JP2704077B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JP2704077B2 JP2704077B2 JP3360202A JP36020291A JP2704077B2 JP 2704077 B2 JP2704077 B2 JP 2704077B2 JP 3360202 A JP3360202 A JP 3360202A JP 36020291 A JP36020291 A JP 36020291A JP 2704077 B2 JP2704077 B2 JP 2704077B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- carriage movement
- carriage
- disk drive
- movement prevention
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- Expired - Lifetime
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特に電源遮断時の衝撃及び振動に対する信頼性向上
を図った磁気ディスク装置に関する。
し、特に電源遮断時の衝撃及び振動に対する信頼性向上
を図った磁気ディスク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置のランプロード
機構は、図４ないし図５に示すように、電源遮断時の衝
撃及び振動に対してはランプ５６とキャリッジ５４の摩
擦力に依存していた。この図４ないし図５において、符
号５１はディスク媒体を示し、符号５２はスピンドルモ
ータ，符号５３はヘッド，符号５５はボイスコイルモー
タを各々示す。
機構は、図４ないし図５に示すように、電源遮断時の衝
撃及び振動に対してはランプ５６とキャリッジ５４の摩
擦力に依存していた。この図４ないし図５において、符
号５１はディスク媒体を示し、符号５２はスピンドルモ
ータ，符号５３はヘッド，符号５５はボイスコイルモー
タを各々示す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置におけるランプロード機構は、電源遮断時の
衝撃及び振動に対しては、ランプ５６とキャリッジ５４
との摩擦力に依存していたために、衝撃及び振動が加え
られたとき、キャリッジ５４がランプ５６からはずれデ
ィスク媒体５１上を移動し、ディスク媒体５１を傷を付
けるという不都合があった。
ィスク装置におけるランプロード機構は、電源遮断時の
衝撃及び振動に対しては、ランプ５６とキャリッジ５４
との摩擦力に依存していたために、衝撃及び振動が加え
られたとき、キャリッジ５４がランプ５６からはずれデ
ィスク媒体５１上を移動し、ディスク媒体５１を傷を付
けるという不都合があった。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、電源遮断時の衝撃及び振動等により
キャリッジがディスク媒体を傷つけるのを有効に排除し
得る磁気ディスク装置を提供することを、その目的とす
る。
を改善し、とくに、電源遮断時の衝撃及び振動等により
キャリッジがディスク媒体を傷つけるのを有効に排除し
得る磁気ディスク装置を提供することを、その目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、ランプロー
ド機構を有する磁気ディスク装置において、ランプロー
ド機構に、キャリッジの移動を防止するキャリッジ移動
防止機構と、このキャリッジ移動防止機構を必要に応じ
て駆動制御するキャリッジ移動防止制御回路とを備え、
キャリッジ移動防止機構を、キャリッジの移動領域に対
して突出若しくは後退可能なプランジャにより構成す
る、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
ド機構を有する磁気ディスク装置において、ランプロー
ド機構に、キャリッジの移動を防止するキャリッジ移動
防止機構と、このキャリッジ移動防止機構を必要に応じ
て駆動制御するキャリッジ移動防止制御回路とを備え、
キャリッジ移動防止機構を、キャリッジの移動領域に対
して突出若しくは後退可能なプランジャにより構成す
る、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図３に
基づいて説明する。図１は本発明の一実施例を示すブロ
ック図であり、図２は図１でのランプロード機構部の詳
細図である。又、図３は非動作時又は動作時の各部電圧
波形図である。図１において、符号１はデータ保存可能
な磁気ディスク媒体、符号２は磁気ディスク媒体を回転
させるスピンドルモータ、符号３はデータの読みだし書
き込みを行う磁気ヘッドを示す。また、符号４は磁気ヘ
ッド３を支持しているキャリッジ、符号５は磁気ヘッド
３を磁気ディスク媒体１の半径方向に移動させるための
