JP3054204U - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP3054204U
JP3054204U JP1998003436U JP343698U JP3054204U JP 3054204 U JP3054204 U JP 3054204U JP 1998003436 U JP1998003436 U JP 1998003436U JP 343698 U JP343698 U JP 343698U JP 3054204 U JP3054204 U JP 3054204U
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low
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范華▲みあお▼
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范華▲みあお▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンプレッサーを使用しない静かで低コストな
冷蔵装置を提供する。 【解決手段】高温部10と低温部11の間に設けられる電熱
変換部12を有する電熱変換器1と、電熱変換器1に電力
を供給する直流電源回路5と、電熱変換器1の高温部10
を冷却する水冷放熱装置4と、被冷却体に、電熱変換器
1の低温部11の冷熱を搬送する冷熱伝導部材3と、電熱
変換器1の低温部11の温度に応じて、直流電源回路5か
ら電熱変換器1に送られる電流を制御する制御装置2と
からなる冷却装置によって達成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンプレッサーを使用しない冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に冷蔵庫や冷凍庫のような冷却装置には、コンプレッサーを使用してい る場合が多いが、コンプレッサーを使用すると、装置が複雑となってコストが高 くなると共に、運転中に騒音がひどく、騒音対策のためにコストをかけなければ ならなくなるという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の問題を解決するためなされたものであり、その目的とするとこ ろは、コンプレッサーを使用しない冷却装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、高温部と低温部の間に設けられる電熱変換部を有する電熱変換 器と、電熱変換器に電力を供給する直流電源回路と、電熱変換器の高温部を冷却 する放熱装置と、被冷却体に、電熱変換器の低温部の冷熱を搬送する冷熱伝導部 材と、電熱変換器の低温部の温度に応じて、直流電源回路から電熱変換器に送ら れる電流を制御する制御装置とからなる冷却装置によって達成される。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面により本考案の詳細を説明する。 図1は本考案に係る冷却装置の第一実施例の構成を示す説明図、図2は図1に 示した熱媒タンクのA−A線断面図、図3は本考案に係る冷却装置の第二実施例 の構成を示す説明図、図4は本考案に係る冷却装置を具備した冷凍冷蔵庫の一実 施例を示す説明図である。
【0006】 まず、図1について説明する。 図中、1は電熱変換器、2は制御装置、3は冷熱伝導部材、4は水冷放熱装置 、5は直流電源回路、6は温度検知器である。 電熱変換器1は、矩形状の高温部10及び低温部11と、電熱変換部12とか らなる。 高温部10と低温部12は、所定距離を介して相対して配設され、電熱変換部 12は、その高温部10と低温部11の間に設けられる。
【0007】 この電熱変換部12は、通電されると高温部10と低温部11の間に温度差を 発生させるものであり、プラスの端子が後述の制御装置2に、マイナスの端子が アースされ、制御装置2から電流の供給を受けるものである。 冷熱伝導部材3は、一端が電熱変換器1の低温部12の外側面に近接して設け られるヒートパイプであり、他の一端側が図示しない冷却室に設けられた被冷却 体に接続される。
【0008】 水冷放熱装置4は、熱媒が充填されている熱媒タンク40と、放熱器41と、 熱媒タンク40から放熱器41に熱媒タンク40内の熱媒を導くパイプ42と、 放熱器41から熱媒タンク40に熱媒を導くパイプ43と、パイプ43の途中に 設けられ、熱媒を放熱器41から熱媒タンク40に搬送するポンプ44とからな り、内部を流通する熱媒を冷却するものである。 熱媒タンク40は電熱変換器1の高温部10の外側面に接して設けられ、この 熱媒タンク40は、図2に示したように、熱媒の流通部分の横断面が略矩形の筒 状になっており、熱交換率を高めるために、電熱変換器1の高温部10との対向 面の内面に、熱媒の流通方向に沿って伸びる復数枚のフィン40aを有する。
【0009】 制御装置2には、直流電源回路5と、温度検知器6が接続されている。 電源回路5は、直流入力部50と、交流入力部51と、整流器52と、直交切 換スイッチ53とからなる。 直流入力部50は図示しない直流電源に接続されるものであり、直交切換スイ ッチ53を介して、制御装置2に接続される。 交流入力部51は図示しない交流電源に接続されるものであり、整流器52及 び直交切換スイッチ53を介して制御装置2に接続される。
【0010】 直交切換スイッチ53は、直流入力部50又は交流入力部52のいずれか一方 を制御装置2に接続し得るよう設けられるものである。 温度検知器6は、冷熱伝導部材3に近接して配設されるセンサー60を有し、 センサー60によって検知された冷熱伝導部材3の温度情報を制御装置2に送出 するものである。
【0011】 上記の実施例においては、図示しない交流電源から電流の供給を受けるときに は、直交切換スイッチ53を図1に示した位置に配し、整流器52を通じて直流 を供給し、反対に、図示しない直流電源から電流の供給を受けるときには、直交 切換スイッチ53を図中、上方にスライドさせ、これにより制御装置2には常に 直流電流が供給されるようにする。 制御装置2に供給された電流が、電熱変換器1に送られると、高温部10と低 温部11の間に温度差が生じ、高温部10が加熱され、反対に、低温部11が冷 却される。
【0012】 低温部11に発生した冷熱は、冷熱伝導部材3によって、図示しない冷却室内 の被冷却体に搬送され、冷却室の温度を下げていき、反対に、高温部12に発生 した温熱は、水冷放熱装置4によって放熱される。 この冷却装置は、図示しない調整装置によって冷却すべき冷却室の温度が予め 設定されているが、この装置が作動し始めたときは、その冷却室内の温度が高い ので、冷熱伝導部材3によって搬送される冷熱は冷却室内で放熱され、冷熱伝導 部材3の温度はあまり下がらない。
【0013】 しかし、冷却室内の温度が下がると、冷熱伝導部材3から放熱される冷熱が減 少し、冷熱伝導部材3の温度が下がっていく。 従って、温度検知器6により、冷熱伝導部材3の温度を計測し、その温度が冷 却室の設定温度に応じて定められた所定の値まで下がったときには、制御装置2 が電熱変換器1に対する電流の供給を停止させるようになっている。 そして、冷却伝導部材3の温度から、冷却室内の温度を判断し、その温度変化 に応じて、電熱変換器1の作動を制御し、その冷却室内の温度が設定温度近辺で 維持されるようする。
【0014】 次に、図3に基づいて本考案に係る冷却装置の第二実施例を説明する。 図中、70は電熱変換器、71は制御装置、72は冷熱伝導部材、73は空冷 放熱装置、74は直流電源回路、75は温度検知器である。 この実施例の構成及び作用効果は、水冷放熱装置の変わりに空冷放熱装置73 によって、電熱変換器70の温熱を放熱する以外は上記の第一実施例と同一であ るので、その説明は省略する。
【0015】 次に、図4に基づいて、上記の実施例に使用される冷却室の一例について説明 する。 図中、8は冷凍冷蔵庫、80は冷凍室、81は冷凍室隔壁、82は冷蔵室、8 3は棚である。 この冷凍冷蔵庫8においては、冷凍室隔壁81が被冷却体になっており、冷凍 室80内は特によく冷えるようになっている。 冷蔵室82には、棚3が2段設けられているが、この棚3は、冷蔵室82内空 気の循環を妨げるものではない。 従って、冷凍室隔壁81から放散する冷気は、冷蔵室82を下降し、冷蔵室8 2を冷却するようになっている。
【0016】 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば、電流の供給 方法は直流又は交流のいずれか一方のみを採用するようにしてもよく、また、温 度検知器のセンサーは冷却室内に設けてもよく、さらに、電熱変換器、冷熱伝導 部材、放熱装置の形状や方式等は本考案の目的の範囲内で自由に設計変更し得る ものであり、本考案は上記の説明から当業者が極めて容易に想到し得る総ての変 更実施例を包摂するものである。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る冷却装置は上記のように構成されるので、本考案によるときは、 装置が単純で製造及び維持コストを低くすることができると共に、騒音の心配が ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る冷却装置の第一実施例の構成を示
す説明図である。
【図2】図1に示した熱媒タンクのA−A線断面図であ
る。
【図3】本考案に係る冷却装置の第二実施例の構成を示
す説明図である。
【図4】本考案に係る冷却装置を具備した冷凍冷蔵庫の
一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・電熱変換器 10・・・・高温部 11・・・・低温部 12・・・・電熱変換部 2・・・・・制御装置 3・・・・・冷熱伝導部材 4・・・・・水冷放熱装置 40・・・・熱媒タンク 40a・・・フィン 41・・・・放熱器 42・・・・パイプ 43・・・・パイプ 44・・・・ポンプ 5・・・・・直流電源回路 50・・・・直流入力部 51・・・・交流入力部 52・・・・整流器 53・・・・直交切換スイッチ 6・・・・・温度検知器 60・・・・センサー 70・・・・電熱変換器 71・・・・制御装置 72・・・・冷熱伝導部材 73・・・・空冷放熱装置 74・・・・直流電源回路 75・・・・温度検知器 8・・・・・冷凍冷蔵庫 80・・・・冷凍室 81・・・・冷凍室隔壁 82・・・・冷蔵室 83・・・・棚

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の構成要素からなる冷却装置。 a 高温部(10)と、低温部(11)と、高温部(1
    0)と低温部(11)との間に設けられ、通電されて高
    温部(10)と低温部(11)の間に温度差を発生させ
    る電熱変換部(12)とからなる電熱変換器(1、7
    0)。 b 電熱変換器(1、70)に通電し、高温部(10)
    と低温部(11)の間に温度差を発生させる直流電源回
    路(5、74)。 c 電熱変換器(1、70)の高温部を冷却する放熱装
    置(4、73)。 d 被冷却体に、電熱変換器(1、70)の低温部(1
    1)の冷熱を搬送する冷熱伝導部材(3、72)。 e 電熱から電熱変換器(1、70)に送られる電流を
    制御する制御装置(2、71)。
  2. 【請求項2】冷熱伝導部材(3、72)がヒートパイプ
    である請求項1に記載の冷却装置。
JP1998003436U 1998-05-20 1998-05-20 冷却装置 Expired - Lifetime JP3054204U (ja)

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