JP2702517B2 - 原盤記録装置および原盤記録方法 - Google Patents

原盤記録装置および原盤記録方法

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JP2702517B2 JP20478788A JP20478788A JP2702517B2 JP 2702517 B2 JP2702517 B2 JP 2702517B2 JP 20478788 A JP20478788 A JP 20478788A JP 20478788 A JP20478788 A JP 20478788A JP 2702517 B2 JP2702517 B2 JP 2702517B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光記録媒体の原盤記録装置および原盤記録
方法に関する。
[従来の技術] データの書込み、再生が可能な光デイスクなどの光記
録媒体においては、各トラツクを区分したブロツク(セ
クタ)毎に予め同期パターンデータなどの固定パターン
データやアドレスデータがプリピツトとして記録され、
このアドレスデータを再生することによつて所望トラツ
クの所望ブロツクを検出し、このブロツクでのデータの
記録、再生ができるようにしている。
かかる光記録媒体は、通常、原盤から複製させるので
あるが、この原盤に固定パターンデータやアドレスデー
タを記録することにより、上記のようにプリビツトが記
録されてプリフオーマツト化された光記録媒体が得られ
る。
原盤には、これら固定パターンデータとアドレスデー
タとが所定の順序で配列され、また、記録に際しては、
それに適した変調方式で変調される。このため、原盤の
記録装置においては、原盤の回転に同期した基準クロツ
クをカウントし、原盤での各ブロツクを規定するブロツ
ク長カウンタが設けられ、このブロツク長カウンタのカ
ウント値を基準タイミングとしてアドレス発生部からア
ドレスデータを、データメモリから固定パターンデータ
を夫々発生される。これらアドレスデータと固定パター
ンデータとは混合部で所定の順序となるように混合さ
れ、しかる後、変調部において、2−7変調方式、EFM
変調方式など好適な変調方式で変調されて原盤に記録さ
れる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来の光記録媒体における上記のように固
定パターンデータとアドレスデータとからなるプリフオ
ーマツト信号においては、固定パターンデータである同
期パターンデータに続いてアドレスデータが配置されて
おり、このアドレスデータを検出するためには、同期パ
ターンデータの終了を判定してアドレスデータの先頭を
見つけだす必要がある。しかし、この同期パターンデー
タがアドレスデータと全く異なるパターンであれば同期
パターンデータの判別は可能であるが、同期パターンデ
ータと先頭部分が同一パターンとなるアドレスデータも
存在し得、このような場合には、同期パターンデータを
判定しようとすると、アドレスデータのこれと同一のパ
ターン部分も同期パターンデータと判定し、正確にアド
レスデータの先頭を検出することができない。
また、同期パターンデータのビツト数をカウントする
ことによつてアドレスデータの先頭を検出する方法も考
えられる。しかし、同期パターンデータはブロツクの先
頭に位置しており、このために、同期パターンデータを
先頭のビツトから正確に再生できない場合もあり、アド
レスデータの検出を信頼性に問題が生ずる。
さらに、同期パターンデータとアドレスデータとの間
に識別用のパターンデータを付加することも考えられ
る。しかし、この識別用パターンがその機能を発揮する
ためには、それがアドレスデータと異なるパターンでな
ければならず、必然的に充分に長いパターンとならざる
を得ない。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、比較的短か
いパターン長のパターンデータを用いてアドレスデータ
の判別を可能にする原盤記録装置および原盤記録方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、固定パターン
データとアドレスデータとの変調方式では得られないパ
ターンの特殊パターンデータを発生し、該特殊パターン
データを該変調方式によつて変調されたデータに混合し
