JP2692295B2 - フィルム送り制御方法 - Google Patents

フィルム送り制御方法

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JP2692295B2
JP2692295B2 JP1243794A JP24379489A JP2692295B2 JP 2692295 B2 JP2692295 B2 JP 2692295B2 JP 1243794 A JP1243794 A JP 1243794A JP 24379489 A JP24379489 A JP 24379489A JP 2692295 B2 JP2692295 B2 JP 2692295B2
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恵二 花田
正照 土居
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインナーリードボンダーのフィルム送り制御
方法に関するものである。
従来の技術 インナーリードボンダーのフィルム送り制御におい
て、基本的に2回の送り動作により、設定範囲を越えな
いように制御している。即ち、1回目の送り量について
は所期の送り量に対してある一定のマイナス量(例え
ば、0.20μm)を設定し、2回目の送り量については、
1回目の残り量に対してある一定の係数値(例えば、0.
95)を乗算し、決定している。
発明が解決しようとする課題 ところが、上述した従来のフィルム送り制御方法で
は、送り動作のばらつきにより、2回目の動作で設定範
囲以内に入る確率が低い。
更に、2回目の送り動作によって設定範囲を越えた送
り動作となる等の問題点があり、結果として繰り返しの
送り動作による設備のタクトの増加、送りオーバーによ
るフィルムの無駄の発生がある。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
のであって、安定したフィルムの送り動作を連続的に実
現することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、あらかじめ設定された送り量でCPU制御に
より、フィルムを設定値の範囲内に送るフィルム送り手
段と、フィルムの送り量を検出する検出手段とを有し、
毎回の動作によって異なる1回目の送り結果の誤差によ
って2回目の送り量を決定する際、残りの移動量に対し
てあらかじめ設定できるデータテーブルをCPUが読み書
きできるメモリ内に有し、そこから残り送り量毎に該当
する1以下の係数値を決定することにより、例えば2回
目に所期の送り量を以下の式によって決定することを
特徴とする。
2回目の送り量=(1回目の残り量)×(1回目の残り
に対する係数値) …… 上記構成において、2回目の係数値を決定する際、設
備動作の温度等による経時効果を加味できるように、過
去の1回目の送り量に対する誤差の平均値に応じて、そ
のデータテーブルの係数値を変化させることによって、
例えば2回目の係数値を以下の式により決定すること
ができる。
2回目の係数値=(1回目の係数値)×(1+平均誤
差) …… 作用 本発明は、あらかじめデータテーブルに設定された2
回目の送り量を決定する係数値を1以下に変化させるこ
とにより、送りオーバーを少なくすることができる。
また、あらかじめデータテーブルに設定された2回目
の送り量を決定する係数値を過去の送り動作の実測値の
平均に応じて変化させることにより、設備動作の温度等
による経時効果を加味することができる。
実施例 以下本発明の実施例におけるフィルム送り制御方法を
図面に基づき記述する。
第1図は本実施例に用いたインナーリードボンダーの
外観図、第2図は同インナーリードボンダーのフィルム
送り機構部の外観図である。
第4図において、位置検出センサー1によりフィルム
の送り量を検出し、その値を位置入力部から入力して送
り誤差演算部へ送る。送り誤差演算部では、位置入力値
と第5図に示す送り動作の基本パラメータ内の送り量と
の比較により誤差を算出する。送り誤差演算部の出力値
の送り誤差は、動作量決定部と、データテーブル部へ送
られる。データテーブル部では、第5図に示すフィルム
送り動作のためのパラメータ表があり、その誤差により
2次送りのための係数値が決定され、動作量決定部へ送
られる。動作量決定部では、2次送り量を第5図の1次
送り量、送り誤差から算出し、更にデータテーブルの係
数を乗じてフィルム送り量を決定し、軸動作指令部へ転
送する。
第3図において、フィルム送り動作を説明する。ま
ず、フィルム送り軸の原点aから1次フィルム送り量c
だけ1回目の送り動作で送られる。ここでcは、第5図
の1次送り量として与えられる。
次にフィルムの実際の送り量c′が、送り検出装置に
より検出され、送り誤差は式で与えられる。
誤差=c−c′ …… この誤差の値から第6図に示すデータテーブルから2
次送りのための係数値を求める。例えば誤差が2μmの
時、係数値−0.02が求められる。
従って、b=25.000 c=24.800の時、式から2回目
の送り量は、 2回目の送り量=(1回目の残り量)×(1回目の残り
に対する係数値) …… =(0.200−2)×(1+0.02) により求められる。この結果、2回目の送りに対して2
%の補正係数が加えられる。
次に、設備動作の温度等による経時効果を加味するた
め、第6図のデータテーブルから2次送りの係数を決定
するとき、誤差を過去10回の平均値として求める。
以上のCPU内での処理のフローチャートを第7図に示
す。即ち、第5図の1次送り量に従ったフィルム送りの
あと、位置検出が実行され、上記の方法により2次送り
量を決定し、2次送り動作のあと再び位置検出し、第5
図の送り誤差許容範囲内にあるか判断し、許容範囲内で
あれば、フィルム送りを終了する。もし、許容範囲外の
時で送り量が少ないとき2次送り動作を繰り返す。
発明の効果 本発明は、以内に入る確率を高めることができるの
で、従来例における繰り返しの送り動作による設備のタ
クトの増加という問題を少なくすることができる。
また、送りオーバーによるフィルムの無駄を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるフィルム送り制御方
法に用いたインナーリードボンダーの外観図、第2図は
同インナーリードボンダーのフィルム送り機構部の外観
図、第3図は同フィルム送り機構部の基本動作図、第4
図はCPUで処理されるフィルム送り動作のための機能ブ
ロック図、第5図は送り動作基本パラメータ特性図、第
6図は2次送り係数を示した図、第7図はCPU内での処
理のフローチャートである。 1……位置検出センサー、2……フィルム送り駆動部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU制御によって動作するフィルム送り手
    段と、フィルムの送り量を検出する検出手段とを有し、
    一方向へフィルムを設定値の範囲内に送るインナーリー
    ドボンダーのフィルム送り制御方法において、基本的に
    2回の送り動作により、前記設定範囲を越えないように
    制御する制御方法であって、連続して実行される設備の
    送り動作によって異なる1回目の送り結果の誤差によっ
    て2回目の送り量を決定する際、残りの移動量に対して
    あらかじめ設定されたデータテーブルから残り送り量毎
    に該当する1以下の係数値を決定することにより、2回
    目に所期の送り範囲内に入る確率を高めることを特徴と
    するフィルム送り制御方法。
  2. 【請求項2】2回目の係数値を決定する際、設備動作の
    温度等による経時効果を加味するために、過去の1回目
    の送り量に対するばらつきの平均値に応じてそのデータ
    テーブルの係数値を変化させることによって、2回目に
    所期の送り範囲内に入る確率を高めることを特徴とする
    請求項1記載のフィルム送り制御方法。
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