JP2702126B2 - データ出力回路 - Google Patents
データ出力回路Info
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- H03M7/50—Conversion to or from non-linear codes, e.g. companding
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- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、PCM録音再生機やPCM再生機などにおいて、
PCMレベル監視のためのデジタルレベル表示装置などに
データを出力するデータ出力回路に関するものである。 〔発明の技術的背景及びその問題点〕 従来PCMレベル監視のためのデジタルレベル表示装置
として第8図に示すものがあった。図において、1は2
の補数で表された16ビットのPCM信号が入力される信号
入力端子、2は信号入力端子1に入力された16ビットの
PCM信号を16ビットの絶対値データに変換する絶対値変
換部であり、該絶対値変換部2における絶対値変換はPC
M信号の最上位ビット(MSB)と他のビットの排他的論理
和を取ることにより行われる。3は絶対値変換部2から
の絶対値変換されたデータの最大値を保持するピークラ
ッチ部であり、該ピークラッチ部3はコンパレータ3a、
L−ch用レジスタ3b及びR−ch用レジスタ3cを有する。
4はL−ch及びR−chのそれぞれ15ビットのピークデー
タからなる合計30ビットのパラレルデータをシリアル転
送するためのデータ転送用レジスタ、5はCPUであり、C
PU5は予め定められた制御プログラムに従ってピークデ
ータを対数変換し、表示のための表示デコードをし、か
つ表示ドライブするなどの仕事を行う。なお、6はCPU5
により表示デコードの結果によって表示ドライブされる
レベル表示器である。 以上の構成において、信号入力端子1に入力された16
ビットのPCM信号は絶対値変換部2において15ビットの
絶対値データに変換され、ピークラッチ部3に入力され
る。ピークラッチ部3は、入力されたデータがL−chデ
ータであるとき、該入力されたデータとL−ch用レジス
タ3bに既に保持されているデータとをコンパレータ3aに
おいて比較し、入力されたデータが大きい場合には、入
力データをL−ch用レジスタ3bに保持する動作を行う。
L−ch用レジスタ3b及びR−ch用レジスタ3cの各々によ
って保持されている最大値データをCPU5に出力する場
合、まず各レジスタ3b,3cのデータを転送用レジスタ4
に転送し、その後クリア信号を送って両レジスタ3b,3c
をクリアする。次に、CPU5からデータ転送用レジスタ4
にデータ転送クロックを送り、L−ch及びR−chの最大
値データをCPU5にシリアルに出力させる。 CPU5は転送レジスタからのデータに基づきフルスケー
ルデータ、すなわち15ビットが全て“1"の絶対値データ
の場合を0dBとする下式(1)の対数変換を行う。 CPU5は対数変換されたデータXをレベル表示器6の表示
素子を点灯するために表示デコードし、該デコードした
データでレベル表示器6をドライブする。 以上説明したように従来の回路においては、ピークラ
ッチ部3が15ビット単位でデータを処理しなければなら
ないので、回路規模が大きくなる。また、データをCPU
にシリアルに転送する際に転送時間が長くなり、パラレ
ル転送する際にはデータライン数が多くなるばかりでな
く、データを受け取りこれを処理するCPUにおいても上
式(1)のような複雑な演算を行う必要がありソフトウ
ェアの負担が非常に大きくなるなどの欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明は上述のような従来のものの欠点を除去するた
めに成されたもので、回路規模を縮少し、またデータを
より短い時間で或いはより少ないデータライン数で出力
でき、かつデータを受ける側でのデータ処理の負担を低
減することのできるデータ出力回路を提供することを目
的としている。 〔概 要〕 上記目的を達成するため本発明により成されたデータ
出力回路は、絶対値データの最上位ビット側から見て最
初に“1"が出現するビットに対応したnビットのエリア
デコード値および最初に“1"が出現するビットの次のビ
ットからのmビットのデータよりn+mビットのレベル
データを生成し、所定の期間内での該レベルデータの最
大値を検出して出力することにより、回路規模の低減、
データ出力の高速化或いはデータライン数の低減及びデ
ータ受け側の負担の低減を図っている。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。 第1図は本発明によるデータ出力回路を適用したデジ