ボイスコイルモータ、符号６は非動作時キャリッジ４を
退避させておくランプ、符号７は非動作時キャリッジ４
の移動を妨げるソレノイド、符号８はソレノイド７のプ
ランジャ、符号９はボイスコイルモータ５を制御するボ
イスコイルモータ制御回路、符号１０はソレノイド７を
制御するソレノイド制御回路、符号１１は電源供給時に
充電し、電源遮断時に放電中電圧を保持する電圧保持回
路、符号１２は電源を各々示す。電源１２が供給されて
いない非動作時、電源電圧Ａ、保持電圧Ｂ、ソレノイ
ド制御電圧Ｃ及びボイスコイルモータ制御電圧Ｄは図３
の様になっているので、図２に示すように、ソレノイド
７のプランジャ８は、衝撃及び振動が加えられても、キ
ャリッジ４が磁気ディスク媒体１の内周方向への移動を
妨げるように上に上がっている。
基づいて説明する。図１は本発明の一実施例を示すブロ
ック図であり、図２は図１でのランプロード機構部の詳
細図である。又、図３は非動作時又は動作時の各部電圧
波形図である。図１において、符号１はデータ保存可能
な磁気ディスク媒体、符号２は磁気ディスク媒体を回転
させるスピンドルモータ、符号３はデータの読みだし書
き込みを行う磁気ヘッドを示す。また、符号４は磁気ヘ
ッド３を支持しているキャリッジ、符号５は磁気ヘッド
３を磁気ディスク媒体１の半径方向に移動させるための
ボイスコイルモータ、符号６は非動作時キャリッジ４を
退避させておくランプ、符号７は非動作時キャリッジ４
の移動を妨げるソレノイド、符号８はソレノイド７のプ
ランジャ、符号９はボイスコイルモータ５を制御するボ
イスコイルモータ制御回路、符号１０はソレノイド７を
制御するソレノイド制御回路、符号１１は電源供給時に
充電し、電源遮断時に放電中電圧を保持する電圧保持回
路、符号１２は電源を各々示す。電源１２が供給されて
いない非動作時、電源電圧Ａ、保持電圧Ｂ、ソレノイ
ド制御電圧Ｃ及びボイスコイルモータ制御電圧Ｄは図３
の様になっているので、図２に示すように、ソレノイド
７のプランジャ８は、衝撃及び振動が加えられても、キ
ャリッジ４が磁気ディスク媒体１の内周方向への移動を
妨げるように上に上がっている。
【０００７】次に、電源１２が供給されている動作時、
スピンドルモータ２が回転し、同時に磁気ディスク媒体
１が回転し始めると、図２のように電源電圧Ａが供給さ
れ、電圧保持回路１１は充電を開始し保持電圧Ｂが上昇
してゆき、ソレノイド制御電圧Ｃはソレノイド制御回路
１０から出力され、ボイスコイルモータ５が移動する前
に、ソレノイド７のプランジャ８は、キャリッジ４がボ
イスコイルモータ制御回路電圧Ｄにより磁気ディスク媒
体１の内周方向への移動が可能になるように、下に下が
っている。
スピンドルモータ２が回転し、同時に磁気ディスク媒体
１が回転し始めると、図２のように電源電圧Ａが供給さ
れ、電圧保持回路１１は充電を開始し保持電圧Ｂが上昇
してゆき、ソレノイド制御電圧Ｃはソレノイド制御回路
１０から出力され、ボイスコイルモータ５が移動する前
に、ソレノイド７のプランジャ８は、キャリッジ４がボ
イスコイルモータ制御回路電圧Ｄにより磁気ディスク媒
体１の内周方向への移動が可能になるように、下に下が
っている。
【０００８】次に、電源１２が遮断される非動作時、
ボイスコイルモータ制御電圧Ｄによりキャリッジ４がラ
ンプ６に移動が完了するまで、電圧保持回路１１により
電圧が保持され、ソレノイド７のプランジャ８は、キャ
リッジ４が磁気ディスク媒体１の外周への移動が可能に
なるように下に下がったままの状態になっている。そし
て電圧保持回路１１の放電電圧が一定レベル以下になっ
た時点で、ソレノイド７のプランジャ８は非動作時の
状態に戻る。即ち、プランジャ８は、動作時及び非動作
時にキャリッジ８の移動領域に対して突出若しくは後退
可能に構成されている。
ボイスコイルモータ制御電圧Ｄによりキャリッジ４がラ
ンプ６に移動が完了するまで、電圧保持回路１１により
電圧が保持され、ソレノイド７のプランジャ８は、キャ
リッジ４が磁気ディスク媒体１の外周への移動が可能に
なるように下に下がったままの状態になっている。そし
て電圧保持回路１１の放電電圧が一定レベル以下になっ
た時点で、ソレノイド７のプランジャ８は非動作時の
状態に戻る。即ち、プランジャ８は、動作時及び非動作
時にキャリッジ８の移動領域に対して突出若しくは後退
可能に構成されている。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
衝撃及び振動によりディスク媒体をキャリッジによって
傷つけられるという不都合を有効に排除することがで
き、これによって装置全体の信頼性向上を図り得るとい
う従来にない優れた磁気ディスク装置を提供することが
できる。
衝撃及び振動によりディスク媒体をキャリッジによって
傷つけられるという不都合を有効に排除することがで
き、これによって装置全体の信頼性向上を図り得るとい
う従来にない優れた磁気ディスク装置を提供することが
