JP2691892B2 - 支保の製造方法及びその装置 - Google Patents

支保の製造方法及びその装置

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JP2691892B2
JP2691892B2 JP8121749A JP12174996A JP2691892B2 JP 2691892 B2 JP2691892 B2 JP 2691892B2 JP 8121749 A JP8121749 A JP 8121749A JP 12174996 A JP12174996 A JP 12174996A JP 2691892 B2 JP2691892 B2 JP 2691892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中トンネル(Tunnel)
等を掘鑿等で構築する時、トンネル天井部と壁面等から
土砂或いは岩盤等が落下させないようにトンネル天井部
及び壁面を支持する支保を製造するための方法及びその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、支保は、トンネルが通常のアー
チ形断面で掘鑿されるので、このアーチ形曲線に合うよ
うに製作されるべきであり、かつ、上記土砂と岩盤等を
支持することにおいて相当な荷重に耐え可能ようにH−
ビーム或いはアングルなどを折曲加工して製造されるべ
きだが、これらの材料は切断ばかりでなく折曲作業自体
が難しく作業が複雑であるために、主に人力に依存して
製作しなければならず、人件費上昇と生産性の低下等の
問題があると共に、トンネル曲線形態に合わず、不均
一、不正確な寸法の支保が作られるという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するために、支保の製造を自動化することができる支
保の製造方法及びその装置を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の支保の製造方
法は、トンネル構築時のトンネルの天井面と壁面からの
土砂・岩盤等の落下を防ぐために、互いに間隔を置いて
並設される少なくとも3本の金属部材にて構成される横
材と、金属部材が折曲成形して構成される腹材とを溶接
で連結して構成される支保の製造方法において、所定の
長さの鉄棒、ワイヤ、チューブなどの金属部材を折曲成
形装置に引き入れた後、この折曲成形装置に備わる複数
の折曲杆によって、金属部材をU字状に折り曲げる1次
成形、金属部材にくびれ部を付ける2次成形、金属部材
の両端部を内側に曲げる3次成形をそれぞれ行って平面
腹材を得、次に、プレス機によって平面腹材を折り曲げ
て立体腹材を得、一方、折曲機によって、鉄棒、ワイ
ヤ、チューブなどの金属部材をトンネルの天井と壁面の
曲面に合うようにアーチ形で曲げて横材を得、立体腹材
と横材とを組合わせた状態で固定手段によって固定した
後、立体腹材と横材を溶接して支保を得ることを特徴と
するものである。
【0005】請求項2の支保の製造装置は、トンネル構
築時のトンネルの天井面と壁面からの土砂・岩盤等の落
下を防ぐために、互いに間隔を置いて並設される少なく
とも3本の金属部材にて構成される横材と、金属部材が
折曲成形して構成される腹材とを溶接で連結して構成さ
れる支保の製造装置において、上記支保の製造装置は、
支保の横材の製造装置と支保の腹材の製造装置と支保の
横材及び腹材を溶着する自動溶接装置とから構成され、
かつ、支保の横材及び腹材の製造装置は金属部材を一本
ずつ供給する金属部材の供給装置をそれぞれ備え、上記
金属部材の供給装置は、シリンダと、このシリンダのロ
ッドに一方の先端部がヒンジ連結されるL字形の作動杆
と、この作動杆の他方の先端部がスライディング可能に
取付けられるスライド片と、このスライド片が下部に付
着され、かつ底面にはレール溝が形成された昇降板と、
