JP2701602B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2701602B2 JP3184290A JP18429091A JP2701602B2 JP 2701602 B2 JP2701602 B2 JP 2701602B2 JP 3184290 A JP3184290 A JP 3184290A JP 18429091 A JP18429091 A JP 18429091A JP 2701602 B2 JP2701602 B2 JP 2701602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回路遮断器に関し、特
に各極の引外し動作をクレドルに伝えるトリップリレー
機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4〜図13は例えば実開昭63−18
2449号公報に示された従来の回路遮断器を示す図で
あり、図4は正面図、図5は図4の線V−Vの断面図、
図6はトリップ状態を示す図5の要部図、図7はオフ状
態を示す図6と同じ図、図8は図5のトリップリレー機
構を示す斜視図、図9は図8のカケガネを示す斜視図、
図10は図8のラッチレバーを示す斜視図、図11は図
8のトリップバーを示す斜視図、図12は図8のトリッ
プリレー機構のオン・オフ状態図、図13はトリップ瞬
時を示す図12と同じ図である。
【0003】図において、1はベース1aとカバー1b
とからなる遮断器ケースで、開閉操作機構のある機構極
1Aと開閉操作機構のない隣接極1B,1Bとを有して
いる。2はベース1aに固定した電源側の固定導体、3
は固定導体2に固着した固定接点、4は可動接点、5は
可動接点4を固着した可動接触子、6は可動接触子5を
接続導体7を介してヒータ8に接続するための可撓導
体、9はヒータ8に接続した負荷側の固定導体、10は
可動接触子5を保持するコンタクトアームで、後記する
開閉操作機構が連繋される第1のコンタクトアーム10
aと可動接触子5が第1のピン11により回転可能に支
持される第2のコンタクトアーム10bとに分割形成さ
れている。12はコンタクトアーム10の支軸で、第1
のコンタクトアーム10aと第2のコンタクトアーム1
0bとがそれぞれ回転可能に支持されている。13は各
極の第1のコンタクトアーム10aを連結するクロスバ
ー、14は第1のコンタクトアーム10aに設けられて
開閉方向に延びるガイド孔、15は第2のコンタクトア
ーム10bに設けた長孔で、ガイド孔14と交差する方
向に延びている。16はガイド孔14と長孔15とに跨
がって係合する第2のピン、17は第1のピン11と第
2のピン16との間に設けた引きばねで、第2のピン1
6を付勢する。18は可動接触子5と第2のコンタクト
アーム10bとの間に設けた接圧ばねである。
【0004】19は遮断器の操作ハンドル、20は遮断
器の開閉操作機構で、クレドル20aと上部リンク20
bと下部リンク20cなどとにより構成される。21は
クレドル20aに設けたストッパーピン、22は下部リ
ンク20cを第1のコンタクトアーム10aに連繋する
ための連結ピン、23はクレドル20aと係止部23a
により係合してクレドル20aの位置決めをするカケガ
ネ、24はカケガネ23の回転中心軸、25はカケガネ
23とローラ25aにより係合してカケガネ23がクレ
ドル20aにより回転せしめられないように止めるラッ
チレバー、26はラッチレバー25の回転中心軸、27
はラッチレバー25と係止片27aにより係合してラッ
チレバー25がカケガネ23から外れて回転しないよう
に止めるトリップバーで、ラッチレバー25に係合する
係止片27aと回転中心軸28が通る孔27b,27b
とバネ掛け片27cと後記するトリップアームが当接す
るロッド当接部27dとを有する金属プレス品からなる
ラッチ部27Aと、両隣接極1B,1Bに延びかつラッ
チ部27Aのネジ孔27e,27eに対応する孔27
f,27fを有するモールド樹脂成形品からなるトリッ
プバー本体27Bと、トリップバー本体27Bをラッチ
部27Aに取り付けるための取付ネジ27C,27Cと
で構成されている。29はダブルトーションバネで、リ
ング部29aにより回転中心軸24に挿着され、折返し
部29bによりカケガネ23をクレドル20aに係合す
る反時計方向に付勢し、一方端29cによりラッチレバ
ー25をカケガネ23に係合する反時計方向に付勢し、
他方端29dによりトリップバー27をラッチレバー2
5に係合する反時計方向に付勢している。30はトリッ
プアーム、31はトリップアーム30の回転中心軸、3
2は各極1A,1Bに跨って形成される第2のトリップ
