JP2698276B2 - カメラ信号処理回路 - Google Patents

カメラ信号処理回路

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JP2698276B2
JP2698276B2 JP4036076A JP3607692A JP2698276B2 JP 2698276 B2 JP2698276 B2 JP 2698276B2 JP 4036076 A JP4036076 A JP 4036076A JP 3607692 A JP3607692 A JP 3607692A JP 2698276 B2 JP2698276 B2 JP 2698276B2
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治彦 村田
章弘 前中
正男 宅間
徹 山本
聖肇 川上
徹 朝枝
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラに関し、特
に、電気的な処理によってズーム機能を実現したカメラ
信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のビデオカメラに対する小形化、軽
量化の要求に応じ、カメラ信号処理回路においては、C
CD等の撮像装置から得られるアナログ信号をデジタル
信号に変換して上で、ズーム処理、色信号分離処理等の
種々の信号処理を施すデジタル化が検討されている。
【0003】図11は、デジタル式のカメラ信号処理回
路(58)を具えた一般的なビデオカメラの構成を示してお
り、光学系(5)から得られる画像光線がCCD(51)によ
って光電変換され、これによって得られたアナログ信号
はA/D変換器(52)によってデジタル信号に変換された
後、カメラ信号処理回路(58)へ供給される。カメラ信号
処理回路(58)はマイクロコンピュータ(59)によって制御
されている。
【0004】又、電気的なズーム処理を施すためのズー
ム処理回路(53)として、A/D変換器(52)からの1フィ
ールド分のデジタル信号を記憶するフィールドメモリ(5
4)と、所望のズーム率を設定するためのズーム操作部(5
6)と、該ズーム操作部(56)からの指令信号に応じて、ズ
ーム処理を施すべき画像領域(画角)のデジタル信号を前
記フィールドメモリ(54)から読み出すためのメモリ制御
回路(55)とを具えている。
【0005】そして、A/D変換器(52)から出力される
デジタル信号と、フィールドメモリ(54)から読み出され
るデジタル信号とは、選択回路(57)を介して選択的にカ
メラ信号処理回路(58)へ供給される。即ち、ズーム処理
を行なうときはフィールドメモリ(54)から読み出された
デジタル信号が選択され、ズーム処理を行なわないとき
はA/D変換器(52)から出力されるデジタル信号が選択
されるのである。
【0006】一般にCCDによって構成される撮像装置
においては、その受光面側に、図7(a)に示す如きモザ
イク配列を有する周知の補色カラーフィルターが配置さ
れており、図7(b)(c)に模式的に示す如く、上下に隣
接する2ラインの受光出力を加算することによって奇数
フィールドの撮像信号の配列が作成されると共に、前記
とは1ラインずれた2ラインの受光出力を加算すること
によって偶数フィールドの撮像信号の配列が作成され
る。そして、該撮像信号が前記フィールドメモリに格納
されることになる。
【0007】更に、各フィールドの撮像信号の配列に基
づいて、図7(d)に模式的に示す低域輝度信号の配列
と、図7(e)に模式的に示す色差信号の配列が作成され
る。即ち、各画素について、同一ライン上の隣接する画
素との合計をとることによって、図7(d)の低域輝度信
号(2R+3G+2B)が作成される。又、各画素につい
て、同一ライン上の隣接する画素との差分をとることに
よって、図7(e)の一対の色差信号(2B−G)及び(2
R−G)の何れか一方が作成される。これらの色差信号
は、1ライン毎に交互に現れることになる。以下、一方
の色差信号(2B−G)をCb、他方の色差信号(2R−
G)をCrと略記する。尚、これらの色差信号は、同一
ライン上で画素毎に交互に符号が反転している。
【0008】従来のカメラ信号処理回路(58)は図12に
示す如く、前記A/D変換器(52)或いはフィールドメモ
リ(54)からのデジタル信号に基づいて高域輝度信号Y
H、低域輝度信号YL、色差信号Cr及びCbを作成す
るY/C分離ブロック(6)と、前記高域輝度信号にエッ
ジ強調等の処理を施する輝度信号処理回路(7)と、前記