この昇降板の底面のレール溝が係合され、かつ作動杆の
スライディング動作により昇降板の昇降を可能にした案
内口と、この案内口が取付けられて昇降板の昇降により
金属部材を1本ずつ押し上げて供給する端部を有する金
属部材の個別移送台とを備え、腹材の製造装置は、基台
の中央に角部が上下に相対向して固定設置される1対の
三角突部と、下側の中央の三角突部の下方に配設され、
かつ、この下側の中央三角突起に下方から近接離間自在
に配設されて金属部材をU字状に折り曲げる1次成形用
の折曲杆と、一対の中央の三角突部の左右に相対向して
配設され、かつ、一対の中央の三角突起に左右方向から
近接離間自在に配設されて金属部材にくびれ部を付ける
2次成形用の一対の折曲杆と、上側の中央の三角突部の
上方に配設され、かつ、上側の中央の三角突起に左斜め
方向及び右斜め方向から近接・離間自在に配設されて金
属部材の両端部を内側に曲げて平面腹材を得るための3
次成形用の一対の折曲杆と、平面腹材を折り曲げて立体
腹材を得るためのプレス機とを備え、横材の製造装置
は、金属部材をトンネルの天井と壁面の曲面に合うよう
にアーチ形で曲げて横材を得るための折曲機を備え、自
動溶接装置は、立体腹材と横材を組合わせた状態で固定
して溶接することによりトンネル支保を得るための手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0006】請求項3の支保の製造装置は、請求項2に
記載の支保の製造装置において、上記昇降板はその先端
の端面が上記金属部材の進行方向に傾き、上記金属部材
の供給装置の個別移送台側の壁面に付着設置された案内
口上にスライディングして上昇する時に、上記個別移送
台上を金属部材を一本ずつ移送できるようにしたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項4の支保の製造装置は、請求項2又
は請求項3に記載の支保の製造装置において、上記の1
次成形用、2次成形用及び3次成形用の折曲杆は、シリ
ンダロッドと、このシリンダロッドによって前進後退可
能にスライディングされるスライダーと、スライダーの
底面に形成されて基台に設けられるレール形成部に係合
する溝をそれぞれ備え、上記1次成形用の折曲杆のスラ
イダーは、先端部に中央の三角突部の下部が納まる凹形
溝が形成され、上記2次成形用の折曲杆のスライダー
は、先端部が尖り、かつ、最先端が截断されると共に1
次成形用及び3次成形用の他の折曲杆に比べて厚みが薄
く、かつ下部には昇降作動機構の滑車と上下移動杆が付
設され、上記3次成形用の折曲杆のスライダーは、先端
部がほぼ直角に尖るように形成されたことを特徴とする
ものである。
【0008】請求項5の支保の製造装置は、請求項2又
は請求項3又は請求項4に記載の支保の製造装置におい
て、上記の基台上の平盤上には下側の中央の三角突部と
2次成形用の折曲杆の下と1次成形用の折曲杆との間に
引入される金属部材の先端部を係当させるためのストッ
パと、引入された金属部材を一定の長さに切断する切断
機とを上記基台に備えるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項6の支保の製造装置は、請求項2又
は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載の支保の製
造装置において、上記プレス装置は雄金型と雌金型から
成り、かつ、雌金型の両肩部には平面復材を保持するた
めの保持溝を有することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明上の製造目的物の支
保の腹材(Ma)を製造するための工程説明図であり、
図2は横材(Mb)を製造するための工程説明図であ
る。まず、支保(P)の腹材(Ma)の製造について説
明する。鉄棒、ワイヤ、チューブなどの鉄鋼部材(金属
部材の一例)(M)を積置した積置台(3)が備えられ
