JP2700080B2 - 防眩フィルムないしシートの製造方法 - Google Patents

防眩フィルムないしシートの製造方法

Info

Publication number
JP2700080B2
JP2700080B2 JP4265313A JP26531392A JP2700080B2 JP 2700080 B2 JP2700080 B2 JP 2700080B2 JP 4265313 A JP4265313 A JP 4265313A JP 26531392 A JP26531392 A JP 26531392A JP 2700080 B2 JP2700080 B2 JP 2700080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
sheet
thin film
transparent
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4265313A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0688903A (ja
Inventor
利裕 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP4265313A priority Critical patent/JP2700080B2/ja
Publication of JPH0688903A publication Critical patent/JPH0688903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2700080B2 publication Critical patent/JP2700080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不要な外部光を遮り、
内部表示部のコントラストを良好にし、可視角度範囲を
調節する機能を有する、防眩フィルムないしシート(以
下、特記ない限りシートで代表して記載する)の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防眩シートの製造方法には、加圧
プレスまたはロールを用いて作した、単層の着色もし
くは不透明(以下「遮光」という)シートと、同様にし
て作した単色の透明シートとを交互多重に重ね合せて
接合し、積層方向に平行に薄切りして縞模様の防眩シー
トにする方法がある(特開昭51-44186号および同50-268
85号公報参照)。このようにして得られた縞模様の防眩
シートは、必要に応じて、その片面または両面に接着剤
などを介して単色の透明シートを重積一体化して補強
応用製品としての補強防眩シートにすることもで
きる。防眩シートまたは補強防眩シートの一方の構成要
素である遮光シートには、通常光の吸収が大きくかつ
不透明な黒や特定の波長の光を透過させる有彩の着色剤
がプラスチック中に多量に分散されたものが用いられ、
他方の構成要素である透明シートには一般に極めて透明
性の高いプラスチックが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防眩シートの製造方法では、特に遮光シートの厚
を15μm 前後とした極薄のものの作が困難であり、ピ
ンホールや厚さむらの発生などが問題とされていた。例
えば、カレンダーロールを用いて遮光シートを作製する
場合、酸化鉄黒、カーボンブラック、チタニウムブラッ
ク、充填剤、着色剤をプラスチックに多量に混合しなけ
ればならず、最も薄くシーティングできたとしても20μ
m 前後であり、原料の可塑性、流動性などの加工時の挙
動を考えると、25μm 前後が安定してシーティングでき
る限界とされている。また、前記の理由を含め厚さむら
を生じ易く多層ブロック体を積層面を横切る方向に薄切
りして得られる縞模様の防眩シートを、光線透過率が最
大となる方向から観察した場合にさえ、ピッチむらや遮
シートの厚さむらなどの問題で商品価値を大きく低下
させていた。
【0004】したがって、本発明の目的は遮光層と透明
層とを構成する材料の内のいずれか一方を液状として搬
送用キャリア上に塗工することにより、ピッチむらや遮
もしくは透明シートの厚むらを小さくした、高度に
精細な縞模様シートからなる防眩シートの製造方法を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
遮光材料と透明材料とのいずれか一方を液状で搬送用キ
ャリア上に塗工して第1の薄膜層を形成し、この表面に
他方の材料による第2の薄膜層を形成した後、前記搬送
用キャリアを取り除き、ついで両材料による薄膜層の形
成を順次反復して交互多重の多層ブロック体とし、多層
ブロック体の積層面を横切る方向に薄切りして遮光層と
