JP2694876B2 - 共通金型部分を分離補助金型部と共に使用する際の固定射出成形 - Google Patents
共通金型部分を分離補助金型部と共に使用する際の固定射出成形Info
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Description
り、詳細には、共通金型部分と少なくとも2つの補助金
型部分とを用いて分離された成形キャビティを形成し、
この成形キャビティ内に分離されたプラスチック材料の
射出を受入れて薄壁中空プラスチック製品を製造する場
合における、射出工程中の成形キャビティ寸法の固定化
に関する。
いて分離された成形キャビティを形成し、この成形キャ
ビティ内に分離されたプラスチック材料の射出を受入れ
て中空プラスチック製品を製造することは、公知であ
る。中空プラスチック製品をサイクル射出成形する公知
の先行技術方法の1つでは、第1の成形キャビティが第
1の共通金型部分と第1の補助金型部分とによって画定
されると共に第2の成形キャビティが第1の共通金型部
分と第2の補助金型部分により画定される。そしてこの
方法は、 (a)第1の共通金型部分を第1の補助金型部分と結合
して第1の成形キャビティを形成し、 (b)第1のプラスチック材料を第1の成形キャビティ
内へ射出し、 (c)射出された第1のプラスチック材料を固化して第
1のプラスチック材料部を形成し、 (d)第1の共通金型部分を第2の補助金型部分と結合
して第2の成形キャビティを形成し、この時第1のプラ
スチック材料部を第1の共通金型部分に付着せしめて第
2の成形キャビティが形成される際に第1のプラスチッ
ク材料部を第2の成形キャビティ内に保持し、 (e)第2のプラスチック材料を第2の成形キャビティ
内に、その内部に第1のプラスチック材料部が保持され
ている間に射出し、そして (f)射出された第2のプラスチック材料を固化し、こ
れにより第1のプラスチック材料部と融合された第2の
プラスチック材料部を形成して中空プラスチック製品を
製造する、 工程を含む。
部分と第1の補助金型部分とによって画定される第3の
成形キャビティ、および第2の共通金型部分と第2の補
助金型部分とによって画定される第4の成形キャビティ
を使用することも知られている。そしてこの方法は、 (h)工程(d)の間に、第2の共通金型部分を第1の
補助金型部分と結合して第3の成形キャビティを形成
し、 (i)工程(e)の間に、第3のプラスチック材料を第
3の成形キャビティ内へ射出し、 (j)工程(f)の間に、射出された第3のプラスチッ
ク材料を固化して第3のプラスチック材料部を形成し、 (k)工程(a)の間に、第2の共通金型部分を第2の
補助金型部分と結合して第4の成形キャビティを形成
し、この時第3のプラスチック材料を第2の共通金型部
分に付着せしめて第4の成形キャビティが形成される際
に第3のプラスチック材料を第4の成形キャビティ内に
保持し、 (l)工程(d)の間に、第4のプラスチック材料を第
4の成形キャビティ内に、その内部に固化された第3の
プラスチック材料が保持されている間に射出し、そして (m)工程(c)の間に、射出された第4のプラスチッ
ク材料を固化し、これにより第3のプラスチック材料と
融合された第4のプラスチック材料部を形成して第2の
中空プラスチック製品を製造する、 工程を含む。
合成壁を有する中空プラスチック製品の製造に用いられ
てきた。このような方法を達成するためには、第1のプ
ラスチック材料が第1の共通金型部分と第1の補助金型
部分との境界線に達するまで射出され、第2のプラスチ
ック材料が第1の共通金型部分と第2の補助金型部分と
の境界線に達するまでに射出され、第3のプラスチック
材料が第2の共通金型部分と第1の補助金型部分との境
界線に達するまで射出され、そして第4のプラスチック
材料が第2の共通金型部分と第2の補助金型部分との境
界線に達するまで射出される。
る。
終端する積層を備えた中空薄壁プラスチック製品を、射
出成形するための方法および装置を提供し、この場合、
共通金型部分と補助金型部分との間の相互移動がプラス
チック材料の射出の間防止されるものである。
は異なる特性を有し、そして上述した射出成形方法にお
いて、射出された第1のプラスチック材料を固化して第
1のプラスチック材料部を形成する工程〔工程(c)〕
が、 (g)第1のプラスチック材料部を、この第1のプラス
チック材料部が第2の成形キャビティ内に保持される際
にこの第1のプラスチック材料部が1つもしくはそれ以
上の固定領域を提供するような形状に形成し、これによ
り、第1の共通金型部分の第2の補助金型部分に対する
位置を確実に固定し、第1の共通金型部分の第2の補助
