部材9とが螺合する際にワッシャとしても機能す
る部材であって、ワッシャ部分たるリング部10aと、
このリング部10aに連接する止め足10bとから成っ
ており、この止め足10bの先端部分は約90゜折り曲
げられた係止部10cとして構成され、ケーブル結束バ
ンド或いは針金等の固定手段が取り付けられた際にこれ
ら固定手段が止め足10bから脱落しないようになって
いる。11はナット部材であって、前記止め足部材10
の止め足10bが挿通可能なよう、そのねじ孔11aの
内周面の一部に切欠き11a′が形成されている。
【0013】この構成において、ケーブルの固定方法の
一例を示す。ケーブルがボルト部材9のケーブル挿通孔
9aに挿入された状態で、当該ボルト部材9のねじ部9
bはケーブルが挿通すべき対象の壁面50の開口50a
を挿通して壁面内部に突出位置する。このボルト部材9
のねじ部9bに対して止め足部材10のリング部10a
が嵌挿され、更に止め足10bおよびこの止め足10b
に平行に位置するケーブルがねじ孔11aを通過するよ
うにしてナット部材11が取り付けられる。この場合ナ
ット部材11のねじ孔11aには切欠き11a´が形成
されているので止め足部材10およびこの止め足部材1
0に挿通位置するケーブルを特に捻じったりすることな
くナット部材11をボルト部材9のねじ部9bに配置す
ることができる。この状態でナット部材11とボルト部
材9とを壁面50を介して螺合固定する。これにより止
め足部材10もボルト部材9、ナット部材11に挟持さ
れるようにして壁面50に固定される。次にナット部材
11の背後に突出位置する止め足部材10の止め足10
bとこれに近接位置するケーブルとを結束バンド(例え
ば図3に符号4で示す構成のバンド)或いは針金等の固
定手段で固定して作業を終了する。なお図示の構成では
止め足部材10に設けられた止め足10bは一本である
が止め足の取り付け本数を複数とすることももとより可
能である。
【0014】図2は第2の実施例を示す。
【0015】この実施例は二つの構成例からなり、まず
図中矢印10Aは第1の構成例たる止め足部材であっ
て、この止め足部材10Aのリング部10Aaの内周部
には止め足10Abが連接形成されている。即ち、止め
足10Abのリング部接続基部はリング中心側に一旦突
出してキー部10Ab′となっており、ボルト部材9の
ねじ部9bに形成されたキー溝9cと係合するよう構成
されている。また止め足10Abの先端には結束バンド
を係止するためのバンド用溝10Acが形成されてい
る。
【0016】一方矢印10Bで示す止め足部材は第2の
構成例であって、前記第1の個性例に対してバンド用溝
10Bcが止め足10Bbを屈曲することにより形成さ
れている点が相違し、その他は前記止め足部材10Aと
同一構成となっている。即ち図中符号10Baがリング
部、10Bb′がキー部である。なお、ボルト部材9に
螺合するナット部材11には前記切欠き11a等は形成
されず、同部材11は純然たるナットとして形成されて
いる。
【0017】図3は図2に第2の構成例として示される
止め足部材10Bを用いてケーブルが固定される状態を
示す。先ず止め足部材10Bの止め足部10Bbを壁面
50の開口50aに挿入するようにして止め足部材10
Bが壁面50に配置される。この状態でボルト部材9
を、ボルト部9bのキー溝9cを前記止め足部材10B
のキー部10Bb′に係合するするようにして止め足部
材10Bのリング部10Baに挿入し、かつボルト部材
9のケーブル挿通孔9aにはケーブル1が挿通される。
【0018】壁面50の内部に突出したボルト部材9の
ボルト部9bに対してはナット部材11が螺合されてボ
ルト部材9とナット部材11とが固定されると共に、ナ
ット部材11の背後に突出位置する止め足部材10Bの
止め足10Bbに対してはそのバンド溝10Bcに係合
するようにして固定手段である結束バンド4が取り付け
られ、これによりケーブル1が固定される。因みにこの
結束バンド4は一端を他端の挿通部に挿通しかつバンド
部の一面に形成された波状の係止面と挿通部とを係合さ
せる従来製品である。
【0019】図4は第3の実施例を示す。止め足部材1
0のリング部10aの外周部には当該リング部10aと
一体的に形成された一対の止め足10bおよび10b
が設けられている。これら止め足10bおよび10
は屈曲部がリング部10aの外周側に突出するよう