できる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１におけるランプロード機構部分を示す詳細
図である。
図である。
【図３】非動作時Ａ，Ｂ動作時の各部電圧波形を示す説
明図である。
明図である。
【図４】従来例を示すのブロック図である。
【図５】図４のランプロード機構部分を示す詳細図であ
る。
る。
１ 磁気ディスク媒体 ２ スピンドルモータ ３ 磁気ヘッド ４ キャリッジ ５ ボイスコイルモータ ６ ランプ ７ ソレノイド ８ プランジャ ９ ボイスコイルモータ制御回路 １０ ソレノイド制御回路 １１ 電圧保持回路 １２ 電源
Claims (2)
- 【請求項１】 ランプロード機構を有する磁気ディスク
装置において、前記ランプロード機構に、キャリッジの
移動を防止するキャリッジ移動防止機構と、このキャリ
ッジ移動防止機構を必要に応じて駆動制御するキャリッ
ジ移動防止制御回路とを備え、 前記キャリッジ移動防止機構を、前記キャリッジの移動
領域に対して突出若しくは後退可能なプランジャにより
構成した ことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項２】 ランプロード機構を有する磁気ディスク
装置において、前記ランプロード機構に、キャリッジの
移動を防止するキャリッジ移動防止機構と、このキャリ
ッジ移動防止機構を必要に応じて駆動制御するキャリッ
ジ移動防止制御回路とを備え、このキャリッジの移動防
止制御回路が有効に機能するのを維持する動作電圧を出
力する電圧保持回路を、前記キャリッジ移動防止制御回
路に併設したことを特徴とする請求項１記載の磁気ディ
スク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3360202A JP2704077B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3360202A JP2704077B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05182347A JPH05182347A (ja) | 1993-07-23 |
| JP2704077B2 true JP2704077B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18468349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3360202A Expired - Lifetime JP2704077B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2704077B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY117273A (en) * | 1994-10-17 | 2004-06-30 | Hitachi Global Storage Tech Nl | Motion limiters in a direct access storage device for preventing disk data zone and spindle bearing damage |
| TW286396B (en) * | 1995-06-07 | 1996-09-21 | Ibm | Dual latch apparatus for restraining a direct access storage drive actuator |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02189772A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-25 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
| JP2755785B2 (ja) * | 1990-05-02 | 1998-05-25 | 株式会社日本コンラックス | 情報記録再生装置 |
| JP3241407B2 (ja) * | 1991-11-12 | 2001-12-25 | ソニー株式会社 | デイスクドライブ装置 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3360202A patent/JP2704077B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05182347A (ja) | 1993-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970902 |
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