JP2689438B2 - 楽音映像化装置 - Google Patents

楽音映像化装置

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JP2689438B2 JP62219248A JP21924887A JP2689438B2 JP 2689438 B2 JP2689438 B2 JP 2689438B2 JP 62219248 A JP62219248 A JP 62219248A JP 21924887 A JP21924887 A JP 21924887A JP 2689438 B2 JP2689438 B2 JP 2689438B2
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靖 鞍掛
健 足立
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、楽音映像化装置に関し、特に電子楽器等
から入力される楽音信号あるいは情報から和音または和
音進行パターンのような和音情報を検出し、この和音情
報に基づき表示装置によって表示される映像の内容を変
化させるようにした楽音映像化装置に関する。 [従来の技術] 従来、電子楽器あるいは自然楽器等から生成される楽
音の音量、周波数等を検出し、これらのパラメータに基
づきCRTディスプレイ装置等によって表示される所定の
画像の色彩あるいは明るさ等を変更制御する装置が知ら
れている。このような装置を使用することにより、音楽
を耳で聞くと同時にその音楽の特徴に応じて変化する映
像を目で楽しむことができ、従って音楽を単に聴覚的な
面のみでなく視覚的な面をも合せて効果的に楽しむこと
が可能になる。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来例の装置においては、
楽音の音量あるいは周波数に基づき表示画像の制御を行
なうのみであるため、ディスプレイ装置に表示された画
像の変化が必ずしも入力楽音の特徴に応じて変化してお
らず、楽音と映像との適合性が充分に高いとはいえなか
った。 この発明の目的は、このような従来例における問題点
に鑑み、楽音映像化装置において、楽音の和音の進行パ
ターンに応じて表示画像の内容が適格に制御されるよう
にし、もって入力楽音と表示映像との適合性を高めるこ
とにある。 [問題点を解決するための手段] この発明にかかわる楽音映像化装置は、楽音信号また
は楽音演奏情報から和音を検出する和音検出手段と、こ
の和音検出手段で検出される和音情報を所定数順次記憶
する和音記憶手段と、複数の画像情報を記憶した画像情
報記憶手段と、与えられる画像情報に基づき画像の表示
を行なう画像表示手段と、前記和音記憶手段に記憶され
ている所定数の和音情報から和音進行のパターンを検知
する和音進行検知手段と、前記和音進行検知手段で順次
検出される和音進行パターンに対応する画像情報を順
次、前記複数の画像情報から選択して前記画像情報記憶
手段から読み出し、前記画像表示手段に出力する表示制
御手段とを具備することを特徴とする。 [作用] 本発明では、このように、順次検出される和音進行パ
ターンに対応する画像情報を順次、複数の画像情報から
選択して表示するようにしたため、和音進行パターンが
示す楽曲の曲相(悲しい感じ、楽しい感じ等)に応じて
変化する画像表示が行われる。またその際、画像情報を
複数の画像情報間で切り換えて表示するため、曲相に応
じて画像全体が切り替わって変化することになり、より
曲相にマッチした画像表示が行われる。したがって、楽
音のもつイメージと表示画像のもつイメージとを充分に
適合させることが可能となり、このような装置を用いる
ことにより音楽を聴覚的かつ視覚的な面から効果的に楽
しむことが可能となる。 [実施例] 以下、図面によりこの発明の実施例を説明する。第1
図は、この発明に関連した楽音映像化装置の概略をこの
発明の参考として示す。つまり第1図は参考図であり、
この発明の実施例を示すものではない。同図の装置は、
鍵盤1からの鍵情報に基づき対応する楽音を生成出力す
る楽音発生回路3、鍵盤1からの鍵情報に基づき演奏さ
れる楽音中の和音を検出する和音検出回路5、例えばス
イッチその他で構成される調指定手段7、制御回路9、
画像メモリ11、そしてCRTディスプレイ等で構成される
表示装置13を具備している。なお、第1図の装置は、鍵
盤1および楽音発生回路3のような電子楽器の機能部分
をも含んでいるが、これらの部分は別個の装置とするこ
とも可能である。 第1図の装置においては、鍵盤1の操作により楽音発
生回路3において操作された鍵盤に対応する楽音信号が
生成されたスピーカ等を介して発音される。そして、和
音検出回路5は、押下された鍵盤の組合せから和音を検
出し、この和音情報を制御回路9に入力する。この場
合、調指定手段7によって調指定が行われ検出回路5は
指定された調における和音(I度の和音,II度の和音…
…VII度の和音のいずれであるか)を検出する。制御回
路9は、画像メモリ11に記憶された画像情報に基づき表
示装置13にあらかじめ定められた画像を表示している
が、和音検出回路5から和音情報が入力されるとその和
音情報に応じて表示画像の内容を変更する。例えば、表
示装置13において、人物の顔を含む画像を表示してお
き、検出された和音の種類に応じてこの人物の顔の表情
を変える。あるいは、和音情報に応じて表示された人物
の顔色を変えることも可能である。この場合、和音はそ
の種類に応じてそれぞれ特有の印象を与える性質を有し
ているから、この性質に応じて表示画像の内容が変更さ
れる。例えば、ハ長調(C調)おけるI度からVII度ま
での和音はそれぞれ次のような画像に対応させることが
できる。 I度の和音(Cメジャー)は笑った顔に、 II度の和音(Dマイナー)は困った顔に、 III度の和音(Eマイナー)は脹れた顔に、 IV度の和音(Fメジャー)は優しい顔に、 V度の和音(Gメジャー)はいばった顔に、 VI度の和音(Aメジャー)はほっとした顔に、 VII度の和音(Gセブンス)は緊張した顔に、 それぞれ対応づけられる。なお、和音としてはこの他
