JP2694178B2 - メチル―t―ブチルエーテルの一段階合成方法 - Google Patents

メチル―t―ブチルエーテルの一段階合成方法

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、チタニア上に少量の燐を沈積させて調製し
た触媒組成物の存在でのt−ブタノールとメタノールと
の反応によって、メチル−t−ブチルエーテル(MTBE)
を調製する改良プロセスに関する。本発明は、反応が比
較的穏やかな条件下で一段階で起り、該触媒が所望のエ
ーテル生成物への優れた選択性を示し、更に高レベルの
t−ブタノール転化率が得られるという点で特に有益で
ある。本方法は商業的潜在価値を有し、生成物は高度の
蒸留を要せず、また、本プロセスは安価にして容易に入
手できる原料を使用する。典型的には、MTBEは、押出成
形した燐酸担持チタニア触媒上を2:1のメタノール/t−
ブタノールを通過させることにより、比較的穏やかな条
件下で粗生成液中に約30%の濃度で連続的に生成する。
アルコールと他のアルコールとを反応させ所望の生成
物を調製し非対称エーテルをはじめとするエーテル類を
製造することができることは当業者に公知である。触媒
及び/又は縮合剤を含む反応混合物を分離し、更に処理
して所望の生成物を得ることができる。このような更な
る処理としては、通常、一回以上の蒸留操作が挙げられ
る。
メチル−t−ブチルエーテルはハイオクタンガソリン
の混合成分としての用途が増加しており、現在の鉛及び
マンガンをベースとしたガソリン添加剤にとって代わっ
ている。現在、メチル−t−ブチルエーテル(MTBE)の
商業的な製造方法は、全て、陽イオン交換樹脂を触媒と
して用いるイソブチレンとメタノールとの液相反応(下
式I参照)に基づくものである(例えば:Hydrocarbon p
rocessing,Oct.1984,p.63;Oil and Gas J.,Jan.1,1979,
p.76;Chem.Economics Handbook−SRI,Sept.1986,p.543
−705:Pを参照)。MTBE合成に使用される陽イオン交換
樹脂は通常スルホン酸を官能基として有する(J.Tejer
o,J.Mol.Catal.,42(1987)257;C.Subramamam et al.,C
an.J.Chem.Eng.,65(1987)613を参照)。
しかしながら、許容しうるガソリン添加剤としてMTBE
の使用が増加するにつれ、原料入手が大きな問題となり
つつある。歴史的にイソブチレンは量の少ない原料物質
である(Oil and Gas J.,June 8,1987,p.55)。したが
って、原料物質としてイソブチレンを必要としないMTBE
の製造方法が得られれば有利であろう。t−ブタノール
(TBA)はイソブタンの酸化によって商業的に容易に入
手できるので、t−ブチルアルコールとメタノールとの
反応によってMTBEを製造する効率的な方法を得られれば
特に有利であろう。
Raoらに与えられた米国特許第4,144,138号(1979年)
においては、共沸蒸留を行なってメタノール−エーテル
共沸塔頂物を回収し、これを水で洗浄して純粋なエーテ
ルラフィネートを得、これを共沸蒸留してエーテル−メ
タノール塔頂物を得てこれを水洗浄に再循環させること
によって、エーテル化反応流出物からメチル−t−ブチ
ルエーテルを回収する方法が開示されている。
メチルアルコール及びt−ブチルアルコールからのメ
チル−t−ブチルエーテルの調製は、S.V.Rozhkovら
の、Prevrashch Uglevodorodov,Kislotno−Osnoun.Gete
rogennykh Katal.Tezisy Dokl.Vses Konf.,1977,150
(C.A.92:58165y)において論じられている。ここで
は、TBAとメタノールとを、強酸性スルホポリスチレン
の陽イオン交換剤KU−2上、温和な条件下においてエー
テル化反応にかけている。この文献にはかかる方法の基
本的パラメーターに関するデータが記載されている。陽
イオン交換剤によるエーテル化反応のプラントについて
は何の問題も存在しないが、大量のt−ブチルアルコー
ル及びメタノール並びにイソブチレンを再循環させるこ
とによって装置が幾分高価になる。また、通常種々の吸
着及び拡散因子、膨潤現象、並びに、溶液相とイオン交
換剤相との間の成分の分布が変化しうることによって、
陽イオン交換剤上の反応の進行が複雑化している。更
に、有機(ポリスチレン又はポリメタクリレート)骨格
を有する前記酸性陽イオン交換剤は一般に操作温度に関
する安定範囲が極めて制限されており、通常120℃を超
える温度においては樹脂の非可逆的な破壊が起り、触媒
活性の損失が起る。
120℃を超える温度で、好ましくは200℃以下で熱的に
安定な無機不均一系触媒を用いて、一段階で、メタノー
ルとイソブチレンからではなく、t−ブチルアルコール
とメタノールから連続的にメチル−t−ブチルエーテル
を合成することができれば、当該技術における大きな進
歩といえよう。
そのある態様によれば、t−ブチルアルコール(t−
ブタノール)とメタノールから一段階工程でメチル−t
−ブチルエーテルを製造する本発明の新規な方法は、そ
の上にフルオロ酸又は二フルオロ燐酸を含浸させたチタ
ニア担体を含む触媒の存在下において、t−ブチルアル
コールとメタノールとを反応させることを含む。以上概
説した改良点に加えて、この触媒は他の触媒と比較して
原料中の不純物に対する敏感性が少ない事が明らかであ
るという特徴がある。
本発明のMTBE生成物の調製は、典型的には、不活性担
体に付着させたエーテル化触媒の存在下でt−ブチルア
ルコールとメタノールとを反応させることによって行な
うことができる。このエーテル化反応は一段階で起こ
り、触媒はフルオロ燐酸又は二フルオロ燐酸を担持した
チタニアを含むことが好ましい。
この反応は次式IIで示すことができる。
所望のメチル−t−ブチルエーテルを得るためには、
原料のメタノールとt−ブタノールとはいかなる割合で
混合してもよいが、所望のMTBEの収量を最高にするに
は、原料混合物中のt−ブタノールに対するメタノール
のモル比は好ましくは10:1から1:10の間にあった方が良
い。MTBEへの最高の選択性と一回通過当りの最適転換率
を達成するには原料液中にメタノールが過剰にあること
が好ましい。t−ブタノールに対するメタノールの最も
好ましいモル比は1:1から5:1である。
当発明で触媒上に含浸した燐は、チタニア担体に化学
的に結合したフルオロ燐酸基として存在していなければ
ならない。チタニアに担持されたフルオロ燐酸類触媒に
関しては、結合の正確な性質は完全には理解されていな
いが、次のようであると考えられる。
このような燐は、フルオロ燐酸:FPO3H2及び二フルオ
ロ燐酸:F2PO2Hをはじめとするフルオロ燐酸類のような
置換燐酸として導入することができる。
上述の含有燐化合物の混合物を配合触媒において用い
ることもできる。
前記燐化合物は、不活性希釈剤の存在下又は非存在下
において、液体又は気体の形態で不活性担体中に導入す
ることができる。
担体としては、チタニア(二酸化チタン)が用いられ
る。チタニアが担体として好ましいことは、実施例で論
証されている。
チタニアは、粉体、ペレット、球体、型体及び押出物
の形で使用することができる。本明細書において記載の
実施例においては、ペレット及び押出物を用いた際の有
利性が示される。チタニアペレットは黒鉛のようなペレ
ット化助剤を用い、従来のペレット化装置で押出しもし
くは加圧によって作ることができる。良好に作用する押
出物は、51m2/gの表面積を有するノートン社(Norton C
ompany)のHSAチタニア担体押出物である。
実施例で論証されるように、担体は高純度でかつ表面
積の大きなものが好ましい。本発明のプロセスにおい
て、概して、担体の表面積が10m2/gを超える場合に、t
−ブタノールとメタノールの大きな転換率が得られるこ
とが分かった。
本発明のペレット状触媒組成物は、好ましくは、連続
反応系の固体床触媒として用いられる。この種の連続プ
ロセスでは、反応物が触媒と接触する時間は、所望の反
応速度、したがって所望の反応物転換率を得るために、
温度、圧力、触媒床の形状、ペレットの大さと共に、当
業者が調節することのできる相関するファクターの一つ
である。しかして、連続プロセスでは、未反応原料成分
を反応器に再循環できるので反応を完結する必要はな
い。
長さと実質的に等しい径を有する円筒形の触媒ペレッ
トを用いることができる。径及び長さが約0.794mm(1/3
2インチ)〜約9.525mm(3/8インチ)の範囲が好ましい
寸法である。ペレットの形と寸法は本発明においては重
量なものではなく、所望の場合には、本発明方法を実施
するものによって所望の適当ないかなる形と寸法のペレ
ットを用ることもできると理解される。
上述の円筒形ペレット触媒が使用された場合、前述の
通り所望の転換率を得るには時間当り重量空間速度(we
ighted hourly space velocity)は広い範囲(例えば0.
