JP2695701B2 - 改良された性能のカーボンブラック - Google Patents

改良された性能のカーボンブラック

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    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/04Carbon

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は種々の用途に適切で、特にゴム配合物に使用
するに好適な新規な等級のファーネスカーボンブラック
に関する。
背景技術 一般にカーボンブラックは、ファーネス型の反応器中
で高温の燃焼ガスを用いて炭化水素原料油を熱分解し、
微粒のカーボンブラックを含む燃焼生成物を生成するこ
とによって製造される。
カーボンブラックは顔料、充填剤、補強剤として、ま
たこの他の種々用途に利用することができる。例えば、
カーボンブラックはゴム配合物の配合と調製における充
填剤及び補強用顔料として広く利用される。最も重要に
は、カーボンブラックはタイヤの調製に使用する目的の
加硫ゴムの調製に有効である。
高性能のタイヤの製造において、満足できるハンドリ
ングとコーナリングの性能、耐磨耗性、及びけん引性
(湿潤時と乾燥時の滑り抵抗)を有するタイヤを製造す
るカーボンブラックを利用することが一般的に望まし
い。高性能及びレース用タイヤに使用するための、これ
らの種類の改良された特性を付与することができるカー
ボンブラックを製造することは特に望ましい。
従って本発明は、カーボンブラックを混練して天然ゴ
ム、合成ゴム、天然ゴムと合成ゴムの配合物に改良され
たハンドリングとコーナリングの性能、改良された耐磨
耗性、及び改良されたけん引特性を付与する新規なカー
ボンブラックを製造することを目的とする。
本発明のもう一つの目的は、高性能及びレース用タイ
ヤとして使用するに有益な、新しいカーボンブラックを
混練した新規なゴム配合物である。
本発明のこの他の目的は、次の説明と請求の範囲より
明らかになるであろう。
発明の要旨 本発明者らは、155m2/g(平方メートル/グラム)よ
り大きいCTAB(セチルトリメチル臭化アンモニウムの吸
収値)、180mg/gより大きいヨウ素数(I2数)、145%よ
り大きいTint値、160m2/gより大きいN2SA(窒素表面
積)、90〜105cc/100gのCDBP(圧潰後のジブチルフタレ
ート数)、115〜140cc/100gのDBP(ジブチルフタレート
数)、20〜35cc/100gのΔDBP(ΔDBP=DBP−CDBP)、40
nm(ナノメータ)未満のΔD50、40〜65nmのDmode、0.55
〜0.67のΔD50/Dmodeの比、及び137,000(nm)未満の
ASTM凝集体容積を有する新規なカーボンブラックを見出
した。好ましくは、このカーボンブラックは160〜210m2
/gのCTAB、190〜260mg/gのI2素数、145〜170%のTint
値、190〜280m2/gのN2SA、25〜35nmのΔD50、 及び50,000〜120,000(nm)のASTM凝集体容積を有す
る。
また、本発明らはこのカーボンブラックを含む新規な
等級のゴム配合物を見出した。
本発明のカーボンブラックは、一次(燃焼)ゾーン、
遷移ゾーン、反応ゾーンを有するファーネスカーボンブ
ラック反応器中で製造することができる。カーボンブラ
ック生成用の原料油は、従来技術で知られている任意の
方法で高温の燃焼ガス流中に注入する。得られた高温燃
焼ガスと原料油の混合物は反応ゾーンの中を通過する。
所望により、高温燃焼ガスと原料油の混合物は、熱分解
を停止させずに、反応ゾーンに位置する一次急冷によっ
て冷却させる。カーボンブラックを生成する原料油の熱
分解は、本発明のカーボンブラックが形成されたとき
に、混合物を急冷することにより停止させる。好ましく
は、急冷用の流体を注入して急冷することにより熱分解
を停止させる。本発明のカーボンブラックが、燃焼ガス
と原料油の混合物を冷却するための一次急冷を用いたプ