て原盤の記録パターンデータとする。
該特殊パターンデータは、固定パターンデータやアド
レスデータと同様、各ブロツク毎に発生され、変調され
たデータに混合されたときには、この変調されたデータ
と同じクロツクタイミングとされる。
これによると、光記録媒体から再生されるデータか
ら、復調前にこの特殊パターンデータをパターンマツチ
ング法などによつて確実に検出でき、したがつて、この
検出タイミングからアドレスデータの先頭を判別でき
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明による原盤記録装置における信号発生
装置の一実施例を示すブロツク図であつて、1はブロツ
ク長カウンタ、2はアドレスデータ発生部、3はデータ
メモリ、4は混合部、5は変調部、6は特殊パターンデ
ータ発生部、7はタイミング調整部、8は混合部であ
る。
同図において、ブロツク長カウンタ1は基準クロツク
φをカウントし、原盤でのブロツク(セクタ)の長さ分
カウントする毎に零にリセツトされて再びカウントを始
める。そして、このブロツク長カウンタ1は、このカウ
ント値aを出力するとともに、このカウント値aが予め
設定された値となつたとき、ブロツク長カウンタクロツ
クbを発生する。したがつて、このブロツク長カウンタ
クロツクbはブロツク毎に発生し、ブロツク周期に等し
い周期のパルスである。
アドレスデータ発生部2は原盤上でのトラツクアドレ
スとブロツクアドレスとを表わすアドレスデータcを発
生するものであつて、たとえばトラツクアドレスデータ
発生用のカウンタとブロツクアドレスデータ発生用のカ
ウンタとを有している。ブロツクアドレスデータ発生用
のカウンタは、0からブロツク長カウンタブロツクbを
順次アツプカウントしていき、1トラツクでのブロツク
数だけカウントする毎に0にリセツトされるとともにキ
ヤリーを発生し、そのカウント値をブロツクアドレスデ
ータとして出力する。トラツクアドレスデータ発生用の
カウンタは、0からのブロツクアドレスデータ発生用の
カウンターのキヤリーを順次アツプカウントしていき、
そのカウント値をトラツクアドレスデータとして出力す
る。
なお、これらカウンタから出力されるブロツクアドレ
スデータとトラツクアドレスデータは並列ビツト構成を
なしており、全体として並列ビツト構成となるように合
成されてアドレスデータcとなり、ブロツク長カウンタ
クロツクbのタイミングで混合部4に供給される。
一方、データメモリ3には同期パターンデータなどの
固定パターンデータdが格納されており、ブロツク長カ
ウンタ1からのカウント値aが所定の値となつたとき読
み出される。この固定パターンデータdも並列ビツト構
成をなしており、混合部4に供給される。
混合部4では、第3図に示すように、アドレスデータ
cと固定パターンデータdとが、ブロツク長カウンタ1
のカウント値aのタイミングを基準とし、並直列変換さ
れて混合される。ここで、固定パターンデータdの同期
パターンデータとアドレスデータcとのタイミング関係
をみると、混合部4から出力される混合データ(c+
d)では、第3図に示すように、固定パターンデータd
がアドレスデータcよりも先行し、かつ夫々のデータの
各ビツトがカウント値aのタイミングで位置設定されて
おり、また、これらデータc,d間に所定の空白部が設け
られている。各ブロツク毎にかかる混合データ(c+
d)が得られ、この固定パターンデータdの開始がブロ
ツクの開始となる。
混合部4からの混合データ(c+d)は変調部5で原
盤への記録に適した変調方式(たとえば、2−7変調方
式など)で変調され、これによつて得られた変調データ
eが混合部8に供給される。
特殊パターンデータ発生部6には、変調部5では得ら
れないビツトパターン、すなわち、採用する変調ルール
にない特殊パターンのデータfが格納されている。第3
図では、変調部5が2−7変調を行なうものとし、この
特殊パターンデータfは、たとえば、“0"ビツトが8個
連続する部分を含む“0100100000000100"の変調部5が
発生できない16ビツトのパターンとしている。このよう
な特殊パターンデータfが、ブロツク長カウンタ1から
のカウント値aが予め決められた所定の値のとき、直列
ビツト構成で特殊パターンデータ発生部6から読み出さ
れる。
特殊パターンデータ発生部6から読み出された直列ビ
ツト構成の特殊パターンデータfはシフトレジストなど
からなるタイミング変調部7に供給され、変調部5から
