JP2704918B2 - 船舶用荷役機械の制御装置 - Google Patents

船舶用荷役機械の制御装置

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JP2704918B2
JP2704918B2 JP3314278A JP31427891A JP2704918B2 JP 2704918 B2 JP2704918 B2 JP 2704918B2 JP 3314278 A JP3314278 A JP 3314278A JP 31427891 A JP31427891 A JP 31427891A JP 2704918 B2 JP2704918 B2 JP 2704918B2
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G67/00Loading or unloading vehicles

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Ship Loading And Unloading (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続式アンローダのよ
うに船倉内にバケットエレベータ等の垂直コンベア、掻
取り部を入れて石炭、コークス等の荷役対象物の積卸し
作業を行う荷役機械の衝突防止の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、船舶を対象とした荷役作業で
は、荷役対象物の増減及び波等により船舶が船舶の長手
方向、上下方向に動いたりする。それ故、ハッチ口を通
して垂直コンベア、掻取り部を船倉内に入れ、掻取り部
を船倉の内壁に向けて荷役を行う際には、特に垂直コン
ベアがハッチ口の口縁部に衝突しないように何らかの衝
突防止手段を講じる必要がある。
【0003】図7〜図9を参照して従来の荷役機械の衝
突防止装置に用いられていた位置検出装置について説明
する。図7において、岸壁など、船体1の接岸可能な陸
上に、移動装置21を一定方向に走行自在に設置し、こ
の移動装置21にブーム23を起伏自在に備えている。
ブーム23の先端には垂直搬送部を支持させ、船倉2内
の石炭、オイルコークスなどの荷役対象物を掻き取り荷
上げできるようにしている。垂直搬送部は掻取り部25
とこれで掻取った荷役対象物を上方に搬送する垂直コン
ベア26とを含む。垂直コンベア26はケーシングで覆
い、ケーシング上端部をブーム23に支持させており、
これらの組立体はコラム27と呼ばれる。従来、コラム
27が移動及び荷役作業中に船体1のハッチ口の口縁部
28に衝突するのを防止するためにコラム27に接触型
の位置検出装置を取付けている。
【0004】図8及び図9を参照して、コラム27の外
側にフレーム30を回動自在となるように取付けてい
る。このフレーム30にはアーム31を支持させ、アー
ム31の回転方向(図中、矢印で示す)に接触型のリミ
ットスイッチ32を取付けている。コラム27がハッチ
口の口縁部28に接近した場合、先にアーム31がハッ
チ口の口縁部28に接触し回転する事によりリミットス
イッチ32が作動し、コラム27がハッチ口の口縁部2
8に接近している事を検知できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た接触型の位置検出装置では、コラム27が移動してハ
ッチ口の口縁部28に検出用のアーム31が衝突してか
らコラム27の移動を停止するので、検出器が破損し易
い。
【0006】一方、従来の自動運転方式では、あらかじ
め垂直搬送部の移動範囲を定めておき、その範囲内でプ
ログラムあるいは習い運転により決められた軌跡をたど
るように運転することが行われている。しかし、この場
合にも、前述した荷役中の船舶の動きを把握できないの
で、移動範囲は衝突を考慮して十分狭くしなければなら
ないという問題点がある。
【0007】それ故、本発明の課題は荷役中の船舶の動
きの影響を受けないような船舶用荷役機械の制御装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明によれば、ハ