る鉄鋼部材供給装置(1)から鉄鋼部材(M)が1本ず
つばらで鉄鋼部材移送装置(2)によって図1の矢印方
向に送られた後、は移送ローラ(4)に載って折曲成形
装置(5)に移送供給される。この折曲成形装置(5)
ではその基台(51)の平面上で1次、2次及び3次の折
曲成形加工が行われる。この平面上の折曲成形加工が終
わると、鉄鋼部材(M)は図1及び図13で示すように
把持杆(6:ロボット手)によって自動溶接装置(12)
に送られて把持杆(6a)が位置する地点まで送られ
る。
【0011】次は、上記把持杆(6)は折曲成形装置
(5)で元の位置に戻り、他の把持杆(6a)が鉄鋼部
材(M)を把持して電気溶接装置(7)に送ることにな
るが、ここで対接される上記鉄鋼部材(M)の両端が一
体に溶着され、この溶着が終わるとまた他の把持杆(6
b)が把持してマグネチックコンベヤ(8)によってプ
レス機(9)に送られる。このマグネチックコンベヤ
(8)によって送られた鉄鋼部材(M)はプレス(9)
の雌金型(9a)と雄金型(9b)とによって三角形の
ような一定形状で折曲成形されることによって腹材(M
a)を製造になる。
【0012】一方、図2に示したように、横材(Mb)
の材料になる一定の長さの鉄鋼部材(M')を上述の腹材
(Ma)製造時のような構造を持つ鉄鋼部材供給装置
(1')から供給してトンネルの天井と壁面に合うように
アーチ形の横材(Mb)を折曲機を用いて鉄鋼部材
(M')をアーチ形で折曲して横材(Mb)を連続的に成
形製作する。その後、各々の製作された腹材(Ma)と
横材(Mb)を図3の部分詳細図の図17で示すように
組合台(12a)で適切に合わせて通常の自動アーク溶接
機(11)が装着された自動溶接装置(12)によって各対
象溶着部を溶着することによって本発明上の支保が製造
されるのである。
【0013】次に、本発明を具体的に説明する。まず、
図4で示された腹材(Ma)を製造するために一定の長
さで切断された鉄鋼部材(M)を多量積置した鉄鋼材料
供給装置(1)の積置台(3)から図5の符号2でわか
るように高さが各々違う端部(1a')が形成されて鉄鋼
部材移送台(1a)に鉄鋼部材(M)を載せてこの移送
台(1a)の縁にあるローラ(4)の方に逐次移送す
る。
【0014】また、移送台(1a)上で軸を中心に回動
自在にL字形の作動杆(14)をその下方の一側がシリン
タロッド(13)とヒンジ結合させ(14')、この作動杆
(14)の他端には図6のように移送台(1a)の上に固
定設置られる2個の並列案内レール(16')を備えた昇降
板(17)を連結設置する。この案内レール(16')に沿っ
て上下方向に傾けられてスライディングに昇降板(17)
はその底部に案内レール(16')と係接される溝が形成さ
れていてL字形の作動杆(14)の先端部とスライディン
グ可能にスライディング片(15)が昇降板(17)に付着
されている。この係接連結は図7に詳しく示している並
列の2線から成るスライディング片(15)に作動杆(1
4)の先端部がスライディング片(15)の溝の内で脱す
ることなくスライディングされるように構成されてい
る。
【0015】従って、上記昇降板(17)のスライディン
グによる上下運動とL字形の作動杆(14)の回動は相互
連動される。昇降板(17)は図6及び図7のIIに示すよ
うにその先端部が鉄鋼部材(M)の進行方向に非常に斜
めに切られているが、上記案内口(16)上で作動杆(1
4)が回動することによって昇降板(17)がスライディ
ングして図7のIIの矢印(↑)の方向に上昇すると、こ
の昇降板(17)の先端部が図7から示すような作動順序
によって鉄鋼部材(M)を鉄鋼部材載せ板(1a)上で
逐次的に一本ずつ押し上げられて渡すようになり鉄鋼部
材供給装置(1)縁にある鉄鋼部材移送部(18)に送ら
れて図1から示すようにローラ(4)に載って折曲装置
(5)の引入口(50)を通じて図5及び図8から示すよ
うに鉄鋼部材(M)を折曲装置に引入させる。
【0016】この鉄鋼部材(M)を折曲成形するための
装置(5)は、図8から図12に示すように鉄鋼部材
(M)を折曲成形に予め基台(51)の平盤の上の中央部
に一定の厚さの三角突部(52)が上下方向に鋭い角部が
相対向するように間隔を置いて配置されている。この三
角突部(52)(52')の左右には折曲杆(53)(53')がそ
れぞれ配置され、これらの折曲杆(53)(53')と90度
を成して三角突部(52')の下方にもう一つの折曲杆(5
4)が配置されている。また、三角突部(52)(52')の
上方には上側の三角突起(52)に左斜め方向及び右斜め
方向から近接・離間して鉄鋼部材(M)の両端部を内側
に曲げるための折曲杆(55)(55')がそれぞれ配設され
ている。
【0017】これらの折曲杆(53)(53')(54)(55)
(55')の後部には、全てシリンダ部分(53d)(53'd)
(54d)(55d)(55'd) がそれぞれ配置され、これら
の折曲杆(53)〜(55')はシリンダ(53d)〜(55'd)
のシリンダロッド(53c)(53'c) (54c)(55c)
(55'c) にそれぞれ連結されて全て進退可能となってい
る。
【0018】折曲杆(54)のスライダー(54a)は、他
のスライダー同士と違って鉄鋼部材(M)をU字形に折
曲成形するための凹形溝(54e)がその先端に形成され
ており、折曲杆(54)を上方に進行させて鉄鋼部材
(M)を上に押すと、凹形溝(54e)内に三角突部(5
2)の下部を収容して凹形溝(54e)の顎及び凹形溝(5
4e)の底面の空間で鉄鋼部材(M)を瞬間的に折曲す
る。
【0019】鉄鋼部材(M)の折曲装置(5)は、前述
したように上下に図に示す形状の三角突部(52)(52')
をその角が相互対称して面するように基台(51)の平盤
の中央部の表面に固定突設され、その下側に基台(51)
上に固着されたレール成形部(54b)の上のスライダー
(54a)がシリンダ(54d)のロッド(54c)の往復等
で図9から示すように上下に進退可能になって鉄鋼部材
(M)を折曲成形するようになっている。
【0020】また、三角突部(52)(52')の中心の左右
に位置する厚さが薄い折曲杆(53)(53')は、レール成
形部(53b)(53'b) 上に配設されるスライダー(53
a)(53a')がシリンダロッド(53c)(53'c) によっ
て基台(51)中央部に向かって左右に進退するように構
成され、スライダー(53a)(53'a) には滑車(53e)
が取付けられ、この滑車(53e)は平盤の下方に位置す
る上下移動杆(53f)上に移動自在に載っている。した
がって、スライダー(53a)(53'a) が後退する時に
は、図8IIに示すように位置が低くなって、鉄鋼部材
(M)の侵入に支障がないようにする。
【0021】一方、三角突部(52)上部には図に示す形
状の折曲杆(53)(53')が上側の三角突部(52)に向か
って斜めに設けられる。上述のように、各折曲杆(53)
(53')(54)(55)(55')と三角突部(52)(52')を全
て設けると、各折曲杆同士の下部を成すレール形成部
(53b)(53'b)(54)(55b)(55'b) はそれぞれ基
台(51)上に固定設置され、上部を成すスライダー(53
a)(53'a) (54a)(55a)(55'a) は各々のシリン
ダロッドによって進退されるが、このように全ての配置
が終われば右の下側部に平面折曲するべき鉄鋼部材
(M)を引入する引入口(50)を着設する。また、この
引入口(50)から一定の長さだけ引入される鉄鋼部材
(M)がストッパ(57)で停止されると切断機シリンダ
(58d)のロッド(58c)の往復等で鉄鋼部材(M)を
切断するように切断機(58)が配設されることによって
折曲成形装置(5)が構成される。
【0022】このように、折曲成形装置上(5)の構成
は、全てが基台(51)の平面盤上に設けられていてその
作業が非常に明瞭で簡便だと言う特徴を持っている。こ
のように構成される各々の折曲杆同士(53)(53')(5
4)(55)(55')は、三角突部(52)(52')から各々後
退された状態(図9に示す)から、まず、シリンダロッ
ド(54c)を前進作動させて折曲杆(54)によって鉄鋼
部材(M)をU字状に折曲して1次成形を行う(図10
に示す)。次に、折曲杆(53)(53')によってU字状に
折曲された鉄鋼部材(M)を横方に圧持させて鉄鋼部材
(M)にくびれ部を付ける2次成形を行う(図11を示
す)。次に、折曲杆(55)(55')によって鉄鋼部材
(M)の両端部を内側に曲げる3次成形を行うことによ
り平面腹材を得る(図12に示す)。
【0023】上述のように鉄鋼部材(M)の同一平面上
での折曲作業が完了すると、各折曲杆(53)(53')(5
4)(55)(55')同士は、シリンダロッド(53c)(53'
c) (54c)(55c)(55'c) によって後方に後退して
元の位置に戻り、折曲された鉄鋼部材(平面復材)
(M)は図10の把持杆(6)が把持して次の位置(6
a)に移送される。
【0024】上記折曲成形されて位置移動された鉄鋼部
材(平面復材)(M)は把持杆により電気溶接装置部
(7)に移動されて溶接対象部(折曲されて対接する鉄
鋼部材(M)の両端部)が溶接され、溶接作業終了後は
マグネチックコンベア(8)によってプレス機(9)に
移動されて図14、図15のI及び図15のIIの順に鉄
鋼部材がプレス成形されることによって最終段階の腹材
(立体復材)(Ma)の成形が完了する。
【0025】プレス機(9)の雌金型(9a)は、図1
4及び図15に示すように腹材(立体復材)(Ma)の
両側部がスライド自在に挿入される溝が両肩部(9'a)
に相互対称に形成されており、かつ、中央部は”逆梯
形”に成形溝が形成されており、雄金型(9b)は雌金
型(9a)に適合するようになっている。図15のIIは
雌・雄金型(9a)(9b)の間で腹材(Ma)が成形
されることを示す。
【0026】一方、横材(Mb)を成形製造するために
図2で示すように一定の長さで切断した鉄鋼部材(M)
を鉄鋼部材供給装置(1')から横材の成形折曲のための
折曲機(10)に引入させてトンネル内の天井と壁面のア
ーチ形に一致されるように成形折曲する(図2)。この
ようにして成形折曲された横材(Mb)は、図3及び図
16に示す自動溶接装置(12)に備わる両枠の組合台
(12a)の上の複数の掛け止め(12b)上で図17のよ
うに横材(Mb)と腹材(Ma)をセティングした後、
各々の左右の先端部をクランプ(clamp)装置(59)で動
かないようにクランピング(clamping)固定し、図4で
示すように自動溶接機(11)によって両枠が相互接合さ
れる部分(11a)を順次溶着させることにより、支保が
完成される。
【0027】
【発明の効果】本発明の場合、支保の製造が全て自動化
することができるから大量生産が可能になり、かつ、高
い生産性及び良質の製品生産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における支保の腹材の製造工程の説明図
【図2】本発明における支保の横材の製造工程の説明図
【図3】本発明における腹材と横材との組合構成のため
の自動溶接装置の平面図
【図4】本発明の方法及び装置によって製造される支保
完成品の斜視図
【図5】本発明における腹材の原材料になる鉄鋼部材を
平面切曲装置に引入するための鉄鋼部材の供給移送装置
の平面図
【図6】本発明における鉄鋼部材移送装置の斜視図
【図7】Iは鉄鋼部材移送装置の動作前の状態を示す図I
Iは鉄鋼部材移送装置の動作により鉄鋼部材が供給され
る状態を示す図
【図8】Iは鉄鋼部材を折曲するための折曲成形装置の
動作前の状態を示す斜視図IIは図8IのB部分の拡大断
面図
【図9】折曲成形装置の平面図
【図10】鉄鋼部材が1次成形された状態を示す平面図
【図11】鉄鋼部材が2次成形された状態を示す平面図
【図12】鉄鋼部材が3次折曲された状態を示す平面図
【図13】折曲された鉄鋼部材の対接部の溶着工程とプ
レス機に供給されることを示す工程ライン例示図
【図14】平面折曲された復材を折曲するためにプレス
機に供給された状態を示す図
【図15】Iは折曲動作前の金型及び鉄鋼部材の位置を
示す断面図IIは鉄鋼部材(平面復材)を折曲した状態を
示す断面図。
【図16】本発明における横材と腹材を自動溶接機で溶
着する前に横材と腹材を組合するための組合作業台を示
す斜視図
【図17】組合作業台で横材と腹材を組合して固定する
と共に各溶接部に隙が生じないようにクランピングする
ためのクランピング装置を示す概略斜視図
【符号の説明】
1,1’ 鉄鋼部材供給装置 1a 鉄鋼部材移送台 1b 鉄鋼部材の移送作動スイチ 2 鉄鋼部材(腹材用)逐次の移送装置 2’ 鉄鋼部材(横材用)逐次の移送装置 M 鉄鋼部材 Ma 腹材 Mb 横材 P 支保 3 積置台 4 移送ローラ 5 腹材の折曲成形装置 6,6a,6b 把持杆 7 電気溶接装置 8 マグネチックコンベヤ 9 プレス機 9a 雌金型 9a’ 両肩部 9b 雄金型 10 折曲成形(機)装置 11 自動アーク溶接機 11a 接合部位 12 自動電気溶接装置 12a 腹材の組合台 12b 掛け止め 13 移送装置のシリンダロッド 14 作動杆 15 スライディング片 16 案内口 17 昇降板 18 鉄鋼部材の移送部 50 鉄鋼部材の引入装置 51 基台 52 三角突部 53,54,54’,55,55’ 折曲杆 53a,54a,54'a,55a,55'a スライダー 53b,54b,54'b,55b,55'b 折曲杆 レ
ール成形部 53c,54c,54'c,55c,55'c シリンダロ
ッド 53d,54d,54'd,55d,55'd シリンダ 53e 滑車 53f 上下移動杆 54e 凹溝 57 ストッパー(stopper ) 58 切断機(cutter) 59 クランピング(clamping)装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル構築時のトンネルの天井面と壁
    面からの土砂・岩盤等の落下を防ぐために、互いに間隔
    を置いて並設される少なくとも3本の金属部材にて構成
    される横材と、金属部材が折曲成形して構成される腹材
    とを溶接で連結して構成される支保の製造方法におい
    て、 所定の長さの鉄棒、ワイヤ、チューブなどの金属部材を
    折曲成形装置に引き入れた後、この折曲成形装置に備わ
    る複数の折曲杆によって、金属部材をU字状に折り曲げ
    る1次成形、金属部材にくびれ部を付ける2次成形、金
    属部材の両端部を内側に曲げる3次成形をそれぞれ行っ
    て平面腹材を得、次に、プレス機によって平面腹材を折
    り曲げて立体腹材を得、 一方、折曲機によって、鉄棒、ワイヤ、チューブなどの
    金属部材をトンネルの天井と壁面の曲面に合うようにア
    ーチ形で曲げて横材を得、 立体腹材と横材とを組合わせた状態で固定手段によって
    固定した後、立体腹材と横材を溶接して支保を得ること
    を特徴とする支保の製造方法。
  2. 【請求項2】 トンネル構築時のトンネルの天井面と壁
    面からの土砂・岩盤等の落下を防ぐために、互いに間隔
    を置いて並設される少なくとも3本の金属部材にて構成
    される横材と、金属部材が折曲成形して構成される腹材
    とを溶接で連結して構成される支保の製造装置におい
    て、 上記支保の製造装置は、支保の横材の製造装置と支保の
    腹材の製造装置と支保の横材及び腹材を溶着する自動溶
    接装置とから構成され、かつ、支保の横材及び腹材の製
    造装置は金属部材を一本ずつ供給する金属部材の供給装
    置をそれぞれ備え、 上記金属部材の供給装置は、シリンダと、このシリンダ
    のロッドに一方の先端部がヒンジ連結されるL字形の作
    動杆と、この作動杆の他方の先端部がスライディング可
    能に取付けられるスライド片と、このスライド片が下部
    に付着され、かつ底面にはレール溝が形成された昇降板
    と、この昇降板の底面のレール溝が係合され、かつ、作
    動杆のスライディング動作により昇降板の昇降を可能に
    した案内口と、この案内口が取付けられて昇降板の昇降
    により金属部材を1本ずつ押し上げて供給する端部を有
    する金属部材の個別移送台とを備え、 腹材の製造装置は、基台の中央に角部が上下に相対向し
    て固定設置される1対の三角突部と、下側の中央の三角
    突部の下方に配設され、かつ、この下側の中央三角突起
    に下方から近接離間自在に配設されて金属部材をU字状
    に折り曲げる1次成形用の折曲杆と、一対の中央の三角
    突部の左右に相対向して配設され、かつ、一対の中央の
    三角突起に左右方向から近接離間自在に配設されて金属
    部材にくびれ部を付ける2次成形用の一対の折曲杆と、
    三角突部の上方に配設され、かつ、上側の中央の三角突
    起に左斜め方向及び右斜め方向から近接・離間自在に配
    設されて金属部材の両端部を内側に曲げて平面腹材を得
    るための3次成形用の一対の折曲杆と、平面腹材を折り
    曲げて立体腹材を得るためのプレス機とを備え、 横材の製造装置は、金属部材をトンネルの天井と壁面の
    曲面に合うようにアーチ形で曲げて横材を得るための折
    曲機を備え、 自動溶接装置は、立体腹材と横材を組合わせた状態で固
    定して溶接することによりトンネル支保を得るための手
    段を備えたことを特徴とする支保の製造装置。
  3. 【請求項3】 上記昇降板はその先端の端面が上記金属
    部材の進行方向に傾き、上記金属部材の供給装置の個別
    移送台側の壁面に付着設置された案内口上にスライディ
    ングして上昇する時に、上記個別移送台上を金属部材を
    一本ずつ移送できるようにしたことを特徴とする請求項
    2に記載の支保の製造装置。
  4. 【請求項4】 上記の1次成形用、2次成形用及び3次
    成形用の折曲杆は、シリンダロッドと、このシリンダロ
    ッドによって前進後退可能にスライディングされるスラ
    イダーと、スライダーの底面に形成されて基台に設けら
    れるレール形成部に係合する溝をそれぞれ備え、 上記1次成形用の折曲杆のスライダーは、先端部に中央
    の三角突部の下部が納まる凹形溝が形成され、 上記2次成形用の折曲杆のスライダーは、先端部が尖
    り、かつ、最先端が截断されると共に1次成形用及び3
    次成形用の他の折曲杆に比べて厚みが薄く、かつ下部に
    は昇降作動機構の滑車と上下移動杆が付設され、 上記3次成形用の折曲杆のスライダーは、先端部がほぼ
    直角に尖るように形成されたことを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載の支保の製造装置。
  5. 【請求項5】 上記の基台上の平盤上には下側の中央の
    三角突部と2次成形用の折曲杆の下と1次成形用の折曲
    杆との間に引入される金属部材の先端部を係当させるた
    めのストッパと、引入された金属部材を一定の長さに切
    断する切断機とを上記基台に備えるようにしたことを特
    徴とする請求項2又は請求項3又は請求項4に記載の支
    保の製造装置。
  6. 【請求項6】 上記プレス装置は雄金型と雌金型から成
    り、かつ、雌金型の両肩部には平面復材を保持するため
    の保持溝を有することを特徴とする請求項2又は請求項
    3又は請求項4又は請求項5に記載の支保の製造装置。
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