ロセスを利用して製造される場合、一次急冷は熱分解を
停止させる二次急冷の上流に配置する。本発明の新規な
カーボンブラックを調製するプロセスを後により詳細に
述べる。
本発明の新規なカーボンブラックが補強剤として有効
なゴムは、天然ゴムと合成ゴムを含む。一般的に、約10
〜250重量部の範囲のカーボンブラック製品の量を、か
なりの程度の補強を付与するためにゴムの各々の100重
量部につき使用できる。ここで、ゴム100重量部につき
約20〜100重量部に変化する量のカーボンブラックの使
用が好ましく、ゴム100重量部につき約40〜80重量部の
カーボンブラックの使用が特に好ましい。
本発明の使用に適するゴムには、天然ゴム及び塩化ゴ
ムのようなその誘導体;19重量部のスチレンと81重量部
のブタジエンのコポリマー、30重量部のスチレンと70重
量部のブタジエンのコポリマー、43重量部のスチレンと
57重量部のブタジエンのコポリマー、及び50重量部のス
チレンと50重量部のブタジエンのコポリマーのような約
10〜70重量部のスチレンと約90〜30重量部のブタジエン
のコポリマー;ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリ
クロロプレン等のような共役ジエンのポリマー及びコポ
リマー、このような共役ジエンと共重合できるスチレ
ン、メチルスチレン、クロロスチレン、アクリロニトリ
ル、2−ビニルピリジン、5−メチル−2−ビニルピリ
ジン、5−エチル−2−ビニルピリジン、2−メチル−
5−ビニルピリジン、アルキル置換アクリレート、ビニ
ルケトン、メチルイソプロペニルケトン、メチルビニル
エーテル、α−メチレンカルボン酸並びにそのエステル
及びアミド、例えばアクリル酸及びジアルキルアクリル
酸アミド;またここで、エチレン及びこの他のプロピレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1のような高級α−オレフ
ィンのコポリマーも使用に適切であり;特に好ましく
は、エチレン含有率が20〜90重量%の範囲にあるエチレ
ンプロピレンのコポリマーであり、また、例えばジクロ
ロペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、メチレンノルボ
ルネンのような第三モノマーを付加的に含むエチレンプ
ロピレンのポリマーである。
本発明のカーボンブラックの長所は、本発明のカーボ
ンブラックを混練した天然ゴム、合成ゴム、またはそれ
らのブレンドを含む配合物に、このカーボンブラックが
改良されたハンドリングとコーナリングの性能、向上し
た耐磨耗性、及び改良されたけん引性を付与することで
ある。
本発明のゴム配合物の長所は、このゴム配合物が高性
能及びレース用のタイヤへの使用に特に良好に適するこ
とである。
本発明のこの他の長所は、次の発明の詳細な説明より
明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 図1は、本発明のカーボンブラックを製造するために
使用できる一つの型式のファーネスカーボンブラック反
応器の一部分の横断面図である。
図2は、カーボンブラック試料の凝集体のストークス
径に対する与えられた試料におけるその相対的発生頻度
の見本ヒストグラムである。
発明の詳細な説明 本発明のカーボンブラックは、155m2/gより大きいCTA
B、好ましくは160〜210m2/g;180mg/gより大きいI2数、
好ましくは190〜260mg/g;145%より大きいTint値、好ま
しくは145〜170%;160m2/gより大きいN2SA、好ましくは
190〜280m2/g;90〜105cc/100gのCDBP;115〜140cc/100g
のDBP;20〜35cc/100gのΔDBP(ΔDBP=DBP−CDBP);40n
m未満のΔD50、好ましくは25〜35nm;40〜65nmのDmode;
0.55〜0.67のΔD50/Dmodeの比;及び137,000(nm)
満のASTM凝集体容積、好ましくは50,000〜120,000(n
m)3;を有することによって特徴づけられる。
