JP3014704U - 電子冷却装置 - Google Patents

電子冷却装置

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JP3014704U
JP3014704U JP1995001498U JP149895U JP3014704U JP 3014704 U JP3014704 U JP 3014704U JP 1995001498 U JP1995001498 U JP 1995001498U JP 149895 U JP149895 U JP 149895U JP 3014704 U JP3014704 U JP 3014704U
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JP
Japan
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cooling
cooled
peltier element
heat exchanger
heat
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JP1995001498U
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Inventor
秀郷 江藤
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Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペルチェ素子の常時通電により冷却した冷却
液で、被冷却体を冷却することにより、前記ペルチェ素
子の耐久性の向上を図るとゝもに、冷却液の不用意な温
度上昇を防止したものを提供することにある。 【構成】 ペルチェ素子12の常時通電により水槽11
内の冷却液Cを冷却し、この冷却液Cを冷却制御部18
のポンプ23で熱交換器21内に循環するとゝもに、冷
却ファン22により前記熱交換器21を通過した冷風を
被冷却体19に吹付けるよう構成としたことを特徴とす
る電子冷却装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ペルチェ素子(電子冷却熱電素子)により設定した低温度に水槽内 の液体を維持し、この冷却液体により内燃機関や発電機等の被冷却体を冷却する 電子冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すものは、ペルチェ素子を利用した電子冷却装置で、該電子冷却装置 は、仕切壁1の一側にはペルチェ素子2の冷却部側に固定された冷却器3と、該 冷却器3の冷気を被冷却体4に吹きつける冷却用ファン5と、前記被冷却体4の 発熱温度を計測する温度センサー6とが夫々配置され、また前記仕切壁1の他側 には、前記ペルチェ素子2の発熱部側に固定された熱交換器7と冷却用ファン8 とが夫々設置されている。
【0003】 そこで、前記温度センサー6により被冷却体4が設定温度より高くなった場合 には、ペルチェ素子2がONとなって、その冷却部により前記冷却器3が冷却さ れ、その冷風が冷却用ファン5により被冷却体4に吹付けられて冷却される。
【0004】 一方、前記ペルチェ素子2の発熱部の発熱は、熱交換器7と冷却用ファン8に より放散される。そして、前記被冷却体4が設定温度より低下した時には、前記 温度センサー6の検出信号によりペルチェ素子2がOFFとなって前記冷却動作 は停止する。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、被冷却体4をペルチェ素子2のON・OFFにより設定温度に保持す る構造のものでは、前記ペルチェ素子2が頻繁にON・OFFの切換操作を繰り 返すので、その耐用年数が短縮される。また、ペルチェ素子2のONにより冷却 を開始してから被冷却体4が設定温度に低下するまでに可成りの時間を要すると ゝもに、ペルチェ素子2のOFFにより冷却動作がストップした時には放熱側の 持つ熱が逆流し、冷却器3、即ち被冷却体4の温度が上昇する恐れがある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、ペルチェ素子の常時通電により冷却した冷却液で被冷却体を冷却す ることにより、前記ペルチェ素子の耐久性を向上せしめるとゝもに、冷却液の不 用意な温度上昇を防止したものを提供することを目的としたものであり、その要 旨は、ペルチェ素子の常時通電により水槽内の冷却液を冷却し、この冷却液を冷 却制御部のポンプで熱交換器内に循環するとゝもに、冷却ファンにより前記熱交 換器を通過した冷風を被冷却体に吹付ける構成としたことを特徴とする電子冷却 装置にある。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図1に示す実施例により詳細に説明するに、図において、11 は冷却液Cを満たした水槽で、その側壁には前記冷却液Cを冷却するペルチェ素 子12の冷却部が前記水槽11内に向けて固定されている。
【0008】 13は前記ペルチェ素子12の放熱部で、該放熱部13はペルチェ素子12の 発熱部に付設された吸熱器14と、該吸熱器14の発熱を放散する熱交換器15 と、該熱交換器15を冷却する冷却ファン16と、前記吸熱器14内の温水を熱 交換器15内に循環するポンプ17とから構成されている。
【0009】 18は冷却制御部で、内燃機関や発電機などのように駆動時に発熱を伴うため 冷却を要する被冷却体19と、該被冷却体19の発熱温度を計測する温度センサ 20と、前記水槽11内の冷却液Cを冷却する熱交換器21と、該熱交換器21 の冷却風を前記被冷却体19に吹付ける冷却用ファン22と、前記水槽11内の 冷却液Cを前記熱交換器21に送り込むポンプ23とから構成されている。
【0010】 次に、上記実施例の作用について説明すると、ペルチェ素子12に常時直流電 源を印加し続けると、該ペルチェ素子12の冷却部の冷却により水槽11内の冷 却液Cが冷却される。一方、前記ペルチェ素子12の発熱部の発熱は放熱部13 の吸熱器14で吸収され、その発熱した温水は前記ポンプ17により熱交換器1 5に送られ、冷却用ファン16で放散されるので、前記吸熱器14が一定温度に 保たれる。以上の放熱作用により冷却液Cが低温となる。
【0011】 そこで、冷却制御部18では被冷却体19が設定温度に上昇するとこれを温度 センサ20が計測し、その検出信号によりポンプ23が作動して、前記冷却され た水槽11内の冷却液Cが直ちに冷却制御部18の熱交換器21内に循環され、 冷却用ファン22により前記熱交換器21を通過した冷風が被冷却体19に吹付 けられて冷却される。
【0012】 そして、前記被冷却体19の発熱温度が設定温度より低下すると、温度センサ 20の検出信号により、冷却用ファン22およびポンプ23の動作が停止するの で、前記熱交換器21への水槽11内の冷却液Cの供給が停止し、被冷却体19 に対する冷却作業も中断される。なお、前記被冷却体19への冷風吹付け停止時 においても、前記ペルチェ素子12の動作は継続しているので、水槽11内の冷 却液Cは冷却し続ける。
【0013】 前記したように、ペルチェ素子12は被冷却体19の発熱温度の高低にかかわ らず常時通電して水槽11内の冷却液Cを冷やし続けることにより、冷却制御部 18の温度センサ20がONになると、直ちに前記水槽11内の冷却液Cが熱交 換器21に循環されて被冷却体19を冷却するので冷却効率が高い。
【0014】 又、ペルチェ素子12の動作は外気温比例であり、冬の夜間等のように外気温 が低い時には水槽11内の冷却液Cを製氷し、その解凍エネルギを被冷却体19 の冷却に利用することができる。更に、前記被冷却体19の各部位に夫々前記冷 却制御部18を配設するようにすれば、被冷却体19の局部的冷却温度制御が可 能になる。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係る電子冷却装置は、上記のように、ペルチェ素子の常時通電により 水槽内の冷却液を冷却し、この冷却液を冷却制御部のポンプで熱交換器内に循環 するとゝもに、冷却ファンにより前記熱交換器を通過した冷風を被冷却体に吹付 ける構成であるから、前記ペルチェ素子のON・OFFがなく、その耐久性が格 段に向上する。また、前記ペルチェ素子をOFFすることがないため、OFF時 の熱逆流による水槽内の冷却液の温度上昇が皆無となるとゝもに、水槽内の冷却 液は気温が低い夜間等でも冷却されているため、ペルチェ素子の個数を減らすこ とができる、といった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子冷却装置の概略構成図であ
る。
【図2】従来の電子冷却装置の概略構成図である。
【符号の説明】
11 水槽 12 ペルチェ素子 13 放熱部 14 吸熱器 15 熱交換器 16 冷却ファン 17 ポンプ 18 冷却制御部 19 被冷却体 20 温度センサ 21 熱交換器 22 冷却ファン 23 ポンプ C 冷却液

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペルチェ素子の常時通電により水槽内の
    冷却液を冷却し、この冷却液を冷却制御部のポンプで熱
    交換器内に循環するとゝもに、冷却ファンにより前記熱
    交換器を通過した冷風を被冷却体に吹付ける構成とした
    ことを特徴とする電子冷却装置。
JP1995001498U 1995-02-13 1995-02-13 電子冷却装置 Expired - Lifetime JP3014704U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD380183S (en) 1995-05-10 1997-06-24 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Automobile tire
KR20190031640A (ko) * 2017-09-18 2019-03-27 주식회사 일렉쿠아 어항용 수온 조절장치
KR20190032312A (ko) * 2019-03-12 2019-03-27 주식회사 일렉쿠아 어항용 수온 조절장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD380183S (en) 1995-05-10 1997-06-24 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Automobile tire
KR20190031640A (ko) * 2017-09-18 2019-03-27 주식회사 일렉쿠아 어항용 수온 조절장치
KR20190032312A (ko) * 2019-03-12 2019-03-27 주식회사 일렉쿠아 어항용 수온 조절장치

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