1〜10w/hr/w)を採ることが出来る。通常、約0.5〜2w/h
r/wの空間速度が使用される。
触媒寿命は連続反応を実施する際の重要な要因であ
る。例えば触媒か毒害を受け易かったり(easily poiso
ned)またはペレットが良好な構造特性を持たない場合
は、プロセスの経済性は悪影響を受けるであろう。本発
明の触媒は比較的毒害を受け難いので、このことは当面
問題とならない。
結論として、t−ブタノールとメタノールからのメチ
ル−t−ブチルエーテル反応生成物の連続的に製造する
ための連続方法において、本発明の触媒組成物は有利に
使用される。この触媒組成物は再生の必要なしに長期間
使用できる。それにも拘ず、時間の経過に従って、活性
低下が徐々に起る傾向にある。活性低下は、ブタノール
転化率の損失又はt−ブタノールとメタノールの転化率
を本質的に一定に保つために必要な温度の上昇として定
性的に測定される。
一般に、この触媒組成物は予備成形されたペレットを
含浸することによって作られる。使用される適当な方法
は、好ましくは雰囲気温度で、当該酸の水溶液又は極性
有機溶剤(例えばアセトン)溶液にチタニアペレットを
浸漬することである。所望の場合には、約100℃〜約150
℃のより高い温度が使用される。この処理を、好ましく
は撹拌しながら、チタニアペレットの細孔に溶液が十分
滲透するのに十分なように約0.1から約5時間続けるべ
きである。好適には、使用する当該酸溶液の量はチタニ
アペレットを完全に浸すのに十分な量であるべきであ
る。所望なら、より多くの量の溶液を使用してもよい
が、特に有利ではない。浸漬工程の終りに、過剰の溶液
を処理ペレットから蒸発させるか、又は、溶液からペレ
ットを取り出して乾燥する(例えば乾燥オブン中で)こ
とができる。
本発明のペレット化触媒組成物は焼成した方が良い。
使用前に焼成するか又はいくつかの場合においては、50
℃以上の温度で触媒として使用する際にその場で焼成す
ることもできる。触媒を使用前に焼成する場合、焼成は
少なくとも100℃の温度(但し化学結合の熱的破壊が起
きる温度以下)で2〜24時間行なうのが適当である。こ
れは特定の触媒に関して定型的な実験で決定することが
できる。900℃以上の温度は避けるべきである。好適な
焼成温度範囲は通常100℃〜800℃であり、更に好ましく
は150℃〜350℃である。
チタニア担体に対するフルオロ燐酸又は二フルオロ燐
酸の重量%は、配合(formulated)触媒において燐の濃
度が0.1重量%〜30重量%の範囲になるようにするべき
であるが、この範囲外も使用して差支えない。好適量は
1〜10重量%である。
本方法が比較例穏やかな運転条件で行なうことができ
ることが本発明の重要な特徴である。エーテル化は概し
て20℃〜200℃で行なわれる。好適な温度は100℃〜180
℃である。運転全圧は0〜1000psig以上であってよい。
好適な圧力範囲は50〜500psigである。
典型的には,MTBEは、少なくとも0.1〜10までの全時間
当り液空間速度(total liquid hourly space velociti
es)(LHSV)及び比較的穏やかな条件で、粗液体生成物
中約30重量%までの濃度で連続的に生成する。ここで: (実施例) 特に本発明の触媒の調製は、次の方法で、初期湿式方
法(incipent wetness technique)を用いて不活性担体
にフルオロ燐酸又は二フルオロ燐酸を含浸することを包
含する。
即ち、 撹拌しながら、52.4gのHSAチタニア担体押出物(ノー
トン社製、表面積51m2g)に、アセトン17.9g中にフルオ
ロ燐酸8.6gを混合した溶液を加えた。周期的に撹拌しな
がら、55℃まで加温して、液を押出物上に吸収させた。
次に、混合物をロータリーエバポレーターにかけて過剰
の液を除去し、150℃で40分間及び350℃で3時間15分
間、窒素気流中で焼成した。
分析によって、 燐 3.0% 弗素 0.6% の存在が示された。
この試料を、実施例1及び表1に要約された実験にお
いて用いた。
以下の実施例によって、リン担持チタニア触媒、特に
高表面積チタニアに担持されたフルオロ燐酸の触媒を用