透明層とを交互に有する縞模様シートとすることを特徴
とするものであり、また、その第2の発明は、遮光材料
と透明材料のいずれか一方を液状で搬送用キャリア上に
塗工して第1の薄膜層を形成し、この表面に他方の材料
による第2の薄膜層を形成し、両材料による薄膜層の形
成を順次反復して交互多重の多層ブロック体とした後、
前記搬送用キャリアを取り除き、ついで多層ブロック体
の積層面を横切る方向に薄切りして遮光層と透明層を交
互に有する縞模様シートとすることを特徴とするもので
る。
【0006】これを説明すると、本発明は、まず遮光
料と透明材料とのいずれか一方を液状で搬送用キャリア
上に塗工して第1の薄膜層を形成し、の表面に他方の
材料による第2の薄膜層を形成し、第1の発明では搬送
用キャリアを取り除いた後、また第2の発明ではそのま
まの状態で、両材料による薄膜の形成を順次反復して
交互多重の多層ブロック体とするのであるが、この第1
の薄膜層を形成するための塗工手段としては、ダイコー
ター、リバースロールコーターなどの公知のコーターが
用いられる。この塗工に際し、材料の希釈剤として水ま
たは溶剤などを使用すると、成形後の薄膜層の厚さをさ
らに薄くすることができる。また、その際材料の固形分
含有率を10〜80重量%に調整しておくと、塗工時の厚さ
は乾燥または硬化後のそれに比べて十分に小さくするこ
とができ、薄膜が得易いだけでなく塗工厚の管理に
際して精度を向上させることができる。また塗工面の外
観についても材料に充填剤を混合すれば艶消し状に、混
合しなければ鏡面状に、というように、用途や目的に応
じて任意に選択することができる。第2の薄膜層の形成
手段としては、上記塗工によるほか、カレンダー成形、
押出成形、注型成形、圧縮成形、あるいはスクリーン印
刷、コーター印刷、スプレー塗布などの任意の加工方法
が採用できる。
【0007】第1または第2の薄膜層の形成に用いられ
る透明材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、セルロース誘導体、
ウレタンゴム、シリコーンゴムなどのプラスチック、ゴ
ムが例示され、これらの内で、透明性に優れ、水、ト
ルエン、テトラヒドロフラン、酢酸ビニル、セロソルブ
などから選ばれる希釈剤が使用できるものか、あるいは
加熱時に液状となり冷却時に固化する性質を持つもの
よく、いずれも任意に選択することができる。遮光材料
は、上記透明材料に、酸化鉄黒、カーボンブラック、チ
タニウムブラックなどの各種顔料、アニリンブラック
の各種染料、炭酸カルシウム、クレイ、けいそう土、
アルミナ、煙霧質シリカ、沈降性シリカなどの充填剤、
鱗片状アルミニウム微粒子などの金属粉末、短繊維粉末
などの1種または2種以上を混合して得ることができ
る。搬送用キャリアとしては、その表面が未処理または
ブラスト処理された耐熱性のあるフィルム(例えばポリ
エチレンテレフタレートフィルム)ないし平板状のもの
が用いられる。
【0008】なお、上記顔料は、その粒径が得ようとす
る遮光薄膜の厚よりも小さく、とくに3μm 以下のも
のが好ましい。その形状は任意に選択することができ
る。一般に、同一の顔料では粒子が微細なほど隠蔽力が
大きくなるが、さらに微細化して粒径を光の波長程度の
大きさにすると、却って隠蔽力が小さくなる場合もある
ので、目的に応じて粒径を選択することにより、隠蔽力
を適宜コントロールするのがよい。粒子群については均
一な粒径からなるもの、大小の粒子の組み合わせからな
るもの、平均粒径が異なる大小の粒子群の組み合わせか
らなるもの、さらにはこれらの組み合わせからなるもの
などを任意に選択すればよく、中でもその隠蔽力、粒子
の大きさを重視すれば、平均粒径が 0.1〜 0.5μm のカ
ーボンブラックが最も好ましい。
【0009】第1または第2の薄膜層の形成と、この
復による交互多重の多層ブロック体の製造方法を、より
具体的に説明すると、1)搬送用キャリア上に液状シリ
コーンをコーターで塗工して第1の薄膜層を形成し、こ
の表面に金型を用いて成形した第2の薄膜層としての
リコーンゴム板を配設し、このシリコーンゴム板の表面
に接着層の印刷を施した後、この第1の薄膜層の形成と
第2の薄膜層の配設・印刷順次反復して積層する方
法;2)搬送用キャリア上に液状シリコーンをコーター
で塗工して第1の薄膜層を形成し、この表面にカレンダ
ーロールでシリコーン原料をトッピングして第2の薄膜
層を形成した後、この両薄膜層の形成を順次反復して積
層する方法;3)搬送用キャリア上に液状シリコーンを
コーターで塗工して第1の薄膜層を形成し、この表面に
再び液状シリコーンをコーターで塗工して第2の薄膜層
を形成し、その後、この表面に接着層の印刷を施し
第1の薄膜層の形成と第2の薄膜層の形成・印刷と
を順次反復して積層する方法;などが挙げられるが、作
業効率がよく製品の厚さむらのない高度に精細な防眩シ
ートを得るには、1)の方法が最適である。