タルレベル表示装置の一実施例を示し、図において、11
は2の補数で表された16ビットのPCM信号が入力される
信号入力端子、2は信号入力端子11に入力された16ビッ
トのPCM信号を15ビットの絶対値データに変換する絶対
値変換部であり、該絶対値変換部12における絶対値変換
はPCM信号のMSBと他のビットの排他的論理和を取ること
により行われる。13は15ビットの絶対値データを対数近
似するために7ビットデータに変換するレベルデータ変
換部、14はレベルデータの最大値を保持するピークラッ
チ部であり、これらは絶対値データをより少ないビット
数のデータに圧縮して出力する圧縮手段と所定の期間内
の圧縮手段からのデータ中で最も大きいデータを記憶す
るレジスタ手段とを構成している。該ピークラッチ部14
はコンパレータ14a、L−ch用レジスタ14b及びR−ch用
レジスタ14cを有している。15はL−ch及びR−chのそ
れぞれ7ビットのレベルデータの最大値とそれぞれ1ビ
ットのオーバーフローデータとからなる合計16ビットの
パラレルデータをシリアル転送するためのデータ転送用
レジスタ、16はCPUであり、該CPU16は予め定められた制
御プログラムに従ってレベルデータの最大値を対数近似
し、表示のための表示デコードをし、かつ表示ドライブ
するなどの仕事を行う。なお、17はCPU16により表示デ
コードの結果によって表示ドライブされるレベル表示器
である。18は絶対値データが全て“1"であることを検出
するオーバーフロー検出部である。 上記レベルデータ変換部13は詳細には第2図に示すよ
うに構成され、15ビットの絶対値データをそれぞれ入力
するエリアデコーダ13aとエリア分割デコーダ13bとを有
し、それぞれの4ビット出力と3ビット出力とによりな
る7ビットのレベルデータを出力する。 以上の構成において、信号入力端子11に入力された16
ビットのPCM信号は、絶対値変換部12で15ビットの絶対
値データに変換され、レベルデータ変換部13とオーバー
フロー検出部18とに入力される。レベルデータ変換部13
のエリアデコーダ13a(第2図)では、第3図に示すよ
うに、絶対値データの15ビットの各ビットにデコードを
値を与え、MSB側から見て最初に“1"が出現するビット
のデコード値をバイナリデータ4ビットで出力する。ま
た、レベルデータ変換部13のエリア分割デコーダ13b
(第2図)では、MSB側から見て最初に“1"が出現した
ビットの次のビットから3ビットのデータをそのまま出
力する。ただし、最初に“1"が出現したビットの次のビ
ットから3ビット分のデータがない場合は、不足したビ
ットを“0"として出力する。このようにレベルデータ変
換部13に入力された絶対値データは7ビットのレベルデ
ータに変換され、ピークラッチ部14に入力される。 ピークラッチ部14では、入力されたレベルデータがL
−chデータであれば、このデータとL−ch用レジスタ14
bに既に保持されているデータとをコンパレータ14aで比
較し、入力されているレベルデータが大きい場合には、
入力されているレベルデータをL−ch用レジスタ14bに
保持する動作を行う。 L−ch用レジスタ14b及びR−ch用レジスタ14cにそれ
ぞれ保持されている最大値データをCPU16が読出す動作
を行う場合には、まずデータ転送用レジスタ15にレジス
タ14b及び14cのデータをそれぞれ転送し、その後両レジ
スタ14b及び14cにクリア信号を送ってその内容をクリア
する。また、データ転送用レジスタ15には、オーバーフ
ロー検出部18からL−ch及びR−chそれぞれのオーバー
フローデータも転送されてくる。次にCPU16はデータ転
送用レジスタ15にデータ転送クロックを送り、L−ch及
びR−chの最大値データとオーバーフローデータとを読
込む。このCPU16がデータ転送用レジスタ15から読込む
際のデータ転送フォーマットを第4図に示す。 データを読込んだCPU16は、下式(2)の対数近似を
行い、対数近似されたデータYを表示のため表示デコー
ドし、該デコード結果によりレベル表示器17の表示素子
をドライブする。 Y=B×6−D−90 ………(2) 上記式(2)中、Bはエリアデコーダ出力であり、1〜
15の値をとる。また、Dはエリア分割デコーダの3ビッ
ト出力を第5図の変換テーブルによって変換された値で
あり、0〜6の値をとる。 エリアデコーダ出力とエリア分割デコーダ出力から対
数近似したデータと、その対数近似されたデータが出力
される絶対値データの真値の最小値及び最大値との対応
を示すと下表の如くなる。 なお、上述の実施例では、最大値をサンプルする期間