色差信号Cr及びCbから通常の色差信号(R−Y)及び
(B−Y)を作成する色差信号処理回路(71)と、輝度信号
処理回路(7)及び色差信号処理回路(71)からの輝度信号
及び色差信号に対してズーム率に応じた垂直補間処理を
施す垂直補間ブロック(8)と、補間によって得られた各
走査線上の輝度信号及び色信号をエンコードして輝度信
号Y及び色信号Cを作成し、後段回路へ出力するエンコ
ーダ(9)とを具えている。尚、カメラ信号処理回路(58)
には、ズーム処理に伴う水平方向の補間を行なう回路も
装備されているが、ここでは図示及び説明を省略する。
【0009】補色カラーフィルターを有する撮像装置の
場合、図7(e)の如く2つの色差信号Cr及びCbは1
ライン(1水平走査線)毎に交互に現れるから、各ライン
について、2つの色差信号Cr及びCbを得るために
は、少なくとも上下3ラインの信号を用いた同時化処理
が必要となる。即ち、ある1つのライン上の色差信号が
例えばCbの場合、当該ライン上には色差信号Crは存
在しないから、その上下のラインに存在する色差信号C
rの平均をとることによって、当該ラインの色信号Cr
を疑似的に発生せしめるのである。
【0010】この同時化処理のため、従来のカメラ信号
処理回路(58)においては、図12の如くY/C分離ブロ
ック(6)に2つのラインメモリ(61)(62)が装備され、こ
れらのラインメモリの入出力端子から3ライン分のデジ
タル撮像信号を得ている。これらの3ライン分のデジタ
ル撮像信号は夫々第1、第2及び第3のY/C分離回路
(63)(64)(65)を経て低域輝度信号と色差信号に分離され
る。分離された3つの低域輝度信号は加重平均回路(66)
を経て色差信号処理回路(71)へ送出される。
【0011】又、第2Y/C分離回路(64)からの色差信
号はそのままCr(又はCb)として色差信号処理回路(7
1)へ送出され、第1及び第3Y/C分離回路(63)(65)か
らの2つの色差信号は平均回路(67)を経て、これらの平
均値がCb(又はCr)として色差信号処理回路(71)へ送
出されるのである。
【0012】垂直補間ブロック(8)は、輝度信号処理回
路(7)からの輝度信号Yと色差信号処理回路(71)からの
2つの色差信号(R−Y)及び(B−Y)の3種類の信号を
夫々記憶すべき第1、第2及び第3ラインメモリ(81)(8
2)(83)を具えている。これによって夫々上下2ライン分
の輝度信号及び2つの色差信号が同時に得られ、上下2
ライン分の信号を夫々第1、第2及び第3補間処理回路
(84)(85)(86)へ入力することにより、ズーム率に応じた
垂直方向の補間処理を施している。
【0013】図8は、CCD上のフィールド有効画素エ
リア内にズーム処理の対象とする読出し画像エリアを設
定し、該読出し画像エリアを構成する各ライン(実線Nn
-1、Nn、Nn+1…)を垂直方向に拡大するズーム処理を
施した後、各ライン上の信号(従来においては輝度信号
及び色差信号)に対してズーム率に応じた補間処理を施
して、ズーム画面を構成すべき新たなライン(破線NN
0、NN1、NN2…)上の信号を作成する様子を表わ
している。
【0014】例えば新たなラインNN1上の信号を作成
する場合、該ラインを挟んで上下に位置する2本のライ
ンNn+1及びNn+2上の信号に、補間位置に応じた重み付
け係数(合計が1となる2つの垂直補間係数)を線形補間
を乗算し、これらの合計をとる。この結果、1フィール
ドを構成すべき所定ライン数の信号が得られ、画質を低
下させることなくズーム画面を生成出来るのである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカメ
ラ信号処理回路(58)には、Y/C分離ブロック(6)に2
つ、垂直補間ブロック(8)に3つ、合計5つのラインメ
モリが装備されているから、該カメラ信号処理回路を1
チップのLSIによって構成せんとする場合、これら5
つのラインメモリのチップ全体に占める面積割合が極め
て大きくなり、チップの大形化を招く問題がある。又、
これら5つのラインメモリを駆動するために消費電力も
大きくなる問題がある。
【0016】本発明の目的は、ズーム処理及びY/C分
離を行なうためのラインメモリの数が従来よりも少な
く、回路の小形化、消費電力の節減が可能なカメラ信号
処理回路を提供することである。
【0017】
【課題を解決する為の手段】そこで本発明では、3つの
ラインメモリを用いて4ラインの信号を得た後に、これ
らの4ラインの信号に対して垂直補間処理とY/C分離
を施すことによって、従来はY/C分離処理とは別に行