【0010】これらの方法によって得られた積層は加
圧加熱または加圧下に適宜硬化一体化して交互多重の多
層ブロック体とするが、材料の光線透過率や遮光シート
の厚さむらが問題となる場合には、遮光材料部分の全体
に対する比率をなるべく小さくすることで解決すること
ができる。また、第1の薄膜層の形成をシリコーン樹脂
またはゴムで行って、その表面に他の材料による第2の
薄膜層を形成するには、特開平4-176615号公報に記載の
シリコーンゴム板の製造方法を利用して行うことができ
る。しかし、第1の薄膜層がシリコーン樹脂またはゴム
でないときは、適当なプライマーを使用して第2の薄膜
層を形成することできる。
【0011】得られた交互多重の多層ブロック体は、
1の発明ではそのまま、第2の発明では搬送用キャリア
を取り除いた後、積層面を横切る方向に公知のナイフ
刃、回転刃などシート状に薄切りすれば、遮光層と透
明層と交互多重に設けられた、高度に精細な縞模様を
有する本発明防眩シートが得られる。
【0012】
【発明の作用】本発明では遮光材料と透明材料のいずれ
か一方を液状で搬送用キャリア上に塗工するため、任意
で均一な厚の薄膜層が得られる。また、透明、遮光の
両薄膜層の厚さ精度が向上し、遮光層と透明層を交互
に有する高度に精細な縞模様の防眩シートとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の具体的態様を実施例により説
明するが、本発明は特許請求の範囲に記載の主旨を逸脱
しない限り、この記載に限定されるものではない。 実施例1 図1は第1の発明の第1の実施例に係り(a)は中
間製品の多層シート状体Aの縦断面図、(b)は応用
製品としての補強防眩シートBの縦断面図である。まず
液状シリコーンゴム KE1934A(信越化学工業社製、商品
名)と同 KE1934B(同前)の各50重量部に、黒色の着色
剤 K Color BK-02(同前)の50重量部とトルエンの 100
重量部とを加えて、よく混合・撹拌し、遮光層2用の液
状原料を調製した。他方、搬送用キャリアとして厚
が 0.050mmで表面がブラスト処理された長尺のポリエチ
レンテレフタレートフィルムを準備し、この上に液状原
料をリバースロールコーターによって塗布し、長さ5
m、 150℃の熱気加硫炉中を5m/分の送り速度で通過
させて塗工液を硬化し、厚 0.006mmの遮光層2を形成
した。
【0014】次に、液状シリコーンゴム KE1934A(同
前)と同 KE1934B(同前)を原料とし、スタティック
ミキサー方式の原料混練射出システム(山城精機製作所
製)により搬送用キャリア1上の遮光層2面に射出し、
温度 150℃に保った金型内に搬送して型締め成形を行
い、厚み 0.250mmの透明層3を形成した。この透明層3
の表面にスクリーン印刷機で液状シリコーンゴム KE193
4A(同前)と同 KE1934B(同前)の各50重量部の混合物
を厚 0.015mmの透明接着層4となるように印刷して多
層シート状体Aを得た[図1(a)参照]。多層シート
状体Aより搬送用キャリア1としてのポリエチレンテレ
フタレートフィルムを剥離し、多層シート状体Aを所定
の長さに切断し、ついで得られた切断物を遮光層2が他
の多層シート状体Aの透明接着層4に接するように交互
多重に積層し、得られた積層体に対し10g/cm2の荷重を
加えながら 0.1Torrで80秒間減圧し徐々に大気圧に戻
した後、 155℃のオーブン中に5時間放置し、硬化一体
化して多層ブロック体を得た。
【0015】この多層ブロック体を積層方向に平行に
0.250mmの厚さに薄切りし、遮光層2、透明層3、透明
接着層4が繰り返し配列される縞模様シートからなる本
発明になる防眩シート51を得た。さらに、この防眩シー
51の上下両面にスクリーン印刷機で液状シリコーンゴ
ム KE1934A(同前)と同 KE1934B(同前)の各50重量部
の混合物を厚 0.015mmで印刷して透明接着層4
し、この両印刷面に厚 0.3mmのポリカーボネートフィ
ルム6、6を貼り合わせ、真空ボックス中に導いて10g
/cm2の荷重を加えながら 0.1Torrで30秒間減圧して気泡
を取り除いた。次に 120℃で2時間加熱し、応用製品と
しての全光線透過率が85%の補強防眩シートBを得た
[図1(b)参照]。
【0016】実施例2 図2は第1の発明の第2の実施例に係り、本発明になる
防眩シートを応用した補強防眩シートの縦断面図を示
。まず実施例1と同様に、搬送用キャリアに液状原
料をリバースロールコーターで塗布し熱加硫炉で硬化
して遮光層2を形成した。一方、液状シリコーンゴム K
E1934A(同前)と同 KE1934B(同前)の各50重量部に白
色の着色剤 K ColorW(同前)の50重量部とトルエンの
100重量部とを加えて、よく混合・撹拌した。これを原
料として前述の遮光層2面上にリバースロールコーター