の変調データe(第3図)と同一クロツクタイミング
で、変調データeの固定パターンデータとアドレスデー
タとの間の空白部に位置するように、タイミング調整さ
れる。このタイミング調整された特殊パターンデータ
f′は混合部8に供給され、ブロツク長カウンタ1から
のカウント値aにもとづくタイミングでもつて、変調デ
ータeにおける上記空白部に間挿される。したがつて、
混合部8からは変調データeと特殊パターンデータf′
とが混合されたデータgが得られる。
第2図はかかる信号発生装置Aを備えた本発明による
原盤記録装置を示すものであつて、この信号発生装置A
から出力されるデータgは、記録パターンデータとして
カツテイグ装置Bに供給される。カツテイング装置Bで
は、原盤Cは定角速度あるいは定線速度回転しており、
これに記録パターンデータgによつて変調されたレーザ
ビームDなどによりカツテイングが行なわれ、螺旋状も
しくは同心円状トラツクとしてこの記録パターンデータ
gが記録され、原盤Cにプリピツトが形成される。
このようにしてカツテイングがなされた原盤Cでは、
全てのブロツクにおいて、固定パターンデータ、特殊パ
ターンデータ、アドレスデータが所定の順序でかつ同一
のクロツクタイミングで記録されることになる。
この特殊パターンデータは、原盤から複製される光デ
イスクでのデータ記録、再生に際し、後述するように、
各ブロツクでの同期状態の良否による再生の良否の判定
やアドレスデータの先頭の検出などに用いることができ
る。この実施例においては、従来の光デイスクのプリフ
オーマツトに必要な変調データの処理系に、単に特殊パ
ターンデータ発生部6、タイミング調整部7、混合部8
を付加し、ブロツク長カウンタ1でのカウント値a、ブ
ロツク長カウンタbの発生タイミングにより従来の変調
データに特殊パターンデータを付加できて、光デイスク
における上記のような動作を可能とする。
次に、第1図における特殊パターンデータ発生部6、
タイミング調整部7、混合部8などの具体例について説
明する。
第4図はその一具体例を示すブロツク図であつて、9
は特殊パターン設定部、10はシフトレジスタ、11はデコ
ーダ、12はアンドゲート、13はシフトレジスタ、14はデ
コーダ、15はインバータ、16,17はアンドゲート、18は
オア回路であり、第1図に対応する部分、データには同
一符号をつけている。また、第5図は第4図における各
部のデータ信号を示す図である。
第4図、第5図において、特殊パターン設定部9、シ
フトレジスタ10、デコーダ11およびアンドゲート12が特
殊パターンデータ発生部6を構成し、シフトレジスタ13
がタイミング調整部7をなしている。また、デコーダ1
4、インバータ15、アンドゲート16,17およびオア回路18
が混合部8を構成している。
特殊パターン発生部6においては、特殊パターン設定
部9に所定の特殊パターンが予め設定されている。デコ
ーダ11はブロツク長カウンタ1(第1図)からのカウン
ト値aをデコードし、先に説明したように、混合部4
(第1図)から出力される混合データ(c+d)におけ
る固定パターンデータとアドレスデータとの間の空白部
(第2図)に一致した“H"(高レベル)のゲートパルス
iと、これより若干進んだコントロールパルスjとを出
力する。このコントロールパルスjにより、特殊パター
ン設定部9に設定されている特殊パターンデータが並列
ビツト構成で読み出されてシフトレジスタ10に格納され
ている。ここで、シフトレジスタ10のセル数は特殊パタ
ーンデータのビツト数に等しく、その各ビツトが夫々の
セルに格納される。
一方、クロツクhは第1図の変調部5から出力される
変調データeのクロツクと同一繰返し周波数で位相同期
しており、アンドゲート12でゲートパルスiによつてゲ
ートされる。したがつて、アンドゲート12から出力され
るクロツクh′はこの“H"のゲートパルスiの期間内に
存在し、そのパルス数は特殊パターンデータのビツト数
に等しいかもしくはこれよりも若干多くてよい。このク
ロツクh′は転送クロツクとしてシフトレジスタ10に供
給される。シフトレジスタ10は、この転送クロツクh′
によつて動作し、この転送クロツクh′に同期して特殊
パターンデータを1ビツトずつ出力する。したがつて、
シフトレジスタ10からは、特殊パターン発生部6の出力
fとして、特殊パターンデータが直列ビツト構成で出力
される。
この特殊パターンデータfは、クロツクhに同期して