なっていた3つのラインメモリによる補間処理を省略
し、ラインメモリの数が3つに減少したカメラ信号処理
回路を実現したものである。
【0018】本発明に係るカメラ信号処理回路は図1に
示す如く、垂直補間の位置が変化した時点で、新たな補
間位置を挟んで上下2本ずつの合計4本の水平走査線の
内、最下位の水平走査線のデジタル信号をフィールドメ
モリ(11)から読み出すためのフィールドメモリ制御回路
(13)と、フィールドメモリ(11)から読み出された3水平
走査線分のデジタル信号を1水平走査線毎に記憶すべき
第1、第2及び第3のラインメモリ(21)(22)(23)と、前
記第1、第2及び第3のラインメモリに対する書込み及
び読出しを制御して、前記4本の水平走査線の内、上位
の3水平走査線のデジタル信号を並列的に取り出すため
のラインメモリ制御回路(24)と、前記4本の水平走査線
のデジタル信号に基づいて、補間位置の水平走査線上の
デジタル信号を作成すると共に、該デジタル信号から輝
度信号と色差信号(Cr及びCb)を分離して出力する垂
直補間・Y/C分離回路とを具えている。
【0019】又、本発明に係るカメラ信号処理回路にお
いては、前記ラインメモリ制御回路(24)と、垂直ズーム
処理を行なわない場合に不要となる所定のラインメモリ
(23)との間に、垂直ズーム処理を行なわないことを表わ
す信号に基づいて該ラインメモリ(23)への書込み及び読
出し制御信号を強制的に無効化する回路(24a)が介装さ
れる。
【0020】
【作用】補間位置(図8の破線位置)を挟んで上下2本ず
つの合計4本の水平走査線を下から上へ順番にラインL
0、L1、L2及びL3で表わした場合、補間位置が上
から下へ順次変化する過程で、フィールドメモリ制御回
路(13)は、フィールドメモリ(11)からは常に最下位のラ
インL0が読み出される様に、フィールドメモリ(11)を
制御する。又、ラインメモリ制御回路(24)は、図1の回
路では、第1ラインメモリ(21)からの読出し信号がライ
ンL1、第2ラインメモリ(22)からの読出し信号がライ
ンL2、第3ラインメモリ(23)からの読出し信号がライ
ンL3となる様に、各ラインメモリ(21)(22)(23)を制御
する。
【0021】例えば図8の補間位置NN1の場合、フィ
ールドメモリ(11)からはラインNn+3、第1ラインメモ
リ(21)からはラインNn+2、第2ラインメモリ(22)から
はNn+1、第3ラインメモリ(23)からはラインNnが夫々
読み出される。
【0022】この結果、フィールドメモリ(11)及び3つ
のラインメモリ(21)(22)(23)からは、補間位置が上から
下へ変化する過程で、常に補間位置を挟んで上下2本ず
つの合計4本のラインL0、L1、L2及びL3のデジ
タル信号が、図7(b)(c)に示す撮像信号の形態で出力
されることになる。
【0023】上記4ラインL0、L1、L2及びL3の
デジタル撮像信号は垂直補間・Y/C分離回路へ並列的
に送られて、1本おきの2本のラインL0及びL2を用
いた補間によって、一対の色差信号の内の一方(Cb又
はCr)の算出基礎となる第1の補間撮像信号が作成さ
れると共に、他の2本のラインL1及びL3を用いた補
間によって、一対の色差信号の他方(Cr又はCb)の算
出根拠となる第2の補間撮像信号が作成される。
【0024】更に、前記第1の補間撮像信号につき、同
一ライン上での差分をとることによって前記一方の色差
信号(Cb又はCr)が得られ、前記第2の補間撮像信号
につき、同一ライン上での差分をとることによって前記
他方の色差信号(Cr又はCb)が得られるのである。
【0025】又、垂直補間・Y/C分離回路へ送られた
4ラインL0、L1、L2及びL3のデジタル撮像信号
に補間を施すことによって、輝度信号(高域輝度信号Y
H)が作成される。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るカメラ信号処理回路によれ
ば、3つのラインメモリ(21)(22)(23)を装備するだけ
で、垂直補間及びY/C分離が可能であり、従来よりも
ラインメモリの減少が図られ、これによって回路が小形
化され、消費電力が節減される。又、垂直ズーム処理を
行なわないこときに不要となるラインメモリに対する書
込み及び読出し無効化回路(24a)を装備すれば、更に大
きな電力節減効果が得られる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1に示す如くカメラ信号処理回路
は、ズーム処理ブロック(1)、ラインメモリブロック
(2)及び垂直補間・Y/C分離ブロック(3)を直列に接