いた、TBA及びMeOHからのMTBEの一段階合成を例証す
る。これらの実施例は例証の手段としてのみ意図された
もので、これによってこの発明が制限されるものでない
と理解するべきである。
t−ブタノール(TBA)の転化率(重量%)は、以下
の実施例において、次式によって算定した: メチルt−ブチルエーテル(MTBE)の収率(モル%)
は次式で算定した: 実施例1 本実施例は、チタニア上にフルオロ燐酸を担持させた
触媒を用いた、t−ブタノールとメタノールからのメチ
ル−t−ブチルエーテルの共合成を示す。
合成は、316ステンレススチールによって構成され、
上昇流で操作され、±1.0℃に制御可能な炉中に配置さ
れ、流量を±1cc/時未満に制御しうるポンプが備えられ
た環状反応器(内径:0.563インチ;長さ:12インチ)中
で行なった。反応器には、更に、圧力調節器並びに温
度、圧力及び流速の監視装置を備えた。
実験の初めに、上記製造方法によって製造され、実施
例1で用いるものと記載され、表1に示されている、チ
タニアに担持したフルオロ燐酸触媒25ccを充填した。押
出物触媒を反応器の中央部に保持するように、反応器の
上部と底部にガラスビーズのスクリーンを設置した。は
じめに、触媒床に、メタノール/t−ブタノール(2:1混
合)1を100℃、300psiの背圧及び25cc/hrの液流速で一
晩流してコンディショニングした。次に、メタノール
(1281.6g、40モル)とt−ブタノール(1482.4g、20.0
モル)との同様の液を、25cc/時で触媒床にポンプで送
った。この間、反応器を100℃、全圧300psiに保持し
た。生成試料を、ドライアイスで冷却した容器にトラッ
プ(trap)するかまたは316ステンレススチールボンベ
にオンストリーム[on−stream(on−line)]で捕集す
ることによって周期的に採取した。以上の条件で採取し
た典型的な分析結果を表1に要約した。一晩平衡条件に
達した後に、その他の運転温度及び液流速における触媒
性能を同様に測定した。注意すべきことは、LHSV=1で
操作すると(例えば試料No.13及びNo.15)、チタニアに
担持した弗化燐酸によって粗生成液中約26%以下の濃度
でMTBEが得られることである。どちらの場合において
も、操作条件は温和なものであった(150℃、300ps
i)。この触媒を100〜180℃の温度範囲で試験した。。1
50℃、LHSV=1において、試料No.15は、 1回通過の算出TBA転化率=66% MTBE収率=64モル% (転化したTBAベース) を示した。
実施例2 本実施例では、実施例1の方法に従って、前述と同様
の方法で調製した、チタニア上に担持した二フルオロ燐
酸を用いてメタノールとt−ブタノールからMTBEを生成
させた。ノートン社(Norton Company)からの同様のチ
タニアが不活性担体として使用され、二フルオロ燐酸処
理及び焼成の後、分析結果は燐含量0.6%及び弗素含量
0.5%であった。
チタニアに担持した二フルオロ燐酸触媒25ccを用いMe
OHとTBAからのMTBE生成のデータを表2に要約した。
ここで、100〜180℃の温度範囲で触媒を試験すると、
LHSV=1において、MTBEは粗製品液中約29%以下の濃度
で生成した(試料No.20参照)。
この試料(No.20)は: 1回通過当りの算出TBA転化率=81% MTBE収率=55モル% (転化TBA率ベース) を示した。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】担持された燐酸触媒の存在下で、t−ブタ
    ノールとメタノールで反応させてメチル−t−ブチルエ
    ーテルを製造する方法において、該触媒が、フルオロ燐
    酸又は二フルオロ燐酸を、燐含有量が0.1〜30重量%に
    なるように含浸させたチタニア担体を含み、該反応が、
    温度20〜200℃、圧力0〜1,000psig(100〜6,995kPa)
    で行われることを特徴とする製造方法。
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