動作するシフトレジスタ13により、タイミングが調整さ
れる。
混合部8においては、ブロツク長カウンタ1(第1
図)からのカウント値aがデコーダ14でデコードされ、
変調部5(第1図)から出力される変調データeの固定
パターンデータとアドレスデータとの間の空白部(第3
図)に一致した“L"(低レベル)のゲートパルスkを発
生する。このゲートパルスkはアンドゲート17に供給さ
れ、また、インバータ15で反転されてアンドゲート16に
供給される。混合データeはこのゲートパルスkの“H"
期間に一致しているから、この“H"期間アンドゲート17
を通過する。
ここで、タイミング調整部7であるシフトレジスタ13
では、そのセル数に等しいクロツクhの周期分特殊パタ
ーンデータfは遅延されるが、このセル数は、デコーダ
11からの“H"のゲートパルスiとデコーダ14からの“L"
ゲートパルスkとの位相差以内でのクロツクhの最大パ
ルス数に等しく設定されており、したがつて、シフトレ
ジスタ13から出力される特殊パターンデータf′は、デ
コーダ14から出力される“L"のゲートパルスkにタイミ
ングが一致する。
そこで、混合部16では、ゲートパルスkの“L"期間特
殊パターンデータf′がアンドゲート16を通過する。ア
ンドゲート16を通過した特殊パターンデータf′は、オ
ア回路18において、アンドゲート17からの変調データe
における固定パターンデータとアドレスデータとの間の
空白部に間挿され、、これらが混合された記録パターン
データgが得られる。
なお、デコーダ11,14は同一のデコーダとしてもよ
い。
第6図は第1図における特殊パターン発生部6、タイ
ミング調整部7および混合部8の他の具体例を示すブロ
ツク図であつて、19はメモリ、20はシフトレジスタ、21
はインバータ、22,23はアンドゲート、24はオア回路で
あり、第4図に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
同図において、特殊パターン発生部6はメモリ19によ
つて、タイミング調整部7はシフトレジスタ20によつて
夫々構成されており、混合部8は夫々第4図に示した具
体例と同様の構成をなしている。但し、ゲートパルスk
はメモリ19から発生され、このために、混合部8では、
第4図に示すデコーダ14は不要となる。また、インバー
タ21、アンドゲート22,23およびオア回路24はシフトレ
ジスタ20の駆動部を構成している。
メモリ19には、特殊パターンデータfとゲートパルス
kとが夫々所定の領域に記憶されている。ここでは、特
殊パターンデータfやゲートパルスkは、夫々対応する
領域に、各ビツトが順次異なるアドレスに記憶されてい
る。ブロツク長カウンタ1(第1図)のカウント値aは
メモリ19のアドレス信号として供給される。このカウン
ト値aがメモリ19における特殊パターンデータfの記憶
領域を指定すると、カウンタ値aが1ずつ変わる毎にこ
の特殊パターンデータfを構成するビツトが順番に出力
される。したがつて、メモリ19から出力される特殊パタ
ーンデータfは直列ビツト構成をなしている。但し、こ
の特殊パターンデータfの出力タイミングは、第1図に
おける混合部4から出力される混合データ(c+d)
(第3図)における固定パターンデータの期間とされ、
このような出力タイミングとなるように、メモリ19での
特殊パターンデータfの記憶領域が設定されている。
また、カウンタ値aがメモリ19のゲートパルスkが記
憶されている領域を指定すると、カウンタ値aが1ずつ
変わる毎にゲートパルスkを構成するビツトが順番に出
力される。これらビツトは“0"ビツトであり、したがつ
て、メモリ19からは“L"のゲートパルスkが出力される
が、この出力タイミングが第1図における変調部5から
の変調データe(第3図)における固定パターンデータ
とアドレスデータとの間の空白部に一致するように、メ
モリ19でのゲートパルスkの記憶領域が設定されてい
る。
ゲートパルスkはアンドゲート23に供給され、また、
インバータ21で反転されてアンドゲート22に供給され
る。アンドゲート23は、“L"のゲートパルスkがメモリ
19から出力されないとき、ブロツク長カウンタ1(第1
図)の基準クロツクφを通過させ、オア回路24を介して
シフトレジスタ20に転送クロツクとして供給する。ま
た、アンドゲート22は、メモリ19が“L"のゲートパルス
kを出力する期間、第1図の変調部4からの変調クロツ