にして屈曲形成され、この突出した屈曲部はキー部10
′、10b′となっている。一方ナット部材11
の外周部には止め足10bおよび10bと係合する
ようにキー溝11b、11bが形成されている。な
おこのナット部材11に螺合するボルト部材9は図1に
示すボルト部材と同じ構成となっている。
【0020】図5は図4に示されるケーブル挿通固定具
によるケーブルの取り付け状態を示す。図4も含めて、
ケーブルの取り付けに当たっては、ボルト部材9のボル
ト部9bが壁面50の開口50aを挿通して壁面内部に
突出位置し、一方キー溝11b、11bに対して止
め足部材10のそれぞれの止め足10bおよび10b
が係止されたナット部材11が前記ボルト部9bに螺
合固定される。この状態でケーブル1を両側から挟持す
るようケーブル1に沿って配置された一対の止め足部1
0bおよび10bの端部に固定手段(図示の場合は
結束バンド4)が取り付けられることによりケーブル1
はこれら止め足部10bおよび10bに固定され
る。
【0021】なお図示の例では止め足に対してケーブル
を固定する手段として何れも結束バンドが示されている
が、前述の如くケーブルを止め足に固定することが可能
なものであればその手段は問わず、前述の針金の外紐等
でもよく、場合によっては接着剤により固定することも
可能であり、凡そケーブルと止め足とを固定できるもの
であればその固定手段の種類を問うものではない。
【0022】また図示の構成では何れも一本のケーブル
を挿通固定する状態が示されているが、本挿通固定具に
複数のケーブルを挿通し、これら複数のケーブルを一つ
の挿通固定具で固定することも当然のことながら可能で
ある。
【0023】更に図示した各ケーブル挿通固定具に於け
る止め足のケーブル接触面に対して凹凸を形成したり、
摩擦係数の大きな被膜をライニングしたり、更にはケー
ブルの周囲に摩擦係数の大きなフィルムを巻く等の方法
を実施することによって止め足とケーブルとの間の摩擦
係数が大きくなるようにすれば止め足部とケーブルの固
定をより確実に行うことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上各実施例に示す如く、ボル
ト部材とこのボルト部材に螺合するナット部材とこれら
ボルト部材及びナット部材により挟持固定される止め足
部材とからなるため、止め足部材とケーブルとの固定は
ケーブルの径によって制限されることがなく、従って異
なるケーブル径毎に固定具を形成する必要がなく一種類
の固定具で多種類のケーブルを固定することが可能であ
り、径の異なるケーブルに幅広く利用可能である。
【0025】また、ケーブルは直接的には止め足部材に
固定される構造であり、このためボルト部材及びナット
部材は従来のボルト或いはナットをそのまま使用可能で
あるか、加工を施すにしても溝或いは切欠きを形成する
程度であり、然も止め足部材は金属板を型抜きする等の
方法により安価に形成できるため、この種の用具として
極めて重要な商品の単価を低く押さえることが可能とな
り前記汎用性も含め、製品の用途および経済面何れから
も幅広く利用可能である。
【0026】さらにボルト部材のボルト部が挿通可能な
開口であればその径の大小を問わずケーブルの固定が可
能であるため、ケーブルが挿通する壁面開口の形成の自
由度が高く、ケーブルの径に合わせて開口を所定の径に
する必要が無い。このためケーブルの固定対象である容
器等の壁面の開口形成をケーブルの径に係わりなく画一
的かつ安価に形成することができる。
【0027】さらにまた、ケーブルの固定に当たっては
ケーブルの局部を強力に挟持する等の固定方法を採らな
いのでケーブルに殆ど損傷を与えるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すケーブル挿通固定
具の分解斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すケーブル挿通固定
具の分解斜視図である。
【図3】図2示すケーブル挿通固定具を用いてケーブル
を固定する状態を示すケーブル挿通固定具の分解斜視図
である。
【図4】本発明の第3の実施例を示すケーブル挿通固定
具の分解斜視図である。
【図5】図4に示す構成のケーブル挿通固定具を用いた
ケーブルの固定状態を示す斜視図である。
【図6】従来のケーブルの挿通方法を示すケーブル挿通
具の断面図である。