ッチ口からブームを介して船倉内に垂直コンベア、掻取
り部を入れて荷役対象物の卸し作業を行う荷役機械の制
御装置において、前記掻取り部の先端上部に設けた反射
鏡と、前記垂直コンベアに設けられて前記船倉内壁まで
の距離を計測すると共に、前記反射鏡を介して該反射鏡
から前記船倉内上壁までの距離を測定する第1の距離計
と、該第1の距離計とは反対側の前記垂直コンベアに設
けられた第2の距離計と、前記第1、第2の距離計を水
平方向に回転させる回転駆動手段と、該回転駆動手段の
駆動制御を行うと共に、前記ブームの旋回角、起伏角、
前記第1、第2の距離計からの計測情報にもとづいて前
記ハッチ口の位置情報を算出し、算出された位置情報に
もとづいて前記ブーム、垂直コンベア及び掻取り部等の
移動制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする船舶
用荷役機械の制御装置が得られる。
【0009】なお、前記制御手段は、前記ブームの旋回
角、起伏角により前記垂直コンベアの所定箇所の位置を
算出するステップと、前記船倉内に前記掻取り部を入れ
る時に前記第1、第2の距離計より前記ハッチ口の位置
を算出するステップと、前記掻取り部が前記船倉内にあ
る時に前記第1、第2の距離計により得られた前記船倉
内壁までの距離にもとづいて前記ハッチ口の水平方向の
位置情報を修正するステップと、前記第1の距離計によ
り得られた前記船倉内壁上部までの距離にもとづいて前
記ハッチ口の垂直方向の位置情報を修正するステップと
を実行するものである。
【0010】第2の発明によれば、掻取り部の先端上部
に設けた反射鏡と、垂直コンベアに設けられて船倉内壁
までの距離を計測すると共に、前記反射鏡を介して該反
射鏡から船倉内上壁までの距離を測定する距離計と、前
記距離計を水平方向に回転させる回転駆動手段と、該回
転駆動手段の駆動制御を行うと共に、ブームの旋回角、
起伏角、前記距離計からの計測情報にもとづいてハッチ
口下縁の高さ位置情報を算出し、算出された高さ位置情
報にもとづいて前記ブーム、垂直コンベア及び掻取り部
等の移動制御を行う制御手段を備え、前記制御手段は、
前記ブームの旋回角、起伏角により前記垂直コンベアの
所定箇所の位置を算出するステップと、前記船倉内に前
記掻取り部を入れる時に前記距離計により前記ハッチ口
の下縁位置を算出するステップと、前記距離計により得
られた前記船倉内壁上部までの距離にもとづいて前記ハ
ッチ口下縁の高さ位置情報を修正するステップとを実行
する船舶用荷役機械の制御装置が得られる。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、制御手段が垂直コンベア
及び掻取り部の水平方向の位置及び垂直方向の位置を把
握すると共に、荷揚げに伴う船舶の水平方向及び垂直方
向の位置ずれを把握して移動制御を行うことにより垂直
コンベア及び掻取り部がハッチ口及び船倉内上壁に衝突
するのを防止する。
【0012】第2の発明によれば、制御手段が掻取り部
の垂直方向の位置を把握すると共に、荷揚げに伴う船舶
の垂直方向の位置ずれを把握して移動制御を行うことに
より掻取り部が船倉内上壁に衝突するのを防止する。
【0013】
【実施例】図1を参照して、垂直コンベア26の最下部
には、その両側に第1、第2の光波距離計11,12
(12は図4参照)が設置されている。第1、第2の光
波距離計11,12は、回転駆動系(図2参照)により
垂直軸を中心に回転可能にされている。掻取り部25に
は、その先端上部に約45度の傾斜角度で固定した反射
鏡13を設け、第1あるいは第2の光波距離計11,1
2(以降は第1の光波距離計11の場合について説明す
る)により反射鏡13から真上に向かう測距用の光路を
設定できるようにしている。掻取り部25の先端にはま
た、船倉内壁までの距離を検出するための船壁検出器1
4が設置されている。なお、図示していないが、反射鏡
13には荷役に伴なって付着するほこり等を圧縮空気で
とばすためのエアノズルが設置されている。
【0014】図2を参照して、本発明による制御装置