クと同一繰返し周波数、同一位相のクロツクhを通過さ
せ、オア回路24を介してシフトレジスタ20に転送クロツ
クとして供給する。
そこで、メモリ19から特殊パターンデータfが出力さ
れるときには、シフトレジスタ20には、アンドゲート2
3、オア回路24を介して基準クロツクφが転送クロツク
として供給されるが、カウント値aはこの基準クロツク
φをカウントして得られたものであるから、基準クロツ
クφはメモリ19からの特殊パターンデータfの各ビツト
と同期しており、したがつて、特殊パターンデータfは
基準クロツクφによつてシフトレジスタ20に取り込まれ
て順次転送される。
メモリ19で特殊パターンデータfの読み出しが終了
し、次に、“L"のゲートパルスkの読み出しが開始する
と、このとき、シフトレジスタ20では、特殊パターンデ
ータfの先端ビツトがこのシフトレジスタ20の最終セル
に達しており、アンドゲート22、オア回路24を介してク
ロツクhが供給されると、これに同期して特殊パターン
データfが出力される。これにより、シフトレジスタ20
からは、“L"のゲートパルスkの期間内に特殊パターン
データf′が得られる。また、このために、シフトレジ
スタ20のセル数は、メモリ19からの特殊パターンデータ
fの発生開始時点からゲートパルスkの発生期間時点ま
での基準クロツクφのパルス数に等しく設定され、これ
により、特殊パターンデータfが、変調データe(第1
図、第2図)における固定パターンデータとアドレスデ
ータとの間の空白部に一致するように、遅延される。
このタイミング調整された特殊パターンデータf′と
変調データeとは混合部8に供給され、第3図に示した
具体例と同様に、ゲートパルスkの制御によつて混合さ
れる。
ここで、シフトレジスタ20のセル数を特殊パターンデ
ータfのビツト数に等しくし、メモリ19からの特殊パタ
ーンデータfの読出し開始タイミングをゲートパルスk
の立下りよりもシフトレジスタ20のセル数に等しいクロ
ツクφの数だけ先行させたが、これよりも前にメモリ19
から特殊パターンデータfを読み出すようにしてもよ
い。但し、この場合でも、クロツクhが転送パルスとし
てシフトレジスタ20に供給開始されるときには、特殊パ
ターンデータの先頭ビツトがシフトレジスタ20の最終セ
ルに転送されているように、シフトレジスタ20のセル数
を設定しなければならない。
なお、この実施例においては、変調データeにおける
同期パターンデータとしては、光デイスク装置などにお
いて、特殊パターンデータが判別できるように、この変
調された同期パターンデータから直接クロツクh(第4
図、第6図)が再生できるように、第3図に示したよう
な一定期間のパルス信号波形を有することが必要であ
る。また、変調前の同期パターンデータも、各データの
再生のためのクロツクφ(第1図、第6図)を再生する
ような波形でなければならない。
上記のようにしてプリフオーマツトされた原盤から複
製された光デイスクに、光デイスク装置でデータの記
録、再生などを行なう場合には、ブロツク毎にアドレス
データの読み出しが行なわれるが、このアドレスデータ
の先頭を検出するために特殊パターンデータが用いられ
る。すなわち、光デイスクから再生された信号を変調デ
ータのまま特殊パターンデータ検出部に送られ、ここで
特殊パターンデータが検出されると、その検出タイミン
グをアドレスデータの先頭とするのである。
特殊パターン検出部としては、たとえば、第7図に示
すように、光デイスクから再生され、変調されたままの
再生パターンデータg′を1ビツトずつ順次取り込むシ
フトレジスタ25と、使用される特殊パターンデータが格
納されているプリセツト部26と、シフトレジスタ25に取
り込まれたデータとプリセツト部26の特殊パターンデー
タとをビツト毎に比較する一致判定部27とで構成するこ
とができる。シフトレジスタ25は特殊パターンデータの
ビツト数に等しいセルからなり、常時再生パターンデー
タg′が1ビツトずつ取り込まれて転送されていく。こ
のときの転送クロツクは先のクロツクhと同一であり、
再生パターンデータg′の同期パターンデータから再生
される。このクロツクが正しく再生されていると、再生
パターンデータg′中の特殊パターンデータがシフトレ
ジスタ25に完全に取り込まれたとき、一致判定部27はシ
フトレジスタ25とプリセツト部26とのデータが全く一致
したと判定し、パルスpを出力する。一方、再生パター
