JP2690710B2 - ディスクカートリッジ誤挿入防止・飛び出し防止機構 - Google Patents

ディスクカートリッジ誤挿入防止・飛び出し防止機構

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JP2690710B2
JP2690710B2 JP7126142A JP12614295A JP2690710B2 JP 2690710 B2 JP2690710 B2 JP 2690710B2 JP 7126142 A JP7126142 A JP 7126142A JP 12614295 A JP12614295 A JP 12614295A JP 2690710 B2 JP2690710 B2 JP 2690710B2
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JP
Japan
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disc cartridge
cassette holder
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disk cartridge
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俊一 加藤
伸一 鈴木
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群馬日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクカートリッジ誤
挿入防止・飛び出し防止機構に関し、特にディスクカー
トリッジ排出時におけるディスクカートリッジの飛び出
し防止機能を有するディスカートリッジ誤挿入防止・飛
び出し防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のディスクカートリッジ誤
挿入防止機構を示す平面図である。
【0003】従来のディスクカートリッジの誤挿入防止
機構には、例えば、特開平4−53059号公報に開示
された図3に示すような構造がある。
【0004】図3を参照すると、このディスクカートリ
ッジの誤挿入防止機構は、ねじりばね5がカセットホル
ダ4の立ち上がり部4aで支持され、カセットホルダ4
上には切り曲げ部4b,4dが設けられている。そし
て、切り曲げ部4bには、ばねの一端5aが当接し、ね
じりコイルばね5の浮き上がりを防止する。さらに、切
り曲げ部4dには、ばねの他端5bが当接するととも
に、図中、下方に立ち曲げられ、カセットホルダ4の切
り欠き部4c中を移動可能な状態になっている。
【0005】一方、ディスクカートリッジ3は、その一
角に斜辺部3aを備えている。
【0006】次に、このように構成された従来のディス
クカートリッジ誤挿入防止機構の動作について説明す
る。
【0007】まず、ディスクカートリッジ3がカセット
ホルダ4に正常に挿入された場合、ねじりコイルばね5
は、ディスクカートリッジ3の斜辺部3aに当接する。
さらに、ディスクカートリッジ3を矢印B方向に押し込
むと、ばねの他端部5bは、ディスクカートリッジ3の
斜辺部3aを滑動して矢印C方向に移動する。これによ
り、ディスクカートリッジ3をさらに押し込むことがで
きる。
【0008】次に、ディスクカートリッジ3が誤挿入さ
れた場合、ばねの他端部5bとディスクカートリッジ3
とが互いに垂直に当接し、それ以上ディスクカートリッ
ジ3を挿入することができない。
【0009】また、ディスクカートリッジ3の排出時に
は、ねじりコイルばね5がディスクカートリッジ3の側
面を摺動しながら押圧するため、ディスクカートリッジ
3には摩擦力が働いて排出速度が増すのを抑制する。従
って、ディスクカートリッジ3がカセットホルダ4から
勢いよく飛び出すのを防止できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この従来のディスクカ
ートリッジの誤挿入防止機構は、その構成部材の形状が
複雑であるために、加工が困難で部品の寸法精度が出し
にくく、かつスペース的にも無駄が多いという欠点があ
った。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクカー
トリッジを保持するためのカセットホルダと、前記カセ
ットホルダに取り付ける誤挿入防止部材とを有するディ
スクカートリッジ誤挿入防止・飛び出し防止機構におい
て、一端が他端よりも延長したコイルばねと、前記カセ
ットホルダ上面より立ち上げ前記コイルばねを挿入して
保持するばね取り付け部と、前記カセットホルダの側面
に設け前記ディスクカートリッジの誤挿入を阻止しかつ
前記ディスクカートリッジ排出時には前記ディスクカー
トリッジを制動するための前記コイルばねの長端を配置
する切り欠き部と、前記コイルばねの短端を配置しかつ
前記ばね取り付け部からの抜けを防止するばね押え部と
を備えることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示す平面図で
ある。本発明のディスクカートリッジ誤挿入防止・飛び
出し防止機構は、図1に示すように、カセットホルダ1
の上面のディスクカートリッジ挿入口の右側に、コイル
状のばね2と、このばね2を取り付けるばね取付部1a
と、ばね押え部1bおよび切りかき部1cとが配置され
ている。
【0015】ばね2は、コイル部2aを備えており、そ
の一端はディスクカートリッジの誤挿入防止部2bとし
て直線に、かつ切りかき部1cに配置した際に、カセッ
トホルダ1の側面から飛び出るように伸びている。ま
た、ばね2は他端を短くし、かつ先端付近のカセットホ
ルダ1と接触する部分にばね折り曲げ部2cを設けてい
る。そして、ばね2の両端のなす角度は、ばね2をカセ
ットホルダ1に取り付けた際に、ばね2の両端がカセッ
トホルダ1に対し、紙面下方向に押し付ける力を適度に
発生するような角度に設定してある。
【0016】ばね取付部1aは、カセットホルダ1の一
部をL字型に残して抜き、そのL字型の根元を紙面上方
向に折り曲げて作製し、このばね取付部1aには、ばね
2のコイル部2aを差し込むとともに、ばね2の長端を
切りかき部1cに配置し、また、ばね2の短端をね押え
部1bに配置する。
【0017】ばね押え部1bは、カセットホルダ1上に
凹部を形成し、この凹部にばね2の短端の折り曲げ部2
cを配置する。これにより、ばね2のばね取付部1aか
らの抜けを防止する。切りかき部1cは、カセットホル
ダ1の上面から側面にかけて施され、この切りかき部1
cには、ばね2の長端からなるばね誤挿入防止部2bが
配置される。
【0018】次に、このように構成された本発明のディ
スクカートリッジ誤挿入防止・飛び出し防止機構の動作
について説明する。
【0019】図2は、図1のカセットホルダ1にディス
クカートリッジを誤挿入した状態を示すA部拡大斜視図
であって、図2(a)は、ディスクカートリッジを誤挿
入した状態を示し、図2(b)は、ディスクカートリッ
ジを正常に挿入した状態を示す。
【0020】図2(a)を参照すると、ディスクカート
リッジ3が誤って挿入された場合は、まず、ばね誤挿入
防止部2bが、ディスクカートリッジ3の角部に当接
し、ディスクカートリッジ3はそれ以上挿入することが
できない。本実施例によると、挿入初期に誤挿入の認識
が可能である。
【0021】続いて、図2(b)を参照すると、ディス
クカートリッジ3が正常に挿入された場合は、ディスク
カートリッジ3の斜辺部3aがばね誤挿入防止部2bに
当接する。そして、ディスクカートリッジ3を挿入する
にしたがって、ばね誤挿入防止部2bは斜辺部3aに押
し上げられ、ついにはディスクカートリッジの辺3bに
乗り上げる、すなわち、ディスクカートリッジ3が挿入
可能な状態になる。
【0022】また、ディスクカートリッジを排出する場
合は、ディスクカートリッジ3の斜辺部3bがばね誤挿
入防止部2bによって矢印A方向に押し付けられ、排出
の際には摩擦力が働くため、ディスクカートリッジ3の
飛び出しを防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
カートリッジ誤挿入防止・飛び出し防止機構は、単純な
形状の構成部材により、少ないスペースで誤挿入防止と
ディスクカートリッジ排出時の飛び出し防止の機能が得
られるという効果があり、しかも、コスト低減をはかる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のカセットホルダにディスクカートリッジ
を挿入した状態を示すA部拡大斜視図である。
【図3】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1,4 カセットホルダ 1a ばね取付部 1b ばね押え部 1c,4c 切り欠き部 2 ばね 2a ばねコイル部 2b ばね誤挿入防止部 2c ばね折り曲げ部 3 ディスクカートリッジ 3a 斜辺部 3b ディスクカートリッジの辺 4a 立ち上がり部 4b,4d 切り曲げ部 5 ねじりコイルばね 5a ばねの一端 5b ばねの他端

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジを保持するための
    カセットホルダと、前記カセットホルダに取り付ける誤
    挿入防止部材とを有するディスクカートリッジ誤挿入防
    止・飛び出し防止機構において、一端が他端よりも延長
    したコイルばねと、前記カセットホルダ上面より立ち上
    げ前記コイルばねを挿入して保持するばね取り付け部
    と、前記カセットホルダの側面に設け前記ディスクカー
    トリッジの誤挿入を阻止しかつ前記ディスクカートリッ
    ジ排出時には前記ディスクカートリッジを制動するため
    の前記コイルばねの長端を配置する切り欠き部と、前記
    コイルばねの短端を配置しかつ前記ばね取り付け部から
    の抜けを防止するばね押え部とを備えることを特徴とす
    るディスクカートリッジ誤挿入防止・飛び出し防止機
    構。
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JP2524167Y2 (ja) * 1990-11-08 1997-01-29 ティアツク株式会社 カートリッジ誤挿入防止機構
JP2924484B2 (ja) * 1992-08-07 1999-07-26 三菱電機株式会社 フレキシブルディスク装置
JPH0726944U (ja) * 1993-10-27 1995-05-19 ティアック株式会社 記録再生装置のカートリッジ誤挿入防止機構

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