JP2699747B2 - 走査型レーザ変位計 - Google Patents

走査型レーザ変位計

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JP2699747B2
JP2699747B2 JP962392A JP962392A JP2699747B2 JP 2699747 B2 JP2699747 B2 JP 2699747B2 JP 962392 A JP962392 A JP 962392A JP 962392 A JP962392 A JP 962392A JP 2699747 B2 JP2699747 B2 JP 2699747B2
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mirror
cylindrical
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政幸 與島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査型レーザ変位計に
関し、特に表面粗さが大きく散乱しやすい物や斜面を有
する物を測定する走査型レーザ変位計に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の走査型レーザ変位計を説
明する斜視図である。
【0003】図5の走査型レーザ変位計は一軸ステージ
を有する測定台50に載置された測定物55であるIC
を走査する走査光学系を備えている。
【0004】この走査光学系は、レーザ51と、レーザ
51のビーム径を所要のビーム径に拡大するビーム拡大
器52と、レーザ光を測定台50の真上から測定台50
の送り方向と直交する方向に走査させるガルバノスキャ
ナ53と、ガルバノスキャナ53で走査されたレーザ光
を測定台50の測定面上で所要のビーム径に集光させ、
かつ定速度で走査させるfθレンズ54とを有する。
【0005】走査されたレーザ光の測定物55の反射光
の中で走査方向に直交する方向に反射する光の一部を斜
め上方から集光レンズ57で集光し、集光レンズ57を
通過したレーザ光をシリンドリカルレンズ58で走査方
向に集光し、さらにこのレーザ光を集光レンズ57と、
シリンドリカルレンズ58の焦点位置に置かれた受光素
子59で受光する。
【0006】図6は、測定物55の高さ測定の原理を説
明するための平面図である。
【0007】測定物55に真上からレーザ光60を当て
測定対象物55からの反射光をレーザの入射方向から角
度θ傾いた方向で集光レンズ57を介して受光素子59
で受光した場合、集光レンズ57の倍率をmとすると、
測定物55の高さtと受光素子59上での距離d(高さ
tからの反射光の受光位置と測定台50の表面からの反
射光の受光位置との間の距離)との関係は
【0008】
【0009】で与えられる。従って受光素子59上の受
光位置の変位を測ることで測定物55の高さが測定でき
る。
【0010】図7(a),(b)は、図5に示す走査型
レーザ変位計による一方向に変化する斜度を有する半田
フィレット61の測定を説明するための側面図である。
【0011】同図(a)のように半田フィレット61の
傾きが小さい部分にレーザ光60を当て反射方向が受光
方向に近い場合は集光レンズ57により光を受光するこ
とができ高さを測定できるが、同図(b)のように傾斜
が大きくなると反射方向が水平方向に傾き集光レンズ5
7で十分な光量を受光できずS/H比が悪くなり半田フ
ィレット61の高さを測定することが困難である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来の走査型レー
ザ変位計では、レーザを測定対象物の真上から走査し斜
め上方から乱反射光の一部を利用した高さ測定を行って
いるため、半田フィレットのように小さな傾斜から大き
な傾斜まで連続的に変化する斜面を有する物は、測定箇
所により反射角度が変化しそれに伴い受光量が大きく変
動し測定できる斜面の領域が限られるという課題があっ