ンデータg′は復調部で復調されており、パルスpが発
生したときをこの復調部の出力データにおけるアドレス
データの先頭とする。このようにして、特殊パターンデ
ータが判定でき、アドレスデータの先頭が検出できる
が、このことは同期パターンデータからクロツクが再生
されて可能であるから、また、光デイスクの再生も正し
く行なわれたことが判定されたことにもなる。
なお、上記実施例では、固定パターンデータやアドレ
スデータを2−7変調して記録するようにしたが、これ
以外の変調方式を採用してもよいことはいうまでもな
い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、原盤へのデー
タの記録に際し、簡単な手段を付加するだけで、所定の
変調方式で変調されたデータに該変調方式では得られな
い特殊パターンデータを簡単に、かつ精度よく付加する
ことができ、該特殊パターンデータにより、光記録媒体
での特定位置の高精度の検出を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による原盤記録装置における信号発生装
置の一実施例を示すブロツク図、第2図は本発明による
原盤記録装置を示すブロツク図、第3図は第1図に示す
実施例の動作を示すタイミングチヤート、第4図は第1
図における特殊パターン発生部、タイミング調整部およ
び混合部の一具体例を示すブロツク図、第5図はこの具
体例の動作を示すタイミングチヤート、第6図は第1図
における特殊パターン発生部、タイミング調整部の他の
具体例を示すブロツク図、第7図は光デイスク装置にお
ける特殊パターンデータ検出部の一具体例を示すブロツ
ク図である。 1……ブロツク長カウンタ、2……アドレス発生部、3
……データメモリ、4……混合部、5……変調部、6…
…特殊パターン発生部、7……タイミング調整部、8…
…混合部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロツクのカウントをブロツク単位で
    繰り返しカウント値を出力するとともに該カウント値の
    所定値毎にブロツク長カウンタクロツクを出力するブロ
    ツク長カウンタと、該ブロツク長カウンタクロツクに同
    期してアドレスデータを出力するアドレス発生部と、該
    カウント値の所定の値で固定パターンデータを発生する
    データメモリと、該アドレスデータと該固定パターンデ
    ータとを混合する第1の混合部と、該第1の混合部から
    の混合データを変調する変調部とからなり、光記録媒体
    用の原盤のブロツク毎に該アドレスデータと該固定パタ
    ーンデータとの混合データの変調データを発生するよう
    にした信号発生装置を備えた原盤記録装置において、 前記変調部で発生することがないパターンの特殊パター
    ンデータが格納され、前記ブロツク長カウンタからのカ
    ウント値が所定の値のとき、該特殊パターンデータを出
    力する特殊パターンデータ発生部と、 該特殊パターンデータを前記変調データ中の所定の位置
    に合うようにタイミングを調整するタイミング調整部
    と、 タイミング調整された該特殊パターンデータを前記変調
    データ中の該所定の位置に挿入する第2の混合部と を前記信号発生装置に設けたことを特徴とする原盤記録
    装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 前記第2の混合部の出力データを記録パターンデータと
    して光記録媒体用の原盤のカツテイング装置に供給する
    ことを特徴とする原盤記録装置。
  3. 【請求項3】原盤の各ブロツク毎に固定パターンデータ
    とアドレスデータとが異なるタイミングで混合されてな
    る混合データを所定の変調方式で変調して記録する方法
    において、 該変調方式によって該混合データを変調する変調部で発
    生することがない特殊パターンデータを変調された該混
    合データの所定の位置に挿入して該原盤に記録すること
    を特徴とする原盤記録方法。
JP20478788A 1988-08-19 1988-08-19 原盤記録装置および原盤記録方法 Expired - Lifetime JP2702517B2 (ja)

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