バー、33は第2のトリップバー32の回転中心軸、3
4はヒータ8に接続されるバイメタル、35は電磁引外
し装置で、固定鉄心35aと軸36を中心に回転する可
動鉄心35bとで構成されている。37は可動鉄心35
bを開離状態に保持する引きばね、38はベース1aに
固定したフレームで、両側板38aを有している。39
はラッチレバー25のストッパーである。
【0005】次に動作について説明する。図4,図5,
図12に示すオン状態では電源側固定導体2→固定接点
3→可動接点4→可動接触子5→可撓導体6→接続導体
7→ヒータ8→負荷側固定導体9の方向に電流が流れ
る。操作ハンドル19をオフ操作(図5の矢印40の方
向)すると、開閉操作機構20によりコンタクトアーム
10が持ち上げられて可動接触子5と共に可動接点4が
図7に示すように固定接点3より開離する。このとき、
引きばね17により第2のピン16がガイド孔14の凹
部14aに嵌っているので、第2のコンタクトアーム1
0bは第1のコンタクトアーム10aと一体となって開
閉操作機構20により持ち上げられ、支軸12を支点と
してストッパーピン21に衝突して止まる。図5のオン
状態,図7のオフ状態では、第2のトリップバー32が
回転しないので、トリップリレー機構は図12の状態を
維持し、クレドル20aは固定されている。
【0006】次に、図4,図5,図12に示すオン状態
において過電流が流れると、可動鉄心35bが引きばね
37に抗して吸引されて回転し第2のトリップバー32
を矢印41の方向に回転させ、またはバイメタル34が
湾曲して第2のトリップバー32を矢印41の方向に回
転させるので、第2のトリップバー32の回転がトリッ
プアーム30を介してトリップバー27をダブルトーシ
ョンバネ29に抗して矢印42の方向に回転させる。図
12に示すようにトリップバー27が回転せしめられて
係止片27aがラッチレバー25から外れると、ラッチ
レバー25が矢印43の方向に回転可能となってクレド
ル20aのはね上げ力によってカケガネ23がダブルト
ーションバネ29に抗して矢印44の方向に回転せしめ
られ、この時ラッチレバー25もカケガネ23によって
ダブルトーションバネ29に抗して矢印43の方向に回
転せしめられて、瞬時的に図13の状態となる。このク
レドル20aの回転により開閉操作機構20が動作する
ので、コンタクトアーム10が持ち上げられて図6に示
すように可動接点4が開離し、過負荷電流を遮断する。
いわゆるトリップ状態となる。このときも図7のオフ状
態と同様に引きばね17により第2のピン16がガイド
孔14の凹部14aに嵌っているので、第2のコンタク
トアーム10bは第1のコンタクトアーム10aと一体
となって開閉操作機構20により持ち上げられ、支軸1
2を支点としてストッパーピン21に衝突して止まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の回
路遮断器では、可動鉄心35bおよびバイメタル34に
よる引外し動作が第2のトリップバー32に作用した
後、トリップアーム30を介してトリップバー27を回
転させるので、2個のトリップバー27,32が必要と
なってその構成上遮断器の電源負荷方向の長さが長くな
り、大形化するという問題点があった。
【0008】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、トリップバーを1個とすることにより
電源負荷方向の長さを短くして小形化が図れる回路遮断
器を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器は、固定接点に接離される可動接点を有する可動接触
子と、この可動接触子を開閉させる開閉操作機構と、こ
の開閉操作機構のクレドルと係合してクレドルの位置決
めをするカケガネと、このカケガネと係合してカケガネ
が前記クレドルにより回転せしめられないように止める
ラッチレバーと、このラッチレバーと係合してラッチレ
バーが前記カケガネにより回転せしめられないように止
めるトリップバーとを有し、かつ前記トリップバーに各
極の引外し動作を行なうバイメタルおよび電磁引外しの
可動鉄心が直接作用するように配置したものである。
【0010】
【作用】この発明においては、トリップバーに各極の引
外し動作を行なうバイメタルおよび電磁引外しの可動鉄
心が直接作用するように配置したので、トリップ時に前
記引外し動作によりトリップバーが回転すると、ラッチ
レバーがトリップバーより外れてカケガネと共に解放さ
れることによりクレドルが解放状態のカケガネおよびラ
ッチレバーを回転させてはね上がり、可動接触子がトリ