た。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の走査型レーザ変
位計は、(A)測定物を載置し一方向にステップ送りさ
れる測定台と(B)レーザと、前記レーザのビーム径を
所要のビーム径に拡大するビーム拡大器と、前記ビーム
拡大器で拡大されたレーザ光を前記測定台の送り方向と
直交する方向に走査するスキャナと、前記スキャナで走
査されたレーザ光を前記測定台の測定面上で所要のビー
ム径に収束しかつ一定の走査速度で走査軌跡が前記測定
台の送り方向と直交するように配置されたfθレンズと
で構成され、前記測定台の真上から鉛直下方にレーザ光
を走査する走査光学系と、(C)光軸が前記測定台の測
定面と平行かつ焦点が前記走査光学系による垂直走査面
内にあり焦点軸が走査軌跡と平行となるように前記測定
台の斜め上方に配置された放物面筒鏡と、前記放物面筒
鏡を保持して鉛直方向に上下移動させる移動機構と、前
記放物面筒鏡と対向し光軸が前記放物面筒鏡の光軸と平
行となるように配置された第1のシリンドリカルレンズ
と、前記第1のシリンドリカルレンズの焦点位置におか
れ光軸近傍外の光を遮光するスリット状の開口部を有す
るマスクと、前記第1のシリンドリカルレンズの光軸上
におかれ前記マスクを通過した光を再度平行光にする第
2のシリンドリカルレンズと、前記第2のシリンドリカ
ルレンズの光軸上におかれ平行光を再度集光する第3の
シリンドリカルレンズと、前記第3のシリンドリカルレ
ンズの光軸上におかれ走査方向に集光する第4のシリン
ドリカルレンズと、前記第3および第4のシリンドリカ
ルレンズの焦点位置に置かれ前記第4のシリンドリカル
レンズを通った光を受光する受光素子とで構成される受
光光学系と、(D)前記受光光学系の前記移動機構を制
御して前記放物面筒鏡を所定の周期で上下移動させる放
物面筒鏡位置制御回路と、前記受光素子の出力が所定の
レベルに達した時に前記放物面筒鏡の位置を前記放物面
筒鏡位置制御回路の出力から読み取り測定物の高さを求
める高さ測定回路と、前記放物面筒鏡の上下移動に同期
して前記測定台を所定のピッチでステップ送りするステ
ージ制御回路とで構成される信号処理回路とを備える。
【0014】本発明の走査型レーザ変位計は、(A)測
定対象物を載置し一方向にステップ送りされる測定台
と、(B)レーザと、前記レーザのビーム径を所要のビ
ーム径に拡大するビーム拡大器と、前記ビーム拡大器で
拡大されたレーザ光を前記測定台の送り方向と直交する
方向に走査するスキャナと、前記スキャナで走査された
レーザ光を前記測定台の測定面上で所要のビーム径に収
束しかつ一定の走査速度で走査軌跡が前記測定台の送り
方向と直交するように配置されたfθレンズとで構成さ
れ、前記測定台の真上から鉛直下方にレーザ光を走査す
る走査光学系と、(C)光軸が前記測定台の測定面と平
行かつ焦点が前記走査光学系による垂直走査面内にあり
焦点軸が走査軌跡と平行となるように前記測定台の斜め
上方に配置された放物面筒鏡と、前記放物面筒鏡を保持
して鉛直方向に上下移動させる移動機構と、前記放物面
筒鏡と対向し光軸が前記放物面筒鏡の光軸と平行となる
ように配置され鉛直方向に集光する第1のシリンドリカ
ルレンズと、前記第1のシリンドリカルレンズの光軸上
にあり走査方向に集光する第2のシリンドリカルレンズ
と、前記第2のシリンドリカルレンズを通った光を受光
し前記第1および第2のシリンドリカルレンズの焦点位
置を通る分割線で受光面が上下に分割された二分割セン
サとで構成される受光光学系と、(D)前記受光光学系
の前記移動機構を制御して前記放物面筒鏡を上下移動さ
せる放物面筒鏡位置制御回路と、前記受光光学系の二分
割センサの2つの出力差を求める作動増幅回路と、前記
走査光学系の走査に同期して所定のサンプリング時間で
前記差動増幅回路の出力を読み取り出力が一走査前の同
一位置における出力に対して反転した時に前記放物面筒
鏡の位置を前記放物面筒鏡位置制御回路の出力から読み
取り測定物の高さを求める高さ測定回路と、前記測定台
を移動し測定箇所を指定するステージ制御回路とで構成