【図7】図6に示すケーブル挿通具の斜視図である。
【図8】他の従来構成を示すケーブル挿通具の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ケーブル 9 ボルト部材 9a ケーブル挿通孔 9b ねじ部 9c キー溝 10 止め足部材 10A、10B 止め足部材 10a リング部 10b 止め足 11 ナット部材 11a′ 切り欠き 11b、11b キー溝 50 壁面 50a 壁面開口

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に形成された開口にケーブルを挿通
    しかつ挿通したケーブルを固定する器具であって、ボル
    ト部材と、壁面を介してこのボルト部材と螺合するナッ
    ト部材と、ボルト部材及びナット部材により挟持固定さ
    れる止め足部材とから成り、ボルト部材はケーブル挿通
    孔及びねじ部を有し、止め足部材はボルト部材のねじ部
    が挿通するリング部と、リング部に連設しリング部の開
    口軸心方向に展出する1以上の止め足とを有し、壁面を
    介して螺合するボルト部材とナット部材とにより止め足
    部材挟持固定され、ボルト部材、ナット部材及び止め
    足部材を挿通したケーブル針金、結束バンド等の固定
    手段により止め足部材の止め足に固定される固定具にお
    いて、ナット部材は、ねじ孔内に前記止め足部材の止め
    足が位置するための切り欠きが形成されるよう構成さ
    れ、止め足部材とナット部材は壁面の一側で係合し、壁
    面の他側から壁面開口に挿入されたボルト部材は止め足
    部材を介してナット部材と螺合すよう構成したことを特
    徴とするケーブル挿通固定具。
  2. 【請求項2】 壁面に形成された開口にケーブルを挿通
    しかつ挿通したケーブルを固定する器具であって、ボル
    ト部材と、壁面を介してこのボルト部材と螺合するナッ
    ト部材と、ボルト部材及びナット部材により挟持固定さ
    れる止め足部材とから成り、ボルト部材はケーブル挿通
    孔及びねじ部を有し、止め足部材はボルト部材のねじ部
    が挿通するリング部と、リング部に連設しリング部の開
    口軸心方向に展出する1以上の止め足とを有し、壁面を
    介して螺合するボルト部材とナット部材とにより止め足
    部材挟持固定され、ボルト部材、ナット部材及び止め
    足部材を挿通したケーブル針金、結束バンド等の固定
    手段により止め足部材の止め足に固定される固定具にお
    いて、前記止め足部材はリング部の内径部にキー部が
    突出形成され、かつボルト部材のねじ部にはこのキー部
    と係合するキー溝が形成され、当該ボルト部材と止め足
    部材は壁面の一側でキー係合し、かつ壁面の開口を挿通
    したボルト部材は壁面の他側に位置するナット部材と螺
    合するよう構成したことを特徴とするケーブル挿通固定
    具。
  3. 【請求項3】 壁面に形成された開口にケーブルを挿通
    しかつ挿通したケーブルを固定する器具であって、ボル
    ト部材と、壁面を介してこのボルト部材と螺合するナッ
    ト部材と、ボルト部材及びナット部材により挟持固定さ
    れる止め足部材とから成り、ボルト部材はケーブル挿通
    孔及びねじ部を有し、止め足部材はボルト部材のねじ部
    が挿通するリング部と、リング部に連設しリング部の開
    口軸心方向に展出する1以上の止め足とを有し、壁面を
    介して螺合するボルト部材とナット部材とにより止め足
    部材挟持固定され、ボルト部材、ナット部材及び止め
    足部材を挿通したケーブル針金、結束バンド等の固定
    手段により止め足部材の止め足に固定される固定具にお
    いて、止め足部材はリング部の外周部に1以上の止め
    足が、当該リング部の軸心方向に展出形成され、かつナ
    ット部材の外周にはこの止め足が係合するキー溝が形成
    され、当該リング部材と止め足部材は壁面の一側で係合
    し、かつ壁面の他側から挿入されたボルト部材のボルト
    部と当該ナット部が螺合するよう構成したことを特徴と
    するケーブル挿通固定具。
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