JP2698281B2 - 排水桝 - Google Patents
排水桝Info
- Publication number
- JP2698281B2 JP2698281B2 JP4044500A JP4450092A JP2698281B2 JP 2698281 B2 JP2698281 B2 JP 2698281B2 JP 4044500 A JP4044500 A JP 4044500A JP 4450092 A JP4450092 A JP 4450092A JP 2698281 B2 JP2698281 B2 JP 2698281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- degrees
- axis
- angle
- respect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewage (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は排水桝に関し、特にた
とえば下水道配管等に用いられる、排水桝に関する。
とえば下水道配管等に用いられる、排水桝に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７に示す従来の排水桝１では、その軸
線が流出管２の軸線に対して４５度の角度で交わるよう
に流入管３および４が形成され、これらの流入管３およ
び４に継手５あるいは６等を接着することによって、９
０度分岐あるいは４５度分岐等を形成するようにしてい
た。
線が流出管２の軸線に対して４５度の角度で交わるよう
に流入管３および４が形成され、これらの流入管３およ
び４に継手５あるいは６等を接着することによって、９
０度分岐あるいは４５度分岐等を形成するようにしてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の排水桝１では、
流入管３あるいは４に継手５あるいは６等を接着するこ
とによって、流出管２の軸線に対するパイプ７あるいは
８の接続角度が一義的に決定される。したがって、現場
の施工状況に応じてパイプの接続角度を適宜調整するこ
とができないという問題点があった。
流入管３あるいは４に継手５あるいは６等を接着するこ
とによって、流出管２の軸線に対するパイプ７あるいは
８の接続角度が一義的に決定される。したがって、現場
の施工状況に応じてパイプの接続角度を適宜調整するこ
とができないという問題点があった。
【０００４】そこで、本件出願人は、特願平２−１３１
４９７号において、接合面が流出管の軸線に対して２
２．５度の角度で傾斜するように継手を介して受口管を
流入管に回転可能に接合した排水桝を提案した。この排
水桝によれば、受口管を回転することによって、受口の
軸線の流出管の軸線に対する角度を４５度〜９０度まで
変更することができる。しかし、水平面内においては、
パイプの接続角度を４５度あるいは９０度の２通りにし
か設定できず、それ以外の微調整ができないという問題
点があった。
４９７号において、接合面が流出管の軸線に対して２
２．５度の角度で傾斜するように継手を介して受口管を
流入管に回転可能に接合した排水桝を提案した。この排
水桝によれば、受口管を回転することによって、受口の
軸線の流出管の軸線に対する角度を４５度〜９０度まで
変更することができる。しかし、水平面内においては、
パイプの接続角度を４５度あるいは９０度の２通りにし
か設定できず、それ以外の微調整ができないという問題
点があった。
【０００５】それゆえに、この発明の主たる目的は、パ
イプの接続角度の調整範囲を拡大できる、排水桝を提供
することである。
イプの接続角度の調整範囲を拡大できる、排水桝を提供
することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、流出管、そ
の軸線が流出管の軸線に対して４５度の角度で交わる流
入管、および流入管に継手を介して回転可能に接合され
るかつ受口を有する受口管を含み、継手は流出管の軸線
に対して２２．５度の角度で傾斜する接合面を有し、こ
れによって受口の軸線の流出管の軸線に対する角度を４
５度から９０度まで変更可能にした排水桝において、受
口にパイプの挿入角度を一定範囲で調整するための機構
を設けたことを特徴とする、排水桝である。
の軸線が流出管の軸線に対して４５度の角度で交わる流
入管、および流入管に継手を介して回転可能に接合され
るかつ受口を有する受口管を含み、継手は流出管の軸線
に対して２２．５度の角度で傾斜する接合面を有し、こ
れによって受口の軸線の流出管の軸線に対する角度を４
５度から９０度まで変更可能にした排水桝において、受
口にパイプの挿入角度を一定範囲で調整するための機構
を設けたことを特徴とする、排水桝である。
【０００７】
【作用】流入管に対して受口管を回転することによっ
て、受口の軸線の流出管の軸線に対する角度を４５度〜
９０度まで変更できるので、パイプの挿入角度をたとえ
ば±θ度の範囲で調整可能な機構を受口に設け、これを
併用すれば、水平面内における流出管の軸線に対するパ
イプの接続角度を（４５−θ）度〜（４５＋θ）度およ
び（９０−θ）度〜（９０＋θ）度の範囲内で任意に調
整することができる。また、受口の軸線を所定角度で偏
心させれば、接続角度の調整範囲を変更できる。
て、受口の軸線の流出管の軸線に対する角度を４５度〜
９０度まで変更できるので、パイプの挿入角度をたとえ
ば±θ度の範囲で調整可能な機構を受口に設け、これを
併用すれば、水平面内における流出管の軸線に対するパ
イプの接続角度を（４５−θ）度〜（４５＋θ）度およ
び（９０−θ）度〜（９０＋θ）度の範囲内で任意に調
整することができる。また、受口の軸線を所定角度で偏
心させれば、接続角度の調整範囲を変更できる。
【０００８】
【発明の効果】この発明によれば、パイプの接続角度の
調整範囲を拡大できる。この発明の上述の目的，その他
の目的，特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
調整範囲を拡大できる。この発明の上述の目的，その他
の目的，特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【０００９】
【実施例】図１を参照して、この実施例の排水桝１０
は、たとえば塩化ビニル等の合成樹脂からなる本体１２
を含む。本体１２の上部には、掃除用の開口１４が形成
され、本体１２の左右側面には、流出管１６および流入
管１８が形成される。開口１４，流出管１６および流入
管１８のそれぞれには、図示しないパイプを受容する受
口２０，２２および２４が形成される。
は、たとえば塩化ビニル等の合成樹脂からなる本体１２
を含む。本体１２の上部には、掃除用の開口１４が形成
され、本体１２の左右側面には、流出管１６および流入
管１８が形成される。開口１４，流出管１６および流入
管１８のそれぞれには、図示しないパイプを受容する受
口２０，２２および２４が形成される。
【００１０】そして、本体１２の前後側面には、その軸
線２６が流出管１６の軸線２８に対して４５度の角度で
交わるように流入管３０が形成され、流入管３０には、
受口管３２が継手３４を介して回転可能に接合される。
受口管３２は、筒状部３６を含み、筒状部３６の端部か
ら略球状に拡径して球状内面を有する受口３８が形成さ
れる。受口３８の内部には、パイプ４０を受ける受口４
２を有するかつ受口３８の内面に沿う球状外面を有する
アダプタ４４が摺動可能に装着される。これによって、
受口４２に挿入されるパイプ４０の挿入角度を受口３８
の軸線４８に対してたとえば±１５度の範囲（図１中斜
線で示す範囲）内で任意に調整できる。
線２６が流出管１６の軸線２８に対して４５度の角度で
交わるように流入管３０が形成され、流入管３０には、
受口管３２が継手３４を介して回転可能に接合される。
受口管３２は、筒状部３６を含み、筒状部３６の端部か
ら略球状に拡径して球状内面を有する受口３８が形成さ
れる。受口３８の内部には、パイプ４０を受ける受口４
２を有するかつ受口３８の内面に沿う球状外面を有する
アダプタ４４が摺動可能に装着される。これによって、
受口４２に挿入されるパイプ４０の挿入角度を受口３８
の軸線４８に対してたとえば±１５度の範囲（図１中斜
線で示す範囲）内で任意に調整できる。
【００１１】継手３４における流入管３０と受口管３２
（筒状部３６）との接合面４６は、流出管１６の軸線２
８に対して２２．５度の角度で傾斜される。したがっ
て、流入管３０に対して受口管３２を回転すれば、流出
管１６の軸線２８に対する受口３８の軸線４８の傾斜角
度を４５度（図１）〜９０度（図２）まで変更できる。
したがって、この実施例によれば、水平面内における流
出管１６の軸線２８に対するパイプ４０の接続角度を図
１中斜線で示す３０度〜６０度の範囲および図２中斜線
で示す７５度〜１０５度の範囲で任意に調整できる。
（筒状部３６）との接合面４６は、流出管１６の軸線２
８に対して２２．５度の角度で傾斜される。したがっ
て、流入管３０に対して受口管３２を回転すれば、流出
管１６の軸線２８に対する受口３８の軸線４８の傾斜角
度を４５度（図１）〜９０度（図２）まで変更できる。
したがって、この実施例によれば、水平面内における流
出管１６の軸線２８に対するパイプ４０の接続角度を図
１中斜線で示す３０度〜６０度の範囲および図２中斜線
で示す７５度〜１０５度の範囲で任意に調整できる。
【００１２】図３および図４に示す他の実施例の排水桝
５０では、受口３８の軸線４８が筒状部３６の軸線５２
に対して７．５度の角度で傾斜される。したがって、流
入管３０に対して受口管３２を回転すれば、流出管１６
の軸線２８に対する受口３８の軸線４８の傾斜角度を５
２．５度（図３）〜８２．５度（図４）まで変更でき
る。また、アダプタ４４等を含む角度調整機構を併用す
れば、水平面内におけるパイプ４０の接続角度を図３中
斜線で示す３７．５度〜６７．５度の範囲および図４中
斜線で示す６７．５度〜９７．５度の範囲（したがっ
て、３７．５度〜９７．５度の範囲）で任意に調整でき
る。
５０では、受口３８の軸線４８が筒状部３６の軸線５２
に対して７．５度の角度で傾斜される。したがって、流
入管３０に対して受口管３２を回転すれば、流出管１６
の軸線２８に対する受口３８の軸線４８の傾斜角度を５
２．５度（図３）〜８２．５度（図４）まで変更でき
る。また、アダプタ４４等を含む角度調整機構を併用す
れば、水平面内におけるパイプ４０の接続角度を図３中
斜線で示す３７．５度〜６７．５度の範囲および図４中
斜線で示す６７．５度〜９７．５度の範囲（したがっ
て、３７．５度〜９７．５度の範囲）で任意に調整でき
る。
【００１３】なお、受口３８の軸線４８が筒状部３６の
軸線５２に対して傾斜される角度および方向は必要に応
じて適宜変更されてもよい。図５および図６に示すその
他の実施例の排水桝５４では、受口管３２′における筒
状部３６′の端部に奥部に向かって徐々に拡径されたテ
ーパ部５６を有するゴム輪受口５８が形成される。この
ゴム輪受口５８によって、挿入されるパイプ４０の挿入
角度をゴム輪受口５８の軸線４８′に対してたとえば±
３度の範囲（図５中斜線で示す範囲）内で任意に調整で
きる。したがって、この実施例によれば、水平面内にお
けるパイプ４０の接続角度を図５中斜線で示す４２度〜
４８度の範囲および図６中斜線で示す８７度〜９３度の
範囲で任意に調整できる。また、ゴム輪受口５８の軸線
４８′を筒状部３６′の軸線に対して所定の角度および
方向で傾斜させれば、パイプ４０の接続角度の調整範囲
を変更できる。
軸線５２に対して傾斜される角度および方向は必要に応
じて適宜変更されてもよい。図５および図６に示すその
他の実施例の排水桝５４では、受口管３２′における筒
状部３６′の端部に奥部に向かって徐々に拡径されたテ
ーパ部５６を有するゴム輪受口５８が形成される。この
ゴム輪受口５８によって、挿入されるパイプ４０の挿入
角度をゴム輪受口５８の軸線４８′に対してたとえば±
３度の範囲（図５中斜線で示す範囲）内で任意に調整で
きる。したがって、この実施例によれば、水平面内にお
けるパイプ４０の接続角度を図５中斜線で示す４２度〜
４８度の範囲および図６中斜線で示す８７度〜９３度の
範囲で任意に調整できる。また、ゴム輪受口５８の軸線
４８′を筒状部３６′の軸線に対して所定の角度および
方向で傾斜させれば、パイプ４０の接続角度の調整範囲
を変更できる。
【図１】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図２】図１の実施例において接続角度を９０度に設定
した状態を示す図解図である。
した状態を示す図解図である。
【図３】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図４】図３の実施例において接続角度を８２．５度に
設定した状態を示す図解図である。
設定した状態を示す図解図である。
【図５】この発明のその他の実施例を示す図解図であ
る。
る。
【図６】図５の実施例において接続角度を９０度に設定
した状態を示す図解図である。
した状態を示す図解図である。
【図７】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】 １０，５０，５４ …排水桝 １２ …本体 １６ …流出管 ３０ …流入管 ３２ …受口管 ３４ …継手 ３８ …受口 ４４ …アダプタ ５８ …ゴム輪受口
Claims (2)
- 【請求項１】流出管、その軸線が前記流出管の軸線に対
して４５度の角度で交わる流入管、および前記流入管に
継手を介して回転可能に接合されるかつ受口を有する受
口管を含み、前記継手は前記流出管の軸線に対して２
２．５度の角度で傾斜する接合面を有し、これによって
前記受口の軸線の前記流出管の軸線に対する角度を４５
度から９０度まで変更可能にした排水桝において、 前記受口にパイプの挿入角度を一定範囲で調整するため
の機構を設けたことを特徴とする、排水桝。 - 【請求項２】前記受口の軸線を所定角度で偏心させた、
請求項１記載の排水桝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044500A JP2698281B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 排水桝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044500A JP2698281B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 排水桝 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248580A JPH05248580A (ja) | 1993-09-24 |
| JP2698281B2 true JP2698281B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=12693276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044500A Expired - Lifetime JP2698281B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 排水桝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2698281B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100486366B1 (ko) * | 1997-04-24 | 2005-08-11 | 하드 슈쯔 아이엔시 | 관절식압력도관 |
| JP4537769B2 (ja) * | 2004-05-28 | 2010-09-08 | 株式会社 サカエ化工 | 自動車用液剤塗布具 |
| KR100784857B1 (ko) * | 2007-01-11 | 2007-12-14 | (주) 삼정디씨피 | 유티 오수받이 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4044500A patent/JP2698281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05248580A (ja) | 1993-09-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970902 |