JP2694824B2 - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2694824B2
JP2694824B2 JP7339152A JP33915295A JP2694824B2 JP 2694824 B2 JP2694824 B2 JP 2694824B2 JP 7339152 A JP7339152 A JP 7339152A JP 33915295 A JP33915295 A JP 33915295A JP 2694824 B2 JP2694824 B2 JP 2694824B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テムにおける、携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークシステムの利用が多
くなっており、特に移動局として使用する携帯端末につ
いて需要の増大が見込まれている。このポータブルタイ
プの装置については、使用しない時間は極力省電力化
し、利用できる時間を長くすることが望まれている。
【0003】このようなネットワークシステムにおける
携帯端末の省電力に関する従来技術として、例えば特開
平5−122086号公報に開示されたものがある。
【0004】図3はこの従来技術の一例を示すブロック
図である。同図において31は図示されていない人工衛
星等の他無線局に対して信号を受信または送信するアン
テナ部、32はアンテナ部31より受信された電波を選
択し必要レベルまで増幅し検波・復調する受信部、33
は受信部2で受信された信号キャリアのレベルを判定す
るキャリア検出部、34は受信部より出力された復調信
号を解析する制御信号解析部、35はスリープモード等
の省電力モードを備えたCPUを含む装置制御部、36
は装置制御部により制御された相手局が使用可能である
ことを表示するLED等の表示部、38は相手局が使用
可能な場合においてのみ送信が可能となる送信部、37
は前記各部ロックに対して電源供給を制御する電源制御
部である。
【0005】以上のように構成された無線通信装置につ
いて以下にその動作を説明する。本無線通信装置の相手
局となる人工衛星からは常時図4のフォーマットによる
信号が送信されている。
【0006】既知の衛星送信波にあらかじめ同調された
受信部32により信号が受信されない場合、装置制御部
35は電源制御部37を介して受信部32およびキャリ
ア検出部33以外の各ブロックの電源を断とすると共に
表示部36のLEDを消灯し使用が不可能なことを使用
者に知らしめる。さらに装置制御部35のCPUも自ら
スタンバイモードに移行し、装置の消費電力を極力少な
いものとする。
【0007】受信部32により信号が受信されキャリア
検出部33により規定レベル以上のキャリア受信と判断
された場合、キャリア検出部33はスタンバイモードに
ある装置制御部35のCPUを動作モードに復活させ、
装置制御部35は電源制御部37に対し制御信号解析部
34の電源を入にさせると共に、人工衛星からの本来の
受信すべき信号か否かを制御信号解析部34により解析
する。
【0008】人工衛星からの送信信号を図4のフォーマ
ットとした場合、制御信号解析部34はHDLCフラグ
パターンの検出及びFCS(フレームチェック)確認を
もって本来の衛星送信波と認識する。その後装置制御部
35は表示部36に対しLEDを点灯させ、装置が使用
可能である旨を使用者に知らしめる。衛星からの指令ま
たは使用者の操作により送信が必要な場合は、装置制御
部35は電源制御部37に対し送信部38の電源入を指
示すると共に、送信部8に対し必要な送信情報を送り相
手衛星局に情報を送出する。
【0009】また、特開平2−26432に開示された
例がある。図5はこの従来の技術である無線データ通信
システムに適用されるデータ無線機の原理ブロック図で
ある。同図に示したとおりデータ無線機は受信部40
と、送信部41と、制御部42とより構成されている。
【0010】受信部40はアンテナ43で受信した高周
波信号から中央局が送信した同期パケットを復調し、こ
の同期パケットを受信したとき制御部12に通知する。
【0011】制御部42は判別手段42a及び電源遮断
手段42bを有している。判別手段42aは、受信部4
0で同期パケットを受信したかどうかを判別する。電源
遮断手段42bは、判別手段42aで同期パケットの受
信を判別した後、次の同期パケットが送信されるまでの
一定周期より短い所定期間だけ受信部40の電源を遮断
する。
【0012】また、制御部42は受信部40よりの通知
及び送信要求の発生に応じて送信パケットを生成し、か
つ受信部41を制御する。送信部41は制御部42が判
定するタイムスロットで制御部42から供給さる送信パ
ケットを変調してアンテナ43より送信する。
【0013】図6は、制御部42が実行する処理のフロ
チャートを示す。データ無線機の電源が投入されると、
この処理が開始され、まず、ステップ20によりタイマ
リセット等の初期設定が行われるとともに受信部10に
電源を供給して受信状態とする。次に受信部10から同
期パケットを受信したとの通知があるかどうかを判別し
(ステップ21)、通知が無ければステップ20へ移行
する。このステップ21が判別手段42aに相当する。
【0014】中央局は図7(A)、図8(A)に示すご
とく、例えば一分程度の一定周期で同期パケット(図中
斜線部)を送出している。
【0015】ステップ21で同期パケット受信の通知が
あれば、ステップ22に進み、図7(B)に示す如く受
信部40の電源を遮断し、タイマをスタートさせる。こ
の後送信すべきパケットが発生しているかどうかを判別
し(ステップ23)、送信すべきパケットがあれば、上
記タイマにより自己のタイムスロットの時間枠図7
(C)に斜線部で示す自己のタイムスロットT1が示さ
れたとき、端局パケットとして送信する(ステップ2
4)。送信部41に電源が供給されるのはこのステップ
24の実行時だけである。
【0016】ステップ24実行後、またはステップ23
で送信すべきパケットが無い場合にはステップ25にお
いてタイマにより送信期間が終了したかどうかを判別
し、送信期間が終了したときステップ26に進み、ここ
で受信部40に電源を供給するとともにタイマをリセッ
トする。この後、ステップ21に移行する。
【0017】なお、受信部10の電源は図7(B)に示
す如く同期パケットの受信終了後に受信ガード時間Δt
を経過して遮断され、また、同期パケット受信開始より
受信ガード時間Δtだけ前に供給されるようタイマを用
いて制御がなされる。これに対して中央局の受信部の電
源は図7(D)に示すタイミングで供給遮断される。上
記ステップ22,25,26が電源遮断手段12bに相
当する。
【0018】また、図7(C)では一周期目では送信す
べきパケットが有り自己のタイムスロットTiで端局パ
ケットを送信しているが、二周期目では送信すべきパケ
ットがないために自己のタイムスロットTiで端局パケ
ットの送信を行っていない。このようにデータ無線機は
同期パケットを受信しようとする周期にのみ電源を供給
され、これ以外の周期に電源を遮断さるため受信部40
の消費電力を大幅に省力化でき、更に妨害波による誤動
作のおそれも小さくなる。
【0019】ところで、図7(C)に示すように一周期
目の自己のタイムスロットTiで端局パケットを受信し
た後、送信期間が終了して図7(B)に示す如く受信部
10に電源を供給する。この後、受信部10で二周期目
の同期パケットを受信出来なかった場合にはステップ2
0,21を繰り返すので、図8(B)に示すようにn周
期目の同期パケットが受信されるまで受信部10に電源
が供給させる。このように、データ無線機は同期パケッ
トが受信出来ない場合、これを受信出来るまで受信状態
を維持するので端局が中央局から切離される事が無く、
受信状態が回復すると同時に中央局との同期が取れる。
【0020】なお、上記のような場合においても中央局
の受信部の電源は図8(D)に示すように図7の正常時
と同様のタイミングで供給・遮断される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】第一の問題点は、この
従来技術に示されるように、受信可能な期間においては
受信の有無にかかわらずすべての部分に常に電源が供給
されている事である。
【0022】その理由は、以下による。有線においても
無線においてもプロトコルの方式によってはある一定期
間毎にプロトコルの確認を行う必要があるものがある。
しかしながら、このときに必ず、端末の利用者の受信す
る必要のあるデータがあるとは限らずプロトコルの確認
のみで終わる事が多い。また、本件のような携帯端末を
利用する場合は、受信の必要があるデータは個人利用デ
ータになるので、通常は受信頻度は少ない。こういう状
態においても、端末全体に電源を供給しているのは無駄
で、必要以上に電力を消費する事となる。
【0023】本発明は、上記問題点を解決する事によ
り、携帯端末における低消費電力化を可能とし、より使
用時間の長い携帯端末を提供する事を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、小型携帯端末
において、ネットワークによる受信部に小さな記憶手段
を設け、受信データ記憶コントロール部は、一定期間毎
に動作しデータを記憶する事により、受信データ記憶コ
ントロール部の消費電力を押さえ、端末の長時間使用を
可能とする。送信やデータ処理を行わないとき(受信待
ちの時)には受信部のみを残して電源を遮断する。
【0025】したがって本発明の携帯端末は、受信の必
要のあるデータがある無しにかかわらず、受信部以外は
動作しない。ある一定時間後に動作して、データを処理
する。そのため、端末本体においては、受信可能時間
(プロトコル確認時間)毎に電源を供給して、動作する
必要はないので、従来技術以上の省電力化が可能とな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明が使用されるネットワーク
構成図を図2に示す。図2は、センタとネットワークと
基地局と端末とから構成される。センタは、有線/無線
のサービスを管理し、ネットワークによって各基地局と
接続されている。基地局は、センタからの情報を各端末
へ電波(無線)または、ケーブル(有線)を用いて送受
信を行う。センタにはデータベースが有り、端末からア
クセスする事により、各種データを入手、蓄積する事が
可能である。
【0027】本発明の携帯端末の構成図を図1に示す。
本端末は、データ処理手段1と、受信データコントロー
ル手段2、主記憶手段3、タイマ4、一次記憶手段5、
受信手段6、電源の供給を遮断するための電源遮断手段
とから構成される。図1において、破線で囲まれた部分
にあるタイマ4、一次記憶手段5、受信手段6は、常に
電源が供給され、動作可能または、動作中である。
【0028】本システムは、上記のように通常はタイマ
4、一次記憶手段5、受信手段6のみに電源が供給され
ていて、他の部分には電源は供給されていない。この場
合は端末としてはPower OFFで、受信待ちの状
態である。この時点でのデータの受信は、受信手段によ
って行われ、一次記憶手段に記憶される。
【0029】あらかじめタイマに設定された時間が経過
すると、タイマは時間経過信号Eを受信データコントロ
ール手段2に出力する。この時間経過信号Eにより、各
ブロック総てに電源が供給される。受信データコントロ
ール手段2は、一次記憶手段5へデータを受信したかど
うか確認を行い、データが受信されていれば主記憶手段
にデータを記憶させる。データ処理手段1は必要に応じ
て、主記憶手段に記憶されたデータの処理を行う。デー
タ処理が終了すると、タイマに時間を設定して、破線で
囲まれた部分以外の電源の供給を停止する。一定時間経
過後、上記動作を繰り返す。
【0030】上記実施例においては、通信手段は無線で
も有線でも同様の構成で可能で、受信手段6の形式が変
わるだけである。また、プロトコルによる依存性もな
く、受信データHの構成が変わるとともに、受信手段が
変更されるのみである。
【0031】
【発明の効果】第一の効果は、ネットワークシステムに
おける携帯端末において、低消費電力化が可能であると
いう事である。これにより、携帯端末をより長時間使用
する事が可能となる。その理由は、本発明は、上記のよ
うに、データ受信部と一次記憶手段と、タイマ以外の部
分の電源供給を停止する事により、消費電力を軽減させ
る事が可能となったからである。
【0032】第二の効果は、個人レベルでの低消費電力
化が可能であると言う事である。これにより、各個人の
ネットワークの使用頻度に合わせた低消費電力化が可能
となり、あまり使用しない場合には、より長く端末を使
用する事が可能となる。
【0033】その理由は、使用頻度に合わせて電源供給
の時間間隔を設定可能であるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯端末のシステム構成図である。
【図2】本発明の携帯端末を使用するネットワークシス
テムの構成図である。
【図3】従来の技術における無線通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図4】従来の技術における人工衛星送信信号のフォー
マットを示す図である。
【図5】従来の技術におけるデータ無線機の原理ブロッ
ク図である。
【図6】従来の技術における制御部の実行する処理のフ
ローチャートである。
【図7】従来の技術における正常動作時のタイミングチ
ャートである。
【図8】従来の技術における異常動作時のタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 データ処理手段 2 受信データコントロール手段 3 主記憶手段 4 タイマ 5 一次記憶手段 6 受信手段 7 電源遮断手段 31 アンテナ部 32 受信部 33 キャリア検出部 34 制御信号解析部 35 装置制御部 36 表示部 37 電源制御部 38 送信部 40 受信部 41 送信部 42 制御部 42a 判断手段 42b 電源遮断手段 43 アンテナ 20〜26 ステップ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送回線を介して前記基地局からデータ
    を受信する手段と、 前記受信データを一時的に記憶する一次記憶手段と、 端末に電源を供給するための一定時間を計測するタイマ
    と、 前記タイマにより定められた期間以外には前記タイマと
    前記一次記憶手段と前記受信手段以外の部分の電源の供
    給を遮断する電源遮断手段と、 前記一次記憶手段に保持してある前記受信データをコン
    トロールする受信データコントロール手段と、 前記一次記憶手段から読み出された前記受信データを記
    憶する主記憶手段、 前記主記憶手段に保持されている受信データの処理を行
    うデータ処理手段とを備える事を特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 請求項1の携帯端末において、 前記タイマと前記一次記憶手段と前記受信手段のみに電
    源を供給し、他の部分への電源の供給を遮断する事を特
    徴とする携帯端末。
  3. 【請求項3】 請求項1の携帯端末において、 前記タイマの設定により、一定時間後に端末全体に電源
    を供給し、前記一次記憶手段に保持してある受信データ
    を、前記主記憶手段に保持させ、前記データ処理手段に
    よってデータ処理を行う事を特徴とする携帯端末。
  4. 【請求項4】 請求項1の携帯端末において、 前記データ伝送回線は無線回線である事を特徴とする携
    帯端末。
  5. 【請求項5】 請求項1の携帯端末において、 前記データ伝送回線は有線回線である事を特徴とする携
    帯端末。
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