は、計測系として、第1の光波距離計11を含む第1の
計測系41と第2の光波距離計12を含む第2の計測系
42と前述した船壁検出器14とを含む。移動制御装置
43は、第1、第2の計測系41、42からの信号を用
いて後述する距離の計算を行い、垂直搬送部等の移動制
御用の信号を移動駆動装置44に送出する。移動制御装
置43はまた、船壁検出器14からの検出信号を用いて
掻取り部25の船壁への衝突を防止するための制御信号
を送出する。第1、第2の計測系41,42は同じ構成
であるので、第1の計測系41について説明する。第1
の計測系41は、第1の光波距離計11とその出力信号
を伝送用の信号に変換する信号変換器41−1,伝送さ
れてきた信号を元に戻すための信号変換器41−2と、
第1の光波距離計11の回転駆動系41−3及び移動制
御装置43からの制御信号で回転駆動系41−3を制御
するドライバ41−4とを有する。移動制御装置43は
また、後述するブーム駆動系の各種センサ(旋回角度セ
ンサ、起伏角度センサ、移動装置21(図6参照)の走
行距離センサ等)からの検出信号を用いて垂直搬送部の
所定箇所の位置をも算出する。
【0015】図3を参照して、移動制御装置43は、あ
らかじめ入力されているブーム23の全長L1 、地上面
からブーム23の起伏起点PB までの高さZ1 、ブーム
23と垂直バケット26との連結点から垂直搬送部の所
定箇所Pまでの距離Z2 、前述した各種センサから送ら
れてくる走行距離(基準位置PS から現在位置までの走
行距離)Y1 、ブーム23の旋回角度θ1 、ブーム23
の起伏角度θ2 とを用いて基準位置PS を基準とする所
定箇所Pの位置を算出する。所定箇所Pは、第1あるい
は第2の光波距離計11,12の設置箇所と同じ高さが
望ましい。
【0016】図4を参照して、移動制御装置43は、荷
役開始に先立って垂直搬送部を船倉内に入れる際に、第
1、第2の光波距離計11,12がハッチ口の口縁部2
8に対向する位置で一時停止させ、口縁部28までの距
離x1 ,x2 ,y1 ,y2 からハッチ口の口縁部28の
大きさh1 ,h2 及び基準位置Ps からの位置を算出す
る。第1、第2の光波距離計11,12は共に、船倉の
内壁に対して光が直角に入射した時のみその反射光を受
光して内壁までの距離を検出可能となる。このことか
ら、図4の状態においてはじめに第1の光波距離計11
で距離y1 を、第2の光波距離計12で距離y2 をそれ
ぞれ計測する。次に、移動制御装置43は、ドライバー
41−4,42−4を駆動して第1、第2の光波距離計
11,12を図中時計方向に90度回転させ、第1の距
離計11で距離x2 を、第2の光波距離計12で距離x
1 をそれぞれ計測する。その結果、距離h1 は、y1
2及び第1、第2の光波距離計11,12の間の距離
0 の和で算出され、距離h2 はx1 とx2 との和で算
出される。この時の垂直コンベア26の中心位置Pa
(基準位置Ps を原点とするX−Y平面上(地上面)で
の位置)は、距離L1 ,Y1 、角度θ1 から容易に算出
でき、この値と距離x1 ,x2 ,y1 ,y2 を用いてハ
ッチ口の口縁部28の位置(例えば上記X−Y平面上で
の中心位置)も容易に算出できる。移動制御装置43
は、この時の口縁部28の位置を基準として移動装置2
1、ブーム23、垂直搬送部の駆動制御を行う。
【0017】移動制御装置43は、掻取り部25を荷役
対象物上まで下げ、荷役を開始する。荷役が進むにつれ
て移動制御装置43はブーム23を旋回させずにその起
伏を下げるようにし、その間定期的に第1、第2の光波
距離計11,12を使用して距離x1 ,x2 ,y1 ,y
2 の変化点を検出することで、ハッチ口の口縁部28の
下縁の高さ方向位置Z0 (図6参照)を算出する。これ
は、前述した方法で垂直搬送部の所定箇所Pの高さを算
出すれば良い。以上でハッチ口の口縁部28のX−Y平
面上での位置及び高さ方向の位置を算出できる。
【0018】図5を参照して、以後、掻取り部25が完
全に船倉内に入って、第1、第2の光波距離計11,1
2により船倉内壁までの距離を実測できる状態まで荷役
