JP2690311B2 - オーディオ機器の音量制御回路 - Google Patents

オーディオ機器の音量制御回路

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JP2690311B2 JP62266344A JP26634487A JP2690311B2 JP 2690311 B2 JP2690311 B2 JP 2690311B2 JP 62266344 A JP62266344 A JP 62266344A JP 26634487 A JP26634487 A JP 26634487A JP 2690311 B2 JP2690311 B2 JP 2690311B2
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音量調整器が最小音量位置か、それに近い値
にある時、ブースト信号を与える事により音量が或る設
定レベルまで増大する様構成されたオーディオ機器特に
交通情報受信機能を有するラジオ受信機等の音量制御回
路に関する。 〔従来の技術〕 従来のブースト信号による音量増大機能を持つラジオ
受信機等は音量可変素子として電子ボリウム有せず、音
量調整器(可変抵抗器)をそのまま使用していた。この
為、第7図に示す様にオーディオ信号が音量調整器1を
介してパワーアンプへ供給される。またブースト時に
は、トランジスタQSがOFFする事により、第8図に示す
様に音量調整器1が最小音量位置の時、出力PLが得られ
る様にRBの値を設定している。また音量調整器1を徐々
にMAX方向に調整した時の音量変化も滑らかであり違和
感がない。 実願昭54−75355号に示す従来装置にあっては音量切
換は可能であるが、希望ブースト設定レベル以上に音量
調整器を調整しても設定レベルが変化せず、目的とする
所の音量変化特性を実現する事で不可能である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、音量可変素子として可変抵抗器が用
いられている。 しかし最近では機能性,操作性等から電子ボリウムを
音量可変素子として用いる事も多くなってきた。 本発明の目的は電子ボリウムを使用した時に、上記従
来技術と同等以上の性能を有する音量制御回路を実現す
る事にある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、音量調整器として、可変抵抗器とブース
ト時の音量を設定する為にブースト量設定抵抗と、設定
した音量を一定に保つ為の帰還回路を設ける事により達
成される。 〔作用〕 ブースト量設定抵抗は、音量調整器がMINの時の音量
レベルを設定し、帰還回路は、電子ボリウムの制御電圧
が、設定音量レベル以上になろうとするのを妨げ、設定
音量を一定に保つ。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。第1
図は本実施例の基本回路例である。同図において、ブー
ストOFFの定常状態(ブースト信号が“H")では、ブー
スト信号用トランジスタ2(QS)及びブースト用トラン
ジスタ3(QB)がON状態でありブースト量設定抵抗7
(RB)は、トランジスタ3(QB)のエミッターコレクタ
ー間抵抗により、短落されていると考えられる。従っ
て、電子ボリウム6の制御電圧は、レベルシフト用抵抗
9(R1),10(R2)と音量調整器1の抵抗値(RV)の分
圧電圧を演算増幅器を用いた電圧補正減算バッファ回路
5に入力する事により得られる。従って音量調整器1を
MINからMAX方向に変化させる事により第2図の曲線Aの
カーブの如く音量を変化させる事が出来る。 次にブーストON信号(ブースト信号が“L")では、前
記トランジスタ2(QS),3(QB)がOFF状態となる。こ
の為、電子ボリウムの制御電圧は前記抵抗9(R1),10
(R2),1(RV)と7(RB)の分圧電圧を電圧補正減算バ
ッファ回路5に入力する事により得られる。 ブーストOFF時の分圧電圧 ブーストON時の分圧電圧 RVMIN:音量調整器1のMIN側の分割抵抗 RVMAX:音量調整器1のMAX側の分割抵抗 従って、抵抗7(RB)の値を選択する事により第4図
bの如く、音量調整器1がMINの時の音量PLを設定出来
る。抵抗7(RB)を可変抵抗器としても良い。 しかしながら第1図による回路例において、音量調整
器をMINからMAX方向に変化させた時、第2図の曲線bに
示した如く、ブーストOFF時の音量が設定レベルPLより
わずかに下の位置等において、ブーストON状態となった
時、音量が設定レベルPLより過大となり違和感を生じて
しまう。 第3図は上記第1図の回路の持つ欠点を克服したもの
である。ブーストOFF時は上記動作と全く同様である。 次にブーストON時について説明するが、この場合の抵
抗7(RB)は設定レベルPLよりも大きな音量に対応する
値に設定しておく。ブーストON(ブースト信号“L")状