される信号処理回路とを備える。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は、本発明の一実施例の斜視図であ
る。
【0017】本実施例は次の(a)〜(d)のもので構
成されている。
【0018】(a)測定物を載置し一方向にステップ送
りされる測定台1 (b)レーザ3と、レーザ3のビーム径を所要のビーム
径に拡大するビーム拡大器4と、レーザ光を測定台1の
送り方向と直交する方向に走査するガルバノスキャナ5
と、ガルバノスキャナ5で走査されたレーザ光を測定台
1の測定面上で所要のビーム径に収束しかつ一定の走査
速度で走査軌跡が測定台1の送り方向と直交するように
配置されたfθレンズ6とで構成され、測定台1の真上
から鉛直下方にレーザ光を走査する走査光学系2 (c)光軸が測定台1の測定面と平行かつ焦点が走査光
学系2による垂直走査面内にあり焦点軸が走査軌跡と平
行となるように測定台1の斜め上方に配置された放物面
筒鏡8と、放物面筒鏡8を保持して鉛直方向に上下移動
させる移動機構9と、放物面筒鏡8と対向し、光軸が放
物面筒鏡8の光軸と平行となるように配置された第1の
シリンドリカルレンズ10と、第1のシリンドリカルレ
ンズ10の焦点位置におかれ光軸近傍外の光を遮光する
スリット状の開口部を有するマスク11と、第1のシリ
ンドリカルレンズ10の光軸上におかれマスク11を通
過した光を再度平行光にする第2のシリンドリカルレン
ズ12と、第2のシリンドリカルレンズ12の光軸上に
おかれ平行光を再度集光する第3のシリンドリカルレン
ズ13と、第3のシリンドリカルレンズ13の光軸上に
おかれこの第3のシリンドリカルレンズ13を通過した
光を走査方向に集光する第4のシリンドリカルレンズ1
4と、第3および第4のシリンドリカルレンズ13,1
4の焦点位置におかれこれらを通った光を受光する受光
素子15とで構成される受光光学系7 (d)図2に示すように、受光光学系2の移動機構9を
指令して放物面筒鏡8を所定の周期および振幅で上下移
動させる放物面筒鏡位置制御回路17と、走査光学系2
の走査同期検出手段(一般的には走査開始位置に2分割
センサ設置)のトリガ一信号に同期し一走査ごとに所定
のサンプリング時間で受光素子15の出力を読み取り出
力が所定のレベルに達した時に放物面筒鏡8の位置を放
物面筒鏡位置制御回路17の出力から読み取り高さを求
める高さ測定回路18と、放物面筒鏡位置制御回路17
の位置制御信号に同期し放物面筒鏡8の上下移動の半周
期(放物面筒鏡8の上向きの移動期間および下向きの移
動期間)ごとに測定台1を所定のピッチでステップ送り
するステージ制御回路19とで構成される信号処理回路
16。
【0019】図3(a),(b)は、図1に示した受光
光学系7の高さ測定原理を説明するための平面図であ
る。
【0020】図3(a)は、測定物20の高さが放物面
筒鏡8の焦点位置21と一致している場合である。この
時測定物20からの散乱光は放物面筒鏡8で反射し放物
面筒鏡8の光軸と平行な反射光23となって第1のシリ
ンドリカルレンズ10に入射し第1のシリンドリカルレ
ンズ10の光軸上に焦点を結ぶため、マスク11の開口
部を通り、マスク11で遮光されずに通過でき、通過し
た光を受光素子15で検出できる。
【0021】図3(b)は、測定物20’の高さが焦点
位置21より高い場合である。この時、反射光23’は
放物面筒鏡8の光軸と平行な光とならず下側に傾く。そ
の結果第1のシリンドリカルレンズ10を通過した光は
光軸の下側で結像し、マスク11で遮光される。
【0022】一方、測定物が焦点位置21より低い場合
は、光軸の上側で結像し同様にマスク11で遮光され
る。
【0023】以上の原理に基づき、測定物の走査面上で
放物面筒鏡8の焦点位置21と高さのほぼ等しい領域の
み検出でき、放物面筒鏡8の高さを変え、順次繰り返す
ことにより測定物の高さを測定できる。
【0024】図4(a),(b)は図1に示す走査型レ
ーザ変位計による一方向に傾斜している半田フィレット
24の測定を説明する平面図である。同図(a)は、傾