をCPU16により設定するようにしているが、第6図に示
すように回転ヘッド式デジタルオーディオテープデッキ
(R−DAT)の信号処理部20が最大値をサンプルする期
間を設定するようにしてもよい。このことにより、CPU1
6が時間管理するソフトウェアが軽減され、かつサンプ
ル時間を一定にすることができる。 第7図はその様子を示し、第7図(a)に示すフレー
ム信号は回転ヘッドシリンダ1回転に1回出力される1
サイクルが30m秒の信号である。第7図(b)に示すデ
ータラッチ信号はピークラッチ部14のL−ch用レジスタ
14b及びR−ch用レジスタ14cに保持されている最大値デ
ータをデータ転送用レジスタ15に格納するための15m秒
間隔で出力される信号である。第7図(c)に示すクリ
ア信号はピークラッチ部14のL−ch用レジスタ14bとR
−ch用レジスタ14cをクリアする信号であり、これはデ
ータラッチ信号が出力された直後に出力される。 上述のように信号を出力することによって、CPU16は1
/2フレームの期間内で信号を読出せばよく、時間管理が
容易となる。また、CPU16の読出しに無関係に一定時間
最大値をサンプルすることができる。 〔効 果〕 以上説明したように本発明によれば、デジタルデータ
を絶対値データに変換後より少ないビット数のデータに
圧縮しているため、回路規模が縮少されると共に、デー
タ伝送時間の短縮或いは伝送ライン数の減少が図られる
ようになっている。 また、出力データは所定の期間内のデータ中で最も大
きいデータであるので、該受け取ったデータによりデジ
タルデータのレベル表示などを好ましく行うことができ
る。
PCMレベル監視のためのデジタルレベル表示装置などに
データを出力するデータ出力回路に関するものである。 〔発明の技術的背景及びその問題点〕 従来PCMレベル監視のためのデジタルレベル表示装置
として第8図に示すものがあった。図において、1は2
の補数で表された16ビットのPCM信号が入力される信号
入力端子、2は信号入力端子1に入力された16ビットの
PCM信号を16ビットの絶対値データに変換する絶対値変
換部であり、該絶対値変換部2における絶対値変換はPC
M信号の最上位ビット(MSB)と他のビットの排他的論理
和を取ることにより行われる。3は絶対値変換部2から
の絶対値変換されたデータの最大値を保持するピークラ
ッチ部であり、該ピークラッチ部3はコンパレータ3a、
L−ch用レジスタ3b及びR−ch用レジスタ3cを有する。
4はL−ch及びR−chのそれぞれ15ビットのピークデー
タからなる合計30ビットのパラレルデータをシリアル転
送するためのデータ転送用レジスタ、5はCPUであり、C
PU5は予め定められた制御プログラムに従ってピークデ
ータを対数変換し、表示のための表示デコードをし、か
つ表示ドライブするなどの仕事を行う。なお、6はCPU5
により表示デコードの結果によって表示ドライブされる
レベル表示器である。 以上の構成において、信号入力端子1に入力された16
ビットのPCM信号は絶対値変換部2において15ビットの
絶対値データに変換され、ピークラッチ部3に入力され
る。ピークラッチ部3は、入力されたデータがL−chデ
ータであるとき、該入力されたデータとL−ch用レジス
タ3bに既に保持されているデータとをコンパレータ3aに
おいて比較し、入力されたデータが大きい場合には、入
力データをL−ch用レジスタ3bに保持する動作を行う。
L−ch用レジスタ3b及びR−ch用レジスタ3cの各々によ
って保持されている最大値データをCPU5に出力する場
合、まず各レジスタ3b,3cのデータを転送用レジスタ4
に転送し、その後クリア信号を送って両レジスタ3b,3c
をクリアする。次に、CPU5からデータ転送用レジスタ4
にデータ転送クロックを送り、L−ch及びR−chの最大
値データをCPU5にシリアルに出力させる。 CPU5は転送レジスタからのデータに基づきフルスケー
ルデータ、すなわち15ビットが全て“1"の絶対値データ
の場合を0dBとする下式(1)の対数変換を行う。 CPU5は対数変換されたデータXをレベル表示器6の表示
素子を点灯するために表示デコードし、該デコードした
データでレベル表示器6をドライブする。 以上説明したように従来の回路においては、ピークラ
ッチ部3が15ビット単位でデータを処理しなければなら
ないので、回路規模が大きくなる。また、データをCPU
にシリアルに転送する際に転送時間が長くなり、パラレ
ル転送する際にはデータライン数が多くなるばかりでな
く、データを受け取りこれを処理するCPUにおいても上
式(1)のような複雑な演算を行う必要がありソフトウ
ェアの負担が非常に大きくなるなどの欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明は上述のような従来のものの欠点を除去するた