を行う。この状態で移動制御装置43は第1、第2の光
波距離計11,12により船倉内壁までの実測距離(船
幅方向の船倉内壁101までの実測距離X1と船長方向
の船倉内壁102までの実測距離Y1)を算出する。な
お、この算出までに垂直コンベア26がX−Y平面(水
平面)上で移動している場合、X方向、Y方向に関する
位置Paからの移動距離Xx、Yyはブーム23の走行
距離や旋回角度等から容易に算出できるので、これらの
値を算出距離X1、Y1に加算あるいは減算して補正す
ることで、垂直コンベア26が位置Paにある時の第
1、あるいは第2の光波距離計11,12から船幅方向
の船倉内壁101までの距離Xと第1、あるいは第2の
光波距離計11,12から船長方向の船倉内壁102ま
での距離Yとを仮の基準距離として算出することができ
る。
【0019】以後、垂直コンベア26が船倉内でどのよ
うに移動しようとも、X−Y平面上での垂直コンベア2
6の位置Paからの移動距離Xx、Yyはブーム23の
走行距離や旋回角度等から容易に算出できるので、第1
あるいは、第2の光波距離計11,12により得られた
実測距離X1に対して移動距離Xxによる補正を行った
算出距離X1´と仮の基準距離Xとの差が船体の船幅方
向へのずれとして算出される。同様に、第1あるいは、
第2の光波距離計11,12により得られた実測距離Y
1に対して移動距離Yyによる補正を行った算出距離Y
1´と仮の基準距離Yとの差が船舶の船長方向へのずれ
として算出される。
【0020】移動制御装置43は、上述のようにして得
られた船幅方向及び船長方向のずれ情報にもとづいてハ
ッチ口の口縁部28の位置修正、すなわち荷役進行に伴
なう船舶の動きによる基準の位置からの位置ずれの修正
を行う。なお、船舶の動きは、岸壁に接岸しているので
船長方向がほとんどであり、船幅方向に関する動きは無
視しても良い。
【0021】一方、高さ方向の位置ずれの修正は、第1
の光波距離計11から反射鏡13に光を当てて船倉内上
壁からの反射光を受光することで、反射鏡13から船倉
内上壁までの距離Z3 を算出する。この計測は、図6に
示すように、船倉内壁に掻取り部25の先端が接近して
いる状態で行われる。移動制御装置43は、前述の高さ
方向位置Z0 からの垂直バケット26の降下距離と算出
された距離Z3 とを比較し、差があればそれを船舶の上
下動(特に荷役が進むにつれて船体が軽くなることによ
る上動)として判別し、高さ方向位置Z0 の修正を行
う。
【0022】移動制御装置43は、以上のようにして荷
役作業中にハッチ口の口縁部28の船長方向へのずれ、
上方向へのずれを補正しながら垂直搬送部の移動制御を
行う。すなわち、移動制御装置43は、常に、ハッチ口
の口縁部28の動きを監視しながら垂直搬送部の移動制
御を行うので、垂直搬送部とハッチ口の口縁部28との
間隔を最小限の範囲にとどめることができ、衝突防止を
確実にすると共に移動範囲を拡大することができる。
【0023】なお、本発明は、船舶の上下動のみのずれ
を補正しながら垂直搬送部の移動制御を行う場合にも適
用され得る。この場合、移動制御装置43は、前述した
動作の内、水平方向に関する補正制御を行わず、主とし
てブーム23の旋回角、起伏角により垂直コンベア26
の所定箇所Pの位置を算出するステップと、船倉内に掻
取り部25を入れる際に第1の距離計11によりハッチ
口の下縁の高さ位置を算出するステップと、第1の距離
計11により得られた船倉内壁上部までの距離にもとづ
いてハッチ口下縁の高さ位置情報を修正するステップと
を実行するようにすれば良く、第2の距離計12は不要
となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば荷役中の船舶の動きの影響を受けずに垂直搬送部の船
体への衝突を防止すると共に垂直搬送部の移動範囲を拡
大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した垂直搬送部の主要部の概略構
成を示した図。
【図2】本発明による制御装置の主要部の概略構成を示
した図。
【図3】本発明により垂直搬送部の所定箇所の位置算出