きの小さい斜面部、また同図(b)は傾きの大きい斜面
部による反射の様子をそれぞれ表している。いずれの場
合も半田フィレット24の測定部の上面が放物面筒鏡8
の焦点位置21に一致していれば、半田フィレット24
からの反射散乱光は放物面筒鏡8から光軸に平行に反射
し受光素子15により検出される。
【0025】半田フィレット24の測定部の傾きが小さ
い場合は半田フィレット24からの反射散乱光が鉛直方
向に近く、傾きが大きくなるに従い水平方向に傾いてく
る。放物面筒鏡8は焦点に対して数度〜90度近くまで
広い角度範囲で反射光をとらえることができるため、半
田フィレットのように斜度が変化する斜面に対しても、
広範囲を安定して高さを測定できる。
【0026】図8は、本発明の他の実施例の斜視図であ
る。
【0027】本実施例は次の(a)〜(d)のもので構
成されている。
【0028】(a)測定対象物を載置し一方向にステッ
プ送りされる測定台1 (b)レーザ3と、レーザ2のビーム径を所要のビーム
径に拡大するビーム拡大器4と、レーザ光を測定台1の
送り方向と直交する方向に走査するガルバノスキャナ5
と、ガルバノスキャナ5で走査されたレーザ光を測定台
1の測定面上で所要のビーム径に収束しかつ一定の走査
速度で走査軌跡が測定台1の送り方向と直交するように
配置されたfθレンズ6とで構成され測定台1の真上か
ら鉛直下方に走査する走査光学系2 (c)光軸が測定台1の測定面と平行かつ焦点が走査光
学系2による垂直走査面内にあり焦点軸が走査軌跡と平
行となるように測定台1の斜め上方に配置された放物面
筒鏡8と、放物面筒鏡8を保持して鉛直方向に上下移動
させる移動機構9と、放物面筒鏡8と対向し光軸が放物
面筒鏡8の光軸と平行となるように配置され鉛直方向に
集光する第1のシリンドリカルレンズ31と、第1のシ
リンドリカルレンズ31の光軸上にあり第1のシリンド
リカルレンズ31を通った光を走査方向に集光する第2
のシリンドリカルレンズ32と、第1および第2のシリ
ンドリカルレンズ31,32の焦点位置におかれこれら
を通った光を受光する二分割センサ33(シリンドリカ
ルレンズ31,32の焦点を通る分割線で受光面が上下
に分けられている)とで構成される受光光学系30 (d)図9に示すように、受光光学系7の移動機構9を
指令して放物面筒鏡8の上下位置を制御する放物面筒鏡
位置制御回路35と、二分割センサ23の2つの出力差
を求める差動増幅回路36と、走査光学系2の走査同期
検出手段(一般的には走査開始位置に二分割センサ設
置)のトリガ一信号に同期し一走査ごとに所定のサンプ
リング時間で差動増幅回路36の出力を読み取り、出力
が一走査前の同一位置における出力に対して反転した時
に放物面筒鏡8の位置を放物面筒鏡位置制御回路35の
出力から読み取り高さを求める高さ測定回路37と、高
さ測定回路37の終了信号に基づき測定台1を移動し測
定箇所を指定するステージ制御回路38とを備えた信号
処理回路34 図10(a),(b)は図8に示した受光光学系30に
おける高さ測定原理を説明するための側面図である。
【0029】同図(a)は測定物20の高さが放物面筒
鏡8の焦点位置21と一致している場合である。この時
測定物20からの散乱光は放物面筒鏡8で反射し放物面
筒鏡8の光軸と平行な反射光23となって第1のシリン
ドリカルレンズ10に入射し、第1のシリンドリカルレ
ンズ10の光軸上で結像し、二分割センサ12の2つの
出力差は等しくなる。
【0030】同図(b)は、測定物20’の高さが焦点
位置21より高い場合である。この時反射光23’は放
物面筒鏡8の光軸と平行な光とならず下側に傾く。その
結果、第1のシリンドリカルレンズ10を通過した光は
光軸の下側で結像し、二分割センサ12の出力は下側が
大きくなる。同様にして測定物が放物面筒鏡8の焦点位
置より低い場合は光軸の上側で結像し、二分割センサ1
2の出力は上側が大きくなる。
【0031】以上の原理に基づき、各走査位置で放物面
筒鏡8の位置を変え二分割センサ12の出力差を読み取
り、二分割センサ12の出力が一走査前の出力に対して
反転した時の放物面筒鏡8の位置から測定物の高さを求
めることができる。
【0032】図11(a),(b)は図1に示す走査型
レーザ変位計による一方向に傾斜している半田フィレッ
ト24の測定を説明する平面図である。同図(a)は、
傾きの小さい斜面部、また同図(b)は傾きの大きい傾
斜部による反射の様子をそれぞれ表している。半田フィ
レット24の傾斜部の傾きの小さい場合は鉛直方向に近
く、傾きが大きくなるに従い水平方向に傾いてくる。放
物面鏡は焦点に対して数度〜90度近くまで広い角度範
囲で反射光をとらえることができるため、半田フィレッ
トのように斜度が変化する斜面に対しても、広範囲を安
定して高さ測定できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、放物面筒
鏡を用い、放物面筒鏡の焦点位置とほぼ一致する高さの
測定物からの反射光を受光素子で受光する光学系または
そのような反射光を検出する二分割センサを用いること
により、放物面筒鏡の高さを制御することで物の高さが
測定できる上、広い角度範囲で反射光をとらえることが
できるため一方向に斜度が変化する斜面に対しても広範
囲を安定して高さ測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の信号処理回路のブロック
図である。
【図3】図1に示した実施例の高さ測定原理を説明する
ための側面図である。
【図4】図1に示した実施例による半田フィレット部の
測定を説明するための側面図である。
【図5】従来の走査型レーザ変位計を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に示した従来の走査型レーザ変位計の高さ
測定原理を説明するための側面図である。
【図7】図5に示した従来の走査型レーザ変位計による
半田フィレット部の測定を説明するための平面図でる。
【図8】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図9】図1に示した信号処理回路34のブロック図で
ある。
【図10】図8に示した実施例の高さ測定原理を説明す
るための側面図である。
【図11】図8に示した実施例による半田フィレット部
の測定を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1,50 測定台 2 走査光学系 3,51 レーザ 4,52 ビーム拡大器 5.53 ガルバノスキャナ 6,54 fθレンズ 7 受光光学系 8 放物面筒鏡 9 移動機構 10 第1のシリンドリカルレンズ 11 マスク 12 第2のシリンドリカルレンズ 13 第3のシリンドリカルレンズ 14 第4のシリンドリカルレンズ 15,59 受光素子 16 信号処理回路 17,35 放物面筒鏡位置制御回路 18 高さ測定回路 19,38 ステージ制御回路 20,20’,55 測定物 21 焦点位置 22,60 レーザ光 23,23’,62,62’ 反射光 24,61 半田フィレット 30 受光光学系 31 第1のシリンドリカルレンズ 32 第2のシリンドリカルレンズ 33 二分割スンサ 34 信号処理回路 36 差動増幅回路 37 高さ測定回路 51 レーザ 57 集光レンズ 58 シリンドリカルレンズ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)測定物を載置し一方向にステップ
    送りされる測定台と (B)レーザと、前記レーザのビーム径を所要のビーム
    径に拡大するビーム拡大器と、前記ビーム拡大器で拡大
    されたレーザ光を前記測定台の送り方向と直交する方向
    に走査するスキャナと、前記スキャナで走査されたレー
    ザ光を前記測定台の測定面上で所要のビーム径に収束し
    かつ一定の走査速度で走査軌跡が前記測定台の送り方向
    と直交するように配置されたfθレンズとで構成され、
    前記測定台の真上から鉛直下方にレーザ光を走査する走
    査光学系と、 (C)光軸が前記測定台の測定面と平行かつ焦点が前記