めに成されたもので、回路規模を縮少し、またデータを
より短い時間で或いはより少ないデータライン数で出力
でき、かつデータを受ける側でのデータ処理の負担を低
減することのできるデータ出力回路を提供することを目
的としている。 〔概 要〕 上記目的を達成するため本発明により成されたデータ
出力回路は、絶対値データの最上位ビット側から見て最
初に“1"が出現するビットに対応したnビットのエリア
デコード値および最初に“1"が出現するビットの次のビ
ットからのmビットのデータよりn+mビットのレベル
データを生成し、所定の期間内での該レベルデータの最
大値を検出して出力することにより、回路規模の低減、
データ出力の高速化或いはデータライン数の低減及びデ
ータ受け側の負担の低減を図っている。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。 第1図は本発明によるデータ出力回路を適用したデジ
タルレベル表示装置の一実施例を示し、図において、11
は2の補数で表された16ビットのPCM信号が入力される
信号入力端子、2は信号入力端子11に入力された16ビッ
トのPCM信号を15ビットの絶対値データに変換する絶対
値変換部であり、該絶対値変換部12における絶対値変換
はPCM信号のMSBと他のビットの排他的論理和を取ること
により行われる。13は15ビットの絶対値データを対数近
似するために7ビットデータに変換するレベルデータ変
換部、14はレベルデータの最大値を保持するピークラッ
チ部であり、これらは絶対値データをより少ないビット
数のデータに圧縮して出力する圧縮手段と所定の期間内
の圧縮手段からのデータ中で最も大きいデータを記憶す
るレジスタ手段とを構成している。該ピークラッチ部14
はコンパレータ14a、L−ch用レジスタ14b及びR−ch用
レジスタ14cを有している。15はL−ch及びR−chのそ
れぞれ7ビットのレベルデータの最大値とそれぞれ1ビ
ットのオーバーフローデータとからなる合計16ビットの
パラレルデータをシリアル転送するためのデータ転送用
レジスタ、16はCPUであり、該CPU16は予め定められた制
御プログラムに従ってレベルデータの最大値を対数近似
し、表示のための表示デコードをし、かつ表示ドライブ
するなどの仕事を行う。なお、17はCPU16により表示デ
コードの結果によって表示ドライブされるレベル表示器
である。18は絶対値データが全て“1"であることを検出
するオーバーフロー検出部である。 上記レベルデータ変換部13は詳細には第2図に示すよ
うに構成され、15ビットの絶対値データをそれぞれ入力
するエリアデコーダ13aとエリア分割デコーダ13bとを有
し、それぞれの4ビット出力と3ビット出力とによりな
る7ビットのレベルデータを出力する。 以上の構成において、信号入力端子11に入力された16
ビットのPCM信号は、絶対値変換部12で15ビットの絶対
値データに変換され、レベルデータ変換部13とオーバー
フロー検出部18とに入力される。レベルデータ変換部13
のエリアデコーダ13a(第2図)では、第3図に示すよ
うに、絶対値データの15ビットの各ビットにデコードを
値を与え、MSB側から見て最初に“1"が出現するビット
のデコード値をバイナリデータ4ビットで出力する。ま
た、レベルデータ変換部13のエリア分割デコーダ13b
(第2図)では、MSB側から見て最初に“1"が出現した
ビットの次のビットから3ビットのデータをそのまま出
力する。ただし、最初に“1"が出現したビットの次のビ
ットから3ビット分のデータがない場合は、不足したビ
ットを“0"として出力する。このようにレベルデータ変
換部13に入力された絶対値データは7ビットのレベルデ
ータに変換され、ピークラッチ部14に入力される。 ピークラッチ部14では、入力されたレベルデータがL
−chデータであれば、このデータとL−ch用レジスタ14
bに既に保持されているデータとをコンパレータ14aで比
較し、入力されているレベルデータが大きい場合には、
入力されているレベルデータをL−ch用レジスタ14bに
保持する動作を行う。 L−ch用レジスタ14b及びR−ch用レジスタ14cにそれ
ぞれ保持されている最大値データをCPU16が読出す動作
を行う場合には、まずデータ転送用レジスタ15にレジス
タ14b及び14cのデータをそれぞれ転送し、その後両レジ
スタ14b及び14cにクリア信号を送ってその内容をクリア
する。また、データ転送用レジスタ15には、オーバーフ
ロー検出部18からL−ch及びR−chそれぞれのオーバー
フローデータも転送されてくる。次にCPU16はデータ転
送用レジスタ15にデータ転送クロックを送り、L−ch及
