JP2699561B2 - 導電性物体の検出装置 - Google Patents
導電性物体の検出装置Info
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- JP2699561B2 JP2699561B2 JP17260289A JP17260289A JP2699561B2 JP 2699561 B2 JP2699561 B2 JP 2699561B2 JP 17260289 A JP17260289 A JP 17260289A JP 17260289 A JP17260289 A JP 17260289A JP 2699561 B2 JP2699561 B2 JP 2699561B2
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- conductive object
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Description
【発明の詳細な説明】 <発明の分野> この発明はパチンコ玉のような導電性物体の通過を検
出して信号を出力する導電性物体の検出装置に関するも
のである。
出して信号を出力する導電性物体の検出装置に関するも
のである。
<従来技術と課題> 従来、この種装置、たとえばパチンコ玉の検出装置で
は、パチンコ玉の通路に臨出する検知レバーで動作する
機械的もしくは光学的スイツチあるいは、誘導電流を利
用した近接スイツチを使用し、パチンコ玉が通路を通過
した際にスイツチから出力信号を送出するようにしてい
る。
は、パチンコ玉の通路に臨出する検知レバーで動作する
機械的もしくは光学的スイツチあるいは、誘導電流を利
用した近接スイツチを使用し、パチンコ玉が通路を通過
した際にスイツチから出力信号を送出するようにしてい
る。
ところで、通路を通過するパチンコ玉が跳ねたりして
いると、検出レバー等に対する接触が振動的に不安定な
状態になることが多く、この場合、従来のものでは、出
力信号が第3図点線のようにチヤタリングを起こし、適
確な検出性能が得られにくい欠点がある。
いると、検出レバー等に対する接触が振動的に不安定な
状態になることが多く、この場合、従来のものでは、出
力信号が第3図点線のようにチヤタリングを起こし、適
確な検出性能が得られにくい欠点がある。
<発明の目的> この発明は上記従来のものの欠点を解消するためにな
されたもので、検出動作性能に優れた導電性物体の検出
装置を提供することを目的としている。
されたもので、検出動作性能に優れた導電性物体の検出
装置を提供することを目的としている。
<発明の構成と効果> この発明に係る導電性物体の検出装置は、導電性物体
の通路に設けられて該通路を通過する際の導電性物体で
接触される1対の電極と、上記電極の一方に接続された
電圧供給用端子と、制御極が上記電極の他方に抵抗体を
介して接続されたスイツチング素子を有するスイツチン
グ回路と、上記1対の電極間に接続されたコンデンサと
を備えたものである。
の通路に設けられて該通路を通過する際の導電性物体で
接触される1対の電極と、上記電極の一方に接続された
電圧供給用端子と、制御極が上記電極の他方に抵抗体を
介して接続されたスイツチング素子を有するスイツチン
グ回路と、上記1対の電極間に接続されたコンデンサと
を備えたものである。
この発明によれば、導電性物体の通路に設けた1対の
電極間に、コンデンサを接続したので、上記通路を通過
中の導電性物体が電極に対して振動的に不安定に接触し
た場合、上記コンデンサの充放電により、出力信号のチ
ヤタリングの発生が制御され、確実な検出動作が可能と
なる。
電極間に、コンデンサを接続したので、上記通路を通過
中の導電性物体が電極に対して振動的に不安定に接触し
た場合、上記コンデンサの充放電により、出力信号のチ
ヤタリングの発生が制御され、確実な検出動作が可能と
なる。
<実施例の説明> 以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
る。
第1図および第2図はそれぞれこの発明に係る導電性
物体の検出装置をパチンコ玉の検出用に適用した例を示
す本体部の斜視図および電気回路図である。
物体の検出装置をパチンコ玉の検出用に適用した例を示
す本体部の斜視図および電気回路図である。
同図において、1は絶縁性の本体部、2はこの本体部
1に形成された透孔であり、パチンコ玉Mの通路の一部
として構成されている。上記通路2の内壁には、この通
路2を通過する際のパチンコ玉Mに接触される1対の電
極3,4が取り付けられている。これら両電極3,4は、たと
えば導電性の板ばねで舌片状に形成されて、パチンコ玉
Mに無理なく接触されるようになつている。
1に形成された透孔であり、パチンコ玉Mの通路の一部
として構成されている。上記通路2の内壁には、この通
路2を通過する際のパチンコ玉Mに接触される1対の電
極3,4が取り付けられている。これら両電極3,4は、たと
えば導電性の板ばねで舌片状に形成されて、パチンコ玉
Mに無理なく接触されるようになつている。
5は図示しない電源に接続された電圧供給用端子であ
り、上記一方の電極3に接続されている。6は出力端
子、7は接地端子である。8はスイツチング回路であ
り、制御極付スイツチング素子、たとえばスイツチング
トランジスタ9と、このトランジスタ9のベースと他方
の電極4との間に介挿されたベース抵抗体10と、上記ト
ランジスタ9のベース・エミツタ間に介挿された抵抗体
11とを有し、上記トランジスタ9のコレクタが上記出力
端子6に、またエミツタが上記接地端子7に接続されて
いる。上記1対のタツチ電極3,4間には、コンデンサ12
が接続されている。
り、上記一方の電極3に接続されている。6は出力端
子、7は接地端子である。8はスイツチング回路であ
り、制御極付スイツチング素子、たとえばスイツチング
トランジスタ9と、このトランジスタ9のベースと他方
の電極4との間に介挿されたベース抵抗体10と、上記ト
ランジスタ9のベース・エミツタ間に介挿された抵抗体
11とを有し、上記トランジスタ9のコレクタが上記出力
端子6に、またエミツタが上記接地端子7に接続されて