で塗布し熱加硫炉で硬化して遮光白色層7を形成した。
この上に実施例1と同様に透明層3および透明接着層4
を形成して多層シート状体とし、以下同様に処理して
光層2、遮光白色層7、透明層3および透明接着層4が
繰り返し配列される縞模様シー トからなる本発明になる
防眩シート52を得た後、この上下両面にそれぞれ透明接
着層4aとポリカーボネートフィルム6を設けた、応用
製品としての補強防眩シートCを得た。
【0017】実施例3 図3は第1の発明の第3の実施例に係り、本発明になる
防眩シートを応用した補強防眩シートの縦断面図を示
。実施例1で用いたのと同じ搬送用キャリアに、その
透明層用の液状原料をリバースロールコーターで塗布・
熱硬化して透明層3を形成した後、この上面に遮光層用
の液状原料をリバースロールコーターで塗布・熱硬化し
て遮光層2を形成した。さらに、この遮光層2面に透明
接着層用の液状原料をスクリーン印刷機で印刷して透明
接着層4を形成して多層シート状体とし、以下同様に処
理して透明層3、遮光層2および透明接着層4が繰り返
し配列される縞模様シートからなる本発明になる防眩シ
ート53を得た後、この上下両面にそれぞれ透明接着層4
aとポリカーボネートフィルム6を設けた、応用製品と
しての補強防眩シートDを得た。
【0018】このように本発明になる防眩シートは、多
層シート状体Aの作製に際し、上記実施例1および2で
説明したように、搬送用キャリア上に、まず第1の薄膜
層としての遮光層2を設けた後、この上に第2の薄膜層
としての透明層3を形成したもの、また実施例3で説明
したように、搬送用キャリア上に、まず第1の薄膜層と
しての透明層3を形成し、しかる後に第2の薄膜層とし
ての遮光層2を設けたものの、いずれでもよい。なお、
これら各層の厚さは任意である。
【0019】実施例4 実施例1において、得られた多層シート状体Aをそのま
ま、この遮光層2が他の多層シート状体Aの透明接着層
4に接するように交互多重に積層し、硬化一体化して多
層ブロック体とした後、この多層ブロック体を積層方向
に平行に 0.250 mmの厚さに薄切りしたほかは、同様の処
理を施したところ、遮光層2、透明層3、透明接着層4
が繰り返し配列される縞模様シートからなる第1の発明
になる防眩シート51と同じ第2の発明品が得られた。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、 着色剤等の配合量を変えることによって厚さが同じ
あっても遮光効果の異なる薄膜層が形成でき、目的に応
じて種々の防眩シートを効率よく製造することができ
る。遮光層と透明層とを構成する材料の内のいずれか一方
を液状で塗工するため、ピッチむらや遮光もしくは透明
シートの厚さむらを小さくした、高度に精細な縞模様シ
ートからなる防眩シートが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係り(a)は中間
製品の多層シート状体の縦断面図、(b)は応用製品
としての補強防眩シートの縦断面図を示す
【図2】本発明の第2の実施例に係り、応用製品として
の補強防眩シートの縦断面図を示す
【図3】本発明の第3の実施例に係り、応用製品として
の補強防眩シートの縦断面図を示す
【符号の説明】
1…搬送用キャリア、 2…遮光
層、 3…透明層、 4、4a…透明接
着層、51〜53 …防眩シート、 6…ポリカ
ーボネートフィルム、 7…遮光白色層、 A…多層シ
ート状体、 B〜D…補強防眩シート。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色もしくは不透明材料と透明材料とのい
    ずれか一方を液状で搬送用キャリア上に塗工して第1の
    薄膜層を形成し、この表面に他方の材料による第2の薄
    膜層を形成した後、前記搬送用キャリアを取り除き、つ
    いで両材料による薄膜層の形成を順次反復して交互多重
    の多層ブロック体とし、多層ブロック体の積層面を横切
    る方向に薄切りして着色もしくは不透明層と透明層とを
    交互に有する縞模様フィルムないしシートとすることを
    特徴とする防眩フィルムないしシートの製造方法。
  2. 【請求項2】着色もしくは不透明材料と透明材料のいず
    れか一方を液状で搬送用キャリア上に塗工して第1の薄
    膜層を形成し、この表面に他方の材料による第2の薄膜
    層を形成し、両材料による薄膜層の形成を順次反復して
    交互多重の多層ブロック体とした後、前記搬送用キャリ
    アを取り除き、ついで多層ブロック体の積層面を横切る
    方向に薄切りして着色もしくは不透明層と透明層とを交
    互に有する縞模様フィルムないしシートとすることを特
    徴とする防眩フィルムないしシートの製造方法。