びR−chの最大値データとオーバーフローデータとを読
込む。このCPU16がデータ転送用レジスタ15から読込む
際のデータ転送フォーマットを第4図に示す。 データを読込んだCPU16は、下式(2)の対数近似を
行い、対数近似されたデータYを表示のため表示デコー
ドし、該デコード結果によりレベル表示器17の表示素子
をドライブする。 Y=B×6−D−90 ………(2) 上記式(2)中、Bはエリアデコーダ出力であり、1〜
15の値をとる。また、Dはエリア分割デコーダの3ビッ
ト出力を第5図の変換テーブルによって変換された値で
あり、0〜6の値をとる。 エリアデコーダ出力とエリア分割デコーダ出力から対
数近似したデータと、その対数近似されたデータが出力
される絶対値データの真値の最小値及び最大値との対応
を示すと下表の如くなる。 なお、上述の実施例では、最大値をサンプルする期間
をCPU16により設定するようにしているが、第6図に示
すように回転ヘッド式デジタルオーディオテープデッキ
(R−DAT)の信号処理部20が最大値をサンプルする期
間を設定するようにしてもよい。このことにより、CPU1
6が時間管理するソフトウェアが軽減され、かつサンプ
ル時間を一定にすることができる。 第7図はその様子を示し、第7図(a)に示すフレー
ム信号は回転ヘッドシリンダ1回転に1回出力される1
サイクルが30m秒の信号である。第7図(b)に示すデ
ータラッチ信号はピークラッチ部14のL−ch用レジスタ
14b及びR−ch用レジスタ14cに保持されている最大値デ
ータをデータ転送用レジスタ15に格納するための15m秒
間隔で出力される信号である。第7図(c)に示すクリ
ア信号はピークラッチ部14のL−ch用レジスタ14bとR
−ch用レジスタ14cをクリアする信号であり、これはデ
ータラッチ信号が出力された直後に出力される。 上述のように信号を出力することによって、CPU16は1
/2フレームの期間内で信号を読出せばよく、時間管理が
容易となる。また、CPU16の読出しに無関係に一定時間
最大値をサンプルすることができる。 〔効 果〕 以上説明したように本発明によれば、デジタルデータ
を絶対値データに変換後より少ないビット数のデータに
圧縮しているため、回路規模が縮少されると共に、デー
タ伝送時間の短縮或いは伝送ライン数の減少が図られる
ようになっている。 また、出力データは所定の期間内のデータ中で最も大
きいデータであるので、該受け取ったデータによりデジ
タルデータのレベル表示などを好ましく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気回路ブロック図、
第2図は第1図中の一部分の詳細を示す電気回路ブロッ
ク図、 第3図は絶対値データに対するデコード値の付与の仕方
を示す説明図、 第4図はCPUへの転送データのフォーマットを示す図、 第5図はエリア分割デコーダ出力の変換テーブルを示す
図、 第6図は本発明の他の実施例を示す電気回路ブロック
図、 第7図は第6図の実施例におけるタイミングチャート
図、 第8図は従来例を示す電気回路ブロック図である。 12……絶対値変換部、13……レベルデータ変換部、13a
……エリアデコーダ、13b……エリア分割デコーダ、14a
……コンパレータ、14b,14c……レジスタ、15……デー
タ転送用レジスタ。
ク図、 第3図は絶対値データに対するデコード値の付与の仕方
を示す説明図、 第4図はCPUへの転送データのフォーマットを示す図、 第5図はエリア分割デコーダ出力の変換テーブルを示す
図、 第6図は本発明の他の実施例を示す電気回路ブロック
図、 第7図は第6図の実施例におけるタイミングチャート
図、 第8図は従来例を示す電気回路ブロック図である。 12……絶対値変換部、13……レベルデータ変換部、13a
……エリアデコーダ、13b……エリア分割デコーダ、14a
……コンパレータ、14b,14c……レジスタ、15……デー
タ転送用レジスタ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 岡本 宏夫
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292 株式
会社日立製作所家電研究所内
(72)発明者 畑中 裕治
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292 株式
会社日立製作所家電研究所内
(56)参考文献 特開 昭59−175084(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.順次入力されるPCMデータを絶対値データに変換す
る絶対値変換手段と、 該絶対値変換手段からの絶対値データの最上位ビット側