ップする。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を図1〜図3について説
明する。図1は正面図、図2は図1の線II−IIの断
面図、図3はトリップバーの斜視図であり、前記従来の
ものと同一または相当部分には同一符号を付して説明を
省略する。図において、45はラッチレバー25と係止
片45aにより係合してラッチレバー25がカケガネ2
3から外れて回転しないように止めるトリップバーで、
ラッチレバー25に係合する係止片45aと回転中心軸
28が通る孔45b,45bとを有する金属プレス品か
らなるラッチ部45Aと、両隣接極1B,1Bに延びる
両側端部と中央部とにそれぞれ形成されて可動鉄心35
bおよびバイメタル34がそれぞれ作用する当接片45
c,45c,45cとラッチ部45Aのネジ孔45d,
45dに対応する孔45e,45eとを有するモールド
樹脂成形品からなるトリップバー本体45Bと、トリッ
プバー本体45Bをラッチ部45Aに取り付けるための
取付ネジ45C,45Cとで構成されている。なお、こ
のトリップバー45は、その回転中心がカケガネ23お
よびラッチレバー25の両回転中心間に位置することに
より、カケガネ23とラッチレバー25との間に配置さ
れている。
【0012】このようにトリップバー45を構成して各
極の可動鉄心35bおよびバイメタル34をそれぞれ当
接片45c,45c,45cに対応させておくと、トリ
ップ時には各極の引外し動作がトリップバー45に直接
作用するので、トリップバー45の回転中心軸28上か
ら負荷側端子までの距離L1 が、図4に示す従来のもの
の距離L2 に比べ短くなる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によればトリッ
プバーを1個とすることにより遮断器の電源負荷方向の
長さを短くして小形化が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の線II−IIの断面図である。
【図3】トリップバーを示す斜視図である。
【図4】従来のもの示す正面図である。
【図5】図4の線V−Vの断面図である。
【図6】トリップ状態を示す図5の要部図である。
【図7】オフ状態を示す図6と同じ図である。
【図8】図5のトリップリレー機構を示す斜視図であ
る。
【図9】図8のカケガネを示す斜視図である。
【図10】図8のラッチレバーを示す斜視図である。
【図11】図8のトリップバーを示す斜視図である。
【図12】図8のトリップリレー機構のオン・オフ状態
図である。
【図13】トリップ瞬時を示す図12と同じ図である。
【符号の説明】
3 固定接点 4 可動接点 5 可動接触子 10 コンタクトアーム 13 クロスバー 19 操作ハンドル 20 開閉操作機構 20a クレドル 23 カケガネ 25 ラッチレバー 28 回転中心軸 34 バイメタル 35b 可動鉄心 45 トリップバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点に接離される可動接点を有する
    可動接触子と、この可動接触子を開閉させる開閉操作機
    構と、この開閉操作機構のクレドルと係合してクレドル
    の位置決めをするカケガネと、このカケガネと係合して
    カケガネが前記クレドルにより回転せしめられないよう
    に止めるラッチレバーと、このラッチレバーと係合して
    ラッチレバーが前記カケガネにより回転せしめられない
    ように止めるトリップバーとを有する回路遮断器におい
    て、 遮断器の電源負荷方向において前記トリップバーの回転
    中心を前記カケガネおよびラッチレバーの両回転中心間
    に位置させて前記トリプバーを前記カケガネとラッチレ
    バーとの間に配置すると共に、前記トリップバーに各極
    の引外し動作を行なうバイメタルおよび電磁引外しの可
    動鉄心が直接作用するように配置し、 かつトリップ時に前記引外し動作により前記トリップバ
    ーが回転すると、前記ラッチレバーが前記トリップバー
    より外れて前記カケガネと共に解放されることにより前
    記クレドルが解放状態のカケガネおよびラッチレバーを
    回転させてはね上がり、前記可動接触子がトリップする
    ようにしたことを特徴とする回路遮断器。
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JPS6275108A (ja) * 1985-09-30 1987-04-07 Komatsu Ltd 圧油供給制御装置

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