JP2701026B2 - 斜板式ピストンポンプ構造 - Google Patents

斜板式ピストンポンプ構造

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JP2701026B2
JP2701026B2 JP62046849A JP4684987A JP2701026B2 JP 2701026 B2 JP2701026 B2 JP 2701026B2 JP 62046849 A JP62046849 A JP 62046849A JP 4684987 A JP4684987 A JP 4684987A JP 2701026 B2 JP2701026 B2 JP 2701026B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は斜板式ピストンポンプ構造に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 従来の斜板式ピストンポンプ構造を第4図に示す。こ
の斜板式ピストンポンプ構造は、斜板式ピストンポンプ
部aとブースト用インペラポンプ部bとコントロールポ
ンプ部cとより成る。ブースト用インペラポンプ部bは
斜板式ピストンポンプ部aのポンプ本体dを構成するブ
ロックeと、ポンプ吸込ポートfを形成したポートブロ
ックgとを備えており、このポートブロックgは前記ブ
ロックeとコントロールポンプ部cとの間に位置してお
り、インペラhはコントロールポンプ部c側に吸込側を
向けていてこの吸込側に前記吸込ポートfが通じてい
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このために、ブースト用インペラポンプ部bに必要な
場積寸法Lが大きくなっていたし、また油の流れが悪く
気泡を発生し機器に悪影響を与えていた。 また、斜板角コントロール用の油圧源であるコントロ
ールポンプ部cは別体に吸込配管が必要であり、吸込圧
が負圧になった時コントロールポンプ部cがキャビテー
ションを発生し易く、このコントロールポンプ部cにキ
ャビテーションが発生すると斜板角コントロール圧が変
動し、コントロールが不安定になって機器に悪影響を与
えていた。 〔発明の目的〕 本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、その目的
とするところはブースト用インペラポンプに必要な場積
寸法が従来装置に比べて小さくなりまた油の流れが円滑
で気泡の発生がないしまたコントロールポンプ部の吸込
配管が不用になりコントロール圧のキャビテーションに
よる変動がなく機器の損傷をなくすことのできる斜板式
ピストンポンプ構造を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明は、ケース1とブロック2に亘ってポンプ軸8
を回転自在に支承し、前記ケース1内にポンプ軸8とと
もに回転するシリンダブロック9を設け、このシリンダ
ブロック9のシリンダ10にピストン11を嵌挿し、そのピ
ストン11を斜板12に摺接し、ポンプ軸8とともにシリン
ダブロック9を回転することで吸込ポート15よりシリン
ダ10内に油を吸込み、吐出ポート16より吐出する斜板式
ピストンポンプ部Aと、 前記ブロック2のポンプ室5内に設けられて前記ポン
プ軸8に連結したインペラ20を備えたブースト用インペ
ラポンプ部Bと、 前記ブロック2に取付けられ、前記ポンプ軸8で駆動
されるコントロールポンプCを備え、 このコントロールポンプCの吐出圧油で前記斜板12の
角度を変更する斜板式ピストンポンプ構造において、 前記インペラ20の吸込側をケース1側に向けて取付
け、 前記ブロック2に、インペラ20の吸込側に連通したポ
ンプ吸込ポート24と、インペラ20の吐出側に連通した吸
込通路18をそれぞれ形成し、 この吸込通路18を前記吸込ポート15と前記コントロー
ルポンプCの吸込側にそれぞれ連通したことを特徴とす
る斜板式ピストンポンプ構造である。 これにより、ブースト用インペラポンプ部Bのインペ
ラ20の吸込側を斜板式ピストンポンプ部Aのケース1側
に向け、このインペラ20の吸込側に通じるポンプ吸込ポ
ート24を前記ケース1に連結したブロック2に形成した
ことによって、ブースト用インペラポンプBに必要な場
積寸法が従来装置に比べて小さくなるし、油の流れが円
滑となる。 また、前記ブースト用インペラポンプBの吐出側に連
通した吸込通路18をコントロールポンプCの吸込側に連
通させたことによって、そのコントロールポンプCの吸
込み油がブースト用インペラポンプ部Bで加圧され、コ
ントロールポンプCのキャビテーションがなくなる。 〔実 施 例〕 以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。第1図に本発明に係る斜板式ピストンポンプ
構造の縦断面を示す。斜板式ピストンポンプ構造は斜板
式ピストンポンプ部Aとブースト用インペラポンプ部B
とコントロールポンプ部Cとより成る。 斜板式ピストンポンプAはケース1とこのケース1の
端部に固着されたブロック2とより成るポンプ本体21を
備えており、ケース1には軸支承部3が形成してあり、
またブロック2には軸支承部4とポンプ室5とが設けて
ある。これら軸支承部3,4には軸受6,7を介してポンプ軸
8が支承してあり、このポンプ軸8にシリンダブロック
9が固着してある。シリンダブロック9のシリンダ10に