から見て最初に“1"が出現するビットに対応したnビッ
トのエリアデコード値および最初に“1"が出現するビッ
トの次のビットからのmビットのデータよりn+mビッ
トのレベルデータを生成するレベルデータ生成手段と、 所定の期間内での該レベルデータの最大値を検出して記
憶する最大値検出手段と、 該最大値検出手段に記憶されている最大値を出力する出
力手段と を備えることを特徴とするデータ出力回路。 2.該レベルデータ生成手段は、該絶対値変換手段から
の絶対値データの最上位ビット側から見て最初に“1"が
出現するビットに対応した4ビットのエリアデコード値
および最初に“1"が出現するビットの次のビットからの
3ビットのデータより7ビットのレベルデータを生成す
る ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデータ出
力回路。 3.該出力手段より出力されたデータを表示するレベル
表示手段を備える ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデータ出
力回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62205042A JP2702126B2 (ja) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | データ出力回路 |
US07/234,862 US4897653A (en) | 1987-08-20 | 1988-08-22 | Data outputting circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62205042A JP2702126B2 (ja) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | データ出力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6449194A JPS6449194A (en) | 1989-02-23 |
JP2702126B2 true JP2702126B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=16500485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62205042A Expired - Fee Related JP2702126B2 (ja) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | データ出力回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4897653A (ja) |
JP (1) | JP2702126B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69023803T2 (de) * | 1989-04-27 | 1996-08-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Daten-Kompandierungsverfahren und Daten-Kompressor/Dehner. |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS59175084A (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デイジタル録音再生装置のレベル表示装置 |
EP0178813B1 (en) * | 1984-10-01 | 1993-08-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and apparatus for encoding binary data |
-
1987
- 1987-08-20 JP JP62205042A patent/JP2702126B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-08-22 US US07/234,862 patent/US4897653A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4897653A (en) | 1990-01-30 |
JPS6449194A (en) | 1989-02-23 |
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