JP3064721B2 - フレーム画像作成機能付き撮像装置 - Google Patents

フレーム画像作成機能付き撮像装置

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JP3064721B2
JP3064721B2 JP5015171A JP1517193A JP3064721B2 JP 3064721 B2 JP3064721 B2 JP 3064721B2 JP 5015171 A JP5015171 A JP 5015171A JP 1517193 A JP1517193 A JP 1517193A JP 3064721 B2 JP3064721 B2 JP 3064721B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等の撮像
装置において高画質なフレーム画像信号を得る機能に関
するものであり、特に映像信号に演算処理を施して擬似
的にフレーム信号を作成するフレーム画像作成機能付き
撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の撮像装置におい
ては小型・軽量・多機能化が進むと共に、撮影した画像を
静止画としてモニターに出力したりプリンタを用いて出
画することが行われている。
【0003】従来のビデオカメラ等の撮像装置における
静止画作成機能について説明する。図12は従来の静止
画作成機能回路を含むビデオカメラ等の撮像装置ブロッ
ク図を示すものである。図12において、1201は光
電変換機能を有する撮像素子部、1202は撮像素子部
1201に対する撮像素子駆動回路、1203は撮像素
子1201の出力信号にサンプリング,増幅等の処理を
行うアナログ信号処理回路、1204はアナログ信号処
理回路1203の出力信号に対するアナログ−ディジタ
ル変換回路(以下、A/D変換回路)、1205はA/D変
換されたディジタル信号を記録/再生するフィールドメ
モリ、1206はフィールドメモリ1205を制御する
メモリ制御回路、1207はフィールドメモリ1205
出力信号から輝度信号や色信号,色差信号などの生成ま
たはRGB信号処理を行うディジタル信号処理回路、1
208はディジタル信号処理回路1207の出力信号か
らNTSC信号等のテレビジョン信号を得るエンコーダ
回路、1209はメモリ制御回路1206、ディジタル
信号処理回路1207を総合的に制御するシステム制御
回路である。
【0004】以上のように構成された従来の静止画作成
機能回路を含むビデオカメラ等の撮像装置について、以
下その動作について説明する。撮像素子部1201から
の出力信号はアナログ信号処理及びA/D変換処理され
ディジタル信号となる。このディジタル信号は、メモリ
制御回路1206によって制御されるフィールドメモリ
1205に記憶され、その1フィールド期間後に読み出
されディジタル信号処理回路1207において輝度信号
及び色信号処理される。このとき、システム制御回路1
209から静止画作成の指示が出るとメモリ制御回路1
206は、フィールドメモリ1205に新しい信号の記
憶を停止し、記憶済み信号の読み出しを継続させる。そ
して、ディジタル信号処理回路1207はこのフィール
ドメモリ1205出力信号にインタレース制御を行い、
テレビジョン信号に合った静止画出力を行う。
【0005】このように、フィールドメモリに記憶され
た1フィールドの映像信号を読み出すことによって静止
画作成を行っている。
【0006】また、従来の擬似フレーム信号を用いた撮
像装置としては、本願出願人が先に出願した特願平4−
195096号「水平ライン補間機能付き撮像装置」が
ある。以下に、この水平ライン補間機能付き撮像装置に
ついて説明する。
【0007】図13は、この擬似フレーム信号を用いた
撮像装置のブロック図を示すものであり、図13におい
て、1301はR,G,B信号から2種類の輝度信号Y
1,Y2及び2種類の色信号C1,C2を得るディジタ
ル信号処理回路、1302〜1305は各信号を記憶す
るフィールドメモリ、1306はフィールドメモリ13
02〜1305を制御するフィールドメモリ制御回路、
1307はY1,Y2,C1,C2を用いて補間,拡大
を行う電子ズーム回路、1308はディジタル信号処理
回路1301、フィールドメモリ制御回路1306、電
子ズーム回路1307を総合的に制御するシステム制御
回路である。また、図14は図13のディジタル信号処
理回路1301の内部構成を示すブロック図である。同
図において、1401は1H期間の信号を記憶するライ
ンメモリ、1402は加算器、1403はゲイン調整を
行う1/2アンプ、1404は3信号から2信号R1,R
2をシステム制御回路1308からの情報で選択するセ
レクタ回路、1405,1406,1407は構成要素
1401〜1404で構成される信号選択回路、140
8は輝度信号Y1を作成するY1マトリクス回路、14
09は輝度信号Y2を作成するY2マトリクス回路、1
410は色信号C1を作成するC1マトリクス回路、1
411は色信号C2を作成するC2マトリクス回路、1
412は構成要素1408〜1411で構成されるマト
リクス回路である。
【0008】以上のように構成された水平ライン補間機
能付き撮像装置について、以下その動作を説明する。図
14において、信号選択回路1405〜1407では、
まず連続する2ラインの信号から3信号を作成する。次
に、セレクタ1404では上記3信号から2信号を選択
する。このように、連続する2ラインの信号から作成さ
れた3信号から、補間ラインを作成するのに必要な2信
号を選択することによって、任意の位置に補間信号を作
成する。この2信号の選択をセレクタ回路1404がシ
ステム制御回路1308からの制御により行い、輝度信
号のマトリクス演算をY1マトリクス回路1408とY
2マトリクス回路1409が行う。また同様に、色信号
のマトリクス演算をC1マトリクス回路1410とC2
マトリクス回路1411が行う。次に、図13における
ディジタル信号処理回路1301の出力信号は、フィー
ルドメモリ制御回路1306の制御によりそれぞれフィ
ールドメモリ1302〜1305に記憶され、その後電
子ズーム回路1307ではフィールドメモリ1302〜
1305からの上記の信号を用いて補間演算を行う。補
間演算はフレーム信号の位置関係にある2ラインの信号
を用いて演算を行う。例えば図15に示す場合は、フレ
ーム信号の位置関係にある(m−1)ラインとmラインの
信号を用いて補間演算を行う。このように、Y1,Y2
及びC1,C2信号を作成するディジタル信号処理回路
1301と電子ズーム回路1307を備えることによっ
て、画質劣化の少ないフレーム信号の位置関係にある2
ラインの輝度信号及び色信号から補間信号を作成し、水
平ライン補間信号の垂直方向の尖鋭度の劣化を減少させ
画質劣化の少ない映像を得る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の静止画作成方法には、次のような問題点がある。すな
わち、ビデオカメラ等撮影装置は動画の撮影を目的とし
ているため、出力信号はフィールド映像信号であり、静
止画に必要な高解像度な映像を得ることはできない。ま
た、高解像度な映像信号を得るために、連続する2フィ
ールド映像信号から1フレーム映像信号を得る場合は動
きの部分が2重像になり画質劣化になるという問題点を
有していた。
【0010】したがって、上記従来の静止画作成回路を
用いて静止画出力を行う撮像装置では、画像が劣化して
しまうという問題点を有していた。
【0011】本発明は従来の問題点を解決するものであ
って、静止画作成を行う際に画像の高解像度を実現でき
フレーム画像作成機能付き撮像装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のフレーム画像作成機能付撮像装置は、異な
る3つの色信号C1、C2及びC3を得る手段と、前記
色信号C1に対して前記色信号C2の垂直方向の位相を
一定の位置間隔p1(p1≠0の実数)だけシフトさせ
る第1の垂直位相シフト部と、前記色信号C1に対して
前記色信号C3の垂直方向の位相を一定の位置間隔p2
(p2≠0の実数)だけシフトさせる第2の垂直位相シ
フト部と、前記色信号C1と前記垂直方向に位相シフト
された色信号C2,C3から擬似フレーム信号を得るフ
レーム演算回路と、前記フレーム演算回路出力信号から
フレーム静止画像を得るフレーム静止画回路の構成を有
している。
【0013】また、本発明のフレーム画像作成機能付撮
像装置は、異なる3つの色信号C1,C2及びC3を得
る複数の固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆動する
複数の撮像素子駆動回路と、前記撮像素子駆動回路を制
御する駆動制御回路と、垂直内挿選択回路と、フレーム
演算回路と、前記フレーム演算回路出力信号からフレー
ム静止画像を得るフレーム静止画回路を備えたフレーム
画像作成機能付き撮像装置の構成を有している。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、第1及び第2の
垂直位相シフト部が、複数の固体撮像素子から得られる
3つの色信号の垂直方向の位相を変え、フレーム演算回
路が作成する擬似フレーム信号を用いて静止画作成処理
を行うことにより、静止画作成に伴う画質劣化を軽減す
る。
【0015】また、撮像素子駆動回路を制御する駆動制
御回路と垂直内挿選択回路により、垂直内挿on時は前記
駆動制御回路が、前記撮像素子駆動回路を制御して前記
色信号C1に対して前記色信号C2の垂直方向の位相を
p1だけシフトさせかつ前記色信号C3の垂直方向の位
相をp2だけシフトさせ、また垂直内挿off時は前記駆
動制御回路が、前記撮像素子駆動回路を制御して前記色
信号C1,C2,C3の垂直方向の位相を一致させ、垂
直内挿on時は前記色信号C1と前記垂直方向に位相シフ
トされた色信号C2,C3から補間処理により補間水平
ライン信号を得、前記色信号C1と垂直方向に位相シフ
トされた色信号C2,C3から擬似フレーム信号を得る
疑似フレーム信号出力と、通常フィールド信号出力とを
選択することにより、画質劣化の少ない静止画信号及び
動画信号を得る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例におけるフレ
ーム画像作成機能付き撮像装置のブロック図を示すもの
である。図1において、101は光電変換機能を有する
撮像素子部、102は撮像素子部101に対する撮像素
子駆動回路、103は撮像素子駆動回路102を制御す
る駆動制御回路、104は撮像素子部101の出力信号
にサンプリング,増幅等の処理を行うアナログ信号処理
回路、105はアナログ信号処理回路104の出力信号
に対するアナログ−ディジタル変換回路(以下、A/D
変換回路)、106はA/D変換されたディジタル信号
から輝度信号や色信号,色差信号などの生成またはRG
B信号処理を行うディジタル信号処理回路、107はデ
ィジタル信号処理回路106の出力信号を記憶するフィ
ールドメモリ回路、108はフィールドメモリ回路10
7を制御するフィールドメモリ制御回路、109は駆動
制御回路103、フィールドメモリ制御回路108を総
合的に制御するシステム制御回路、110はディジタル
信号処理回路106の出力信号からNTSC信号等のテ
レビジョン信号を得るエンコーダ回路、111はフィー
ルドメモリ回路107の出力信号からNTSC信号等の
テレビジョン信号を得るエンコーダ回路である。
【0018】以上のように構成された本実施例のフレー
ム画像作成機能付き撮像装置について、以下その動作に
ついて説明する。本実施例においては、色信号C1,C
2およびC3をそれぞれ色信号R,B,Gとし、G信号
に対してR,B信号の垂直方向にシフトする位置間隔p
1、p2が1/2である場合を例にとって説明する。撮像
素子部101から出力されるR,G,Bの複数の出力信
号はアナログ信号処理及びA/D変換処理されディジタ
ル信号となる。このディジタル信号はディジタル信号処
理回路106において輝度信号(Y1,Y2)及び色信
号(C1,C2)処理され、フィールドメモリ回路10
7に出力される。フィールドメモリ回路107に入力さ
れた信号はフィールドメモリ制御回路108によってフ
レーム静止画(フレーム画像)として出力される。
【0019】図2に駆動制御回路103による撮像素子
のフレーム蓄積駆動制御を示す。図2(a)に通常の撮像
素子のインタレース読み出し駆動制御、図2(b)に本実
施例における撮像素子部101の構成例であるR,G,
Bの各信号を得るR,G,B撮像素子の読み出し駆動制
御の概略を示す。図2(a)に示すように、フレーム蓄積
モードでは、oddフィールドでフィールドシフトの期間
に感光部の画素のうち、垂直方向に1つおき奇数番目の
ラインの画素の信号を読み出し、次にevenフィールドで
偶数番目のラインの画素の信号を読み出し、インターラ
イン転送を実現している。本実施例では図2(b)に示す
ように、oddフィールドでR,G,Bの撮像素子のうち
R,Bの撮像素子では垂直方向に奇数番目のラインの画
素の信号を、Gの撮像素子では偶数番目のラインの画素
の信号を読み出し、次に、evenフィールドでR,G,B
の撮像素子のうちR,Bの撮像素子では垂直方向に偶数
番目のラインの画素の信号を、Gの撮像素子では奇数番
目のラインの画素の信号を読み出している。このよう
に、フレーム蓄積駆動制御でR,G,Bの撮像素子のod
d/evenの読み出しを、R,B撮像素子とG撮像素子とで
逆にしている。
【0020】次に、図3に撮像素子のフィールド蓄積駆
動制御を示す。図3(a)に通常の撮像素子のインタレー
ス読み出し駆動制御、図3(b)に本実施例における撮像
素子部101の他の構成例であるR,G,Bの各信号を
得るR,G,B撮像素子の読み出し駆動制御の概略を示
す。図3(a)に示すように、フィールド蓄積モードで
は、oddフィールドで水平転送CCD(図示せず)に近
いラインの画素から奇数番目のラインの信号と次の偶数
番目のラインの信号を同時に加算(PDmix)して読み
出し、次に、evenフィールドで加算の組合せを変え、下
から偶数番目のラインの信号と次の奇数番目のラインの
信号を同時に加算して読み出し、インターライン転送を
実現している。本実施例では図3(b)に示すように、odd
フィールドでR,G,Bの撮像素子のうちR,Bの撮像
素子では図3(a)で示したoddフィールド読み出しを、G
の撮像素子ではevenフィールド読み出しを行い、次に、
evenフィールドでR,G,Bの撮像素子のうちR,Bの
撮像素子ではevenフィールド読み出しを、Gの撮像素子
ではoddフィールド読み出しを行っている。このよう
に、フィールド蓄積駆動制御でR,G,Bの撮像素子の
odd/evenのPDmix読み出しを、R,B撮像素子とG撮
像素子とで逆にしている。
【0021】上記図2及び図3に示したように、odd/ev
enの読み出しをR,B撮像素子とG撮像素子とで逆にす
ることによって、得られるR,B信号とG信号の空間的
位置(位相)は1/2ライン(1フィールドでのライン間
隔)ずれることとなる。
【0022】以上のように本実施例では、3つの色信号
R,G,Bの位相をそれぞれずらすために駆動制御回路
を備えた場合を示した。これ以外にも、3つの色信号を
得るための3色分解プリズムまたは2色分解プリズムに
固体撮像素子の位置を垂直方向にずらせて接着固定する
ことによっても、3つの色信号R,G,Bの位相をそれ
ぞれずらすことが可能である。
【0023】次に、得られたR,G,Bの各色信号に対
する信号処理方法を以下に示す。図4に信号処理の概略
を示す。図4(a)はR信号及びB信号と位相が合ったG
信号を得る処理、図4(b)はG信号と位相が合ったR信
号及びB信号を得る処理の概略を示す。図4に示すよう
に、R,B信号とG信号は位相が1/2ライン(1フィー
ルドでのライン間隔)ずれているので、信号処理には垂
直方向の位相を合わせる必要がある。そこで、図4(a)
ではG信号に対して連続する2ラインの平均化処理(内
挿係数1/2・1/2の補間処理)を行うことによって、R,
G,B信号の位相を一致させることができ、図4(b)で
はR及びB信号に対して連続する2ラインの平均化処理
(内挿係数1/2・1/2の補間処理)を行うことによって、
R,G,B信号の位相を一致させることができる。これ
を(数1)に示す。また、内挿係数をw、R,B信号と
G信号の位相をpとすると、(数2)に示すように一般
化される。そして、(数2)において、w=0、p=1
/2の時が、(数1)の(a)である。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】
【0026】なお、上図2,図3,図4(a)ではG信号
の位置を空間的にずらす制御(C1)の場合を説明、図
4(b)ではR及びB信号の位置を空間的にずらす制御
(C2)も可能である。また、R信号の位置だけ(C3)
を、B信号の位置だけ(C4)を空間的にずらす制御も
可能である。以下、この空間位置制御について説明す
る。輝度(Y)信号はR,G,B信号によって作成さ
れ、それは(数3)で示される。
【0027】
【数3】
【0028】ここで、輝度信号に含まれる空間的にずれ
ている信号(Ya)とずれていない信号(Yb)は、上記
C1〜C4の場合それぞれ次式(数4)で示される。
【0029】
【数4】
【0030】また、色差信号(R−Y及びB−Y)は
R,G,B信号から作成され、それは(数5)で示され
る。
【0031】
【数5】
【0032】ここで、各色差信号に含まれる空間的にず
れている信号(Ca)とずれていない信号(Cb)は、上
記C1〜C4の場合それぞれ(数6)で示される。
【0033】
【数6】
【0034】映像信号全体で擬似フレーム映像信号を得
るには、(数4)及び(数6)にてYaとYbが略等し
く、CaとCbが略等しい必要がある。このことより空間
位置制御はC1またはC2が適切であることがわかる。し
たがって、以降は空間位置制御がC1及びC2の場合の説
明のみを行う。
【0035】次に、図4に示した信号処理概略の回路構
成例を図5に示す。図5(a)は空間位置制御がC1、図5
(b)はC2の場合である。同図(a),(b)において、同様の
効果を示すものに関しては、同じ符号を付して省略す
る。図5(a)はG信号の1水平ライン期間の遅延のため
の1Hメモリ501と、加算器502、ゲイン調整のた
めの1/2アンプ503、上記(数3)に示した演算処理
を行う輝度信号マトリクス504と、(数5)に示した
演算処理を行う色信号マトリクス505を有している。
同様に、図5(b)はR信号及びB信号の1水平ライン期
間の遅延のために1Hメモリ501と、加算器502
と、ゲイン調整のための1/2アンプ503、上記(数
3)に示した演算処理を行う輝度信号マトリクス504
と、(数5)に示した演算処理を行う色信号マトリクス
505を有している。このように構成されたディジタル
信号処理回路においては、1Hメモリを有する垂直方向
補間機能つまり2Hラインの平均回路を備えることによ
り、色信号の位相を一致させることができ、以下輝度信
号処理及び色信号処理を行う。また、図5(a),(b)より
同図(a)つまり空間位置制御がC1(G信号をずらす)の
方が回路規模の削減には適していることがわかる。
【0036】また、図5に示した空間位置(位相)がず
れている色信号に対しての位相合わせは、垂直方向にL
PF処理を行うことになるので、高域周波数特性が劣化
する。映像信号を3つの色信号全体(例えば、G,R,
B信号からマトリクス演算により合成した輝度信号)で
見た場合、周波数特性は上記(数3)に示した演算処理
を行う輝度信号マトリクスでは、(数4)に示すように
R,B信号の位相をずらす空間位置制御C2のほうが、
G信号をずらすC1より高域周波数特性がすぐれてい
る。また、(数5)に示した演算処理を行う色信号マト
リクスでも、(数6)に示すように空間位置制御C2の
ほうがC1より高域周波数特性がすぐれている。このよ
うに、空間位置制御C2の方が補間処理を行わない時の
信号処理における高域の周波数特性では適していること
がわかる。
【0037】また、色差信号を作成する色信号マトリク
スでは、色信号の高域周波数が異なることによって高域
周波数帯域に偽信号が発生することになる。例えば白色
を撮影した場合、色差信号R−Y,B−Yは零レベルで
ある必要がある。しかし、上記空間位置制御C2の場
合、高域周波数帯域ではG信号は存在する(G≠0)が
R,B信号は存在しない(R=B=0)ので、色差信号
R−Y,B−Yは(数7)に示すように零レベルではな
く偽色信号が発生する。この問題点に関しては従来技術
として説明した特願平4−195096号「水平ライン
補間機能付き撮像装置」に詳しいので、以下説明は省略
する。
【0038】
【数7】
【0039】次に、図1でのディジタル信号処理回路1
06の回路構成について図6を用いて説明する。同図に
おいて、601は1H期間の信号を記憶するラインメモ
リ、602は加算器、603はゲイン調整を行う1/2ア
ンプ、604は構成要素601〜603で構成される信
号補間回路、605は輝度信号Y1を作成するY1マト
リクス回路、606は輝度信号Y2を作成するY2マト
リクス回路、607は色信号C1を作成するC1マトリ
クス回路、608は色信号C2を作成するC2マトリク
ス回路、609は構成要素605〜608で構成される
マトリクス回路、610は輝度信号Y1及びY2にアパ
ーチャ,コアリング等の処理を行う輝度信号処理回路、
611は色信号C1及びC2にホワイトバランス,色再
現等の処理を行う色信号処理回路である。
【0040】以上のように構成されたフレーム画像作成
機能付き撮像装置について、以下その動作を図7,図
8,図9を用いて説明する。図6において、信号補間回
路604では、連続する2ラインの信号から補間信号を
作成する。これを図7に示す。図7ではR,B信号がG
信号に対して1/2ライン垂直方向の位相がずれている
R,G,B信号から作成される信号を示している。例え
ば、R,B信号において(n−2)ラインとnラインの
信号から(m−1)ラインの補間信号を、nラインと
(n+2)ラインの信号から(m+1)ラインの補間信
号を作成し、同様に、G信号において(n−1)ライン
と(n+1)ラインの信号からmラインの補間信号を、
(n+1)ラインと(n+3)ラインの信号から(m+
2)ラインの補間ライン信号を作成する。このように、
連続する2ラインの信号から補間信号を作成する。次
に、図6におけるマトリクス回路609ではR,G,B
の信号補間回路出力信号を用いてマトリクス信号処理を
行う。図8では図7と同様に、R,B信号がG信号に対
して1/2ライン垂直方向の位相がずれているR,G,B
信号から作成する輝度信号Ym-1,Ym,・・・及び色差
信号(R−Y)m-1,(R−Y)m,・・・及び(B−Y)m-
1,(B−Y)m,・・・を示している。図8に示すよう
に、各色信号Rm-1,Gm-1,Bm-1及びRm,Gm,Bmを
(数8)に、作成される輝度信号Ym-1,Ymと色差信号
(R−Y)m-1,(R−Y)m及び(B−Y)m-1,(B−Y)mを
(数9)に示す。
【0041】
【数8】
【0042】
【数9】
【0043】上記のYmー1のマトリクス演算をY1マト
リクス回路605が、Ymのマトリクス演算をY2マト
リクス回路606が行う。また同様に、(R−Y)mー1
(B−Y)mー1のマトリクス演算をC1マトリクス回路6
07が、(R−Y)m,(B−Y)mのマトリクス演算をC2
マトリクス回路608が行う。また、C1及びC2マト
リクスでは(R−Y)信号と(B−Y)信号とを間引き後に
時分割で出力する。以上の動作を行う図1のディジタル
信号処理回路106の出力信号を図9に示す。図9での
例えば(Ym-1,1)は(m−1)ラインの第1画素の輝度信
号を表わしている。図9において、色信号は色差信号が
2画素毎に間引かれて時系列化されている場合を示して
いる。同図において、Y1信号として(m−1)ライン、
Y2信号としてmライン信号が、それぞれ出力してい
る。
【0044】次に、図1におけるディジタル信号処理回
路106の出力信号は、エンコーダ回路110によって
テレビジョン信号(TV1)に変換され動画として出力
する。また、ディジタル信号処理回路106の出力信号
はフィールドメモリ制御回路108の制御により任意の
瞬間の画像をそれぞれフィールドメモリ107に記憶さ
れ、Y1及びC1信号から構成される第1フィールド信
号と、Y2及びC2信号から構成される第2フィールド
信号として時系列に輝度信号Y3及び色差信号C3とし
て出力され、さらに、エンコーダ回路111によってY
3信号及びC3信号はテレビジョン信号(TV2)に変
換され静止画として出力する。
【0045】これを図10を用いて説明する。図10に
おいて、(a)はY1及びC1信号が表わす空間位置を示
し、(b)はY2及びC2信号が表わす空間位置を示し、
(c)はY1,Y2及びC1,C2信号が表わす空間位置
を示している。図10(a)のY1及びC1信号と(b)のY
2及びC2信号は、図9に示したようにディジタル信号
処理回路106から同時に毎フィールド出力する。そこ
で、上記のテレビジョン信号(TV1)はY1信号とC
1信号から構成され動画として出力され、Y3及びC3
信号は第1フィールド信号として(a)の位置のY1及び
C1信号を出力し、第2フィールド信号として(b)の位
置のY2及びC2信号を出力し、第1及び第2のフィー
ルド信号は高画質のフレーム静止画を構成している。ま
た、テレビジョン信号(TV2)はY3信号とC3信号
を合成してコンポジット信号として第1及び第2のフィ
ールド信号が高画質のフレーム静止画を構成している。
【0046】以上のように本実施例によれば、Y1,Y
2及びC1,C2信号を作成するディジタル信号処理回
路106とフィールドメモリ回路107及びフィールド
メモリ制御回路108を備えることによって、フレーム
信号の位置関係にある輝度信号及び色差信号を作成し、
同一時刻のフレーム信号を構成する2つのフィールド信
号を得ることが可能である。
【0047】図11は本発明の第2の実施例を示すフレ
ーム画像機能付き撮像装置のブロック図である。同図に
おいて、構成要素1101〜1108及び1110と1
111は図1の構成要素101〜108及び110と1
11と同様であり、異なるのは垂直内挿SW.回路111
2と上記回路を総合的に制御するシステム制御回路11
09である。このように構成されたフレーム画像作成機
能付き撮像装置について、以下異なる点を中心に説明す
る。
【0048】図11において、静止画作成処理を行わな
い場合は、垂直内挿SW.回路1112はoff状態となり、
システム制御回路1109、駆動制御回路1103及び
撮像素子駆動回路1102を経て撮像素子部1101は
R,G,B各信号の垂直位相の合致した通常の駆動動作
を行う。他方、静止画作成機能によって静止画処理を行
う場合は、垂直内挿SW.回路1112はon状態となり、
システム制御回路1109、駆動制御回路1103及び
撮像素子駆動回路1102を経て撮像素子部1101は
第1の実施例の図2及び図3で示した手段によってR,
B信号とG信号の垂直位相が異なる駆動動作を行う。
【0049】このように構成された本実施例のフレーム
画像作成機能付き撮像装置において、静止画作成処理を
行わない信号処理の場合は、空間位置(位相)が合致し
ているので、色信号に対しての位相合わせを必要とせ
ず、垂直方向のLPF処理を行う必要もないので、高域
周波数特性は劣化しない。また、フレーム静止画作成処
理を行う信号処理の場合は第1の実施例と同様に、ディ
ジタル信号処理回路1106によってY1,Y2及びC
1,C2信号を作成し、フィールドメモリ回路1107
及びフィールドメモリ制御回路1108がフレーム静止
画を出力することが可能である。
【0050】以上のように本実施例によれば、駆動制御
回路1103及び垂直内挿SW.回路1112を備えるこ
とにより、静止画処理を行わないときは垂直解像度劣化
の無い高解像度の映像が得られ、静止画処理を行うとき
は同一時刻のフレーム信号を構成する2つのフィールド
信号を得ることが可能である。
【0051】なお、上記実施例において3つの色信号
R,G,Bの位相をずらすために撮像素子の駆動制御を
行っているが、駆動制御に加えて例えば3つの色信号を
得るための3色分解プリズムに固体撮像素子を接着固定
する際にその位置を従来とは異なり垂直方向にずらせて
接着する、または3色分解プリズム内部の屈折率を操作
して光の光路を曲げることにより色信号の位相をずらす
ことも考えられる。また、この場合、p1、p2の範囲
は0以上1未満としたがこれに限られるものではなく、
例えばp1=1.5とすることも可能であり、この場合
はp1=0.5とした場合と同様の効果が得られる(p
2に関しても同様)ことは明らかである。
【0052】また、上記実施例において3つの色信号は
固体撮像素子出力信号の場合を説明したが、フィールド
メモリまたはフレームメモリ等に記憶された信号に対し
ても同様であり、この場合、垂直方向の位相をシフトさ
せる手段として、メモリ読み出し制御を行うことができ
る。
【0053】また、上記実施例において撮像素子部に関
してはR,G,B信号を出力することのみを示したが、
その構成としては3つの固体撮像素子を有し、それぞれ
R,G,B信号を得る3板式撮像装置や、2つの撮像素
子を有し一方の撮像素子はG信号、他方の撮像素子はR
信号及びB信号を得る2板式撮像装置の構成が考えられ
る。
【0054】また、上記実施例において、3つの色信号
は、R,G,Bとしたがこれに限るものではなく、例え
ばイエロー,シアン,マゼンタの3つの色信号を使用す
ることも可能である。
【0055】また、上記実施例において、フィールドメ
モリ回路はフィールドメモリ制御回路の制御によって任
意の瞬間の画像を記録するとともに静止画として出力す
る機能を有する説明だけを行ったが、その他の点例えば
記録可能な画像数はメモリ容量によって決定、記録する
任意の瞬間を指示する機能や画像の更新方法等はシステ
ム制御回路とフィールドメモリ制御回路を通じたSW.の
設置等によって構成することができるので、ここでの説
明は省略する。
【0056】また、上記実施例において、出力形態とし
てインタレース方式の現行テレビジョン信号に合う場合
を説明したが、ノンインタレース方式のテレビジョン対
応の動画出力としてフレーム動画信号(Y1,Y2及び
C1,C2信号)を出力する、静止画用出力としてプリ
ンタの入力方式等に合わせて1フレーム画像を出力する
こともできる。
【0057】さらに、上記実施例においては擬似フレー
ム信号(補間により作成したフレーム位置信号)として
Y1,Y2信号及びC1,C2信号を出力する場合を説
明したが、これに限ることなくR,G,Bの各信号でR
1,R2,G1,G2,B1,B2の擬似フレーム信号
を出力する、または、人間の目の解像度に対する感度を
考慮してY信号は擬似フレーム信号、C信号は通常のフ
ィールド信号を出力する場合等もある。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明は、3つの色信号を
得る手段(例えば複数の固体撮像素子)と、3つの色信
号のうちの1つの色信号に対し残り2つの色信号の垂直
方向の位相を2つの信号でそれぞれ異なる位置間隔だ
シフトさせる位相シフト部と、疑似フレーム信号を得
るフレーム演算回路と、フレーム演算回路出力信号から
フレーム静止画像を得るフレーム静止画回路を備え、こ
の構成により2つの輝度信号と2つの色信号から静止画
を作成することにより、フレーム演算回路出力が疑似フ
レーム信号となり、高画質なフレーム静止画作成を行う
ことが可能である。
【0059】また、本発明は、駆動制御回路及び垂直内
挿SW.回路を備えることにより、静止画処理を行わない
ときは垂直解像度劣化の無い高解像度の映像が得られ、
静止画処理を行うときは同一時刻のフレーム信号を構成
する2つのフィールド信号を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるフレーム画像
成機能付き撮像装置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における撮像素子部のフレーム
蓄積駆動制御の動作を説明するための説明図
【図3】同第1の実施例における撮像素子部のフィール
ド蓄積駆動制御の動作を説明するための説明図
【図4】同第1の実施例におけるフレーム画像作成機能
付き撮像装置の信号処理説明図
【図5】同第1の実施例におけるフレーム画像作成機能
付き撮像装置のディジタル信号処理回路の内部構成を示
すブロック図
【図6】同第1の実施例におけるフレーム画像作成機能
付き撮像装置のディジタル信号処理回路の内部構成を示
すブロック図
【図7】図6におけるディジタル信号処理回路の動作を
説明するための説明図
【図8】図6におけるディジタル信号処理回路の他の動
作例を説明するための説明図
【図9】図6におけるディジタル信号処理回路の出力信
号の説明図
【図10】図6におけるディジタル信号処理回路の出力
信号の他の説明図
【図11】本発明の第2の実施例におけるフレーム画像
作成機能付き撮像装置の構成を示すブロック図
【図12】従来例の静止画作成機能を有する撮像装置の
構成を示すブロック図
【図13】従来例の擬似フレーム信号作成機能付き撮像
装置の構成を示すブロック図
【図14】図12におけるディジタル信号処理回路の内
部構成を示すブロック図
【図15】従来例の擬似フレーム信号作成機能付き撮像
装置の動作を説明するための説明図
【符号の説明】
101,1101 撮像素子部 102,1102 撮像素子駆動回路 103,1103 駆動制御回路 104,1104 アナログ信号処理回路 105,1105 アナログ−ディジタル変換回路 106,1106 ディジタル信号処理回路 107 フィールドメモリ回路 108 フィールドメモリ制御回路 109,1109 システム制御回路 110,111,1110,1111 エンコーダ回路 501,601 1Hラインメモリ 502,602 加算器 503,603 1/2アンプ回路 504 輝度信号マトリクス回路 505 色信号マトリクス回路 605 Y1マトリクス回路 606 Y2マトリクス回路 607 C1マトリクス回路 608 C2マトリクス回路 609 マトリクス回路 610 輝度信号処理回路 611 色信号処理回路 1112 垂直内挿SW.回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/07,9/79

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる3つの色信号C1,C2及びC3
    を得る手段と、 前記色信号C1に対して前記色信号C2の垂直方向の位
    相を一定の位置間隔p1(p1≠0の実数)だけシフト
    させる第1の垂直位相シフト部と、前記色信号C1に対して 前記色信号C3の垂直方向の位
    相を一定の位置間隔p2(p2≠0の実数)だけシフト
    させる第2の垂直位相シフト部と、 前記色信号C1と前記垂直方向に位相シフトされた色信
    号C2,C3から擬似フレーム信号を得るフレーム演算
    回路と、前記フレーム演算回路出力信号からフレーム静
    止画像を得るフレーム静止画回路を備えたフレーム画像
    作成機能付き撮像装置。
  2. 【請求項2】 異なる3つの色信号C1、C2及びC3
    を得る手段は、複数の固体撮像素子から構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のフレーム画像作成機能
    付き撮像装置。
  3. 【請求項3】 複数の固体撮像素子は、色信号C1を得
    る第1の固体撮像素子と、色信号C2を得る第2の固体
    撮像素子と、色信号C3を得る第3の固体撮像素子から
    なる請求項2記載のフレーム画像作成機能付き撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の固体撮像素子は、色信号C1を得
    る第1の固体撮像素子と、色信号C2及びC3を得る第
    2の固体撮像素子からなる請求項2記載のフレーム画像
    作成機能付き撮像装置。
  5. 【請求項5】 異なる3つの色信号C1、C2及びC3
    は、3つの色信号R、G及びBであることを特徴とする
    請求項1〜4の何れか一つに記載のフレーム画像作成機
    能付き撮像装置。
  6. 【請求項6】 異なる3つの色信号C1、C2及びC3
    は、3つの色信号R、G及びBであり、C1=Gである
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載のフ
    レーム画像作成機能付き撮像装置。
  7. 【請求項7】 p1とp2を、p1=p2としたことを
    特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載のフレーム
    画像作成機能付き撮像装置。
  8. 【請求項8】 p1とp2のとる値は、0<p1<1、
    0<p2<1であることを特徴とする請求項1〜7の何
    れか一つに記載のフレーム画像作成機能付き撮像装置。
  9. 【請求項9】 p1及びp2は、フィールド画像を構成
    する垂直方向のライン信号間の間隔の1/2の間隔に
    当する量であることを特徴とする請求項1〜8の何れか
    一つに記載のフレーム画像作成機能付き撮像装置。
  10. 【請求項10】 第1の垂直位相シフト部及び第2の垂
    直位相シフト部は、複数の固体撮像素子を駆動する駆動
    回路を制御する駆動制御回路を含む構成であることを特
    徴とする請求項1〜9の何れか一つに記載のフレーム画
    像作成機能付き撮像装置。
  11. 【請求項11】 第1の垂直位相シフト部及び第2の垂
    直位相シフト部は、複数の固体撮像素子の取り付け位置
    を空間的にp1及びp2だけ垂直方向にずらして配置す
    ることを特徴とする請求項1〜9の何れか一つに記載の
    フレーム画像作成機能付き撮像装置。
  12. 【請求項12】 第1の垂直位相シフト部及び第2の垂
    直位相シフト部は、複数の固体撮像素子を駆動する駆動
    回路を制御する駆動制御回路と、複数の固体撮像素子の
    取り付け位置を空間的に一定の位置間隔だけ垂直方向に
    ずらして配置することとを含む構成であることを特徴と
    する請求項1〜9の何れか一つに記載のフレーム画像作
    成機能付き撮像装置。
  13. 【請求項13】 駆動制御回路はフレーム蓄積駆動制御
    を行い、同一時に前記複数の撮像素子の一部の撮像素子
    に対してoddフィールド読み出しを行い、残りの撮像素
    子に対してevenフィールド読み出しを行うことを特徴と
    する請求項10記載のフレーム画像作成機能付き撮像装
    置。
  14. 【請求項14】 駆動制御回路はフィールド蓄積駆動制
    御を行い、同一時に前記複数の撮像素子の一部の撮像素
    子に対してoddフィールド読み出しを行い、残りの撮像
    素子に対してevenフィールド読み出しを行うことを特徴
    とする請求項10記載のフレーム画像作成機能付き撮像
    装置。
  15. 【請求項15】 フレーム演算回路は、位相の異なる3
    つの色信号C1,C2及びC3から複数の信号を作成
    し、この複数の信号がフレーム信号の位置関係にあるこ
    とを特徴とする請求項1〜14の何れか一つに記載のフ
    レーム画像作成機能付き撮像装置。
  16. 【請求項16】 フレーム演算回路は、位相の異なる3
    つの色信号C1,C2及びC3から輝度信号あるいは色
    差信号を作成し、少なくとも輝度信号は複数の信号であ
    り、この複数の輝度信号がフレーム信号を構成するフィ
    ールド信号の位置関係にあることを特徴とする請求項1
    〜15の何れか一つに記載のフレーム画像作成機能付き
    撮像装置。
  17. 【請求項17】 フレーム静止画回路は、フレーム演算
    回路出力信号から第1のフィールド画像信号と第2のフ
    ィールド画像信号を作成することを特徴とする請求項1
    〜16の何れか一つに記載のフレーム画像作成機能付き
    撮像装置。
  18. 【請求項18】 フレーム静止画回路は、フレーム演算
    回路出力信号から1フィールド期間にフレーム本数走査
    線を有する画像信号を作成することを特徴とする請求項
    1〜17の何れか一つに記載のフレーム画像作成機能付
    き撮像装置。
  19. 【請求項19】 異なる3つの色信号C1,C2及びC
    3を得る複数の固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆
    動する複数の撮像素子駆動回路と、前記撮像素子駆動回
    路を制御する駆動制御回路と、垂直内挿選択回路を有
    し、 前記垂直内挿選択回路により、垂直内挿on時は前記駆動
    制御回路が、前記撮像素子駆動回路を制御して前記色信
    号C1に対して前記色信号C2の垂直方向の位相をp1
    だけシフトさせ、かつ前記色信号C3の垂直方向の位相
    p2だけシフトさせ、垂直内挿off時は前記駆動制御
    回路が、前記撮像素子駆動回路を制御して前記色信号C
    1,C2,C3の垂直方向の位相を一致させ、 垂直内挿on時は前記色信号C1と前記垂直方向に位相シ
    フトされた色信号C2,C3から補間処理により補間水
    平ライン信号を得、 前記色信号C1と垂直方向に位相シフトされた色信号C
    2,C3から擬似フレーム信号を得るフレーム演算回路
    と、前記フレーム演算回路出力信号からフレーム静止画
    像を得るフレーム静止画回路を備えたフレーム画像作成
    機能付き撮像装置。
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