本発明のカーボンブラックは、モジュール(ステージ
とも称される)ファーネスカーボンブラック反応器中で
製造することができる。本発明のカーボンブラックを製
造するために使用できる典型的なモジュールファーネス
カーボンブラック反応器の断面を図1に示した。この他
の典型的なモジュールファーネスカーボンブラック反応
器の詳細は、例えば米国特許第3922335号に含まれた説
明に見ることができ、この開示事項はここで参照して含
まれる。
図1に関して、本発明のカーボンブラックは燃焼ゾー
ン10を有するファーネスカーボンブラック反応器2中で
製造することができ、反応器は先細の径のゾーン11、遷
移ゾーン12、反応ゾーン18を有する。遷移ゾーン12に最
も近い反応ゾーン18の端部は、先太の径のゾーン17を有
する。燃焼ゾーン10(先細の径のゾーン11が始まる箇所
まで)の直径をD−1、ゾーン12の直径をD−2、ゾー
ン17の最も狭い箇所の直径をD−3、ゾーン18の直径を
D−4と示す。燃焼ゾーン10(先細の径のゾーン11が始
まる箇所まで)の長さをL−1、先細の径のゾーン11の
長さをL−2、遷移ゾーン12の長さをL−3、先太の径
のゾーン17の長さをL−4と示す。
本発明のカーボンブラックを製造するために、液体ま
たは気体燃料と例えば空気、酸素、空気と酸素の混合物
等の適切な酸化体の流体とを反応させることによって、
高温燃焼ガスを燃焼ゾーン10中で発生させる。燃焼ゾー
ン10中で酸化体と反応させ、高温の燃焼ガスを発生させ
るために使用するに適切な燃料には、例えば天然ガス、
水素、一酸化炭素、メタン、アセチレン、アルコール、
ケロシンのような容易に燃焼できる気体、蒸気、液体の
流体の全てが含まれる。ここで一般に、炭素含有成分、
特には炭化水素の高い含有率を有する燃料を使用するこ
とが好ましい。本発明のカーボンブラックを製造するた
めに使用する空気と天然ガスの比は、約10:1〜約20:1で
あることができる。高温燃焼ガスの発生を容易にするた
めに、酸化体の流体を予熱することができる。
高温燃焼ガス流体はゾーン10と11からゾーン12、17、
次いで18へと下流へ流れる。高温燃焼ガスの流れの方向
を図中に矢印で示した。カーボンブラックを生成する原
料油30は箇所32(ゾーン12に位置する)にて注入する。
反応条件下で容易に発揮でき、カーボンブラックを生成
する炭化水素原料油としてここで使用するに適切なもの
は、アセチレンのような不飽和炭化水素;エチレン、プ
ロピレン、ブチレンのようなオレフィン;ベンゼン、ト
ルエン、キシレンのような芳香族;特定の飽和炭化水
素;ケロシン、ナフタレン、テルペン、エチレンター
ル、芳香族循環油等のような揮発した炭化水素;があ
る。
先細の径のゾーン11の末端から箇所32までの距離をF
−1と示した。ここに記載した各々の実施例において、
カーボンブラックを生成する原料油30は高温燃焼ガス流
体の内部領域の中に侵入する複数の噴流の形態で放射状
に注入し、原料油が迅速かつ完全に分解して本発明の新
規なカーボンブラックに転化するように、高温燃焼ガス
とカーボンブラックを生成する原料油との高い速度の混
合と剪断を確保した。
カーボンブラックを生成する原料油と高温燃焼ガスの
混合物は、ゾーン12と17を通り、ゾーン18へ流下する。
所望により、箇所43に位置し急冷用の流体51を注入する
一次急冷41を、 熱分解を停止させることなく、カーボンブラックを生成
する原料油と高温燃焼ガスの混合物を冷却するために使
用することができる。Q1はゾーン17の前端から急冷箇所
43までの距離であり、急冷の位置によって変えることが
できる。この所望による一次急冷41は、ここでの実施例
4に記載したカーボンブラック製造実験において利用し
た。実施例4において急冷用の流体は水であった。箇所
42に位置し、急冷用の流体50(実施例1〜4は水)を注
入する急冷40は、本発明の新規なカーボンブラックが形
成したときにカーボンブラックを生成する原料油の熱分
解を停止させるために利用する。熱分解を停止させる急
冷の位置を選択するために、箇所42は従来技術で知られ
ている任意の方法で決定することができる。熱分解を停
止させる急冷の位置を決定するための一つの方法は、本
発明の新規なカーボンブラックに許容できるトルエン抽
出分が得られる箇所を測定することによる。トルエン抽
出分はASTMTest D1618−83“Carbon Black Extractable
s−TolueneDiscoloration"を用いて測定することができ
る。Q2はゾーン17の前端から急冷箇所42までの距離であ
り、急冷の位置によって変えることができる。
高温燃焼ガスとカーボンブラックを生成する原料油の
混合物を急冷した後、冷却されたガスは下流の任意な従
来の冷却用及び分離用の手段を通り、それによってカー
ボンブラックが回収される。ガス流からのカーボンブラ
ックの分離は集じん器、サイクロンセパレータ、または
バッグフィルターのような従来の手段によって容易に達
成される。この分離に続いて、例えば湿式ペレタイザー
を用いてペレット化を行うことができる。
次の試験手順を、本発明のカーボンブラックの分析特
性及び本発明のカーボンブラックを混練したゴム配合物
の物理的特性の測定と評価に用いた。
カーボンブラックのCTABはASTM試験法D3765−85に従
って測定した。カーボンブラックのヨウ素吸着数(I
2数)はASTMD1510に従って測定した。カーボンブラック
のTint強度(Tint)はASTM試験法D3265−85aに従って測
定した。カーボンブラックの窒素表面積(N2SA)は前記
のASTM D3037−88の手順に従って測定した。カーボンブ
ラックのペレットのCDBP(圧潰後のジブチルフタレー
ト)は前記のASTM D3493−86の手順に従って測定した。
カーボンブラックのペレットのDBPは前記のASTM D2414
の手順に従って測定した。カーボンブラックのASTM凝集
容積は、乾燥カーボンブラック分散手順Aに続いてASTM
試験法D3849に従って測定した。
カーボンブラックのDmodeとΔD50は次のようにして測
定した。カーボンブラック試料の凝集体ストークス径に
対する与えられた試料におけるその相対的な発生頻度の
ヒストグラムを作成する。図2に示したように、線
(B)をヒストグラムのピーク(A)からY軸に平行に
ヒストグラムのX軸の点(C)まで引く。得られた線
(B)の中心点(F)を測定し、その中心点(F)を通
りX軸に平行に線(G)を引く。線(G)はヒストグラ
ムの分布曲線とD、Eの二点で交差する。カーボンブラ
ック粒子の点DとEにおける二つのストークス径の差の
絶対値がΔD50である。
ヒストグラムを作成するために使用したデータは、デ
ィスク型遠心機(例、Joyce Loebl 社製作、TyneとWea
r、英国)を使用して測定した。次の手順はJoyce Loebl
ディスク型遠心機の使用説明書のマニュアル(参考ファ
イル DCF 4.008、1985年2月1日発行)に記載の手順の
改良であり、この教示はここで参考として含まれ、デー
タの測定に使用した。
手順は次の通りである。10mg(ミリグラム)のカーボ
ンブラック試料を秤量皿に秤量し、次いで10%の純粋エ
タノールと90%の蒸留水に0.05%のNONIDET P−40界面
活性剤(NONIDET P−40はShell Chemical社が製造販売
する界面活性剤の登録商標である)を含む50ccの溶液に
添加する。得られたサスペンジョンをSonifier Model N
o.W385(Heat Systems Ultrasonics社が製造販売、Farm
ingdale、ニューヨーク州)を用い、超音波エネルギー
によって15分間分散する。
ディスク型遠心機の試験の前に、次のデータをディス
ク型遠心機からのデータを記録するコンピュータに入力
した。
1.カーボンブラックの比重を1.86g/ccとする。
2.水とエタノールの溶液中に分散したカーボンブラック
の溶液の容積をこの例では0.5ccとする。
3.回転流体の容積をこの例では水の10ccとする。
4.回転流体の粘度をこの例では23℃における0.933セン
チポイズとする。
5.回転流体の密度をこの例では23℃における0.9975g/cc
とする。
6.ディスクの速度をこの例では8000rpmとする。
7.データの採取間隔をこの例では1秒とする。
ディスク型遠心機は8000rpmで操作し、その間にストロ
ボスコープを作動する。10ccの蒸留水を回転するディス
クに回転流体として注入する。濁り度合いを0にセット
し、10%の純粋エタノールと90%の蒸留水の溶液の1cc
を緩衝液として注入する。次に、ディスク型遠心機の遮
断ボタンと加速ボタンを回転流体と緩衝液の間の滑らか
な濃度勾配が得られるように操作し、勾配を肉眼で監視
する。二つの流体の間に見分けられる境界がないように
勾配が滑らかになったときに、エタノール水溶液に分散
したカーボンブラックの0.5ccを回転するディスクに注
入し、直ちにデータの収集を開始する。流れが発生した
ならば実験を中断する。エタノール水溶液に分散したカ
ーボンブラックの注入に続いて、ディスクを20分間回転
する。20分間の回転に続いて、ディスクを止め、回転流
体の温度を測定し、実験の開始時に測定した回転流体の
温度と、実験の終了時に測定した回転流体の温度との平
均値を、ディスク型遠心機からのデータを記録するコン
ピュータに入力する。データは標準的なストークスの式
に従って解析し、次の定義を用いて提示する。
カーボンブラックの凝集体:最も小さく分散できる単
位の別々の強固なコロイド状の独立体であり、広い範囲
で合体した粒子からなる。
ストークス径:ストークスの式に従って、粘性のある媒
体の中で遠心場または重力場において沈降する球の直
径。カーボンブラックの凝集体のような非球状の物体
も、滑らかで強固な同じ密度の球として挙動し、その物
体の沈降速度として考えるならば、ストークス径の値で
表すことができる。通常の単位はナノメーターで表され
る。
Mode(レポートの目的にはDmode):ストークス径の分
布曲線のピーク位置(ここでの図2の点A)におけるス
トークス径。
中央ストークス径(レポートの目的にはDst):試料の5
0重量%がこれより大きいか小さいかのストークス径の
分布曲線上の点。従って測定の中央値を表す。
ゴム配合物の磨耗データはLambourn型の試験機に基づ
く磨耗試験機を用いて測定した。磨耗速度(cm3/走行c
m)は7%、13%、21%の滑りにおいて測定した。滑り
は試料のホイールと回転研磨盤の間の相対速度に基づ
く。次の実施例において、磨耗指数はVULCAN9カーボン
ブラック(Cabot社の商標登録製品、Waltham,マサチュ
ーセッツ州)を含む基準配合物の磨耗速度を、本発明の
特定のカーボンブラックを用いて作成した配合物の、同
じ滑りにおける磨耗速度で割った比である。
ゴム配合物の弾性率、引張及び伸びは、前記のASTM D
412の手順によって測定した。
ゴム配合物のショアーA硬度は、前記のASTM D−2240
−86の手順に従って測定した。
リバウンドのデータは、全てのゴム試料についてZWIC
K Rebound Resilience試験機(Model 5109、Zwick of A
merica社製作、P.O.箱997、East Windsor、コネクティ
カット州06088)を使用して測定した。リバウンド値を
測定するための取扱説明書はこの装置に付属する。
ゴム配合物の動的機械特性は、データ処理用のDigita
l Equipment Corporation Minc−23 コンピュータに連
結したInstrom Model 1350 Servohydraulic Sytemを使
用して、当業者によく知られた方法で測定した。各々の
ゴム配合物の試験片は、各々のゴム配合物の4片を含む
サンドイッチタイプの試験片からなり、各々の片は30mm
×30mm×厚さ6mmの寸法を有した。測定した動的機械特
性は、複素弾性率(G)、弾性率(G′)、損失弾性
率(G″)、損失弾性率を弾性率で割ったタンジェント
デルタ(tanδ、tanδ=G″/G′)であった。カーボン
ブラックで補強したゴム配合物の粘弾性特性は、70℃、
1ヘルツにおいて、0.5%DSAと40%DSAの二つの歪で測
定した。
本発明の効果と長所を次の実施例によって更に説明す
る。
実施例1〜4 図1に記したようなここで一般的に記述した反応器中