続して構成される。
【0028】ズーム処理ブロック(1)は、1フィールド
分のCCD出力データを書き込むことが可能なフィール
ドメモリ(11)と、ズーム処理の対象となる画角について
フィールドメモリ(11)内の信号(CCD出力データ)を読
み出すためのフィールドメモリ制御回路(13)とを具えて
いる。
【0029】図3は、1フィールドのCCD出力データ
のライン位置を実線で示すと共に、ズームに伴う補間処
理後に生成される信号のライン位置を破線で示してい
る。破線で示すラインNN0とNN1は、実線で示す上
下4本のラインNn、Nn+1、Nn+2、Nn+3から補間によ
って作成され、ラインNN2はNn+1、Nn+2、Nn+3、
Nn+4から補間によって作成される。このように、CC
Dの出力ラインとズーム後のラインのピッチが異なるた
め、垂直ズームのためには、CCD出力データをズーム
後のラインに合わせて取り出す必要がある。
【0030】そこで、図1のズーム処理ブロック(1)で
は、フィールドメモリ制御回路(13)がフィールドメ
モリ(11)に対して1フィールドのCCD出力データ
を書き込んだ後、ズーム後のラインに合わせてCCD信
号の読出しを行なうのである。尚、ズームを行なわない
場合は、選択回路(12)の動作によって、CCD出力デー
タがフィールドメモリ(11)に格納されることなく、その
まま後段のラインメモリブロック(2)へ送出される。
【0031】フィールドメモリ制御回路(13)には、マイ
クロコンピュータ(図示省略)から、ズーム操作の期間中
に“ハイ”となるズーム信号ZOOM、ズーム係数α
(1/ズーム倍率)及びフィールドメモリ(11)に対する読
出し開始アドレスが供給され、これに応答して、フィー
ルドメモリ制御回路(13)は、補間位置の変化に伴ってC
CD出力ラインの改行を指令するラインフィード信号
と、垂直方向の補間演算に必要な補間係数を作成して出
力する。該フィールドメモリ制御回路(13)の具体的な構
成については後述する。
【0032】ラインメモリブロック(2)には、CCD出
力データが1ライン分ずつ書き込まれるべき第1ライン
メモリLMA(21)、第2ラインメモリLMB(22)、及び
第3ラインメモリLMC(23)の3つのラインメモリが直
列に配備されている。これらのラインメモリに対する書
込み及び読出しを制御すべきラインメモリ制御回路(24)
は、3つのラインメモリから読出したCCD出力データ
と現在入力されているラインのCCD出力データを、垂
直補間・Y/C分離ブロック(3)へ送るための制御も行
なう。尚、各ラインメモリへの書込みは、フィールドメ
モリ制御回路(13)からのラインフィード信号によって制
御される。該ラインメモリ制御回路(24)の具体的な構成
については後述する。
【0033】 この結果、ラインメモリブロック(2)
から垂直補間・Y/C分離ブロック(3)に対し、常に
CCD上で隣接する2ラインの受光出力が加算されて得
られる出力の内、上下に隣接する4ラインL0ないしL
3のCCD出力データが出力されることになる。尚、ラ
インメモリブロック(2)には、ズームを行わない場合
に、現在のCCD出力データをライン1として、第1ラ
インメモリ(21)から読み出されたデータをラインL
2として、第2ラインメモリ(22)から読み出された
データをライン3として出力するための選択回路(21
a)(22a)(23a)が配備されている。
【0034】垂直補間・Y/C分離ブロック(3)では、
ラインL0〜L3のCCD出力データから垂直補間位置
に応じたL1とL2の間のラインの信号が生成される。
即ち、垂直補間係数が0の場合はラインL2と同一の信
号が生成され、補間係数が1に近づくにつれて、ライン
L1寄りの位置の信号が生成される。
【0035】垂直補間・Y/C分離ブロック(3)に装備
された補正輝度信号生成回路(31)、第1補間処理回路(3
2)及び第2補間処理回路(34)は夫々、垂直補間位置に応
じて入力信号に乗算すべき重み付け係数を変化させ、乗
算結果を加算するものである。
【0036】第1及び第2補間処理回路(32)(34)の出力
は、夫々第1及び第2Y/C分離回路(33)(35)によっ
て、輝度データYL1、YL2と色データC1、C2に
分離される。ここで色データC1、C2は夫々、図7に
示す色差信号CrとCbの線順次信号となる。そこで、
色データC1、C2は切替回路(37)へ供給して、ID制
御回路(38)が前記ラインフィード信号に基づいて作成す
るCr/Cb識別信号に基づいて、色データを並べ変
え、切替回路(37)の一方の出力端からは常に色差信号C
