JP2694255B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2694255B2
JP2694255B2 JP63085432A JP8543288A JP2694255B2 JP 2694255 B2 JP2694255 B2 JP 2694255B2 JP 63085432 A JP63085432 A JP 63085432A JP 8543288 A JP8543288 A JP 8543288A JP 2694255 B2 JP2694255 B2 JP 2694255B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、複写モードと通信モードとを有するファ
クシミリ装置の改良に関する。
(従来の技術) この種のファクシミリ装置にあっては、複写モードと
通信モードとを有し、複写モード時にあっては、ディザ
法による2値化処理で得られた中間調画像信号をそのま
まプリンタへ送出するのに対し、通信モード時にあって
前記中間調画像信号をデータ圧縮のために符号化処理し
た後、通信回線へ送出するようにしている。
従来、ディザ法による2値化処理で使用される反射光
量弁別のためのしきい値列は、複写モード時,通信モー
ド時の如何にかかわらず、γ特性を示す濃度曲線(第4
図参照)の全濃度範囲を均等分割したものに相当するし
きい値列が採用され、これをディザマトリクスを構成す
る各画素に適当に割り付けていた。
(発明が解決しようとする課題) 一般に、反射光量は濃度の対数に比例するため、横軸
に濃度,縦軸に反射光量をとっていわゆるγ特性を表す
と、第4図に示されるように、低濃度域及び高濃度域に
ついて勾配の小さな曲線となる。
このため、ディザ法による2値化処理で使用される反
射光量弁別用のしきい値列として、γ特性を示す濃度曲
線の全濃度範囲を均等分割したものに相当するしきい値
列を採用すると、図中ab間,cd間,ef間のように濃度軸上
においては等間隔であっても、a′b′間,c′d′間,
e′f′間のように、反射光量軸上においては低反射光
量域及び高反射光量域程しきい値間隔が極めて狭いもの
となる。
その結果、複写モード時にあっては、明原稿,暗原稿
ほど高感度に明るさの微細な変化を再現できると言う利
点がある反面、通信モード時にあっては次のような不都
合が生ずる。
すなわち、この種のファクシミリ装置にあっては、通
信モード時の中間調画像圧縮用にMH・MR符号化方式など
の符号化方式が採用される。
この種の符号化方式においては、上下左右の画素の相
関が大きいほど符号化効率が上がる反面、画素間の相関
が小さいときには符号化効率が悪く、その結果通信情報
量が多くなる。
ところが、前述したように、従来のファクシミリ装置
にあっては、ディザ法による2値化処理で使用される反
射光量弁別用のしきい値列として、γ特性を示す濃度曲
線の全濃度範囲を均等分割したものに相当するしきい値
列が採用されているため、例えば肉眼では全面黒に見え
る原稿でも、読取りの際のレベル変動等が存在すると、
微細な濃度変化がそのまま再現される結果、これを前述
した符号化方式によりデータ圧縮しようとすると画素間
の相関が小さいため圧縮効率が悪く、その結果情報量が
増大して、通信時間が長大化し、通信コストが高くなる
という問題点があった。
この発明の目的は、この種の複写モードと通信モード
とを有するファクシミリ装置において、通信モード時の
画質を複写モード時のそれとほぼ同等に維持しつつも、
通信時間の短縮化及び通信コストの低減化を図ることに
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は上記の目的を達成するために、複写モード
と通信モードとを有し、かつ複写モード時にあっては、
ディザ法による2値化処理で得られた中間調画像信号を
そのままプリンタへ送出するのに対し、通信モード時に
あっては前記中間調画像信号をデータ圧縮のために符号
化処理した後通信回線に送出するファクシミリ装置にお
いて、前記ディザ法による2値化処理で使用されるしき
い値列は、複写モード時にあっては、γ特性を示す濃度
曲線の全濃度範囲を均等分割したものに相当するしきい
値列とするのに対し、通信モード時にあっては、前記濃
度曲線において勾配の小さい低濃度,高濃度域について
は他の領域よりも分割数を減少させたものに相当するし
きい値列とすること、を特徴とするものである。
(作用) このような構成によれば、ディザ法による2値化処理
で使用される反射光量弁別用のしきい値列は、複写モー
ド時にあっては、γ特性を示す濃度曲線の全濃度範囲を
均等分割したものに相当するしきい値列となり、高濃度
域,低濃度域の微細な濃度変化を忠実に再現することが
でき、高画質が保証される。
これに対して、通信モード時にあっては、γ特性を示
す濃度曲線において勾配の小さい低濃度,高濃度域につ
いては他の領域よりも分割数を減少させたものに相当す
るしきい値列が採用され、その結果、高濃度域,低濃度
域における画素間の相関が大きくなるため、データ圧縮
効率が向上し、通信情報量を低減させることができる。
しかも、高濃度域,低濃度域における濃度変化は肉眼
上ほとんど目立たないから、通信画像においてもさほど
画質低下を招くことはない。
(実施例) 第1図は本発明に係わるファクシミリ装置の一実施例
を示すブロック図である。
同図において、操作部1はファクシミリ装置のフロン
トパネルに設けられたテンキー,各種ファンクションキ
