JP3024370B2 - 水平ライン補間機能付き撮像装置 - Google Patents

水平ライン補間機能付き撮像装置

Info

Publication number
JP3024370B2
JP3024370B2 JP4195095A JP19509592A JP3024370B2 JP 3024370 B2 JP3024370 B2 JP 3024370B2 JP 4195095 A JP4195095 A JP 4195095A JP 19509592 A JP19509592 A JP 19509592A JP 3024370 B2 JP3024370 B2 JP 3024370B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
interpolation
imaging device
horizontal line
solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4195095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0646433A (ja
Inventor
博也 日下
隆 坂口
正明 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP4195095A priority Critical patent/JP3024370B2/ja
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to DE69327895T priority patent/DE69327895T2/de
Priority to PCT/JP1993/001002 priority patent/WO1994003015A1/ja
Priority to US08/211,151 priority patent/US5532742A/en
Priority to EP93916186A priority patent/EP0605738B1/en
Publication of JPH0646433A publication Critical patent/JPH0646433A/ja
Priority to US08/473,007 priority patent/US5602588A/en
Priority to US08/609,845 priority patent/US5798792A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3024370B2 publication Critical patent/JP3024370B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号に演算処理を
施して電子的な水平ラインの補間処理を行う水平ライン
補間機能を備えた撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の撮像装置におい
ては、小型・軽量・高倍率ズーム化、更に多機能化が進
み、光学ズームと電子的ズーム機能を連動した商品開発
が行われている。また、ユーザー層が従来のマニアに加
えて子供からお年寄りまで拡大が進むことにより、手ぶ
れによる画面揺れが発生し、電子的ズーム機能を用いた
動き補正回路を備えた撮像装置が商品化されている。
【0003】従来の電子的ズーム機能を用いた動き補正
装置としては、例えばTV学会技術報告VOL.11,
NO3(may.1987)に示されている。
【0004】また、従来の補間機能付き撮像装置として
は、例えば特開平1−261086号公報「撮像装置」
に示されている。
【0005】以下に従来の、インターレース走査された
映像信号の水平ラインを補間する機能を持った撮像装置
について3板式の撮像装置をもとに説明する。
【0006】図12は、従来のインターレース走査され
た映像信号の水平ラインを補間する機能を持った撮像装
置のブロック図である。固体撮像素子1,4,6はそれ
ぞれ3つの色信号のうちのG,R,Bを得るための撮像
素子である。アナログ信号処理回路8,9,10は固体
撮像素子1,4,6から得られた映像信号に対してアナ
ログ信号処理を施すための回路であり、ここで処理され
た映像信号は、アナログ・ディジタル変換回路11,1
2,13によりそれぞれアナログ信号からディジタルに
変換される。補間回路14はアナログ・ディジタル信号
処理回路11,12,13でディジタル信号に変換され
た映像信号に対し垂直方向に補間処理を施すための回路
である。マトリックス回路16は補間回路14により補
間処理された3つの色信号に対しマトリックス演算を施
し、輝度信号と2つの色差信号を合成するための回路、
エンコーダ回路17はマトリックス回路16より得られ
た輝度及び色差信号よりNTSC信号を得るための回路
である。
【0007】図13は補間回路14の内部の具体的な構
成の一例である。図13において、1a,1b,1cは
1ラインメモリであり、3つのうち1つを書き込み、2
つを読み出しに使用し、この書き込み及び読み出しに使
用するメモリを順次入れ替えることによりリアルタイム
の処理を実現する。1d,1eは3つの1ラインメモリ
のうちの2つのラインメモリから読み出された2つのラ
インの信号にそれぞれの補間係数w,(1−w)を乗算
する乗算器、1fは乗算器1d,1eの出力信号を加算
して補間出力を出力する加算器、1gは2つのラインの
信号の補間係数w,(1−w)を発生する係数発生回路
である。なお、この例では3板式の撮像装置を例として
いるため、補間回路14は3つの色信号それぞれに対し
1回路ずつ必要となるため合計3つ必要である。
【0008】以上のように構成された従来の撮像装置に
おける、インターレース走査された映像信号の水平ライ
ンを補間する方法に関して図13,図14を用いて説明
すると(簡単のため、G信号に関してのみ述べる。)、
いまあるフィールドにおけるG信号のk,k+1ライン
間に(但し、ライン間の距離を1とする。)、kライン
からの距離とk+1ラインからの距離の比が、w:1−
w(但し、0≦w<1)である位置に画像ラインを補間
する場合(図14参照)、いま上記kラインが1ライン
メモリ1cに、k+1ラインが1ラインメモリ1bに記
憶されているとすると、補間ラインはkラインに係数発
生回路1gで発生された補間係数1−wを乗じたものと
k+1ラインに係数発生回路1gで発生された補間係数
wを乗じたものを加算器1fで加算することにより合成
する。すなわち、補間ラインを得るには、同フィールド
のk,k+1ラインを1ラインメモリ2つから読み出
し、距離に応じた補間係数(この場合は、wと1−w)
を乗算して加算する演算処理を行なう。また、B信号及
びR信号についても同様の処理を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の補間方法には、次のような問題点がある。すなわち、
補間処理後の映像信号の垂直方向の周波数レスポンス特
性が、補間係数により変化することである。例えば、補
間係数が1/2と1/2で補間されるラインは入力2ラ
インの完全平均となるので垂直方向の周波数レスポンス
特性は最も低くなり、補間係数が1と0で補間されるラ
インは補間係数1の1ラインがそのまま出力されること
になるので垂直方向の周波数レスポンス特性は最も高く
なる。つまり、2つの入力ラインの中央付近で補間され
た出力ラインの周波数レスポンス特性が低くなってしま
うという問題点を有していた。
【0010】したがって、上記従来の補間回路を用いて
補間処理を行う撮像装置では、画像の垂直方向の尖鋭度
が劣化してしまうという問題点を有していた。本発明は
従来の問題点を解決するものであって、水平ライン補間
処理を行う際に画像の垂直方向の尖鋭度の劣化を軽減で
きる水平ライン補間機能付き撮像装置の提供を技術的課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像装置にお
いて異なる3つの色信号を得るための複数の固体撮像素
子と、これらの撮像装置から得られる複数の色信号のう
ちの一部の色信号の垂直方向の位相をある一定ピッチだ
けシフトさせる垂直位相シフト部と、その位相のシフト
に合わせて各色信号に対し垂直方向の補間処理を施し、
同位相の補間水平ライン信号を得る補間回路を備えたも
のである。
【0012】
【作用】上記の構成により、本発明の水平ライン補間機
能付き撮像装置は、複数の固体撮像素子から得られる3
つの色信号の垂直方向の位相が同位相とならず、このた
め補間処理に伴う垂直方向の周波数レスポンス特性の劣
化が3つの色信号で異なるため、特に2つの入力ライン
の中央付近で補間された出力ラインの垂直方向の周波数
レスポンス特性の劣化を軽減でき、水平ライン補間の際
の垂直方向の尖鋭度の劣化を減少させる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における水平
補間機能付き撮像装置のブロック図を示すものである。
同図において、固体撮像素子1,2,3はそれぞれ3つ
の色信号のうちのG,R,Bを得るための撮像素子であ
り、固体撮像素子1はG信号、固体撮像素子2はR信
号、固体撮像素子3はB信号を得る。垂直位相シフト部
4は色信号の位相シフトを実現することを模式的に示す
ために記入したものであり(2と4をあわせて撮像部6
とする)、垂直位相シフト部5は色信号の位相シフトを
実現することを模式的に示すために記入したものである
(3と5をあわせて撮像部7とする)。なお、p1,p
2(図2参照)に関してはインターレース走査される映
像信号のライン間の間隔を1に規格化して考える。アナ
ログ信号処理回路8,9,10は固体撮像素子1,2,
3から得られた3つの色信号に対しアナログ信号処理を
施す回路、アナログ・ディジタル変換回路11,12,
13はアナログ信号処理回路8,9,10で処理された
3つの色信号をアナログからディジタルに変換するため
の回路、補間回路14はアナログ・ディジタル変換回路
11,12,13でディジタルに変換された3つの色信
号に対し補間処理を施すための回路である。マトリック
ス回路16は補間回路14により補間処理された3つの
色信号に対しマトリックス演算を施し、輝度信号と2つ
の色差信号を合成するための回路、エンコーダ回路17
はマトリックス回路16より得られた輝度及び色差信号
よりNTSC信号を得るための回路である。
【0015】図2は垂直位相シフト部4,5の作用を示
すものであり、色信号の位相シフトを実現するために固
体撮像素子2,3を固体撮像素子1に対して垂直方向に
ずらして配置したことを模式的に表わしたものである。
本図のように、固体撮像素子2,3は固体撮像素子1に
対して垂直方向にそれぞれp1,p2(0<p1<1、
0<p2<1)だけずらして配置されている。
【0016】図3に図1の補間回路14の原理的な構成
例を示す。1ラインメモリ1a,1b,1cは補間回路
に入力される映像信号の1ライン分を記憶するメモリで
あり、3つのうち1つを書き込み、2つを読み出しに使
用し、この書き込み及び読み出しに使用するメモリを順
次入れ替えることによりリアルタイムの処理を実現す
る。係数発生補助回路1hは3つの固体撮像素子の垂直
方向の位置のずれ量(つまり3つの色信号の垂直方向の
位相のシフト量)に関する情報を係数発生回路1gに送
る。係数発生回路1gは、係数発生補助回路1hからの
情報をもとに補間演算の際に使用する補間係数を発生す
る。乗算器1d,1eは1ラインメモリからの信号に係
数発生回路1gから得られた補間係数を乗算し、加算器
1fは補間係数を乗算された2つのライン信号を加算す
る。なお、図3に示した補間回路14の全体的な構成
は、3つの色信号(R,G,B)それぞれに対し上記図
3に示した回路構成をそれぞれ備えることにより構成で
きる。
【0017】以上のように構成された本実施例の水平ラ
イン補間機能付き撮像装置について、以下その動作につ
いて説明する。
【0018】固体撮像素子1で得られたG信号、撮像部
6で得られたR信号及び撮像部7で得られたB信号は、
それぞれアナログ信号処理回路8,9,10でアナログ
信号処理を受け、その後アナログ・ディジタル変換回路
11,12,13でアナログ信号からディジタル信号に
変換され、補間回路14に送られる。補間回路14に送
られたG,R及びB信号はそれぞれ補間処理を受ける
が、この補間処理について図4の(a)〜(d)を用い
て説明する。
【0019】まず、図4(a)に示すように、固体撮像
素子1に対する固体撮像素子2及び3のずれが下向き
(つまりライン数が大きくなる方向)の場合を考える。
G信号の第kラインからw,第k+1ラインから1−w
の距離のラインを補間により合成する場合(但し、この
時ライン間の距離を1に規格化し、0≦w<1として考
える)、0≦w<p1ならば、R信号から合成する補間
ラインはG信号に対する位相のシフトを考慮して、R信
号の第k−1ラインから1−p1+w、第kラインから
p1−wの距離のラインを補間により合成する。これは
B信号に関しても同様で、0≦w<p2ならば、B信号
から合成する補間ラインはG信号に対する位相のシフト
を考慮して、B信号の第k−1ラインから1−p2+
w、第kラインからp2−wの距離のラインを補間によ
り合成する。
【0020】また、図4(b)に示すように、p1≦w
<1ならば、R信号から合成する補間ラインはG信号に
対する位相のシフトを考慮して、R信号の第kラインか
らw−p1、第k+1ラインから1+p1−wの距離の
ラインを補間により合成する。これはB信号に関しても
同様で、p2≦w<1ならば、B信号から合成する補間
ラインはG信号に対する位相のシフトを考慮して、B信
号の第kラインからw−p2、第k+1ラインから1+
p2−wの距離のラインを補間により合成する。
【0021】次に、図4(c)に示すように、固体撮像
素子1に対する固体撮像素子2及び3のずれが上向き
(つまりライン数が小さくなる方向)の場合を考える。
G信号の第kラインからw,第k+1ラインから1−w
の距離のラインを補間により合成する場合、0≦w<p
1ならば、R信号から合成する補間ラインはG信号に対
する位相のシフトを考慮して、R信号の第kラインから
w+p1、第k+1ラインから1−p1−wの距離のラ
インを補間により合成する。これはB信号に関しても同
様で、0≦w<p2ならば、B信号から合成する補間ラ
インはG信号に対する位相のシフトを考慮して、B信号
の第kラインからw+p2、第k+1ラインから1−p
2−wの距離のラインを補間により合成する。
【0022】また、図4(d)に示すように、p1≦w
<1ならば、R信号から合成する補間ラインはG信号に
対する位相のシフトを考慮して、R信号の第k+1ライ
ンから−1+p1+w、第k+2ラインから2−p1−
wの距離のラインを補間により合成する。これはB信号
に関しても同様で、p2≦w<1ならば、B信号から合
成する補間ラインはG信号に対する位相のシフトを考慮
して、B信号の第k+1ラインから−1+p2+w、第
k+2ラインから2−p2−wの距離のラインを補間に
より合成する。
【0023】このように補間ラインを合成すると、互い
に位相のシフトがある3つの色信号から同位相の補間信
号が合成でき、かつ、補間に伴う垂直方向の周波数レス
ポンス特性の劣化が3信号それぞれで異なるため、映像
信号を3つの色信号全体で見た場合(例えば、G,R,
B信号からマトリックス演算により合成した輝度信号を
考えた場合)、周波数レスポンス特性の劣化を軽減で
き、水平ライン補間の際の垂直方向の尖鋭度の劣化を減
少させることが可能である。例えば、p1=p2=[イ
ンターレース走査される映像信号の1/2ライン分]の
場合に関して、図5及び図6の(a)〜(d)を用いて
説明する。
【0024】図5は垂直位相シフト部4,5の作用を示
すものであり、色信号の位相シフトを実現するために固
体撮像素子2,3を固体撮像素子1に対して垂直方向に
1/2ライン分ずらして配置したことを模式的に表わし
たものである。
【0025】まず、図6(a)に示すように、固体撮像
素子1に対する固体撮像素子2及び3のずれが下向き
(つまりライン数が大きくなる方向)の場合を考える。
G信号の第kラインからw、第k+1ラインから1−w
の距離のラインを補間により合成する場合(但し、この
時ライン間の距離を1に規格化し、0≦w<1として考
える)、0≦w<p1ならば、R信号から合成する補間
ラインはG信号に対する位相のシフトを考慮して、R信
号の第k−1ラインから(1/2)+w、第kラインか
ら(1/2)−wの距離のラインを補間により合成す
る。これはB信号に関しても同様で、0≦w<p2なら
ば、B信号から合成する補間ラインはG信号に対する位
相のシフトを考慮して、B信号の第k−1ラインから
(1/2)+w、第kラインから(1/2)−wの距離
のラインを補間により合成する。
【0026】また、図6(b)に示すように、p1≦w
<1ならば、R信号から合成する補間ラインはG信号に
対する位相のシフトを考慮して、R信号の第kラインか
ら(ー1/2)+w、第k+1ラインから(3/2)−
wの距離のラインを補間により合成する。これはB信号
に関しても同様で、p2≦w<1ならば、B信号から合
成する補間ラインはG信号に対する位相のシフトを考慮
して、B信号の第kラインから(ー1/2)+w、第k
+1ラインから(3/2)−wの距離のラインを補間に
より合成する。
【0027】次に、図6(c)に示すように、固体撮像
素子1に対する固体撮像素子2及び3のずれが上向き
(つまりライン数が小さくなる方向)の場合を考える。
G信号の第kラインからw、第k+1ラインから1−w
の距離のラインを補間により合成する場合、0≦w<p
1ならば、R信号から合成する補間ラインはG信号に対
する位相のシフトを考慮して、R信号の第kラインから
(1/2)+w、第k+1ラインから(1/2)−wの
距離のラインを補間により合成する。これはB信号に関
しても同様で、0≦w<p2ならば、B信号から合成す
る補間ラインはG信号に対する位相のシフトを考慮し
て、B信号の第kラインから(1/2)+w、第k+1
ラインから(1/2)−wの距離のラインを補間により
合成する。
【0028】また、図6(d)に示すように、p1≦w
<1ならば、R信号から合成する補間ラインはG信号に
対する位相のシフトを考慮して、R信号の第k+1ライ
ンから(−1/2)+w、第k+2ラインから(3/
2)−wの距離のラインを補間により合成する。これは
B信号に関しても同様で、p2≦w<1ならば、B信号
から合成する補間ラインはG信号に対する位相のシフト
を考慮して、B信号の第k+1ラインから(−1/2)
+w、第k+2ラインから(3/2)−wの距離のライ
ンを補間により合成する。
【0029】以上のような場合、G信号においてw=
0.5の垂直方向の周波数レスポンス特性の劣化が最も
大きい補間処理を行う場合、R,B信号は補間処理をさ
れず垂直方向の周波数レスポンス特性の劣化の無い状態
を維持でき、また、G信号においてw=0の補間処理を
行う場合、R,B信号は垂直方向の周波数レスポンス特
性の劣化が最も大きい補間処理を施されるがG信号は補
間処理をされず垂直方向の周波数レスポンス特性の劣化
の無い状態を維持できるため、映像信号を3つの色信号
全体で見た場合(例えば、G,R,B信号からマトリッ
クス演算により合成した輝度信号を考えた場合)、水平
ライン補間の際の垂直方向の尖鋭度の劣化を減少させる
ことが可能である。
【0030】なお、本実施例において固体撮像素子1に
対する固体撮像素子2のずれが上向き、固体撮像素子3
のずれが下向きの場合や、固体撮像素子1に対する固体
撮像素子2のずれが下向き、固体撮像素子3のずれが上
向きの場合の補間処理も図4の(a)〜(d)をもとに
説明した補間処理を組み合わせることで実現できること
は明らかである。
【0031】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。なお、第1の実施例と同様の効果を示すものに関
しては、第1の実施例と同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0032】図7は、本発明の第2の実施例における水
平補間機能付き撮像装置のブロック図を示すものであ
る。同図において、固体撮像素子1,2はそれぞれ3つ
の色信号のうちのG,R,Bを得るための撮像素子であ
り、固体撮像素子1はG信号、固体撮像素子2はR信号
及びB信号を得る。垂直位相シフト部4は色信号の位相
シフトを実現することを模式的に示すために記入したも
の(2と4をあわせて撮像部6とする)である。なお、
p3(図8参照)に関してはインターレース走査される
映像信号のライン間の間隔を1に規格化して考える。固
体撮像素子1で得られたG信号は、第1の実施例と同様
の処理を経て補間回路14に送られる。また、撮像部6
で得られたR信号及びB信号はアナログ信号処理回路9
においてアナログ信号処理を施され、その後、R,B信
号分離回路15でR信号とB信号に分離され、第1の実
施例と同様の処理を経て補間回路14に送られる。な
お、補間回路14は、第1の実施例(図3参照)と同様
であるため説明は省略する。マトリックス回路16及び
エンコーダ回路17に関しても第1の実施例と同様であ
るため説明は省略する。
【0033】図8は色信号の位相シフトを実現するため
に固体撮像素子2を固体撮像素子1に対してずらして配
置したことを模式的に表わしたものである。本図のよう
に固体撮像素子2は固体撮像素子1に対してp3(0<
p3<1)だけずらして配置されている。
【0034】図9は固体撮像素子2の受光面の図であ
り、固体撮像素子2の受光面には図に示したような赤
(R)と青(B)のRB色ストライプフィルタが取り付
けられており、この構成によりR信号とB信号を固体撮
像素子2より得ることができる。
【0035】図10は本実施例における撮像装置の光学
系のうち、G信号とR,B信号とを分離する2色分解プ
リズムの構成図ある。入射光のうちR,Bの光はプリズ
ム内を直進するのに対し、Gの光は図中に示したダイク
ロイック層により反射されることにより、Gと、R及び
Bとを分離する。
【0036】以上のように構成された本実施例の水平ラ
イン補間機能付き撮像装置について、以下その動作につ
いて説明する。
【0037】固体撮像素子1で得られたG信号はアナロ
グ信号処理回路8でアナログ信号処理を受けた後、ま
た、撮像部6で得られたR信号及びB信号はアナログ信
号処理回路9でアナログ信号処理を受け、かつ、R,B
信号分離回路でR信号とB信号に分離された後に、アナ
ログ・ディジタル変換回路11,12,13でアナログ
信号からディジタル信号に変換され、補間回路14に送
られる。補間回路14に送られたG,R及びB信号はそ
れぞれ補間処理を受けるが、この補間処理について図1
1の(a)〜(d)を用いて説明する。
【0038】まず、図11(a)に示すように、固体撮
像素子1に対する固体撮像素子2のずれが下向き(つま
りライン数が大きくなる方向)の場合を考える。G信号
の第kラインからw、第k+1ラインから1−wの距離
のラインを補間により合成する場合(但し、この時ライ
ン間の距離を1に規格化し、0≦w<1として考え
る)、0≦w<p3ならば、R信号及びB信号から合成
する補間ラインはG信号に対する位相のシフトを考慮し
て、R信号及びB信号の第k−1ラインから1−p3+
w、第kラインからp3−wの距離のラインを補間によ
り合成する。
【0039】また、図11(b)に示すように、p3≦
w<1ならば、R信号及びB信号から合成する補間ライ
ンはG信号に対する位相のシフトを考慮して、R信号及
びB信号の第kラインからw−p3、第k+1ラインか
ら1+p3−wの距離のラインを補間により合成する。
【0040】次に、図11(c)に示すように、固体撮
像素子1に対する固体撮像素子2のずれが上向き(つま
りライン数が小さくなる方向)の場合を考える。G信号
の第kラインからw、第k+1ラインから1−wの距離
のラインを補間により合成する場合、0≦w<p3なら
ば、R信号及びB信号から合成する補間ラインはG信号
に対する位相のシフトを考慮して、R信号及びB信号の
第kラインからw+p3、第k+1ラインから1−p3
−wの距離のラインを補間により合成する。
【0041】また、図11(d)に示すように、p3≦
w<1ならば、R信号及びB信号から合成する補間ライ
ンはG信号に対する位相のシフトを考慮して、R信号及
びB信号の第k+1ラインから−1+p3+w、第k+
2ラインから2−p3−wの距離のラインを補間により
合成する。
【0042】このように補間ラインを合成すると、互い
に位相のシフトのあるG信号とR信号及びB信号から同
位相の補間信号が合成でき、かつ、補間に伴う垂直方向
の周波数レスポンス特性の劣化がG信号とR信号及びB
信号でそれぞれで異なるため、映像信号を3つの色信号
全体で見た場合(例えば、G,R,B信号からマトリッ
クス演算により合成した輝度信号を考えた場合)、垂直
方向の周波数レスポンス特性の劣化を軽減でき、水平ラ
イン補間の際の垂直方向の尖鋭度の劣化を減少させるこ
とが可能である。例えば、p3=[インターレース走査
される映像信号の1/2ライン分]とすると、w=0.
5の垂直方向の周波数レスポンス特性の劣化が最も大き
い補間処理を行う場合、R,B信号は補間処理をされず
垂直方向の周波数レスポンス特性の劣化の無い状態を維
持でき、また、G信号においてw=0補間処理を行う場
合、R,B信号は垂直方向の周波数レスポンス特性の劣
化が最も大きい補間処理を施されるがG信号は補間処理
をされず垂直方向の周波数レスポンス特性の劣化の無い
状態を維持できるため、映像信号を3つの色信号全体で
見た場合(例えば、G,R,B信号からマトリックス演
算により合成した輝度信号を考えた場合)、水平ライン
補間の際の垂直方向の尖鋭度の劣化を減少させることが
可能である。
【0043】また、本実施例の構成を用いれば、色信号
の位相シフトのための垂直位相シフト部を1つにするこ
とができ、全体の構成を第1の実施例に比べより簡略化
することができる。
【0044】また、本実施例においては、撮像部6より
得られたR及びB信号はアナログ信号処理回路9を経た
のちR,B信号分離回路によりR信号とB信号に分離さ
れるような構成をとっているがこれに限るものではな
く、アナログ信号処理回路9とR、B信号分離回路をひ
とつにまとめたような構成も考えられる。
【0045】また、本実施例においては、R信号及びB
信号を得るために、固体撮像素子2にRB色ストライプ
フィルタを用いた構成を使用したが、これに限るもので
はない。
【0046】なお、第1の実施例において、3つの色信
号R,G,Bの位相をそれぞれずらすためには、例えば
3つの色信号を得るための3色分解プリズムに固体撮像
素子を接着固定する際にその位置を従来とは異なり垂直
方向にずらせて接着することにより実現できるがこれに
限るものではなく、例えば、3色分解プリズム内部の屈
折率を操作して光の光路を曲げることにより色信号の位
相をずらすことも考えられる。また、第2の実施例にお
いて、3つの色信号のうちのG,R及びBの位相をそれ
ぞれずらすためには、例えば2つの色信号(G信号とR
及びB信号)を得るための2色分解プリズムに固体撮像
素子を接着固定する際にその位置を従来とは異なり垂直
方向にずらせて接着することにより実現できるがこれに
限るものではなく、例えば、2色分解プリズム内部の屈
折率を操作して入射光の光路を曲げることにより色信号
の位相をずらすことも考えられる。
【0047】また、第1及び第2の実施例において、3
つの色信号の位相をシフトさせる場合にG信号に対して
R及びB信号をシフトさせるような構成を示したがこれ
に限るものではなく、R信号に対しG,B信号をシフト
またはB信号に対しG,R信号をシフトさせるような構
成も考えられる。
【0048】また、第1及び第2の実施例において、3
つの色信号はR,G,Bとしたがこれに限るものではな
く、例えば、イエロー,シアン,マゼンタの3つの色信
号を使用することも可能である。
【0049】また、第1及び第2の実施例において、補
間回路に関してはラインメモリの制御に関してのみ説明
したが、それとは別に固体撮像素子またはフィールドメ
モリ等からの読み出しの制御も必要になるがそれはG,
R,B信号でのそれぞれの信号の位相のシフト量に応じ
てコントロールすることができるがそれに限るものでは
ない。
【0050】また、第1及び第2の実施例において、補
間回路は3つのラインメモリを持つ構成としたがこれに
限るものではなく、4つ以上のラインメモリを持つ構成
も考えられる。そして、上記2つの実施例においては補
間処理は線形補間としたがこれに限るものではなく、4
つ以上のラインメモリを持つ構成とすると2次補間等の
高次の補間処理が可能となることは明らかである。
【0051】また、第1及び第2の実施例において、p
1,p2,p3の範囲は各々0<p1<1,0<p2<
1,0<p3<1としたがこれに限るものではなく、例
えばp1=1.5とした場合にこれがp1=0.5とし
た場合と同様の効果が得られる(p2,p3に関しても
同様)ことは明かである。
【0052】また、第1及び第2の実施例において、マ
トリックス回路とエンコーダ回路の両方を備えた構成を
用いたがこれに限るものではなく、例えばマトリックス
回路とエンコーダ回路のどちらか1つしか持たない構成
及び両方とも持たない構成も考えられる。
【0053】また、第1及び第2の実施例において、エ
ンコーダ回路の出力はNTSC信号としたがこれに限る
ものではない。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明は、3つの色信号
を得る複数の固体撮像素子(1〜3)と、3つの色信号
のうちの1つの色信号に対し残り2つの色信号の垂直方
向の位相を2つの信号でそれぞれ異なる一定ピッチシフ
トさせるための第1,第2の垂直位相シフト部(4,
5)と、その位相のシフトに合わせて補間処理の際の補
間係数を変化させる係数発生補助回路(1h)をもち、
この構成により、3つの色信号から水平ラインを補間す
る際にそれぞれ位相の異なる3つの色信号を補間処理す
る際の補間係数をそれぞれ変えることにより、映像信号
を3つの色信号全体で見た場合(例えばG、R、B信号
からマトリックス演算により合成した輝度信号を考えた
場合)、補間処理に伴う垂直方向の周波数レスポンス特
性の劣化を軽減でき、水平ライン補間の際の垂直方向の
尖鋭度の劣化を減少させることが可能である。
【0055】また、本発明は、3つの色信号を得る2つ
の固体撮像素子(1,2)と、3つの色信号のうちの1
つの色信号に対し残り2つの色信号の垂直方向の位相を
2つの信号共に一定ピッチシフトさせるための垂直位相
シフト部(4)と、その位相のシフトに合わせて補間処
理の際の補間係数を変化させる係数発生補助回路(1
h)をもち、この構成により、3つの色信号から水平ラ
インを補間する際にそれぞれの色信号の補間係数を変え
ることにより、映像信号を3つの色信号全体で見た場合
(例えば、G,R,B信号からマトリックス演算により
合成した輝度信号を考えた場合)、補間処理に伴う垂直
方向の周波数レスポンス特性の劣化を軽減でき、水平ラ
イン補間の際の垂直方向の尖鋭度の劣化を減少させるこ
とがより簡略化された構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における水平ライン補間
機能付き撮像装置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における位相シフト部4,5の
作用を示す模式図
【図3】同第1の実施例における補間回路14の具体的
な構成を示す模式図
【図4】同第1の実施例における補間回路14での補間
処理の方法を説明するための説明図
【図5】同第1の実施例におけるp1=p2=1/2の
場合の位相シフト部4,5の作用を示す模式図
【図6】同第1の実施例におけるp1=p2=1/2の
場合の補間回路14での補間処理の方法を説明するため
の説明図
【図7】本発明の第2の実施例における水平ライン補間
機能付き撮像装置の構成を示すブロック図
【図8】同第2の実施例における位相シフト部4の作用
を示す模式図
【図9】同第2の実施例における固体撮像素子2の受光
面の構成を示す模式図
【図10】同第2の実施例における2色分解プリズムの
構成例を示す説明図
【図11】同第2の実施例における補間回路14での補
間処理の方法を説明するための説明図
【図12】従来の水平ライン補間機能付き撮像装置の構
成を示すブロック図
【図13】図12における補間回路14の具体的な構成
を示す模式図
【図14】従来の例における補間回路14での補間処理
の方法を説明するための説明図
【符号の説明】
1,2,3 固体撮像素子 4,5 垂直位相シフト部 6,7 撮像部 8,9,10 アナログ信号処理回路 11,12,13 アナログ・ディジタル変換回路 14 補間回路 15 R,B分離回路 16 マトリックス回路 17 エンコーダ回路 1a,1b,1c 1ラインメモリ 1d,1e 乗算器 1f 加算器 1g 係数発生回路 1h 係数発生補助回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−261086(JP,A) 特開 平5−191811(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/09 - 9/097 H04N 5/228

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる3つの色信号C1,C2及びC3
    を得る複数の固体撮像素子と、前記色信号C2を得る固体撮像素子を所定位置に配置
    し、 前記色信号C1に対して前記色信号C2の垂直方向
    の位相を一定ピッチp1だけシフトする第1の垂直位相
    シフト部と、前記色信号C3を得る固体撮像素子を所定位置に配置
    し、 前記色信号C1に対して前記色信号C3の垂直方向
    の位相を一定ピッチp2だけシフトする第2の垂直位相
    シフト部と、 前記色信号C1と前記垂直方向に位相シフトされた色信
    号C2,C3のそれぞれに対し垂直方向の補間処理を施
    し、同位相の各補間水平ライン信号を得る補間回路とを
    有する水平ライン補間機能付き撮像装置。
  2. 【請求項2】 複数の固体撮像素子は色信号C1を得る
    第1の固体撮像素子と、色信号C2を得る第2の固体撮
    像素子と、色信号C3を得る第3の固体撮像素子からな
    る請求項1記載の水平ライン補間機能付き撮像装置。
  3. 【請求項3】 異なる3つの色信号C1,C2及びC3
    は、3つの色信号R,G及びBであることを特徴とする
    請求項1または2記載の水平ライン補間機能付き撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 異なる3つの色信号C1,C2及びC3
    は、3つの色信号R,G及びBであり、C1=Gである
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の水平ライ
    ン補間機能付き撮像装置。
  5. 【請求項5】 ピッチp1とピッチp2を、p1=p2
    =pとしたことを特徴とする請求項1,2,3または4
    記載の水平ライン補間機能付き撮像装置。
  6. 【請求項6】 ピッチp1とピッチp2のとる値は、
    <p1<1、0<p2<1であることを特徴とする請求
    項1,2,3,4または5記載の水平ライン補間機能付
    き撮像装置。
  7. 【請求項7】 ピッチp1及びp2は、1フィールド画
    像の1/2ライン分に相当する量であることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5または6記載の水平ライン
    補間機能付き撮像装置。
  8. 【請求項8】 補間処理は、色信号C1に対して補間係
    数w(0≦w<1)により補間処理を行い、色信号C2
    に対してはwとp1から決定される補間係数により補間
    処理を行い、C3に対してはwとp2から決定される補
    間係数により補間処理を行うことを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6または7記載の水平ライン補間
    機能付き撮像装置。
  9. 【請求項9】 第1の垂直位相シフト部及び第2の垂直
    位相シフト部は、複数の固体撮像素子の取り付け位置を
    空間的に一定ピッチp1及びp2だけ垂直方向にずらし
    て配置することを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,6,7または8記載の水平ライン補間機能付き撮像
    装置。
  10. 【請求項10】 異なる3つの色信号C1,C2及びC
    3のうち、色信号C1を得る第1の固体撮像素子と、色
    信号C2及びC3を得る第2の固体撮像素子と、前記第2の固体撮像素子を所定位置に配置し、 前記色信
    号C1に対して前記色信号C2及びC3の垂直方向の位
    相を一定ピッチp3だけシフトする垂直位相シフト部
    と、 前記色信号C1と前記垂直方向に位相シフトされた色信
    号C2及びC3のそれぞれに対し垂直方向の補間処理を
    施し、同位相の各補間水平ライン信号を得る補間回路と
    を有する水平ライン補間機能付き撮像装置。
  11. 【請求項11】 異なる3つの色信号C1,C2及びC
    3は、3つの色信号R,G及びBであることを特徴とす
    る請求項10記載の水平ライン補間機能付き撮像装置。
  12. 【請求項12】 異なる3つの色信号C1,C2及びC
    3は、3つの色信号R,G及びBであり、C1=Gであ
    ることを特徴とする請求項10または11記載の水平ラ
    イン補間機能付き撮像装置。
  13. 【請求項13】 ピッチp3のとる値は、0<p3<1
    であることを特徴とする請求項10,11または12記
    載の水平ライン補間機能付き撮像装置。
  14. 【請求項14】 ピッチp3は、インターレース走査さ
    れる映像信号の1/2ライン分に相当する量であること
    を特徴とする請求項10,11,12または13記載の
    水平ライン補間機能付き撮像装置。
  15. 【請求項15】 補間処理は、色信号C1に対して補間
    係数w(0≦w<1)により補間処理を行い、色信号C
    2,C3に対してはwとp3から決定される補間係数に
    より補間処理を行うことを特徴とする請求項10,1
    1,12,13または14記載の水平ライン補間機能付
    き撮像装置。
  16. 【請求項16】 垂直位相シフト部は、2つの固体撮像
    素子の取り付け位置を空間的に一定ピッチp3だけ垂直
    方向にずらして配置することを特徴とする請求項10,
    11,12,13,14または15記載の水平ライン補
    間機能付き撮像装置。
JP4195095A 1992-07-22 1992-07-22 水平ライン補間機能付き撮像装置 Expired - Fee Related JP3024370B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195095A JP3024370B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 水平ライン補間機能付き撮像装置
PCT/JP1993/001002 WO1994003015A1 (en) 1992-07-22 1993-07-19 Imaging device with horizontal line interpolation function
US08/211,151 US5532742A (en) 1992-07-22 1993-07-19 Image pickup apparatus with horizontal line interpolation function having three image pickup units shifted in vertical phase from one another
EP93916186A EP0605738B1 (en) 1992-07-22 1993-07-19 Imaging device with horizontal line interpolation function
DE69327895T DE69327895T2 (de) 1992-07-22 1993-07-19 Bildaufnahmevorrichtung mit interpolationsfunktion der horizontalen zeilen
US08/473,007 US5602588A (en) 1992-07-22 1995-06-07 Image pickup apparatus having a horizontal line interpolation function
US08/609,845 US5798792A (en) 1992-07-22 1996-03-01 Image pickup apparatus with horizontal line interpolation function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195095A JP3024370B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 水平ライン補間機能付き撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0646433A JPH0646433A (ja) 1994-02-18
JP3024370B2 true JP3024370B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=16335447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4195095A Expired - Fee Related JP3024370B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 水平ライン補間機能付き撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024370B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2001266878A1 (en) * 2000-06-16 2002-01-02 University Technology Corporation Methods and apparatus for increasing resolution in digital imaging systems by offsetting pixels

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879394A (ja) * 1981-11-05 1983-05-13 Sony Corp 固体カラ−撮像装置
JPH0767154B2 (ja) * 1988-04-12 1995-07-19 松下電器産業株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0646433A (ja) 1994-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5602588A (en) Image pickup apparatus having a horizontal line interpolation function
EP1187455B1 (en) Image data processing apparatus and electronic camera
US6847397B1 (en) Solid-state image sensor having pixels shifted and complementary-color filter and signal processing method therefor
US5734424A (en) Image pickup apparatus capable of providing moving video signal and still video signal
KR0125108B1 (ko) 정지화상기록 디지탈 카메라
US5694165A (en) High definition image taking apparatus having plural image sensors
US5579047A (en) Image signal processing apparatus using color filters and an image pick-up device providing interlaced field signals
GB2306074A (en) CCD camera with two CCDs having mutually different colour filter arrays
US6031569A (en) Image sensing method and apparatus utilizing the same
US7142236B2 (en) Digital zoom apparatus to perform zoom during successive changes in zoom magnification
US6917383B2 (en) Image sensing device
JP3024370B2 (ja) 水平ライン補間機能付き撮像装置
US5534919A (en) Image pickup apparatus for estimating a complementary color value of a target pixel
JP3134513B2 (ja) 水平ライン補間機能付き撮像装置
JP3024437B2 (ja) 画像動き補正装置
JP3134514B2 (ja) 水平ライン補間機能付き撮像装置
JP3134515B2 (ja) 水平ライン補間機能付き撮像装置
JP3064721B2 (ja) フレーム画像作成機能付き撮像装置
JPH10248069A (ja) 撮像装置
JP3463695B2 (ja) 撮影装置
JPH06178307A (ja) 撮像装置
JP3658430B2 (ja) 画像信号処理装置
JP3352116B2 (ja) 画像処理装置
JPH1153531A (ja) 撮像装置
JP3397398B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees