JP2691133B2 - 恒星センサ・ベースの衛星姿勢制御計画用対話式グラフィック・コンピュータ・システム - Google Patents

恒星センサ・ベースの衛星姿勢制御計画用対話式グラフィック・コンピュータ・システム

Info

Publication number
JP2691133B2
JP2691133B2 JP6051630A JP5163094A JP2691133B2 JP 2691133 B2 JP2691133 B2 JP 2691133B2 JP 6051630 A JP6051630 A JP 6051630A JP 5163094 A JP5163094 A JP 5163094A JP 2691133 B2 JP2691133 B2 JP 2691133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
star
window
satellite
display
star sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6051630A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07149297A (ja
Inventor
マーク・ディー・プリット
トーマス・ビー・グリーニング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH07149297A publication Critical patent/JPH07149297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2691133B2 publication Critical patent/JP2691133B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/24Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
    • B64G1/36Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using sensors, e.g. sun-sensors, horizon sensors
    • B64G1/361Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using sensors, e.g. sun-sensors, horizon sensors using star sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/24Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
    • B64G1/244Spacecraft control systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/24Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for cosmonautical navigation
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • G09B9/52Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of an outer space vehicle
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S3/00Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
    • G01S3/78Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S3/782Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
    • G01S3/785Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using adjustment of orientation of directivity characteristics of a detector or detector system to give a desired condition of signal derived from that detector or detector system
    • G01S3/786Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using adjustment of orientation of directivity characteristics of a detector or detector system to give a desired condition of signal derived from that detector or detector system the desired condition being maintained automatically
    • G01S3/7867Star trackers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は総括的に人工衛星の運動
を視覚的及び対話式態様でシミュレートするツールに関
し、詳細にいえば、人工衛星の恒星センサの視野に沿っ
た人工衛星の視点から天空を表示するコンピュータ・シ
ステムに関する。本発明はユーザが衛星の運動を対話式
に変更し、恒星センサ・ベースの姿勢制御の計画を立て
られるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】多くの人工衛星が恒星センサを使用し
て、宇宙空間におけるその姿勢あるいは方向を決定して
いる。センサ内での恒星の位置を恒星表から得た既知の
位置と比較することによって、恒星を識別する。恒星セ
ンサの視野内にある識別された恒星の位置を使用して、
人工衛星の姿勢を決定する。恒星センサ内で最初の数個
の恒星を識別するプロセスを、「恒星捕捉」という。打
上げロケットからの分離後だけでなく、ハードウェアあ
るいはソフトウェアにエラーが生じた後にも、人工衛星
の姿勢を、以前の姿勢情報をほとんどあるいはまったく
使用せずに決定しなければならない場合に、これが必要
となる。
【0003】多数の恒星識別アルゴリズムがあり、その
うちもっとも単純なものは未確認の恒星にもっとも近い
恒星を恒星表から探し出すものである。このアルゴリズ
ム及びその他のアルゴリズムでは、初期姿勢推定値を磁
力計や太陽センサなどの粗姿勢センサによって導いてか
ら、恒星の識別を開始することが必要である。数度以内
の精度しかないこの初期推定値の粗さのため、人工衛星
搭載ソフトウェアはある恒星を他のものと混同しやす
い。このため、明るく、大きく分離した「捕捉恒星」か
らなる小規模な恒星表を使用している。捕捉恒星が通常
30個以下であるため、これらは恒星センサによって見
逃されやすい。
【0004】恒星捕捉の問題は恒星センサを配置するた
めの姿勢制御を計画し、これらの恒星センサが捕捉恒星
を検出するようにすることからなっている。恒星センサ
が太陽、月あるいは地球を余り近接してポイントしない
ようにしなければならない。これは明るい物体を余り近
接して(20゜または30゜以内)ポイントすると、こ
れらの恒星センサが簡単に損傷を受けるからである。恒
星と混同されやすい惑星の近傍をポイントしてもならな
い。事態を複雑にするのは、人工衛星が軌道を進行する
と、地球が天空のさまざまな部分を遮ることである。
【0005】恒星の識別が通常衛星の搭載ソフトウェア
によって行われる場合、恒星捕捉制御の計画は通常、地
上にいる解析担当者によってたてられる。この立案作業
は熟練した解析担当者にとっても、困難で、時間のかか
るものであることが実証されている。通常は、次の手法
が用いられる。入力パラメータとして衛星の推定姿勢を
使用して、コンピュータ・プログラムを実行する。恒星
センサがどこをポイントするか、また何らかの捕捉恒星
をこれらのセンサによって検出するかどうかを、プログ
ラムが決定する。検出しない場合には、入力パラメータ
として異なる姿勢の「推測」を使用して、プログラムを
再度実行する。適切な姿勢が見つかるまで、この試行錯
誤プロセスは反復される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、衛星
姿勢制御を計画するための対話式グラフィカル姿勢制御
計画ツールを提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、衛星の姿勢及び軌道
位置がコンピュータ・システム上で変化した場合に、恒
星トラッカがどこをポイントしているかが、ユーザに直
ちにわかるようにする対話式コンピュータ・システムを
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、恒星捕
捉制御を計画するのに必要な時間及びスキルのレベルを
削減する対話式コンピュータ・システムが提供される。
このコンピュータ・システムは地球ではなく、衛星を中
心とする天球が投影される図形表示装置を含んでいる。
表示装置の水平軸は赤経角を表し、垂直軸は赤緯角を表
す。表示装置は恒星に加えて、恒星トラッカがポイント
してはならない、地球が遮る天空の領域、月、太陽及び
惑星を中心とする「干渉領域」、ならびに恒星センサの
視野を示す。衛星の姿勢はロール角回転、ピッチ角回転
及びヨー角回転を変化させるグラフィカルなスライダ・
バーによって調節される。スライダ・バーを調節する
と、恒星トラッカは天空を横切って移動し、恒星がその
視野を通過する。それ故、恒星トラッカがどこをポイン
トしているか、これらのトラッカがいくつかの恒星を検
出するのかどうか、及びこれらが地球、月、太陽及び惑
星に近すぎるところをポイントしているのかどうかが、
ユーザに直ちに明らかになる。衛星の軌道位置は日付と
時間を変更することによって制御される。また、コンピ
ュータ・システムの押しボタンを押し、スライダ・バー
によって速度及び方向(時間を前後に)制御することに
よって、軌道のシミュレーションも実行できる。
【0009】本発明の好ましい実施形態において、図形
表示装置は4つのメイン・ウィンドウから成っている。
最も大きなウィンドウは、表示画面の上半分を占めてい
てメイン・グラフィック・ウィンドウと呼ばれ、衛星か
ら見た天球図を表示する。この天球図は恒星、天空の地
球、太陽、月および惑星が占めている領域、ならびに恒
星トラッカの視野を画面表示する。表示装置の下半分は
3つのウィンドウが占めている。そのうちの2つは、そ
れぞれ、恒星トラッカ(すなわち、恒星センサ)ウィン
ドウと呼ばれ、どの恒星が見えるかの図形表示である。
衛星が姿勢決定のために使用する恒星は色によって、他
の恒星および惑星と区別される。残りのウィンドウはメ
イン制御パネル・ウィンドウと呼ばれる。この制御パネ
ル・ウィンドウは衛星のロール角、ピッチ角およびヨー
角を変更するための3つのグラフィカルなスライダ・バ
ーを含んでいる。さらに、この制御パネル・ウィンドウ
は、衛星軌道のシミュレーションの速さおよび向き(時
刻の前後)のための日付および時刻の各データ値を個別
に設定し入力するためのテキスト入力ウィンドウと、前
記シミュレーションのための時刻を、前記テキスト入力
ウィンドウ内に表示されている現在時刻を基準にして、
時刻を前後に段階的に変化させる(すなわち、時間的に
前後にタイム・ステップさせる)ためのグラフィカルな
タイム・ステップ・スライダ・バーとを含んでいる。さ
らに、この制御パネル・ウィンドウには、「メニュー・
バー」もあり、これは他の機能を行うためのポップアッ
プ・メニューを表示する。
【0010】ロール角、ピッチ角及びヨー角を変更し、
日付とデータを入力し、かつ時間を前後に段階的に変化
させることに加えて、ユーザは次の機能を実行すること
ができる。
【0011】・ マウスまたはその他のポインティング
・デバイスを恒星に合わせ、クリックして、恒星のID
や位置及び実視等級などの識別情報を得る。
【0012】・ 太陽、月及び惑星に合わせ、クリック
して、識別及び位置情報を得る。
【0013】・ 定常慣性姿勢、または地球をポイント
しているローカル垂直フレームに関して一定な姿勢のい
ずれかとして、衛星の姿勢制御モードを選ぶ。
【0014】・ 姿勢制御モードに関して一定な姿勢
を、「オフセット四元数」の形で指定する(操作員が選
択したピッチ角、ロール角及びヨー角はこの一定な姿勢
から始まる)。
【0015】・ 「恒星食ビット」、すなわち衛星の恒
星表のどの恒星が「オン」または「オフ」であるかを指
定するデータ・ビットを指定する(「オン」の恒星は衛
星が識別できる恒星である)。
【0016】・ オフセット四元数及び恒星食ビットを
データ・ファイルに保管し、検索する。
【0017】・ 全天が表示される座標系を選ぶ。
【0018】・ 各恒星トラッカの視野の寸法を変更す
る。
【0019】・ 地球、太陽、月及び惑星によって掩蔽
される領域のサイズを指定する。
【0020】・ システムの作動を、衛星の位置が1秒
に1度自動的に更新される「リアル・タイム」モードに
する。
【0021】衛星の軌道はJ2摂動項のある標準ケプラ
軌道に沿って伝搬する。あるいは、ユーザが軌道情報を
含んでいる「天体暦表」を指定することができる。太
陽、月及び惑星の位置が標準式にしたがって伝搬され
る。
【0022】本発明の特別な特徴は軌道標準フレームと
呼ばれるもので天球を表示することである。これは衛星
の軌道面がx−y平面と同一となる座標系である。衛星
がローカル垂直姿勢制御モードになっている場合、恒星
トラッカの視野が図形表示装置を横切って水平に移動す
る。水平線が表示装置にプロットされ、操作員に各恒星
トラッカにどの恒星が見えるかを正確に示す。この機能
は恒星捕捉制御の立案を大幅に単純化する。
【0023】
【実施例】図面、特に図1には、コンピュータにより生
成された4つのウィンドウ11、12、13、14から
成る画面表示10が示されている。上部に位置してい
る、もっとも大きなウィンドウ11は、メイン・グラフ
ィック・ウィンドウであり、衛星の視点から見た天空を
画面表示している。このウィンドウ11は恒星21、惑
星22、天空の領域で、地球23、月24および太陽2
5が占めている領域、恒星センサ26の視野、ならび
に、グリッド・ライン27を示している。恒星センサ2
6の視野を拡大した画面が画面表示10のそれぞれ左下
および右下の小さいウィンドウ12および14、すなわ
ち、恒星センサ・グラフィック・ウィンドウ、に表示さ
れている。このウィンドウ12および14にはグリッド
・ライン31および恒星32も表示される。
【0024】ウィンドウ13はメイン制御パネル・ウィ
ンドウである。衛星の姿勢はグラフィカルなロール・ス
ライダ・バー41、ピッチ・スライダ・バー42おそび
ヨー・スライダ・バー43によって対話式に変更され
る。マウスまたはその他のポインティング・デバイスを
使用してこれらのスライダ・バーを移動させると、天空
および恒星センサの視野の画面表示がウィンドウ11、
12および14内で直ちに更新されて新しい姿勢を反映
する。スライダ・バー41、42および43を移動する
と、恒星センサが天空を横切って移動するので、恒星が
視野を通過することになる。恒星センサがどこをポイン
トしているか、これらのセンサが捕捉恒星を検出するか
どうか、およびセンサがポイントしているのが地球、
月、太陽 または惑星に近すぎるのかどうかが、すぐに
明らかになる。
【0025】衛星軌道のシミュレーションは、「RU
N」というグラフィカルな実行用の押しボタン44を押
し、グラフィカルなタイム・ステップ・スライダ・バー
45を、所定のタイム・ステップが設定され表示される
まで、左または右に移動してシミュレーションの速さお
よび向き(現在時刻からタイム・ステップ値だけ前後の
時刻)を制御することによって達成される。図1に表示
されているタイム・ステップは、「−50」であり、現
在時刻から50秒のタイム・ステップだけ逆戻りした時
刻でのシミュレーションを画面表示している。代替とし
て、日付/時間テキスト入力ウィンドウ46内に表示さ
れているディジタル時計に似た日付/時間表示の上方お
よび下方に、それぞれ、表示されている黒色三角形の押
しボタン表示を操作して現在の日付および時間を個別に
進めたり遅らせたりすることによって、所定日時におけ
る軌道シミュレーションを画面表示することもできる。
これらの押しボタン表示およびスライダ・バー表示の操
作は、この技術分野で周知のように、マウスまたはその
他のポインティング・デバイスのような手動操作の入力
装置により行なう。メイン・メニュー・バー47はユー
ザに、いくつかの選択肢を与えるものであり、これらは
マウスまたはその他のポインティング・デバイスをクリ
ックすることによって選択される。これらのうちの1つ
を選択すると、ポップアップ・メニューが表示され、こ
れからユーザはその他の選択を行うことができる。シミ
ュレーションの可動中、プログラムは対話状態のままで
ある。ユーザは、アニメーションの速度を変更すること
ができ、パラメータを変えることができ、かつメニュー
・バー47の選択により得られるポップアップ・メニュ
ーから適切な選択を行うことによって恒星を識別するこ
とができる。ポップアップ・メニューは軌道パラメー
タ、日付/時間、恒星センサ・サイズ、および、その他
のパラメータの入力を可能とする。恒星および惑星はこ
れらを、マウスまたはその他のポインティング・デバイ
スによって制御されるカーソルでポイントすることによ
って識別される。恒星表、恒星センサの座標およびその
他のパラメータはファイルに格納され、これから検索さ
れる。ユーザが「Stop」という押しボタン48を押
すと、シミュレーションは停止する。
【0026】当分野の技術者には、物理的なスライダ・
バー、押しボタンなどを有する特殊目的のコンピュータ
のハードウェアによって、グラフィックス制御ウィンド
ウ13を実現できることが理解できよう。しかしなが
ら、本発明の好ましい実施例はこれらの機能をグラフィ
ックス・ウィンドウで実施し、ハードウェアのコストを
最低限のものとし、ソフトウェアに将来の融通性を提供
している。
【0027】図2は本発明の好ましい実施例を実施する
のに必要な基本的なハードウェアを示す。コンピュータ
・ワークステーション51は入力装置としてキーボード
52及びマウス53の両方、ならびに高解像度表示装置
54を有している。適切なワークステーションの例はI
BM RISC システム/6000ワークステーショ
ン・コンピュータであり、これは標準的な1280x1
024ピクセルの8ビット・プレーン図形表示装置を使
用している。図形表示装置はIBMのAIXなどのUn
ix(R)オペレーティング・システムで作動するX−W
indowによって管理されている(X−Window
はMITの商標、Unix(R)はNovellの商標、
RISC System/6000及びAIXはIBM
の商標である)。
【0028】図3は基本的なソフトウェアの構成を示
す。X−Window55はAIXオペレーティング・
システム56上で稼動し、ウィンドウ11、12、1
3、及び14、スライダ・バー41、42、43、及び
45、実行ボタン44及び停止ボタン48などの各種の
押しボタン、ならびにメニュー・バー47から選択され
るポップアップ・メニューを管理する。適用業務プログ
ラム57はオペレーティング・システム56及びウィン
ドウ管理ソフトウェア55の上で稼動する。適用業務ソ
フトウェアはCプログラミング言語で作成されているこ
とが好ましい。さらに、適用業務ソフトウェアは、マウ
ス及びキーボードによるユーザ入力に応じて必要な場合
に、データ・ファイル58にアクセスする。
【0029】以下の節では本発明の各機構または機能を
詳細に説明する。以下の事項を取り上げる。
【0030】1)衛星の姿勢、恒星センサの向き、及び
恒星の位置の決定 2)衛星の軌道位置、惑星の位置、及び地球が占める天
空の領域の決定 3)天空の表示 4)恒星センサの視野の表示 5)恒星及び惑星の識別 6)ローカル垂直姿勢 7)軌道標準表示フレーム 8)四元数 9)恒星食ビット 10)データ・ファイル 11)ソフトウェアの事象主導型構造 12)アニメーション
【0031】節1:衛星の姿勢、恒星センサの向き、及
び恒星の位置の決定 本節ではグラフィカルなスライダ・バーの設定によっ
て、衛星の姿勢を決定する方法を説明する。また、恒星
センサの向きの決定方法、恒星センサでの恒星の位置の
決定方法も説明する。
【0032】衛星の姿勢及び恒星センサの向きの決定に
は、次の3つの座標が必要である。
【0033】(1)天空及び恒星に関して固定されてい
る地球中心(ECI)フレーム (2)衛星に関して固定されている衛星本体フレーム (3)センサに関して固定されている恒星センサ・フレ
ーム(各センサに対して1つのフレーム)
【0034】図4に示すECIフレームは、そのz軸が
北極を指し、x軸が春分点を指すように定義されてい
る。恒星位置は図5に示す、地球の経度と緯度に類似し
ている赤経及び赤緯の角度によって与えられる。
【0035】「座標変換」は3x3のマトリックスであ
り、ある座標フレームからのベクトルを他のものへマッ
プする。衛星の姿勢は衛星本体フレームからECIフレ
ームへの座標変換として表すことができる。この座標変
換を「姿勢マトリックス」と呼ぶ。これは衛星本体フレ
ームの座標軸を中心とした3つ組の角度として指定する
ことができる。x軸を中心とする回転を「ロール」とい
い、y軸を中心とする回転を「ピッチ」といい、z軸を
中心とする回転を「ヨー」という。ロール角aによって
与えられるマトリックスは以下の通りである。
【数1】
【0036】ピッチ角bによって与えられるマトリック
スは以下の通りである。
【数2】
【0037】ヨー角cによって与えられるマトリックス
は以下の通りである。
【数3】
【0038】これらのロール角、ピッチ角及びヨー角に
よって与えられる姿勢マトリックスTは、マトリックス
の積T=ABCである。
【0039】図1に示した3つのグラフィカルなスライ
ダ・バー41、42及び43は、姿勢マトリックスを制
御する。すなわち、スライダ・バー41はロール角を変
更し、スライダ・バー42はピッチ角を変更し、スライ
ダ・バー43はヨー角を変更する。スライダ・バー4
1、42及び43をユーザが動かすと、姿勢マトリック
スTが上記の式にしたがって計算される。
【0040】恒星センサの向きは次のようにして決定さ
れる。恒星センサ・フレームから衛星本体フレームへの
座標変換マトリックスを、Sとする。これは固定マトリ
ックスであり、センサを衛星の本体に取り付ける方法に
よって画定される。Uをマトリックスの積U=TSとす
る。ただし、Tは衛星の姿勢マトリックスである。この
場合、マトリックスUはECIフレームに対する恒星セ
ンサの向きを画定する。これはベクトルを、恒星センサ
・フレームからECIフレームに変換する。
【0041】マトリックスUは恒星位置を次のように、
恒星センサの視野からECIフレームに変換する。恒星
センサの視野における恒星の位置(x,y)は視野の水
平軸に沿った角変位xと、垂直軸に沿った変位yによっ
て与えられる。恒星センサ・フレームのy軸が通常セン
サの「ボアサイト」すなわち視線であり、x軸及びz軸
が通常それぞれ水平軸及び垂直軸であるから、恒星位置
(x,y)の視線ベクトルは次のようになる。
【数4】
【0042】このベクトルは式a=UbによってECI
フレームに変換される。ベクトルa=(a1,a2
3T=Ubは次の式によって、赤経角及び赤緯角(r
a,dec)に変換される。
【数5】
【0043】前項は恒星表の恒星との比較のため、衛星
がどのように恒星センサにおける恒星の観測した位置
を、ECIの赤経及び赤緯位置へ変換するかを説明して
いる。しかしながら、本発明は反対の変換を行わなけれ
ばならない。すなわち、恒星表から恒星位置を与えられ
た場合、恒星センサの視野での位置を計算しなければな
らない。以下の疑似コードはこれを達成する方法を示す
ものである。
【0044】601 DO FOR すべての恒星セン
サ 602 マトリックスU=TSを計算する。ただ
し、Sは恒星センサ・フレームから衛星本体フレームへ
の座標変換であり、Tは衛星姿勢マトリックスである 603 VをUの逆マトリックスとする 604 DO FOR 恒星表のすべての恒星 605 恒星位置(ra,dec)を読み
取る 606 ベクトルa=(cos(ra)c
os(dec),sin(ra)cos(dec),s
in(dec))を計算する 607 ベクトルb=(b1,b2,b
3)=Vaを計算する 608 恒星センサにおける位置(u,
v)を計算する。ただし、u=arctan(b1/b
2),v=arcsin(b3)である 609 IF (u,v)が恒星センサの
視野内にある(たとえば、u及びvの絶対値が両方とも
恒星センサの角半径よりも小さい) 610 THEN 視野内の位置
(u,v)に恒星を表示する 611 END DO FOR 612 END DO FOR
【0045】恒星位置の赤経及び赤緯(ra,dec)
は以下の式によって、行606の視線ベクトルに変換さ
れる。
【数6】
【0046】このベクトルはマトリックスUの逆数Vを
適用することによって、行607の恒星センサ・フレー
ムに変換される。
【数7】
【0047】行608において、次の式がベクトルbを
恒星センサの視野内の位置(u.v)に変換する。
【数8】
【0048】行609は、恒星が実際に恒星センサの視
野内にあるかどうか、すなわちu及びvの絶対値が両方
とも恒星センサの視野の角半径未満でなければならない
ことを決定するために行われるテストを示している。
【0049】節2:衛星の軌道位置、惑星の位置、及び
地球が占める天空の領域の決定 本節では、本発明が衛星及び惑星の軌道位置を決定する
方法、ならびに地球が占める天空の領域を決定する方法
を説明する。衛星の軌道に影響を及ぼす主な要因は、膨
らみによって生じる摂動による地球の重力場である。衛
星の軌道位置を計算するのには、迅速で簡単であり、か
なり正確なアルゴリズムがある。同様なアルゴリズム
で、太陽、月及び惑星の位置を計算する。これらのアル
ゴリズムは軌道の始まりから経過した時間に基づいて軌
道位置を決定する。本発明はこれらのアルゴリズムを使
用して、衛星、太陽、月及び惑星の位置を決定する。精
度を高めるために、軌道位置をより複雑なアルゴリズム
によって計算したり、あるいは他のソース(衛星のテレ
メトリなど)から導き、「天体暦表」というファイルに
格納することができる。これらの表を本発明によって読
み取ることができるので、かつ任意の経過時間における
軌道位置が標準補間技法によって計算される。
【0050】ECIフレームにおける衛星の軌道位置P
が与えられた場合、地球が占める天空の領域は次のよう
に決定される。衛星中心のECI座標における位置は−
Pであり、衛星から見た地球の角半径は次の通りであ
る。
【数9】
【0051】ただし、図6に示すように、Rは地球の半
径、pはベクトルPの長さである。位置ベクトル−P及
び半径rは、地球が占める天空の領域を表す円を画定す
る。
【0052】節3:天空の表示 本発明は衛星の視点からの天空を示している。衛星を中
心とした無限の半径の球とみなされる天空(天文学者は
「天球」と読んでいる)は、式(2)にしたがって平面
の表示装置に投影される。表示の水平軸は赤経を表し、
垂直軸は赤緯を表す。標準的なX−Windowのグラ
フィック関数XDrawPoint、XDrawLin
e及びXFillPolygonを使用して、以下の物
体を描く。
【0053】1)グリッド・ライン。水平及び垂直なグ
リッド・ラインが描かれ、赤経角及び赤緯角がマークさ
れる。
【0054】2)恒星。位置が恒星表に入っている恒星
は小さな白い点として描かれる。
【0055】3)惑星。位置が節2にしたがって決定さ
れる惑星は小さな白い十字形として描かれる。
【0056】4)太陽及び月。太陽と月は恒星センサが
ポイントしてはならない、天空の円形の領域として描か
れる。
【0057】5)地球。地球は地球によって掩蔽される
領域を表す天空の円形の領域として描かれる。この領域
は平面表示装置への天球のマッピングによって生じる極
近傍の歪みのため、完全な円ではない。均等な間隔の点
を円上に取り、これらを式(2)にしたがって赤経角及
び赤緯角に投影することにより、この領域が描かれる。
図7ないし図9に示すように、この領域がシヌソイドに
なったり、あるいは2つの部分に分割される極の近傍
や、表示装置の縁部では、注意を払わなければならな
い。
【0058】6)恒星センサ。恒星センサの視野は正方
形であり、ボアサイト・ベクトル、ならびに視野の水平
及び垂直軸によって決定される。ボアサイト・ベクトル
はb=U(0,1,0)、ただしUは節2で定義したマ
トリックスである。視野の水平及び垂直軸h及びvは、
ベクトル(0,1,0)の代わりにベクトル(1,0,
0)及び(0,0,1)を使用して近似することができ
る。視野は式(2)にしたがって、次の4つの角を投影
することによって、天空の表示上に描かれる。
【数10】b+rh+rv b+rh−rv b−rh−rv b−rh+rb ただし、rは図10に示すようにセンサの角半径であ
る。
【0059】節4:恒星センサの視野の表示 本発明は恒星センサの視野の拡大図を、図1のウィンド
ウ12及び14に表示する。恒星の位置は恒星表から得
られ、節1に記載した方法にしたがって、ECIフレー
ムから各恒星センサの座標フレームに変換される。明る
い星は大きな点で表示され、暗い星は小さい点で表示さ
れる。衛星の恒星表に入っている恒星は白い点として表
示され、35000の恒星の「全天」恒星表に入ってい
る暗いグレーの点として表示される。
【0060】節5:恒星及び惑星の識別 恒星及び惑星をマウス53(図2)またはその他のポイ
ンティング・デバイスでポイントすることによって識別
することができる。図11に示すように、マウス・ボタ
ンを1回押すと、対象が識別され、2回目に押すと対象
に関するすべての情報、すなわち実視等級、スペクトル
・タイプ、ならびに赤経及び赤緯が示される。識別情報
は恒星または惑星を指している矢印によって、恒星また
は惑星の隣に表示される。マウス・ボタンを3回目に押
すと、情報が表示から除去される。
【0061】節6:ローカル垂直姿勢 恒星捕捉時に、衛星の姿勢はECIフレームに対してで
はなく、ローカル垂直(LV)フレームに対して固定さ
れる。図12に示すLVフレームは衛星を中心としてお
り、そのz軸は常に地球の中心と反対の方向を指してい
る。これは軌道1回転当たり1回転の速度で、ECIフ
レームに関して回転する。衛星の姿勢をLVフレームに
関して固定した場合、恒星センサは衛星が軌道を進むに
したがって天空を走査し、これによって捕捉恒星を検出
する確率を高める。WがLVフレームからECIフレー
ムへの座標変換マトリックスであり、Sが衛星本体フレ
ームからLVフレームへの座標変換マトリックスである
場合、WSはECIフレームに関する衛星の姿勢マトリ
ックスとなる。衛星の姿勢と恒星センサの向きを決定す
るために、本発明は衛星の軌道位置によって異なるマト
リックスWを計算し、マトリックスSの代わりにマトリ
ックス積WSを使用して、節1に記載した方法にしたが
う。
【0062】マトリックスWは次のようにして計算され
る。Pを所与の点における衛星の位置ベクトルとし、V
を速度ベクトルとする。Qをベクトルのクロス乗積Px
Vとし、Rをベクトルのクロス乗積QxPとする。ベク
トルP、Q及びRが正規化されているものとする。次い
で、Wをカラム・ベクトルがそれぞれR、Q及びPであ
るマトリックスであると定義する。
【0063】節7:軌道標準表示フレーム 本発明はユーザに、ECIフレームに加えて天空を表示
する他の座標フレームの選択肢を提供する。衛星の姿勢
がLVフレームに関して固定されている場合、恒星セン
サは図13に示すように、衛星の軌道として、表示を横
切るねじれたシヌソイド経路を追随する。この場合に天
空を表示するために便利な座標フレームは、軌道標準フ
レームである。このフレームはxy平面を衛星の軌道面
に一致するように回転させたECIフレームである。こ
の座標フレームにおいて、恒星センサは図14に示すよ
うに、水平線となって表示を横切り、どの恒星が軌道の
途中で検出されるかが明らかになる。
【0064】節8:四元数 衛星の姿勢を指定するため、本発明はロール角、ピッチ
角及びヨー角に加えて四元数を使用する。四元数は4次
元のベクトルであり、これをマトリックスの代わりに使
用して、座標変換を表すことができる。ほとんどの衛星
搭載ソフトウェアは姿勢計算のために、マトリックスの
代わりに四元数を使用している。本発明により、衛星の
姿勢を指定してから、ロール角、ピッチ角及びヨー角の
効果を考慮する初期「オフセット四元数」を入力するこ
とが可能となる。本発明はロール角、ピッチ角及びヨー
角をオフセット四元数と組み合わせて得られる四元数も
計算し、表示する。本発明を使用して姿勢制御を計画し
てから、ユーザはこの四元数を、衛星にアップリンクさ
れる姿勢制御コマンドの一部として使用することができ
る。
【0065】節9:恒星食ビット 衛星ソフトウェアはいくつかの操作モードでは恒星表の
いくつかの恒星を無視する。これらの恒星は、図15に
示すように、1ビットが恒星が「オン」であることを示
し、0ビットが恒星が「オフ」であり、無視しなければ
ならないことを示すビット・ストリングによってマスク
される。本発明により、ユーザがこれらのビットを入力
することが可能となり、「オフ」の恒星は無視され、表
示されないようになる。
【0066】節10:データ・ファイル 本発明はユーザが以下のタイプのデータを収めたファイ
ルを保管し、検索できるようにする。
【0067】(1)恒星表 (2)天体暦表 (3)オフセット四元数 (4)恒星食ビット (5)恒星センサの数、サイズ及び向き
【0068】節11:ソフトウェアの事象主導型構造 本節では本発明の事象主導型構造を説明する。この事象
主導型構造は本発明の対話性に必要なものである。本発
明を実施するソフトウェアは順次実行されるステートメ
ントで構成されるのではなく、いくつかの事象が生じた
ときに実行される関数で構成されている。事象は事象待
ち行列に格納されており、図3に示すようにX−Win
dowソフトウェア55によって処理される。X−Wi
ndow事象ハンドリング・ソフトウェアはユーザが開
始した事象に応答し、これらの事象に該当する機能を実
行する。ユーザが開始した事象としては次のようなもの
がある。図1のロール、ピッチまたはヨー・スライダ・
バー41、42または43の移動、「RUN」または
「STOP」ボタン44または48の押下、マウス・カ
ーソルがグラフィック・ウィンドウ内にあるときのマウ
ス・ボタンの押下、表示フレーム(ECIまたは軌道標
準)の選択、日付/時間テキスト入力ウィンドウ46内
の黒色三角形ボタンによる新しい日付/時間テキストの
設定/入力、状態ベクトルの入力、新しい恒星食ビット
の入力、パラメータのファイルへの保管、パラメータの
ファイルからの検索、ファイルの削除、天体暦表ファイ
ルの検索、「タイム・ステップ」スライダ・バー45の
調節、新しいオフセット四元数の入力、終了ボタンの押
下、ならびに、恒星センサのサイズの変更。これらの関
数の中には、以下で詳細に説明するように、まずメニュ
ー・バー47からオプションを選択し、ポップアップ・
メニューからさらにオプションを選択することによっ
て、ユーザが開始するものがある。ユーザが開始した事
象に応じてX−Windowが実行する機能としては次
のものようながある。メイン・グラフィック・ウィンド
ウ11の再表示、恒星センサ・グラフィック・ウィンド
ウ12および14の再表示、姿勢マトリックスの計算、
恒星センサの向きの計算、恒星または惑星の隣への識別
テキスト(図11に示すような)の描出、スライダ・バ
ー41、42および43からのロール角、ピッチ角およ
びヨー角の読取り、衛星の位置および速度の計算、惑星
の位置の計算、惑星の描画、恒星の描画、太陽の描画、
月の描画、地球の描画、恒星センサの視野の描画、終
了、ファイルへのパラメータの保管、ファイルの削除、
ならびに、ファイルからのパラメータの検索。X−Wi
ndowに関する詳細情報については、D. A. Young, "
The X Window System:Programming and Applications w
ith Xt," OSF/Motif edition, Prentice-Hall, Englewo
od Cliffs, NJ (1990) を参照されたい。
【0069】スライダ・バー41、42または43の1
つを移動することは、姿勢マトリックスを計算し、恒星
センサの向きを決定し、天空及び恒星センサの視野を表
示する機能の実行をトリガする事象の例である。ロール
角、ピッチ角、ヨー角、姿勢マトリックス、衛星状態ベ
クトル、現在の日付及び時間、タイム・ステップ、惑星
の位置などのパラメータは、すべての機能がアクセスで
きるデータ構造に格納される。
【0070】図16は図1に示すスライダ・バー41、
42もしくは43の1つを移動する事象に対するソフト
ウェアの論理を説明する流れ図である。事象が検出され
ると、ロール角、ピッチ角及びヨー角が機能ブロック6
1で読み取られ、データ構造に格納される。次いで、姿
勢マトリックス及び恒星センサの向きが機能ブロック6
2で計算され、データ構造に格納される。最後に、天空
及び恒星センサの視野が機能ブロック63で表示され
る。
【0071】図1に示す「RUN」押しボタン44を押
すことは、衛星、惑星、太陽及び月の軌道位置を計算す
る機能に加えて、これらの機能の実行をトリガする事象
である。図17は「RUN」押しボタン44を押す事象
に対するソフトウェアの論理を説明する流れ図である。
この事象が検出されると、データ構造内の現在の日付及
び時間にタイム・ステップが追加され、惑星、太陽及び
月の位置が現在の日付及び時間に基づいて機能ブロック
65で計算される。衛星の位置及び速度が、現在の日付
及び時間、ならびにデータ構造に格納されている軌道パ
ラメータに基づいて機能ブロック66で計算される。姿
勢マトリックス及び恒星センサの向きが機能ブロック6
7で計算される。これらの機能の各々は、ドローイング
機能などの他の機能が使用するために、計算された新し
いパラメータ(すなわち、惑星の位置、衛星の位置、姿
勢マトリックスなど)をデータ構造に格納する。天空と
恒星センサの視野が、データ構造内のデータをパラメー
タを使用して機能ブロック68で描かれ、表示される。
最後に、WorkProcが機能ブロック69で出さ
れ、アニメーションという次のステップが実行される。
【0072】図18はパラメータ、この場合には、恒星
センサのサイズを入力する事象のためのソフトウェアの
論理を説明する流れ図である。これはメイン・メニュー
・バー47からMiscオプションを選択し、その後、
ポップアップ・メニューからAngular Size
sオプションを選択することによって行われる。これに
よって、図19に示すAngular Sizesウィ
ンドウが表示され、これはユーザが希望する値を入力で
きるようにする。図18で事象が検出されると、新しい
値が機能ブロック70でデータ構造に格納され、グラフ
ィックス・ウィンドウが機能ブロック71で再表示され
る。恒星センサのサイズの新しい値によって、異なる恒
星センサの視野が描かれる。
【0073】図20はマウス・カーソルを恒星に合わ
せ、恒星を識別するためにマウス・ボタンを押す事象に
対するソフトウェアの論理を説明する流れ図である。こ
の事象が検出されると、マウス・カーソルにもっとも近
いと思われる恒星を、機能ブロック72において恒星表
から探し、恒星識別情報を識別(ID)情報のリストに
機能ブロック73で追加し、表示する。このリストはメ
イン・データ構造に格納されている。図11に示すよう
に、ID情報のリストを含むグラフィックスが機能ブロ
ック74で再描画される。
【0074】シミュレーションのステップ間で、図3に
示すX−Windowソフトウェア55はスライダ・バ
ーの移動、ウィンドウのサイズ変更、または軌道パラメ
ータの変更などの発生するその他の事象を処理すること
ができる。これはシミュレーションの各ステップ後にW
orkProcというX−Window事象を出すこと
によって達成される。WorkProcは事象待ち行列
が空になるまで待機してから、シミュレーションの次の
ステップを開始する。「STOP」押しボタン48を押
すと、XWorkProcが事象待ち行列から除去さ
れ、これによってシミュレーションが停止する。
【0075】節12:アニメーション 本節では、事象主導型構造に加えて、対話性に重要なも
のであるグラフィックス・アニメーションを、本発明が
達成する方法を説明する。アニメーションはカラー・テ
ーブル2重バッファリングという周知の技法を使用して
達成される。この技法は次のような働きをする。図形表
示装置のカラー・テーブルは概念上2つのバッファに分
割される。一方のバッファが可視であり、再描画される
他方のバッファが隠されているように定義されている。
グラフィックスの描画が完了すると、カラー・テーブル
は再定義され、今まで隠されていたバッファが可視とな
り、今まで可視だったものが隠されるようになる。
【0076】図21はカラー・テーブルを4ビット(1
6色)図形表示装置に定義する方法を示す。テーブルの
値Xは「1」または「0」のいずれかである。それ故、
4色が黒、4色が白、などと定義される。黒色のインデ
ックスは0000、0001、0010及び0011で
ある。白色のインデックスは0100、0101、01
10及び0111である。どのビットが図形描画操作で
変更されるのかを制御するカラー・テーブル・マスク
は、2進値0011に設定されるので、最下位ビットの
みが変更される。この定義により、第1のバッファ(高
位ビット)は可視となり、第2のバッファは隠され、図
形の描画は第2のバッファだけに影響を及ぼす。第2の
バッファに対する図形の描画が完了すると、カラー・テ
ーブルの定義が図22のものに変更される。ドローイン
グ・マスクはこれで1100になるので、第1のバッフ
ァが再描画されるものとなり、第2のバッファは可視と
なる。
【0077】この技法にしたがうことにより、本発明に
より、明確でフリッカのないアニメーション・シーケン
スが作り出される。本発明は3ビットのバッファ(バッ
ファ当たり8色)を使用するので、合計6ビット(64
色)が図形表示装置には必要である。(RISC Sy
stem/6000の標準図形表示装置は8ビットすな
わち256色を有している。)
【0078】操作例 衛星解析担当者は本発明を使用して、次のように姿勢制
御の計画をたてる。まず、衛星の推定位置及び姿勢を入
力して、恒星センサが天空のどこをポイントしているの
か、また捕捉恒星がどこにあるのかを調べる。次いで、
図1に示すロール、ピッチ及びヨー・スライダ・バー4
1、42及び43を使用して、衛星の姿勢を調節して、
恒星センサをこれらの恒星に近付ける。恒星センサがこ
れらの恒星のうちいくつかを検出でき、かつ地球、太
陽、月または惑星による干渉がない姿勢が見つかる場
合、希望する恒星捕捉制御が行われたことになる。コン
ピュータ・システムによって計算された四元数が、衛星
にアップリンクされる姿勢制御コマンドの一部として使
用される。
【0079】ユーザはマウス・カーソルを検出される捕
捉恒星に合わせ、識別情報を取得することもできる。さ
らに、ユーザは軌道シミュレーションを実行し、これら
の恒星の1つが恒星センサの視野に現れたときにこれを
停止することによって、これらの恒星の各々が検出され
る時間を決定することができる。
【0080】本発明を使用して衛星姿勢制御を計画する
には、図1に示す制御ウィンドウ13のメニュー・バー
47からVehicleオプションを選択する。図23
はVehicleオプションを選択することによって開
かれるSatelite Vehicle Selec
tionウィンドウの例を示す。現在ロードされている
ロケットの名前がこのウィンドウのタイトル・バーに表
示され、リストでも強調表示される。新しいロケットを
ロードするには、その名前をリストから選択する。ウィ
ンドウはメニュー・バーからCloseオプションを選
択することによって閉じられる。次に、メニュー・バー
からParmsオプションを選択してから、図24に示
すポップアップ・メニューに表示されるState V
ector & Epochオプションを選択すること
によって、天体暦のソースを選択する。ユーザは元期に
おける選択した衛星の状態ベクトル及び日付時間を入力
し、ウィンドウを閉じる。ユーザは次いで、メイン・メ
ニューからParmsオプションを再度選択し、Att
itudeオプションを選択することによって、姿勢モ
ード(ACSモード)及びオフセット四元数を選択し
て、図25に示すAttitudeウィンドウを表示す
る。ユーザは次に同じ態様で、図16に示すような恒星
食ビットを含む他のパラメータを入力する。
【0081】ユーザが各種のパラメータを入力すると、
シミュレーションの開始日及び時間を、図1に示す制御
ウィンドウ13の日付/時間テキスト・ウィンドウ46
に入力し、「RUN」というボタン44を押して、衛星
の軌道を伝搬する。ユーザはスライド・バー45を使用
して、伝搬の速度及び方向を制御する。あるいは、日付
時間テキスト・ウィンドウ46の上下にある三角形のボ
タンを押し、個別に時間を増加させて、伝搬を段階的に
変化させることもできる。
【0082】本発明を使用して、他の恒星センサ・ベー
スの問題を解決することができる。これらの問題として
は次のようなものがある。
【0083】(1)本発明は恒星及び惑星の他に、人工
衛星を表示することができる。この機能は地球が通信を
ブロックしていないときに、ユーザが通信衛星との接続
時間を決定することを可能とする。
【0084】(2)回転プラットフォーム上の恒星セン
サがカバーしている帯状の天空を表示することによっ
て、本発明を恒星スキャナ・タイプの恒星センサととも
に使用することができる。
【0085】(3)本発明を使用して、衛星搭載望遠鏡
の表示時間の計画をたてることができる。たとえば、地
球、月あるいは太陽の干渉を受けずに60分の間露光す
るために、所与の準星がハッブル宇宙望遠鏡に見える時
期を決定するために使用することができる。
【0086】(4)本発明はより複雑な姿勢制御(旋回
や、制御された回転など)、あるいは一連の挙動を行う
機能を与えることができる。
【0087】(5)本発明を衛星のテレメトリ・データ
と直接インタフェースさせて、衛星の現在の姿勢状態の
視覚的表示を提供することができる。
【0088】本発明を単一の好ましい実施例に関して説
明したが、当分野の技術者には本発明を特許請求の範囲
の精神及び範囲内の改変を行って実施できることが認識
されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】4つのグラフィック・ウィンドウを示すコンピ
ュータ表示を示す図である。
【図2】本発明を実施する際に使用されるハードウェア
の基本構成要素を示すブロック図である。
【図3】本発明を実施する際に使用されるソフトウェア
の基本ユニットを示すブロック図である。
【図4】地球中心慣性(ECI)フレームの図である。
【図5】赤経角及び赤緯角を示す図4の図である。
【図6】衛星から見た地球の角半径を示す幾何学図であ
る。
【図7】地球が占めている天空の領域を示している、図
1に示したメイン・ウィンドウの図である。
【図8】極近傍でシヌソイドになる、地球が占めている
領域を示している、図1に示したメイン・ウィンドウの
図である。
【図9】縁部で2つの部分に分割された地球が占めてい
る領域を示している、図1に示したメイン・ウィンドウ
の図である。
【図10】天空の表示に描かれた恒星センサの視野を示
している、図1に示したメイン・ウィンドウの図であ
る。
【図11】恒星の識別を示している、図1に示したメイ
ン・ウィンドウの図である。
【図12】衛星のローカル垂直(LV)フレームを示す
図である。
【図13】天空のECI表示上の恒星センサが追随する
経路を示している、図1に示したメイン・ウィンドウの
図である。
【図14】天空の軌道標準表示上の恒星センサが追随す
る水平経路を示している、図1に示したメイン・ウィン
ドウの図である。
【図15】恒星食ビットを示すブロック図である。
【図16】ユーザがロール、ピッチないしヨーに対する
スライダ・バーを調節した場合の表示のアニメーション
を行うために実施される事象主導型論理を示す流れ図で
ある。
【図17】ユーザが「RUN」ボタンを押した場合に実
施される事象主導型論理を示す流れ図である。
【図18】ユーザが恒星センサのサイズに関するパラメ
ータを入力した場合に実施される事象主導型論理を示す
流れ図である。
【図19】ユーザが入力した恒星センサのサイズに関す
るパラメータ及び関連するパラメータを受け取る角度ポ
ップアップ・メニューの図である。
【図20】ユーザがマウス・カーソルを恒星に合わせ、
マウス・ボタンを押して、恒星識別データを獲得すると
きに実施される事象主導型論理の流れ図である。
【図21】4ビット図形表示装置用のドローイング・マ
スクとカラー・テーブル定義を示す表の図である。
【図22】第2のバッファへの図形の描画が完了した場
合に変更されたドローイング・マスク及びカラー・テー
ブル定義を示す表の図である。
【図23】図1に示した表示のメイン・メニュー・バー
のロケット・オプションによって開かれたSatellite Ve
hicle Selection選択ウィンドウの図である。
【図24】ユーザがパラメータを入力するためのState
Vector and Epochウィンドウの図である。
【図25】ユーザがパラメータを入力するためのAttitu
deウィンドウの図である。
【符号の説明】
10 表示 11 ウィンドウ 12 ウィンドウ 13 ウィンドウ 14 ウィンドウ 21 恒星 22 惑星 23 地球 24 月 25 太陽 26 恒星センサ 27 グリッド・ライン 31 グリッド・ライン 32 恒星 41 スライダ・バー 42 スライダ・バー 43 スライダ・バー 44 押しボタン 45 スライダ・バー 46 押しボタン 47 メイン・メニュー 48 押しボタン 51 ワークステーション 52 キーボード 53 マウス 54 表示装置
フロントページの続き (72)発明者 トーマス・ビー・グリーニング アメリカ合衆国20952 メリーランド州 ノース・ベセスダ グロスブナー・プレ ース10401 (56)参考文献 特開 平3−27079(JP,A) 特開 平5−108603(JP,A) 特開 平5−225314(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星から見た天球の星図を画面表示するメ
    イン・グラフィック・ウィンドウと、衛星のロール角、
    ピッチ角およびヨー角を変更するためのグラフィカル・
    スライダ・バー、グラフィカルな「RUN」および「S
    TOP」ボタンならびに日付/時間データを入力するた
    めのテキスト入力ウィンドウを画面表示するメイン制御
    パネル・ウィンドウとを含む図形表示装置と、 ユーザが開始した事象を対話式の態様で実行するために
    該事象に応じたウィンドウ表示機能をサポートしている
    オペレーティング・システム上で作動するコンピュータ
    であって、前記オペレーティング・システムと前記ウィ
    ンドウ表示機能上で適用業務プログラムを実行して、姿
    勢マトリックスを計算し、少なくとも1つの恒星センサ
    の向きを決定し、かつ天空と恒星センサの視野の表示を
    計算するコンピュータと、 前記テキスト入力ウィンドウに日付/時間データを入力
    したり、前記グラフィカル・スライダ・バー表示を選択
    移動したり、前記「RUN」及び「STOP」ボタン表
    示を操作したりするためのポインティング・デバイスを
    含む手動操作型入力装置とを有し、 前記ウィンドウ表示機能が、ユーザの入力に応答し、前
    記「RUN」ボタンの操作時に前記適用業務プログラム
    と対話して、前記メイン・グラフィック・ウィンドウ
    に、天空を横切る恒星センサの運動および恒星センサの
    視野を通過するときの恒星の運動を示す画面表示を生成
    して、衛星の軌道の任意の時点で恒星センサがポイント
    している場所の画面表示を即時にユーザに提示できる、
    衛星姿勢制御の計画をたてるための対話式グラフィカル
    姿勢制御計画コンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】画面表示の水平(x)軸が赤経角を表し、
    垂直(y)軸が赤緯角を表す天球を前記メイン・グラフ
    ィック・ウィンドウに表示し、衛星の軌道が天球のx−
    y平面と同一である軌道標準座標フレームにおける天球
    の表示を、前記適用業務プログラムが計算し、前記ウィ
    ンドウ表示機能が前記図形表示装置を横切って水平に移
    動する恒星センサの視野を画面表示する請求項1記載の
    対話式グラフィカル姿勢制御計画コンピュータ・システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記図形表示装置が衛星上の各恒星センサ
    に対応して1つまたは複数の恒星センサ・ウィンドウを
    含んでおり、このウィンドウが対応する恒星センサの視
    野およびその恒星センサに見える恒星を拡大表示する請
    求項2記載の対話式グラフィカル姿勢制御計画コンピュ
    ータ・システム。
  4. 【請求項4】前記メイン制御パネル・ウィンドウは、ポ
    インティング・デバイスの操作の下に、衛星の画面表示
    軌道を時間的に前後に移動させるタイム・ステップ・ス
    ライダ・バー表示を含む請求項2記載の対話式グラフィ
    カル姿勢制御計画コンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】地球が隠蔽する天空の領域と、恒星センサ
    がポイントしてはならない月、太陽及び惑星を中心とす
    る「干渉領域」とを、恒星の他に、前記メイン・グラフ
    ィック・ウィンドウが示す請求項2記載の対話式グラフ
    ィカル姿勢制御計画コンピュータ・システム。
  6. 【請求項6】前記コンピュータが恒星および惑星のデー
    タを記述しているテーブルを含むデータ・ファイルを格
    納しており、前記データ・ファイルに前記ウィンドウ機
    能がアクセス可能であり、前記ウィンドウ表示機能が、
    前記メイン・グラフィック・ウィンドウに表示中の恒星
    または惑星の前記ポインティング・デバイスからの選択
    に応答して、前記テーブルにアクセスして、恒星または
    惑星の識別情報を表示する請求項5記載の対話式グラフ
    ィカル姿勢制御計画コンピュータ・システム。
  7. 【請求項7】前記データ・ファイルが衛星のいろいろな
    パラメータを記憶しており、前記メイン制御パネル・ウ
    ィンドウがポインティング・デバイスにより選択できる
    オプション形式のメニュー・バーの画面表示を含んでお
    り、該メニュー・バーの選択に応答してウィンドウ表示
    機能がポップアップ・メニューを表示し、該ポップアッ
    プ・メニューがユーザが選択した場合に、前記データ・
    ファイルに格納される衛星のパラメータを含む選択をユ
    ーザがさらに入力できるようにする請求項6記載の対話
    式グラフィカル姿勢制御計画コンピュータ・システム。
JP6051630A 1993-04-01 1994-03-23 恒星センサ・ベースの衛星姿勢制御計画用対話式グラフィック・コンピュータ・システム Expired - Fee Related JP2691133B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US042238 1993-04-01
US08/042,238 US5473746A (en) 1993-04-01 1993-04-01 Interactive graphics computer system for planning star-sensor-based satellite attitude maneuvers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07149297A JPH07149297A (ja) 1995-06-13
JP2691133B2 true JP2691133B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=21920813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6051630A Expired - Fee Related JP2691133B2 (ja) 1993-04-01 1994-03-23 恒星センサ・ベースの衛星姿勢制御計画用対話式グラフィック・コンピュータ・システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5473746A (ja)
EP (1) EP0618541B1 (ja)
JP (1) JP2691133B2 (ja)
KR (1) KR0136824B1 (ja)
DE (1) DE69432238T2 (ja)

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2143556T3 (es) 1994-10-12 2000-05-16 Touchtunes Music Corp Sistema de reproduccion audiovisual digital inteligente.
US7188352B2 (en) 1995-07-11 2007-03-06 Touchtunes Music Corporation Intelligent digital audiovisual playback system
WO1997011882A2 (en) * 1995-09-28 1997-04-03 Lockheed Martin Corporation Techniques for optimizing an autonomous star tracker
US5680138A (en) * 1995-12-15 1997-10-21 Lockheed Martin Corporation Synthetic aperture radar simulation
US5987363A (en) * 1996-03-26 1999-11-16 California Institute Of Technology Three-dimensional representation of a spacecraft's trajectory
US6068217A (en) * 1996-10-16 2000-05-30 Space Systems/Loral, Inc. Method to reorient a spacecraft using only initial single axis attitude knowledge
FR2769165B1 (fr) 1997-09-26 2002-11-29 Technical Maintenance Corp Systeme sans fil a transmission numerique pour haut-parleurs
US6108594A (en) * 1998-05-29 2000-08-22 Hughes Electronics Corporation Autonomous attitude acquisition for a stellar inertial attitude determination system
US8028318B2 (en) 1999-07-21 2011-09-27 Touchtunes Music Corporation Remote control unit for activating and deactivating means for payment and for displaying payment status
FR2781591B1 (fr) 1998-07-22 2000-09-22 Technical Maintenance Corp Systeme de reproduction audiovisuelle
FR2781580B1 (fr) 1998-07-22 2000-09-22 Technical Maintenance Corp Circuit de commande de son pour systeme de reproduction audiovisuelle numerique intelligent
FR2796482B1 (fr) 1999-07-16 2002-09-06 Touchtunes Music Corp Systeme de gestion a distance d'au moins un dispositif de reproduction d'informations audiovisuelles
US6633885B1 (en) * 2000-01-04 2003-10-14 International Business Machines Corporation System and method for web-based querying
US7362331B2 (en) * 2000-01-05 2008-04-22 Apple Inc. Time-based, non-constant translation of user interface objects between states
FR2805377B1 (fr) 2000-02-23 2003-09-12 Touchtunes Music Corp Procede de commande anticipee d'une selection, systeme numerique et juke-box permettant la mise en oeuvre du procede
FR2805060B1 (fr) 2000-02-16 2005-04-08 Touchtunes Music Corp Procede de reception de fichiers lors d'un telechargement
FR2805072B1 (fr) 2000-02-16 2002-04-05 Touchtunes Music Corp Procede d'ajustement du volume sonore d'un enregistrement sonore numerique
US6478260B1 (en) * 2000-02-17 2002-11-12 Hughes Electronics Corporation Star detection and location system
FR2808906B1 (fr) 2000-05-10 2005-02-11 Touchtunes Music Corp Dispositif et procede de gestion a distance d'un reseau de systemes de reproduction d'informations audiovisuelles
FR2811175B1 (fr) 2000-06-29 2002-12-27 Touchtunes Music Corp Procede de distribution d'informations audiovisuelles et systeme de distribution d'informations audiovisuelles
FR2811114B1 (fr) 2000-06-29 2002-12-27 Touchtunes Music Corp Dispositif et procede de communication entre un systeme de reproduction d'informations audiovisuelles et d'une machine electronique de divertissement
FR2814085B1 (fr) 2000-09-15 2005-02-11 Touchtunes Music Corp Procede de divertissement base sur les jeux concours a choix multiples
WO2002030119A1 (en) * 2000-10-06 2002-04-11 Virtual Spectator International Limited Interactive display system
FR2816406B1 (fr) * 2000-11-08 2003-04-18 Centre Nat Etd Spatiales Banc de test au sol d'un senseur stellaire destine a faire partie d'un systeme de controle d'attitude d'un satellite artificiel
KR100473115B1 (ko) * 2001-12-14 2005-03-08 한국전자통신연구원 비행체의 운동상태 및 자세 표시 시스템과 그 방법
US8332895B2 (en) 2002-09-16 2012-12-11 Touchtunes Music Corporation Digital downloading jukebox system with user-tailored music management, communications, and other tools
US10373420B2 (en) 2002-09-16 2019-08-06 Touchtunes Music Corporation Digital downloading jukebox with enhanced communication features
US11029823B2 (en) 2002-09-16 2021-06-08 Touchtunes Music Corporation Jukebox with customizable avatar
US12100258B2 (en) 2002-09-16 2024-09-24 Touchtunes Music Company, Llc Digital downloading jukebox with enhanced communication features
US7822687B2 (en) 2002-09-16 2010-10-26 Francois Brillon Jukebox with customizable avatar
US9646339B2 (en) 2002-09-16 2017-05-09 Touchtunes Music Corporation Digital downloading jukebox system with central and local music servers
US8103589B2 (en) 2002-09-16 2012-01-24 Touchtunes Music Corporation Digital downloading jukebox system with central and local music servers
US8584175B2 (en) 2002-09-16 2013-11-12 Touchtunes Music Corporation Digital downloading jukebox system with user-tailored music management, communications, and other tools
US6775600B1 (en) 2002-10-07 2004-08-10 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Systems and methods for determining a spacecraft orientation
US7136752B2 (en) * 2004-01-09 2006-11-14 The Boeing Company Method and apparatus for on-board autonomous pair catalog generation
US7310578B2 (en) * 2004-01-09 2007-12-18 The Boeing Company Fast access, low memory, pair catalog
CN100349018C (zh) * 2005-10-12 2007-11-14 北京航空航天大学 一种星敏感器内外方元素校准方法
US9171419B2 (en) 2007-01-17 2015-10-27 Touchtunes Music Corporation Coin operated entertainment system
US8332887B2 (en) 2008-01-10 2012-12-11 Touchtunes Music Corporation System and/or methods for distributing advertisements from a central advertisement network to a peripheral device via a local advertisement server
US10290006B2 (en) 2008-08-15 2019-05-14 Touchtunes Music Corporation Digital signage and gaming services to comply with federal and state alcohol and beverage laws and regulations
US8584044B2 (en) * 2007-11-16 2013-11-12 Microsoft Corporation Localized thumbnail preview of related content during spatial browsing
US20090132967A1 (en) * 2007-11-16 2009-05-21 Microsoft Corporation Linked-media narrative learning system
US8081186B2 (en) * 2007-11-16 2011-12-20 Microsoft Corporation Spatial exploration field of view preview mechanism
WO2010005569A1 (en) 2008-07-09 2010-01-14 Touchtunes Music Corporation Digital downloading jukebox with revenue-enhancing features
US12112093B2 (en) 2009-03-18 2024-10-08 Touchtunes Music Company, Llc Entertainment server and associated social networking services
US10564804B2 (en) 2009-03-18 2020-02-18 Touchtunes Music Corporation Digital jukebox device with improved user interfaces, and associated methods
US10719149B2 (en) 2009-03-18 2020-07-21 Touchtunes Music Corporation Digital jukebox device with improved user interfaces, and associated methods
US9292166B2 (en) 2009-03-18 2016-03-22 Touchtunes Music Corporation Digital jukebox device with improved karaoke-related user interfaces, and associated methods