rを出力し、他方の出力端からは色差信号Cbを出力す
る。尚、ID制御信号は、ラインフィード信号が入力さ
れるごとに反転するものである。
【0037】一方、輝度データYL1、YL2は平均回
路(36)へ送られて、それらの平均値が輝度信号の低域成
分YL(低域輝度信号)として出力される。又、補正輝度
信号生成回路(31)は、ラインメモリブロック(2)からの
4ラインL0〜L3のCCD出力データに基づき、補間位
置における高域輝度信号YH及びエッジ強調のためのア
パーチャ信号Vapを作成し、出力する。
【0038】以上の構成により、CCD上で上下に隣接
する4ラインのデータを得ることが可能となり、垂直方
向の補間位置に応じて、図1のラインL1とL2の間の
任意のライン位置(補間位置)の輝度信号(高域輝度信号
YH及び低域輝度信号YL)、及び一対の色差信号C
r、Cbが得られる。これらの信号は後段のRGBマト
リックス回路(図示省略)へ送られて、RGB信号が算出
され、更に後段の色差マトリックス回路(図示省略)によ
り、一般的な色差信号(R−Y)及び(B−Y)が作成され
るのである。
【0039】次に、上記ズーム処理ブロック(1)、ライ
ンメモリブロック(2)及び垂直補間・Y/C分離ブロッ
ク(3)についての更に詳細な説明を行なう。
【0040】ズーム処理ブロック(1)に装備されたフィ
ールドメモリ制御回路(13)は、図2に示す行アドレスア
ウンタ(14)を具え、フィールドメモリに対する読出し行
アドレス制御は、マイクロコンピュータ(図示省略)から
供給される読出し開始行アドレス(スタートアドレス)
と、ズーム倍率の逆数であるズーム係数αを用いて行な
われる。
【0041】即ち、行アドレスアウンタ(14)は、フィー
ルドメモリの読出し開始時に、読出し開始行アドレスの
整数部をカウンタ(15)にロードする。一方、読出し開始
行アドレスの小数部は、選択回路(17)を経て、加算器(1
6)を含む閉ループから構成される積算回路へロードす
る。該積算回路は、読出し開始後、選択回路(17)の切換
えに伴って、ズーム係数αを積算してゆき、積算によっ
て発生した桁上り信号、即ちキャリィをカウンタ(15)へ
供給する。
【0042】カウンタ(15)は前記キャリィの供給によっ
てフィールド読出し行アドレスを進める。キャリィが発
生しない場合、カウンタ(15)の出力は変化せず、同一ラ
インが連続して読み出される。又、キャリィは、後段の
ラインメモリへの書込みを制御するラインフィード信号
として出力され、前記積算の結果は垂直方向の補間位置
を表わす補間係数として出力される。
【0043】尚、フィールドメモリから読み出されるべ
きラインが次のラインへ変化するときにラインメモリへ
のデータの書込みを行なうために、選択回路(17)及びカ
ウンタ(15)の出力端には1H遅延回路(18)を設けて、ラ
インフィード信号のタイミングを、垂直補間係数及びフ
ィールドメモリ読出し行アドレスよりも1水平走査期間
(1H)だけ早くしている(図5参照)。
【0044】又、ズームを行なわない場合はフィールド
メモリからの信号の読出しは行なわず、図1の選択回路
(12)によりCCD出力を選択するので、ズーム処理を行
なわないことを表わすZOOM信号に基づき、図2の行
アドレスアウンタ(14)の動作を停止せしめると共に、マ
スク回路(19)の動作によって、ラインフィード信号を常
に“ハイ”に設定し、且つ垂直補間係数は0に設定す
る。
【0045】図3はラインメモリ制御回路(24)の構成を
示し、図4は該ラインメモリ制御回路の動作を表わして
いる。該回路(24)によって、1水平走査期間中の有効画
素期間のデータのみをラインメモリに記憶せしめる。図
3の如く、1ライン上の画素アドレス(Hアドレス)と、
有効画素の開始位置を示すHスタートアドレスと、有効
画素の終了位置を示すHストップアドレスがイネーブル
回路(26)へ供給され、これによって図4(d)に示すイネ
ーブル信号ENが作成される。該イネーブル信号ENは
図3の第1及び第2マスク回路(28)(29)へマスク信号と
して供給される。
【0046】又、前記Hアドレス及びHスタートアドレ
スが減算回路(27)へ供給され、これによってHスター
トアドレスを初期値“0”とするラインメモリアドレス
(“0”〜“767”)が作成され、第2マスク回路(2
9)へ入力信号として供給される。この結果、有効画素
期間にのみ正常な値をとるラインメモリアドレスLMA
Dが、図1の第1、第2及び第3ラインメモリ(21)(22)
(23)へアドレス信号として供給されることになる。
【0047】又、ラインメモリの書込み/読出し制御の
