JP2692697B2 - 映像信号の特殊効果回路 - Google Patents
映像信号の特殊効果回路Info
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Description
調信号を利用し、特殊効果の映像信号を得る回路に関す
る。
をフレームメモリを介し、同フレームメモリの入出力信
号の差信号より垂直の輪郭を検出するとともに、同輝度
信号成分をラッチメモリを介し、同ラッチメモリの入出
力信号の差信号より水平の輪郭を検出し、垂直、水平の
輪郭検出信号および入力輝度信号成分をともに加算して
画像の輪郭を強調するものであった。
は、前記のように画像の輪郭を強調し、疑似的に解像度
を高める程度で、映像信号処理により画像を積極的に操
作し、活用するものでなかった。本発明は、従来のもの
に僅かの回路追加により映像信号を積極的に操作し、表
示画像の特殊効果を容易に得るものである。
化した輝度信号成分をフレームメモリおよびラッチメモ
リを介して二次微分相当の垂直および水平の輪郭信号を
検出し、同輪郭検出信号のレベルを調整しコアリングし
た信号に、遅延補正した同輝度信号または同輝度信号相
当のグレーレベル信号のいずれかを加算し、画像の輪郭
を強調した映像信号または輪郭のみの特殊効果映像信号
とする。
に入力のデジタル化した輝度信号11より、同輝度信号11
による画像の垂直方向および水平方向の輪郭を検出し、
同信号を出力する。前記輝度信号11の垂直方向および水
平方向の輪郭をともに検出する回路の例を図2に示す。
信号11を、それぞれ1フレーム相当の時間遅延せしめる
第1フレームメモリ20および第2フレームメモリ21を介
し、同第1フレームメモリ20への入力信号、同第1フレ
ームメモリ20の出力信号、および同第1フレームメモリ
20の出力信号を供給した同第2フレームメモリ21の出力
信号にそれぞれ−1/4、1/2および−1/4の係数
を乗し、各乗算器22〜24の出力をともに加算して垂直方
向の輪郭検出信号とする。
らに分岐し、2サンプリングクロックの期間遅延せしめ
る第1ラッチメモリ27および第2ラッチメモリ28を介
し、同第1ラッチメモリ27への入力信号、同第1ラッチ
メモリ27の出力信号、および同第1ラッチメモリ27の出
力信号を供給した第2ラッチメモリ28の出力信号にそれ
ぞれ−1/4、1/2および−1/4の係数を乗し、各
乗算器29〜31の出力をともに加算して水平方向の輪郭検
出信号とする。
リングクロック期間の遅延補正するラッチメモリ29を介
して前記水平方向の輪郭検出信号と加算し、垂直および
水平の輪郭検出信号として出力する。前記第1のラッチ
メモリ27への入力信号および前記水平方向の輪郭検出信
号のアナログ化したときの波形を、それぞれ図3の
(a)および(b)に示す。すなわち遅延素子の入出力
信号に所定の係数を乗じた演算を2度繰り返すことによ
り二次微分相当の波形とする。この波形は前記垂直の輪
郭検出信号についても概念的に同等なものである。
水平の輪郭検出信号を所定のレベルとするための利得調
整をし、演算処理にともなう残留成分を除去するコアリ
ング処理をし、出力する。前記コアリング処理をした信
号に、前記の輪郭検出処理による信号遅延を補正するフ
レームメモリ14を介した入力輝度信号11を加算し、同入
力輝度信号11の画像輪郭を強調した輝度信号を出力す
る。
するグレーレベル信号を発生し、同信号または前記フレ
ームメモリ14の出力のいずれかを選択し、前記コアリン
グ処理した信号に加算する。前記コアリング回路13の出
力への加算信号として前記フレームメモリ14の出力を選
択したときは通常の輪郭強調した輝度信号となり、入力
輝度信号11とともに入力の色差信号と組み合わせること
により一見解像度の向上した画像とすることができる。
前記コアリング回路13の出力への加算信号として前記グ
レーレベル信号を選択したときは画像の輪郭のみの輝度
信号となり、同信号を前記入力色差信号と組み合わせる
ことにより、強調した輪郭線内は前記グレーレベル信号
に対応する明るさの彩色となり、あたかも「ぬりえ」の
如き画像とすることができる。
色差信号との組み合わせを図4にブロック図で示す。す
なわち、入力輝度信号11とともに入力の色差信号を本発
明の特殊効果回路10の信号処理により主たる信号の遅延
時間に相当の時間遅延せしめ、同特殊効果回路10の出力
とともに赤、緑、青色に対応の映像信号に変換し、出力
する。
10のブロック図により説明する。前記特殊効果回路10に
入力のデジタル化した輝度信号11を輪郭検出回路12に供
給し、同輝度信号11の垂直及び水平の輪郭検出信号を出
力する。前記輪郭検出回路12の回路例を図2に示す。同
図において入力したデジタル化輝度信号11を第1フレー
ムメモリ20に供給するとともに、同輝度信号11を分岐
し、同輝度信号11に−1/4の係数を乗じる乗算器22に
供給する。
2フレームメモリ21に供給するとともに、同第1フレー
ムメモリ20の出力信号を分岐して同出力信号に1/2の
係数を乗じる乗算器23に供給し、前記乗算器22の出力信
号および同乗算器23の出力信号をともに加算器25に供給
する。前記第2フレームメモリ21の出力信号は−1/4
の係数を乗じる乗算器24に供給し、同乗算器24の出力信
号を前記加算器25の出力信号とともに加算器26に供給
し、垂直の輪郭検出信号を出力する。
らに分岐し、2サンプリングクロック期間を遅延せしめ
る第1ラッチメモリ27に供給するとともに、同第1ラッ
チメモリ27の入力信号を分岐して−1/4の係数を乗じ
る乗算器29に供給する。前記第1ラッチメモリ27の出力
信号は第2ラッチメモリ28に供給するとともに、同第1
ラッチメモリ27の出力信号を分岐して同出力信号に1/
2の係数を乗じる乗算器30に供給し、前記乗算器29の出