に種々のものがありそれぞれ特有の性質をもっているか
ら、その和音の性質に応じて表示制御を行うことができ
る。また一般に、メジャー系の和音は明るい、楽しい印
象を与える性質があり、これに対してマイナー系の和音
は暗い、悲しい印象を与える性質を有している。従っ
て、和音がメジャー系かマイナー系かに応じて表示され
た人物の顔の表情等を制御することも可能である。ま
た、各調毎に人物を変え、各調におけるそれぞれの和音
に応じてその表情を変えるように制御することもでき
る。 第2図は、この発明の一実施例にかかわる楽音映像化
変装置の構成を示す。同図の装置は、マイクロプロセッ
サ等により構成されるCPU15、画像メモリ17、例えば鍵
盤等を有する電子楽器19、電子楽器19が接続されたイン
ターフェース回路21、CRTディスプレイ装置のような表
示装置23、表示制御回路25、そしてこれら各部の間を接
続するバスライン27を備えている。画像メモリ17は、リ
ードオンリメモリ(ROM)で構成してもよく、あるいは
ビデオディスク装置その他で構成してもよい。インタフ
ェース回路21は、電子楽器19から例えばMIDI(Musical
Instrument Digital Interface)規格により送られてく
る演奏情報をCPU15の内部処理に適した型式に変換する
ものである。また、CPU15はメモリ装置をも内蔵してい
るものとする。 第2図の装置において、電子楽器19から出力される楽
音信号または演奏情報に含まれる和音の変化すなわち和
音進行パターンに応じて表示装置23に表示される画像の
制御を行う場合の動作につき説明する。第3図に示すよ
うに、電子楽器19から該電子楽器19の演奏に応じて出力
されるMIDI規格の演奏情報をインタフェース回路21を介
してCPU15に入力する。CPU15は、このようにして入力さ
れた演奏情報のうちの押鍵情報から各時点における和音
を検出した所定時間にわたりこの情報を順次内部メモリ
に記憶する。そして例えば、記憶された和音情報を4つ
ずつ順次取込み、各々の4つの和音情報から以下に示す
ように和音進行のパターンを検出する。CPU15は、この
ようにして検出される和音情報を予め内部メモリ等に記
憶されたデータベースとパターンマッチングさせること
ですぐに和音進行情報を検出して喜怒哀楽のパラメータ
の値を得る。この場合におけるデータベースとしてはコ
ード進行の各パターンに対応してそれぞれ喜び、怒り、
悲しさ、楽しさの程度を5点満点で示した喜怒哀楽のパ
ラメータを記憶しておく。例えば、 I,V,I,I「ちょうちょ」 の和音進行パターンでは、喜び4、怒り0、悲しさ0、
楽しさ5、のパラメータとなる。このようにして求めた
喜怒哀楽のパラメータの値に応じて画像メモリ17に記憶
された画像情報を取り出し表示制御回路25を介して表示
装置23で対応する画像を表示出力する。このようにし
て、楽音情報を和音進行パターンに対応する画像を順次
表示し、停止指令あるいは曲が終了するまで画像表示を
行う処理を実行する。 なお、前述の喜怒哀楽のパラメータを得るには、例え
ば、既存の曲を用いて、4小節分の和音進行につき例え
ば喜び、怒り、悲しさ、楽しさについてそれぞれ5点満
点として集団によるアンケート投票を行い、この値を調
整してデータベースを完成させることができる。また、
各パラメータの値と画像とを対応づけるには、例えば画
像は5秒程度の動画または静止画を単位とし、それぞれ
にあらかじめ喜怒哀楽のパラメータを付加しておく。喜
怒哀楽のパラメータの付加も前述と同様に集団によるア
ンケート投票や映像作家の評価等を参考にして喜怒哀楽
のパラメータの値に応じた画像を決定する。例えば「な
の花畑にちょうが飛びかう映像」は喜怒哀楽パラメータ
=(4,0,0,5)に対応づけられる。 [発明の効果] 以上のように、この発明によれば、楽音に含まれる和
音進行パターンに対応してそのイメージに対応する映像
が表示されるから、音楽のもつ喜怒哀楽等のイメージを
聴覚的な面のみでなく、視覚的な面からもより適格に表
現されることが期待でき、楽音と映像との適合性をより
向上させ、曲の雰囲気にマッチした映像を表示させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明に関連した楽音映像化装置の概略を
参考例として示すブロック回路図、 第2図は、この発明の一実施例にかかわる楽音映像化装
置の概略を示すブロック回路図、そして 第3図は第2図の装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。 1:鍵盤、3:楽音発生回路、 5:コード検出回路、7:調指定手段、 9:制御回路、11:画像メモリ、 13:表示装置、15:CPU、 17:画像メモリ、19:電子楽器、 21:インタフェース回路、23:表示装置、 25:表示制御回路、27:バスライン。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.楽音信号または楽音演奏情報から和音を検出する和
    音検出手段と、この和音検出手段で検出される和音情報
    を所定数順次記憶する和音記憶手段と、複数の画像情報
    を記憶した画像情報記憶手段と、与えられる画像情報に
    基づき画像の表示を行なう画像表示手段と、前記和音記
    憶手段に記憶されている所定数の和音情報から和音進行
    のパターンを検知する和音進行検知手段と、前記和音進
    行検知手段で順次検出される和音進行パターンに対応す
    る画像情報を順次、前記複数の画像情報から選択して前
    記画像情報記憶手段から読み出し、前記画像表示手段に
    出力する表示制御手段とを具備することを特徴とする楽
    音映像化装置。
JP62219248A 1987-09-03 1987-09-03 楽音映像化装置 Expired - Lifetime JP2689438B2 (ja)

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