いる。上記1対のタツチ電極3,4間には、コンデンサ12
が接続されている。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
初期状態では、コンデンサ12は電源電流で充電されて
いる。パチンコ玉Mが通路2を通過し1対の電極3,4に
接触すると、これら両電極3,4間が短絡される。このた
め、電源電流が両電極3,4を通つてベース抵抗体10側へ
流れ、スイツチングトランジスタ9から出力信号が送出
され、上記パチンコ玉Mが検出される。
いる。パチンコ玉Mが通路2を通過し1対の電極3,4に
接触すると、これら両電極3,4間が短絡される。このた
め、電源電流が両電極3,4を通つてベース抵抗体10側へ
流れ、スイツチングトランジスタ9から出力信号が送出
され、上記パチンコ玉Mが検出される。
上記パチンコ玉Mが上記電極3,4に振動状に不安定に
接触した場合、パチンコ玉Mの接触時にコンデンサ12の
充電電荷が上記電極3、パチンコ玉Mおよび電極4を通
して放電され、非接触時にコンデンサ12に対して充電電
流が流れ込むことになる。すなわち、上記パチンコ玉M
の不安定な接触で振動的に電極3,4間が開放されても、
上記コンデンサ12への充電電流が流れることにより、上
記スイツチングトランジスタ9の動作状態が確保され、
第3図実線で示す出力信号にチヤタリングが発生するの
が防止される。したがつて、コンデンサ12を1対の電極
3,4間に介挿接続するだけの比較的簡単な構成で、パチ
ンコ玉Mの検出精度を高めることができる。
接触した場合、パチンコ玉Mの接触時にコンデンサ12の
充電電荷が上記電極3、パチンコ玉Mおよび電極4を通
して放電され、非接触時にコンデンサ12に対して充電電
流が流れ込むことになる。すなわち、上記パチンコ玉M
の不安定な接触で振動的に電極3,4間が開放されても、
上記コンデンサ12への充電電流が流れることにより、上
記スイツチングトランジスタ9の動作状態が確保され、
第3図実線で示す出力信号にチヤタリングが発生するの
が防止される。したがつて、コンデンサ12を1対の電極
3,4間に介挿接続するだけの比較的簡単な構成で、パチ
ンコ玉Mの検出精度を高めることができる。
なお、上記の例では、導電性物体としてパチンコ玉M
を検出するもので説明したが、パチンコ玉に限らず、他
の導電性物体を検出するものであつても同様の効果を奏
する。
を検出するもので説明したが、パチンコ玉に限らず、他
の導電性物体を検出するものであつても同様の効果を奏
する。
また、前記スイツチング回路8は、スイツチング素子
として、スイツチングトランジスタ9を用いたものに限
定されるものではなく、他の構成も可能である。
として、スイツチングトランジスタ9を用いたものに限
定されるものではなく、他の構成も可能である。
第1図および第2図はそれぞれこの発明に係る導電性物
体の検出装置をパチンコ玉の検出用に適用した例を示す
本体部の斜視図および電気回路図、第3図は同装置の出
力信号波形の説明図である。 2……通路、3,4……電極、5……電圧供給用端子、8
……スイツチング回路、9……スイツチング素子、10…
…抵抗体、12……コンデンサ。
体の検出装置をパチンコ玉の検出用に適用した例を示す
本体部の斜視図および電気回路図、第3図は同装置の出
力信号波形の説明図である。 2……通路、3,4……電極、5……電圧供給用端子、8
……スイツチング回路、9……スイツチング素子、10…
…抵抗体、12……コンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】導電性物体の通路に設けられて該通路を通
過する際の上記物体に接触される1対の電極と、上記電
極の一方に接続された電圧供給用端子と、制御極が上記
電極の他方に抵抗体を介して接続されたスイツチング素
子を有するスイツチング回路と、上記1対の電極間に接
続されたコンデンサとを備えたことを特徴とする導電性
物体の検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260289A JP2699561B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 導電性物体の検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260289A JP2699561B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 導電性物体の検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337084A JPH0337084A (ja) | 1991-02-18 |
JP2699561B2 true JP2699561B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=15944903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17260289A Expired - Fee Related JP2699561B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 導電性物体の検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2699561B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2513572B2 (ja) * | 1993-05-12 | 1996-07-03 | コビシ電機株式会社 | パチンコ球通過検出機構 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP17260289A patent/JP2699561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337084A (ja) | 1991-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |