JP2699372B2 - 基準同期信号発生装置 - Google Patents

基準同期信号発生装置

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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例(第1図,第2図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、異なるテレビジョン標準方式の2種類の基
準同期信号を発生する基準同期信号発生装置に関し、例
えば、NTSC方式のビデオテープレコーダとPAL方式やSEC
AM方式のビデオテープレコーダのと間でディジタルデー
タをダビングする場合における各ビデオテープレコーダ
の同期駆動制御等に利用される。
B 発明の概要 本発明は、第1のテレビジョン標準方式の水平同期信
号の周波数fH1のN1(N1は整数)倍の周波数N1・fH1の信
号をNA(NAは整数)分周した信号と、上記第1のテレビ
ジョン標準方式とは異なる第2のテレビジョン標準方式
の映像信号の水平同期信号周波数fH2のN2(N2はN2≠N1
の整数)倍の周波数N2・fH2信号をNB(NBはNA≠NBの整
数)分周した信号とを位相比較して、その比較誤差出力
にて上記第2のテレビジョン標準方式の同期信号を形成
するためのPLL回路を働かせることによって、異なるテ
レビジョン標準方式の2種類の基準同期信号を互いに同
期させた状態で得ることができるようにしたものであ
る。
C 従来の技術 従来より、オーディオ信号をディジタル化して記録す
るようにした所謂PCMオーディオ信号の記録再生機能を
有するビデオテープレコーダが提供されており、この種
のビデオテープレコーダでは、上記PCMオーディオ信号
の記録再生機能を利用してオーディオ信号をディジタル
データの状態でダビングすることのより劣化を極めて小
さく抑えることができることが知られている。
また、ビデオテープレコーダで取り扱うビデオ信号の
方式としては、NTSC方式,PAL方式やSECAM方式等の各種
テレビジョン標準方式が採用されており、各種方式のビ
デオテープレコーダが個別に提供されている。
そして、方式の異なるビデオテープレコーダの間で上
述のPCMオーディオ信号の記録再生機能を利用したダビ
ングを行う場合、例えば、第3図に示すように、PAL方
式のビデオテープレコーダ(50)とNTSC方式のビデオテ
ープレコーダ(60)との間でダビングを行う場合には、
PAL方式の映像信号SREF(PAL)の同期信号に基づいてサー
ボ制御される上記ビデオテープレコーダ(50)で再生さ
れる映像信号を方式変換装置(51)にてPAL方式からNTS
C方式の映像信号に変換して、NTSC方式の映像信号S
REF(NTSC)の同期信号に基づいてサーボ制御される上記
ビデオテープレコーダ(60)にて記録するとともに、上
記ビデオテープレコーダ(50)で再生されるPCMオーデ
ィオ信号を標本化周波数変換装置(56)にて上記NTSC方
式のビデオテープレコーダ(60)の同期系に同期させる
周波数変換処理を行って上記ビデオテープレコーダ(6
0)にて記録するようにしていた。
ここで、NTSC方式では、3.579545MHzを中心として±
Δf(Δf=10Hz)の誤差で色副搬送波の周波数fSC
規格が決められており、PCMオーディオの場合、315/88M
Hzとして扱っている。
そして、NTSC方式のビデオテープレコーダでは、ライ
ン周波数fH(NTSC) fH(NTSC)=15.75kHz×1000/1001 =15.734265kHz を基準として、オーディオ信号のサンプリングfS(NTSC)
を次のように設定している。
fS(NTSC)1=44.1kHzの場合 fS(NTSC)1=fH(NTSC)/5×143×1/125 ×147×1/384 =44.1kHz fS(NTSC)2=48.0kHzの場合 fS(NTSC)2=fH(NTSC)/5×143×1/125 ×160×1/384 =48.0kHz また、PAL方式やSECAM方式(以下、これらの方式をPS
方式という)のビデオテープレコーダでは、ライン周波
数fH(PS) fH(PS)=15.625KHz を基準として、オーディオ信号のサンプリングfS(PS)
次のように設定している。
fS(PS)1=44.1kHzの場合 fS(PS)1=fH(PS)/5×144×1/125 ×147×1/384 =44.1kHz fS(PS)2=48.0kHzの場合 fS(PS)2=fH(PS)/5×144×1/125 ×160×1/384 =48.0kHz D 発明が解決しようとする課題 上述のように、方式の異なるビデオテープレコーダの
間で上述のPCMオーディオ信号の記録再生機能を利用し
たダビングを行なう場合に、同期系統の異なるPS方式と
NTSC方式との間では、オーディオ信号のサンプリング周
波数fS(PS),fS(NTSC)が同じであっても、各ビデオテー
プレコーダ(50),(60)がそれぞれ取り扱っている標
準テレビジョン信号SREF(PAL),SREF(NTSC)の各同期信号
にてサーボ制御されて独立に動作するために、映像信号
に方式変換装置(51)を用いて方式変換処理を施すとと
もに、PCMオーディオ信号に高価な標本化周波数変換装
置(56)を用いて周波数変換処理を施す必要があった。
そこで、本発明は、上述の如き従来の実情に鑑み、方
式の異なるビデオテープレコーダの間で上述のPCMオー
ディオ信号の記録再生機能を利用したダビングを行う場
合に、同期系統の異なるPS方式のビデオテープレコーダ
とNTSC方式とのビデオテープレコーダの間で、高価な標
本化周波数変換装置を必要とすることなく、PCMオーデ
ィオ信号を直接ダビングできるようにすることを目的と
し、異なるテレビジョン標準方式の2種類の基準同期信
号を互いに同期させた状態で出力するようにした新規な
構成の基準同期信号発生装置を提供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明に係る基準同期信号発生装置は、上述の目的を
達成するために、第1のテレビジョン標準方式の映像信
号のうちの水平同期信号が供給される入力端子と、上記
水平同期信号の周波数fH1のN1(N1は整数)倍の周波数N
1・fH1を中心周波数とする信号を発生する第1の電圧制
御型発振器と、上記第1の電圧制御型発振器が出力する
N1・fH1なる中心周波数の信号をN1分周する第1の分周
回路と、上記第1の分周回路の出力信号と上記入力端子
から供給される上記水平同期信号とを位相比較し、両者
が一致するように位相誤差電圧で上記第1の電圧制御型
発振器の発振位相を制御する第1の位相誤差検出回路
と、上記第1のテレビジョン標準方式とは異なる第2の
テレビジョン標準方式の映像信号の水平同期信号周波数
fH2のN2(N2はN2≠N1の整数)倍の周波数N2・fH2を中心
周波数とする信号を発生する第2の電圧制御型発振器
と、上記第1の電圧制御型発振器が出力するN1・fH1
る中心周波数の信号をNA(NAは整数)分周する第2の分
周回路と、上記第2の電圧制御型発振器が出力するN2
fH2なる中心周波数の信号をNB(NBはNA≠NBの整数)分
周する第3の分周回路と、上記第2の分周回路の出力信
号と第3の分周回路の出力信号とを位相比較し、両者が
一致するように位相誤差電圧で上記第2の電圧制御型発
振器の発振位相を制御する第2の位相誤差検出回路と、
上記第2の電圧制御型発振器が出力するN2・fH2なる周
波数の信号に基づいて上記第2のテレビジョン標準方式
の映像信号の少なくとも水平同期信号を発生する同期信
号発生回路とを有することを特徴としている。
F 作用 本発明に係る基準同期信号発生装置において、第1の
電圧制御型発振器、第1の分周回路および第1の位相誤
差検出回路は、信号入力端子に供給される第1のテレビ
ジョン標準方式の映像信号の水平同期信号に位相固定し
た第1の基準同期信号を形成するPLL回路として働き、
上記第1のテレビジョン標準方式の映像信号の同期信号
の周波数fH1のN1(N1は整数)倍の周波数N1・fH1の基準
同期信号を上記第1の電圧制御型発振器から出力する。
すなわち、上記第1の電圧制御型発振器は、上記信号
入力端子に供給される第1のテレビジョン標準方式の映
像信号の水平同期信号の周波数fH1のN1(N1は整数)倍
の周波数N1・fH1を中心周波数とする発振動作を行うも
ので、第1の分周回路によるN1分周出力信号の位相と上
記入力端子に供給される上記水平同期信号の位相を比較
する上記第1の位相誤差検出回路にて発振位相が制御さ
れることにより、上記水平同期信号に位相固定され、N1
・fH1なる周波数の基準同期信号を出力する。
また、第2の電圧制御型発振器,第3の分周回路およ
び第2の位相誤差検出回路は、上記第1の電圧制御型発