で、表2に示した反応条件と幾何学的配置を使用して、
本発明の新規なカーボンブラックの4つの実施例を調製
した。各々の実施例の燃焼反応に使用した燃料は天然ガ
スとした。各々の実施例に使用した液体原料油は、次の
表1に示した特性を有した。
反応条件と幾何学的配置を次の表2に示す。
実施例1〜4で得られたカーボンブラックを、次いで
ここで記した手順に従って分析した。湿式でペレット化
し、乾燥した後に得られたカーボンブラックと、参照用
のカーボンブラックの分析特性を表3に示す。
実施例5 この実施例は、本発明の新規なカーボンブラックのゴ
ム配合物への使用を、VULCAN9カーボンブラックを含む
ゴム配合物と比較して説明する。ゴム配合物Aは、実施
例1で得た本発明のカーボンブラックを用いて作成し
た。ゴム配合物Bは、実施例2で得た本発明のカーボン
ブラックを用いて作成した。
ゴム配合物Cは、実施例3で得た本発明のカーボンブ
ラックを用いて作成した。ゴム配合物Dは、実施例4で
得た本発明のカーボンブラックを用いて作成した。ゴム
配合物Eは、VULCAN9カーボンブラックを用いて作成し
た。ゴム配合物A、B、C、D、Eは表4に示したゴム
配合処方に従って各々のカーボンブラックの試料を混練
して調製した。
次に、これらのゴム配合物の静的特性をここで記載の
ASTMの手順に従って評価した。結果を表5に示した。
これらの結果は、本発明のカーボンブラックを用いて
作成したゴム配合物A、B、C、Dの静的特性は、参照
用のカーボンブラックを用いて作成したゴム配合物Eの
それと同等であることを示す。
また、各々のゴム配合物の磨耗指数をここで記したよ
うにして測定した。結果を表6に示した。
磨耗指数データは、本発明のカーボンブラックを含む
ゴム配合物A、B、C、Dの静的特性が、21%滑りの水
準の配合物Dを除き(この説明を有さない)、基準カー
ボンブラックを混練したゴム配合物Eと比較して改良さ
れた耐磨耗性を呈することを示す。
また、ここで記したように、1ヘルツの70℃において
ゴム配合物の動的機械特性を評価し、結果を表7に示し
た。
動的複素弾性率Gは、ゴムタイヤトレッド配合物の
コーナリングとハンドリングの剛さを表す。コーナリン
グとハンドリングの高い剛さは、高性能及びレース用タ
イヤトレッドに重要である。
上記の結果は、本発明のカーボンブラックを含むゴム
配合物A、B、C、DのGが、種々の歪水準におい
て、基準カーボンブラックを含むゴム配合物Eのそれよ
りも高いことを示す。従って、ゴム配合物A、B、C、
Dは、ゴム配合物Eに比較して、改良されたコーナリン
グとハンドリング剛さを一般的に実証する。
高いけん引性は、高性能及びレース用タイヤのための
もう一つの極めて重要なパラメーターである。高いヒス
テリシスは高いけん引性を付与するために必要である。
表7に示したように、配合物A、B、C、Dのtanδ値
は配合物Eのtanδ値よりもかなり高い。また、配合物
A、B、C、Dは、配合物Eよりもかなり高いΔG
示す。高いΔG値は高いけん引性を得るために有益で
ある。これらの全ての結果は、本発明のカーボンブラッ
クが、従来のカーボンブラックと比較して、混練された
ゴム配合物にかなりの改良を付与することを示す。
ここで記述した本発明の形態は単なる例示であり、本
発明の範囲を制限するものではないことを明確に理解す
べきである。
フロントページの続き (72)発明者 シエ,チュン―フェイ アメリカ合衆国,マサチューセッツ 02173,レキシントン,フィルブルック テラス 5 (72)発明者 ブラナン,ジョン エム.,ジュニア アメリカ合衆国,テキサス 79109,ア マリロ,オザーク ティーアール.3815 (72)発明者 テイラー,ロスコー ダブリュ. アメリカ合衆国,テキサス 79065,パ ンパ,コロナド ドライブ 1406 (72)発明者 パンチロリ,ジーノ イタリア国,アイ―48100 ラベナ,ビ ア サン ガエタニオ,112 (56)参考文献 特開 昭61−34072(JP,A) 特開 平2−308867(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】155m2/gより大きいCTAB、180mg/gより大き
    いI2数、160m2/gより大きいN2SA、145%より大きいTint
    値、90〜105cc/100gのCDBP、115〜140cc/100gのDBP、20
    〜35cc/100gのΔDBP(ΔDBP=DBP−CDBP)、40nm未満の
    ΔD50、40〜65nmのDmode、0.55〜0.67のΔD50/Dmodeの
    比、及び137,000(nm)未満のASTM凝集容積を有する
    カーボンブラック。
  2. 【請求項2】CTABが160〜210m2/gであり、I2数が190〜2
    60mg/gであり、N2SAが190〜280m2/gであり、Tint値が14
    5〜170%であり、ΔD50が25〜35nmであり、及びASTM凝
    集容積が50,000〜120,000(nm)である請求の範囲第
    1項に記載のカーボンブラック。
  3. 【請求項3】Tint値が150%より大きく、CDBPが95〜105
    cc/100gであり、Dmodeが45〜65nmであり、及びΔD50/Dm
    odeの比が0.57〜0.65である請求の範囲第1項に記載の
    カーボンブラック。
  4. 【請求項4】CTABが160〜200m2/gであり、I2数が190〜2
    60mg/gであり、Tint値が150〜170%であり、ΔD50が25
    〜35nmであり、及びASTM凝集容積が70,000〜120,000(n
    m)である請求の範囲第3項に記載のカーボンブラッ
    ク。
  5. 【請求項5】CTABが182m2/gであり、I2数が198mg/gであ
    り、Tint値が161%であり、ΔD50が30nmであり、及びAS
    TM凝集容積が106,722(nm)である請求の範囲第1項
    に記載のカーボンブラック。
  6. 【請求項6】CTABが162m2/gであり、I2数が206mg/gであ
    り、Tint値が154%であり、ΔD50が34nmであり、及びAS
    TM凝集容積が106,129(nm)である請求の範囲第1項
    に記載のカーボンブラック。
  7. 【請求項7】CTABが196m2/gであり、I2数が250mg/gであ
    り、Tint値が163%であり、ΔD50が32nmであり、及びAS
    TM凝集容積が82,251(nm)である請求の範囲第1項に
    記載のカーボンブラック。
  8. 【請求項8】CTABが205m2/gであり、I2数が257mg/gであ
    り、Tint値が152%であり、ΔD50が28nmであり、及びAS
    TM凝集容積が56,224(nm)である請求の範囲第1項に
    記載のカーボンブラック。
  9. 【請求項9】100重量部のゴム及び、155m2/gより大きい
    CTAB、180mg/gより大きいI2数、160m2/gより大きいN2S
    A、145%より大きいTint値、90〜105cc/100gのCDBP、11
    5〜140cc/100gのDBP、20〜35cc/100gのΔDBP(ΔDBP=D
    BP−CDBP)、40nm未満のΔD50、40〜65nmのDmode、0.55
    〜0.67のΔD50/Dmodeの比、及び137,000(nm)未満の
    ASTM凝集容積を有するカーボンブラックの約10〜約250
    重量部を含んでなるゴム配合物。
  10. 【請求項10】カーボンブラックのCTABが160〜210m2/g
    であり、カーボンブラックのI2数が190〜260mg/gであ
    り、カーボンブラックのTint値が145〜170%であり、カ
    ーボンブラックのΔD50が25〜35nmであり、及びカーボ
    ンブラックのASTM凝集容積が50,000〜120,000(nm)
    である請求の範囲第9項に記載のゴム配合物。
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