力信号および同乗算器30の出力信号をともに加算器32に
供給する。
/4の係数を乗じる乗算器31に供給し、同乗算器31の出
力信号を前記加算器32の出力信号とともに加算器33に供
給し、水平の輪郭検出信号を出力する。前記垂直の輪郭
検出信号を2サンプリングクロック期間遅延のラッチメ
モリ29を介し、前記水平の輪郭検出信号とともに加算器
35に供給し、垂直および水平の輪郭検出信号を出力す
る。
る垂直および水平の輪郭検出信号を所定のレベルとする
利得調整回路に供給し、出力した信号の微小レベルの信
号成分を除去するコアリング回路13に供給する。前記コ
アリング回路13は、入力した信号の所定ビット数の上位
ビットの「0」を検出するデコード回路、例えばOR回
路の出力で残りの下位ビットを「0」とするゲート回
路、例えばAND回路で構成でき、コアリングレベルを
微細に設定するものであれば、同コアリングレベルを予
め記憶したメモリまたは同コアリングレベルを設定する
スイッチの出力を入力信号と比較するコンパレータを介
し、設定値以下の入力信号の出力を阻止するゲート回路
を介したものでもよい。
信号を生成するグレーレベル信号発生回路15の出力信号
を、前記輪郭検出回路12に入力の輝度信号11を分岐しフ
レームメモリ14を介して1フレーム期間遅延せしめた信
号とともにセレクタ回路16に供給する。前記グレーレベ
ルの信号発生は、所定のレベル値を設定可能なスイッチ
回路、例えばデジタルスイッチでもよく、また同レベル
値を予め記憶した読出専用メモリまたは不揮発性メモ
リ、あるいは外部よりの制御信号によりアップカウント
またはダウンカウントするカウンタの出力を使用するこ
ともできる。また、前記フレームメモリ14の出力信号
は、前記輪郭検出回路12の第1フレームメモリ20の出力
信号を利用することにより、同フレームメモリ14を省略
することもできる。
レーレベル信号または1フレーム期間遅延せしめた入力
輝度信号のいずれかの信号を、前記コアリング回路13の
出力信号とともに加算器17に供給し、両信号の加算信号
18を出力する。本発明の特殊効果回路10に入力の輝度信
号11ととともに入力した色差信号(R−Y)および(B
−Y)をそれぞれ、同特殊効果回路10の信号処理による
主要信号の遅延時間に相当の時間遅延せしめるフレーム
メモリ37、38を介し、同特殊効果回路10の出力とともに
輝度信号および色差信号を赤、緑、青色に対応の映像信
号に変換するマトリックス変換回路39に供給し、変換し
た同映像信号をブラウン管等(図示せず)の表示部に供
給する。
備え、見掛けの解像度を向上させた映像表示装置では簡
易な回路の追加により輪郭のみの画像に彩色した映像と
することができ、映像を積極的に活用し、楽しむことが
できる。
ロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号のデジタル化した輝度信号成分の
垂直および水平の輪郭を検出し、出力した輪郭強調信号
の利得を調整し微小レベルの残留成分を除去するコアリ
ング回路を介した出力信号に、同輝度信号成分のフレー
ムメモリを介した信号を加算する輪郭強調回路におい
て、輝度信号のグレーレベル信号発生回路および同回路
の出力するグレーレベル信号または前記フレームメモリ
を介した輝度信号成分を選択するセレクタ回路を備え、
同セレクタ回路の出力信号を前記コアリング回路の出力
に加算することを特徴とする映像信号の特殊効果回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049220A JP2692697B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 映像信号の特殊効果回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049220A JP2692697B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 映像信号の特殊効果回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267681A JPH04267681A (ja) | 1992-09-24 |
JP2692697B2 true JP2692697B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=12824864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3049220A Expired - Fee Related JP2692697B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 映像信号の特殊効果回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2692697B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59160381A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-11 | Toshiba Corp | テレビジヨンカメラ装置 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP3049220A patent/JP2692697B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04267681A (ja) | 1992-09-24 |
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