を行う原理を説明するための図。
【図4】本発明によりハッチ口の口縁部の位置を算出す
る原理を説明するための図。
【図5】本発明により船舶の船幅及び船長方向の動きを
算出する原理を説明するための図。
【図6】本発明により船舶の上下方向の動きを算出する
原理を説明するための図。
【図7】連続式アンローダによる従来の荷役作業を説明
するための図。
【図8】図7のA−A線による横断面図。
【図9】図7のB−B線による縦断面図。
【符号の説明】
11,12 第1、第2の光波距離計 13 反射鏡 14 船壁検出器 21 移動装置 23 ブーム 25 掻取り部 26 垂直コンベア 28 ハッチ口の口縁部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハッチ口からブームを介して船倉内に垂
    直コンベア、掻取り部を入れて荷役対象物の卸し作業を
    行う荷役機械の制御装置において、前記掻取り部の先端
    上部に設けた反射鏡と、前記垂直コンベアに設けられて
    前記船倉内壁までの距離を計測すると共に、前記反射鏡
    を介して該反射鏡から前記船倉内上壁までの距離を測定
    する第1の距離計と、該第1の距離計と反対側の前記垂
    直コンベアに設けられた第2の距離計と、前記第1、第
    2の距離計を水平方向に回転させる回転駆動手段と、該
    回転駆動手段の駆動制御を行うと共に、前記ブームの旋
    回角、起伏角、前記第1、第2の距離計からの計測情報
    にもとづいて前記ハッチ口の位置情報を算出し、算出さ
    れた位置情報にもとづいて前記ブーム、垂直コンベア及
    び掻取り部等の移動制御を行う制御手段を備えたことを
    特徴とする船舶用荷役機械の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の船舶用荷役機械の制御装
    置において、前記制御手段は、前記ブームの旋回角、起
    伏角により前記垂直コンベアの所定箇所の位置を算出す
    るステップと、前記船倉内に前記掻取り部を入れる時に
    前記第1、第2の距離計により前記ハッチ口の位置を算
    出するステップと、前記掻取り部が前記船倉内にある時
    に前記第1、第2の距離計により得られた前記船倉内壁
    までの距離にもとづいて前記ハッチ口の水平方向の位置
    情報を修正するステップと、前記第1の距離計により得
    られた前記船倉内壁上部までの距離にもとづいて前記ハ
    ッチ口の垂直方向の位置情報を修正するステップとを実
    行するものであることを特徴とする船舶用荷役機械の制
    御装置。
  3. 【請求項3】 ハッチ口からブームを介して船倉内に垂
    直コンベア、掻取り部を入れて荷役対象物の卸し作業を
    行う荷役機械の制御装置において、前記掻取り部の先端
    上部に設けた反射鏡と、前記垂直コンベアに設けられて
    前記船倉内壁までの距離を計測すると共に、前記反射鏡
    を介して該反射鏡から前記船倉内上壁までの距離を測定
    する距離計と、前記距離計を水平方向に回転させる回転
    駆動手段と、該回転駆動手段の駆動制御を行うと共に、
    前記ブームの旋回角、起伏角、前記距離計からの計測情
    報にもとづいて前記ハッチ口下縁の高さ位置情報を算出
    し、算出された高さ位置情報にもとづいて前記ブーム、
    垂直コンベア及び掻取り部等の移動制御を行う制御手段
    を備え、前記制御手段は、前記ブームの旋回角、起伏角
    により前記垂直コンベアの所定箇所の位置を算出するス
    テップと、前記船倉内に前記掻取り部を入れる時に前記
    距離計により前記ハッチ口の下縁位置を算出するステッ
    プと、前記距離計により得られた前記船倉内壁上部まで
    の距離にもとづいて前記ハッチ口下縁の高さ位置情報を
    修正するステップとを実行するものであることを特徴と
    する船舶用荷役機械の制御装置。
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