ーなどからなるもので、特にこの発明と関連するところ
では、複写モードと通信モードとの切り替えキーが設け
られている。
制御部2は、所謂マイクロコンピュータなどで構成さ
れ、操作部1から得られる動作種別指定信号(複写モー
ド指定/通信モード指定)に基づき、後述するディザマ
トリクス選択用の選択信号を出力する。
読取部3は、公知のCCDイメージセンサなどで構成さ
れ、例えば、一画素を8ビットのデジタルデータで表わ
す読取画像信号を出力する。
2値化部4は、デジタルコンパレータ機能を備えたも
ので、後述する複写用ディザマトリクス5あるいは通信
用ディザマトリクス6から得られるしきい値データに基
づき、各画素の反射光量を明暗2値化し、これにより中
間調画像信号を生成する。
複写用ディザマトリクス5及び通信用ディザマトリク
ス6は、本発明に関連して特に別々に設けられたもので
あり、前述した制御部2からの選択信号によって、複写
モード時にあっては複写用ディザマトリクス5が、また
通信モード時にあっては通信用ディザマトリクス6がそ
れぞれ選択され、2値化部4に供給される。
複写用ディザマトリクス5および通信用ディザマトリ
クス6の一例を、第2図及び第3図にそれぞれ示す。
第2図に示されるディザマトリクス5は、γ特性を示
す濃度曲線(第4図参照)の全濃度範囲を従来同様ほぼ
均等分割したものに相当するしきい値列(33,35,39,45,
52,59,68,77,94,110,120,150,160,163,184,199,209,22
1,225,229,232,234,236,243,244,245,247,248,249,25
0)を各画素に適当に割り付けたものであり、従って、
原稿の明部,暗分ほど微細な明暗の相違を敏感に再現で
きるようになっている。
これに対して、第3図に示されるように、通信モード
時のディザマトリクス6は、γ特性を示す濃度曲線(第
4図参照)において勾配の小さい低濃度領域,高濃度領
域については他の領域よりも分割数を減少させたものに
相当するしきい値列(33,39,52,59,68,77,94,110,120,1
50,160,163,169,184,199,209,221,225,229,232,234,23
6,239,245,248,250)を、各マトリクスの画素に割り付
けたものである。
すなわち、第3図において、V1〜V7に示される高明度
及び低明度箇所については、第2図の複写モード時の場
合とは異なり、隣接画素と同一のしきい値が割り付けら
れており、その分だけしきい値数が減少している。
以上の構成によれば、操作部1において複写モードが
指定された場合には、2値化部4においては複写用ディ
ザマトリクス5が選択される結果、従来と同様高画質の
複写が行われることとなる。
これに対して、操作部1において通信モードが指定さ
れた場合には、2値化部4においては通信用ディザマト
リクス6が選択される。
このため、原稿の明部,暗部についてはしきい値段数
が減少する結果、肉眼常識別不能な程度の明暗変化につ
いては犠牲とされるものの、2値化処理の結果得られる
中間調画像信号においては上下,左右の相関性が大きく
なるため、これをMH・MR符号か方式で符号化した場合、
特に濃度の濃い部分(黒領域)と薄い部分(白領域)で
データ圧縮効率が向上し、通信情報量が減少することに
より、通信時間の短縮化,通信コストの低減化を図るこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、この発明によれば、こ
の種の複写モードと通信モードとを有するファクシミリ
装置において、通信モード時の画質を複写モード時のそ
れとほぼ同等に維持しつつも、通信時間の短縮化及び通
信コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるファクシミリ装置の一実施例を
示すブロック図、第2図は複写モード時に使用されるデ
ィザマトリクスを示す図、第3図は通信モード時に使用
されるディザマトリクスを示す図、第4図はγ特性を示
す濃度曲線である。 1……操作部、2……制御部、3……読取部、4……2
値化部、5……複写用ディザマトリクス、6……通信用
ディザマトリクス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写モードと通信モードとを有し、かつ複
    写モード時にあっては、ディザ法による2値化処理で得
    られた中間調画像信号をそのままプリンタへ送出するの
    に対し、通信モード時にあっては前記中間調画像信号を
    データ圧縮のために符号化処理した後に通信回線に送出
    するファクシミリ装置において、 前記ディザ法による2値化処理で使用されるしきい値列
    は、複写モード時にあっては、γ特性を示す濃度曲線の
    全濃度範囲を均等分割したものに相当するしきい値列と
    するのに対し、通信モード時にあっては、前記濃度曲線
    において勾配の小さい低濃度,高濃度域については他の
    領域よりも分割数を減少させたものに相当するしきい値
    列とすること を特徴とするファクシミリ装置。
JP63085432A 1988-04-08 1988-04-08 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2694255B2 (ja)

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