JP2694787B2 - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置

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JP2694787B2
JP2694787B2 JP4094940A JP9494092A JP2694787B2 JP 2694787 B2 JP2694787 B2 JP 2694787B2 JP 4094940 A JP4094940 A JP 4094940A JP 9494092 A JP9494092 A JP 9494092A JP 2694787 B2 JP2694787 B2 JP 2694787B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に冷房用空気の通
る通風系の途中に設けられ、通風系の開閉及び通風量の
調節等を行なうダンパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の従来におけるダンパー装置
は、例えば特開平1−127850号公報や特開平2−
115650号公報に開示されているような構成であ
る。即ち、円筒形の板金製の本体内に円板形の羽根を設
け、羽根をモータやロータリーソレノイドにより回動さ
せるようになっている。本体は通風系を構成するダクト
に接続され、通風系の一部を構成する。羽根は開放状態
では空気の流れに平行となり、閉止時には空気の流れに
直交する状態になって本体の通風路を閉止する。羽根を
動かすモータやロータリーソレノイド等の駆動装置は本
体に直接ねじ締めした取付部材を介して本体の外側に取
り付けられ、その出力軸が本体内の羽根に連結されてい
る。
【0003】上記構成のダンパー装置は駆動装置への通
電により羽根が動き、通風系を開放したり閉止したりす
ることができる。通風系が例えば各部屋に冷房用の冷気
を送る搬送路として構成されている場合には、冷房の必
要な部屋に対するダンパー装置は開放され、冷房の不要
な部屋に対するダンパー装置は閉止される。これにより
部屋毎に冷房を必要に応じて実施することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなダンパー
装置を含む冷房用の通風系が構成される場合、通風系は
建物の天井裏に配設されることになり、冷房時には概ね
10℃位の冷気が流れることになる。そしてその設置環
境である天井裏は夏期では通常32℃位の温度で、多湿
である。従って、天井裏部分の通風系に対しては結露に
対する対策が必要であり、ダクトにより構成される部分
は断熱材で被覆されている。しかし、ダンパー装置に対
する断熱被覆は工事も面倒で費用もかさむことからしば
しば省略され、この部分での結露が天井を漏らす原因に
なっていることがある。また、本体にモータを取り付け
ている取付部材が直接接触しているので、取付部材が冷
却され、これに接する空気中の水分が結露して天井面に
滴下するといった問題点があった。
【0005】また、風路内において冷気に晒されている
ブレード及びその軸は、軸がステンレスなどで構成され
ていることもあって、モータの回転軸を冷却し予期しな
いモータ取り付け部分等に結露が発生し、天井面を濡ら
す原因になるという問題点もあった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ブレード及びその駆動系からの
冷熱の外部伝導による結露を防止することができるダン
パー装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るダンパー装置は、ブレードを円形断面の風路を斜め
に切断した時の切断面の形状に相似した楕円形に形成
し、それの短軸上にブレード軸を固定するとともに、
ディの外周に断熱材を被着させ、ボディ内に設けたブレ
ードを回動させるモータをボディに対してスペーサを挟
んで固定した取付部材に固定したものである。
【0008】この発明の第2の発明に係るダンパー装置
は、ブレードを円形断面の風路を斜めに切断した時の切
断面の形状に相似した楕円形に形成し、それの短軸上に
ブレード軸を固定するとともに、このボディ内に回動可
能に組込まれたブレードの軸を熱不良導材により構成
し、この軸とボディの外に取り付けられたモータの回転
軸と樹脂製のジョイントにより軸端同士間に隙間を保っ
てトルク伝達可能に連結したものである。
【0009】
【作用】この発明の第1の発明におけるダンパー装置に
おいては、ボディの外周に被着させた断熱材でボディが
断熱され、モータの取付部材もスペーサによりボディか
ら離反されて取り付けられているので冷気が流れても取
付部材が冷却される程度は少なく結露が殆ど生じないよ
うになる。
【0010】この発明の第2の発明におけるダンパー装
置においては、ブレード側の熱がその軸に伝わりにく
く、軸とこれを回転させるモータの回転軸との間には隙
間があり、樹脂製のジョイントで連結されているので、
外部への熱移動が少なくなり、モータ取り付け部分等に
結露が発生することを防止できるようになる。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1は第1の発明の一実施例を示すダンパー
装置の縦断側面図、図2は同じくその構成要素の正面図
である。この実施例のダンパー装置は、円形断面の風路
をもつ両端の開放した円筒形状のボディ(1)内に楕円形
のブレード(2)がその短軸上に固定された軸(3)を回転中
心として回動可能に軸受部材(4),(5)により支持されて
いる。ボディ(1)の両端は接続開口部としてダクト接続
可能に構成され、外周には断熱材(6)が被覆してある。
またボディ(1)の外周部には断熱材(6)の上からボディ
(1)に取り付けられた取付部材(7)を介してモータ(8)が
取り付けられていて、ボディ(1)内のブレード(2)の軸
(3)にその回転軸(9)が一体に連結されている。ブレード
(2)はボディ(1)の風路を斜めに切断した時の切断面の形
状に相似した楕円形に形成され、回転軸(9)と一体の軸
(3)に固定されている。モータ(8)を固定している取付部
材(7)は凸形の板金成形物で、対向する二つの取付フラ
ンジ(10)においてボディ(1)にねじ固定される。取付部
材(7)のボディ(1)への固定には断熱性のある樹脂やセラ
ミックにより形成されたスペーサであるスリーブ(11)を
介して行なわれ、取付部材(7)が直接的にボディ(1)に接
触しないようにされている。
【0012】上記構成のダンパー装置は集中方式の冷暖
房システムにおける冷房用ダクト系や暖房用ダクト系の
各部屋への吹き出し口付近に取付けられ、当該部の通風
路を必要に応じて開閉することになる。このダンパー装
置においては、ブレード(2)が円形でなく楕円形である
ので、全開から閉止までの回転量は小さく、回転量の調
節により、きめの細かい通風量の調節が可能であるう
え、ブレード(2)の形状からそれ自体で閉め切り性も向
上する。そして、上記のようにダンパー装置を含む冷房
用の通風系が構成される場合、通風系は建物の天井裏に
配設されることになり、冷房時には概ね10℃位の冷気
が流れることになる。この時天井裏は夏期では通常32
℃位の温度で、多湿であるが、ダクトにより構成される
部分は断熱材で被覆され、ダンパー装置自体も断熱材
(6)で被覆されているので、全系統において断熱が施さ
れることになり、結露が天井面を漏らすようなことはな
くなる。特に見過ごされがちのモータ(8)に関する取付
部材(7)の冷却による結露も断熱材(6)とスリーブ(11)の
双方による遮熱によりほぼ完全に抑止される。即ち、ダ
ンパー装置の確実な結露防止が低コストで実現できるこ
とになる。
【0013】実施例2.図3は第2の発明の一実施例を
示すダンパー装置の縦断側面図である。この実施例のダ
ンパー装置では、ボディ(1)の風路を斜めに切断した時
の切断面の形状に相似した楕円形に形成されたブレード
(2)の短軸上に固定された軸(3)が、熱不良導材の例えば
セラミックで構成されている。この軸(3)をボディ(1)に
支持している軸受部材(4),(5)はいずれも樹脂製で、そ
のうち反モータ側を支持する軸受部材(4)は凹状に形成
され、当該部のボディ(1)を閉止する蓋構造を備えてい
る。ブレード(2)の軸(3)とモータ(8)の回転軸(9)とは樹
脂製のスリーブ型のジョイント(12)により軸端同士の間
に隙間(13)ができるようにトルク伝達可能に連結されて
いる。他の構成は図1に示す実施例1と同様である。
【0014】この実施例によるダンパー装置では、ブレ
ード(2)及びその軸(3)からの熱伝導による予期しにくい
モータ取り付け部分の結露についてもそのその発生が抑
止される。即ち、軸(3)は熱を伝えにくく、しかも回転
軸(9)とは隙間(13)があり、樹脂製のジョイント(12)を
介して連結しているので、軸(3)からの熱が外部にまで
結露を発生させる程の温度差を持つ程には伝わらない。
従って、結露で天井面を濡れるようなトラブルはなくな
る。
【0015】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明の第1の発明によればボディの外周に断
熱材を被着させるとともに、モータをボディに対してス
ペーサを挟んで固定した取付部材に固定したので、見過
ごされがちなモータに関する取付部材の冷却による結露
も断熱材とスペーサの双方による遮熱により抑止され、
ダンパー装置の確実な結露防止が低コストで実現できる
効果がある。
【0016】また、この発明の第2の発明によればブレ
ード軸を熱不良導材により構成するとともに、この軸と
モータの回転軸とを樹脂製のジョイントにより軸端同士
間に隙間を保ってトルク伝達可能に連結したので、ブレ
ード及びその軸からの熱伝導による予期しにくいモータ
取り付け部分等の結露を抑止することができる効果があ
る。なお、上記第1及び第2の両発明において、ブレー
ドが円形でなく楕円形に形成されているので、全開から
閉止までの回転量は小さく、回転量の調節により、きめ
の細かい通風量の調節が可能であり、かつ、ブレードの
閉め切り性も向上するという効果をも有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示す縦断側面図。
【図2】この実施例におけるスペーサを示す正面図。
【図3】第2の発明の一実施例を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 ボディ 2 ブレード 3 軸 6 断熱材 7 取付部材 8 モータ 9 回転軸 11 スペーサ(スリーブ) 12 ジョイント 13 隙間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形断面の風路を構成するボディ内にブ
    レードを組込み、上記ボディの外部に取り付けたモータ
    により上記ブレードを回動させて上記ボディの風路を開
    閉するダンパー装置において、上記ブレードを上記円形
    断面の風路を斜めに切断した時の切断面の形状に相似し
    た楕円形に形成し、それの短軸上にブレード軸を固定す
    るとともに、上記ボディの外周に断熱材を被着させ、
    記モータをボディに対してスペーサを挟んで固定した取
    付部材に固定したことを特徴とするダンパー装置。
  2. 【請求項2】 円形断面の風路を構成するボディ内にブ
    レードを組込み、モータにより上記ブレードを回動させ
    て上記ボディの風路を開閉するダンパー装置において、
    上記ブレードを上記円形断面の風路を斜めに切断した時
    の切断面の形状に相似した楕円形に形成し、それの短軸
    上にブレード軸を固定するとともに、このブレード軸を
    熱不良導材により構成、この軸と上記モータの回転軸
    とを樹脂製のジョイントにより軸端同士間に隙間を保っ
    てトルク伝達可能に連結したことを特徴とするダンパー
    装置。
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JP3-91949 1991-04-23
JP3-92061 1991-04-23
JP9194991 1991-04-23
JP9206191 1991-04-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5822633U (ja) * 1981-08-07 1983-02-12 株式会社デンソー 開閉ダンパ装置
JPS6173837U (ja) * 1984-10-17 1986-05-19
JPS63172854U (ja) * 1987-04-28 1988-11-10
JPH01158048U (ja) * 1988-04-20 1989-10-31

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