金型部分に対する移動を、第2のプラスチック材料の第
2の成形キャビティ内への射出の間防止し、この結果、
第2の成形キャビティの壁厚寸法を固定領域によって固
定して、規定寸法を有する薄壁プラスチック製品を製造
する、工程を含み、第1のプラスチック材料を第1の成
形キャビティ内へ射出する工程〔工程(b)〕が、 (h)第1のプラスチック材料を、製品のリムを画定す
る第1の成形キャビティの部分に達するまで射出する。
工程を含み、および第2のプラスチック材料を第2の成
形キャビティ内へ射出する工程〔工程(e)〕が、 (i)第2のプラスチック材料を、製品のリムを画定す
る第2の成形キャビティの部分に達するまで射出する、 工程を含む。
に用いられる際には、射出された第3のプラスチック材
料を固化して第3のプラスチック材料部を形成する工程
〔工程(j)〕が、第3のプラスチック材料部を、この
第3のプラスチック材料部が第4の成形キャビティ内に
保持される際にこの第3のプラスチック材料が1つもし
くはそれ以上の固定領域を提供するような形状に形成
し、これにより、第2の共通金型部分の第2の補助金型
部分に対する位置を確実に固定し、第2の共通金型部分
の第2の補助金型部分に対する移動を、第4のプラスチ
ック材料の第4の成形キャビティ内への射出の間防止
し、この結果規定寸法を有する第2の薄壁プラスチック
製品を製造する工程を含む。
含む側壁を有する製品の成形に用いることができ、前記
ストリップは透明に形成して側壁内の透明窓部として提
供することができる。この特徴は、プラスチック製品内
に収容される液体等の物質のレベルを検知するために側
壁内に長手方向窓部の形成が要められる際に、殊に有利
である。1つの実施例においては、第1のプラスチック
材料部が、第1の共通金型部分と第1の補助金型部分と
の境界線を横断する少なくとも1つの固定領域を提供す
るような形状に形成される。透明窓部は、透明な第1の
プラスチック材料を第1の成形キャビティ内へ射出する
ことにより側壁内に形成される。不透明な第2のプラス
チック材料が第2の成形キャビティ内へ射出され、側壁
の残部に印刷用の不透明部分を形成する。代案としての
実施例においては、第1のプラスチック材料部が、この
第1のプラスチック材料部が第2の成形キャビティ内に
保持される際に第2の成形キャビティが、第1の共通金
型部分と第2の補助金型部分との境界線を横断する少な
くとも1つの空隙キャビティ領域を画定するような形状
に形成され、これにより、長手方向ストリップが空隙キ
ャビティ領域によって画定される。この実施例において
は、透明窓部は、透明な第2のプラスチック材料を第2
の成形キャビティ内へ射出することにより側壁内に形成
され、一方、不透明な第1のプラスチック材料が第1の
成形キャビティ内へ射出されて、側壁の残部の印刷用不
透明部分が形成される。
ック材料の形状を形成する工程〔工程(g)〕は、さら
に、第1の補助金型部分が、第1の共通金型部分に対し
て所定の寸法を有し、これにより、第1の共通金型部分
と結合されて第1の成形キャビティを形成する際に、第
1の補助金型部分が第1の共通金型部分に接触し、第1
の共通金型部分の第1の補助金型部分に対する位置を確
実に固化し、第1の共通金型部分の第1の補助金型部分
に対する移動を、第1のプラスチック材料の第1の成形
キャビティ内への射出の間防止する、 工程を含むことができる。
びに本発明の方法によって成形される中空薄壁プラスチ
ック製品を提供する。
説明される。
補助金型部分と結合することにより形成される第1の成
形キャビティを示す断面図である。第1A図は、第1B図の
A−A線に沿う頂部断面図であり、第1B図は第1A図のB
−B線に沿う側断面図である。第1A図および第1B図は、
さらに、第1の成形キャビティ内に射出された第1のプ
ラスチック材料を示している。
1の共通金型部分を第2の補助金型部分と結合すること
により形成される第2の成形キャビティを示す断面図で
ある。第2A図は第2B図のA−A線に沿う頂部断面図であ
り、第2B図は第2A図のB−B線に沿う側断面図である。
第2A図および第2B図は、さらに、第2の成形キャビティ
内に保持される第1のプラスチック材料と第2の成形キ
ャビティ内へ射出された第2のプラスチック材料を示し
ている。
を達成する一連の工程を示す。
れた第1のプラスチック材料部を示す。
保持する第2の成形キャビティを説明する断面図であ
る。第5図は、また、本発明の方法のこのような代案と
しての実施例によって成形された製品を説明する断面図
でもある。
において成形された第1のプラスチック材料部を示す。
保持する第2の成形キャビティを説明する断面図であ
る。第7図は、また、本発明の方法のこのようなさらに