JP4265313A 1992-09-08 1992-09-08 防眩フィルムないしシートの製造方法 Expired - Fee Related JP2700080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265313A JP2700080B2 (ja) 1992-09-08 1992-09-08 防眩フィルムないしシートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265313A JP2700080B2 (ja) 1992-09-08 1992-09-08 防眩フィルムないしシートの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0688903A JPH0688903A (ja) 1994-03-29
JP2700080B2 true JP2700080B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=17415467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4265313A Expired - Fee Related JP2700080B2 (ja) 1992-09-08 1992-09-08 防眩フィルムないしシートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2700080B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010103132A (ko) * 2001-10-30 2001-11-23 박창복 보안용필름 및 이를 제작하는 방법
JP2005010773A (ja) * 2003-05-26 2005-01-13 Toray Ind Inc 光反射フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0688903A (ja) 1994-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100601228B1 (ko) 다층 광학 필름의 제조 방법
EP2786876B1 (en) Transfer film for in-mold injection showing three-dimensional pattern, and preparation method thereof
RU2600644C2 (ru) Панель, включающая полимерный композиционный слой, и способ изготовления такой панели
EP2917910B1 (en) Releasable polyester metal transfer film
JP5200709B2 (ja) 偏光反射体およびその製造方法
DE69825818T2 (de) Poröser Polyesterfilm und thermisches Übertragungsbildempfangsschicht
JP2700080B2 (ja) 防眩フィルムないしシートの製造方法
CA2125958C (en) Crosslinked acrylic sheet with enhanced vaccum molding attributes
JP4273550B2 (ja) 化粧シート用ポリエステルフイルム
KR100270480B1 (ko) 열접착성을 부여한 무연신 무광택 적층필름
JP2017214559A (ja) 成型用フィルム及びそれを用いた成型転写箔
KR200441232Y1 (ko) 장식시트
JP2505208Y2 (ja) 微細格子状防眩シ―ト
JPH0372169B2 (ja)
JP2002086650A (ja) 白色積層ポリエステル系フィルム及びその製造方法
JP2004181706A (ja) 二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP2008149699A (ja) 着色積層体
JPS62249102A (ja) 防眩シ−ト状体およびその製造方法
KR100270479B1 (ko) 무광택 무연신 적층필름
JPH1071683A (ja) 化粧シート
KR102659817B1 (ko) 플렉시블 커버 윈도우 제조 방법 및 이에 의한 플렉시블 커버 윈도우
JPH04139286A (ja) 隠蔽シート製造方法
JPH01187503A (ja) 傾斜した積層面を有する防眩シートの製造方法
JPH01147404A (ja) ゴム弾性防眩シート部品の製造方法
JPH059199Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees