JP2691373B2 - エンジン作業機のエンジン排熱回収装置 - Google Patents
エンジン作業機のエンジン排熱回収装置Info
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- JP2691373B2 JP2691373B2 JP2059540A JP5954090A JP2691373B2 JP 2691373 B2 JP2691373 B2 JP 2691373B2 JP 2059540 A JP2059540 A JP 2059540A JP 5954090 A JP5954090 A JP 5954090A JP 2691373 B2 JP2691373 B2 JP 2691373B2
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、発電機やコンプレッサー等の作業機を液冷
式エンジンで駆動するように構成したエンジン作業機
に、エンジンの排熱を回収する装置を設けたものに関
し、さらに具体的にいえば、上記のエンジン排熱回収装
置は、エンジンのウォータジャケット内のエンジン冷却
液を、排熱回収用熱交換器とラジエータとにそれぞれ循
環可能にするとともに、そのラジエータの放熱量を放熱
制御装置で制御可能に構成した形式のものに関する。
式エンジンで駆動するように構成したエンジン作業機
に、エンジンの排熱を回収する装置を設けたものに関
し、さらに具体的にいえば、上記のエンジン排熱回収装
置は、エンジンのウォータジャケット内のエンジン冷却
液を、排熱回収用熱交換器とラジエータとにそれぞれ循
環可能にするとともに、そのラジエータの放熱量を放熱
制御装置で制御可能に構成した形式のものに関する。
《従来の技術》 この種のエンジン作業機のエンジン排熱回収装置に
は、従来では、特開昭63−205412号公報に記載されたも
のがある。
は、従来では、特開昭63−205412号公報に記載されたも
のがある。
このエンジン作業機は、作業機として発電機を備える
ことによりコージェネレーション装置に構成したもので
あり、発電負荷に比べて給湯負荷が小さい場合に、余剰
となったエンジン排熱をラジエータから大気中に放熱す
るようにしたものである。
ことによりコージェネレーション装置に構成したもので
あり、発電負荷に比べて給湯負荷が小さい場合に、余剰
となったエンジン排熱をラジエータから大気中に放熱す
るようにしたものである。
《発明が解決しようとする課題》 上記の従来技術は、運転中の余剰熱を大気中に放熱す
ることにより、エンジン冷却液の液温を適性範囲に保っ
てエンジンを良好に運転できる点で優れるが、エンジン
排熱がラジエータから大気中に放散される分だけ、エン
ジン排熱の利用率が低くなるという問題が残されてい
た。
ることにより、エンジン冷却液の液温を適性範囲に保っ
てエンジンを良好に運転できる点で優れるが、エンジン
排熱がラジエータから大気中に放散される分だけ、エン
ジン排熱の利用率が低くなるという問題が残されてい
た。
本発明は、エンジン排熱の利用率を高めることを目的
とする。
とする。
《課題を解決するための手段》 本発明は、上記の目的を達成するために、エンジンの
排熱回収装置を次のように構成したことを特徴としてい
る。
排熱回収装置を次のように構成したことを特徴としてい
る。
例えば、第1図又は第4図に示すように、 エンジン作業機は、液冷式エンジン2・作業機3・エ
ンジン排熱回収用回路4・エンジン冷却用回路5・放熱
制御装置6を備え、 エンジン排熱回収用回路4は、エンジン2のウォータ
ジャケット9に排気熱吸収用熱交換器10・排熱回収用熱
交換器11・及びエンジン冷却液循環ポンプ12を循環状に
接続してなり、 エンジン冷却用回路5は、少なくとも、エンジン2の
ウォータジャケット9・ラジエータ16・及びエンジン冷
却液循環ポンプ12を循環状に接続してなり、ラジエータ
16にラジエータファン17を設け、 放熱制御装置6は、エンジン排熱回収用回路4を通過
するエンジン冷却液の液温を検出することに基づいてラ
ジエータ16の放熱量を制御するものであって、その液温
の検出温度が低い領域よりも高い領域の方がラジエータ
16の放熱量を多くするように構成した、エンジン作業機
のエンジン排熱回収装置において、 ラジエータ16及びラジエータファン17に加温室25を連
通させ、ラジエータ16から吹き出されるラジエータ冷却
排風を加温室25内に供給するように構成し、上記のエン
ジン2・作業機3・ラジエータ16・及びラジエータファ
ン17を収容枠7に収容し、収容枠7の上側に加温室25を
配置したものである。
ンジン排熱回収用回路4・エンジン冷却用回路5・放熱
制御装置6を備え、 エンジン排熱回収用回路4は、エンジン2のウォータ
ジャケット9に排気熱吸収用熱交換器10・排熱回収用熱
交換器11・及びエンジン冷却液循環ポンプ12を循環状に
接続してなり、 エンジン冷却用回路5は、少なくとも、エンジン2の
ウォータジャケット9・ラジエータ16・及びエンジン冷
却液循環ポンプ12を循環状に接続してなり、ラジエータ
16にラジエータファン17を設け、 放熱制御装置6は、エンジン排熱回収用回路4を通過
するエンジン冷却液の液温を検出することに基づいてラ
ジエータ16の放熱量を制御するものであって、その液温
の検出温度が低い領域よりも高い領域の方がラジエータ
16の放熱量を多くするように構成した、エンジン作業機
のエンジン排熱回収装置において、 ラジエータ16及びラジエータファン17に加温室25を連
通させ、ラジエータ16から吹き出されるラジエータ冷却
排風を加温室25内に供給するように構成し、上記のエン
ジン2・作業機3・ラジエータ16・及びラジエータファ
ン17を収容枠7に収容し、収容枠7の上側に加温室25を
配置したものである。
《作用》 本発明によれば、ラジエータファン17で起風された冷
却風は、ラジエータ16を冷却する間に加温され、その加
温された冷却排風を加温室25内に流通させることによ
り、その保有熱を、例えば、穀物・シイタケ等の農作物
や洗濯物の乾燥、又は、塗装設備の空気予熱などに使用
できる。このように、本発明は、ラジエータ16で放熱さ
れたエンジン排熱を有効に利用できるので、その利用で
きた分だけエンジン排熱の利用率を高められる。
却風は、ラジエータ16を冷却する間に加温され、その加
温された冷却排風を加温室25内に流通させることによ
り、その保有熱を、例えば、穀物・シイタケ等の農作物
や洗濯物の乾燥、又は、塗装設備の空気予熱などに使用
できる。このように、本発明は、ラジエータ16で放熱さ
れたエンジン排熱を有効に利用できるので、その利用で
きた分だけエンジン排熱の利用率を高められる。
しかも、エンジン排熱の利用率を高めるにあたり、加
温室25をエンジン作業機1の収容枠7の上側に配置した
ことから、排熱回収装置の設置平面積が小さくてすむ。
温室25をエンジン作業機1の収容枠7の上側に配置した
ことから、排熱回収装置の設置平面積が小さくてすむ。
《実施例》 以下、本発明の実施例を図面で説明する。
(第1実施例) 第1図から第3図は、第1実施例を示している。
第1図の全体系統図において、符号1は、エンジン作
業機であるコージュネレーション装置を示している。こ
れは、液冷式ガスエンジン2・発電機3・エンジン排熱
回収用回路4・エンジン冷却用回路5・及びエンジン冷
却液の放熱制御装置6を備え、エンジン2で発電機3を
駆動することにより、発電機3で発電を行うと同時に、
エンジン2の機体熱と排気ガス熱とのエンジン発生熱を
エンジン冷却液を介してエンジン排熱回収用回路4で回
収するようになっている。
業機であるコージュネレーション装置を示している。こ
れは、液冷式ガスエンジン2・発電機3・エンジン排熱
回収用回路4・エンジン冷却用回路5・及びエンジン冷
却液の放熱制御装置6を備え、エンジン2で発電機3を
駆動することにより、発電機3で発電を行うと同時に、
エンジン2の機体熱と排気ガス熱とのエンジン発生熱を
エンジン冷却液を介してエンジン排熱回収用回路4で回
収するようになっている。
エンジン排熱回収用回路4は、エンジン2のウォータ
ジャケット9の出口を、排気熱吸収用熱交換器10のエン
ジン冷却液流路10a・排熱回収用熱交換器11のエンジン
冷却液流路11a・エンジン冷却液循環ポンプ12を順に経
てウォータジャケット9の入口に接続してなる。なお、
エンジン2の排気ガスは、排気熱吸収用熱交換器10の排
気ガス流路10bからマフラ14を経てマフラ出口部14aから
外部に排出される。そして、ウォータジャケット9で温
度上昇したエンジン冷却液は、排気熱吸収用熱交換器10
のエンジン冷却液流路10aを通過する間に排気熱を吸収
してさらに温度上昇し、その後、排熱回収用熱交換器11
のエンジン冷却液流路11aを通過する間に排熱回収用流
路11b内を流れる排熱回収液(ここでは水道水)へ放熱
して、ウォータジャケット9へ戻される。
ジャケット9の出口を、排気熱吸収用熱交換器10のエン
ジン冷却液流路10a・排熱回収用熱交換器11のエンジン
冷却液流路11a・エンジン冷却液循環ポンプ12を順に経
てウォータジャケット9の入口に接続してなる。なお、
エンジン2の排気ガスは、排気熱吸収用熱交換器10の排
気ガス流路10bからマフラ14を経てマフラ出口部14aから
外部に排出される。そして、ウォータジャケット9で温
度上昇したエンジン冷却液は、排気熱吸収用熱交換器10
のエンジン冷却液流路10aを通過する間に排気熱を吸収
してさらに温度上昇し、その後、排熱回収用熱交換器11
のエンジン冷却液流路11aを通過する間に排熱回収用流
路11b内を流れる排熱回収液(ここでは水道水)へ放熱
して、ウォータジャケット9へ戻される。
また、エンジン冷却用回路5は、ウォータジャケット
9の出口を、2台のラジエータ16・16とエンジン冷却液
循環ポンプ12とを順に経てウォータジャケット9の入口
に接続してなる。各ラジエータ16には電動式ラジエータ
ファン17の冷却風が流通可能とされている。
9の出口を、2台のラジエータ16・16とエンジン冷却液
循環ポンプ12とを順に経てウォータジャケット9の入口
に接続してなる。各ラジエータ16には電動式ラジエータ
ファン17の冷却風が流通可能とされている。
また、放熱制御装置6は、発電負荷の増大でエンジン
発生熱が多くなったり熱需要の減少で排熱回収用熱交換
器11からの放熱量が少なくなったりして、エンジン冷却
液の温度が所定の温度よりも上昇した場合に、エンジン
排熱回収用回路4内のエンジン冷却液をエンジン冷却用
回路5から放熱させることにより、エンジン冷却液の液
温を一定の温度範囲内に保つようにするものであり、次
のように構成される。
発生熱が多くなったり熱需要の減少で排熱回収用熱交換
器11からの放熱量が少なくなったりして、エンジン冷却
液の温度が所定の温度よりも上昇した場合に、エンジン
排熱回収用回路4内のエンジン冷却液をエンジン冷却用
回路5から放熱させることにより、エンジン冷却液の液
温を一定の温度範囲内に保つようにするものであり、次
のように構成される。
即ち、放熱制御装置6は、温度検出器20でエンジン排
熱回収用回路4を通過するエンジン冷却液の液温を検出
しコントローラ21を介して電動式の可変分流弁22を分流
制御することにより、ラジエータ16の放熱量を制御する
ものであって、温度検出器20の液温の検出温度が低い領
域よりも高い領域の方が、エンジン冷却用回路5への分
流率を大きくしてラジエータ16の放熱量を多くするよう
に構成してある。
熱回収用回路4を通過するエンジン冷却液の液温を検出
しコントローラ21を介して電動式の可変分流弁22を分流
制御することにより、ラジエータ16の放熱量を制御する
ものであって、温度検出器20の液温の検出温度が低い領
域よりも高い領域の方が、エンジン冷却用回路5への分
流率を大きくしてラジエータ16の放熱量を多くするよう
に構成してある。
上記コージェネレーション装置1は、各種の構成機器
を次のように配置してある。
を次のように配置してある。
第2図の立面図と第3図の平面図に示すように、収容
枠である防音ケース7内に、エンジン2と発電機3とが
左右方向に並設される。エンジン2の後側空間の下部に
排熱回収用熱交換器11が配置される。また、エンジン2
のシリンダヘッド2aの後側空間に排気熱吸収用熱交換器
10(ここでは図示せず)が配置されるとともに、シリン
ダヘッド2aの上側にマフラ14が配置される。
枠である防音ケース7内に、エンジン2と発電機3とが
左右方向に並設される。エンジン2の後側空間の下部に
排熱回収用熱交換器11が配置される。また、エンジン2
のシリンダヘッド2aの後側空間に排気熱吸収用熱交換器
10(ここでは図示せず)が配置されるとともに、シリン
ダヘッド2aの上側にマフラ14が配置される。
上記の防音ケース7の上側面にラジエータ16・16とラ
ジエータファン17・17が固定される。各ラジエータ16
は、平面視でコの字状に形成されており、その内側空間
にラジエータファン17が上向きに配置される。第3図中
の符号23は、仕切り板で、ラジエータファン17の冷却風
は、ラジエータ16の周囲のうちの仕切り板23側を除いた
三方向外側から内側へ流入してラジエータ16を冷却し、
ここで加温された後、上向きに吐出される。仕切り板23
・23の間に、エンジン冷却液循環ポンプ12や可変分流弁
22等が配置されている。
ジエータファン17・17が固定される。各ラジエータ16
は、平面視でコの字状に形成されており、その内側空間
にラジエータファン17が上向きに配置される。第3図中
の符号23は、仕切り板で、ラジエータファン17の冷却風
は、ラジエータ16の周囲のうちの仕切り板23側を除いた
三方向外側から内側へ流入してラジエータ16を冷却し、
ここで加温された後、上向きに吐出される。仕切り板23
・23の間に、エンジン冷却液循環ポンプ12や可変分流弁
22等が配置されている。
上記の防音ケース7の上側に加温室25が配置され、加
温室25内にラジエータ16で加温された冷却排風が供給さ
れる。この加温室25内に穀物・シイタケ又は洗濯物等の
被乾燥物を入れておくことにより、これら被乾燥物が乾
燥されるようになっている。
温室25内にラジエータ16で加温された冷却排風が供給さ
れる。この加温室25内に穀物・シイタケ又は洗濯物等の
被乾燥物を入れておくことにより、これら被乾燥物が乾
燥されるようになっている。
この場合、ラジエータ16の冷却排風は、60℃から70℃
の比較的に低温の一様な空気であるため、ヒータやボイ
ラを利用した乾燥システムとは異なり、局所高温加熱に
起因する弊害を防止できる。しかも、ラジエータ16から
排出される加温空気は、ラジエータファン17で加温室25
内に満遍なく流通させることができるので、加温空気用
の循環ファンを省略できる。
の比較的に低温の一様な空気であるため、ヒータやボイ
ラを利用した乾燥システムとは異なり、局所高温加熱に
起因する弊害を防止できる。しかも、ラジエータ16から
排出される加温空気は、ラジエータファン17で加温室25
内に満遍なく流通させることができるので、加温空気用
の循環ファンを省略できる。
なお、加温室25は、穀物等の乾燥に利用するものに代
えて、暖房や塗装設備の空気予熱に利用するものであっ
てもよい。
えて、暖房や塗装設備の空気予熱に利用するものであっ
てもよい。
また、ラジエータ16とラジエータファン17とは、防音
ケース7内に配置して、ラジエータ16から排出される温
風をダクトを介して加温室25内へ供給するようにしても
よい。
ケース7内に配置して、ラジエータ16から排出される温
風をダクトを介して加温室25内へ供給するようにしても
よい。
さらに、放熱制御装置6は、可変分流弁22に代えて三
方向切換弁であってもよく、また、弁を調節制御するも
のに代えて、温度検出器20で電動式ラジエータファン17
の風量を調節するものであってもよい。
方向切換弁であってもよく、また、弁を調節制御するも
のに代えて、温度検出器20で電動式ラジエータファン17
の風量を調節するものであってもよい。
(第2実施例) 第4図は、第2実施例を示し、次の点で上記第1実施
例と異なる。
例と異なる。
加温室25の内部にラジエータ16及びラジエータファン
7が配置される。符号26は加温室入口で、符号27は加温
室出口である。加温室出口27に臨ませて電動式換気ファ
ン28が配置されている。
7が配置される。符号26は加温室入口で、符号27は加温
室出口である。加温室出口27に臨ませて電動式換気ファ
ン28が配置されている。
前記の発電機3の出力回路30に、モータ始動器31を介
して誘導電動機32が接続されるとともに、電磁接触器33
を介して照明等の抵抗負荷34が接続されている。
して誘導電動機32が接続されるとともに、電磁接触器33
を介して照明等の抵抗負荷34が接続されている。
また、コージェネレーション装置1の外部に貯湯槽36
が配置される。貯湯槽36内に供給された排熱回収液(こ
こでは水道水)が、排熱回収用熱交換器11の排熱回収用
流路11bに循環ポンプ38を介して循環状に供給される。
貯湯槽36内に加熱貯蔵された水道水は、温水出口弁35か
ら取り出される。
が配置される。貯湯槽36内に供給された排熱回収液(こ
こでは水道水)が、排熱回収用熱交換器11の排熱回収用
流路11bに循環ポンプ38を介して循環状に供給される。
貯湯槽36内に加熱貯蔵された水道水は、温水出口弁35か
ら取り出される。
上記の貯湯槽36に電気ヒータ40が設けられる。この電
気ヒータ40は、誘導電動機32や抵抗負荷34等の発電負荷
が小さくて給湯負荷が大きい場合に貯湯槽36内の水道水
を加熱するようにしたもので、加熱用給電制御装置41で
制御される。加熱用給電制御装置41は、電磁接触器42
と、制御部43と、温度検出器44とを備えており、制御部
43が温度検出器44からの温度検出信号を入力することに
基づき、電磁接触器42を介して電気ヒータ40を給電調節
するように構成してある。
気ヒータ40は、誘導電動機32や抵抗負荷34等の発電負荷
が小さくて給湯負荷が大きい場合に貯湯槽36内の水道水
を加熱するようにしたもので、加熱用給電制御装置41で
制御される。加熱用給電制御装置41は、電磁接触器42
と、制御部43と、温度検出器44とを備えており、制御部
43が温度検出器44からの温度検出信号を入力することに
基づき、電磁接触器42を介して電気ヒータ40を給電調節
するように構成してある。
さらに、貯湯槽36から加温室25に加温回路46が循環状
に導出され、貯湯槽36内の温水が加温室25内の放熱器47
に循環ポンプ48で循環される。放熱器47を通過する温水
の保有熱は、電動式の放熱ファン49で加温室25内に放熱
される。
に導出され、貯湯槽36内の温水が加温室25内の放熱器47
に循環ポンプ48で循環される。放熱器47を通過する温水
の保有熱は、電動式の放熱ファン49で加温室25内に放熱
される。
この実施例によれば、電力需要が少なくて熱需要が多
い場合であっても、電気ヒータ40を投入することによ
り、発電機3を介してエンジン2を全負荷に近い状態で
運転できるので、エンジン2の発生熱量が多くなり、熱
需要を十分にまかなえる。そのうえ、エンジン2は、電
力需要とは無関係に全負荷に近い状態で運転できること
から、電力需要の低下時の低負荷連続運転による各種の
弊害を回避できる。
い場合であっても、電気ヒータ40を投入することによ
り、発電機3を介してエンジン2を全負荷に近い状態で
運転できるので、エンジン2の発生熱量が多くなり、熱
需要を十分にまかなえる。そのうえ、エンジン2は、電
力需要とは無関係に全負荷に近い状態で運転できること
から、電力需要の低下時の低負荷連続運転による各種の
弊害を回避できる。
《発明の効果》 本発明は、ラジエータで放熱されたエンジン排熱を、
例えば穀物の乾燥や暖房・又はこれらの予熱などに利用
できるので、その利用分だけエンジン排熱の利用率を高
められる。
例えば穀物の乾燥や暖房・又はこれらの予熱などに利用
できるので、その利用分だけエンジン排熱の利用率を高
められる。
しかも、加温室をエンジン作業機の収容枠の上側に配
置することにより、排熱回収装置全体の設置平面積が小
さくてすむ。
置することにより、排熱回収装置全体の設置平面積が小
さくてすむ。
第1図から第4図は本発明の実施例を示している。 第1図から第3図は、第1実施例を示し、 第1図は、エンジン作業機の排熱回収装置の全体系統
図、 第2図は、エンジン作業機の立面図、 第3図は、第2図のIII−III線矢視断面図である。 第4図は、第2実施例を示し、第1図に相当する図であ
る。 2……液冷式エンジン、3……作業機(発電機)、 4……エンジン排熱回収用回路、5……エンジン冷却用
回路、6……放熱制御装置、7……収容枠(防音ケー
ス)、9……ウォータジャケット、10……排気熱吸収用
熱交換器、11……排熱回収用熱交換器、12……エンジン
冷却液循環ポンプ、16……ラジエータ、17……ラジエー
タファン、25……加温室。
図、 第2図は、エンジン作業機の立面図、 第3図は、第2図のIII−III線矢視断面図である。 第4図は、第2実施例を示し、第1図に相当する図であ
る。 2……液冷式エンジン、3……作業機(発電機)、 4……エンジン排熱回収用回路、5……エンジン冷却用
回路、6……放熱制御装置、7……収容枠(防音ケー
ス)、9……ウォータジャケット、10……排気熱吸収用
熱交換器、11……排熱回収用熱交換器、12……エンジン
冷却液循環ポンプ、16……ラジエータ、17……ラジエー
タファン、25……加温室。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン作業機は、液冷式エンジン(2)
・作業機(3)・エンジン排熱回収用回路(4)・エン
ジン冷却用回路(5)・放熱制御装置(6)を備え、 エンジン排熱回収用回路(4)は、エンジン(2)のウ
ォータジャケット(9)に排気熱吸収用熱交換器(10)
・排熱回収用熱交換器(11)・及びエンジン冷却液循環
ポンプ(12)を循環状に接続してなり、 エンジン冷却用回路(5)は、少なくとも、エンジン
(2)のウォータジャケット(9)・ラジエータ(16)
・及びエンジン冷却液循環ポンプ(12)を循環状に接続
してなり、ラジエータ(16)にラジエータファン(17)
を設け、 放熱制御装置(6)は、エンジン排熱回収用回路(4)
を通過するエンジン冷却液の液温を検出することに基づ
いてラジエータ(16)の放熱量を制御するものであっ
て、その液温の検出温度が低い領域よりも高い領域の方
がラジエータ(16)の放熱量を多くするように構成し
た、エンジン作業機のエンジン排熱回収装置において、 ラジエータ(16)及びラジエータファン(17)に加温室
(25)を連通させ、 ラジエータ(16)から吹き出されるラジエータ冷却排風
を加温室(25)内に供給するように構成し、 エンジン(2)・作業機(3)・ラジエータ(16)・及
びラジエータファン(17)を収容枠(7)に収容し、収
容枠(7)の上側に加温室(25)を配置した、 ことを特徴とする、エンジン作業機のエンジン排熱回収
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2059540A JP2691373B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | エンジン作業機のエンジン排熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2059540A JP2691373B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | エンジン作業機のエンジン排熱回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03260316A JPH03260316A (ja) | 1991-11-20 |
JP2691373B2 true JP2691373B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=13116199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2059540A Expired - Lifetime JP2691373B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | エンジン作業機のエンジン排熱回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691373B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103615317B (zh) * | 2013-11-12 | 2016-02-03 | 张家港市海星集装箱制造有限公司 | 燃气发电机组箱 |
US11686240B2 (en) * | 2018-07-18 | 2023-06-27 | Illinois Tool Works Inc. | Power system radiators and power systems having radiators |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP2059540A patent/JP2691373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03260316A (ja) | 1991-11-20 |
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