KR101748448B1 (ko) 2009-03-18 2017-06-16 터치튠즈 뮤직 코포레이션 엔터테인먼트 서버 및 관련 소셜 네트워킹 서비스
CN105354940A (zh) 2010-01-26 2016-02-24 踏途音乐公司 具有改进的用户界面的数字点播设备和相关方法
US20110199286A1 (en) * 2010-02-13 2011-08-18 Robin Dziama Spherical Electronic LCD Display
CN101943585B (zh) * 2010-07-02 2013-07-31 哈尔滨工程大学 一种基于ccd星敏感器的标定方法
CN101943584B (zh) * 2010-07-02 2012-05-09 哈尔滨工程大学 基于ccd星敏感器的对准方法
US8743064B2 (en) * 2010-09-17 2014-06-03 A.I. Solutions, Inc. Gesture orbit design
EP2759126B8 (en) 2011-09-18 2021-03-31 Touchtunes Music Corporation Digital jukebox device with karaoke and/or photo booth features, and associated methods
US20130117704A1 (en) * 2011-11-09 2013-05-09 Darius Lahoutifard Browser-Accessible 3D Immersive Virtual Events
JP5403045B2 (ja) * 2011-12-22 2014-01-29 カシオ計算機株式会社 撮像装置、撮像方法及びプログラム
US11151224B2 (en) 2012-01-09 2021-10-19 Touchtunes Music Corporation Systems and/or methods for monitoring audio inputs to jukebox devices
CN102853851B (zh) * 2012-09-17 2015-12-09 常州工学院 计算机模拟星敏感器星场的成像系统和成像方法
CN103411604B (zh) * 2013-07-25 2015-10-21 北京控制工程研究所 一种中高轨道卫星处置月亮干扰红外地球敏感器的方法
US9921717B2 (en) 2013-11-07 2018-03-20 Touchtunes Music Corporation Techniques for generating electronic menu graphical user interface layouts for use in connection with electronic devices
WO2015148644A1 (en) 2014-03-25 2015-10-01 Touchtunes Music Corporation Digital jukebox device with improved user interfaces, and associated methods
JP6273164B2 (ja) * 2014-05-09 2018-01-31 三菱重工業株式会社 観測支援装置、観測支援方法、及び観測支援プログラム
CN104392014B (zh) * 2014-07-31 2017-07-25 长春理工大学 一种动态星模拟器及其星图修正方法
CN104296777B (zh) * 2014-09-10 2017-01-25 长春理工大学 静态星模拟器的星点修正方法
CN105676671B (zh) * 2014-11-21 2018-05-15 上海新跃仪表厂 一种对日定向控制的半物理仿真测试系统
CN105183959B (zh) * 2015-08-25 2018-03-09 航天东方红卫星有限公司 一种获取卫星在轨进行实传时的数传天线遮挡概率的方法
CN105183961A (zh) * 2015-08-25 2015-12-23 航天东方红卫星有限公司 一种用stk获取航天器二维转动机构指向角度的方法
CN109634294B (zh) * 2018-12-10 2022-01-04 上海航天控制技术研究所 一种基于机动能力辨识的抗干扰四元数姿态机动路径规划方法
CN109596146B (zh) * 2018-12-25 2022-07-05 哈尔滨工业大学 一种星敏感器性能外场测试系统
CN109885075A (zh) * 2019-03-06 2019-06-14 扬州大学 一种基于t-s模糊建模的卫星姿态抗干扰容错控制方法
CN109992869B (zh) * 2019-03-26 2022-10-21 中国空间技术研究院 一种星敏感器自动布局计算方法
US11016643B2 (en) 2019-04-15 2021-05-25 Apple Inc. Movement of user interface object with user-specified content
CN110356595B (zh) * 2019-06-11 2020-12-11 北京空间飞行器总体设计部 一种用于航天器轨道动态测试的干扰场景模拟系统
CN110502038B (zh) * 2019-07-23 2022-04-22 北京控制工程研究所 一种机动过程中天线预置的高稳定度控制方法
CN111722635B (zh) * 2020-06-05 2023-06-06 北京空间飞行器总体设计部 一种遥感卫星并行处理任务的方法以及遥感卫星系统
CN112124632B (zh) * 2020-09-22 2022-06-24 上海航天控制技术研究所 激光载荷调整角度饱和的卫星平台卸载方法
CN112093080B (zh) * 2020-09-22 2022-06-24 上海航天控制技术研究所 倾斜轨道卫星平台控制方法、电子设备及存储介质
CN113932802B (zh) * 2021-10-12 2024-05-14 中国科学院微小卫星创新研究院 多个星敏感器的优先级变更方法及系统
CN114061594A (zh) * 2021-10-27 2022-02-18 中国空间技术研究院 一种多视场星空观测卫星目标姿态规划方法
CN114577201B (zh) * 2022-01-13 2023-09-12 中国科学院微小卫星创新研究院 一种航天器多星敏感器布局的优化方法
CN114526742B (zh) * 2022-01-25 2024-05-07 上海卫星工程研究所 微纳卫星姿态基准的构件化通用构造方法及系统
CN117421938B (zh) * 2023-12-18 2024-03-12 齐鲁空天信息研究院 一种面向恒星跟踪观测的地面任务规划方法及系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2050775A (en) * 1979-06-12 1981-01-07 Evans & Sutherland Computer Co Digital Planetarium Display System
JPS6025900A (ja) * 1983-07-25 1985-02-08 株式会社日立製作所 スタ−センサによる姿勢決定システム
JPS60104499A (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 株式会社日立製作所 姿勢決定方式
DE3428741A1 (de) * 1984-08-03 1986-02-13 Messerschmitt-Bölkow-Blohm GmbH, 8012 Ottobrunn Messvorrichtung zur lagebestimmung fuer einen satelliten
US4746976A (en) * 1986-05-23 1988-05-24 Ford Aerospace & Communications Corporation Star sightings by satellite for image navigation
US4944587A (en) * 1988-03-17 1990-07-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Star sensor
DE3935609C1 (ja) * 1989-10-26 1990-12-13 Messerschmitt-Boelkow-Blohm Gmbh, 8012 Ottobrunn, De
FR2654856B1 (fr) * 1989-11-17 1992-03-20 Aerospatiale Procede de visualisation de l'attitude d'un aeronef, pour l'aide au pilotage dans l'espace.
US5202961A (en) * 1990-06-08 1993-04-13 Apple Computer, Inc. Sequential information controller

Also Published As

Publication number Publication date
US5473746A (en) 1995-12-05
EP0618541B1 (en) 2003-03-12
DE69432238T2 (de) 2003-11-27
DE69432238D1 (de) 2003-04-17
KR0136824B1 (ko) 1998-04-29
EP0618541A1 (en) 1994-10-05
JPH07149297A (ja) 1995-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2691133B2 (ja) 恒星センサ・ベースの衛星姿勢制御計画用対話式グラフィック・コンピュータ・システム
US10976911B2 (en) Systems and visualization interfaces for orbital paths and path parameters of space objects
US5987363A (en) Three-dimensional representation of a spacecraft's trajectory
US5689717A (en) Method and apparatus for the placement of annotations on a display without overlap
US6356281B1 (en) Method and apparatus for displaying translucent overlapping graphical objects on a computer monitor
WO1997048037A1 (en) Graphical user interfaces for computer vision systems
GB2300338A (en) Analytical data display method and apparatus
CA2144871A1 (en) Display composting system
JPH05290146A (ja) 三次元空間中の物体を回転させるグラフィック表示方法及び装置
Stodden et al. Space system visualization and analysis using the satellite orbit analysis program (soap)
EP0355458A2 (en) Method and apparatus for selecting items of a menu
WO2021016563A1 (en) Systems and visualization interfaces for orbital paths and path parameters of space objects
US6850875B1 (en) Method and apparatus for determining obscuration of sensors that are mounted on a spacecraft
Krzesinski et al. Multi-task guiding system of the Mt. Suhora Observatory
Stytz et al. The Solar system modeler
Auchère et al. Festival: A multiscale visualization tool for solar imaging data
Pritt An animated graphics program for solving star-sensor-based satellite attitude problems
Pérez-Ayúcar et al. MAPPS 3D tool: use for Rosetta science operations
McConahay How Does a Planetarium Program Help Me Image?
JP7032711B2 (ja) 天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム
Smith et al. The distributed earth model orbiter simulation (DEMOS) three dimensional system at Johnson Space Center
Stytz et al. The Virtual SpacePlane
O'Connor et al. User interface development for semiautomated imagery exploitation
Vanderburgh Space modeler: an expanded, distributed, virtual environment for space visualization
Pritt Animated graphics program for planning satellite attitude maneuvers

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees