JP2696180B2 - ダブルニードル列経編機 - Google Patents

ダブルニードル列経編機

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誠 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダブルニードル列経編機に関する。
〔従来の技術〕
従来、ダブルニードル列経編機において、特に毛布編
成用機種の場合、前後基布編成用として、各々2列ずつ
の地筬が、前側、後側に配列されるとともに、パイルと
なる基布連結用糸を給糸するための地筬は、前記基布形
成用の地筬の間に配列されている。そして、第4図に示
すように、基布連結用地筬へ給糸される連結用糸1は、
上部のテンション装置2の屈接点3より、ガイドニード
ル4の通糸穴5を経て、前側ニードル6と後側ニードル
7に交互に給糸されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ここで、屈折点3より通糸穴5を経て両ニードル6、
7のフック8、9への作用位置までの距離l1,l2が、編
成中、円弧差が原因でl2>l1となり、このため連結用糸
の給糸量が、前後基布において僅かに相違し、これがパ
イルの構成の微妙に影響を与える結果、結果的に、前後
同一の品質のものが得られにくかった。
本発明は上記欠点を解消し、連結用糸の屈折点を、前
後ニードル列の略中央部を通過する鉛直線P上あるいは
その近辺に求めることができる編成部の構成を有するダ
ブルニードル列経編機を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係わるダブルニードル列経編機は、前後ニー
ドル列間の略中央部を通過する鉛直線と直交する軸心を
もち前記ニードル列と同方向でニードル列の上方の機枠
に離間して軸支してなる少なくとも2個所の固定短軸
と、該固定短軸を支点として回動自在に配される駆動レ
バーと、前記固定短軸の軸心に平行でニードル列の長さ
に対応する長さを有する変位軸を前記駆動レバーを貫い
て嵌着するとともに、一端部を前記変位軸に嵌着し他端
部に連結用糸の地筬を取り付けてなる保持部材を変位軸
に複数個所装着してなり、連結用糸を前記鉛直線上ある
いはその近辺に設けた屈折点から、前記固定短軸間の間
隙における前記鉛直線を含む平面上又はその近辺を経
て、前記地筬のガイドニードルに給糸可能な構成とした
ものである。
〔作用〕
連結用糸の給糸用の地筬を保持する保持部材の支承軸
が、前後ニードル列の略中央部を通過する鉛直線上又
は、その近辺の位置よりずれて設けられているので、固
定短軸間の十分な間隙に対し連結用糸は、前記鉛直線を
含む平面もしくはその近辺に沿ってガイドニードルに給
糸される結果、連結用糸は、前後ニードルに対し均等な
給糸量をもって編成される。
〔実施例〕
次に本発明のダブルニードル列経編機の実施例につい
て、図面に基づき説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すダブルニードル列
経編機の編成成分の概略側面図であり、第2図は、地筬
20以外の地筬を省略して示す編成要部の概略斜視図であ
って、10、11は前側基布編成用の地筬であり、各地筬に
は、挿入編用の地糸12と鎖編用の地糸13を通糸してな
る。14、15は、後側基布用の地筬であり、各地筬には、
挿入編用の地糸16と、鎖編用の地糸17を通糸してなる。
地筬10、11は、機枠(図示せず)に固着してなる保持部
材18に、地筬14、15は、同じく機枠に固着してなる保持
部材19に各々ニードル列と直角方向に揺動不能に取り付
けてなる。
これに対し、ガイドニードル4を取り付けてなる地筬
20は、地筬11と地筬15の間に配列され、保持部材21に取
り付けられる。保持部材21は、ニードル列方向で適宜の
間隔をもって複数個所に設けられ、支承軸として設けら
れた、編幅方向に延びる管状の変位軸22に固定して取り
付けられる。24は固定短軸であり、実施例では前後ニー
ドル6,7列の上方機枠(図示せず)の左右端に取り付け
られた左右の支持部材27,27に離間して軸支してなる。
又、固定短軸24の軸心は、前後ニードル6,7列間の略中
央部を通過する鉛直線Pと直交している。23は駆動レバ
ーであり、一端は固定短軸心24を支点軸として回動自在
に配されてなるとともに、固定短軸24の軸心に平行でニ
ードル列の長さに対応する変位軸心22を、前記駆動レバ
ー23を貫いて嵌着してなり、他端部には、カム等の駆動
部(図示せず)と連結してなる連結棒25を連結ピン26に
て連結している。27は固定短軸24の支持部材であって、
少なくとも左右端に設けてなり、上部を機枠に固定して
いる。
なお、本実施例においては、駆動レバーを固定短軸に
直結しているが、むろん変位軸と短軸を別部材で連結
し、変位軸に駆動レバーを嵌着する構成としてもよい。
本発明のダブルニードル列経編機は、以上のごとく構
成しており、次にその作用状態について説明すると、第
3図のように給糸された連結用糸1は、前後ニードル6,
7列の略中央に対する鉛直線P上あるいはその近辺に設
けた屈折点3から、前記固定短軸24,24間の間隙におけ
る前記鉛直線Pを含む平面上又はその近辺を経て前記地
筬20のガイドニードル4の通糸穴5に通糸され、ガイド
ニードル5は、一点鎖線で示される前方部4F及び後方部
4Bの各位置の間を、連結棒25より駆動レバー23に伝達さ
れる変位に基づき、短軸24を支点とした円弧に沿って揺
動される。これにより連結用糸1は、屈折点3を中心と
して、鉛直線Pを対称軸とした、前後対称な編糸軌跡を
もって運動される結果、連結用糸1は、前後ニードル6,
7に対し、均等な給糸量をもって編成されることにな
る。
〔発明の効果〕
本発明のダブルニードル列経編機では、二面式パイル
経編地の編成に際して、前後ニードル列の略中央部を通
過する鉛直線上又はその近辺における区域において、連
結用糸を通過させ得るスペースが設けられるので、連結
用糸は、ガイドニードルの通糸穴を経て、前後ニードル
に対し、同一の給糸量をもって編成される結果、編成さ
れる二面式パイル経編地をセンターカットして、二枚の
立毛経編地を得たときに、二枚とも同一品質のものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すダブルニードル列経
編機の編成部分の概略側面図であり、 第2図は、連結用糸用地筬のみを示す編成要部の概略斜
視図であり、 第3図は、連結用糸の給糸軌跡を示す編成部の側面図で
あり、 第4図は、従来のダブルニードル列経編機の連結用糸の
給糸状態を示す編成部の側面図である。 符号の説明 1……連結用糸、4……ガイドニードル 5……通糸穴、6……前側ニードル 7……後側ニードル、20……連結用糸用地筬 21……保持部材、22……変位軸 23……駆動レバー、24……固定短軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後ニードル列間の略中央部を通過する鉛
    直線と直交する軸心をもち前記ニードル列と同方向でニ
    ードル列の上方の機枠に離間して軸支してなる少なくと
    も2個所の固定短軸と、該固定短軸を支点軸として回動
    自在に配される駆動レバーと、前記固定短軸の軸心に平
    行でニードル列の長さに対応する長さを有する変位軸を
    前記駆動レバーを貫いて嵌着するとともに、一端部を前
    記変位軸に嵌着し他端部に連結用糸の地筬を取り付けて
    なる保持部材を変位軸に複数個所装着してなり、連結用
    糸を前記鉛直線上あるいはその近辺に設けた屈折点か
    ら、前記固定短軸間の間隙における前記鉛直線を含む平
    面上又はその近辺を経て、前記地筬のガイドニードルに
    給糸可能な構成としたことを特徴とするダブルニードル
    列経編機。
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