JP2692111B2 - Dsi−adpcm装置 - Google Patents
Dsi−adpcm装置Info
- Publication number
- JP2692111B2 JP2692111B2 JP5062188A JP5062188A JP2692111B2 JP 2692111 B2 JP2692111 B2 JP 2692111B2 JP 5062188 A JP5062188 A JP 5062188A JP 5062188 A JP5062188 A JP 5062188A JP 2692111 B2 JP2692111 B2 JP 2692111B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signaling information
- dsi
- transmission
- adpcm
- channel
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はDSI-ADPCM装置に関し,特にシグナリング情
報ビットを含む音声PCM信号列を対象とし,音声PCM信号
に対してはDSI(Digital Speech Interpolation)処理
とADPCM(Adaptive Differential PCM)変換を行い,一
方シグナリング情報ビットに対しては,入力音声PCM信
号列の中から抽出し,各々予め定めた伝送路フォーマッ
ト上に多重化して伝送するDSI-ADPCM装置に関する。
報ビットを含む音声PCM信号列を対象とし,音声PCM信号
に対してはDSI(Digital Speech Interpolation)処理
とADPCM(Adaptive Differential PCM)変換を行い,一
方シグナリング情報ビットに対しては,入力音声PCM信
号列の中から抽出し,各々予め定めた伝送路フォーマッ
ト上に多重化して伝送するDSI-ADPCM装置に関する。
従来のDSI-ADPCM装置の伝送路チャネルは,第2図に
示すようにDSI-ADPCM処理データの伝送のための伝送路
チャネル20とシグナリング情報ビットの伝送のための伝
送路チャネル21とDSIアサインメント情報伝送のための
伝送路チャネル22とを備え,フレーム構造を構築するた
めのフレーム同期ビットによって多重化構成されてお
り,これらは固定的に設定されるのが通常であった。
尚,第2図において,6は多重化部,7はDSI処理部,8はADP
CM変換部,9は多重化部,10はシグナリング情報抽出部で
ある。
示すようにDSI-ADPCM処理データの伝送のための伝送路
チャネル20とシグナリング情報ビットの伝送のための伝
送路チャネル21とDSIアサインメント情報伝送のための
伝送路チャネル22とを備え,フレーム構造を構築するた
めのフレーム同期ビットによって多重化構成されてお
り,これらは固定的に設定されるのが通常であった。
尚,第2図において,6は多重化部,7はDSI処理部,8はADP
CM変換部,9は多重化部,10はシグナリング情報抽出部で
ある。
しかしながら,従来のようにチャネル構成が固定して
いる場合には,通常,最大のチャネル容量に合わせて各
伝送路チャネルが設定される。例えば,第3図(a)に
おける第2図のPCM#1〜PCM#4の入力信号フォーマッ
ト構成図や,第3図(b)における出力DSI/ADPCM信号
のフォーマット構成図から判るように,一般に,トラン
ク側チャネル数を最大120(64kbps×120)とした場合,D
SI/ADPCMの伝送効率を4倍と考えると,伝送路側チャネ
ル数を30(64kbps×30)に設定しても支障なく通話がで
きるとされている。しかし、実際の伝送路チャネル数は
第3図(b)に示すように120チャネル分のシグナリン
グ情報伝送とDSIアサインメント情報伝送のために64kbp
s×3のオーバヘッドを必要とするので,64kbps×27,つ
まりDSI/ADPCM処理データの伝送のために32kbps×54は
利用可能な伝送路チャネル数となる。
いる場合には,通常,最大のチャネル容量に合わせて各
伝送路チャネルが設定される。例えば,第3図(a)に
おける第2図のPCM#1〜PCM#4の入力信号フォーマッ
ト構成図や,第3図(b)における出力DSI/ADPCM信号
のフォーマット構成図から判るように,一般に,トラン
ク側チャネル数を最大120(64kbps×120)とした場合,D
SI/ADPCMの伝送効率を4倍と考えると,伝送路側チャネ
ル数を30(64kbps×30)に設定しても支障なく通話がで
きるとされている。しかし、実際の伝送路チャネル数は
第3図(b)に示すように120チャネル分のシグナリン
グ情報伝送とDSIアサインメント情報伝送のために64kbp
s×3のオーバヘッドを必要とするので,64kbps×27,つ
まりDSI/ADPCM処理データの伝送のために32kbps×54は
利用可能な伝送路チャネル数となる。
従来の方式の場合には,上述のオーバヘッド64kbps×
3が常に固定されているので,トランク側のチャネル数
が少ない場合には実際に使用されるシグナリング情報ビ
ット以外の無意味のタイムスロットを伝送することにな
り,伝送効率が落ちるという問題点がある。
3が常に固定されているので,トランク側のチャネル数
が少ない場合には実際に使用されるシグナリング情報ビ
ット以外の無意味のタイムスロットを伝送することにな
り,伝送効率が落ちるという問題点がある。
本発明は従来のもののこのような問題点を解決しよう
とするもので,伝送路チャネル数を無駄なく確保でき,
伝送効率を向上させたDSI/ADPCM装置を提供するもので
ある。
とするもので,伝送路チャネル数を無駄なく確保でき,
伝送効率を向上させたDSI/ADPCM装置を提供するもので
ある。
本発明によれば、音声PCM信号とシグナリング情報ビ
ットとを含む音声PCM信号列を受け、前記音声PCM信号に
対してはDSI処理及びADPCM変換を行い、DSI-ADPCM処理
データとし、前記シグナリング情報ビットに対しては、
前記音声CPM信号列の中から抽出し、前記DSI-ADPCM処理
データ及び前記シグナリング情報ビットを予め定めた伝
送路フォーマット上に割り当てて多重化伝送するDSI-AD
PCM装置において、 前記音声PCM信号列のうちの伝送の対象となるチャネ
ルを設定する伝送チャネル設定手段と、 この伝送チャネル設定手段によって設定されたチャネ
ルに対応するシグナリング情報ビットを指定するシグナ
リング情報ビット指定手段と、 前記音声PCM信号列の中から前記シグナリング情報ビ
ットを抽出する抽出手段と、 この抽出手段で抽出されたシグナリング情報ビットの
うち、前記シグナリング情報ビット指定手段で指定され
たシグナリング情報ビットを、予め定めた伝送フォーマ
ットのシグナリング情報ビットに変換するシグナリング
フォーマット変換手段と、 前記伝送チャネル設定手段によって設定されたチャネ
ルを基に、前記DSI-ADPCM処理データの多重化伝送に割
り当てる、前記予め定めた伝送路フォーマット上での伝
送路チャネルと、前記予め定めた伝送フォーマットのシ
グナリング情報ビットの多重化伝送に割り当てる、前記
予め定めた伝送路フォーマット上での伝送路チャネルと
を決定する伝送路チャネル設定手段とを有することを特
徴とするDSI-ADPCM装置が得られる。
ットとを含む音声PCM信号列を受け、前記音声PCM信号に
対してはDSI処理及びADPCM変換を行い、DSI-ADPCM処理
データとし、前記シグナリング情報ビットに対しては、
前記音声CPM信号列の中から抽出し、前記DSI-ADPCM処理
データ及び前記シグナリング情報ビットを予め定めた伝
送路フォーマット上に割り当てて多重化伝送するDSI-AD
PCM装置において、 前記音声PCM信号列のうちの伝送の対象となるチャネ
ルを設定する伝送チャネル設定手段と、 この伝送チャネル設定手段によって設定されたチャネ
ルに対応するシグナリング情報ビットを指定するシグナ
リング情報ビット指定手段と、 前記音声PCM信号列の中から前記シグナリング情報ビ
ットを抽出する抽出手段と、 この抽出手段で抽出されたシグナリング情報ビットの
うち、前記シグナリング情報ビット指定手段で指定され
たシグナリング情報ビットを、予め定めた伝送フォーマ
ットのシグナリング情報ビットに変換するシグナリング
フォーマット変換手段と、 前記伝送チャネル設定手段によって設定されたチャネ
ルを基に、前記DSI-ADPCM処理データの多重化伝送に割
り当てる、前記予め定めた伝送路フォーマット上での伝
送路チャネルと、前記予め定めた伝送フォーマットのシ
グナリング情報ビットの多重化伝送に割り当てる、前記
予め定めた伝送路フォーマット上での伝送路チャネルと
を決定する伝送路チャネル設定手段とを有することを特
徴とするDSI-ADPCM装置が得られる。
次に本発明につき図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例であるDSI-ADPCM装置の送
信部のブロック図,第4図はその入力PCM信号のフォー
マット構成図,第5図(a)(b)はそれぞれ本発明及
び従来のものの出力DSI/ADPCM信号のフォーマット構成
図である。
信部のブロック図,第4図はその入力PCM信号のフォー
マット構成図,第5図(a)(b)はそれぞれ本発明及
び従来のものの出力DSI/ADPCM信号のフォーマット構成
図である。
第1図に於いて,端子1〜4を介してトランク側PCM
入力信号PCM#1(101),PCM#2(102),PCM#3(10
3),PCM#4(104)が多重化部6へ入力される。これら
のPCM信号フォーマットは第4図に示す様にディジタル
・トランク・インタフェース(DTI)であり、2048Mbps3
0チャネルである。第4図の入力信号101〜104に於い
て,伝送すべきチャネルは“1",伝送しないチャネルは
“0"と表示してある。
入力信号PCM#1(101),PCM#2(102),PCM#3(10
3),PCM#4(104)が多重化部6へ入力される。これら
のPCM信号フォーマットは第4図に示す様にディジタル
・トランク・インタフェース(DTI)であり、2048Mbps3
0チャネルである。第4図の入力信号101〜104に於い
て,伝送すべきチャネルは“1",伝送しないチャネルは
“0"と表示してある。
第1図のシグナリング情報抽出部10に於いて,入力PC
M信号のTSOの位置するSTタイムスロット(105)からシ
グナリング情報を抽出した後,シグナリングフォーマッ
ト変換部13へ送出する。一方,伝送チャネル設定部11か
らの情報により,伝送すべきトランク側チャネルを知る
ことができ,これによりシグナリング情報ビット指定部
12において,伝送すべきチャネルに対応するシグナリン
グ情報を指定し,シグナリングフォーマット変換部13を
制御する。これによって,STタイムスロットのシグナリ
ング情報105から必要な情報のみ抽出され,第5図
(a)の1301に示すよう伝送フォーマットに変換されて
多重化部9へ送出される。
M信号のTSOの位置するSTタイムスロット(105)からシ
グナリング情報を抽出した後,シグナリングフォーマッ
ト変換部13へ送出する。一方,伝送チャネル設定部11か
らの情報により,伝送すべきトランク側チャネルを知る
ことができ,これによりシグナリング情報ビット指定部
12において,伝送すべきチャネルに対応するシグナリン
グ情報を指定し,シグナリングフォーマット変換部13を
制御する。これによって,STタイムスロットのシグナリ
ング情報105から必要な情報のみ抽出され,第5図
(a)の1301に示すよう伝送フォーマットに変換されて
多重化部9へ送出される。
一方,音声CPMデータは,多重化部6においてDSI/ADP
CM処理に都合の良いデータフォーマットに変換され,DSI
処理部7において有意な音声信号のみ空き回線に挿入す
る。これによって所要伝送レートを削減し,更にADPCM
変換部8により32kbpsに符号化され,多重化部9へ加え
られる。DSI/ADPCMとして利用可能な伝送路チャネルは
伝送路チャネル設定部14で設定される。
CM処理に都合の良いデータフォーマットに変換され,DSI
処理部7において有意な音声信号のみ空き回線に挿入す
る。これによって所要伝送レートを削減し,更にADPCM
変換部8により32kbpsに符号化され,多重化部9へ加え
られる。DSI/ADPCMとして利用可能な伝送路チャネルは
伝送路チャネル設定部14で設定される。
本発明によれば,伝送すべきトランク側のチャネルが
30チャネルの場合には,第5図(a)の501に示すよう
に,シグナリング情報伝送用に32kbps×1だけチャネル
を確保すれば良く,第5図(b)の502に示す従来のも
のに比較して32kbps×3チャネル分だけ利用可能なチャ
ネル数が増加できることになる。
30チャネルの場合には,第5図(a)の501に示すよう
に,シグナリング情報伝送用に32kbps×1だけチャネル
を確保すれば良く,第5図(b)の502に示す従来のも
のに比較して32kbps×3チャネル分だけ利用可能なチャ
ネル数が増加できることになる。
以上説明したように,本発明は伝送すべきトランク側
チャネル数に応じてシグナリング情報伝送用タイムスロ
ットを適応的に増減させることにより,実際に利用でき
る伝送路チャネル数を無駄なく確保することができ,特
にDSI/ADPCMのような高能率音声伝送方式の場合には,1
チャネルでも多く利用可能な伝送路チャネルが確保でき
るので,品質の向上とともに伝送効率の向上に大きな効
果がある。
チャネル数に応じてシグナリング情報伝送用タイムスロ
ットを適応的に増減させることにより,実際に利用でき
る伝送路チャネル数を無駄なく確保することができ,特
にDSI/ADPCMのような高能率音声伝送方式の場合には,1
チャネルでも多く利用可能な伝送路チャネルが確保でき
るので,品質の向上とともに伝送効率の向上に大きな効
果がある。
第1図は本発明によるDSI-ADPCM装置送信部の一実施例
のブロック図,第2図は従来のDSI-ADPCM装置の送信部
のブロック図,第3図(a),(b)は第2図における
入力と出力信号のフォーマットを示す図,第4図は本発
明の入力信号フォーマットの例を示す図,第5図
(a),(b)は本発明と従来のものの出力信号フォー
マットの一例の比較説明図である。 1,2,3,4……PCM入力端子,5……DSI/ADPCM出力端子,6…
…多重化部,7……DSI処理部,8……ADPCM変換部,9……多
重化部,10……シグナリング情報抽出部,11……伝送チャ
ネル設定部,12……シグナリング情報ビット指定部,13…
…シグナリングフォーマット変換部,14……伝送路チャ
ネル設定部。
のブロック図,第2図は従来のDSI-ADPCM装置の送信部
のブロック図,第3図(a),(b)は第2図における
入力と出力信号のフォーマットを示す図,第4図は本発
明の入力信号フォーマットの例を示す図,第5図
(a),(b)は本発明と従来のものの出力信号フォー
マットの一例の比較説明図である。 1,2,3,4……PCM入力端子,5……DSI/ADPCM出力端子,6…
…多重化部,7……DSI処理部,8……ADPCM変換部,9……多
重化部,10……シグナリング情報抽出部,11……伝送チャ
ネル設定部,12……シグナリング情報ビット指定部,13…
…シグナリングフォーマット変換部,14……伝送路チャ
ネル設定部。
Claims (1)
- 【請求項1】音声PCM信号とシグナリング情報ビットと
を含む音声PCM信号列を受け、前記音声PCM信号に対して
はDSI処理及びADPCM変換を行い、DSI-ADPCM処理データ
とし、前記シグナリング情報ビットに対しては、前記音
声CPM信号列の中から抽出し、前記DSI-ADPCM処理データ
及び前記シグナリング情報ビットを予め定めた伝送路フ
ォーマット上に割り当てて多重化伝送するDSI-ADPCM装
置において、 前記音声PCM信号列のうちの伝送の対象となるチャネル
を設定する伝送チャネル設定手段と、 この伝送チャネル設定手段によって設定されたチャネル
に対応するシグナリング情報ビットを指定するシグナリ
ング情報ビット指定手段と、 前記音声PCM信号列の中から前記シグナリング情報ビッ
トを抽出する抽出手段と、 この抽出手段で抽出されたシグナリング情報ビットのう
ち、前記シグナリング情報ビット指定手段で指定された
シグナリング情報ビットを、予め定めた伝送フォーマッ
トのシグナリング情報ビットに変換するシグナリングフ
ォーマット変換手段と、 前記伝送チャネル設定手段によって設定されたチャネル
を基に、前記DSI-ADPCM処理データの多重化伝送に割り
当てる、前記予め定めた伝送路フォーマット上での伝送
路チャネルと、前記予め定めた伝送フォーマットのシグ
ナリング情報ビットの多重化伝送に割り当てる、前記予
め定めた伝送路フォーマット上での伝送路チャネルとを
決定する伝送路チャネル設定手段とを有することを特徴
とするDSI-ADPCM装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062188A JP2692111B2 (ja) | 1988-03-05 | 1988-03-05 | Dsi−adpcm装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062188A JP2692111B2 (ja) | 1988-03-05 | 1988-03-05 | Dsi−adpcm装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01226234A JPH01226234A (ja) | 1989-09-08 |
JP2692111B2 true JP2692111B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=12864051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5062188A Expired - Lifetime JP2692111B2 (ja) | 1988-03-05 | 1988-03-05 | Dsi−adpcm装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2692111B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4510165B2 (ja) * | 1997-09-18 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | 情報伝送方法およびその装置 |
-
1988
- 1988-03-05 JP JP5062188A patent/JP2692111B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01226234A (ja) | 1989-09-08 |
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