振器から第2の分周回路を介して供給される信号に位相
固定した第2の基準同期信号を形成するPLL回路として
働き、第2のテレビジョン標準方式の映像信号の同期信
号の周波数fH2のN2(N2はN1≠N2の整数)倍の周波数N2
・fH2の基準同期信号を上記第2の電圧制御型発振器か
ら出力する。
すなわち、上記第2の電圧制御型発振器は、上記第1
のテレビジョン標準方式とは異なる第2のテレビジョン
標準方式の映像信号の水平同期信号周波数fH2のN2倍の
周波数N2・fH2を中心周波数とする発振動作を行うもの
で、第3の分周回路によるNB(NBはNA≠NBの整数)分周
出力信号の位相と上記第1の電圧制御型発振器が出力す
るN1・fH1なる周波数の基準同期信号の上記第2の分周
回路によるNA分周出力信号の位相とを比較する上記第2
の位相誤差検出回路にて発振位相が制御されることによ
り、上記NB分周出力信号に位相固定されたN2・fH2なる
周波数の第2の基準同期信号を出力する。
そして、同期信号発生回路は、上記第2の電圧制御型
発振器が出力するN2・fH2なる中心周波数の信号に基づ
いて上記第2のテレビジョン標準方式の映像信号の少な
くとも水平同期信号を発生する。
G 実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に従い詳細に
説明する。
第1図のブロック図に示す本発明に係る基準同期信号
発生装置(1)は、第1の信号入力端子(2)に第1の
テレビジョン標準方式の映像信号として供給されるNTSC
方式の映像信号SREF(NTSC)に付加されている同期信号SY
NC(NTSC)に基づいて、互いに同期したNTSC方式の同期信
号Sync(NTSC)とPAL方式の同期信号Sync(PAL)とを形成す
るようにしたものである。
この基準同期信号発生装置(1)において、上記NTSC
方式の映像信号SREF(NTSC)は、上記信号入力端子(2)
から同期分離回路(3)に供給され、上記映像信号S
REF(NTSC)に付加されている同期信号SYNC(NTSC)が上記
同期分離回路(3)にて抽出される。また、上記同期分
離回路(3)にて上記映像信号SREF(NTSC)から抽出した
同期信号SYNC(NTSC)は、V/H分離回路(4)に供給さ
れ、上記同期信号SYNC(NTSC)を構成している垂直同期信
号VSYNCと水平同期信号HSYNCに上記V/H分離回路(4)
にて分離される。
そして、上記V/H分離回路(4)にて得られる垂直同
期信号VSYNCは、NTSC方式の同期信号を発生する第1の
同期信号発生回路(5)に供給される。また、上記V/H
分離回路(4)にて得られる水平同期信号HSYNCは、第
1の位相誤差検出回路(6)に供給される。
上記第1の位相誤差検出回路(6)は、NTSC方式の映
像信号の水平同期信号周波数fH(NTCS)のN1(N1は整数)
倍の周波数N1・fH(NTCS)を中心周波数とする発振動作を
行う第1の電圧制御型発振器(7)の発振出力をN1分周
する第1の分周回路(8)の分周出力信号が供給されて
おり、上記第1の分周回路(8)の分周出力信号の位相
と、上記V/H分離回路(4)から供給される水平同期信
号HSYNCの位相とを比較し、その位相誤差電圧にて両者
が一致するように上記第1の電圧制御型発振器(7)の
発振位相を制御する。
この実施例では、上記N1をN1=910として、上記水平
同期信号HSYNCに位相固定した 910・fH(NTCS) 14.3181818MHz なる周波数の基準同期信号SYNCREF(NTSC)を上記第1の
電圧制御型発振器(7)にて形成し、この基準同期信号
SYNCREF(NTSC)を上記第1の同期信号発生回路(5)に
供給するとともに、第2の分周回路(10)を介して第2
の位相誤差検出回路(11)に供給するようになってい
る。
そして、上記第1の同期信号発生回路(5)は、上記
V/H分離回路(4)から供給される垂直同期信号VSYNC
上記第1の電圧制御型発振器(7)から供給される基準
同期信号SYNCREF(NTSC)に基づいて、NTSC方式の同期信
号Sync(NTSC)を形成して第1の信号出力端子(9)から
出力する。
また、上記第2の分周回路(10)は、上記第1の電圧
制御型発振器(7)から供給される基準同期信号SYNC
REF(NTSC)の周波数N1・fH(NTSC)をNA分周するもので、
この実施例では、上記NAをNA=2520として、 fH(NTSC)・N1/NA=625/110kHz なる周波数の分周出力信号を上記第2の分周回路(10)
に供給するようになっている。
また、上記第2の位相誤差検出回路(11)は、PAL方
式の映像信号の水平同期信号周波数fH(PAL)のN2(N2
整数)倍の周波数N2・fH(PAL)を中心周波数とする発振
動作を行う第2の電圧制御型発振器(12)の発振出力を
NB分周する第3の分周回路(13)の分周出力信号が供給
されており、上記第3の分周回路(13)の分周出力信号
の位相と、上記第2の分周回路(10)の分周出力信号の
位相との位相とを比較し、その位相誤差電圧にて両者が
一致するように上記第2の電圧制御型発振器(12)の発
振位相を制御する。
この実施例では、上記N2をN2=908とするとともにNB
をNB=2497として、 908・fH(PAL)=14.1875MHz を中心周波数とする発振動作を行う上記第2の電圧制御
型発振器(12)の発振出力信号を上記第3の分周回路
(13)にてNB(NB=2497)分周することによって、 fH(PAL)・N2/NB=625/110kHz なる周波数の分周出力信号を得るようにしている。
そして、上記第3の分周回路(13)による分周出力信
号の位相と上記第2の分周回路(10)の分周出力信号の
位相を上記第2の位相誤差検出回路(11)にて比較する
ことにより、上記第2の分周回路(10)の分周出力信号
の位相すなわち上記第1の電圧制御型発振器(7)にて
形成される第1の基準同期信号SYNCREF(NTSC)の位相に
対する位相誤差電圧を得て、この位相誤差電圧にて上記
第2の電圧制御型発振器(12)の発振位相を制御するこ
とによって、上記第2の電圧制御型発振器(12)の発振
位相を上記第1の基準同期信号SYNCREF(NTSC)に固定
し、 908・fH(PAL)=14.1875MHz なる周波数で上記第1の基準同期信号SYNCREF(NTSC)
同期した第2の基準同期信号SYNCREF(PAL)を上記第2の
電圧制御型発振器(12)にて形成し、この基準同期信号
SYNCREF(PAL)を第2の同期信号発生回路(14)に供給す
るようになっている。
そして、上記第2の同期信号発生回路(14)は、上記
第2の電圧制御型発振器(12)から供給される基準同期
信号SYNCREF(PAL)に基づいて、PAL方式の同期信号Sync
(PAL)を形成して第2の信号出力端子(15)から出力す
る。
次に、第2図のブロック図は、上記基準同期信号発生
装置(1)を用いて、PCMオーディオ信号の記録再生機
能を有するPAL方式のビデオテープレコーダ(20)からN
TSC方式のビデオテープレコーダ(30)にダビングを行
うようにしたダビング装置の構成を示している。
このダビング装置において、上記基準同期信号発生装
置(1)は、上述のように第1の信号入力端子(2)に
供給されるNTSC方式の映像信号SREF(NTSC)に付加されて
いる同期信号SYNC(NTSC)に位相固定されたNTSC方式の同
期信号Sync(NTSC)とPAL方式の同期信号Sync(PAL)を形成
し、上記同期信号Sync(PAL)をPAL方式のビデオテープレ
コーダ(20)に供給し、また、上記同期信号Sync(NTSC)
をNTSC方式のビデオテープレコーダ(30)に供給してい
る。
上記PAL方式のビデオテープレコーダ(20)は、上記
基準同期信号発生装置(1)から供給される同期信号Sy
nc(PAL)に基づいたサーボ制御動作を行いながら再生動
作を行い、その再生映像信号は方式変換装置(21)を介
して上記NTSC方式のビデオテープレコーダ(20)に供給
し、その再生PCMオーディオ信号は遅延回路(26)を介
して上記NTSC方式のビデオテープレコーダ(20)に供給
する。
上記方式変換装置(21)は、上記PAL方式のビデオテ
ープレコーダ(20)による再生映像信号をNTSC方式の映
像信号に変換する。また、上記遅延回路(26)は、上記
方式変換装置(21)において上記再生映像信号の方式変
換処理に要する時間に等しい遅延時間を上記再生PCMオ
ーディオ信号に与える。
上記NTSC方式のビデオテープレコーダ(20)は、上記
基準同期信号発生装置(1)から供給される同期信号Sy
nc(NTSC)に基づいたサーボ制御動作を行いながら記録動
作を行い、上記方式変換装置(21)を介して供給される
再生映像信号と上記遅延回路(26)を介して再生PCMオ