代案としての実施例によって成形された製品の断面図を
提供する。
施例を示す装置は第1の共通金型部分10と第1の補助金
型部分12を有する。第1の共通金型部分10は第1の補助
金型部分12と結合されて第1の成形キャビティ14を形成
する。第1の補助金型部分12は、第1の共通金型部分10
に対する寸法を所定に形成され、この第1の共通金型部
分10に結合されて第1の成形キャビティ14を形成する際
に、第1の補助金型部分12の部分16が第1の共通金型部
分10の部分18に接触して第1の共通金型部分10の第1の
補助金型部分12に対する位置を確実に固定し、第1の共
通金型部分10の第1の補助金型部分12に対する移動を、
第1のプラスチック材料20の第1の成形キャビティ14内
への射出の間防止する。第1のプラスチック材料20は第
1の補助金型部分12内のゲート22およびランナ24を通し
て射出される。
れたプラスチック材料が第1の成形キャビティ14内で冷
却されることにより固化して第1のプラスチック材料部
20を形成し、これにより第1のプラスチック材料部20は
第1の成形キャビティ14の寸法に倣って形成される。代
案としての実施例では、第1のプラスチック材料は、さ
らに、第1の補助金型部分12の除去に従う形状に形成す
ることができる。
施例を示す装置は第2の補助金型部分26を含む。第1の
共通金型部分10は第2の補助金型部分26と結合されて第
2の成形キャビティ28を形成し、この場合第1のプラス
チック材料部20は第1の共通金型部分10に付着される。
従って、第2の成形キャビティ28が成形されると、第1
のプラスチック材料部20は第2の成形キャビティ28内に
保持される。
ック材料部20が第2の成形キャビティ28内に保持される
際にこの第1のプラスチック材料部20が1つもしくはそ
れ以上の固定領域30を提供するような形状に形成し、こ
れにより、第1の共通金型部分10の第2の補助金型部分
26に対する位置を確実に固定し、第1の共通金型部分10
の第2の補助金型部分26に対する移動を第2のプラスチ
ック材料32の第2の成形キャビティ28内への射出の間防
止する。
料部20が第2の成形キャビティ28内に保持されている状
態で、第2の補助金型部分26内のゲート34およびランナ
36を通して第2の成形キャビティ28内へ射出される。
ャビティ28内で冷却されて固化し、第1のプラスチック
材料部20と融合された第2のプラスチック材料部32を形
成し、規定寸法を有する薄壁中空製品38が構成される。
出成形方法の好適な実施例は、4つの成形キャビティを
構成する2つの共通金型部分と2つの補助金型部分とを
使用するが、以下第3A図乃至第3D図を参照しながら説明
する。
補助金型部分12と結合されて第3の成形キャビティ42を
形成し、一方これと同時に、第1の共通金型部分10が第
2の補助金型部分26と結合されて第2の成形キャビティ
26を形成する。なおこの場合、第1のプラスチック材料
部18は第1の共通金型部分10に付着され、第2の成形キ
ャビティ28が形成される際には、第1のプラスチック材
料部20は第2の成形キャビティ28内に保持される。第1
のプラスチック材料部20の形成については、第1A図およ
び第1B図に関連して既に説明した。
部20と同一とすることができるが、この材料は第3の成
形キャビティ42内へ第1の補助金型部分12に含まれるゲ
ート22およびランナシステム24を通して射出され、一方
これと同時に、第2のプラスチック材料32が第2の成形
キャビティ28内へ第2の補助金型部分26に含まれるゲー
ト34およびランナシステム36を通して射出される。
キャビティ42内で冷却されて固化し、第3のプラスチッ
ク材料44を形成し、一方これと同時に、射出された第2
のプラスチック材料32が第2の成形キャビティ28内で冷
却されて固化し、第1のプラスチック材料部20と融合さ
れた第2のプラスチック材料部28を形成し、中空薄壁プ
ラスチック製品38を構成する。
共通金型部分40とがそれぞれ第2の補助金型部分26と第
1の補助金型部分12とから分離され、そして成形された
中空薄壁プラスチック製品38が第1の共通金型部分10か
ら排出され、一方第3のプラスチック材料部44は第3の
共通金型部分40上に保持されている。第1の共通金型部
分10と第2の共通金型部分40との配置は、その後、第3B
図に示される状態から第3C図に示される状態へ交換され
る。
補助金型部分12と結合されて第1の成形キャビティ14を
形成し、一方これと同時に、第2の共通金型部分40が第
2の補助金型部分26と結合されて第4の成形キャビティ
48を形成する。なおこの場合、第1のプラスチック材料
部44は第3の共通金型部分40に付着され、第4の成形キ
ャビティ48が形成される際には、第3のプラスチック材
料部44は第4の成形キャビティ48内に保持される。第3
プラスチック材料部44の形成については、第3A図に関連
して既に説明した。
44と同一とすることができるが、この材料は第1の成形
キャビティ14内へ第1の補助金型部分12に含まれるゲー
ト22およびランナシステム24を通して射出され、一方こ
れと同時に、第4のプラスチック材料50が、これは第2
のプラスチック材料32と同一とすることができるが、第
4の成形キャビティ48内へ第2の補助金型部分26に含ま
れるゲート34およびランナシステム34を通して射出され
る。
キャビティ14内で冷却されて固化し、別の第1のプラス
チック材料部20を形成し、一方これと同時に、射出され
た第4のプラスチック材料50が第4の成形キャビティ48
内で冷却されて固化し、第3のプラスチック材料部44と
融合された第2のプラスチック材料部48を形成し、第2
の中空薄壁プラスチック製品52を構成する。
共通金型部分40とがそれぞれ第1の補助金型部分12と第
2の補助金型部分26とから分離され、そして第2の成形
された中空薄壁プラスチック製品52が第2の共通金型部
分40から排出され、一方第1のプラスチック材料部20は
第1の共通金型部分10上に保持されている。第1の共通
金型部分10と第2の共通金型部分40との配置は、その
後、第3D図に示される状態から第3A図に示される状態へ
交換され、そしてサイクルが繰返される。
の第1のプラスチック材料部20が第2の成形キャビティ
28に保持される際にこの第1のプラスチック材料部20が
1つもしくはそれ以上の固定領域30を提供するような形
状に形成し、これにより、第1の共通金型部分20の第2
の補助金型部分26に対する位置を確実に固定し、第1の
共通金型部分10の第2の補助金型部分26に対する移動を
第2のプラスチック材料32の第2の成形キャビティ28内
への射出の間防止する。
プラスチック材料部44が第4の成形キャビティ48内に保
持される際にこの第3のプラスチック材料部44が1つも
しくはそれ以上の固定領域を提供するような形状に形成
し、これにより、第2の共通金型部分40の第2の補助金
型部分26に対する位置を確実に固定し、第2の共通金型
部分40の第2の補助金型部分26に対する移動を第4のプ
ラスチック材料50の第4の成形キャビティ48内への射出
の間防止する。
は、異なるプラスチック材料の積層された壁を有する中
空薄壁プラスチック製品を製造するために用いることが
できる。このような方法を達成するために、第1のプラ
スチック材料20は第1の共通金型部分10と第1の補助金
型部分12との境界線54(第3C図)に達するまで射出さ
れ、そして第2のプラスチック材料32は第1の共通金型
部分10と第2の補助金型部分26との境界線56(第3A図)
に達するまで射出される。同様に、第3のプラスチック
材料44は第2の共通金型部分40と第1の補助金型部分と
の境界線58(第3A図)に達するまで射出され、そして第
4のプラスチック材料50は第2の共通金型部分40と第2
の補助金型部分26との境界線60に達するまで射出され
る。
また、少なくとも1つのほぼ長手方向のストリップを含
む側壁64を有する製品62を成形するために用いることが
でき、そして前記ストリップは透明に形成しこれにより
側壁64に透明な窓部を提供することができる。
第1の共通金型部分10と第1の補助金型部分12との境界
線54(第3C図)を横断する少なくとも1つの固定領域68
を提供する形状に形成され、そして各長手方向ストリッ
プは1つの横断固定領域によって画定される。固定領域
68は境界線54の全長に亘って延在する必要はない。透明
窓部は、透明な第1のプラスチック材料を第1の成形キ
ャビティ内に射出して第1のプラスチック材料部66を形
成することにより、側壁64内に形成される。不透明な第
2のプラスチック材料72が第2の成形キャビティ74内に
射出され、側壁64の残部に印刷用の不透明部分を形成す
る。
材料部66は、この第1のプラスチック材料部66が第2の
成形キャビティ74内に保持される際に、第2の成形キャ
ビティ74が、第1の共通金型部分10と第2の補助金型部
分26との境界線56(第3A図)を横断する少なくとも1つ
の空隙キャビティ領域72を画定するような形状に形成さ
れ、これにより長手方向のストリップが空隙横断キャビ
ティ領域72内に形成される。空隙横断キャビティ領域72
は境界線56の全長に亘って延在する必要はない。この実
施例においては、透明窓部は、透明な第2のプラスチッ
ク材料を第2の成形キャビティ74内に射出して横断キャ
ビティ領域72を充満することにより、側壁64内に画定さ
れる。これに先立ち不透明な第1のプラスチック材料が
第1の成形キャビティ内に射出されて第1のプラスチッ
ク材料部66を形成し、これにより、側壁64の残部に印刷
用の不透明部分が形成される。
例においては、第1のプラスチック材料部82は、第6図
に示されるように対称的に配置された多数の固定領域84
を含む形状に形成され、そして前記固定領域は成形製品
88の側壁86の一部分上をほぼ長手方向に延在する。第1
のプラスチック材料部82は、1987年1月26日出願の本出
願人による米国特許出願第7,463号の教示に従いあるい
は前記出願第7,463号の教示に適合する範囲における前
述の説明に従い、第1の成形キャビティ内で成形され
る。第1のプラスチック材料部82は、第1の補助金型部
分12と第1の共通金型部分10とを結合することにより成
形される第1の成形キャビティ内で成形された後、この
第1のプラスチック材料部82は第1の共通金型部分10上
に保持され、一方第1の共通金型部分10は第2の補助金
型部分26と結合されて、第7図に示すように、第2の成
形キャビティを形成する。
は、この第1のプラスチック材料部82が第2の成形キャ
ビティ90に保持される際にこの第1のプラスチック材料
部82が1つもしくはそれ以上の固定領域84を提供するよ
うな形状に形成し、これにより、第1の共通金型部分10
の第2の補助金型部分26に対する位置を確実に固定し、
第1の共通金型部分10の第2の補助金型部分26に対する
移動を第2のプラスチック材料92の第2の成形キャビテ
ィ90内へ射出の間防止する。
キャビティ90内で冷却されて固化し、第1のプラスチッ
ク材料82と融合された第2のプラスチック材料部92を形
成し、中空薄壁プラスチック製品88を構成する。これに
より、成形製品88の側壁86は2層のプラスチック82,92
を含む。成形製品88は規定寸法を有し、一般には第6図
に示すような形状に形成され、そして第7図に示すよう
な横断面を有する。このようにして、成形製品の側壁86
は2層のプラスチック82,92を含む。
に、第1の共通金型部分10と第2の補助金型部分26との
境界線56(第3A図)を横断し、これにより側壁86内に長
手方向の透明窓部84を形成する。固定領域84は境界線56
の全長に亘って延在する必要はない。この製品の好適な
実施例においては、他の側壁層90は不透明で側壁86の大
部分を延在する。
ることができる。共通金型部分は、ここで図示および説
明したコア金型部分の代わりにキャビティ金型部分であ
ってもよい。さらに、プラスチック材料の各成形キャビ
ティ内への射出は、1つ以上のゲートを通して行うこと
ができる。また、プラスチック材料の射出は、2つ以上
の成形キャビティ内へ同時に行うことができ、これによ
り、金型に含まれる多数の成形キャビティは、1つの製
品を製造するために必要とされる多数の分離成形キャビ
ティの複数であってもよい。例えば、プラスチック材料
を2つの分離成形キャビティ内へ射出して成形される2
つのプラスチック材料部からなる製品を製造するため
の、ここで説明および図示した前述の方法を使用するに
際し、金型内に含まれる成形キャビティの数は2の如何
なる倍数、すなわち2,4,6等であってもよい。
成形キャビティ内へ射出して成形される2つ以上のプラ
スチック材料部を含む製品の成形に使用することができ
る。3つの成形キャビティを必要とする実施例において
は、第3の補助金型部分が使用され、そして融合された
第1および第2のプラスチック材料部が、第1の共通金
型部分が第3の補助金型部分に結合されて第3の成形キ
ャビティを形成する際に、第1の共通金型部分上に保持
される。この場合、融合された第1および第2の成形部
は、第3のプラスチック材料の第3の成形キャビティ内
への射出の間、第1の共通金型部分を第3の補助金型部
分に対して固定するような形状で形成される。
号、ステッグミューラの米国特許第3,737,272号、なら
びに、リースによって出願され1972年1月20日に公刊さ
れた豪州特許第17,577/70号明細書に記載されるコア固
定技術を、第1のプラスチック材料の射出の間における
共通金型部分の第1の補助金型部分に対する固定のため
に、第1A図および第1B図に関連して前述した技術に代え
て、使用することができる。
くは異なる材料の何れであってもよいが、異なる物理的
性質を有する第1および第2のプラスチック材料を使用
すると、時によって有利である。本発明は、例えば、側
壁が湿度防止およびガス(酸素のような)防止の両方の
機能を必要とする中空薄壁プラスチック製品の製造のた
めに典型的に適合している。このような製品を成形する
ためには、所望の湿度防止特性を有するプラスチック材
料が1つの射出プラスチック材料として選定され、そし
て所望のガス防止特性を有するプラスチック材料が別の
射出プラスチック材料として選定される。
Claims (19)
- 【請求項1】閉端部と開口端部を有し開口端部のリムに
終端する積層壁を備えた薄壁中空プラスチック製品を、
第1の成形キャビティと第2の成形キャビティとを用い
てサイクル射出成形する方法であって、第1の成形キャ
ビティは第1の共通金型部分と第1の補助金型部分とに
より画定され、第2の成形キャビティは第1の共通金型
部分と第2の補助金型部分とにより画定され、そしてそ
の工程は、 (a)第1の共通金型部分を第1の補助金型部分と結合
して第1の成形キャビティを形成し、 (b)第1のプラスチック材料を第1の成形キャビティ
内へ射出し、 (c)射出された第1のプラスチック材料を固化して第
1のプラスチック材料部を形成し、 (d)第1の共通金型部分を第2の補助金型部分と結合
して第2の成形キャビティを形成し、この時第1のプラ
スチック材料部を第1の共通金型部分に付着せしめて第
2の成形キャビティが形成される際に第1のプラスチッ
ク材料部を第2の成形キャビティ内に保持し、 (e)第1のプラスチック材料とは異なる特性を有する
第2のプラスチック材料を第2の成形キャビティ内に、
その内部に第1のプラスチック材料部が保持されている
間に射出し、そして (f)射出された第2のプラスチック材料を固化し、こ
れにより第1のプラスチック材料部と融合された第2の
プラスチック材料部を形成して中空プラスチック製品を
製造する、 工程からなるサイクル射出成形方法において、 工程(c)が、 (g)第1のプラスチック材料部を、この第1のプラス
チック材料部が第2の成形キャビティ内に保持される際
にこの第1のプラスチック材料部が1つもしくはそれ以
上の固定領域を提供するような形状に形成し、これによ
り、第1の共通金型部分の第2の補助金型部分に対する
位置を確実に固定し、第1の共通金型部分の第2の補助
金型部分に対する移動を工程(e)の間防止し、 この結果規定寸法を有する薄壁プラスチック製品を製造
する、 工程を含み、 工程(b)が、 (h)第1のプラスチック材料を、製品のリムを画定す
る第1の成形キャビティの部分に達するまで射出する、 工程を含み、および 工程(e)が、 (i)第2のプラスチック材料を、製品のリムを画定す
る第2の成形キャビティの部分に達するまで射出する、 工程を含むことを特徴とするサイクル射出成形方法。 - 【請求項2】さらに、 (j)工程(c)および(d)の間に、第1のプラスチ
ック材料部を付着された前記第1の共通金型部分を前記
第1の補助金型部分から、製品のリムを画定する前記第
1の補助金型部分の部分を分割することなく分離する、 工程を含む、請求の範囲1記載の方法。 - 【請求項3】工程(g)が、第1のプラスチック材料部
を、第1の共通金型部分と第1の補助金型部分との境界
線を横断する少なくとも1つの前記固定領域を提供する
形状に形成し、これにより長手方向ストリップが前記横
断固定領域によって画定されることを含む、ほぼ長手方
向のストリップを含む側壁を有する製品を成形するため
の、請求の範囲1記載の方法。 - 【請求項4】工程(b)が、透明な前記第1のプラスチ
ック材料を射出し、これにより、前記ストリップが側壁
内に透明な窓部を画定することを含み、および 工程(e)が、不透明な前記第2のプラスチック材料を
射出することを含む、請求の範囲3記載の方法。 - 【請求項5】工程(g)が、第1のプラスチック材料部
を、この第1のプラスチック材料部が第2の成形キャビ
ティ内に保持されている際に、第2の成形キャビティ
が、第1の共通金型部分と第2の補助金型部分との境界
線を横断する少なくとも1つの空隙キャビティ領域を画
定するような形状に形成し、これにより長手方向ストリ
ップが前記空隙横断キャビティ領域によって画定される
ことを含む、ほぼ長手方向のストリップを含む側壁を有
する製品を成形するための、請求の範囲1記載の方法。 - 【請求項6】工程(b)が、不透明な前記第1のプラス
チック材料を射出することを含み、および 工程(e)が、透明な前記第2のプラスチック材料を射
出し、これにより前記ストリップが側壁内に透明窓部を
画定することを含む、請求の範囲5記載の方法。 - 【請求項7】薄壁中空プラスチック製品を、さらに第3
の成形キャビティと第4の成形キャビティとを用いてサ
イクル射出成形する請求の範囲1に係る方法であって、
第3の成形キャビティは第2の共通金型部分と第1の補
助金型部分とにより画定され、第4の成形キャビティは
第2の共通金型部分と第2の補助金型部分とにより画定
され、そしてその工程は、さらに (h)工程(d)の間に、第2の共通金型部分を第1の
補助金型部分と結合して第3の成形キャビティを形成
し、 (i)工程(e)の間に、第3のプラスチック材料を第
3の成形キャビティ内へ射出し、 (j)工程(f)の間に、射出された第3のプラスチッ
ク材料を固化して第3のプラスチック材料部を形成し、 (k)工程(a)の間に、第2の共通金型部分を第2の
補助金型部分と結合して第4の成形キャビティを形成
し、この時第3のプラスチック材料を第2の共通金型部
分に付着せしめて第4の成形キャビティが形成される際
に第3のプラスチック材料を第4の成形キャビティ内に
保持し、 (l)工程(b)の間に、第4のプラスチック材料を第
4の成形キャビティ内に、その内部に固化された第3の
プラスチック材料が保持されている間に射出し、そして (m)工程(c)の間に、射出された第4のプラスチッ
ク材料を固化し、これにより第3のプラスチック材料部
を形成して第2の中空プラスチック製品を製造する、 工程からなるサイクル射出成形方法において、 工程(j)が、 (n)第3のプラスチック材料部を、この第3のプラス
チック材料部が第4の成形キャビティ内に保持される際
にこの第3のプラスチック材料部が1もしくはそれ以上
の固定領域を提供するような形状に形成し、これによ
り、第2の共通金型部分の第2の補助金型部分に対する
位置を確実に固定し、第2の共通金型部分の第2の補助
金型部分に対する移動を工程(l)の間防止し、この結
果、規定寸法を有する第2の薄壁プラスチック製品を製
造する、 工程を含む、請求の範囲1記載の方法。 - 【請求項8】工程(b)が、 (o)第1のプラスチック材料を、第1の共通金型部分
と第1の補助金型部分との境界線に達するまで射出す
る、 工程を含み、 工程(e)が、 (p)第2のプラスチック材料を、第1の共通金型部分
と第2の補助金型部分との境界線に達するまで射出す
る、 工程を含み、 工程(i)が、 (q)第3のプラスチック材料を、第2の共通金型部分
と第1の補助金型部分との境界線に達するまで射出す
る、 工程を含み、および 工程(j)が、 (r)第4のプラスチック材料を、第2の共通金型部分
と第2の補助金型部分との境界線に達するまで射出す
る、 工程を含む、積層壁を有する前記製品を製造するため
の、請求の範囲7記載の方法。 - 【請求項9】第1のプラスチック材料は第3のプラスチ
ック材料と同一であり、そして第2のプラスチック材料
は第4のプラスチック材料と同一である、請求の範囲7
記載の方法。 - 【請求項10】工程(g)が、さらに、前記第1の補助
金型部分が、第1の共通金型部分に対して所定の寸法を
有し、これにより、第1の共通金型部分と結合されて第
1の成形キャビティを形成する際に、第1の補助金型部
分の部分が第1の共通金型部分の部分に接触し、第1の
共通金型部分の第1の補助金型部分に対する位置を確実
に固定し、第1の共通金型部分の第1の補助金型部分に
対する移動を工程(b)の間防止することを含む、請求
の範囲1記載の方法。 - 【請求項11】請求の範囲1に記載の方法により成形さ
れる、薄壁中空プラスチック製品。 - 【請求項12】請求の範囲3に記載の方法により成形さ
れる、薄壁中空プラスチック製品。 - 【請求項13】請求の範囲5に記載の方法により成形さ
れる、薄壁中空プラスチック製品。 - 【請求項14】請求の範囲10に記載の方法により成形さ
れる、薄壁中空プラスチック製品。 - 【請求項15】第1の共通金型部分と、 第1の補助金型部分と、 第1の補助金型部分を第1の共通金型部分と結合して第
1の成形キャビティを形成する手段と、 第1のプラスチック材料を第1の成形キャビティ内に射
出する手段と、 射出された第1のプラスチック材料を固化して第1のプ
ラスチック材料部を形成する手段と、 第2の補助金型部分と、 第1の共通金型部分を第2の補助金型部分と結合して第
2の成形キャビティを形成し、この時第1のプラスチッ
ク材料部を第1の共通金型部分に付着せしめて第2の成
形キャビティが形成される際に第1のプラスチック材料
部を第2の成形キャビティ内に保持する手段と、 第1のプラスチック材料とは異なる特性を有する第2の
プラスチック材料を第2の成形キャビティ内に、その内
部に固化された第1のプラスチック材料部が保持されて
いる間に射出する手段と、 射出された第2のプラスチック材料を固化し、これによ
り第1のプラスチック材料部と融合された第2のプラス
チック材料部を形成して中空プラスチック製品を製造す
る手段と、および 第1のプラスチック材料部を、この固化された第1のプ
ラスチック材料部が第2の成形キャビティ内に保持され
る際にこの固化された第1のプラスチック材料部が1つ
もしくはそれ以上の固定領域を提供するような形状に形
成し、これにより、第1の共通金型部分の第2の補助金
型部分に対する位置を確実に固定し、第1の共通金型部
分の第2の補助金型部分に対する移動を、第2のプラス
チック材料の第2の成形キャビティ内への射出の間防止
し、この結果規定寸法を有する薄壁中空プラスチック製
品を製造する手段と、 からなる閉端部と開口端部を有し開口端部のリムに終端
する積層壁を備えた、薄壁中空プラスチック製品をサイ
クル射出成形する装置において、 第1のプラスチック材料を射出する手段が、 第1のプラスチック材料を製品のリムを画定する第1の
成形キャビティの部分に達するまで射出する手段、 を含み、および 第2のプラスチック材料を射出する手段が、 第2のプラスチック材料を製品のリムを画定する第2の
成形キャビティの部分に達するまで射出する手段 を含むことを特徴とするサイクル射出成形装置。 - 【請求項16】第1のプラスチック材料部の形状を形成
する手段が、第1のプラスチック材料部に、第1の共通
金型部分と第1の補助金型部分との境界線を横断する1
つもしくはそれ以上の前記固定領域を提供し、これによ
り長手方向のストリップが前記横断固定領域によって画
定される、ほぼ長手方向のストリップを含む側壁を有す
る製品を成形するための、請求の範囲15記載の装置。 - 【請求項17】第1のプラスチック材料部の形状を形成
する手段が、第1のプラスチック材料部を、この第1の
プラスチック材料部が第2の成形キャビティ内に保持さ
れている際に、第2の成形キャビティが、第1の共通金
型部分と第2の補助金型部分との境界線を横断する少な
くとも1つの空隙キャビティ領域を画定するような形状
に形成し、これにより長手方向のストリップが前記空隙
横断キャビティ領域によって画定される、ほぼ長手方向
のストリップを含む側壁を有する製品を成形するため
の、請求の範囲15記載の装置。 - 【請求項18】多数の薄壁中空プラスチック製品をサイ
クル射出成形する請求の範囲15に係る装置であって、こ
の装置は、さらに、 第2の共通金型部分と、 第2の補助金型部分が第1の共通金型部分と結合されて
第2の成形キャビティが形成されている間に、第1の補
助金型部分を第2の共通金型部分と結合して第3の成形
キャビティを形成する手段と、 第3のプラスチック材料を第3の成形キャビティ内に射
出する手段と、 射出された第3のプラスチック材料を固化して第3のプ
ラスチック材料部を形成する手段と、 第1の補助金型部分が第1の共通金型部分と結合されて
第1の成形キャビティが形成されている間に、第2の共
通金型部分を第2の補助金型部分と結合して第4の成形
キャビティを形成すると共に、一方第3のプラスチック
材料を第2の共通金型部分に付着せしめて保持し、これ
により第4の成形キャビティが形成される際に第3のプ
ラスチック材料を第4の成形キャビティ内に保持する手
段と、 第4のプラスチック材料を第4の成形キャビティ内に、
その内部に固化された第3のプラスチック材料が保持さ
れている間に射出する手段と、および 射出された第4のプラスチック材料を固化し、これによ
り第3のプラスチック材料と融合された第4のプラスチ
ック材料部を形成して第2の中空プラスチック製品を製
造する手段と、 を有するサイクル射出成形装置において、 射出された第3のプラスチック材料を固化する手段が、
第3のプラスチック材料部を、この第3のプラスチック
材料部が第4の成形キャビティ内に保持されている際に
固化されたこの第3のプラスチック材料が1もしくはそ
れ以上の固定領域を提供するような形状に形成するよう
な手段を有し、これにより、第2の共通金型部分の第1
の補助金型部分に対する位置を確実に固定し、第2の共
通金型部分の第1の補助金型部分に対する移動を、第4
のプラスチック材料の第4の成形キャビティ内への射出
の間防止し、この結果規定寸法を有する第2の薄壁中空
プラスチック製品を製造する、請求の範囲15記載の装
置。 - 【請求項19】第1の補助金型部分が、第1の共通金型
部分に対して所定の寸法を有し、これにより、第1の共
通金型部分と結合されて第1の成形キャビティを形成す
るに際し、第1の補助金型部分の部分が第1の共通金型
部分の部分に接触し、第1の共通金型部分の第1の補助
金型部分に対する位置を確実に固定し、第1の共通金型
部分の第1の補助金型部分に対する移動を、第1のプラ
スチック材料の第1の成形キャビティ内への射出の間防
止する、請求の範囲15記載の装置。
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