ために、図4(e)(f)に示す外部クロック信号MCLK
及び内部クロック信号CLKが生成され、これらのクロ
ック信号が図3のメモリ駆動パルス発生回路(25)へ供給
される。該回路(25)は図4に(g)(h)に示すリードイネ
ーブル信号RE及びライトイネーブル信号WEを作成
し、図3の第1マスク回路(28)へ入力信号として供給す
る。
【0048】第1マスク回路(28)には前記イネーブル信
号ENと共にラインフィード信号がマスク信号として接
続されており、この結果、第1マスク回路(28)からは、
有効画素期間にのみリードイネーブル信号REが出力さ
れると共に、有効画素期間内であって且つラインフィー
ド信号が“ハイ”の期間にのみ、ライトイネーブル信号
WEが出力されることになる。
【0049】図1に示すラインメモリブロック(2)の動
作を図5に示す。各ラインメモリLMA(21)、LMB(2
2)、LMC(23)への書込みはラインフィード信号によっ
て制御されており、ラインフィード信号が“ハイ”のと
きは、ラインメモリLMA(21)、LMB(22)、LMC(2
3)から信号の読出しを行なうと同時に、フィールドメモ
リ(11)の出力をラインメモリLMAへ、ラインメモリL
MAの出力をラインメモリLMBへ、ラインメモリLM
Bの出力をラインメモリLMCへ書き込む。ラインフィ
ード信号が“ロー”のときは、ラインメモリLMA、L
MB、LMCから信号の読出しのみを行なう。
【0050】この結果、フィールドメモリ(11)、ライン
メモリLMA(21)、LMB(22)及びLMC(23)の4つの
出力は、常にCCD上で上下に隣接する4ラインL0、
L1、L2、L3の信号となるのである。
【0051】例えば図5に示す補間係数KV1の位置に
おける信号を補間によって生成する場合、ラインフィー
ド信号は“ハイ”であり、フィールドメモリからはNn+
3ラインの信号が出力されている。このとき、ラインメ
モリLMA、LMB、LMCからは以前に書き込まれた
ラインNn+2、Nn+1、Nnの信号が出力され、同時にフ
ィールドメモリの出力信号がラインメモリLMAへ、ラ
インメモリLMAの出力信号がラインメモリLMBへ、
ラインメモリLMBの出力信号がラインメモリLMCへ
書き込まれる。
【0052】そして、垂直補間に際しては、フィールド
メモリと3つのラインメモリの出力であるラインNn+
3、Nn+2、Nn+1、Nnの信号に基づいて、補間係数KV
1の位置の信号NN1が作成される。
【0053】次の補間係数KV2の位置については、ラ
インフィード信号は“ロー”であり、フィールドメモリ
からはラインNn+4の信号が出力される。このとき、3
つのラインメモリに対する書込みは行なわれず、3つの
ラインメモリからは1H前に書込まれた信号が読出され
る。
【0054】同様に垂直補間に際しては、フィールドメ
モリと3つのラインメモリの出力であるラインNn+4、
Nn+3、Nn+2、Nn+1の信号に基づいて、補間係数KV
2の位置の信号NN2が作成される。
【0055】図1のラインメモリブロック(2)では、ズ
ームを行なう場合には、現在入力されているCCD出力
データをラインL0として出力し、ラインメモリLMA
(21)の出力をラインL1として、ラインメモリLMB(2
2)の出力をラインL2として、ラインメモリLMC(23)
の出力をラインL3として出力する。
【0056】一方、ズームを行なわない場合は、現在入
力されているCCD出力データをラインL0及びL1と
して、ラインメモリLMA(21)の出力をラインL2とし
て、ラインメモリLMB(22)の出力をラインL3として
出力する。従って、この場合、第3ラインメモリLMC
(23)は不要となる。
【0057】そこで、消費電力を節約するべく、ライン
メモリ制御回路(24)と第3ラインメモリLMC(23)との
間には、垂直ズーム処理を行なわないことを表わすZO
OM信号に基づいて該ラインメモリ(23)への書込み及び
読出し制御信号を強制的に無効化する論理回路(24a)が
介装され、これによって該ラインメモリ(23)をディセー
ブル状態に設定するのである。
【0058】垂直補間・Y/C分離ブロック(3)におい
ては、L0〜L3の4ラインの信号から、ラインL2と
L1の間の補間係数に応じた位置の輝度信号YH、垂直
アパーチャ信号Vap、低域輝度信号YL、一対の色差C
r、Cbを作成する。
【0059】即ち、第1及び第2補間処理回路(32)(34)
は、垂直補間位置に応じて、夫々ラインL0とL2、ラ
インL1とL3から線形補間を行なう。これらの補間さ
れた信号は、第1及び第2Y/C分離回路(33)(35)によ
って、水平方向に隣り合う画素の加算結果である輝度デ
ータYL1、YL2と、減算結果である色データC1、
C2に分離される。そして、これらの輝度データYL1
及びYL2の平均が、低域輝度信号YLとして出力され
る。
【0060】一方、色データC1、C2は、夫々色差信
号Cr/Cb、Cb/Crの線順次信号であるため、I
D制御回路(38)からのCr/Cb識別信号によって切替
回路(37)を制御し、切替回路(37)は、その一方の出力端
子からは常に色差信号Crが、他方の出力端子からは常
に色差信号Cbが得られる様に、色データC1、Cを並
べ変える。
【0061】ID制御回路(38)は、読出し開始アドレス
の整数部のLSBによって、即ち読出し開始アドレスが
奇数か偶数かによって、フィールド毎に“ハイ”又は
“ロー”にイニシャライズされ、Cr/Cb識別信号は
ラインフィード信号が“ハイ”になる度に反転される。
【0062】補正輝度信号生成回路(31)は、4ラインの
垂直方向の内挿フィルタを具え、これによって輝度信号
YHが作成される。ここで、ラインL0〜L3の信号に
かかるフィルタ係数は補間位置によって変化する。即
ち、図6に示す如く補間位置が中心になるように内挿フ
ィルタのインパルス応答を描いたとき、4ラインL0〜
L3の位置とインパルス応答曲線の交点の値を、各位置
の補間係数に設定するのである。アパーチャ信号Vapも
輝度信号YHと同様に、4ラインの垂直方向の内挿フィ
ルタによって作成される。
【0063】ズーム処理を行なわないとき、補間係数は
0に設定され、輝度信号YH、アパーチャ信号Vap、
低域輝度信号YL、色差信号Cr及びCbは、夫々ライ
ンL2上での値が作成される。この際、図1の垂直補間
・Y/C分離ブロック(3)による全ての補間において、
ラインL0に対するフィルター係数は0に設定され、ラ
インL0がラインL1と重複することによる影響を回避
している。
【0064】図9は、更に消費電力を節減するためライ
ンメモリブロックの他の構成例を示し、図10は該ライ
ンメモリブロック(4)の動作を表わしている。ここで
は、フィールドメモリの出力信号が、3つのラインメモ
リ(41)(42)(43)と並べ替え回路(46)に対して並列的に接
続され、ラインフィード信号が“ハイ”のときに、ライ
ンメモリ選択制御回路(44)及びラインメモリ制御回路(4
5)の制御によって、何れか1つのラインメモリに対して
フィールドメモリの出力信号が書き込まれる。
【0065】3つのラインメモリ(41)(42)(43)への書込
みは、1HごとにLMA、LMB、LMC、LMA…と
循環的に行なわれる。そして、これらの3つのラインメ
モリ(41)(42)(43)に夫々書込まれたフィールドメモリ出
力信号(CCD出力データ)が並べ替え回路(46)へ出力さ
れる。
【0066】ラインメモリ選択制御回路(44)は、各ライ
ンメモリ(41)(42)(43)に対する書込みを許可する選択制
御信号WEA、WEB及びWECを出力する。これらの
制御信号は、ラインフィード信号が“ハイ”のとき、1
H毎に循環的に“ハイ”となるものである。これによっ
て、フィールドメモリ出力信号は、1ライン毎に、第1
ラインメモリLMA(41)、第2ラインメモリLMB(42)
及び第3ラインメモリLMC(43)へ順次書き込まれるこ
とになる。
【0067】又、ラインメモリ制御回路(45)は、図3と
同様の構成であって、ライトイネーブル信号WE、リー
ドイネーブル信号RE、及びラインメモリアドレスLM
ADが出力される。
【0068】そして、前記選択制御信号WEA、WEB
及びWECとライトイネーブル信号WEの論理積がとら
れて、その結果が各ラインメモリ(41)(42)(43)へ書込み
制御信号として送られると共に、リードイネーブル信号
REが各ラインメモリ(41)(42)(43)へ読出し制御信号と
して送られる。
【0069】並べ替え回路(46)は、フィールドメモリ出
力信号及び各ラインメモリ(41)(42)(43)から読み出され
る信号を、フィールドメモリから出力された信号順に並
べ替えるものであって、これによって、4つの出力端子
からは夫々、図1と同様のラインL0、L1、L2、L
3の信号が出力される。
【0070】又、図9のラインメモリブロック(4)にお
いても、図1の回路と同様、ズーム処理を行なわない場
合は、不要となる第3ラインメモリ(43)に対する読出し
及び書込みの制御を強制的に停止するための論理回路(2
4a)を設けている。
【0071】上記ラインメモリブロック(4)によれば、
常に1つのラインメモリに対する書込みが行なわれるに
過ぎないから、ラインメモリへのアクセス回数が減るこ
とによって、更に消費電力が節減される。
【0072】図1のカメラ信号処理回路によれば、従来
よりも2ライン少ない3ライン分のメモリで、垂直補間
を含めたY/C分離が可能となり、これによって回路の
小形化、ひいては回路の1チップLSI化が容易とな
る。又、従来よりも1ライン多い4ライン分のデータに
基づいてアパーチャ信号を作成しているから、従来に比
べて垂直方向のエッジ強調の精度が向上する。
【0073】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ信号処理回路のブロック図
である。
【図2】フィールドメモリ制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】ラインメモリ制御回路の構成を示すブロック図
である。
【図4】ラインメモリ制御回路の動作を表わすタイミン
グチャートである。
【図5】図1の回路動作を表わすタイミングチャートで
ある。
【図6】輝度信号についての垂直補間の原理を説明する
図である。
【図7】補色カラーフィルターを有するCCDのついて
のY/C分離の原理を説明する図表である。
【図8】垂直方向のズーム処理の原理を示す説明図であ
る。
【図9】ラインメモリブロックの他の構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】図9の回路動作を表わすフローチャートであ
る。
【図11】従来のビデオカメラの構成を示すブロック図
である。
【図12】従来のカメラ信号処理回路の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
(11) フィールドメモリ (13) フィールドメモリ制御回路 (21) 第1ラインメモリ (22) 第2ラインメモリ (23) 第3ラインメモリ (24) ラインメモリ制御回路 (3) 垂直補間・Y/C分離ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宅間 正男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山本 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川上 聖肇 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 朝枝 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−264580(JP,A) 特開 昭63−102580(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のCCD及び補色カラーフィルタを
    有する撮像装置からの撮像出力をデジタル信号に変換し
    てフィールドメモリに記憶し、任意のズーム倍率に応じ
    たズーム処理の対象となる画面領域に対応して前記フィ
    ールドメモリから読み出したデジタル信号に垂直補間を
    施し、ズーム画面を構成すべき各水平走査線の輝度信号
    及び色差信号を生成する単板式ビデオカメラにおいて、 垂直補間の位置が変化した時点で、新たな補間位置を挟
    んで上下2本ずつの合計4本の水平走査線の内、最下位
    の水平走査線毎にデジタル信号をフィールドメモリから
    読み出すためのフィールドメモリ制御回路とフィールド
    メモリの出力端に連繋され、フィールドメモリ内の3水
    平走査線分のデジタル信号1水平走査線毎に記憶すべき
    第1、第2及び第3のラインメモリと、前記第1、第2
    及び第3のラインメモリに対するデジタル信号の書き込
    み及び読み出しを制御して、前記4本の水平走査線の
    内、上位の3水平走査線上のデジタル信号を作成する垂
    直補間回路と、 該垂直補間回路出力から輝度信号と色差信号を分離する
    Y/C分離回路とを備えたことを特徴とするカメラ信号
    処理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2529221B2 (ja) * 1986-10-20 1996-08-28 松下電器産業株式会社 撮像装置
JP2539682B2 (ja) * 1989-04-04 1996-10-02 シャープ株式会社 電子的に拡大撮影可能な撮像装置

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