ーディオ信号の同時記録を行う。
このように、上記基準同期信号発生装置(1)にて形
成される各方式の同期信号Sync(NTSC),Sync(PAL)を用い
て各ビデオテープレコーダ(20),(30)を同期駆動す
ることによって、高価な標本化周波数変換装置を必要と
することなく、PCMオーディオ信号を直接ダビングでき
る。
H 発明の効果 本発明に係る基準同期信号発生装置では、第1の分周
回路および第1の位相誤差検出回路が、信号入力端子に
供給される第1のテレビジョン標準方式の映像信号の水
平同期信号に位相固定した第1の基準同期信号を形成す
るPLL回路として働き、上記第1のテレビジョン標準方
式の映像信号の同期信号の周波数fH1のN1(N1は整数)
倍の周波数N1・fH1の基準同期信号を上記第1の電圧制
御型発振器から出力し、また、第2の電圧制御型発振
器,第3の分周回路および第2の位相誤差検出回路が、
上記第1の電圧制御型発振器から第2の分周回路を介し
て供給される信号に位相固定した第2の基準同期信号を
形成するPLL回路として働き、第2のテレビジョン標準
方式の映像信号の同期信号の周波数fH2のN2(N2は整
数)倍の周波数N2・fH2の基準同期信号を上記第2の電
圧制御型発振器から出力するので、上記信号入力端子に
供給される第1のテレビジョン標準方式の映像信号の水
平同期信号に位相固定した第1および第2のテレビジョ
ン標準方式の各基準同期信号を互いの同期させた状態で
得ることができる。
従って、本発明に係る基準同期信号発生装置にて互い
に同期させた状態で得られる異なるテレビジョン標準方
式の2種類の基準同期信号を用いることによって、各方
式のビデオテープレコーダを同期駆動制御することがで
き、異なる方式のビデオテープレコーダ間でも、高価な
標本化周波数変換装置を必要とすることなく、PCMオー
ディオ信号を直接ダビングすることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る基準同期信号発生装置の一実施例
の構成を示すブロック図であり、第2図は上記基準同期
信号発生装置を適用したダビング装置の構成を示すブロ
ック図である。 第3図は従来のダビング装置の構成を示すブロック図で
ある。 1……基準同期信号発生装置 6,11……位相誤差検出回路 7,12……電圧制御型発振器 8,9……同期信号発生回路 8,10,11……分周回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のテレビジョン標準方式の映像信号の
    うちの水平同期信号が供給される入力端子と、 上記水平同期信号の周波数fH1のN1(N1は整数)倍の周
    波数N1・fH1を中心周波数とする信号を発生する第1の
    電圧制御型発振器と、 上記第1の電圧制御型発振器が出力するN1・fH1なる中
    心周波数の信号をN1分周する第1の分周回路と、 上記第1の分周回路の出力信号と上記入力端子から供給
    される上記水平同期信号とを位相比較し、両者が一致す
    るように位相誤差電圧で上記第1の電圧制御型発振器の
    発振位相を制御する第1の位相誤差検出回路と、 上記第1のテレビジョン標準方式とは異なる第2のテレ
    ビジョン標準方式の映像信号の水平同期信号の周波数f
    H2のN2(N2はN2≠N1の整数)倍の周波数N2・fH2を中心
    周波数とする信号を発生する第2の電圧制御型発振器
    と、 上記第1の電圧制御型発振器が出力するN1・fH1なる中
    心周波数の信号をNA(NAは整数)分周する第2の分周回
    路と、 上記第2の電圧制御型発振器が出力するN2・fH2なる中
    心周波数の信号をNB(NBはNA≠NBの整数)分周する第3
    の分周回路と、 上記第2の分周回路の出力信号と第3の分周回路の出力
    信号とを位相比較し、両者が一致するように位相誤差電
    圧で上記第2の電圧制御型発振器の発振位相を制御する
    第2の位相誤差検出回路と、 上記第2の電圧制御型発振器が出力するN2・fH2なる周
    波数の信号に基づいて上記第2のテレビジョン標準方式
    の映像信号の少なくとも水平同期信号を発生する同期信
    号発生回路と、 を有することを特徴とする基準同期信号発生装置。
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