    走査光学系による垂直走査面内にあり焦点軸が走査軌跡
    と平行となるように前記測定台の斜め上方に配置された
    放物面筒鏡と、前記放物面筒鏡を保持して鉛直方向に上
    下移動させる移動機構と、前記放物面筒鏡と対向し光軸
    が前記放物面筒鏡の光軸と平行となるように配置された
    第1のシリンドリカルレンズと、前記第1のシリンドリ
    カルレンズの焦点位置におかれ光軸近傍外の光を遮光す
    るスリット状の開口部を有するマスクと、前記第1のシ
    リンドリカルレンズの光軸上におかれ前記マスクを通過
    した光を再度平行光にする第2のシリンドリカルレンズ
    と、前記第2のシリンドリカルレンズの光軸上におかれ
    平行光を再度集光する第3のシリンドリカルレンズと、
    前記第3のシリンドリカルレンズの光軸上におかれ走査
    方向に集光する第4のシリンドリカルレンズと、前記第
    3および第4のシリンドリカルレンズの焦点位置に置か
    れ前記第4のシリンドリカルレンズを通った光を受光す
    る受光素子とで構成される受光光学系と、 (D)前記受光光学系の前記移動機構を制御して前記放
    物面筒鏡を所定の周期で上下移動させる放物面筒鏡位置
    制御回路と、前記受光素子の出力が所定のレベルに達し
    た時に前記放物面筒鏡の位置を前記放物面筒鏡位置制御
    回路の出力から読み取り測定物の高さを求める高さ測定
    回路と、前記放物面筒鏡の上下移動に同期して前記測定
    台を所定のピッチでステップ送りするステージ制御回路
    とで構成される信号処理回路と を備えることを特徴とする走査型レーザ変位計。
  2. 【請求項2】 (A)測定対象物を載置し一方向にステ
    ップ送りされる測定台と、 (B)レーザと、前記レーザのビーム径を所要のビーム
    径に拡大するビーム拡大器と、前記ビーム拡大器で拡大
    されたレーザ光を前記測定台の送り方向と直交する方向
    に走査するスキャナと、前記スキャナで走査されたレー
    ザ光を前記測定台の測定面上で所要のビーム径に収束し
    かつ一定の走査速度で走査軌跡が前記測定台の送り方向
    と直交するように配置されたfθレンズとで構成され、
    前記測定台の真上から鉛直下方にレーザ光を走査する走
    査光学系と、 (C)光軸が前記測定台の測定面と平行かつ焦点が前記
    走査光学系による垂直走査面内にあり焦点軸が走査軌跡
    と平行となるように前記測定台の斜め上方に配置された
    放物面筒鏡と、前記放物面筒鏡を保持して鉛直方向に上
    下移動させる移動機構と、前記放物面筒鏡と対向し光軸
    が前記放物面筒鏡の光軸と平行となるように配置され鉛
    直方向に集光する第1のシリンドリカルレンズと、前記
    第1のシリンドリカルレンズの光軸上にあり走査方向に
    集光する第2のシリンドリカルレンズと、前記第2のシ
    リンドリカルレンズを通った光を受光し前記第1および
    第2のシリンドリカルレンズの焦点位置を通る分割線で
    受光面が上下に分割された二分割センサとで構成される
    受光光学系と、 (D)前記受光光学系の前記移動機構を制御して前記放
    物面筒鏡を上下移動させる放物面筒鏡位置制御回路と、
    前記受光光学系の二分割センサの2つの出力差を求める
    作動増幅回路と、前記走査光学系の走査に同期して所定
    のサンプリング時間で前記差動増幅回路の出力を読み取
    り出力が一走査前の同一位置における出力に対して反転
    した時に前記放物面筒鏡の位置を前記放物面筒鏡位置制
    御回路の出力から読み取り測定物の高さを求める高さ測
    定回路と、前記測定台を移動し測定箇所を指定するステ
    ージ制御回路とで構成される信号処理回路と を備えることを特徴とする走査型レーザ変位計。
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