はピストン11が摺動可能に嵌挿してあり、これらピスト
ン11に設けたシュー12Aは斜板12に摺接している。この
斜板12はサーボ弁13の作動によりその斜板角が変えられ
るものである。 前記シリンダブロック9の端面はポートプレート14に
摺接しており、ポートプレート14には吸込ポート15と吐
出ポート16とが設けてあり、シリンダブロック9にはシ
リンダ10を吸込ポート15及び吐出ポート16に連通させる
通路17が設けてある。 前記ブロック2には前記ポートプレート14の吸込ポー
ト15に通じる吸込通路18と前記吐出ポート16に通じるポ
ンプ吐出ポート19とが設けてある。 前記ブースト用インペラポンプ部Bは前記ポンプ軸8
に固着されたインペラ20を備えており、このインペラ20
は前記ポンプ室5に収容してある。 前記ブロック2にはインペラ20の吸込側に通じる吸込
室部22とインペラ20の吐出側に通じる吐出室部23とが設
けてあり、またブロック2には吸込室部22に通じるポン
プ吸込ポート24が設けてある。そして、前記吐出室部23
は前記吸込通路18に通じている。 前記ブロック2には、その取付座部26にポートブロッ
ク25を介してコントロールポンプ部Cが取付けてあり、
このコントロールポンプ部Cの吸込ポート27は、ポート
ブロック25に設けたポート28を介して前記吸込通路18に
通じている。 そして、前記ブースト用インペラポンプ部Bのインペ
ラ20の吸込側を斜板式ピストンポンプ部A側に向けると
共にこのインペラ20の吸込側に通じるポンプ吸込ポート
24を前記インペラ20と斜板式ピストンポンプ部Aとの間
に位置させてある。 このためにブースト用インペラポンプBに必要な場積
寸法Lが従来装置に比べて小さくなっている。 次に作動を説明する。前記ポンプ軸8の回転駆動によ
り前記シリンダブロック9及びインペラ20が回転し、斜
板式ピストンポンプ部A及びブースト用インペラポンプ
部Bが駆動される。 このブースト用インペラポンプ部Bの駆動によりポン
プ吸込ポート24より吸い込まれた油は吐出室部23に吐出
されて吸込通路18に流れる。 この吸込通路18を流れる油の一部は斜板式ピストンポ
ンプ部Aの吸込ポート15を経てシリンダ10内に入り、シ
リンダブロック9の回転と斜板12とによるピストン11の
往復動で吐出ポート16を介してポンプ吐出ポート19から
吐出される。 また、前記吸込通路18を流れる油の一部は前記コント
ロールポンプ部Cの吸込ポート27に入りコントロールポ
ンプ部Cの駆動により吐出されて前記サーボ弁13に供給
される。 〔発明の効果〕 ブースト用インペラポンプ部Bのインペラ20の吸込側
を斜板式ピストンポンプ部Aのケース1側に向けると共
に、このインペラ20の吸込側に通じるポンプ吸込ポート
24を前記ケース1に連結したブロック2に形成したか
ら、ブースト用インペラポンプBに必要な場積寸法を従
来装置に比べて小さくすることができるし、油の流れを
円滑にしてブースト用インペラポンプBによる気泡の発
生を低減させ機器への悪影響を少くすることができる。 また、前記ブースト用インペラポンプBの吐出側に連
通した吸込通路18をコントロールポンプCの吸込側に連
通させたから、そのコントロールポンプCの吸込み油が
ブースト用インペラポンプ部Bで加圧されることでコン
トロールポンプCのキャビテーションがなくなる。これ
によりコントロール圧のキャビテーションによる変動が
なくなり斜板角のコントロールが安定し、機器の損傷を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図II−II線に沿う断面図、第3図はブースト用インペ
ラポンプ部の斜視図、第4図は従来の斜板式ピストンポ
ンプ構造を示す縦断面図である。 Aは斜板式ピストンポンプ部、Bはブースト用インペラ
ポンプ部、Cはコントロールポンプ部、20はインペラ、
24はポンプ吸込ポート。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ケース1とブロック2に亘ってポンプ軸8を回転自
    在に支承し、前記ケース1内にポンプ軸8とともに回転
    するシリンダブロック9を設け、このシリンダブロック
    9のシリンダ10にピストン11を嵌挿し、そのピストン11
    を斜板12に摺接し、ポンプ軸8とともにシリンダブロッ
    ク9を回転することで吸込ポート15よりシリンダ10内に
    油を吸込み、吐出ポート16より吐出する斜板式ピストン
    ポンプ部Aと、 前記ブロック2のポンプ室5内に設けられて前記ポンプ
    軸8に連結したインペラ20を備えたブースト用インペラ
    ポンプ部Bと、 前記ブロック2に取付けられ、前記ポンプ軸8で駆動さ
    れるコントロールポンプCを備え、 このコントロールポンプCの吐出圧油で前記斜板12の角
    度を変更する斜板式ピストンポンプ構造において、 前記インペラ20の吸込側をケース1側に向けて取付け、 前記ブロック2に、インペラ20の吸込側に連通したポン
    プ吸込ポート24と、インペラ20の吐出側に連通した吸込
    通路18をそれぞれ形成し、 この吸込通路18を前記吸込ポート15と前記コントロール
    ポンプCの吸込側にそれぞれ連通したことを特徴とする
    斜板式ピストンポンプ構造。
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