態では、トランジスタ2(QS)と3(QB)がOFF状態と
なり、前記(2)式の分圧電圧を生じ、電子ボリウム6
の制御電圧が印加されるが、前述した様に抵抗7(RB
を設定レベルPLより大きく設定する事により、設定レベ
ルPLに対応する制御電圧VLとなる。 次に帰還用抵抗8を設定レベルPLに対応するVLで、帰
還用トランジスタ4(QL)がONする様調整すると、トラ
ンジスタ4(QL)のコレクタに接続したトランジスタ3
(QB)もONする。従って、抵抗7(RB)に流れる電流が
トランジスタ3(QB)に分流し、分圧電圧を変化させ、
制御電圧をVLとする様に動作する。従ってブーストのON
時に音量調整器1が設定レベルPL以下の音量に対する場
合は、上記帰還回路20により、設定レベルPLを一定に保
つ。音量調整器1が設定レベル以上の時は、トランジス
タ3(QB)は常にON状態となり、従って、第4図に示し
た様に、ブーストOFF時の音量変化特性と同等となり、
違和感のない特性を得られる。 第6図に示した特性は、設定レベルPLを抵抗(RB)で
決定し、帰還用抵抗8(PL)を固定抵抗とした時を示
し、帰還用抵抗8を固定とした場合に設定レベルPLに対
応した制御電圧VLと固定抵抗によりトランジスタ(QL
がONする電圧が一致しなかった場合を示したものであ
る。この時は、前記不一致の電圧差に応じた音量の段階
が生じてしまうが、実用的に許容範囲内であれば、帰還
抵抗RLを固定抵抗とする事も出来る。 第5図は、上記実施例(第3図)の回路をGND側を基
準として構成したものであり、バッファ回路5′を、電
圧補正バッファ回路とする事により、前記第4図に示す
特性を実現する事が出来る。 但し、レベルシフト用抵抗は必要に応じて付加する。
またトランジスタ3(QB),2(QS)のベース抵抗は図面
の簡略化の為削除してある。 〔発明の効果〕 本発明によれば、音量可変素子として、電子ボリウム
を使用した機器においても、ブースト機能を違和感なく
実現する事が出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本実施例の基本回路図、第2図は基本回路時
の音量変化特性を示す図、第3図は本実施例の一例を示
す図、第4図,第6図は本実施例の一例の特性を示す
図、第5図は、本実施例の他の一例を示す図、第7図
は、従来の回路例を示す図、第8図は、従来の回路例に
おける音量変化特性を示す図である。 1……音量調整器(RV) 2……ブースト信号用スイッチングトランジスタ(QS) 3……ブースト用トランジスタ(QB) 4……帰還用トランジスタ(QL) 5……電圧補正用減算バッファ回路 5′……電圧補正バッファ回路 6……電子ボリウム素子 7……ブースト量設定抵抗(RB) 8……帰還用抵抗(RL) 9……レベルシフト用抵抗(R1) 10……レベルシフト用抵抗(R2) 20……帰還回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.供給される制御電圧に対応する増幅レベルで音量を
    調整する電子ボリウムと、 最小増幅レベル位置から最大増幅レベル位置まで操作さ
    れる音量調節器と、 オフセット信号が供給されていない場合、前記音量調節
    器の位置に応じた電圧を前記制御電圧として前記電子ボ
    リウムに供給し、オフセット信号が供給されている場合
    に、音量調節器の位置に応じた電圧を、供給する制御電
    圧に対応する増幅レベルが大きくなる方向に所定のオフ
    セット値分シフトさせた電圧を前記制御電圧として、前
    記電子ボリウムに供給する制御電圧生成回路と、 前記制御電圧生成回路に前記オフセット信号を供給する
    ブースト用トランジスタと、 前記制御電圧が前記所定のオフセット値以上である場合
    に、前記ブースト用トランジスタの状態を制御し、前記
    オフセット信号の前記制御電圧生成回路への供給を中止
    させる帰還回路とを有することを特徴とするオーディオ
    機器の音量制御回路。 2.特許請求の範囲第1項記載のオーディオ機器の音量
    制御回路であって、 前記帰還回路は、前記制御電圧を分圧する帰還用の可変
    抵抗器と、 当該可変抵抗器が分圧した制御電圧が所定の電圧レベル
    を越えたときにオン/オフの状態を切り替えることによ
    り、前記ブースト用トランジスタの状態を制御し、前記
    オフセット信号の前記制御電圧生成回路への供給を中止
    させる帰還用トランジスタとを有することを特徴とする
    オーディオ機器の音量制御回路。
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JPS5919445U (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 市光工業株式会社 自動車用ドアミラ−
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